JP4524424B2 - 新規光学活性ジアミノホスフィンオキシド及びその製造方法、ジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体並びにそれを用いた不斉4級炭素構築方法 - Google Patents

新規光学活性ジアミノホスフィンオキシド及びその製造方法、ジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体並びにそれを用いた不斉4級炭素構築方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4524424B2
JP4524424B2 JP2004047095A JP2004047095A JP4524424B2 JP 4524424 B2 JP4524424 B2 JP 4524424B2 JP 2004047095 A JP2004047095 A JP 2004047095A JP 2004047095 A JP2004047095 A JP 2004047095A JP 4524424 B2 JP4524424 B2 JP 4524424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaminophosphine
oxide
compound
carbon atoms
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004047095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005232139A (ja
Inventor
康正 濱田
哲宏 根本
Original Assignee
国立大学法人 千葉大学
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 国立大学法人 千葉大学 filed Critical 国立大学法人 千葉大学
Priority to JP2004047095A priority Critical patent/JP4524424B2/ja
Publication of JP2005232139A publication Critical patent/JP2005232139A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4524424B2 publication Critical patent/JP4524424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

本発明は、新規光学活性ジアミノホスフィンオキシド及びその製造方法、ジアミノホスフィンオキシドとパラジウム化合物とからなるジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体並びにそれを用いた不斉4級炭素構築方法に関する。
触媒量の光学活性リン化合物と遷移金属との錯体を用いる不斉炭素−炭素結合反応は、有機合成化学における極めて重要な不斉炭素構築法の一つである。光学活性リン配位子を開発する上で、空気や水に安定なリン化合物を利用することは、実用性という観点から大変望ましい。また、リン原子上に不斉点を導入することができれば、反応中心の極めて近傍に不斉環境を構築できることから、高い選択性を誘起することが期待できる。従って、不斉炭素構築法に好適に利用できる光学活性リン化合物の創成が望まれる。
ここで、ジアミノホスフィンオキシド類は5価のリン化合物であるが、遷移金属との錯体形成能がないと思われたためか研究例はこれまで皆無に近い。ジアミノホスフィンオキシドの配位子としての利用はこれまでに報告されていないが、その理由としては、1:光学活性ジアミノホスフィンオキシドの互変異性化の条件に関する知見、2:リン上に不斉点を導入したジアミノホスフィンオキシドの合成法の開発、の双方が確立されていなかったことにあると予測できる。
本発明は、上述した事情に鑑み、不斉炭素構築法に好適に利用できるジアミノホスフィンオキシド及びその製造方法、ジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体並びにそれを用いた不斉4級炭素構築方法を提供することを課題とする。
2級ホスフィンオキシド、及びホスホン酸誘導体は空気中にて安定に取り扱いが可能な5価のリン化合物であり、これらの化合物の特徴としては、互変異性化により生成する3価のリンとの平衡が存在することが挙げられる。この特徴を有効に利用することにより、安定な5価のリン化合物を3価の配位子前駆体として用いることが可能になると考えられた。これを実現するために構造修飾がより容易であると考えられるジアミノホスフィンオキシドを配位子前駆体として用いる反応を検討したところ、リン上に不斉点を有するジアミノホスフィンオキシドの合成法の確立、ならびに不斉4級炭素構築反応への応用に成功した。
前記課題を解決する本発明の第1の態様は、下記一般構造式4で示されることを特徴とするジアミノホスフィンオキシドにある。
Figure 0004524424
(式中、R及びRはそれぞれ独立に炭素数6〜10の芳香族基を表し当該芳香族基はハロゲン、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数1〜6のアルコキシル基で任意に置換されていてもよい。また、Rは炭素数7〜20のアラルキル基を表し当該アラルキル基は炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数6〜10の芳香族基で任意に置換されていてもよい。)
本発明の第2の態様は、下記一般構造式2で表されるトリアミン化合物をハロゲン化リンと反応させることにより下記一般構造式3で表されるトリアミノホスフィンを得る工程と、前記トリアミノホスフィンを酸性条件下水と反応させることにより下記一般構造式4で表されるジアミノホスフィンオキシドを得る工程を具備すること特徴とするジアミノホスフィンオキシドの製造方法にある。
Figure 0004524424
Figure 0004524424
Figure 0004524424
(式中、R及びRはそれぞれ独立に炭素数6〜10の芳香族基を表し当該芳香族基はハロゲン、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数1〜6のアルコキシル基で任意に置換されていてもよい。また、Rは炭素数7〜20のアラルキル基を表し当該アラルキル基は炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数6〜10の芳香族基で任意に置換されていてもよい。)
本発明の第3の態様は、第1の態様のジアミノホスフィンオキシドと、パラジウム化合物とからなることを特徴とするジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体にある。
本発明の第4の態様は、第3の態様の錯体を触媒とし、アリルアセテートと活性メチレン化合物とを反応させることにより選択的にアリル位置換体を得ることを特徴とする不斉4級炭素構築方法にある。
本発明の第5の態様は、アリルアセテートと活性メチレン化合物とを反応させる際に、第1の態様のジアミノホスフィンオキシドとパラジウム化合物とを添加することにより、選択的にアリル位置換体を得ることを特徴とする不斉4級炭素構築方法にある。
本発明によると、リン原子上と炭素上の二箇所に不斉中心を有する光学活性ジアミノホスフィンオキシド類を提供することができる。また、この光学活性ジアミノホスフィンオキシド類をパラジウムとの組み合わせで触媒的不斉4級炭素構築法に利用すると、極めて効率良く反応を進行させることができる。この不斉4級炭素構築法は他のリン配位子を用いる従来法と比較して、種々の基質に適用出来るため一般性に優れた方法である。
本発明のジアミノホスフィンオキシドは上記一般構造式4で表され、リン原子上と炭素上の二箇所に不斉中心を有する化合物である。この一般構造式4で表されるジアミノホスフィンオキシドは、空気、水に極めて安定であるが、ある条件では下記式で表されるように3価のリンに互変異性化し、リン配位子として働くことができる。なお、P(V)式で表される化合物が、本発明のジアミノホスフィンオキシドに対応する。
Figure 0004524424
一般構造式4で表される化合物は、例えば、上記一般構造式2で表されるトリアミン化合物をハロゲン化リンと反応させることにより上記一般構造式3で表されるトリアミノホスフィンを得た後、このトリアミノホスフィンを酸性条件下水と反応させることにより製造することができる。なお、トリアミン化合物は、例えばアスパラギン酸を出発原料として製造することができる。
本発明のジアミノホスフィンオキシドの製造方法の一例を下記反応式に示す。
Figure 0004524424
まず、光学的に純粋なアスパラギン酸より容易に入手可能なトリアミン(一般構造式2)を重要合成中間体として合成し、得られたトリアミン体を三塩化リン等のハロゲン化リンと反応させてトリアミノホスフィン(一般構造式3)を合成し、得られたトリアミノホスフィン(一般構造式3)を酸性条件下、水と反応させることによりジアミノホスフィンオキシド(一般構造式4)を得ることができる。
ここで、中間体のトリアミンは様々な方法により合成できるが、上記反応式のようにアスパラギン酸より誘導する場合には、ジアミド化合物(一般構造式1)からトリアミンを誘導することが容易であると考えられる。1級アミノ基を種々の方法にて修飾して得られるジアミド体やトリアミド体を、トリアミン体(一般構造式2)へと還元する方法としては、水素化アルミニウムリチウム、またはボランを用いた還元により、簡便に行うことができる。トリアミン体(一般構造式2)と三塩化リン等のハロゲン化リンとの反応は、トルエン中にて行うことが望ましい。また、トリアミノホスフィン(一般構造式3)を水によりジアミノホスフィンオキシドへと変換する工程に関しては、種々の非プロトン性溶媒が利用可能であるが、酢酸エチル中で行うことが望ましい。さらに、用いる酸としては種々の酸が利用可能であるが、シリカゲル(SiO)を酸として用いることが望ましい。
本発明の光学活性ジアミノホスフィンオキシドは、パラジウム化合物との組み合わせで触媒的不斉4級炭素構築法に利用すると、極めて効率良く反応を進行させることができる。この一般構造式4で表されるジアミノホスフィンオキシドを用いた不斉4級炭素構築法は、他のリン配位子を用いる従来法と比較して、種々の基質に適用出来るため一般性に優れた方法である。例えば、90%以上の光学純度の不斉4級炭素化合物を得ることもできる。
本発明のジアミノホスフィンオキシドは、配位子として働き、例えばパラジウム化合物と錯体を形成することができる。この錯体が触媒として作用するため、本発明のジアミノホスフィンオキシドとパラジウム化合物とを不斉4級炭素構築法に利用すると、極めて効率良く反応を進行させることができると推測される。
パラジウム化合物としては、特に限定はないが、アリルパラジウムクロライドダイマー等を挙げることができる。Pd−リガンド比率は、例えば1:1.5〜1:3とすることができ、好ましくは1:2程度である。なお、1:1にすると反応は進行しなくなる場合がある。
具体的には、例えば、アリルアセテートと活性メチレン化合物との反応において、一般構造式4で表されるジアミノホスフィンオキシドとパラジウム化合物とを添加することにより、選択的にアリル位置換体を得ることができる。反応の一例を下記[化7]に示す。なお、ジアミノホスフィンオキシドやパラジウム化合物を、単独でアリルアセテートと活性メチレン化合物との反応に使用しても、不斉4級炭素化合物を選択的に合成することはできない。ここで本明細書において、活性メチレン化合物は、活性メチレン化合物及び活性メチン化合物を意味するものとする。
アリルアセテートとしては、γアリール置換、γアルキル置換、γ水素置換(単純なアリルアセテート)のいずれにも適用可能である。また、活性メチレン化合物としては、βケトエステルを挙げることができ、環状骨格を持つ基質(5、6、7、8員環)、鎖状基質のいずれにも適用可能である。
Figure 0004524424
ジアミノホスフィンオキシド、パラジウム化合物、アリルアセテート及び活性メチレン化合物は同時に混合してもよく、また、ジアミノホスフィンオキシドとパラジウム化合物とを先に反応させ、その反応生成物(錯体)にアリルアセテート及び活性メチレン化合物を添加してもよい。
その他、必要に応じて各種添加剤を用いて反応させることができる。例えば、塩基を添加することができ、塩基としてはN,O−ビストリメチルシリルアセトアミド(BSA)を用いることが好ましい。また、酢酸塩を添加することもできる。さらに、亜鉛塩を添加することもでき、亜鉛の塩としてはZn(OAc),Zn(OAc)・2HO,Zn(OBz),ZnClなどを挙げることができるが、高い選択性を与える点でZn(OAc)が特に望ましい。
反応温度は0〜40℃が好ましく、さらに好ましくは20〜30℃である。
反応溶媒の種類についても特に限定はなく、例えば、トルエン、塩化メチレン、ベンゼン、キシレン、クロロベンゼン、フルオロベンゼン、ベンゾトリフルオリド等が適用可能であるが、特にトルエンが好ましい。反応溶媒として、THF、塩化メチレン、アセトニトリル等を用いた場合には、反応が進行するものの、選択性が低くなる場合がある。また、溶媒量は基質の濃度を基準に設定することが好ましい。溶媒量に特に限定はないが、反応において基質濃度が0.1〜0.5M程度の範囲が好ましい。また、プロキラルな求核剤を用いる場合は0.125〜0.15Mの基質濃度範囲に設定するのがよい。なお1,3−2置換のアリルアセテートの反応に関しては0.2〜0.25Mが好ましい。
(合成例1)
下記の反応式に示される反応を行うことにより、P-Chirogenic Diaminophosphine Oxide(化合物1a)を合成した。
Figure 0004524424
(合成例1−1) 化合物2の合成
アスパラギン酸より常法にて調整可能な酸無水物2の合成を行った。
(合成例1−2) Benzyloxycarbonyl-L-Aspartic Acid dianilide (化合物3)の合成
酸無水物2(4.53g,18.2mmol)のDMSO溶液(36mL)にアニリン(1.83mL,20mmol)を室温にて滴下し、そのまま3時間攪拌した。酢酸エチルにて反応溶液を薄めたのち、1N塩酸水溶液,水(x3),飽和食塩水にて反応溶液を洗浄した。有機溶媒を硫酸ナトリウムにて乾燥したのち、有機溶媒を減圧留去、得られた固体を無水DMF(36mL)に溶解させた。アニリン(2.14mL,23.4mmol)、WSCI(4.48g,23.4mmol)を反応溶液に加え、室温にて攪拌し24時間後、反応液を酢酸エチルにより薄め、1N塩酸水溶液、水(x3)にて洗浄した。有機溶媒を減圧留去し、得られた残さをエーテルにて洗浄することで化合物3が白色固体として得られた(6.6g,87% in 2steps)。得られた化合物3の融点等の測定結果を以下に示す。
Mp 222-225 ℃; IR (KBr) ν3442, 3289, 1698, 1654, 1534, 1444, 1264, 692 cm-1; 1H NMR (DMSO-d6):δ_2.71 (dd, J = 8.4 Hz, 15.2 Hz, 1H), 2.83 (dd, J = 5.2 Hz, 15.2 Hz, 1H), 4.62 (ddd, J = 3.6 Hz, 5.2 Hz, 8.4 Hz, 1H), 5.04 (s, 2H), 7.02-7.07 (m, 2H), 7.27-7.35 (m, 9H), 7.57-7.63 (m, 4H), 7.70 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 9.95 (s, 1H), 10.11 (s, 1H); 13C NMR (DMSO-d6): δ_38.5, 52.2, 65.5, 119,0 (x 2), 119.4 (x 2), 123.1, 123.3, 127.7 (x 2), 127.8, 128.3 (x 2), 128.6 (x 2), 128.7 (x 2), 136.8, 139.0, 139.1, 155.8, 167.9, 170.0; FAB-LRMS m/z 418 (MH+); [α]25 D +3.46 (c 0.52, DMF); Anal. Calcd for C24H24N3O4: C, 69.05, H, 5.55, N, 10.07. Fouund: C, 68.82, H, 5.49, N, .10.08.
(合成例1−3) (2R)-2-Amino-N1,N4-diphenyl-succinamide (化合物4)の合成
化合物3(7.955g,19mmol)及び5%Pd−C(808mg,0.38mmol)をDMF(150mL)及び2−propanol(50mL)中にてけんだくさせ、強力攪拌下、内部を水素雰囲気に置換した。2時間後、セライトろ過により固体を除き、有機溶媒を減圧留去した。
酢酸エチルに残さを溶解させた後、飽和重曹水,水にて溶液を洗浄、硫酸ナトリウムにより乾燥させた。減圧下、溶媒を留去し、得られた残さをエーテルにて洗浄することにより、化合物4が白色固体として得られた(5.40g,98%)。得られた化合物4の融点等の測定結果を以下に示す。
Mp 170-172 ℃; IR (KBr) ν3289, 3132, 3066, 1654, 1600, 1542, 1444, 1334, 753, 694 cm-1; 1H NMR (CDCl3): δ_2.86 (dd, J = 6.8 Hz, 14.8 Hz, 1H), 2.94 (dd, J = 4.4 Hz, 14.8 Hz, 1H), 3.90 (dd, J = 4.4 Hz, 6.8 Hz, 1H), 7.08-7.14 (m, 2H), 7.28-7.35 (m, 4H), 7.47-7.49 (m, 2H), 7.57-7.59 (m, 2H), 8.10 (s, 1H), 9.62 (s, 1H); 13C NMR (DMSO-d6): δ_41.3, 52.6, 119,0 (x 2), 119.1 (x 2), 123.1, 123.3, 128.7 (x 2), 128.7 (x 2), 138.9, 139.1, 169.2, 172.8; FAB-LRMS m/z 284 (MH+); [α]25 D-2.60 (c 0.50, DMF); Anal. Calcd for C16H17N3O2: C, 67.83, H, 6.05, N, 14.83. Fouund: C, 67.69, H, 5.88, N, 14.74.
(合成例1−4) (2R)-2-Benzoylamino-N1,N4-diphenyl-succinamide (化合物5)の合成
化合物4(2.46g,8.68mmol)及びトリエチルアミン(1.81mL,13.0mmol)のTHF(150mL)溶液に塩化ベンゾイル(1.26mL,10.85mmol)を0度にて加えた。
1時間室温にて攪拌したのち、飽和重曹水を加え反応を終了させ、酢酸エチルにて抽出した。有機層を1N塩酸水溶液、水、飽和食塩水にて洗浄し、有機溶媒を減圧留去、得られた残さをエーテルにて洗浄することで、化合物5を白色固体として得た(3.29g,97%)。得られた化合物5の融点等の測定結果を以下に示す。
Mp 222-223 ℃; IR (KBr) ν3461, 3296, 1660, 1637, 1600, 1528, 1499, 1444, 1321, 753, 692 cm-1; 1H NMR (DMSO-d6): δ_2.88 (dd, J = 8.4 Hz, 15.6 Hz, 1H), 2.94 (dd, J = 6.0 Hz, 15.6 Hz, 1H), 5.00 (ddd, J = 6.0 Hz, 7.2 Hz, 8.4 Hz, 1H), 7.00-7.06 (m, 2H), 7.26-7.31 (m, 4H), 7.44-7.64 (m, 7H), 7.87-7.89 (m, 2H), 8.77 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 10.00 (s, 1H), 10.17 (s, 1H); 13C NMR (DMSO-d6): δ_38.1, 51.4, 119,1 (x 2), 119.4 (x 2), 123.1, 123.3, 127.5 (x 2), 128.2 (x 2), 128.7 (x 2), 128.7 (x 2), 131.4, 133.9, 139.0, 139.1, 166.4, 168.2, 169.9; EI-LRMS m/z 387 (M+); [α]25 D +13.6 (c 0.5, DMF); EI-HRMS. Calced for C23H27N3: 387.1583. Found: 387.1588.
(合成例1−5) (2R)-N2-Benzyl-N1,N4-diphenyl-butane-1,2,4-triamine (化合物6)の合成
水素化アルミニウムリチウム(2.03g,53.5mmol)のTHF(178mL)けんだく液に化合物5(3.46g,8.92mmol)を0℃にて少量ずつ加えた。
水素の発生が終了した後、得られるけんだく液をオイルバスにて加熱、13時間加熱還流させた。室温まで冷却後、水及び1N水酸化ナトリウム水溶液にて処理することで白黄色の固体が析出した。固体をセライトろ過にて除去した後、ろ取された固体を再度THF(60mL)中、3時間加熱還流した。固体をろ過により取り除いた後、合わせたろ液を飽和食塩水により洗浄、硫酸ナトリウムにより乾燥した。有機溶媒を減圧留去した後、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SiO2,hexane/ethyl acetate 3/1 to 1/2)により精製することで化合物6を黄色油状物質として得た(2.21g,72%)。得られた化合物6のIR等の測定結果を以下に示す。
IR (neat) ν3404, 3023, 2923, 2828, 1603, 1505, 1319, 1257, 749, 693 cm-1; 1H NMR (CDCl3): δ_1.74-1.85 (m, 2H), 2.93-2.98 (m, 1H), 3.06 (dd, J = 6.0 Hz, 12.4 Hz, 1H), 3.15-3.20 (m, 3H), 3.77(s, 1H), 6.52-6.71 (m, 6H), 7.13-7.30 (m, 9H); 13C NMR (CDCl3): δ_32.0, 41.2, 46.4, 50.9, 54.6, 112.7 (x 2), 112.9 (x 2), 117.1, 117.4, 127.0, 128.0 (x 2), 128.4 (x 2), 129.1 (x 2), 129.2 (x 2), 140.2, 148.2, 148.4; EI-LRMS m/z 345 (M+); [α]19 D +1.01 (c 1.39, CHCl3); EI-HRMS. Calced for C23H27N3: 345.2205. Found: 345.2210.
(合成例1−6) P-Chirogenic Diaminophosphine Oxide (化合物1a)の合成
化合物6(1.99g,5.77mmol)及びトリエチルアミン(2.90mL,20.8mmol)のtoluene溶液(29mL)を−78℃まで冷却した後、攪拌下、三塩化りん(0.553mL,6.35mmol)を3分間かけてゆっくり加えた。反応温度を室温までゆっくり上昇させ、その後12時間室温にて攪拌させた。反応液をクロロホルムにて薄めたのち、水にて洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥させた。有機溶媒を減圧留去した後、得られた残さを酢酸エチルに溶解させた。溶液にシリカゲル(50mg/mmol substrate)と水を(0.13mL,7.21mmol)加え20時間室温にて攪拌した。反応液にクロロホルムを加え、析出した固体を溶かした後、シリカゲルをろ取、さらにシリカゲル層を酢酸エチルにて良く洗い込んだ。溶媒を減圧留去後、得られた黄色固体を酢酸エチルにて洗浄することで目的物を白色固体として得た。さらに、黄色残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SiO2,hexane/ethyl acetate 5/1 to 1/1)にて精製することにより化合物1aを得た(Total yield: 1.36 g, 60%)。化合物1aの光学純度はキラルHPLCにより決定した。また、得られた化合物1aの融点等の測定結果も以下に示す。
(DICEL CHIRALCEL OD-H, 2-propanol/hexane 1/1, flow rate 0.4 mL/min, tR 49.5 min (ligand prepared from D-Asp) and 54.2 min (ligand prepared from L-Asp), detection at 254 nm). Mp 131-132 ℃; IR (KBr) ν3370, 2927, 1601, 1524, 1502, 1327, 1303, 1219, 1170, 1127, 1034, 950, 751, 730, 700 cm-1; 1H NMR (CDCl3): δ_1.67-1.76 (m, 1H), 2.00-2.08 (m, 1H), 3.04-3.18 (m, 2H), 3.31-3.37 (m, 1H), 3.45 (s, 1H), 3.65 (m, 1H), 3.76-3.82 (m, 1H), 4.20 (dd, J = 15.2 Hz (HCH), 13.2 Hz (PNCH), 1H), 4.44 (dd, J = 15.2 Hz (HCH), 10.4 Hz (PNCH), 1H), 6.50-6.53 (m, 2H), 6.71-6.75 (m, 1H), 6.99-7.04 (m, 1H), 7.15-7.19 (m, 4H), 7.29-7.47 (m, 7H) 7.70 (d, J = 628 Hz (O=PH), 1H); 13C NMR (CDCl3): δ_32.7 (d, J = 3.9 Hz), 39.6, 46.5 (d, J = 6.1 Hz), 48.9 (d, J = 10.4 Hz), 52.1 (d, J = 7.2 Hz), 112.8 (x 2), 115.9 (d, J = 5.3 Hz) (x 2), 117.9, 121.9, 127.8, 128.6 (x 2), 128.7 (x 2), 129.3 (x 2), 129.5 (x 2),136.7, 141.4 (d, J = 7.7 Hz), 147.6; 31P NMR (CDCl3): 12.3; EI-LRMS m/z 391 (M+); FAB-LRMS m/z 392 (MH+); [α]18 D -38.6 (c 0.5, CDCl3, >99% ee); FAB-HRMS. Calced for C23H27N3OP: 392.1845 (MH+). Found: 392.1854 (MH+); Anal. Calcd for C23H26N3OP: C, 70.57; H, 6.69; N, 10.73. Found, C, 70.27; H, 6.64; N, 10.66.
(合成例2〜4)
類似の方法により、下記式1b、1c及び1dで表されるジアミノホスフィンオキシドを合成した。
Figure 0004524424
(実施例)
合成例1〜4で合成したジアミノホスフィンオキシドを用いた触媒的不斉炭素−炭素結合形成反応を行った。反応としては、Pd触媒によるアリル位置換反応を選択し、求電子剤(アリルアセテート)に不斉炭素が構築される反応、及び求核剤(βケトエステル)に不斉炭素が構築される反応の双方について行った。
(実施例1(表1中Entry1〜19))
表1示すPd化合物、添加剤、溶媒、塩基及び配位子(化合物1a〜1d)を用いて、下記反応式に示すように、化合物7とマロン酸ジメチルとから、化合物8を合成した。
具体的な手順例は次のとおりである。アセテート7(63mg,0.25mmol),マロン酸ジメチル(86μl,0.75mmol),アリルパラジウムクロライドダイマー(0.9mg,0.0025mmol)及び化合物1a(3.9mg,0.01mmol)のtoluene(3.33mL)溶液にBSA(0.185mL,0.75mmol)を室温にて加えた。24時間攪拌後、反応溶液を減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SiO2, hexane/ethyl acetate 40/1 to 20/1)にて精製することにより、生成物8を無色の油状物質として得た(76mg,94%,99%ee)。収率及び得られた生成物の光学純度を表1に示す。なお、光学純度はキラルHPLCにより決定した。
(DICEL CHIRALCEL OD-H, 2-propanol/hexane 2/98, flow rate 0.3 mL/min, tR 40.8 min (R)-isomer and 43.7 min (S)-isomer, detection at 254 nm).
なお、Entry1〜16では化合物1aを、Entry17では化合物1bを、Entry18では化合物1cを、Entry19では化合物1dを配位子として用いた。
Figure 0004524424
マロン酸ジメチルとアリルアセテート7とを、2mol%のPd触媒と4mol%の化合物1a存在下反応させたところ、反応は円滑に進行し高い選択性にて目的物を与えることがわかった。また、塩基としてN,O−ビストリメチルシリルアセトアミド(BSA)を用いた場合に、反応の進行が確認された。さらに、一般に本反応は酢酸塩の添加が選択性を向上させることが知られているが、添加剤の検討を行った結果、種々の酢酸塩存在下、反応は高い選択性にて進行するものの、酢酸塩を添加しない条件において最も高い選択性を与えた。また、溶媒としてはTHF、トルエンも利用可能であるが、塩化メチレンが最も良い結果を与えた。そして、リガンドの構造を変化させた場合にも高い選択性が観測された。
(実施例2(表2及び3))
求核剤としてβケトエステルを用いた場合には、エノラートの面がプロキラル面となることから、求核剤に4級炭素が導入される。βケトエステル10を用いてシンナミルアセテート9のアリル位置換反応を行った。
表2示すように、添加剤の種類、BSA及び化合物10の量を変化させて下記反応式の反応により、化合物9と化合物10とから化合物11を合成した。また、表3に示す様々なアリルアセテートとβケトエステルとの反応についても適用した。収率及び得られた生成物の光学純度を表2及び表3に示す。
なお、具体的な手順例は次のとおりである。シンナミルアセテート(83.3ml,0.5mmol),2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(120ml,0.75mmol),アリルパラジウムクロライドダイマー(1.8mg,0.005mmol),化合物1a(7.8mg,0.02mmol),及びZn(OAc)(9.2mg,0.05mmol)のtoluene(3.33mL)溶液にBSA(0.494mL,2.0mmol)を室温にて加えた。16時間攪拌後、反応溶液を減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SiO2, hexane/ethyl acetate 30/1 to 15/1)にて精製することにより、(1S)-2-Oxo-1-(3-phenyl-allyl)-cyclohexanecarboxylic acid ethyl esterが無色の油状物質として得られた(143mg,99%,93%ee)。光学純度はキラルHPLCにより決定した。また、得られた(1S)-2-Oxo-1-(3-phenyl-allyl)-cyclohexanecarboxylic acid ethyl esterのIR等の測定結果も以下に示す。
(DICEL CHIRALCEL OD-H, 2-propanol/hexane 5/95, flow rate 0.4 mL/min, tR 14.5 min (R)-isomer and 16.8 min (S)-isomer, detection at 254 nm). IR (neat) ν2940, 1713, 1449, 1191, 1134, 1095, 969, 744, 694 cm-1; 1H NMR (CDCl3): δ_1.21 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.51-1.76 (m, 4H), 2.00-2.04 (m, 1H), 2.46-2.54 (m, 4H), 2.74 (ddd, J = 1.2 Hz, 7.2 Hz, 13.6 Hz, 1H), 4.16 (q, J = 7.2 Hz, 1H), 6.17 (ddd, J = 7.2 Hz, 7.6 Hz, 15.6 Hz, 1H), 6.37 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 7.17-7.33 (m, 5H); 13C NMR (CDCl3): δ_14.1, 22.5, 27.5, 36.0, 38.6, 41.1, 61.2, 61.3, 125.1, 126.1 (x 2), 127.2, 128.4 (x 2), 133.2, 137.2, 171.5, 207.7; EI-LRMS m/z 286 (M+); [α]18 D -80.9 (c 0.85, CHCl3, 93% ee); EI-HRMS. Calced for C18H23O3: 286.1569. Found: 286.1561.
Figure 0004524424
Figure 0004524424
表2より、トルエン中にて種々の酢酸塩の添加結果から、触媒量の酢酸亜鉛を添加剤として用いた場合に高い選択性が誘起されることがわかった。また、Pdの触媒量の検討を行った結果、1モル%においても問題なく反応は完結した。
また表3より、本条件は様々なアリルアセテート、及びβケトエステルに適用可能であることがわかった。
(実施例3(表4))
下記の反応において、表4に示すように溶媒を変化させて反応させた。結果を表4に併せて示す。
Figure 0004524424
トルエン、ベンゼン、キシレン、クロロベンゼン、フルオロベンゼン、ベンゾトリフルオリド等が適用可能であると思われるが、トルエンが最適であると考えられる。THF、塩化メチレン、アセトニトリル等を用いた場合には反応が進行するものの、選択性が極めて低い。
(実施例4(表5及び表6))
下記表5の反応において、表5に示すようにパラジウム化合物と化合物1aとの比率を変化させて反応させた。また、下記表6の反応において、表6に示すようにパラジウム化合物と化合物1aとの比率を変化させて反応させた。結果をそれぞれ表5及び表6に示す。
Figure 0004524424
Figure 0004524424
Pd−リガンド比率は、1:1.5〜1:3の間に設定することが好ましく、1:2が特に望ましいことが分かった。なお、表5の反応においては、1:1にすると反応は進行しなくなった。
以上、まとめると一般構造4のジアミノホスフィンオキシドを用いることで、[化7]に示すような反応が進行し、高い選択性にてアリル位置換体を与える。
化学工業や製薬産業に利用できる。

Claims (5)

  1. 下記一般構造式4で示されることを特徴とするジアミノホスフィンオキシド。
    Figure 0004524424
    (式中、R及びRはそれぞれ独立に炭素数6〜10の芳香族基を表し当該芳香族基はハロゲン、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数1〜6のアルコキシル基で任意に置換されていてもよい。また、Rは炭素数7〜20のアラルキル基を表し当該アラルキル基は炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数6〜10の芳香族基で任意に置換されていてもよい。)
  2. 下記一般構造式2で表されるトリアミン化合物をハロゲン化リンと反応させることにより下記一般構造式3で表されるトリアミノホスフィンを得る工程と、前記トリアミノホスフィンを酸性条件下水と反応させることにより下記一般構造式4で表されるジアミノホスフィンオキシドを得る工程を具備すること特徴とするジアミノホスフィンオキシドの製造方法。
    Figure 0004524424
    Figure 0004524424
    Figure 0004524424
    (式中、R及びRはそれぞれ独立に炭素数6〜10の芳香族基を表し当該芳香族基はハロゲン、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数1〜6のアルコキシル基で任意に置換されていてもよい。また、Rは炭素数7〜20のアラルキル基を表し当該アラルキル基は炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数6〜10の芳香族基で任意に置換されていてもよい。)
  3. 請求項1のジアミノホスフィンオキシドと、パラジウム化合物とからなることを特徴とするジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体。
  4. 請求項3の錯体を触媒とし、アリルアセテートと活性メチレン化合物とを反応させることにより選択的にアリル位置換体を得ることを特徴とする不斉4級炭素構築方法。
  5. アリルアセテートと活性メチレン化合物とを反応させる際に、請求項1のジアミノホスフィンオキシドとパラジウム化合物とを添加することにより、選択的にアリル位置換体を得ることを特徴とする不斉4級炭素構築方法。

JP2004047095A 2004-02-23 2004-02-23 新規光学活性ジアミノホスフィンオキシド及びその製造方法、ジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体並びにそれを用いた不斉4級炭素構築方法 Expired - Lifetime JP4524424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047095A JP4524424B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 新規光学活性ジアミノホスフィンオキシド及びその製造方法、ジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体並びにそれを用いた不斉4級炭素構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047095A JP4524424B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 新規光学活性ジアミノホスフィンオキシド及びその製造方法、ジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体並びにそれを用いた不斉4級炭素構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005232139A JP2005232139A (ja) 2005-09-02
JP4524424B2 true JP4524424B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=35015452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004047095A Expired - Lifetime JP4524424B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 新規光学活性ジアミノホスフィンオキシド及びその製造方法、ジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体並びにそれを用いた不斉4級炭素構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4524424B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005232139A (ja) 2005-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101193880B (zh) 喜巴辛类似物的外型和非对映立体选择合成
JP7087103B2 (ja) ロキサデュスタットの合成方法及びその中間体化合物
JP2024023340A (ja) グルホシネートアンモニウムの調製方法
CN111606849B (zh) 一种2-(2-氨基苯基)喹啉类化合物的合成方法
WO2005070875A1 (ja) アミン類の製造方法
JP2008505903A (ja) 四置換エナミドの形成およびこの立体選択的還元
JP2005536484A (ja) 光学活性(r)−アリールオキシプロピオン酸エステル誘導体の製造方法
JP4528123B2 (ja) ナプロキセンのニトロオキシ誘導体の製造法
JP2011098957A (ja) ピリジルホスフィン化合物を有する金属錯体、及びアルキルメタクリレートの製造方法
JP4524424B2 (ja) 新規光学活性ジアミノホスフィンオキシド及びその製造方法、ジアミノホスフィンオキシド−パラジウム錯体並びにそれを用いた不斉4級炭素構築方法
JP6547087B1 (ja) 光学活性な2,3−ビスホスフィノピラジン誘導体、その製造方法、遷移金属錯体及び有機ホウ素化合物の製造方法
CN105026370A (zh) 取代的吡咯烷-2-甲酰胺的不对称合成
JP3789508B2 (ja) 光学活性非対称ジホスフィン及び該化合物の存在下にて光学活性体を得る方法
US20080194825A1 (en) Process for obtaining montelukast
WO2017043626A1 (ja) 光学活性4-カルバモイル-2,6-ジメチルフェニルアラニン誘導体の製造法
JP5208939B2 (ja) 2,2’,6,6’−四置換アミノホスフィン配位子及びその合成方法
TWI501973B (zh) N-取代-2-胺基-4-(羥甲膦基)-2-丁烯酸之製造方法
JP5471069B2 (ja) テトラヒドロピリジン誘導体及びその製造方法
JP4909084B2 (ja) 触媒不斉エポキシ化
US6407290B2 (en) Process for the production of substituted 10-chloro-phenoxaphosphines or 10-bromo-phenoxaphosphines
JP4239473B2 (ja) ピリドン化合物の製造法およびその中間体
JP4605321B2 (ja) 光学活性オキサゾリン化合物及び該化合物を用いる光学活性アリルアルコール誘導体の製造法
JP2006232757A (ja) フェノキシエチルハライド及びその誘導体の製造法
JP3590980B2 (ja) 光学活性3級ホスフィン化合物、それを配位子とする遷移金属錯体およびその用途
JP2000136194A (ja) ホスフィノビナフチルの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100428

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4524424

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

EXPY Cancellation because of completion of term