JP4521932B2 - 美・理容装置用ノズル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フェイシヤルやヘアードレッシング等を行う際に使用する美・理容装置用ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フェイシヤルやヘアードレッシング等は美・理容装置のミスト発生装置から発生されるミストやミスト発生装置からのミストとスチーム発生装置からの蒸気を混合させた温ミストをノズル筒体から噴霧させて行うものである。しかし、フェイシヤルやヘアードレッシング等の際、噴霧されるミストがノズル筒体内面に付着して成長し水滴となったり、ノズル筒体内面に付着した温ミストが凝縮して水滴となり、ノズル筒体を伝って垂れ落ち、被施術者の顔や髪に水滴が当たることがある。この垂れ落ちる水滴は被施術者に不快感を与えるうえに、ヘアに滴下した水滴はヘアに付着させたヘアダイ液やヘアカラー液を洗い流して着色にむらを生じさせたり、水滴により洗い流されたヘアダイ液やヘアカラー液が顔や頭皮に付着して顔や頭皮を汚したり傷めるという問題を生じさせたり、垂れ落ちた水滴で被施術者の衣服を濡らしたり汚すという問題も生じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとするところは、被施術者に水滴が垂れ落ちることのない美・理容装置用ノズルを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するため本発明は、ミスト供給用のミストホースに接続されるノズル筒体のノズル口縁に筒状の吸水体を設けた美・理容装置用ノズルにおいて、前記したノズル筒体が、ミストホースに対して着脱自在な内筒と、先方部分をこの内筒の先端から張出させて該内筒に囲装される吸水体と、前記した内筒の基方に螺着されて先端に形成された内鍔部を吸水体の先端外周縁に係止させた状態としてこの吸水体を被套固定する外筒とよりなりなるものとして、外筒が内筒に対して分離可能で前記した吸水体を交換自在としてあることを特徴とする美・理容装置用ノズルを請求項1の発明とし、請求項1の発明において、外筒に多数の水分蒸発用の小孔が透設されている美・理容装置用ノズルを請求項2の発明とし、請求項1または2の発明において、ミストホースが顔用とヘア用とに分けられている美・理容装置用ノズルを請求項3の発明とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を図1、2、3、4に基づいて詳細に説明する。
キャスター1aにより移動自在とされ、背面に温ミスト噴霧用のミストホース2、2が接続された器具本体であり、この器具本体1に接続されるミストホース2、2は顔用であるかヘアー用であるかを識別できるように、色分けか、識別シールが貼られている。また、ミストホース2、2は屈曲変形自在なフレキシブルポール3に、複数の受け口を有するホルダ3aをもって着脱自在に装着されるとともに、フレキシブルポール3の屈曲変形によりミストホース2、2のノズル筒体4 を任意の方向に向けることができるようになっている。さらに、ノズル筒体4はミストホース2と後記する継手を介して着脱交換自在に接続される。また、フレキシブルポール3を抱持するホルダ3aの抱持力はミストホース2を抱持する受け口の抱持力よりも強くして、フレキシブルポール3からミストホース2を引き外す際、ホルダ3aがミストホース2側に残らないようにしている。
【0006】
また、前記ミストホース2、2に接続され、ノズル口縁に筒状の吸水体5が配置されるノズル筒体4は、ミストホース2の継手2aと着脱自在に螺合される継手部4aを基部に形成した内筒4bと、内筒4bの先端より先方に張出されるよう内筒4bを囲する吸水体5と、該吸水体5を被套固定する外筒4cとよりなるものである。吸水体5は連続気孔を有するウレタン樹を用いて、吸水後、吸水体5を内筒4bから外して吸水体5を絞って水分を除いて再利用できるものとしているが、紙おむつに利用されるような使い捨て式の素材でもよく、要は吸水性を有するものであればよい。また、内筒4bの基方部に形成される鍔部27には外筒4cを螺着する低段のじ部28が形成されている。該ねじ部28に外筒4cの基端に形成された雌ねじ部29を螺挿することにより、外筒4cは内筒4bに分離可能に取り付けられる。さらに、外筒4cは先端に内鍔部30が形成され、該内鍔部30により吸水体5の先端外周縁を係止させて吸水体5が内筒4bから抜け出ることを防止している。この外筒4cの内鍔部30により吸水体5の先端外周縁のみを係止させて抜け止めを行う理由は、吸水体5の先端全面を内鍔部30により係止すると、ノズル筒体4のノズル口縁端は内鍔部30により覆われることとなるので、噴霧されるミストが内鍔部30の内周端面から表面にわたり付着し、そのミストが次第に成長して水滴となって垂れ落ちが発生するからである。さらに、内筒4bに外筒4cを螺着することにより、内筒4bと外筒4cとの分解分離を容易にして吸水体5の交換を迅速且つ、簡単に行うことができる。また、前記フレキシブルポール3は器具本体1の背面上下方向に配設されたガイド3c、3cに摺動自在に装着されたスライダ3b、3bに装着されて昇降動自在なものとしている。
【0007】
7は器具本体1 に内蔵されるミスト生成装置であり、このミスト生成装置7は図4に示されるよう、ミスト発生装置7aとスチーム発生装置7bとからなるものである。ミスト発生装置7aは水中に没する隔壁8aにより区画される給水室6aとエアー室6b、および、水面に下縁を近接させた隔壁8bによりエアー室6bからエアー供給ができるよう仕切られたミストガイド管6dを上面に設けたミスト発生室6cとからなるタンク室8と、タンク室8に給水を行う給水タンク9と、エアー室6bに送風管10aを介してエアーを送風するロアモータ10と、ミスト発生室6cの底部に装着されるミスト発生用の超音波振動子11と、タンク室8の水位を検知して超音波振動子11の作動を停止させるフロートスイッチ12とからなり、タンク室8の水位レベルは給水タンク9の給水管9aに透設された給水孔9bの位置によって自動的に調整される。
【0008】
一方、前記したスチーム発生装置7bは、スチームガイド管13aを上面に設けたタンク13にヒータ13bを装着したもので、タンク13には過熱防止用のイメタル型のサーモスイッチ14aと保温用のイメタル型のサーモスイッチ14bとが取り付けられている。そして、タンク13と前記ミスト発生装置7aのタンク室8とは両底部に接続された連通管16により接続されて供給水が両タンクに均等に供給されるようになっている。また、15は連通管16と接続されるドレン管であり、該ドレン管15にはドレン弁15aが設けられている。
【0009】
17はミスト発生装置7aで生じたミストとスチーム発生装置7bで生じたスチームとを混合させる混合器で、図示する混合器17は、上部にミスト管18との接続口が設けられ、底部には水抜き管20との接続口が設けられ、また、側面にはミスト発生装置7aに接続されるミストガイド管6dとの接続口と、スチーム発生装置7bに接続されるスチームガイド管13aとの接続口とを上下に配置してある混合タンク17aを用いてある。すなわち、混合タンク17aにはミストガイド管6dとスチームガイド管13aが接続され、混合タンク17aに接続されるミストガイド管6dはスチームガイド管13aより下方のタンク側面に、該タンク側面から先端を内空部に張出させて接続されていて、混合タンク17aに接続されるスチームガイド管13aはミストガイド管6dより上方のタンク側面に接続され、その先端はミストガイド管6dより長く内空部に張出されて、スチームがミストガイド管6d内に逆流しないようにしている。18は混合タンク17aの上面に接続されるT字状のミスト管で、該ミスト管18には殺菌・消臭を行うイオン化装置、オゾン化装置19およびサーミスタ19aが設けられている。なお、この殺菌・消臭を行うイオン化装置、オゾン化装置19はオゾンあるいはイオンまたはその双方を発生させて温ミスト中に含まれる雑菌の滅菌や、ヘアードレッシングに使用する薬剤の薬臭を消したり、薬剤を分解したりするためのものである。また、サーミスタ19aは温ミストの温度を測定して温ミストの温度が一定となるようミストやスチームの発生量を調整するものである。20は混合タンク17aの底部に接続される水抜き管であり、該水抜き管20はスチーム発生装置7のタンク13とミスト発生装置6のタンク室8に接続される連通管16と接続されている。
【0010】
21、22はミスト管18から分岐される顔用ミスト管とヘアー用ミスト管であり、ヘアー用ミスト管22に接続されるミスト管18の管路には結露水捕集機構23が接続されている。この結露水捕集機構23は側面上方にミスト管18の供給側を接続する上部導入孔23aと、側面下方にヘアー用ミスト管22を接続する下部送出孔23bとを設けるとともに、底部に水抜き管24cを接続する底部孔23cを形成した捕集タンク23dとよりなるもので、前記水抜き管24cには捕集タンク24が接続されていて、この捕集タンク24には水位報知機構24aと排水弁24bが取り付けられている。なお、25は器具本体1の上面に設けられる操作パネル、26はバキュームや、ブラシ、スプレー等のフェイシヤル処理を行う他の機器を接続するための接続用パネル部である。
【0011】
このような理・美容装置の作動は、先ず、器具本体1に内蔵されるミスト生成装置7としてのミスト発生装置7aとスチーム発生装置7bを作動させる。この作動によりミスト発生装置7aのタンク室8に貯留されている水はミスト発生室6cの超音波振動子11によってミスト化される。そして、ミストはロアモータ10によりエアー室6bに送り込まれるエアーは、エアー室6bとミスト発生室6cを区画する隔壁8bと水面との問にある隙間からミスト発生室6c内に送り出される。そして、ミスト発生室6c内に送り込まれたエアーはミストを気流に乗せてミストガイド6dへ送り出し、ミストガイド管6dを通って混合器17の混合タンク17a内に送り込まれる。これと同時に、スチーム発生装置7bのヒータ13bにより加熱されたタンク13内の水は蒸気となってスチームガイド管13aへ送り出され、スチームガイド管13aを通って混合タンク17aに送り込まれる。
【0012】
この混合タンク17aへのミストの供給は、スチームガイド管13aより下方にあるミストガイド管6dからブロアモータ10からの送風気流によって行われ、スチームの供給は、ミストガイド管6dより上方に配置され、ミストガイド管6dの先端より長く内空部に先端を張出させているスチームガイド管13aから蒸気圧により行われるので、スチームは下方のミストガイド管6d内に逆流することなく送り込まれ、送風気流により上昇してくるミストとスチームは混合タンク17a内で攪拌混合されて温ミストとなる。そして、温ミストは混合タンク17aの上面に接続されているミスト管18より送り出されることとなる。このミスト管18にはサーミスタ19aが設けられ、温ミストの温度を検出して、温ミストが適温になるようミスト発生装置7aとスチーム発生装置7bを制御している。また、ミスト管18には殺菌・消臭を行うイオン化装置、オゾン化装置19が接続されており、温ミスト中に含まれている雑菌や薬臭や薬剤は分解され、清浄化された臭気のない温ミストが顔用ミスト管21およびヘアー用ミスト管22へ送出されることとなる。
【0013】
そして、顔用ミスト管21やヘアー用ミスト管22通じてミストホース2、2に接続されたノズル筒体4より噴霧される温ミストを顔やヘアーに吹きかけてフエイシャルやヘアードレッシングを行うものであるが、このとき、温ミストはノズル筒体4の内筒4を通過する際に、内筒4b内で凝縮して水滴となったり、内筒4bに付着したミストが成長して水滴となりノズル筒体4の内筒4bを伝い流れることとなるが、内筒4bの先端から先には、筒状の吸水体5が露呈されているので、伝い流れる水滴は吸水体5に吸収されてノズル開口より垂れ落ちることがなく、被施術者のに水滴が落ちて不快感を感じさせることがないうえに、垂れ落ちた水滴によりヘアを染めたばかりのヘアダイ液やヘアカラー液を洗い流して色むらを生じさせることもない。また、水滴が被施術者の衣服に落ちて濡らしたり、汚したりする恐れもない。
【0014】
また、ヘアードレッシングの際、特に、ヘアーキャップ等を利用する場合、シャンプー、カット、リンス、トリートメント、育毛、ヘアーダイ等薬剤の臭いがヘアー用ミスト管22からミスト管18に移行したり、薬剤の混ざった結露水がヘアー用ミスト管22内に還流することがある。しかし、ヘアー用ミスト管22内に還流した結露水はミスト管18に接続された結露水捕集機構23により捕集されるので、混合タンク17aまで還流することがなく、また、ミスト管18に移行する薬臭等はミスト管18に設けられた殺菌・消臭を行うイオン化装置、オゾン化装置19により分解消臭されるので、顔用ミスト管21から薬剤が混ざった温ミストや薬臭のある温ミストが噴霧されることはない。そして、結露水捕集機構23により捕集された薬剤により汚染された結露水は水抜き管24cを通じて捕集タンク24に貯留されることとなる。そして、捕集タンク24内の結露水が満水となり、水位報知機構24aが作動すると、ブザーやランプによる警報を発するので、利用者は排水弁24bを開いて結露水を排出させればよい。
【0015】
また、図5、6はノズル筒体4の他の実施例を示すもので、外筒4cに多数の小孔32が透設して吸水体5が吸い込んだ水分を蒸発しやすくすることにより、吸水体5の吸水力が低下することを防止するとともに、吸水体5の吸水限界に短時間で達しないようにしてノズル筒体4や吸水体5を交換することなく長時間の連続使用を可能とした点が前記好ましい実施の形態のノズル筒体4と相違する以外は同じ構成で作用効果も同じため、同一符号を付して説明を省略する。
【0016】
なお、前記好ましい実施の形態では、前記好ましい実施の形態では、ノズル筒体4に外筒4cを被套させたものとしているが、吸水体5の表面に硬質層を成形したものとしてもよい。また、前記好ましい実施の形態では、用ミスト管21とヘアミスト管22とを分けてヘアドレッシングに使用するシャンプー、カット、リンス、トリートメント、育毛、ヘアダイ等に用いられる薬剤の臭いが用ミスト管21より噴霧されないようにしているが、吸水体5に活性炭等の臭い吸着材等を混入させたものとすれば、薬剤の臭いは吸収されるので、顔用ミスト管21とヘアミスト管22とを分けず同じミスト管を共用することができる。さらに、前記好ましい実施の形態では、結露水捕集機構23を設けたものとしているが、結露水捕集機構23を用いない美・理容装置としてもよいことは勿論である。また、前記好ましい実施の形態では、ミスト生成装置7はミスト発生装置7aとスチーム発生装置7bとよりなるものとして温ミストを発生させているが、ミスト発生装置7aにより発生させたミストを噴霧させるものとしてもよく、あるいは、スチーム発生装置7bにより発生させた蒸気ミストを噴霧するものとしてもよいことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】
本発明は前記説明から明らかなように、ミストを噴霧するノズル筒体の先端口縁を吸水体により囲装することにより、凝縮水やミストが成長した水滴がノズル筒体から垂れ落ちることがないので、被施術者に不快感を与えることがないうえに、水滴によりヘアに付着させたヘアダイ液やヘアカラー液が流されて着色にむらを生じさせたり、水滴により流されたヘアダイ液やヘアカラー液が顔や皮に付着して顔や頭皮を汚すこともない。さらに、垂れ落ちた水滴で被施術者の衣服を濡らしたり汚すこともないものである。また、ミストホースにノズル筒体を着脱自在に接続するものとしたので、吸水体が吸水限界に達した際、迅速且つ容易にノズル筒体を交換することができる。さらに、ノズル筒体を内筒と吸水体と外筒とよりなるものとしたので、取扱いが容易となるうえに、組立も簡単で安価なものとすることができ、外筒と内筒とを分離可能として吸水体を交換自在としたので、予備のノズル筒体を多数用意する必要がなく、予備の吸水体のみを用意すれば良いので、導入時のコストを抑えることができる。また、外筒の先端に形成される内鍔部を吸水体の外周先端縁に係止するものとしたので、内鍔にミストが付着することを抑えることができるうえに、内鍔部に付着したミストが成長して水滴となった際、垂れ落ちようとする水滴を吸水体に吸水させることができる。請求項のように、外筒に多数の水分蒸発用の小孔を透設すれば、吸水体に吸収された水分を小孔を通じて蒸発させて吸水体の吸水力が低下することを抑えるとともに、吸水限界に達する時間を延長して長時間利用が可能となる。請求項のように、ミストホースを顔用とヘア用とに分けたものとすれば、ヘア処理に用いた薬剤の臭いが顔用のミストに移行ることがないので、顔用とヘア用とを共用する場合のように、吸水体に吸着材を含ませるなどの手段を講じなくても良くランニングコストを低減させることができる等種々の利点を有するものである。
従って、本発明は従来の問題点を解消した美・理容装置用ノズルとして業界の発展に寄与するころ大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の好ましい実施の形態を示す一部切欠断面図である。
【図2】本発明の第1の好ましい実施の形態を分解して示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の好ましい実施の形態を取り付けた美・理容装置を示す側面図である。
【図4】 本発明の第1の好ましい実施の形態に用いられる美・埋容装置のミスト生成装置を示す槻略説明図である。
【図5】本発明の第2の好ましい実施の形態を示す一部切欠断面図である。
【図6】本発明の第2の好ましい実施の形態を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
2 ミストホース
4 ノズル筒体
4b 内筒
4c 外筒
5 吸水体
30 内鍔
32 小孔

Claims (3)

  1. ミスト供給用のミストホース(2)に接続されるノズル筒体(4)のノズル口縁に筒状の吸水体(5)を設けた美・理容装置用ノズルにおいて、前記したノズル筒体(4)が、ミストホース(2)に対して着脱自在な内筒(4b)と、先方部分をこの内筒(4b)の先端から張出させて該内筒(4b)に囲装される吸水体(5)と、前記した内筒(4b)の基方に螺着されて先端に形成された内鍔部(30)を吸水体(5)の先端外周縁に係止させた状態としてこの吸水体(5)を被套固定する外筒(4c)とよりなり、この外筒(4c)が内筒(4b)に対して分離可能とされて前記した吸水体(5)を交換自在としてあることを特徴とする美・理容装置用ノズル。
  2. 外筒(4c)に多数の水分蒸発用の小孔(32)が透設されている請求項1に記載の美・理容装置用ノズル。
  3. ミストホース(2)が顔用とヘア用とに分けられている請求項1または2に記載される美・理容装置用ノズル。
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