JP4525054B2 - シート用走行装置、シートの製造装置および製造方法、シート用走行装置の性能測定方法 - Google Patents

シート用走行装置、シートの製造装置および製造方法、シート用走行装置の性能測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、シート走行通路を走行する紙、プラスチックフィルム、または金属箔などのシートを安定走行させるシート用安定走行装置、シートの製造装置および製造方法、シート用走行装置の性能測定方法に関するものである。
従来のシート用走行安定装置は、シート走行路に沿ってノズルを設置し、ノズルから気体を吹き出してシートを安定走行させるものがある(例えば、特許文献1〜2参照)。ノズルは、気体の吹き出し部と、シート走行路に対面する平坦部と、シート走行路に対面して広がる傾斜部を備えている。ファン、または熱交換機からノズルに供給され、吹き出し部から吹き出された気体は、シート走行路と平坦部間を通過し、傾斜部に導かれ、傾斜部を通過する気体はコアンダ効果による負圧によりシートを吸引する。
また、ノズルの平坦部と傾斜部がなす開き角を0度以上10度未満(好ましくは0度以上5度未満)の範囲を満足するように選択することで、シートの張力の分力(ノズルからシートを離反させる方向の力)よりも勝るシート吸引力を発生させるようにしたノズルが提案されている(例えば、特許文献3参照)。該ノズルをシート走行路に沿って、適宜間隔毎に配設することで連続してシートを安定走行させるものである。この際、連続して配設されたノズルにおいて、前方ノズルから吹き出された気体が後方ノズルに流入してくるのを防ぐために遮断板をノズル間に設置することが考えられる。また、ノズル傾斜部を、通気性のある材料、または通気孔がある部材を用いることで後方ノズルへの気体の流入を防ぐことも考えられる。また、開き部での負圧によりシートを吸引する該ノズルとは別に、吹き出し口での気体の吹き上がりを利用してシートを支持するノズルが提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特許第3177834号公報(第1−2頁) 特開2000−354815号公報(第1−2頁) 特開2000―230782号公報(第1−2頁) 特開2001−277349号公報(第1−2頁)
しかしながら、上記のシート用走行安定装置では、シート厚みの変化、またはシート走行速度、シート周辺の雰囲気(温度、湿度)、シートの引っ張り張力が変化した場合に、シートへの吸引力が調整できずにシートのばたつきが大きくなり、ノズルへの接触によりシートに擦り傷等のダメージを与えることがあった。その場合、前記特許文献3に記載のように、開き角を0度以上10度未満(好ましくは0度以上5度未満)の範囲を満足するように選択することで吸引力を調整するが、十分に吸引力が得られないことがある。さらには、吸引力を増加させるためには風量を増加する必要があったが、風量の増加がシートを激しくばたつかせるという問題を生じる。この場合、ノズル開き部での吸引機能ではばたつきによるシートのノズル接触を回避できないため、シートを積極的にノズルから引き離して安定走行させる支持力が必要となる。
また、図5に示すように、ノズルをシート走行方向に沿って、適宜間隔毎に設置すると前方ノズル30より吹き出された気体の風量が増加したときに、後方ノズル31とシートの間に余分な気体が流れ込み、後方ノズル31より吹き出された気体と合流し複雑な流れとなり、シートがばたつき、ノズルと接触する危険性がある。その場合、前方ノズル30からの気体の流れを防止するためにシートの近接位置に気体遮蔽板を設置する方法が考えられるが、気体遮蔽板がシートと接触することでシート破れが発生するという問題を生じる。
さらには、ノズル傾斜部に通気性のある材料、または通気孔がある部材を使用すると、気体が乱れ不安定となることでシートが激しくばたつき、ノズルと接触しシート破れが発生するという問題が生じる。
また、前記特許文献4に記載のような気体の吹き上がりを利用したノズルを使用した場合、吹き出し部での支持機能だけでは、シートのばたつきを抑えることができず、ノズルおよびフラップに接触することで破れが発生するという問題が生じる。吹き出し風量を増加すると、シートが大きく膨らみ、従来のシート走行路から外れ、フラップ設置位置が、吹き出し風量の影響を受けない箇所しか設置できないという問題が生じる。その場合、シートとフラップ間のギャップを狭くできず、熱処理室間を遮断できないという問題が生じる。
また、ノズルの性能を測定する方法として、シートを実際に走行させてシートのばたつく挙動を観察することでノズルの支持性能、および吸引性能を測定していたが、定量的な評価ができないという問題があった。そのため、試作の繰り返しで前記ノズル形状を最適化するため、製作コスト、製作時間がかかるという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、シートの吸引力をより最適に調整でき、シートの吸引機能と支持機能を一連の空気流で発生することができるシート用走行安定装置、シートの製造装置および製造方法、シート用走行装置の性能測定方法を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するため、以下の構成を採用する。すなわち、
(1)気体の吹き出し部と、シート走行通路に対面する位置に、かつ前記気体吹き出し部に隣接する位置に平坦部と、該平坦部に続いて設けられた、シート走行通路に対面してシートから離れる方向に傾斜して広がる傾斜部とを有するノズルを、シートの走行面に対して上側または下側に設置し、
該ノズルの気体の吹き出し部から気体を吹き出してシートを走行させる装置であって、
前記ノズルは、固定ノズルと固定ノズルに収納される移動ノズルとで構成され、
前記傾斜部の長さが100mm以上であることを特徴とするシート用走行装置。
(2)固定ノズルの気体吹き出し部の幅方向長さは、平坦部より長いことを特徴とする(1)に記載のシート用走行装置。
(3)固定ノズルの両端にそれぞれ移動ノズルを有することを特徴とする(1)又は(2)に記載のシート用走行装置。
(4)固定ノズルと移動ノズルの風速バランスを調整するバランス調整機構を有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のシート用走行装置。
(5) (1)〜(4)のいずれかに記載のシート用走行装置を有することを特徴とするシートの製造装置。
(6)シートの熱処理を行う熱処理室を有し、該熱処理室の入口および出口の一方または双方に(1)〜(4)のいずれかに記載のシート用走行装置を有することを特徴とするシートの製造装置。
(7)シート用走行装置の有するシート走行面を介してノズルとは反対側の位置に開閉可能なフラップを有することを特徴とする(6)に記載のシートの製造装置。
(8)前記フラップが前記開き部の直上から前後に50mm以内の範囲にあることを特徴とする(7)に記載のシート製造装置。
(9)シート用走行装置が垂直方向に昇降可能な昇降機構を有するものであることを特徴とする(5)〜(8)のいずれかに記載のシートの製造装置。
(10) (5)〜(8)のいずれかに記載のシートの製造装置を用いてシートの製造を行うことを特徴とするシートの製造方法。
本発明のシート用走行装置は、シートを安定走行させ、シートの吸引力を増加できる。また、本発明のシート製造装置は、シートを安定に走行できる熱処理室を持つことで熱処理を効率良く行うことができる。特にノズルに接触しやすいシートの場合であっても、接触することなく安定走行させることができる。
本発明のシート用走行装置は、シートの走行面に対して上側または下側に設置された気体吹き出し部を有するノズルを備える。該ノズルは、シート走行通路に対面する位置に、かつ前記気体吹き出し部に隣接する位置に平坦部を有し、さらに、該平坦部に続いて設けられた、シート走行通路に対面してシートから離れる方向に傾斜して広がる傾斜部を有する。吹き出し部から吹き出された気体は、シート走行路と平坦部間を通過し、傾斜部に導かれ、傾斜部を通過する気体はコアンダ効果による負圧でシートを吸引する。その際、傾斜部の長さを100mm以上とすることで傾斜部からの気体の剥離を抑え、さらには剥離の再付着を導くことより、負圧の増加、すなわち吸引力の増加をさせることができる。なお、上記傾斜部の長さは500mm以下とすることが好ましい。
また、本発明のシート用走行装置は、平坦部と傾斜部との開き角θを0度を超える角度以上35度以下の範囲とすることが好ましい。この範囲とすることで、円滑に剥離をさせ、負圧の増加より吸引力の増加ができる。開き角と傾斜部の長さを調整することで、最適な負圧の発生により吸引力を増加させることができる。平坦部と傾斜部との開き角θは、これらの観点から、より好ましくは2度以上である。
また、本発明のシート用走行装置は、吹き出し部の間隙距離を1〜10mmの範囲とすることが好ましい。この範囲とすることで、吹き出し部からの気体をノズル幅方向に均一に吹き出すことができる。吹き出し口から気体を均一に吹き出すことで、シート幅方向の吸引力を一定に保つことができることよりバタツキを抑止できる。
また、本発明のシート用走行装置は、平坦部の長さは50〜200mmの範囲であることが好ましい。この範囲とすることとすることで平坦部にシートを十分に支持する力を発生させることができ、この支持力は負圧によるシートの吸引力とは異なりシートをノズルに接触させない方向に働く。
また、本発明のシート用走行装置は、風量が無段階に調整可能とするものであることが好ましい、調整可能とすることで、シートの吸引力を調整することができる。この場合、風量は、シートの幅1mあたり5〜30m3 /分の範囲とするのが好ましい。
また、本発明のシート用走行装置は、ノズルの吹き出し部、平坦部、傾斜部がシート幅方向に調整可能とする2層もしくはそれ以上の複層構造となっていることが好ましい。これにより、シートの幅方向の変化に対応して、ノズル幅を調整できる。複合構造は、中央部のノズルは固定された固定ノズルとし、端部は前記固定ノズルに収納される構造が好ましく、固定ノズルの吹き出し部の幅方向長さは、固定ノズルの平坦部の幅方向長さより長く、固定ノズルの吹き出し部が端部に張り出している構造が最も好ましく、固定ノズルの両端にそれぞれ移動ノズルを有していることが望ましく、固定ノズルと移動ノズルの風速バランスを調整する調整機構を有することが望ましい。
また、本発明のシート用走行装置は、ノズルをシート走行方向に対して、適宜間隔毎に連続して配設することが好ましい。連続して配設すると、図5に示すように、前方ノズル30より吹き出された気体の風量が増加してもノズル傾斜部の長さが前記した範囲を満足していることから、気体は傾斜部に沿って流れるために後方ノズル31とシートの間への余分な気体の流れ込みが減少し、ノズル間に配設する気体遮蔽板32へのシートの接触がなくなる。また、気体遮断板32がなくても、シートのバタツキはなくなる。この場合、ノズル傾斜部は、通気性のない材料、または通気孔がない部材を使用することが好ましい。
また、本発明のシートの製造装置は、上記したシート用走行装置を帯状シートの任意の位置に設置することで、シートのバタツキを抑止し、シート破れを低減するとともに、安定走行させることができる。
また、本発明のシートの製造装置は、シートの熱処理を行う熱処理室の入口および出口の一方または双方の区域にシート用安定走行装置を設置することで、シートのバタツキを抑止して安定走行させることができ好ましい。バタツキを防止できれば、シートとノズル間のギャップを小さくでき、つまりは熱処理室の入出口のギャップを狭くできる。ギャップを狭くすると、熱の出入りが抑えられ、熱処理室が独立の空気循環を持つことから効率よく熱処理が行える。
また、本発明のシート製造装置は、熱処理室の入口および/または出口のギャップをさらに狭化するために、シートと壁面の間に開閉可能なフラップを設置することが好ましい。フラップは、シートの状態に応じて開閉でき、熱処理時には閉じておき、シートの交換、破れ時には開けることができる。さらに、フラップは開き部の直上からシートの走行方向の前後に50mm以内の範囲に設置することで、シートとフラップ間のギャップを狭化できる。
また、本発明のシート製造装置は、熱処理室の入口および/または出口に設置されたノズルが垂直方向(上下方向)に昇降可能な昇降機構を有することでシートの接触を回避でき、ノズルのメンテナス性が向上する。また、ギャップの狭化機能も有する。
また、本発明のシート走行装置の性能測定方法は、シート走行路にシートの替わりに貫通孔を有する擬似板を平坦部と略平行に設置し、貫通孔に圧力計を差し込んで挿着することで、シート走行路上の圧力を測定できる。
以下、本発明を図面に示す実施態様に基づいてさらに詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるノズルの一例を示す側面断面図である。
図2は、本発明にかかるノズルの一例を示す傾斜図である。
図3は、本発明にかかるシートの幅方向の調整機構を有する2層構造を有するノズルの一例を示す傾斜図である。
図4は、本発明にかかるシート用走行装置の一例を示す側面断面図である。
図5は、シート走行方向に対して適宜間隔毎に連続して配設したノズルの一例を示す側面断面図である。
図6は、傾斜部の長さの短いノズルの例を示す側面断面図である。
図7は、傾斜部の長さを横軸、開き部の直上で発生する圧力を縦軸に示すグラフ図である。
図8は、本発明にかかるシート走行装置の性能測定に用いる装置側面断面図である。
図9は、シート走行路面上に沿った圧力分布図である。
図10は、本発明にかかる幅方向の調整機構を有しかつ接触防止機能を有した2層構造を有するノズルの一例を示す傾斜図である。
図11は、本発明にかかる幅方向の調整機構を有しかつ接触防止機能を有した2層構造を有するノズルの一例を示す平面図である。
図12は、本発明にかかる固定ノズルと移動ノズルの風速のバランスを調整するための調整機構を有するノズルの一例を示す断面図である。
図4に示す実施態様において、本発明のシート用走行装置は、ノズル1に気体を通すダクト21、上下方向に伸縮可能なフレキシブルダクト23、ノズルに気体(例えばガスや不活性ガス)を送風する送風装置22、フラップ18、昇降機構17を有するユニットである。この場合、帯状シート14は、開閉可能なフラップ18と昇降機構17を有するノズル1のほぼ真中に位置する。帯状シート14は連続して進行方向に動いているが、バッチ的に動作している場合でも良い。フラップ18は、開き部のほぼ直上に位置しているが、気体吹き出し口、平坦部、傾斜部、さらにはノズルから前後に外れた位置にある場合もある。好ましくは、開き部の直上から前後に50mm以内の範囲に位置しているのが良い。送風装置22には、ファン、または気体を加熱および冷却する熱交換機を備えている。送風装置22より送風する気体は、新鮮な気体、循環気体でもよく、吸気口、排気口とを備えている場合もある。参照符号50は熱処理室の外界(内室)を、参照符号51は熱処理室の内室(外界)を示す。熱処理室の温度は、例えばプラスチックフィルムが熱処理を行う温度30℃以上500℃以下の間の一定温度に保たれている。
ノズルは箱状に形成されており、帯状シートの幅により変化する幅方向調整機構を有する場合もある。
平坦部11は図1のシート走行通路と対面して平行もしくは略平行となるノズル平面部である。ここで、略平行とは、平行に対し5度以下の角度、好ましくは2度以下の角度を有することを言う。傾斜部13は図1のシート走行通路と対面してシート14から離れる方向に傾斜して広がるノズル平面部である。開き部12は、平坦部11と傾斜部13との接合部である。開き角θとは平坦部11と傾斜部13がなす角度θのことである。間隙距離16はシートの幅方向に沿って設けられたスリット状の気体吹き出し口の間隙距離(シート走行方向の気体吹き出し口間隙距離)である。
シートの幅方向調整機構を有するノズルでは、シート幅変化に対してスリット状吹き出し口も幅方向に変化する。
シートの走行面の上側または下側に設置されたノズルからシート走行方向斜めに気体を吹き出す。吹き出された気体は平坦部11、傾斜部13を流れ、開き部12でのコアンダ効果(負圧)によりシートをノズルに吸引する。この場合、ノズルとシートは接触しないためシート面を傷つけることはない。
固定ノズルと固定ノズルに収納される移動ノズルとで構成された幅方向調整機構を有する場合、図10及び図11に示す通り、移動ノズル120の開き部123で吸引されたシートが、固定ノズル110の開き部113に接触する可能性があったが、切り欠き部112を有することにより、固定ノズル110の吹き出し部114の幅方向長さは平坦部115より長くすることが好ましい。固定ノズル110の切り欠き部112より外側では、固定ノズル110の吹き出し部114から吹き出された気体である固定ノズル気体111と、移動ノズル120の吹き出し部124から吹き出れた気体である移動ノズル気体121とが2重の流れになり、シートが必要以上に吸引されることを防ぎ、ノズルとシートとが接触することを防ぐことができる。
また、固定ノズルはシートの中央寄りに配設され、固定ノズル110の両端に、移動ノズル120が配設されていることが望ましい。これによりシートの両方の端部位置の変化に追従することができる。
また、固定ノズル気体111と移動ノズル気体121との風速バランスの調整は、図12に示す通り、送風装置22から送られた気体がダクト21、フレキシブルダクト23を経由して固定ノズル110に供給され、固定ノズル110に供給された気体は固定ノズル110の吹き出し部114から吹き出されると共に、接続管116を通って移動ノズル120に供給される場合において、接続管116の入り口に設置されたダンパ117によって行うことが望ましい。また、固定ノズルの両端に移動ノズル120を有する場合、それぞれにダンパ117が設置されていることが最も望ましい。
シートの吸引力を決定するのは、風量、および開き角と傾斜部の長さであり、シートの支持力を決定するのは、風量、平坦部の長さと吹き出し口間隙距離である。これらを調整することでシートを安定走行できる。
ノズルの表面材質は、金属材料、プラスチック等の樹脂材料であっても良く、特に、ノズル傾斜部の表面材質は、通気性がある材料であっても良い。
ノズル傾斜部の表面形状は、例えば円形、スリット状の通気孔を有する形状であっても良い。
ノズルの気体の吹き出し方向は、シートの走行方向、あるいは走行逆方向であっても良く、気体の吹き出し角度は、シートの走行方向に対して、平行方向、垂直方向であっても良い。好ましくは、シート走行方向に対して45±20度が良い。
さらには、飛行機主翼の表面輪郭のように外側へ湾曲した輪郭を沿わした吹き出し形状、または円筒、楕円筒の円周方向に沿わした吹き出し形状であっても良い。
本発明においては、ノズル幅がシート幅と同じ、またはノズル幅がシート幅より大きい場合は従来通りシートを吸引でき、さらにはノズル幅がシート幅より小さい場合でもシートを吸引できる。
ノズルより吹き出す気体の温度は、常温、または熱処理室の温度、例えば50℃〜400℃の加熱温度の範囲、または−20℃〜0℃の冷却温度の範囲であっても良い。
ノズルより吹き出す気体の湿度は、十分に乾燥した気体、または十分湿った気体であっても良い。例えばプラスチックフィルムの製造装置に見られる余熱、冷却、延伸、熱固定と熱処理が複数部屋によって行われる場合は、各熱処理室の仕切り壁の上下またはどちらか一方の出入口附近にノズルが設置されていても良い。熱処理室内部に小部屋が存在する場合、小部屋の壁の上下またはどちらか一方の出入口附近にノズルが設置されていても良い。
熱処理室に設置されたノズルから吹き出される気体は、熱処理室内部に向かって熱処理室温度と同等の温度、湿度の気体を吹き出すことができる。この場合、ノズルの上部または下部に取り付けられた気体の吸気口より、熱処理室の気体を吸引し、ファンによってノズルに送り出されて、吹き出し口より吹き出すことで熱処理室の各部屋で独立した循環流を作り出すことができる。これより、熱処理室のエネルギーバランスに悪影響を与えずに省エネルギーな熱処理室が可能である。
本発明においては、シート走行路にシートの替わりに貫通孔62を設けた擬似板61を平坦部と略平行に設置して、その貫通孔62に圧力計60を挿着することで、擬似的にシート走行面上における圧力分布を測定することができる。擬似板61として用いる材質は、金属板、樹脂材、木材であっても良い。貫通孔62の径は、圧力計のセンサの径に合わせて決定すれば良い。
(実施例1)
図6は、傾斜部の長さの短いシート用走行装置を示す側面断面図であり、図1は本発明のシート用走行装置の一例を示す側面断面図である。図6の装置では、吹き出し口から吹き出された気体が、ノズル平坦部、傾斜部を通過して開き部で負圧を発生させることでシートを吸引する。この場合、平坦部と傾斜部がなす角(開き角θ)が0度を超える角度以上35度以下、さらには10度以下であるのがより好ましいが、気体の剥離メカニズムを考慮すると角度限定のみでは不十分である。開き角が上記範囲内であり、傾斜部の長さが100mmよりも短いと気体の剥離を抑えることができない、あるいは剥離の再付着力が得られない等の理由により、最低限のシート張力の分力(ノズルからシートを離反させる方向の力)よりも勝る負圧、つまりはシートの吸引力を得ることができない。
図7に示すように、開き部での負圧が−10mmAq(−100Pa)以下となるのは傾斜部の長さが100mm以上であることが分かる。傾斜部の長さが100mmより短い時は、開き部でのシート表面圧力が−10mmAq(−100Pa)以上となり、十分な吸引力が発生しないためシートが吸引したり、離れたりとばたつき不安定である。そこでシートの吸引力を増加させるには風量を増加する必要があった。さらに、開き部で局所的にシートの吸引力は十分に得られるが、他の傾斜部、平坦部でシートを支持する力が発生せずにシートがばたついた場合、ノズルに接触する危険性がある。そこで、図1の本発明のシート用走行装置は、傾斜部の長さを100mm以上とすることで十分にシートの吸引力を発生させることができる。図7に示すように、傾斜部の長さが500mm以上では開き部の負圧が変化しないことから、傾斜部の長さは好ましくは500mm以下がよい。本発明のシート用走行装置は、吹き出し口から吹き出された気体が積極的に帯状シートを支持する機能を併せ持つ。ノズル吹き出し口から吹き出された気体が平坦部、傾斜部を連続して流れることより、開き部での吸引力と吹き出し口での支持力を同時に発生させることで、非接触にシートを安定走行させることができる。図9に示すように、シート走行路面上での圧力は、吹き出し口で加圧側となり、開き部で負圧側となり、傾斜部で大気圧となる。この加圧と負圧が、支持力と吸引力となる。
(実施例2)
傾斜部の長さを100mm以上とすると同時に、平坦部と傾斜部との開き角を0度を超える角度以上35度以下の範囲とすることで最適な負圧の発生が可能となる。これに対して、開き角が0度以下の場合は、気体の流れが噴流となることから負圧が発生しにくくなり好ましくない。また開き角が35度を超える場合は、コアンダ効果が弱くなることから負圧が減少し吸引力が低下するので好ましくない。
(実施例3)
吹き出し部の間隙距離が1mmより小さくなると、吹き出し部附近で圧力損失が高くなり十分な風量を得ることができにくくなるので好ましくない。また、吹き出し部の間隙距離が10mmを超えると吹き出された気体が幅方向に対してムラが生じやすくなり好ましくない。この幅方向のムラ発生が、バタツキ発生の原因となる。そこで、間隙距離1〜10mmの範囲とすることで、吹き出し部からの気体をノズル幅方向に均一に吹き出させることができ好ましい。
(実施例4)
平坦部の長さが50〜200mmの範囲とすることでシートを十分に支持する力を発生させることができ好ましい。この支持力は負圧によるシートの吸引力とは異なりシートをノズルに接触させない力として働く。それに対して、平坦部の長さが200mmを超える場合は、吹き出された気体によるシートへの支持力が十分に得られないので好ましくない。また、平坦部の長さが50mmより小さい場合は、吹き出された気体が整流化されないために開き部で十分な吸引力が得られにくくなり好ましくない。
(実施例5)
ノズルの気体吹き出し口からの風量を調整可能とすることで、シートの吸引力を増加させたり、バタツキを微調整することができるので好ましい。風量は、シートの幅1mあたり風量5〜30m3 /分の範囲とするのが好ましい。
(実施例6)
図3に示すように、シートの幅方向の変化に対して、ノズルの吹き出し部、平坦部、傾斜部がシート幅方向に調整可能とする2層構造を有することが好ましい。すなわち、シート幅方向にノズルの吹き出し部、平坦部、傾斜部が異なるノズルを併設することができる。これより、広幅シートに対しても、十分な吸引力を得ることができる。ただし、接触しやすいシートの場合、固定ノズルの開き部にシートが接触することもあるため、ノズルをシートに近づけられないこともあった。
(実施例7)
シートの熱処理を行う熱処理室の入口および出口の一方または双方の区域に本発明のシート用走行装置を設置することで、シートのバタツキを抑止して安定走行できる。この際、シートとノズル間の上側ギャップ20を極小にするとともに、シートとフラップ間の下側ギャップ19も狭化させることができる。下側ギャップは、開閉可能なフラップを設けることにより、熱処理時には開け、シート破れ時には閉じることで対応することができる。さらには、図9に示すように、開き部で発生する負圧が最も大きく、その前後50mm以内の範囲まで負圧が発生し、この負圧により吸引力でシートのばたつきを抑えて安定走行させることができため、上記範囲内にフラップを設置することで、シートとフラップ間の下側ギャップ19を狭化することができる。さらには、ノズル1には昇降機構17が設置されていることが好ましく、この昇降機構17によりノズルを上下方向に昇降させることでギャップ間隙を調整することができる。吹き出される気体は、常温である場合の他、熱処置室と同じ温度の気体が吹き出される。
(実施例8)
図8に示すように、シート走行装置の性能測定方法は、シート走行路にシートの替わりに貫通孔62を有する擬似板61(本実施例では、アクリル板を使用)をノズル平坦部と略平行に設置し、その貫通孔に圧力計60を挿着することで、シート走行路面上の圧力分布を測定することができる。その場合に測定した圧力分布を図9に示す。これより、ノズルの支持力、吸引力の性能を評価することができる。同様の方法を用いて、傾斜部の長さの違いにより、開き部直上の圧力を測定した結果を図7に示す。
(実施例9)
図10,11に示すように、固定ノズル110に移動ノズル120の一部が収納される形態である場合、固定ノズル110の吹き出し部114の幅方向長さが平坦部115より長くなるように切り欠き部112を配設することにより、固定ノズル110の切り欠き部112より外側において、固定ノズル110の吹き出し部114から吹き出された気体である固定ノズル気体111と、移動ノズル120の吹き出し部124から吹き出れた気体である移動ノズル気体121とが2重の流れとすることができ、シート14が必要以上に吸引されることを防ぎ、接触しやすいシートのであっても、ノズル1とシート14を近づけることができ、この近づいた状態でノズル1とシート14とが接触する事無く走行させることができる。
(実施例10)
固定ノズル110に移動ノズル120の一部が収納される形態である場合、固定ノズル110はシートの中央寄りに配設され、固定ノズル110の両端に、移動ノズル120が配設されていることが望ましい。これによりシート1の両方の端部位置の変化に追従することができる。
(実施例11)
図10、11、12に示す通り、固定ノズル110に移動ノズル120の一部が収納される形態である場合、固定ノズル気体111と移動ノズル気体121の風速バランスを調整するダンパー117が固定ノズル110の内部の接続管116の入り口に配設されて、このダンパー117の開度を、ダンパー117が全開の場合を100%とした場合に、それぞれ80%に調整することにより、シート14を安定して走行させることができる。
本発明のシート用走行装置は、シートを安定走行させ、シートの吸引力を増加できる。また、本発明のシート製造装置は、シートを安定に走行できる熱処理室を持つことで熱処理を効率良く行うことができる。
本発明にかかるノズルの一例を示す側面断面図である。 本発明にかかるノズルの一例を示す傾斜図である。 本発明にかかる幅方向の調整機構を有する2層構造を有するノズルの一例を示す傾斜図である。 本発明にかかるシート用走行装置の一例を示す側面断面図である。 シート走行方向に対して適宜間隔毎に連続して配設したノズルの一例を示す側面断面図である。 傾斜部の長さの短いノズルの例を示す側面断面図である。 傾斜部の長さの違いにより開き部の直上で発生する圧力を示すグラフ図である。 シート走行装置の性能測定に用いる装置側面断面図である。 シート走行路面上に沿った圧力分布図である。 本発明にかかる幅方向の調整機構を有しかつ接触防止機能を有した2層構造を有するノズルの一例を示す傾斜図である。 本発明にかかる幅方向の調整機構を有しかつ接触防止機能を有した2層構造を有するノズルの一例を示す平面図である。 本発明にかかる固定ノズルと移動ノズルの風速のバランスを調整するための調整機構を有するノズルの一例を示す断面図である。
符号の説明
1:ノズル
11:平坦部
12:開き部
13:傾斜部
14:シート
16:間隙距離
17:昇降機構
18:フラップ
19:ギャップ
20:上側ギャップ
21:ダクト
22:送風装置(ファン、熱交換機を含む)
23:フレキシブルダクト
30:前方ノズル
31:後方ノズル
32:気体遮断壁
50:熱処理室の外界(内室)
51:熱処理室の内室(外界)
60:圧力計
61:擬似板
62:貫通孔
110:固定ノズル
111:固定ノズル気体
112:切り欠き部
113:開き部
114:吹き出し部
115:平坦部
116:接続管
117:ダンパ
120:移動ノズル
121:移動ノズル気体
123:開き部
124:吹き出し部
125:平坦部

Claims (10)

  1. 気体の吹き出し部と、シート走行通路に対面する位置に、かつ前記気体吹き出し部に隣接する位置に平坦部と、該平坦部に続いて設けられた、シート走行通路に対面してシートから離れる方向に傾斜して広がる傾斜部とを有するノズルを、シートの走行面に対して上側または下側に設置し、
    該ノズルの気体の吹き出し部から気体を吹き出してシートを走行させる装置であって、
    前記ノズルは、固定ノズルと固定ノズルに収納される移動ノズルとで構成され、
    前記傾斜部の長さが100mm以上であることを特徴とするシート用走行装置。
  2. 固定ノズルの気体吹き出し部の幅方向長さは、平坦部より長いことを特徴とする請求項に記載のシート用走行装置。
  3. 固定ノズルの両端にそれぞれ移動ノズルを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート用走行装置。
  4. 固定ノズルと移動ノズルの風速バランスを調整するバランス調整機構を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシート用走行装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のシート用走行装置を有することを特徴とするシートの製造装置。
  6. シートの熱処理を行う熱処理室を有し、該熱処理室の入口および出口の一方または双方に請求項1〜4のいずれかに記載のシート用走行装置を有することを特徴とするシートの製造装置。
  7. シート用走行装置の有するシート走行面を介してノズルとは反対側の位置に開閉可能なフラップを有することを特徴とする請求項に記載のシートの製造装置。
  8. 前記フラップが前記開き部の直上から前後に50mm以内の範囲にあることを特徴とする請求項に記載のシート製造装置。
  9. シート用走行装置が垂直方向に昇降可能な昇降機構を有するものであることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のシートの製造装置。
  10. 請求項5〜8のいずれかに記載のシートの製造装置を用いてシートの製造を行うことを特徴とするシートの製造方法。
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