JP4521938B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ等に配設される小型撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ等の画像入力機器に用いられる、CCD及びCMOS等の固体撮像素子は、シリコンウエハー等の半導体基板上に一括して形成される。その後、得られた固体撮像素子上に、カラーフィルター及びマイクロレンズ等が作製され、撮像装置が形成される。更に、得られた撮像装置は、後工程で必要な寸法に分割され、実装装置に実装される。
【0003】
そして、従来、カラーフィルター及びマイクロレンズは、主にアクリル系樹脂を用いて作製されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アクリル系樹脂の屈折率は1.5〜1.6である。このため、マイクロレンズを、透明エポキシ樹脂等の接着剤で封止した場合、従来の接着剤の屈折率が1.4〜1.5程度であるため、接着剤およびマイクロレンズ間の屈折率差が小さくなる場合があった。その結果、マイクロレンズの集光能力が低下し、感度低下が発生する場合があった。
【0005】
この様な不具合を回避するために、図7に示す様なセラミックパッケージが用いられている。この場合、周囲にセラミックパッケージ750よりなる枠を形成し、これにガラス710を接着して、気密性を保つ構造がとられおり、CCDチップ740のマイクロレンズ720上には、空気層700が形成されている。空気の屈折率は1.0であり、アクリル系樹脂の屈折率(1.5〜1.6)とは大きく異なるため、マイクロレンズの材質がアクリル系樹脂であっても、集光特性等が損なわれることはない。
【0006】
しかしながら、マイクロレンズを形成した撮像素子上に空気の層を形成する、図7に示す中空構造のセラミックパッケージの場合、セラミックパッケージにガラスを接着する接着剤が必要となる。このため、セラミックパッケージは、ある程度の厚みを有しており、小型化および薄型化が不十分となる場合があった。
【0007】
一方、CCD及びCMOS等の撮像装置が実装される実装装置として、図7に示すセラミックパッケージに代わり、図8に示す薄型化を実現した実装装置が提案された。
【0008】
例えば、特開平7−99214号公報においては、マイクロレンズ820上に空気層800を形成し、周囲を異方性導電ペースト(フィルム)830で囲むことが開示されている。
【0009】
しかしながら、図8に示す実装装置として、TOGモジュールの場合、周囲の接着剤である異方性導電ペースト(フィルム)830がマイクロレンズ820上にハミ出してくる恐れがあること、また、異方性導電ペースト(フィルム)830での接続と両立させ、しかも接着剤がマイクロレンズ上にハミ出さないようにするためには、ペーストの塗布量および圧着条件等を精密に制御する必要があり、製造上の歩留まりが低下する恐れがあること等が指摘されている。
【0010】
本発明においては、以上の様な状況に鑑み、マイクロレンズの集光能力を低下することなく、小型化および薄型化が可能で、良好な生産性を有する実装装置の製造を可能とする撮像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、
複数の撮像素子が形成された半導体基板と、
前記半導体基板上に保護層を介して配されたカラーフィルター層と、
前記複数の撮像素子のそれぞれに対応して、前記カラーフィルター層上に各々が分離して配され、エッチングにより形成された複数のマイクロレンズと、
隣接する撮像素子の間に相当する位置で、前記保護層中に配された配線層と、
隣接するマイクロレンズの間で、かつ、前記カラーフィルター層上に配され、前記複数のマイクロレンズを形成するためのエッチングにおけるエッチングストッパーとして機能するタングステン(W)からなる遮光膜と、
前記複数のマイクロレンズに対向して配されたガラス基板と、
前記複数のマイクロレンズと前記ガラス基板の間を埋める接着剤層と、
を有する撮像装置であって、
各マイクロレンズは、前記ガラス基板に向かって凸型の形状であり、
各マイクロレンズを構成する材料は、屈折率は1.8以上2.3以下の透光性のSiNであり、
前記接着剤層は、透光性のエポキシ樹脂、透光性のシリコーン樹脂、透光性のアクリル樹脂、透光性のウレタン樹脂および透光性のポリアミド樹脂からなる群より選ばれる1種以上の樹脂を含み、かつ熱または光の少なくとも何れかによる硬化物であり、
前記接着剤層の屈折率は、前記マイクロレンズの屈折率よりも小さく、これらの屈折率差が0.25以上であり、
各マイクロレンズの前記ガラス基板側の表面には、屈折率が1.6以上1.9以下のMgO又はAl 2 3 からなる反射防止膜が設けられている
ことを特徴とする撮像装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明におけるマイクロレンズの作製に使用される材料の屈折率は1.8以上2.3以下であり、光学分野で使用される一般の接着剤の屈折率1.4〜1.5と比較して大きい。このため、このマイクロレンズを接着剤で封止することにより実装装置を作製したとしても、マイクロレンズの集光性能が低下することは抑制される。
【0013】
即ち、本発明の撮像装置は、マイクロレンズの光学特性を低下させることなく、封止により実装することができる。この結果、従来技術における枠体接合用の接着剤等は不必要となるため、小型化および薄型化が可能となる。また、接着剤の画素領域へのハミ出し等の問題が発生しないため、良好な生産性が実現できる。
【0014】
以上に加え、ガラス等の部材を撮像装置上に直接接着できるため、耐湿性の良い接着剤を選択することにより、機密シール等の手間が省け、生産性を向上できる。
【0015】
更には、セラミック等の高価な部品を使用必要が無くなるため、より安価に小型の撮像装置の製造が可能となる。
【0016】
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0017】
(第1の実施の形態)
図1には、無機膜であるSiN膜によりなるマイクロレンズを有する撮像装置の例を示した。100は円錐台形状のマイクロレンズ、110は半導体基板、130はカラーフィルター層である。
【0018】
マイクロレンズを構成する材料としては、屈折率が1.8以上2.3以下であれば特に制限されないが、良好な集光効果を実現するために、透光性のSiN又は透光性の酸化タンタル等が好ましく、本発明ではSiNが用いられる
【0019】
また、同様の理由から、マイクロレンズの形状としては、四角錘、三角錐、円錐、四角錘台、三角錐台または円錐台等が好ましい。
【0020】
図2には断面図を示したが、100はマイクロレンズ、110は半導体基板、130はカラーフィルター層、135はカラーフィルター、150は撮像素子上の保護膜、180は配線層、160は撮像素子、170はMgO膜等よりなる反射防止膜である。
【0021】
マイクロレンズ上には、反射防止膜が形成されている。
【0022】
反射防止膜の屈折率は1.6以上1.9以下であることが好ましい。また、十分な反射防止効果の観点から、MgO又はAl23等より作製されることが好ましい。
【0023】
マイクロレンズ上には反射防止膜として、例えばMgO(屈折率1.75)を適切な膜厚で形成することにより、SiN膜で形成されたマイクロレンズと接着剤界面とでの反射が軽減できる。このため、反射光が他の画素に入ることを抑制できるため、ゴースト及びフレアー等が低減され、良好な出力を得られることになる。
【0024】
更に、エッチング等のマイクロレンズ作製工程の途中で、下地の保護膜までエッチングされることを防止するために、マイクロレンズ間に保護膜が形成されている。SiNのエッチング工程でエッチングされない等の理由により、Ti又はWより作製されることが好ましく、本発明ではWが用いられる。
【0025】
図3は、SiN膜製マイクロレンズを有する撮像装置のチップが実装された実装装置の断面図である。200はガラス基板、210はTAB配線、220はチップ上の端子部に形成されたバンプ、230は接着層で、光学用のエポキシ接着剤等により形成することができる。
【0026】
ここに示した様に、マイクロレンズが形成された撮像装置上に、接着剤を用いてガラス基板を貼り合わせることにより、マイクロレンズの光学特性を劣化することなく、実装装置を製造できる
ここで、マイクロレンズを構成する材料の屈折率は接着剤の屈折率より大きく、その差は0.25以上が好ましく、0.35以上がより好ましく、0.45以上が更に好ましい。
【0027】
マイクロレンズ材料の屈折率とガラスを貼り合わせる接着剤の屈折率と差が0.25以上、例えば0.5であれば、マイクロレンズの集光性能を損なうことなくガラスを貼ることが可能になり、また、接着剤とガラス界面とでの反射を抑制することができ、良好な光学特性を実現できる。
【0028】
また、接着剤は、熱または光の少なくとも何れかで硬化するものが好ましい。
【0029】
以上の様な特性を満足する接着剤としては、透光性のエポキシ樹脂、透光性のシリコーン樹脂、透光性のアクリル樹脂、透光性のウレタン樹脂および透光性のポリアミド樹脂からなる群より選ばれる1種以上の樹脂を使用することができる。
【0030】
図4には、SiN膜でマイクロレンズを形成する工程を示した。
【0031】
(a)レンズ層の形成工程:先ず、半導体基板上に撮像素子160を形成後、カラーフィルター層およびカラーフィルターの保護層420を積層する。次に、N/Si(原子比)を0.48以上1.04以下とすることにより、屈折率が1.8以上2.3以下であるSiN膜400を、レンズ層として形成する。
【0032】
SiN膜の成膜方法としては、減圧CVD法、プラズマCVD法等を例示できるが、緻密なSiN膜を形成できる等の理由によりプラズマCVD法が好ましい。
【0033】
なお、SiN膜の成膜温度は、カラーフィルターの耐熱性を考慮し、顔料カラーフィルターの場合で200℃以下が好ましく、染料カラーフィルターの場合で150℃以下が好ましい。
【0034】
(b)レジストコート工程:(a)に示す工程で得られたSiN膜の表面をプラズマ洗浄後、SiN膜上にスピンコート法等によりレジストを塗布する。その後、プリベークを行い、レジスト層410を形成する。
【0035】
(c)露光および現像工程:(b)に示す工程で得られたレジスト層410に、マイクロレンズの平面形状をパターニングする。必要に応じては、レジストのエッジ部のテーパーコントロールを行う。
【0036】
(d)エッチング工程:リアクティブイオンエッチング装置(RIE装置とも記載する)を用いて、レジスト層410が除去された部分のSiN膜のエッチングを行い、SiN膜のパターン端部に、所望の形状を有するテーパーを形成する。
【0037】
なお、RIE装置で使用するエッチングガスとしては、SF4、Cl2及びO2の混合ガスを例示することができる。また、テーパーコントロールは、ガスの混合比およびエッチング条件等を制御することにより行われる。
【0038】
(e)レジスト剥離工程:SiN膜の頂上部に残存するレジストを剥離し、マイクロレンズ100を形成する。
【0039】
その後、必要に応じて、マイクロレンズ表面に反射防止膜としてMgO膜等を形成する。膜厚は、MgO表面での反射と、MgO膜およびSiN膜界面での反射との位相が異なるように適宜選択する。
【0040】
以上の工程によりマイクロレンズを形成後、電気特性を測定し、良品、不良品を判定する。その後、ダイシングでチップ毎に分割し、良品チップにスタッドバンプを形成する。
【0041】
次に、TABテープとの接合を行う。なお、TABテープとの接合は、カラーフィルターの耐熱性を考慮して、超音波、熱併用のシングルポイントのインナーリードボンディング方式等により行う。
【0042】
インナーリードボンディング終了後、例えば、屈折率1.47の光学エポキシ接着剤を用いて、チップ及びガラス基板を貼り合わせる。貼り合わせの工程は、接着剤中の気泡を真空脱泡後、光硬化、熱硬化の順で行われ、実装装置を完成する。
【0043】
(SiN膜の光学特性)
図5の(a)には光学バンドギャップ(単位:eV、Egoptとも記載する)及び屈折率の関係を、(b)にはSiN膜中のN/Si(原子比)及び屈折率の関係を、それぞれ示した。
【0044】
本発明の場合、マイクロレンズを構成する材料のEgopt値は、2.5以上とすることが好ましい。このため、図5(a)より明らかな通り、マイクロレンズを構成する材料の屈折率は、1.8以上2.3以下とされる。SiN膜の場合、光学的に透明で、1.8以上2.3以下の屈折率を実現するためには、図5(b)より明らかな通り、N/Si(原子比)を0.48以上1.04以下とすることが好ましい。
【0046】
(第2の実施の形態)
図6には、マイクロレンズ間に金属膜が形成されている場合を示した。500はマイクロレンズ間の金属膜であり、マイクロレンズの底部で、それぞれのマイクロレンズの境界領域に形成されており、マイクロレンズをエッチングで形成するときのエッチングストッパーとなるため好ましい。
【0047】
金属膜としては、耐エッチング性が良好であれば特に制限されないが、成膜が容易であり、耐エッチング性に優れることから、Ti膜またはW膜が好ましく、本発明ではWが用いられる。以下Tiを用いた場合について説明する。
【0048】
図6においては、SiN膜の形成に先立ち、カラーフィルター層130上に、低温スパッタリング法にてTi膜等の金属膜500を形成した後、格子状にパターン加工してある。
【0049】
カラーフィルター層は有機材料であるため、SiN膜のエッチング時にオーバーエッチングされると、カラーフィルター層が劣化する可能性がある。これに対し、SiN膜と比較してエッチングレートが十分小さい金属膜を形成し、エッチングの選択比を持たせることにより、マイクロレンズ下のカラーフィルター層がエッチングされることを抑制することができる。
【0050】
具体的には、SiN膜のエッチングレートは、Ti膜のエッチングレートの5倍程度であるため、エッチング時間を制御することにより、カラーフィルター層がダメージを受けることを、十分抑制できる。また、同時に、金属膜の厚みを至適とすることにより、画素間の遮光層も兼ねるようにする
【0051】
従って、図6に示す様に、マイクロレンズ間に金属膜を設けることにより、SiN膜のエッチング時にマイクロレンズ下のカラーフィルター層がエッチングされることが抑制され、同時に金属膜をマイクロレンズ間の遮光膜として機能させることができる。
【0052】
以上に説明してきた様に、本発明の撮像装置は、小型で良好な光学特性を有しているため、ビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ等の画像入力機器に好適に配設することができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、マイクロレンズを形成する材料の屈折率を高くすることにより、マイクロレンズの集光性能を損なうことなく、一般的な光学接着剤を用いてガラス等の部材を撮像装置上に直接接着することができる。
【0054】
この結果、耐湿性に優れる光学接着剤を使用することができるため、機密シール等の手間が省け、また、セラミック等の高価な部品を使用する必要が無くなるため、より安価に小型の撮像装置を製造できる。
【0055】
また、マイクロレンズ間に、SiN膜エッチング時のエッチングストーッパーとして金属膜を設けることで、形状の安定性に優れるマイクロレンズを作製することができ、カラーフィルター層の劣化を抑制できる。加えて、金属膜を、マイクロレンズ間の遮光膜としても機能させることができるため、斜め方向から入射する光束の影響を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の第1例を説明するための模式的斜視図である。
【図2】本発明の撮像装置の第1例を説明するための模式的断面図である。
【図3】本発明の撮像装置の第1例が実装された実装装置を説明するための模式図である。
【図4】本発明におけるマイクロレンズを形成するための工程断面図である。
【図5】SiN膜の光学特性を説明するための図である。
【図6】本発明の撮像装置の第2例を説明するための模式的断面図である。
【図7】従来の実装装置の例を説明するための模式的断面図である。
【図8】従来の実装装置の他の例を説明するための模式的断面図である。
【符号の説明】
100 マイクロレンズ
110 半導体基板
130 カラーフィルター層
135 カラーフィルター
150 保護膜
160 撮像素子
170 マイクロレンズ上の反射防止膜
180 配線層
200 ガラス基板
210 TAB配線
220 バンプ
230 接着層
400 SiN層
410 レジスト層
420 カラーフィルターの保護層
500 金属膜
700 空気層
710 ガラス
720 マイクロレンズ
730 ワイヤー
740 CCDチップ
750 セラミックパッケージ
760 リード
800 空気層
810 ガラス
820 マイクロレンズ
830 異方性導電フィルム
840 CCDチップ
850 TAB配線
860 バンプ

Claims (3)

  1. 複数の撮像素子が形成された半導体基板と、
    前記半導体基板上に保護層を介して配されたカラーフィルター層と、
    前記複数の撮像素子のそれぞれに対応して、前記カラーフィルター層上に各々が分離して配され、エッチングにより形成された複数のマイクロレンズと、
    隣接する撮像素子の間に相当する位置で、前記保護層中に配された配線層と、
    隣接するマイクロレンズの間で、かつ、前記カラーフィルター層上に配され、前記複数のマイクロレンズを形成するためのエッチングにおけるエッチングストッパーとして機能するタングステン(W)からなる遮光膜と、
    前記複数のマイクロレンズに対向して配されたガラス基板と、
    前記複数のマイクロレンズと前記ガラス基板の間を埋める接着剤層と、
    を有する撮像装置であって、
    各マイクロレンズは、前記ガラス基板に向かって凸型の形状であり、
    各マイクロレンズを構成する材料は、屈折率は1.8以上2.3以下の透光性のSiNであり、
    前記接着剤層は、透光性のエポキシ樹脂、透光性のシリコーン樹脂、透光性のアクリル樹脂、透光性のウレタン樹脂および透光性のポリアミド樹脂からなる群より選ばれる1種以上の樹脂を含み、かつ熱または光の少なくとも何れかによる硬化物であり、
    前記接着剤層の屈折率は、前記マイクロレンズの屈折率よりも小さく、これらの屈折率差が0.25以上であり、
    各マイクロレンズの前記ガラス基板側の表面には、屈折率が1.6以上1.9以下のMgO又はAl 2 3 からなる反射防止膜が設けられている
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記マイクロレンズの形状は、四角錘、三角錐、円錐、四角錘台、三角錐台または円錐台である請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記透光性のSiNはプラズマCVD法によって形成されたSiNであることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の撮像装置。
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