JP4525643B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部記憶媒体の装着が可能な画像処理装置に関する。特に、原稿を読み取って取得した画像データを外部記憶媒体に記憶させる際に、記憶先のフォルダの指定が可能な画像処理装置に関する。
画像処理装置として、記録用紙に記録された画像を走査して画像データを取り込み、取り込んだ画像データに基づく画像を形成して画像出力する複写機能、取り込んだ画像データを外部の装置へ送信する送信機能、ファクシミリ通信を用いて他のファクシミリ装置との間でデータを送受信するファクシミリ機能、及び通信線等を介して外部の装置から取得したデータを画像出力するプリンタ機能等、複数の機能を搭載したデジタル複合機(以下、MFP:Multi Function Peripheralという)が普及している。
一方、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)を利用して作成した文書データ及び画像データ等の各種データを他のPCで利用する際に用いる可搬型記憶媒体としては、従来はフレキシブルディスクが一般的であった。しかし、近年では、可搬型記憶媒体として、大容量の記憶容量を有すると共に、機械的な可動部分がないため、耐久性及び耐振動性が高いUSB(Universal Serial Bus)メモリが、小型軽量化が進んだことも相俟って、フレキシブルディスクに取って代わろうとしている。USBメモリは、USBマスストレージクラスに準拠しており、USBの接続口を備えたPCであれば新たなドライバをインストールせずともアクセスできるため、利便性が高く注目されている。
特許文献1では、このようなUSBメモリの装着が可能であり、記録用紙から取り込んだ画像データをUSBメモリに記憶するように構成された通信装置が開示されている。なお、特許文献1で示された通信装置は、ユーザが、USBメモリに画像データを記憶させる際に、USBメモリに設定されたフォルダを記憶先として指定することができるように構成されている。これにより、PCを用いて、USBメモリに記憶させた画像データに容易にアクセスすることができる。
特開2003−319104号公報
しかし、上述したように、ユーザがフォルダを指定して画像データをUSBメモリに記憶させたにも拘わらず、PCを用いてUSBメモリにアクセスする際に、画像データを記憶させたフォルダをユーザが忘れてしまう場合がある。特に、USBメモリに複数のフォルダが設定されている場合には、画像データを記憶させたフォルダを探さなければならないという煩瑣な作業が必要になり、ユーザの負担が増大するという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外部記憶媒体に記憶させた画像データの前記外部記憶媒体における記憶先を、記録シートに画像形成する、又は外部記憶媒体自身に記憶させることにより、外部記憶媒体における各画像データの記憶先を容易に把握できると共に、確実に管理することが可能な画像処理装置を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、外部記憶媒体に記憶させた画像データの記憶先情報に、各画像データに係るフォルダ情報及びファイル情報を含めることにより、外部記憶媒体における各画像データを、フォルダ情報及びファイル情報によってより容易に管理することが可能な画像処理装置を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、外部記憶媒体に記憶させた画像データの記憶先情報に、各画像データを前記外部記憶媒体から読み出すためのリンク情報を含めることにより、外部記憶媒体における各画像データをより容易に外部記憶媒体から読み出すことが可能な画像処理装置を提供することにある。
本発明に係る画像処理装置は、外部記憶媒体の着脱が可能な装着部と、原稿を読み取って画像データを取得する原稿読取手段と、前記装着部に装着された外部記憶媒体を記憶先として受け付ける記憶先受付手段と、前記原稿読取手段が取得した画像データを前記記憶先受付手段が受け付けた記憶先に記憶させる記憶制御手段とを備える画像処理装置において、前記記憶制御手段が前記外部記憶媒体に画像データを記憶させた場合、前記外部記憶媒体を記憶先とする記憶先情報を生成する生成手段と、該生成手段が生成した記憶先情報を記録シートに記録するか、又は前記外部記憶媒体に記憶させるかの選択を受け付ける受付手段と、該受付手段が記録シートに記録する旨の選択を受け付けた場合に、前記生成手段が生成した記憶先情報に基づく画像を記録シートに記録する手段とを備え、前記記憶制御手段は、前記受付手段が外部記憶媒体に記憶させる旨の選択を受け付けた場合に、前記生成手段が生成した記憶先情報を前記外部記憶媒体に記憶させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、外部記憶媒体の着脱が可能な画像処理装置が、原稿を読み取って取得した画像データを前記外部記憶媒体に記憶させる場合、前記外部記憶媒体を記憶先として受け付ける。前記画像処理装置は、受け付けた記憶先に前記画像データを記憶させた場合、前記外部記憶媒体を記憶先とする記憶先情報を生成する。画像処理装置が、生成した記憶先情報を記録シートに記録する場合、外部記憶媒体に記憶させた画像データの記憶先が画像形成された記録シートによって、各画像データの記憶先を管理することが可能となる。また、画像処理装置が、生成した記憶先情報を外部記憶媒体に記憶させる場合、外部記憶媒体に記憶させた画像データの記憶先を示す記憶先情報を外部記憶媒体において管理することが可能となる。更に、画像処理装置は、記憶先情報を記録シートに記録するか、外部記憶媒体に記憶させるかの選択が可能であり、画像データの記憶先情報を記録シート又は外部記憶媒体で管理することが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記生成手段が生成した記憶先情報を記憶する記憶先情報記憶手段と、該記憶先情報記憶手段に記憶させてある記憶先情報に基づく画像を記録シートに記録する指示を受け付ける記録指示受付手段と、該記録指示受付手段が前記指示を受け付けた場合、前記記憶先情報記憶手段に記憶させてある記憶先情報に基づく画像を記録シートに記録する手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置が、外部記憶媒体に画像データを記憶させた場合に生成した前記画像データの記憶先情報を記憶する。よって、外部記憶媒体に記憶させた画像データの記憶先を、画像処理装置の内部で管理することが可能となる。また、画像処理装置が、記憶している記憶先情報に基づく画像を記録シートに記録する指示を受け付けた場合、前記記憶先情報に基づく画像を記録シートに記録することにより、必要に応じて、各画像データの記憶先を前記記録シートによっても管理することが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記生成手段が生成した記憶先情報を記憶する記憶先情報記憶手段と、該記憶先情報記憶手段に記憶させてある記憶先情報を前記外部記憶媒体に記憶させる指示を受け付ける記憶指示受付手段とを備え、前記記憶制御手段は、前記記憶指示受付手段が前記指示を受け付けた場合、前記記憶先情報記憶手段に記憶させてある記憶先情報を前記外部記憶媒体に記憶させるように構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置が、外部記憶媒体に画像データを記憶させた場合に生成した前記画像データの記憶先情報を記憶する。よって、外部記憶媒体に記憶させた画像データの記憶先を、画像処理装置の内部で管理することが可能となる。また、画像処理装置が、記憶している記憶先情報を前記外部記憶媒体に記憶させる指示を受け付けた場合、前記記憶先情報を前記外部記憶媒体に記憶させることにより、必要に応じて、各画像データの記憶先を外部記憶媒体においても管理することが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記外部記憶媒体は、前記画像データを階層構造で記憶する構成としてあり、前記記憶先情報は、前記画像データに係るフォルダ情報及びファイル情報を含むことを特徴とする。
本発明によれば、外部記憶媒体が画像データを階層構造で記憶しており、外部記憶媒体に画像データを記憶させた場合に生成する記憶先情報が、前記画像データに係るフォルダ情報及びファイル情報を含むことにより、外部記憶媒体に記憶させてある各画像データの記憶先の管理がより容易になる。
本発明に係る画像処理装置は、前記記憶先情報は、該記憶先情報が示す記憶先に記憶された画像データを前記外部記憶媒体から読み出すためのリンク情報を含むことを特徴とする。
本発明によれば、外部記憶媒体に画像データを記憶させた場合に生成する記憶先情報が、前記記憶先情報に係る画像データを前記外部記憶媒体から読み出すためのリンク情報を含むことにより、外部記憶媒体に記憶させてある各画像データの読み出しがより容易となる。
本発明では、外部記憶媒体の着脱が可能な画像処理装置が、原稿を読み取って取得した画像データを、外部から受け付けた記憶先に基づいて外部記憶媒体に記憶させた場合、前記外部記憶媒体を記憶先とする記憶先情報を生成する。画像処理装置が、生成した記憶先情報を記録シートに画像形成した場合、ユーザは、前記記録シートによって、外部記憶媒体における各画像データの記憶先を容易に把握することができる。また、画像処理装置が、生成した記憶先情報を外部記憶媒体に記憶させた場合、前記画像処理装置以外の装置、例えば、PCを用いて前記外部記憶媒体にアクセスすることによっても、外部記憶媒体における各画像データの記憶先を確実に把握することができる。これにより、ユーザは、外部記憶媒体に記憶させた画像データの記憶先を記録シート及び外部記憶媒体のいずれかによって確実に把握できるので、外部記憶媒体に記憶させた画像データを読み出す際のユーザの負担を軽減することができる。
本発明では、画像処理装置が、外部記憶媒体に画像データを記憶させた場合に生成した前記画像データの記憶先情報を自身の装置内部に記憶させておき、必要に応じて、前記記憶先情報を記録シートに記録する。これにより、外部記憶媒体における各画像データの記憶先を画像処理装置において確実に管理することができると共に、前記記憶先情報が記録された記録シートによって容易に把握することができる。
本発明では、画像処理装置が、外部記憶媒体に画像データを記憶させた場合に生成した前記画像データの記憶先情報を自身の装置内部に記憶させておき、必要に応じて、前記記憶先情報を前記外部記憶媒体に記憶させる。これにより、外部記憶媒体における各画像データの記憶先を画像処理装置又は外部記憶媒体において確実に管理することができる。
本発明では、外部記憶媒体に画像データを階層構造で記憶させ、外部記憶媒体に記憶させた画像データの記憶先情報に、各画像データに係るフォルダ情報及びファイル情報を含めることにより、外部記憶媒体に記憶させてある各画像データの記憶先を、フォルダ情報及びファイル情報によってより容易に把握することができる。
本発明では、外部記憶媒体に記憶させた画像データの記憶先情報に、各画像データを前記外部記憶媒体から読み出すためのリンク情報を含めることにより、外部記憶媒体に記憶させてある各画像データをより容易に外部記憶媒体から読み出すことができる。
以下に、本発明に係る画像処理装置をその実施の形態であるMFPを示す図面に基づいて詳述する。
(実施形態1)
図1は本発明に係る画像処理装置としてのMFPを含むネットワーク構成例を示す模式図であり、図中1は本発明の画像処理装置であるMFPを示している。MFP1は、LAN(Local Area Network)を介して複数のコンピュータ(以下、PCという)2,2と接続されている。また、MFP1は、公衆電話交換網PSTNを介して外部のMFP3及びファクシミリ装置4とも接続されている。なお、LANには図示されている他にも多数のPCが接続されており、公衆電話交換網PSTNには図示されている他にも多数のMFP及びファクシミリ装置が接続されていることは言うまでもない。従って、MFP1は、LANを介して複数のPC2,2と、公衆電話交換網PSTNを介して他のMFP3及びファクシミリ装置4と通信可能である。
図2は本発明に係るMFP1の内部構成例を示すブロック図であり、MFP1は、CPU(Central Processing Unit )又はMPU(Micro Processor Unit)等で構成してある制御部10を備えている。制御部10は、バス10aを介して、ROM11、RAM12、NCU(Network Control Unit)13、モデム14、原稿読取部15、画像メモリ16、画像形成部17、操作部18、操作パネル19、LANに接続するためのLANインタフェース20、HDD(Hard Disk Drive )21、USBメモリ5にアクセスするためのUSBインタフェース22等と接続されている。
制御部10は、上述したようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM11に予め格納されている制御プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実現する。ROM11は、制御部10が本発明の画像処理装置として動作するために必要な種々の制御プログラムを記憶している。また、RAM12は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成されており、制御部10による制御プログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
モデム14は、ファクシミリ通信が可能なファックスモデムで構成されており、NCU13とも直接的に接続されている。NCU13は、公衆電話交換網PSTNと接続されており、必要に応じてモデム14を公衆電話交換網PSTNと接続し、公衆電話交換網PSTNを介して外部のMFP3及びファクシミリ装置4との間でのファクシミリ通信を可能としている。
原稿読取部(原稿読取手段)15は、CCD(Charge Coupled Device)を利用したスキャナで構成されており、原稿を読み取ることにより画像データを取得し、取得した画像データを画像メモリ16に記憶させる。画像メモリ16は、DRAMにより構成されており、モデム14及びNCU13を介したファクシミリ通信により受信した画像データ、及び原稿読取部15により読み取った画像データを一時的に記憶する。
画像形成部17は、例えば電子写真方式のプリンタ装置であって、画像メモリ16に記憶させてある画像データに基づく画像を、ハードコピーとしてA3縦,B4縦,A4縦,B5横及びA5横等の各サイズの記録用紙又はOHP(Over Head Projector) シート等の記録シートから最適なサイズのものを選択して記録する。
操作パネル19は、ユーザの操作により制御命令等の情報が入力されるタッチパネル又はテンキー等の入力部と、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成され、MFP1の動作状態、入力部から入力された情報、ユーザに通知すべき情報等の表示を行なう表示部とにより構成されている。操作部18は、操作パネル19の入力部に設けられたキー以外のキー、例えば、原稿の読取の開始を指示するスタートキー、各種の処理の中断を指示するストップキー、短縮ダイヤルキー及び各種のファンクションキー等を備えている。
上述した構成により、MFP1は、図示しない所定の原稿載置台にユーザにより載置された原稿を原稿読取部15により読み取り、得られた画像データをNCU13及びモデム14を介して公衆電話交換網PSTNに接続されている他のMFP3及びファクシミリ装置4へ送信し、また、外部のMFP3及びファクシミリ装置4がファクシミリ通信にて送信した画像データを、公衆電話交換網PSTNを介して受信するファクシミリ装置として機能する。
また、MFP1は、原稿読取部15により原稿を読み取り、得られた画像データに基づく画像を画像形成部17で記録用紙に複写する複写装置としても機能する。また、MFP1は、LANインタフェース20を介してLANに接続してあるPC2,2から受信したデータに基づく画像を画像形成部17で記録用紙に記録するネットワークプリンタとしても機能する。更に、MFP1は、原稿読取部15により原稿を読み取り、得られた画像データをLANインタフェース20を介してLANに接続してあるPC2,2へ送信するネットワークスキャナとしても機能する。
更に、MFP1は、記憶容量の大きいHDD21を備えており、上述したように、ファクシミリ通信により外部から受信した画像データ、原稿読取部15により原稿から読み取った画像データ、及びLANを介して外部のPC2,2から受信した画像データを適宜HDD21に記憶させて各種の処理を並行して行なっている。また、MFP1は、上述したような各種の画像データを、ユーザが再利用できるように画像ファイルとしてHDD21に蓄積させておくことにより、画像データのファイルサーバ装置としても機能する。
ここで、本実施形態1のMFP1は、外部記憶媒体としてのUSBメモリ5の着脱が可能な装着ポート(装着部)22aを備えており、図中の矢符Aで示す方向でUSBメモリ5をMFP1に装着することにより、USBメモリ5のコネクタと装着ポート22aとが接続される。これにより、MFP1は、原稿読取部15により原稿を読み取って得られた画像データを、装着ポート22aに装着されたUSBメモリ5にUSBインタフェース22を介して記憶させることもできる。
以下に、MFP1において、原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に記憶させる処理について説明する。図3及び図4は操作パネル19に表示される表示画面の構成例を示す模式図であり、図3(a)は、MFP1をスキャナとして動作させる際の待機画面の例を示している。本実施形態1のMFP1においては、原稿を読み取る際の設定条件として、画質、濃度、解像度及び読取サイズの設定が可能に構成してある。従って、図3(a)に示す待機画面には、画質の設定を行なうための画質キーと、濃度の設定を行なうための濃度キーと、解像度の設定を行なうための解像度キーと、読取サイズの設定を行なうための読取サイズキーとが表示してある。
また、図3(a)に示す待機画面には、原稿から読み取った画像データを保存(記憶)する際の保存先としてのファイル名を入力するためのファイル名キーが表示してある。本実施形態1のMFP1においては、ユーザによりファイル名キーが操作された場合、操作パネル19にソフトキーボードが表示され、任意のファイル名を入力できるように構成されている。なお、ファイル名が入力されない場合は、制御部10が、例えば日時情報に基づいてファイル名を生成する。
ここで、USBメモリ5は画像データを階層構造で記憶しており、本実施形態1のMFP1は、原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に設けられている任意のフォルダに記憶できるように構成されている。図3(a)に示す待機画面には参照キーが表示されており、ユーザによって参照キーが操作された場合、MFP1は、装着ポート22aに装着されたUSBメモリ5に設けられたフォルダの構成情報を取得し、図3(b)に示すようなフォルダ指定画面を操作パネル19に表示させる。なお、装着ポート22aにUSBメモリ5が装着されていない場合には、図4(b)に示す表示画面が操作パネル19に表示され、USBメモリ5の装着を促す。
図3(b)に示すフォルダ指定画面には、USBメモリ5に設けられたフォルダがツリー状に表示されており、ユーザは所望のフォルダのフォルダ名に触れることにより、任意のフォルダを選択することができる。図3(b)では、フォルダ名「\FolderA\FolderA1」のフォルダが選択されている。図3(b)に示すフォルダ指定画面において、ユーザによって確定キーが操作された場合、操作パネル19は、ユーザによって選択されたフォルダ名(記憶先)を受け付ける記憶先受付手段として動作し、受け付けたフォルダ名を制御部10へ通知する。
MFP1の制御部10は、操作パネル19を介してユーザが選択したフォルダ名を、ユーザからの入力又は制御部10による生成処理によって生成されたファイル名と共に、原稿から読み取った画像データの記憶先としてRAM12に記憶させておく。また、制御部10は、ユーザが操作部18のスタートキーを操作した場合、原稿読取部15によって原稿を読み取り、得られた画像データを、RAM12に記憶させておいたフォルダ名及びファイル名を指定してUSBメモリ5に記憶させる記憶制御手段として動作する。
ここで、本実施形態1のMFP1は、上述したように原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に記憶させた場合、記憶先のフォルダを示すフォルダ情報及びファイルを示すファイル情報をUSBメモリ5に記憶させるか、又は画像出力させることが可能に構成されている。従って、制御部10は、原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に記憶させた場合、記憶先のフォルダのフォルダ情報及びファイルのファイル情報を含む記憶先情報を生成する生成手段として動作する。
MFP1は、上述したように生成した記憶先情報をUSBメモリ5に記憶させるか、又は画像出力させる選択を受け付けるために、図3(b)に示すフォルダ指定画面において、画像データの記憶先が設定された場合、図3(c)に示す表示画面を操作パネル19に表示させる。図3(c)は、記憶先情報の出力先の選択を促す出力先選択画面であり、「USBメモリ」又は「画像出力」がユーザによって選択された場合、制御部10は、選択された出力先をRAM12に記憶させておく。また、制御部10は、図4(a)に示すように、ユーザによって指定された記憶先及び記憶先情報の出力先が表示された待機画面を操作パネル19に表示させる。なお、図4(a)に示す待機画面は、記憶先情報の出力先としてUSBメモリ5が選択された場合を示している。
ユーザは、図4(a)に示す待機画面に基づいて、自身が設定した記憶先及び記憶先情報の出力先が正しいか否かを確認し、正しければ操作部18のスタートキーを操作して原稿の読取の開始を指示する。MFP1の制御部10は、ユーザによって操作部18のスタートキーが操作された場合、所定の原稿載置台に載置された原稿を原稿読取部15により読み取り、得られた画像データを画像メモリ16に一旦記憶させる。また、制御部10は、RAM12に記憶させておいたフォルダ名及びファイル名を指定し、画像メモリ16に記憶させた画像データをUSBメモリ5に記憶させる。
また、制御部10は、画像データを記憶させたフォルダ名及びファイル名を含む記憶先情報を生成し、生成した記憶先情報を、USBメモリ5のルートフォルダにファイルとして記憶させる。記憶先情報は、具体的には、原稿を読み取った日時を示すスキャン日時、画像データに付与したファイル名、画像データのページ数、画像データのデータサイズ、USBメモリ5に記憶させた画像データの記憶先等を含む。なお、記憶先情報は、html形式又はテキスト形式のファイルとしてUSBメモリ5に記憶される。
一方、制御部10は、記憶先情報の出力先として画像出力が選択された場合、画像データを記憶させたフォルダ名及びファイル名を含む記憶先情報に基づく画像を、画像形成部17によって記録用紙に画像形成する。図5は画像形成された記憶先情報を示す模式図である。図5に示すように、スキャン日時、ファイル名、ページ数、データサイズ、記憶先を含む記憶先情報が画像出力された記録用紙によって、ユーザは、USBメモリ5に記憶させた画像データの記憶先を容易に把握することができる。
以下に、上述した構成のMFP1において、原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に記憶させる処理について、フローチャートに基づいてより具体的に説明する。図6及び図7は本発明に係るMFP1による画像データのUSBメモリ5への記憶処理手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理は、ROM11に格納されている制御プログラムに従って制御部10によって実行される。
図3(a)に示す待機画面において、ユーザが画質キー、濃度キー、解像度キー、読取サイズキー及びファイル名キーの各キーを操作した場合、MFP1の操作パネル19は、ユーザによって選択された読取条件を受け付け、操作パネル19が受け付けた読取条件を制御部10がRAM12に記憶することにより設定する(S1)。
制御部10は、図3(a)に示す待機画面において、ユーザによって参照キーが操作されたか否かを判断しており(S2)、参照キーが操作されたと判断した場合(S2:YES)、装着ポート22aにUSBメモリ5が装着されているか否かを判断する(S3)。制御部10は、参照キーが操作されていないと判断した場合(S2:NO)、ステップS1へ処理を戻し、操作パネル19を介して受け付ける読取条件の設定処理を継続する。
制御部10は、USBメモリ5が装着されていると判断した場合(S3:YES)、USBインタフェース22を介してUSBメモリ5に設けられたフォルダの構成情報を取得し(S4)、図3(b)に示すようなフォルダ指定画面を生成して操作パネル19に表示させる(S5)。制御部10は、USBメモリ5が装着されていないと判断した場合(S3:NO)、図4(b)に示すような、USBメモリ5の装着を促す表示画面を操作パネル19に表示させ(S6)、ステップS3へ処理を戻す。
制御部10は、図3(b)に示すフォルダ指定画面において、ユーザによって確定キーが操作されたか否かを判断しており(S7)、確定キーが操作されていないと判断した場合(S7:NO)、ユーザによってキャンセルキーが操作されたか否かを判断する(S8)。制御部10は、キャンセルキーが操作されていないと判断した場合(S8:NO)、ステップS7へ処理を戻し、図3(b)に示すフォルダ指定画面において、確定キー又はキャンセルキーのいずれかが操作されるまで待機し、キャンセルキーが操作されたと判断した場合(S8:YES)、何も行なわずに上述した処理を終了する。
制御部10は、図3(b)に示すフォルダ指定画面において、ユーザによって確定キーが操作されたと判断した場合(S7:YES)、フォルダ指定画面を介してユーザによって選択されたフォルダのフォルダ名を受け付け、受け付けたフォルダ名を、図3(a)に示す待機画面を介してユーザが入力したファイル名又は制御部10によって生成されたファイル名と共に、RAM12に記憶させる(S9)。
次に、制御部10は、図3(c)に示すような出力先選択画面を生成して操作パネル19に表示させる(S10)。制御部10は、図3(c)に示す出力先選択画面において、ユーザによってUSBメモリキーが操作されたか否かを判断しており(S11)、USBメモリキーが操作されたと判断した場合(S11:YES)、USBメモリ5を記憶先情報の出力先としてRAM12に記憶させることにより設定する(S12)。また、制御部10は、USBメモリキーが操作されていないと判断した場合(S11:NO)、画像出力キーが操作されたか否かを判断する(S13)。
制御部10は、ユーザによって画像出力キーが操作されたと判断した場合(S13:YES)、画像出力を記憶先情報の出力先としてRAM12に記憶させることにより設定する(S14)。なお、制御部10は、画像出力キーが操作されていないと判断した場合(S13:NO)、ステップS11へ処理を戻し、図3(c)に示す出力先選択画面において、USBメモリキー又は画像出力キーのいずれかが操作されるまで待機する。
次に、制御部10は、図4(a)に示すような待機画面を生成して操作パネル19に表示させる(S15)。制御部10は、ユーザによって操作部18のスタートキーが操作されたか否かを判断しており(S16)、スタートキーが操作されたと判断した場合(S16:YES)、原稿読取部15によって原稿を読み取り、得られた画像データを画像メモリ16に一旦記憶させる(S17)。なお、制御部10は、スタートキーが操作されていないと判断した場合(S16:NO)、スタートキーが操作されるまで待機する。
制御部10は、ステップS9でRAM12に記憶させたフォルダ名及びファイル名を指定し、画像メモリ16に記憶させた画像データをUSBメモリ5に記憶させ(S18)、USBメモリ5に記憶させた画像データのフォルダ情報及びファイル情報を含む記憶先情報を生成する(S19)。
制御部10は、ステップS12又はステップS14でRAM12に記憶させた記憶先情報の出力先がUSBメモリ5であるか否かを判断しており(S20)、記憶先情報の出力先がUSBメモリ5であると判断した場合(S20:YES)、ステップS19で生成した記憶先情報をUSBメモリ5のルートフォルダにファイルとして記憶させる(S21)。また、制御部10は、記憶先情報の出力先がUSBメモリ5でないと判断した場合(S20:NO)、即ち、記憶先情報の出力先が画像出力である場合、ステップS19で生成した記憶先情報に基づく画像を、画像形成部17によって記録用紙に画像出力する(S22)。
上述したように、MFP1が原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に記憶させた場合に、画像データのUSBメモリ5における記憶先をUSBメモリ5自身に記憶させることにより、MFP1以外の装置、例えば、PC2,2を用いてUSBメモリ5にアクセスする場合であっても、USBメモリ5に記憶させた画像データの記憶先を確実に把握することができる。また、MFP1が原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に記憶させた場合に、画像データのUSBメモリ5における記憶先を画像出力することにより、ユーザは、記憶先が画像出力された記録用紙によって、USBメモリ5に記憶させた画像データの記憶先を容易に把握することができる。これにより、USBメモリ5に記憶させた画像データを読み出す際のユーザの負担を軽減することができる。
(実施形態2)
以下に、本発明に係る画像処理装置を、実施形態2のMFPに基づいて詳述する。なお、本実施形態2に係るMFPは、上述した実施形態1のMFP1と同様の構成を有するため、構成についての説明を省略する。上述した実施形態1では、原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5へ記憶させる都度、記憶させた画像データにおける記憶先情報をUSBメモリ5へ記憶させるか、又は画像出力させる構成を有するMFP1について説明した。本実施形態2のMFP1は、USBメモリ5が装着ポート22aに一旦装着されてから取り外されるまでの間に、原稿から読み取られてUSBメモリ5へ記憶された全ての画像データにおける記憶先情報を、一括してUSBメモリ5へ記憶させるか、又は画像出力させる構成を有する。
以下に、本実施形態2のMFP1において、原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に記憶させる処理について説明する。図8は操作パネル19に表示される表示画面の構成例を示す模式図である。本実施形態2のMFP1は、上述した実施形態1のMFP1と同様に、図3(a)に示す待機画面及び図3(b)に示すフォルダ指定画面を介してユーザから入力された各種の読取条件及び原稿から読み取った画像データの記憶先を受け付ける。
MFP1の制御部10は、操作パネル19に表示された待機画面及びフォルダ指定画面に従ってユーザが入力した読取条件及び画像データの記憶先をRAM12に記憶させておき、図8(a)に示すように、ユーザによって指定された記憶先が表示された待機画面を操作パネル19に表示させる。ユーザは、図8(a)に示す待機画面に基づいて、自身が設定した記憶先が正しいか否かを確認し、正しければ操作部18のスタートキーを操作して原稿の読取の開始を指示する。
MFP1の制御部10は、ユーザによって操作部18のスタートキーが操作された場合、所定の原稿載置台に載置された原稿を原稿読取部15により読み取り、得られた画像データを画像メモリ16に一旦記憶させる。また、制御部10は、RAM12に記憶させておいた記憶先を指定し、画像メモリ16に記憶させた画像データをUSBメモリ5に記憶させる。
更に、制御部10は、画像データを記憶させた記憶先を示す記憶先情報を生成し、生成した記憶先情報を、HDD(記憶先情報記憶手段)21に記憶させてある記憶先リストに追加する。図9は記憶リストを説明するための模式図であり、図9(a)は記憶先リストの構成例を示す模式図である。記憶先リストは、原稿を読み取った日時を示すスキャン日時、画像データに付与したファイル名、画像データのページ数、画像データのデータサイズ、USBメモリ5に記憶させた画像データの記憶先等を含む記憶先情報を複数有しており、html形式又はテキスト形式のファイルとしてHDD21に記憶されている。
上述したように、HDD21に記憶先リストを記憶しているMFP1において、制御部10は、図8(b)に示すような待機画面を操作パネル19に表示させる。図8(b)に示す待機画面は、図3(b)に示した待機画面に、更に記憶先情報出力キーを表示する。図8(b)に示すような待機画面において、ユーザによって記憶先情報出力キーが操作された場合、制御部10は、図8(c)に示す表示画面を操作パネル19に表示させる。図8(c)は、記憶先情報の出力先の選択を促す出力先選択画面である。
図8(c)に示す出力先選択画面において、ユーザによってUSBメモリキーが操作された場合、操作パネル19は、HDD21に記憶してある記憶先リストをUSBメモリ5に記憶させる指示を受け付ける記憶指示受付手段として動作する。操作パネル19が記憶先リストをUSBメモリ5に記憶させる指示を受け付けた場合、制御部10は、図9(a)に示した記憶先リストをHDD21から読み出し、USBインタフェース22を介してUSBメモリ5のルートフォルダに記憶させる。
一方、図8(c)に示す出力先選択画面において、ユーザによって画像出力キーが操作された場合、操作パネル19は、HDD21に記憶してある記憶先リストに基づく画像を記録用紙に記録する指示を受け付ける記録指示受付手段として動作する。操作パネル19が記憶先リストを画像出力させる指示を受け付けた場合、制御部10は、図9(a)に示した記憶先リストに基づく画像を、画像形成部17によって記録用紙に画像形成する。図9(b)は画像形成された記憶先リストを示す模式図である。図9(b)に示すように、スキャン日時、ファイル名、ページ数、データサイズ、記憶先を含む複数の記憶先情報が画像出力された記録用紙によって、ユーザは、USBメモリ5に記憶させた各画像データの記憶先を容易に把握することができる。
以下に、上述した本実施形態2のMFP1において、原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に記憶させる処理について、フローチャートに基づいてより具体的に説明する。図10及び図11は実施形態2に係るMFP1による画像データのUSBメモリ5への記憶処理手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理は、ROM11に格納されている制御プログラムに従って制御部10によって実行される。
本実施形態2のMFP1において、制御部10は、まず、装着ポート22aにUSBメモリ5が装着されているか否かを判断しており(S31)、USBメモリ5が装着されていないと判断した場合(S31:NO)、装着されるまで待機する。制御部10は、USBメモリ5が装着されていると判断した場合(S31:YES)、USBインタフェース22を介してUSBメモリ5に設けられたフォルダの構成情報を取得してRAM12に記憶させる(S32)。
図3(a)に示す待機画面において、ユーザが画質キー、濃度キー、解像度キー、読取サイズキー及びファイル名キーの各キーを操作した場合、MFP1の操作パネル19は、ユーザによって選択された読取条件を受け付け、操作パネル19が受け付けた読取条件を制御部10がRAM12に記憶することにより設定する(S33)。
制御部10は、図3(a)に示す待機画面において、ユーザによって参照キーが操作されたか否かを判断しており(S34)、参照キーが操作されたと判断した場合(S34:YES)、USBメモリ5から取得してRAM12に記憶させてあるフォルダの構成情報に基づいて、図3(b)に示すようなフォルダ指定画面を生成して操作パネル19に表示させる(S35)。制御部10は、参照キーが操作されていないと判断した場合(S34:NO)、ステップS33へ処理を戻し、操作パネル19を介して受け付ける読取条件の設定処理を継続する。
制御部10は、図3(b)に示すフォルダ指定画面において、ユーザによって確定キーが操作されたか否かを判断しており(S36)、確定キーが操作されていないと判断した場合(S36:NO)、ユーザによってキャンセルキーが操作されたか否かを判断する(S37)。制御部10は、キャンセルキーが操作されていないと判断した場合(S37:NO)、ステップS36へ処理を戻し、図3(b)に示すフォルダ指定画面において、確定キー又はキャンセルキーのいずれかが操作されるまで待機し、キャンセルキーが操作されたと判断した場合(S37:YES)、何も行なわずに上述した処理を終了する。
制御部10は、図3(b)に示すフォルダ指定画面において、ユーザによって確定キーが操作されたと判断した場合(S36:YES)、フォルダ指定画面を介してユーザによって選択されたフォルダのフォルダ名を受け付け、受け付けたフォルダ名を、図3(a)に示す待機画面を介してユーザが入力したファイル名又は制御部10によって生成されたファイル名と共に、RAM12に記憶させる(S38)。
次に、制御部10は、図8(a)に示すような待機画面を生成して操作パネル19に表示させる(S39)。制御部10は、ユーザによって操作部18のスタートキーが操作されたか否かを判断しており(S40)、スタートキーが操作されたと判断した場合(S40:YES)、原稿読取部15によって原稿を読み取り、得られた画像データを画像メモリ16に一旦記憶させる(S41)。なお、制御部10は、スタートキーが操作されていないと判断した場合(S40:NO)、スタートキーが操作されるまで待機する。
制御部10は、ステップS38でRAM12に記憶させたフォルダ名及びファイル名を指定し、画像メモリ16に記憶させた画像データをUSBメモリ5に記憶させ(S42)、USBメモリ5に記憶させ画像データのフォルダ情報及びファイル情報を含む記憶先情報を生成し、HDD21の記憶先リストに記憶させる(S43)。
以下に、上述したように、HDD21に記憶先リストを記憶しているMFP1において、記憶先リストの出力処理について説明する。図12は実施形態2に係るMFP1による記憶先リストの出力処理手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理は、ROM11に格納されている制御プログラムに従って制御部10によって実行される。
図8(b)に示すように、記憶先情報出力キーが表示された待機画面を操作パネル19に表示しているMFP1において、制御部10は、ユーザによって記憶先情報出力キーが操作されたか否かを判断しており(S51)、記憶先情報出力キーが操作されていないと判断した場合(S51:NO)、記憶先情報出力キーが操作されるまで待機する。制御部10は、記憶先情報出力キーが操作されたと判断した場合(S51:YES)、図8(c)に示すような出力先選択画面を生成して操作パネル19に表示させる(S52)。
制御部10は、図8(c)に示す出力先選択画面において、ユーザによってUSBメモリキーが操作されたか否かを判断しており(S53)、USBメモリキーが操作されたと判断した場合(S53:YES)、HDD21に記憶してある記憶先リストをHDD21から読み出し、USBインタフェース22を介してUSBメモリ5のルートフォルダに記憶させる(S54)。また、制御部10は、USBメモリキーが操作されていないと判断した場合(S53:NO)、画像出力キーが操作されたか否かを判断する(S55)。
制御部10は、ユーザによって画像出力キーが操作されたと判断した場合(S55:YES)、HDD21に記憶してある記憶先リストに基づく画像を、画像形成部17によって記録用紙に画像出力する(S56)。なお、制御部10は、画像出力キーが操作されていないと判断した場合(S55:NO)、ステップS53へ処理を戻し、図8(c)に示す出力先選択画面において、USBメモリキー又は画像出力キーのいずれかが操作されるまで待機する。
上述したように、MFP1が原稿から読み取った画像データをUSBメモリ5に記憶させた場合に、画像データのUSBメモリ5における記憶先をHDD21の記憶先リストに一旦記憶させておき、ユーザからの指示に従ってUSBメモリ5に記憶させる。これにより、USBメモリ5に記憶させた複数の画像データそれぞれの記憶先を確実に把握することができ、MFP1以外の装置、例えば、PC2,2を用いてUSBメモリ5にアクセスする際に、ユーザが所望の画像データを容易に検索することができる。また、HDD21に記憶してある記憶先リストを、ユーザからの指示に従って画像出力することにより、ユーザは、記憶先が画像出力された記録用紙によって、USBメモリ5に記憶させた各画像データの記憶先を容易に把握することができる。
上述した各実施形態では、記憶先情報がスキャン日時、ファイル名、ページ数、データサイズ、記憶先を含む構成について説明したが、USBメモリ5にアクセスする際に容易に画像データをUSBメモリ5から読み出せるように、USBメモリ5に記憶させた各画像データへのリンク情報を記憶先情報に含める構成としてもよい。
また、上述した各実施形態では、MFP1に着脱可能な可搬型の外部記憶媒体としてUSB接続が可能なUSBメモリ5を用いた例について説明したが、例えばUSBケーブルを介してMFP1との接続が可能な音楽プレーヤ、携帯電話機、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等を用いることもできる。また、USB接続に限られず、ICメモリカード、メモリスティック、フレキシブルディスク、MO(Magnet Optical disk)、MFP1に着脱可能なハードディスク等を用いることもできる。
本発明に係る画像処理装置としてのMFPを含むネットワーク構成例を示す模式図である。 本発明に係るMFPの内部構成例を示すブロック図である。 操作パネルに表示される表示画面の構成例を示す模式図である。 操作パネルに表示される表示画面の構成例を示す模式図である。 画像形成された記憶先情報を示す模式図である。 本発明に係るMFPによる画像データのUSBメモリへの記憶処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係るMFPによる画像データのUSBメモリへの記憶処理手順を示すフローチャートである。 操作パネルに表示される表示画面の構成例を示す模式図である。 記憶先リストを説明するための模式図である。 実施形態2に係るMFPによる画像データのUSBメモリへの記憶処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係るMFPによる画像データのUSBメモリへの記憶処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係るMFPによる記憶先リストの出力処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP(画像処理装置)
5 USBメモリ(外部記憶媒体)
10 制御部(記憶制御手段、生成手段)
15 原稿読取部(原稿読取手段)
19 操作パネル(記憶先受付手段、記録指示受付手段、記憶指示受付手段)
21 HDD(記憶先情報記憶手段)
22a 装着ポート(装着部)

Claims (5)

  1. 外部記憶媒体の着脱が可能な装着部と、原稿を読み取って画像データを取得する原稿読取手段と、前記装着部に装着された外部記憶媒体を記憶先として受け付ける記憶先受付手段と、前記原稿読取手段が取得した画像データを前記記憶先受付手段が受け付けた記憶先に記憶させる記憶制御手段とを備える画像処理装置において、
    前記記憶制御手段が前記外部記憶媒体に画像データを記憶させた場合、前記外部記憶媒体を記憶先とする記憶先情報を生成する生成手段と、
    該生成手段が生成した記憶先情報を記録シートに記録するか、又は前記外部記憶媒体に記憶させるかの選択を受け付ける受付手段と、
    該受付手段が記録シートに記録する旨の選択を受け付けた場合に、前記生成手段が生成した記憶先情報に基づく画像を記録シートに記録する手段とを備え
    前記記憶制御手段は、前記受付手段が外部記憶媒体に記憶させる旨の選択を受け付けた場合に、前記生成手段が生成した記憶先情報を前記外部記憶媒体に記憶させるようにしてあることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記生成手段が生成した記憶先情報を記憶する記憶先情報記憶手段と、
    該記憶先情報記憶手段に記憶させてある記憶先情報に基づく画像を記録シートに記録する指示を受け付ける記録指示受付手段と、
    該記録指示受付手段が前記指示を受け付けた場合、前記記憶先情報記憶手段に記憶させてある記憶先情報に基づく画像を記録シートに記録する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記生成手段が生成した記憶先情報を記憶する記憶先情報記憶手段と、
    該記憶先情報記憶手段に記憶させてある記憶先情報を前記外部記憶媒体に記憶させる指示を受け付ける記憶指示受付手段と
    を備え、
    前記記憶制御手段は、前記記憶指示受付手段が前記指示を受け付けた場合、前記記憶先情報記憶手段に記憶させてある記憶先情報を前記外部記憶媒体に記憶させるように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記外部記憶媒体は、前記画像データを階層構造で記憶する構成としてあり、
    前記記憶先情報は、前記画像データに係るフォルダ情報及びファイル情報を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれかひとつに記載の画像処理装置。
  5. 前記記憶先情報は、該記憶先情報が示す記憶先に記憶された画像データを前記外部記憶媒体から読み出すためのリンク情報を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれかひとつに記載の画像処理装置。
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