JP4524848B2 - サービス提供システム及びサービス仲介装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、ネットワーク介して情報の商取引を行うサービス提供システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、サービスの提供や物品の販売を行う者は、顧客の情報をマーケティングに利用することがあった。図14は、従来のネットワークを用いた情報の販売システムの概要を示す図である。以下、サービスとは、情報および物品の提供をいうものとする。また、サービス提供者およびサービス利用者は、それぞれの情報端末を示すものとする。図14において、141はサービスの販売を行う業者であるサービス提供者、142はネットワークを構成する通信網、143は顧客であるサービス利用者である。これにより、サービス利用者143は通信網142を介してサービス提供者141からサービスを受け取るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来のネットワークを用いた情報の販売システムでは、顧客情報の管理には業務システムの電子化などの改良が要求されるが、これを実現する手段がないため、さらに、顧客数が少ない場合にはマーケティング上の効果が少ないなどの理由から、業務システム電子化における顧客情報の管理を実施できないという不都合があった。
【0004】
また、上述した業務システムの電子化における顧客情報の管理が実施されたとしても、実施コストの制約から、顧客情報が少ない項目数に制限され、業務内容の変更に伴って新たな顧客情報の項目が必要な場合にこれを収集する手段がないので、このような場合に顧客情報を収集することが困難であるという不都合があった。
【0005】
また、顧客は、顧客情報の流出や悪用などの信用に関連する不安から、顧客情報の提供に消極的な場合や、故意に誤った情報を提供する場合があり、これにより顧客分析の結果に誤差や誤りが生じるという不都合があった。
【0006】
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、業務システム電子化における顧客情報の管理を行うことができ、顧客情報を収集を容易にし、顧客分析の信頼性を向上させるサービス提供システムを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明のサービス提供システムは、ネットワークを構成する通信網と、物品または情報の提供であるサービスを特定するサービスの情報を、通信網を介して送信するとともに、サービスの情報のうち電子的に受信可能なサービスの情報を受信する送受信手段を有する利用者の情報端末を含む。また、サービスの情報を、通信網を介して受信するとともに、このサービスの情報のうち、電子的に送信可能なサービスを送信する送受信手段を有する提供者の情報端末を含んでいる。
更に、サービスの情報を受けた利用者の情報端末を提供者の情報端末毎に顧客テーブルとしてデータベース化して一意な一時識別子で管理するとともに、一時識別子と提供者の情報端末から提供される情報と、利用者の情報端末で利用される情報とを対応づけてサービステーブルとしてデータベース化して管理するための一時識別子管理手段を有するサーバ装置を備えている。
【0008】
また、本発明のサービス提供システムは、利用者の情報端末によるサービスの情報の利用の履歴を示す情報に、利用者の情報端末を識別する情報の代わりに一時識別子を含めた履歴情報を、提供者の情報端末に送信する履歴情報送信手段と、を有する仲介者の情報端末を備えており、この仲介者の情報端末は、サービスを識別する情報と、サービスを利用する利用者の情報端末を特定する条件と、利用者の情報端末に送信したいメッセージとを、提供者の情報端末から受信したときに、利用者の情報端末が、その利用者を特定する条件に合致し、かつメッセージを受信可能のとする状態に設定されている場合に、利用者の情報端末を識別する情報をサーバ装置から抽出し、提供者の情報端末から受信したメッセージを、サーバ装置から抽出した利用者の情報端末に送信するメッセージ送信手段を備えている。
また、提供者の情報端末が宛先として指定されたメッセージを、利用者の情報端末から受信したときに、指定された提供者の情報端末及びメッセージの送信元の利用者の情報端末を識別する情報に基づいて、サーバ装置の一時識別子管理手段から利用者の情報端末に送信された一時識別子を抽出し、該抽出した一時識別子を含むメッセージを、提供者の情報端末に送信するメッセージ返信手段を、備えている。
【0013】
従って本発明によれば、以下の作用をする。
利用者は個人的な情報を仲介者のみに知らせ、提供者および他の利用者に思いがけず知られることがないため、ネットワークを用いてサービスの提供を行う商取引システムにおいて、仲介者を信頼できる個人情報銀行として利用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本実施の形態のサービス提供システムは、個人情報銀行という新しい概念を中心として、ネットワークを用いてサービスの提供を行う商取引システムにおいて、利用者のプライバシーを保護する手段を講じた上で、小規模事業者でも容易に参加できる形態で、利用者も情報を制限する手段を有するものである。
【0020】
[サービスモデル]
図1は、本実施の形態による情報サービス提供システムにおけるサービスの流れを示す図である。以下、サービスとは、情報および物品の提供をいうものとする。また、サービス提供者、仲介者およびサービス利用者は、それぞれの情報端末を示すものとする。
【0021】
図1において、1はサービスの販売を行う業者であるサービス提供者、2はネットワークを構成する通信網、3は顧客であるサービス利用者である。ここで、4はサービスの提供にあたってサービスの仲介を行う仲介者、5は仲介者4における情報の蓄積管理を行うデータベースである。なお、図中、双方向の→はサービスの流れを示している。
【0022】
図1において、仲介者4は、全ての提供者1および利用者3に一意な識別子を割り当てると共に、これらの識別子をデータベース5に保持している。提供者1及び利用者3は、仲介者4にとっての顧客である。この識別子を顧客識別子、顧客に関する情報を顧客テーブルとする。
【0023】
また、後述するように、顧客テーブルには顧客の氏名、連絡先、生年月日、嗜好などの情報を格納する。また、顧客のうち、サービスを提供する者は、提供者識別子を持ち、提供者としても振る舞う。
【0024】
また、仲介者4は、提供者3が提供するサービスにもそれぞれ識別子を付与し、データベース5に識別子が記録されている。この識別子をサービス識別子、サービスに関する情報をサービステーブルとする。
【0025】
後述するように、サービステーブルには、サービスを提供する提供者の提供者識別子の他に、サービスの価格、数量、種別、その他のサービスの特徴が記録されている。
【0026】
また、利用者3は、仲介者4の介在によってサービスを利用し、利用者3がサービスを利用すると、利用者3の顧客識別子と、サービスのサービス識別子、日時、数量、利用時間とがデータベース5に記録される。
【0027】
この記録情報を履歴テーブルという。それぞれのやりとりには一意の識別子が付与されている。これを履歴識別子とする。
【0028】
また、利用者3は、サービスを利用すると、提供者1に一意な識別子をユーザ識別子とは別に、それぞれの提供者1毎に割り当てられる。これを一時識別子とする。利用者3の顧客識別子と提供者1の提供者識別子および一時識別子とがデータベース5に格納され、この情報を一時識別子テーブルとする。
【0029】
このとき、仲介者4は、提供者1に対して、サービスを利用した利用者3に関する情報の要約であるサマリを提供する。具体的には、サービスを利用した利用者3の利用時間、年齢、性別、住居地域別の件数などの情報のサマリである。
【0030】
また、複数のサービスを指定して、いずれのサービスもすべて利用した利用者3に関する情報を得ることもできる。提供者1は、これらの情報をマーケティングに役立てることができる。
【0031】
一方、仲介者4は、提供者1に個別の利用者3のユーザ識別子、氏名、住所などの情報を介しない。提供者1は、仲介者4に依頼して、特定の条件を満たす利用者3に対して、一括して、または、過去に提供者1の提供するサービスを利用した利用者3に対して、一時識別子を指定してメッセージを送信できる。具体的には、年齢、性別、嗜好、サービスの利用状況などを限定して、提供者1が提供するサービスの宣伝や、募集のメッセージを送信する。
【0032】
仲介者4は、顧客テーブル、サービステーブル、履歴テーブル、一時識別子テーブルの情報により、メッセージを受け取るべき利用者3を決定し、メッセージを転送する。仲介者4は、メッセージを受け取る利用者3の個別の利用者3のユーザ識別子およびその他の情報を提供者1に開示しないが、提供者1はメッセージを受け取る利用者3の数を知ることができる。
【0033】
利用者3は特定の提供者1および種別のメッセージの受け取りを行わないように仲介者に指示できる。仲介者4は、利用者3が受け取りを拒否しているメッセージを利用者3に配信しない。メッセージを受信した利用者3はメッセージを送信した提供者1に別のメッセージを送信(返信)できる。利用者3が提供者1に送信したメッセージには利用者3の顧客識別子に替わって、利用者3の一時識別子が付与される。
【0034】
仲介者4は、履歴テーブルの情報に基づいて、提供者1に替わってサービス料金を利用者3から徴収し、提供者1に支払う。仲介者4は、情報提供およびメッセージの転送に従って顧客(提供者1または利用者3)から料金を徴収する。また顧客からある一定期間毎に料金(基本料金)を徴収する。また、利用者3および提供者1に対して、情報提供料として、料金を支払ったり、サービスの利用料を割り引いたりする。
【0035】
利用者3は、提供者1から物品を購入する際に、仲介者4を介して物品を受け取ることができる。利用者は購入する物品のサービス識別子を仲介者4に送信し、購入手続を行う。仲介者4は、これを履歴テーブルに記録し、サービス識別子と履歴識別子を提供者に送信する。提供者1は指定された物品に履歴識別子を添付して仲介者4に発送する。物品を受け取った仲介者4は履歴識別子と履歴テーブルおよび顧客テーブルから利用者3の住所と氏名を得て利用者3に物品を発送する。または、物品を受け取った仲介者4はそれを保管し、利用者3が引き取りに来た際に、履歴識別子を保持していることを確認した上で引き渡す。
【0036】
これにより、利用者3は提供者1に住所、氏名、および顧客識別子を知られることがない。または、仲介者4は、履歴識別子と住所および氏名を提供者1に送信もしくは郵送し、提供者1はこの情報を元に物品を利用者3に直接発送する。この場合、利用者3は提供者1にユーザ識別子を知られることがない。利用者3は手数料などの費用を負担する場合がある。
【0037】
仲介者4は、仲介者4しか知り得ない情報を用いたサービス群を利用者3に提供する。具体的には、顧客テーブルおよび履歴テーブルの情報から似た嗜好や振る舞いの顧客を抽出し、それぞれの顧客に他のユーザに関する情報を与えたり(紹介)、抽出された顧客だけを対象にしたキャンペーンなどのサービスを行う。
【0038】
抽出方法や提供される情報の内容を選ぶことによって複数のサービスを提供できる。利用者3は、それぞれのサービスを受けるかどうかを選択できる。利用者3がどのサービスを受けるかはデータベース5に記録される。上述した抽出処理を行う際に利用者3がサービスを受けるか否かの欄を参照し、サービスを受けない利用者3に関する情報は抽出処理から除外することがある。
【0039】
[システム構成]
図2は、本実施の形態による情報サービス提供システムが適用されるシステム構成を示す図である。
図2において、サーバコンピュータ22はデータベース23を参照することができるように構成されている。利用者端末24はネットワーク21を介してサーバコンピュータ22に接続されている。仲介者端末25はネットワーク21を介してサーバコンピュータ22に接続されている。提供者端末26はネットワーク21を介してサーバコンピュータ22に接続されている。
【0040】
ネットワーク21は、保護された専用線であるか、または、ネットワーク21上のデータは暗号化されているか、またはその両方であり、各端末およびサーバコンピュータ22間の通信は保護されるように構成されており、通信動作は安全である。
【0041】
各端末はパスワード、または利用者の身体的特徴、またはカード鍵による認証機能を備えており、サーバコンピュータ22は予めデータベース23に格納された認証情報を元に各端末のオペレータを正しく識別できる。データベース23はサーバコンピュータ22のみからアクセス可能であり、各端末はネットワーク21およびサーバコンピュータ22を介して間接的にデータベース23に格納された情報を利用する。
【0042】
ここで、顧客テーブルについて説明する。顧客テーブルは図2中、データベース23に格納されている。図3は顧客テーブルの例を示す図である。顧客識別子31は顧客毎に固有の識別子である。提供者識別子32は顧客が何らかのサービスを提供する提供者である場合に付与される、提供者毎に固有の識別子である。サービスを提供しない顧客の提供者識別子は値を持たない。
【0043】
名前33は顧客の名前である。提供者としての顧客は名前33の他に提供者名32を保持している。行37は提供者の例である。連絡先34は顧客にサービス、メッセージおよび物品を送るための住所、電話番号、電子メールアドレスなどの情報である。顧客テーブルにはこの他に年齢35、性別36をはじめとして、図示しない顧客の嗜好、資産状況、家族構成、健康状態、将来の予定などの個人情報を記録している。
【0044】
次に、サービステーブルについて説明する。サービステーブルは図2中、データベース23に格納されている。図4はサービステーブルの例を示す図である。サービス識別子41は各サービス毎に固有の識別子である。提供者識別子42はサービスを提供する提供者を識別する。名前43はサービスの名称である。サービステーブルには、在庫数44や料金45や種別46などのサービス提供に必要な情報が収められている。サービスが文字単位、ページ単位、または音楽、映像などのネットワークを通じて電子的に配信可能な情報の場合には、配信に必要なURL(Universal Resource Locator)アドレスなどの情報がサービステーブルに格納される。この他にも、サービスの種類や色、形などの嗜好に関連する特徴が格納される。
【0045】
次に、履歴テーブルについて説明する。履歴テーブルは図2中、データベース23に格納されている。図5は履歴テーブルの例を示す図である。履歴テーブルの各行57は利用者が利用したサービスに対応している。履歴識別子51は各行を識別する。サービス識別子52は利用したサービスを識別する。顧客識別子53はサービスを利用した顧客を識別する。履歴テーブルにはこの他に、利用時間54や利用した数量55、利用した料金の金額56、さらに図示しない支払状況、や物品の受け渡し状況に関する情報が含まれる。
【0046】
次に、一時識別子テーブルについて説明する。一時識別子テーブルは図2中、データベース23に格納されている。図6は一時識別子テーブルの例を示す図である。顧客は、取引のある提供者毎に異なる一時識別子を持っている。各行65−1〜65−4は顧客識別子61と提供者識別子62の一対で識別される。異なる提供者識別子62を持つ行は、同じ一時識別子63を持つ場合もある。
【0047】
メッセージ受信欄64は、提供者からのメッセージ受信の可否を示す。提供者のメッセージは広告、サポート情報、お知らせ、募集、その他のように数種類に分類されており、各行のメッセージ受信欄64は顧客が提供者からどの種別のメッセージを受信するかを示す。
【0048】
[システムの動作]
上述したサービス提供システムの動作を図11を用いて説明する。なお、説明において、図11の他に、図3〜図10、図12を参照する。なお、顧客テーブルには図3に示したような情報が既に記録されているものとする。
【0049】
図11において、提供者113は、提供者の端末を用いてサーバコンピュータ112に経路117のようにアクセスし、提供者識別子、サービスの名称、価格、数量、特徴を送信する。サーバコンピュータ112はデータベース1112より得た認証情報を用いてアクセスを認証した後、サービスにサービス識別子を付与して提供者識別子と共に、データベース1112内のサービステーブルに格納する。図4は、サービス情報を格納したサービステーブルの様子を示している。ここで、図11の提供者113は図3において提供者識別子P001を持つ顧客U003であり、サービスはS001〜S004の識別子を持つものとする。
【0050】
[サービスの利用]
111は顧客識別子U001を持つ利用者である。利用者111は利用者の端末を用いて、サーバコンピュータ112に経路116のようにアクセスする。サーバコンピュータ112はデータベース1112より得た認証情報を用いてアクセスを認証した後、サービステーブルと顧客テーブルの情報により、図3中の提供者名、図4中のサービス識別子41、サービス名43、その他、価格などの情報を利用者端末に送信する。
【0051】
利用者111は利用を希望するサービスのサービス識別子と数量などサービスの利用に必要な情報をサーバコンピュータ112に経路116を通して送信する。
【0052】
サーバコンピュータ112は、サービス識別子と数量などの情報を受信し、これに顧客識別子を加えて、履歴としてデータベース1112内の履歴テーブルにこの情報を格納する。利用者111は履歴識別子を経路116を通して受信する。図5の57では、利用者111の顧客識別子U001と、サービスの識別子S001が、履歴識別子T002として履歴テーブルに記録されている。
【0053】
次に、サーバコンピュータ112は、サービステーブルと顧客テーブルを参照して提供者113の連絡先を得て、履歴情報を提供者113に送信する。または、提供者113は経路117によってサーバコンピュータ112にアクセスし、履歴情報を問い合わせた場合、サーバコンピュータ112はデータベース1112内の履歴テーブルを参照して、提供者113が関与する履歴情報のみを提供者113に送信する。
【0054】
何れの場合も、提供者113に送信される履歴情報に少なくともサービス識別子と数量などのサービス提供に必要な情報が含まれ、利用者の顧客識別子および住所や連絡先などの情報は含まれない。
【0055】
また、サーバコンピュータ112は図6に示す一時識別テーブルを参照し、履歴に情報に含まれる顧客識別子と提供者識別子の組が記録されているか否かを確認する。該当する行が存在しない場合は、新たな行を挿入し、新たな一時識別子を割り当てる。図6中65−1の行では、顧客識別子U001、提供者識別子P001に対して、一時識別子M001が割り当てられる。
【0056】
利用者111が希望したサービスが電子的に送信可能なサービスの場合、提供者113は経路117のようにサービスを履歴識別子と共にサーバコンピュータ112に送信する。サーバコンピュータ112はデータベース1112内の履歴テーブルと顧客テーブルを参照し、履歴識別子から利用者111の連絡先を得て、経路116のようにサービスを利用者111に送信すると同時に履歴テーブルにサービスが行われたことを示す情報を格納する。
【0057】
このとき、提供者113はサービスを予め一括でサーバコンピュータ112に送信しておき、サービスを委託しても良い。この場合には、サーバコンピュータ112は提供者113に履歴情報を送信するのと同時に利用者111にサービスを送信し、さらに履歴テーブルにサービスが行われたこと示す情報を格納する。
【0058】
利用者111が希望したサービスが電子的に送受信可能でない、物品等の場合、提供者113は経路118のようにサービスを履歴識別子と共にサーバコンピュータ112に発送する。サーバコンピュータ112は接続された図示しない読み取り装置により、物品に付帯する履歴識別子を読み込み、履歴テーブルから顧客識別子を得て、さらに顧客テーブルから利用者111の連絡先を得て、物品にあて先を付与し、利用者111に経路119で発送する。履歴テーブルには、物品を発送したことが記録される。利用者111は物品を受け取る。
【0059】
または、提供者113は仲介者の施設114に経路1110を通して履歴識別子と共に物品を送付する。サーバコンピュータ112は、履歴識別子によって識別される物品が仲介者の施設114に到着していることを履歴テーブルに記録する。サーバコンピュータ112は、経路116を通して利用者111に物品の到着を通知するか、または利用者111が経路116を通じてサーバコンピュータ112にアクセスして物品の到着を知り、図中1113のように、利用者111が仲介者の施設114に出向く。
【0060】
ここで、利用者111は履歴識別子を提示することにより、物品を受け取る。施設114では、履歴識別子を読み取り、経路1111を通してサーバコンピュータ112に送信し、サーバコンピュータ112は履歴テーブルに、利用者111が物品を受領したことを記録する。
【0061】
サーバコンピュータ112は、履歴テーブルを参照し、顧客毎に行われたサービスまたは受領された物品の料金を調べ、顧客に請求する。または顧客の銀行口座から引き落とし処理を行う。顧客が料金を支払った場合は履歴テーブルに記録する。サーバコンピュータ112は履歴テーブルを参照し、提供者毎に行われたサービスまたは受領された物品の料金を調べ、提供者に支払う。なお、支払は、例えば、提供者の銀行口座に振り込み処理をする。
【0062】
[サービス利用状況の入手]
提供者113は経路117を通してサーバコンピュータ112にアクセスし、適切な認証を受けた後、自らが提供しているサービスに関する履歴情報のサマリを入手する。図7は提供者の操作する画面の例である。この例では、表示形式71で、棒グラフ、円グラフ、表形式などの表示形式を選択し、72にサービス識別子を指定して、73の部分に表示条件を指定することができる。サービス識別子は、複数指定することができる。74のアイコンをクリックすると、これらの指定条件はサーバコンピュータに送信される。サーバコンピュータでは、履歴テーブルを参照して、指定されたサービス識別子と提供者識別子に一致する行から顧客識別子の一覧を得る。
【0063】
次に、顧客テーブルを参照して、先の顧客識別子の一覧に一致する顧客の年齢、性別などの個人情報を得た後、73に指定された条件に従ってサマリを求め、図11の経路117を通して提供者113に送信する。図8はサマリの例である。この例では、あるサービスの利用者に関して、性別と年齢毎に利用者数の合計が表示されている。サマリの条件には、他に、嗜好や多く利用するサービスの種類などを含めることができる。提供者は利用者の顧客識別子、名前、住所、どのサービスを利用したかなどの個人情報を得ることはできない。
【0064】
[メッセージ送信]
提供者113は経路117を通してサーバコンピュータ112にアクセスし、適切な認証を受けた後、自らが提供しているサービスを利用した顧客にメッセージを送信できる。図9は提供者の操作する画面の例である。91ではサービス識別子を指定する。92では年齢、性別などの利用者条件を指定する。93には、91のサービスを利用しなおかつ92の年齢、性別などの条件に一致する顧客の人数が表示される。94にメッセージの内容とメッセージの種別を指定し、95のアイコンをクリックするとこれらの情報は、サーバコンピュータに送信される。サーバコンピュータでは、履歴テーブルを参照して、指定されたサービス識別子と提供者識別子に一致する行から顧客識別子の一覧を得る。
【0065】
次に、サーバコンピュータは、図3の顧客テーブルを参照して、先の顧客識別子の一覧に一致する顧客でなおかつ92に指定された年齢、性別などの条件に一致する顧客識別子の一覧を得る。次に、図6の一時識別子テーブルを参照し、顧客識別子の一覧と提供者識別子に一致する行のメッセージ受信欄64を参照し、94で指定された種別のメッセージの受信を許可している顧客識別子の一覧を得る。この顧客識別子の一覧と顧客テーブルの連絡先欄よりメッセージ送信先アドレス一覧を得て、提供者識別子と提供者名およびメッセージ本体、を図11の経路116により送信する、利用者111はこれを受信する。
【0066】
また、提供者は利用者の一時識別子を指定して、サーバコンピュータにメッセージを送信できる。サーバコンピュータは一時識別子テーブルを参照して、提供者識別子と一時識別子に一致するただ1つの行を選び出し、利用者の顧客識別子を得て、顧客テーブルの該当する行から利用者の連絡先を得てメッセージを転送する。
【0067】
何れの場合も、メッセージはサーバコンピュータ112に保管され、利用者111が経路116によりサーバコンピュータ112にアクセスすることにより利用者に送信される。利用者が受け取るメッセージには提供者識別子が付与されているため、次に述べる受信拒否の操作により簡単にリンクできる。
【0068】
[メッセージ受信拒否]
図11の利用者111は経路116を通して、サーバコンピュータ112にアクセスし、データベース1112内の一時識別子テーブルにアクセスし、図6の一時識別子テーブルを参照し、利用者の顧客識別子と一致する行のメッセージ受信欄64を自由に変更できる。図10は利用者が操作する画面の例である。サーバコンピュータは利用者の顧客識別子に一致する一時識別子テーブルの各行の情報からこの画面を構成する。101には提供者の提供者識別子と名称が表示されている。この部分は提供者の詳細な情報にリンクされている場合がある。104のチェックボックスを操作して、メッセージの種別毎に受信を許可するかどうかを指定できる。102のアイコンをクリックすると、指定した情報はサーバコンピュータに送信され、一時識別子テーブルが変更される。103のアイコンのように、全てのメッセージの受信を一括して拒否したり、この提供者について過去のメッセージを参照できる手段を設けると便利である。
【0069】
[メッセージ返信]
図11において、利用者111は提供者113の提供者識別子を指定して、径を116を通してメッセージをサーバコンピュータ112に送信する。サーバコンピュータ112は、データベース1112内の一時識別子テーブルから提供者113の提供者識別子と利用者111の顧客識別子に一致するただ一つの行を選び出し、一時識別子を得て、顧客テーブルから提供者113の提供者識別子により、提供者113の連絡先を得て、メッセージに一時識別子を付加して提供者113に送信する。提供者113はこれを受信する。または、メッセージはサーバコンピュータ112に保管され、提供者113が経路117によりサーバコンピュータ112にアクセスすることにより提供者に送信される。提供者が受け取るメッセージには一時識別子のみが付加されているため、提供者は利用者の顧客識別子、名前、住所、どのサービスを利用したかなどの個人情報を得ることはできない。
【0070】
[特別なサービス]
仲介者は仲介者しか知り得ない情報を用いたサービス群を利用者に提供する。ここで、仲介者しか知り得ない情報とは、顧客の性別、年齢などの情報、嗜好、複数の提供者から提供されているサービスの利用状況である。これらの情報は、提供者は知ることができない。ここでは仲介者しか知り得ない情報を秘密情報と呼ぶことにする。
【0071】
図12は秘密情報の例である。この情報は、顧客テーブルに格納されている。121は顧客識別子である。123は顧客のサービス利用状況とサービスに対する評価の情報である。サービス識別子と、それを利用した際の顧客の評価を1〜3の3段階で示している。顧客がサービスを利用していない場合は「未」となっている。124は顧客の嗜好データである。これらの情報は、顧客が端末を通してサーバコンピュータにアクセスして図10に類似した画面で入力する。もしくは、アンケートのような形で別途仲介者が情報を収集する。もしくは顧客の操作する画面に図13のようなマスコット130を表示して、対話形式で情報を収集する。
【0072】
ここで、仲介者は特別なサービス(以下、特別サービスという)を提供する。まず特別サービスに参加する顧客を決定する。全ての顧客が特別サービスに参加するか、仲介者が秘密情報に基づいて決定した顧客が参加するか、または上述した顧客のうち、参加を希望する顧客のみ参加するものとする。希望者のみ参加する場合は、仲介者はサービスの内容を説明したメッセージを対象者に送付し、参加を希望する顧客はメッセージに応答するなどの手段で参加する。図12の122は特別サービスに参加する顧客を示している。特別サービスAにはU0011〜U0014の全ての顧客が参加し、特別サービスBにはU0013を除く顧客が参加する。
【0073】
秘密情報のうち、使用される項目は特別サービスによって予め決定されている。ある顧客について、特別サービスで参照する秘密情報の項目を取り出してベクトル化したものを嗜好ベクトルとする。例えば、特別サービスAでは、S001〜S003の評価を参照すると、顧客U0011の嗜好ベクトルは{2,3,未}となる。同様に特別サービスBでは好きな動物、食物、色を参照すると、顧客U0011の嗜好ベクトルは{ゾウ,寿司,黒}となる。嗜好ベクトルの要素に値を持たない項が一定数以上ある場合は顧客を特別サービスの対象から除外する。
【0074】
ここで、2つの嗜好ベクトルX,Yの差Dを次のように定義する。Xn,Yn,Dnを各ベクトルの要素とすると、Xn,Ynが上述した3段階評価のような段階的な値で、なおかつ、Xn,Ynのどちらも値を持つ場合、Dn=Xn−Ynとなる。Xn,Ynが上述した3段階評価のような段階的な値で、Xn,Ynのどちらかが値を持たない場合、すなわち、図12の123のうち、S003=未のような場合、Dn=定数1となる。Xn,Ynのどちらも値を持たない場合、Dn=定数2となる。Xn,Ynが上述した3段階評価のような段階的な値でない場合、Xn,Ynの値が一致すればDn=0、一致しなければDn=1となる。ここで、Xn,Ynの値が一致とは、曖昧さを考慮に入れた一致である場合がある。例えば、「ゾウ」、と「象」は一致する。また、ベクトルVの大きさは、Vの各要素Vnを用いて、Vn×Vn(n=0,・・・,n)の合計として表される。
【0075】
特別サービスに参加している顧客をグループに分ける場合がある。グループ毎に予め定義された嗜好ベクトルを設定し、それぞれの顧客は顧客の嗜好ベクトルの差の大きさが最小となるグループに属することにする。このとき、嗜好ベクトルの差の替わりに、差と重み付けベクトルとの積を求めて利用する場合がある。2つ以上のグループの和を新たなグループとしたり、1つのグループを乱数によって2つ以上のグループに分割する処理を行う場合がある。
【0076】
特別サービスAでグループ1の嗜好ベクトル1を{2,3,3}、グループ2の嗜好ベクトル2を{1,1,3}とした場合、グループ1にはU0011とU0012、グループ2にはU0013とU0014が所属する。このとき、各グループ毎に評価の高い項目を選び、グループの顧客に通知する。または、評価の高い項目について、それを利用していない顧客に通知する。この例では、グループ1ではS003,S002,S001の順に評価が高い。この情報をグループの顧客に通知するか、またはS003を利用していない顧客U0011に通知する。また、グループのための電子掲示板、メーリングリスト、チャットなどをサーバコンピュータに開設し、グループの顧客が利用する。
【0077】
グループ分けを行わずに顧客に評価の高いサービスを勧めることができる。この場合、特別サービスに参加する顧客の嗜好ベクトルとその他の全ての顧客の嗜好ベクトルとの差を求め、それぞれの差の大きさを|D|n、大きさの最大値を|D|maxとした場合、サービス毎に評価と(|D|max−|D|n)の積の合計を求め、合計の大きい順にサービスを列挙して顧客に通知したり、合計の大きいもののうち、顧客のまだ利用していないサービスを勧める。サービスの評価が値を持たない場合は、(|D|max−|D|n)のと積は0とする。
【0078】
このとき、嗜好ベクトルの差の替わりに、差と重み付けベクトルとの積を求めて利用する場合がある。例えばサービスAで、顧客U0011を例にとると、定数1を0とすると、他の顧客U0012,U0013,U0014との嗜好ベクトルの差の大きさはそれぞれ0,5,1となり、最大値は5である。
【0079】
U0012の各サービスに対する評価と(|D|maX−|D|n)の積はS001〜S003についてそれぞれ、10,15,15となる。U0013については、0,0,0、U0014については、4,0,12となる。よって、合計はS001〜S003について14,15,27となり、S003,S002,S001の順で評価が高い。この結果をU0011に通知する。またU0011はS003を未だ利用していないので、S003の利用を勧める。
【0080】
ある顧客に対して、嗜好ベクトルの差が小さい別の顧客を紹介する。このとき、嗜好ベクトルの差の替わりに、差と重み付けベクトルとの積を求めて利用する場合がある。例えば特別サービスBで、重み付けベクトルを{2,1,1}とし、顧客U0011を例にとると、U0012の嗜好ベクトルの重み付けされた差の大きさは以下の数1式のように5である。
【0081】
【数1】
|{{犬,焼肉,黒}−{ゾウ,寿司,黒}×{2,1,1}|
=|{1,1,0}×{2,1,1}|
=|{2、1、0}|
=5
【0082】
同様に、U0014については1となる。U0013はサービスBへの参加を希望していないので除外される。このとき、顧客U0011に対して顧客U0012を紹介する。ここで、紹介とは、顧客U0012の連絡先を顧客U0011に通知するか、または顧客U0012の顧客識別子を顧客U0011に通知するか、または顧客U0012の顧客U0011に対する一時識別子を作成して顧客U0011に通知するか、または上述した3つの逆、すなわち顧客U0011の連絡先、顧客識別子、一時識別子を顧客U0012に通知するか、または電子掲示板、メーリングリスト、チャットなどをサーバコンピュータに新たに開設し、アクセス方法を顧客U0011とU0012に通知するか、既存の電子掲示板、メーリングリスト、チャットなどへのアクセス方法を顧客U0011とU0012に通知することである。紹介方法は、予め特別サービスに応じて決定されているか、特別サービスに参加する際に顧客が指定する。
【0083】
紹介者は、秘密情報の項目、重み付けベクトル、定数1、定数2、グループ分け手段などを様々に変化させることにより、いろいろな特別サービスを実行することができる。
【0084】
上述した本実施の形態のサービス提供システムによれば、利用者は個人的な情報を仲介者のみに知らせ、提供者および他の利用者に思いがけず知られることがない。このため、仲介者が信頼できれば、利用者は安心して情報を提供することができる。また、情報を提供することにより情報提供料を得たり、割り引いたり、提供者から有用なメッセージを受け取ったり、嗜好や振る舞いの似た他の利用者と知り合えることができるので、積極的に精度の高い情報を提供することが期待できる。提供者は、個々の利用者に関するデータを収集したり、管理したりする処理を仲介者に代行させることが可能な上、精度の高い情報に基づいて効果的なサービスの提供を行うことができる。
【0085】
【発明の効果】
この発明のサービス提供システムは、ネットワークを構成する通信網と、物品または情報の提供であるサービスを通信網を介して受ける利用者の情報端末と、サービスを通信網を介して提供する提供者の情報端末と、利用者のサービスに関するデータまたは提供者のサービスに関するデータを分析して蓄積し、利用者の情報端末または提供者の情報端末に、サービスを通信網を介して仲介する仲介者の情報端末とを備えたので、利用者は個人的な情報を仲介者のみに知らせ、提供者および他の利用者に思いがけず知られることがないため、ネットワークを用いてサービスの提供を行う商取引システムにおいて、仲介者を信頼できる個人情報銀行として利用することができるという効果を奏する。
【0086】
また、この発明のサービス提供システムは、上述において、仲介者の情報端末は、サービスに関するデータの分析結果に対して、提供者の情報端末から利用者の情報端末の属性を指定して、属性に基づいて、提供者の情報端末から利用者の情報端末との間でメッセージを送受するメッセージ手段とを備えたので、利用者を特定せずに、または特定できないときでも有効なメッセージのやりとりを行うことができるという効果を奏する。
【0087】
また、このサービス提供システムは、上述において、利用者の情報端末は、メッセージの提供者の情報端末または属性を指定して、メッセージの受け取りの拒否を可能とするので、必要のないメッセージの受け取りを予め拒否することができるという効果を奏する。
【0088】
また、この発明のサービス提供システムは、上述において、仲介者の情報端末、提供者の情報端末および利用者の情報端末の間でのサービスの仲介、提供および利用に従って、課金されるので、サービスの仲介、提供および利用に対応して、銀行口座からの引き落とし処理や銀行口座への振込処理などを行うことができるという効果を奏する。
【0089】
また、この発明のサービス提供システムは、上述において、物品の提供のサービスに関しては、仲介者の情報端末から提供者の情報端末および利用者の情報端末への連絡に基づいて、予め提供者が指定位置に配置した物品を、利用者が指定位置に出向いて受け取ることにより、物品の受け渡しが行われるので、利用者の個人情報が提供者に知られないようにして、物品の受け渡しを行うことができるという効果を奏する。
【0090】
また、このサービス提供システムは、上述において、仲介者の情報端末は、サービスに関するデータの分析結果に基づいて、サービス群を生成し、提供者の情報端末および利用者の情報端末へサービス群を提供するので、仲介者しか知り得ない情報を用いたサービス群を利用者に提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるサービスの流れを示す図である。
【図2】システム構成を示す図である。
【図3】顧客テーブルを示す図である。
【図4】サービステーブルを示す図である。
【図5】履歴テーブルを示す図である。
【図6】一時識別子テーブルを示す図である。
【図7】問い合わせ画面を示す図である。
【図8】問い合わせ結果を示す図である。
【図9】メッセージ送信を示す図である。
【図10】受信拒否を示す図である。
【図11】システムの動作を示す図である。
【図12】特別サービスを示す図である。
【図13】マスコットを示す図である。
【図14】従来のサービスの流れを示す図である。
【符号の説明】
1……サービス提供者、2……通信網、3……サービス利用者、4……仲介者、5……データベース、21……ネットワーク、22……サーバコンピュータ、23……データベース、24……利用者端末、25……仲介者端末、26……提供者端末、
Claims (1)
- ネットワークを構成する通信網と、
物品または情報の提供であるサービスを特定するサービスの情報を、前記通信網を介して送信するとともに、前記サービスの情報のうち電子的に受信可能なサービスの情報を受信する送受信手段を有する利用者の情報端末と、
前記サービスの情報を、前記通信網を介して受信するとともに、前記サービスの情報のうち、電子的に送信可能なサービスを送信する送受信手段を有する提供者の情報端末と、
前記サービスの情報を受けた前記利用者の情報端末を前記提供者の情報端末毎に顧客テーブルとしてデータベース化して一意な一時識別子で管理するとともに、前記一時識別子と前記提供者の情報端末から提供される情報と前記利用者の情報端末で利用される情報とを対応づけてサービステーブルとしてデータベース化して管理するための一時識別子管理手段を有するサーバ装置と、
前記利用者の情報端末による前記サービスの情報の利用の履歴を示す情報に、前記利用者の情報端末を識別する情報の代わりに前記一時識別子を含めた履歴情報を、前記提供者の情報端末に送信する履歴情報送信手段と、を有する仲介者の情報端末と、を備えるサービス提供システムであって、
前記仲介者の情報端末は、
前記サービスを識別する情報と、前記サービスを利用する前記利用者の情報端末を特定する条件と、前記利用者の情報端末に送信したいメッセージとを、前記提供者の情報端末から受信したときに、
前記利用者の情報端末が、前記利用者を特定する条件に合致し、かつ前記メッセージを受信可能とする状態に設定されている場合に、前記利用者の情報端末を識別する情報を前記サーバ装置から抽出し、前記提供者の情報端末から受信したメッセージを、前記サーバ装置から抽出した前記利用者の情報端末に送信するメッセージ送信手段と、
前記提供者の情報端末が宛先として指定されたメッセージを、前記利用者の情報端末から受信したときに、前記指定された提供者の情報端末及び前記メッセージの送信元の利用者の情報端末を識別する情報に基づいて、前記サーバ装置の前記一時識別子管理手段から前記利用者の情報端末に送信された前記一時識別子を抽出し、該抽出した一時識別子を含むメッセージを、前記提供者の情報端末に送信するメッセージ返信手段を、
備えることを特徴とするサービス提供システム。
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