JP2013240445A - ミスト発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミスト放出の安定化をより確実なものとするミスト発生装置を提供する。
【解決手段】スチームミストの放出を行うミストノズル50は、ノズル流路Xを内側に有する筒状部51aと、筒状部51aにその長手方向半分以上で連設する延出部51bとを有する多孔質材料のノズル部材51を備える。ミストノズル50は、装置の設置時においてノズル部材51の延出部51b側が下方に向くように組み付けられる。
【選択図】図7

Description

本発明は、スチームミストを発生させるミスト発生装置に関するものである。
水等の液体を加熱して高温のスチームミストを生成し、生成したミストを顔等の人体に向けて放出することで、肌に潤いを与える等の美容効果や肌ケアを目的とした、例えば特許文献1等に開示されるミスト発生装置が知られている。このミスト発生装置は、本体内に設けた沸騰室内に水等の液体を導入し、沸騰室に併設したヒータにてその液体を加熱してミスト化し、本体上部のミストノズルからスチームミストとして外部に放出するものである。
特開平11−4869号公報
ところで、ミストの放出を行うミストノズルにおいては、スチームミストが結露にて液滴に変化し、この液滴がミスト流路の一部又は全部を塞いで、ノズル流路の流路断面積を変化させてしまう事象が生じる。すると、ミストの放出量の低下や放出速度の低下、放出方向が変化する等、ミストの放出が不安定となってしまう。
特許文献1の装置ではその問題点が考慮されており、ミストノズルに多孔質材料のノズル部材が用いられている。つまり、多孔質材料よりなるノズル部材は、スチームミストが結露にて液滴に変化した時に吸液するように機能するため、液滴によるノズル流路の閉塞が極力防止され、ミストの放出が安定化する工夫がなされている。
しかしながら、ノズル部材が吸液した液体にて飽和状態になってしまうと、吸液機能が低下するため、ノズル部材にて吸液しきれない液滴がノズル流路に残存するようになる。すると、上記と同様に、ミスト流路が液滴にて塞がれてミストの放出が不安定となるというように、依然として改良の余地を残していた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ミスト放出の安定化をより確実なものとするミスト発生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のミスト発生装置は、液体を加熱部にて加熱してスチームミストを生成し、生成したミストをミストノズルから外部に放出するミスト発生装置であって、前記スチームミストを通過させるノズル流路を内側に有する筒状部と、該筒状部にその長手方向半分以上で連設する延出部とを有し、前記ノズル流路にて液滴を吸液可能且つその吸液した液体が前記筒状部から延出部まで移動可能に構成されるノズル部材を前記ミストノズルに備え、前記ミスト発生装置の設置時に、前記ノズル部材の延出部側が下方に向くように前記ミスト発生装置に対して組み付けられ、結露により生じる液滴を前記筒状部のノズル流路面から少なくとも吸液するとともに、吸液した液体の自重を利用して前記筒状部から前記延出部側に排出させる構成とした。
また、上記構成において、前記ミストノズルは、更に、前記ノズル部材の延出部に少なくとも当接し前記延出部に含浸する液体を吸収可能で且つ前記ノズル部材よりも保液性が低く構成される吸出部材を備え、前記ミスト発生装置の設置時に、前記吸出部材の先端部が前記ノズル部材の延出部よりも下方に位置するように配置され、前記ノズル部材の延出部に含浸する液体を吸液するとともに、吸液した液体の自重を利用して該液体を前記吸出部材の先端部に移動させ、該先端部から排出するようにするのが好ましい。
また、上記構成において、前記吸出部材は、その先端部を含む液体の排出が可能な部位以外を被覆部材にて被覆されているのが好ましい。
また、上記構成において、前記吸出部材の先端部は、鋭角形状にて形成されているのが好ましい。
また、上記構成において、前記ミスト発生装置のミスト流路を構成する内壁面に、前記ミストノズルにおける液体の排出部位に当接する突起を備え、該突起を通じて前記ミストノズルの排出部位から排出される液体を前記ミスト流路の内壁面側に導くように構成するのが好ましい。
また、上記構成において、前記突起には、毛細管現象を生じさせ前記ミストノズルの排出部位から排出される液体を前記ミスト流路の内壁面側に導く溝が形成されているのが好ましい。
本発明によれば、ミスト放出の安定化をより確実なものとするミスト発生装置を提供することができる。
実施形態における美容器を斜め右側前方から見た正面図。 美容器を斜め左側後方から見た背面図。 給水タンクを装着した状態の美容器の側断面図。 給水タンクを取り外した状態の美容器の側断面図。 ハウジング内の構成部品を示す美容器の側面図。 スチームミストの生成及び放出態様を説明するための美容器の断面図。 美容器のノズルの構成を説明するための拡大断面図。 ノズルの構成を説明するためのノズル組立状態の斜視図。 ノズルの構成を説明するための分解斜視図。 ノズルの構成を説明するための側面図。 別例における美容器のノズルの構成を説明するための拡大断面図。 (a)(b)は、別例におけるノズル及びその周辺構造を示す断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1〜図6に示すように、ミスト発生装置としての美容器1は、筐体2が前後方向に長径の楕円形状をした合成樹脂からなる底板3と、その底板3の外周縁に形成した結合片と連結され上方に延出形成された合成樹脂からなるハウジング4にて形成されている。そして、筐体2の底板3とハウジング4とで形成される空間Sに、ミストを発生するための各種構成部品が収容されている。
底板3から上方に向かって延出されたハウジング4は、上方にいくほど先細となり、先端部が前方斜め上方に向かって拡開された開口部5が形成され、その開口部5には、ミスト流路カバー6が取着されている。そして、ハウジング4内で生成されたミストがミスト流路カバー6から前方斜め上方に向かって放出される。また、ハウジング4の正面位置には、電源スイッチSW1が設けられているとともに、ハウジング4の左側後方の側面位置には電源プラグPLが設けられている。
また、ハウジング4の背面には、図2及び図4に示すように、収容口10が形成されている。収容口10部分の空間S内には、合成樹脂よりなるタンク収容部材11が底板3に向かって配置されている。タンク収容部材11は、下側が底板3に支持されているとともに上側がハウジング4と連結固定され、収容口10から臨むようにタンク収容凹部11aが形成されている。タンク収容部材11にて形成されたタンク収容凹部11aには、図3及び図4に示すように、給水タンクTが着脱可能に装着されるようになっている。
タンク収容凹部11aであって、装着された給水タンクTの下方中央位置には、軸受け筒12が設けられている。軸受け筒12は、軸受け筒12の外周面であって前後左右方向に延びる十字状のリブ13が延出され、そのリブ13がタンク収容部材11に連結されていることによって、軸受け筒12は装着された給水タンクTの下方中央位置に配される。
タンク収容部材11の底部14であって、前記軸受け筒12と相対向する位置には、導出口15が貫通形成されているとともに、導出口15と連通する供給パイプ16が前方に向かって一体形成されている。
導出口15には、底板3及び供給パイプ16を貫通した解除ロッド17が貫挿されている。解除ロッド17の先端部は、軸受け筒12内を軸方向に移動可能に貫挿支持されている。解除ロッド17は、底板3が浮いた状態では、即ち美容器1が持ち上げられてテーブル等に置かれていない状態においては(図4参照)、基端が底板3から突出するようになっている。このとき、解除ロッド17の先端は軸受け筒12の上部開口端と面一の状態となっている。また、美容器1がテーブル等に置かれた時(図3参照)、底板3から下方に突出していた解除ロッド17は押し込まれて上動し、先端が軸受け筒12の上部開口から上方に突出するようになっている。
タンク収容部材11の底部14に形成した導出口15には、開閉弁18が設けられている。開閉弁18は、導出口15を貫通した解除ロッド17に固着されている。開閉弁18と軸受け筒12との間の解除ロッド17には、スプリングSP1が縮設されている。解除ロッド17は、スプリングSP1の弾性力によって、下方への弾性力を受けるようになっている。従って、美容器1がテーブル等に置かれとき、解除ロッド17はスプリングSP1の弾性力に抗して上動する。反対に、美容器1が持ち上げられてテーブル等に置かれていない状態では、解除ロッド17はスプリングSP1の弾性力にて下動し、基端が底板3から突出するようになっている。
そして、美容器1がテーブル等に置かれ、底板3から突出していた解除ロッド17が押し込まれ上動するときには、図3に示すように、開閉弁18が上動して導出口15が開放され、タンク収容凹部11a側(給水タンクT側)と供給パイプ16とが連通する。反対に、底板3が浮いた状態であって、底板3から解除ロッド17が下方に突出するときには、図4に示すように、開閉弁18が下動して導出口15が閉止され、タンク収容凹部11a側と供給パイプ16との連通が遮断される。
タンク収容凹部11aに装着される給水タンクTは、下側が開口し、タンク収容凹部11aの壁面に嵌合支持される貯留部21と、貯留部21の下側開口部を閉塞する閉止部22を有している。貯留部21の後部外側面には、ハウジング4の背面に形成された収容口10をハウジング4の外側面と連続性を持たせるための外壁部23が形成されている。
貯留部21の下側開口部を閉塞する閉止部22には、その中央位置に下方に突出した円筒口24が形成され、その円筒口24の外周面には、雄ねじ部が形成されている。円筒口24には、弁部材25が螺着されている。
弁部材25は、円形の排出口26aを有する蓋部材26を備え、その外周面に形成された雌ねじ部が円筒口24に形成された雄ねじ部と螺着することによって、蓋部材26が円筒口24に連結される。蓋部材26内には、一部開口(図示せず)した支持部材27が一体に組み付けられている。支持部材27には、操作ロッド28が軸線方向に移動可能に貫挿されている。また、操作ロッド28の下端に設けられる連結部28aには、弁体29が傾動可能(図3及び図4参照)に取着されている。弁体29と支持部材27との間の操作ロッド28には、スプリングSP2が縮設されている。
従って、給水タンクTが取り外された状態、及び美容器1が持ち上げられてテーブル等に置かれておらず解除ロッド17が下動している状態では、弁体29はスプリングSP2の弾性力によって下方への弾性力を受け、排出口26aを閉止する。このとき、弁体29は、排出口26aの内周縁から延出された係止片26bと係止し、それ以上の抜け出しが防止されている。弁体29による排出口26aの閉止にて、給水タンクT内に給水した液体、例えば水が排出口26aから外部に漏れ出さないようになっている。
そして、給水タンクTが取り付けられた状態で美容器1がテーブル等に置かれ、解除ロッド17が上動したとき、解除ロッド17が弁体29の下面中央に当接し、スプリングSP2の弾性力に抗して弁体29及びそれと連結された操作ロッド28が上動する。このとき、弁体29は、操作ロッド28の可動方向に対して傾斜状態で上動し、排出口26aを開口させる。また、解除ロッド17の上動にてタンク収容部材11の底部14の導出口15に設けた開閉弁18も開状態となっていることから、給水タンクT内の水は、タンク収容部材11の底部14の導出口15を経て供給パイプ16側に送液される。
尚、給水タンクT内に水を入れる場合、給水タンクTをハウジング4のタンク収容凹部11aから引き出す。次いで、蓋部材26、支持部材27、弁体29等を含む弁部材25が円筒口24から取り外されて、円筒口24からタンクT内への水の注入が行われる。そして、水が注入された後、弁部材25が円筒口24に対して締め付けられ、給水タンクTがハウジング4のタンク収容凹部11aに装着するのがこの美容器1の給水作業となっている。
供給パイプ16に送液された給水タンクTの水は、ミスト発生ユニット30に供給される。ミスト発生ユニット30は、合成樹脂よりなるミスト発生本体31を有し、ミスト発生本体31の下側に供給パイプ16と連結される給水パイプ19が一体形成されている。ミスト発生本体31は、底板3に支持されて、上方に向かって設置されている。
ミスト発生本体31は、図6に示すように、右側面(ハウジング4の右側内側面4aと対向する面)と対向するように凹状をなす開口凹部32が形成されている。ミスト発生本体31の左側部分には、上下方向に延びる復液路33が設けられている。復液路33の下側は、下側通路41を介して図3等に示す給水パイプ19と連通されている。また、復液路33の上側は、ミスト誘導筒36と連結する大径部34が拡開形成され、大径部34の傾斜した段差面35とつながっている。復液路33は、上方に位置するミスト誘導筒36や更にその上方のミスト流路パイプ37等で結露した水(結露水)が大径部34で受け止められて、大径部34の傾斜した段差面35を伝って導入される。そして、復液路33に導入された結露水は、下側通路41から沸騰室40(又は給水パイプ19)に還流される。
また、ミスト発生本体31に形成した開口凹部32は、ヒータHにて閉塞されている。そして、開口凹部32を閉塞したヒータHとミスト発生本体31にて形成される上下方向に延びる空間が沸騰室40となる。ヒータHは、例えばアルミケース内にPTCヒータが収納されて構成されている。ヒータHの内側面Sf1(沸騰室40側の面)はミスト発生本体31と対向し、外側面Sf2は(沸騰室40とは反対側面)がハウジング4の左側内側面4aと対向する。ヒータHの外側面Sf2はハウジング4の左側内側面4aと近接して対向するため、ヒータHの表面にて生じる余分な熱は、外気に触れるハウジング4を介して外部に効率良く放熱される。
沸騰室40の下部は、ミスト発生本体31の下部左側に向かって貫通形成した下側通路41にて、復液路33と給水パイプ19(図6では不図示)と連通されている。これにより、供給パイプ16に送液された給水タンクTの水が給水パイプ19、下側通路41を介して沸騰室40に供給される。沸騰室40に供給された水はヒータHの加熱により沸騰され、この沸騰室40において高温のスチームミストが生成されるようになっている。沸騰室40の上部は、ミスト発生本体31の上部左側に向かって貫通形成した上側通路42にて、復液路33の上側に拡開形成した大径部34と連通されている。そして、この上側通路42は、沸騰室40で発生したスチームミストを大径部34に供給するようになっている。
また、沸騰室40を形成するミスト発生本体31の開口凹部32とヒータHの内側面Sf1との間において、沸騰室40の出口である上側通路42の開口部分にフィルタ43が取着されている。フィルタ43は、粒径の小さいスチームミストの通過性を大きく損なわず、沸騰室40で発生する泡、特に突沸により生じる大きな泡が破泡する際に生じる比較的大きな湯滴が上側通路42及びそれ以降下流側に飛散するのを抑制するために設けられている。
図3〜図6に示すように、大径部34の上側に連結されたミスト誘導筒36は、合成樹脂よりなり、大径部34、上側通路42を介して沸騰室40と連通し、沸騰室40で発生したスチームミストが導入されようになっている。ミスト誘導筒36内には、高圧放電装置45が配設されている。高圧放電装置45は、高圧放電により導入されたスチームミストを微細化しイオン化する。微細化されたスチームミストは、上側の合成樹脂よりなるミスト流路パイプ37を介してミストノズル50に案内され、開口部5(ミスト流路カバー6)から前方斜め上方に向かって外部に放出される。
図5に示すように、ヒータHの外側面Sf2には、自動復帰型バイメタル式サーモスタット46が取着されている。サーモスタット46のヒータHの外側面Sf2に対する取着位置は、給水タンクTから水が導入される下側通路41に近い高さ位置に設定されている。サーモスタット46は、ヒータHの表面温度を検知する。サーモスタット46は、例えばヒータHの表面温度が140℃になるとオフし、140℃から125℃に下がると自動復帰してオンするものである。サーモスタット46は、ヒータHと電源スイッチSW1との間に電気的に直列に接続されている。従って、ヒータHの温度が125℃以下でサーモスタット46がオンの状態で、電源スイッチSW1がオン操作されると、ヒータHに電源が供給され、ヒータHが加熱動作を開始する。
ヒータHの加熱動作にてその表面温度が140℃に達すると、サーモスタット46がオフに切り替わり、ヒータHへの電源の給電が遮断される。つまり、電源スイッチSW1がオン操作されているにも拘わらず、ヒータHの加熱動作は停止する。この停止状態は、ヒータHの温度が140℃から125℃に下がってサーモスタット46が再びオンに切り替わるまで続く。
因みに、サーモスタット46のオフへの切り替わり温度を140℃に設定したのは、ヒータHが水を沸騰させている時には、ヒータHの温度が140℃以上は上昇しない。しかしながら、沸騰室40の水が空になると、ヒータHの温度が140℃を超えようとするため、ヒータHの加熱動作による更なる温度上昇を防止するために、サーモスタット46がオンからオフに切り替わり、ヒータHへの給電停止が行われるようになっている。
図6に示すように、ミスト発生本体31のヒータHとは反対側の面には、制御回路基板47が取着されている。制御回路基板47には、電源スイッチSW1、電源プラグPL、ヒータH、サーモスタット46から延びる配線(図示略)が接続されていて、制御回路基板47上で電源スイッチSW1、電源プラグPL、ヒータH、サーモスタット46が直列接続されている。そして、電源スイッチSW1をオンさせた時、制御回路基板47は、電源プラグPLから供給される電源からヒータHの動作電源を生成してヒータHに供給する。また、制御回路基板47には、高圧放電装置45から延びる配線(図示略)が接続されており、放電のための動作電源の生成及び供給を行うようになっている。
図7に示すように、ミストノズル50は、ミスト流路パイプ37の先端部に組み付けられる環状の装着部材38の内側縁に装着されている。ミストノズル50は、ミスト流路パイプ37内で圧力が高まったスチームミストを外部に向けて勢いよく放出する。
図7〜図9に示すように、ミストノズル50は、ノズル部材51、ノズルカバー52、吸出部材53、及び装着具54を備える。
ノズル部材51は、円筒状の筒状部51aとその外周面から延出された延出部51bとを有している。筒状部51aの内側空間は、スチームミストを通過させ外部に放出するノズル流路Xとなっている。ミストノズル50を美容器1に設置した際には、筒状部51aの軸線A1方向、即ちノズル流路Xの延びる方向でありミストの放出方向であって、そのミスト放出方向が美容器1の設置面と平行な基準面Z0に対して所定角度αだけ上方を向くようになっている。
延出部51bは、長方形板状をなし、筒状部51aの軸線A1方向にその長手方向が沿うようにして、筒状部51aの外周面から径方向外側に延出している。ミストノズル50を美容器1に設置した際には、延出部51bは下方に向けられる。延出部51bは、筒状部51aの軸方向長さL1の半分より長く形成され、本実施形態では、筒状部51aの軸方向長さL1より僅かに短い軸方向長さL2で構成されている。
また、この筒状部51a及び延出部51bを有するノズル部材51は、熱伝導性の高い多孔質材料、例えばSUS316L等にて形成されている。つまり、ノズル部材51は、筒状部51aの内側のノズル流路Xにてスチームミストを通過させるとともに、筒状部51aが熱伝導性の高い材料であることから、ノズル流路Xにて結露が生じ難くされている。ミストの結露が生じて液滴が生じた場合には、多孔質材料であることからノズル流路Xを形成する筒状部51aの内周面(ノズル流路面)から液滴を吸液する。スチーム生成時には、熱伝導性の高い材料よりなるノズル部材51はスチーム生成時に発生する熱を受けて高温となっているため、吸液された液体の一部又は全部が蒸発し、再びスチームミストとなる。
また、美容器1の設置時には延出部51bが下方を向けられることから(図7参照)、筒状部51aに含浸される液体は自重により延出部51b側に移動し、筒状部51aでの液体の含浸量が極力低減、即ち極力飽和状態とならないようになっている。本実施形態では、延出部51bが筒状部51aと連設する長さ(軸方向長さL2)を十分に長くしていることから、筒状部51aに含浸の液体が延出部51b側に容易且つ十分に移動でき、より筒状部51aが含浸の液体にて飽和状態とならないようになっている。
筒状部51aの外周には、ノズルカバー52が装着されている。ノズルカバー52のカバー本体52aは、ノズル部材51の筒状部51aの外周面に嵌合して保持する円筒状をなしている。カバー本体52aの軸方向一端には、装着部材38の装着溝38aに嵌め込んで保持するためのフランジ部52bが設けられている。また、カバー本体52aの軸方向他端からは、軸方向に沿って切り欠かれノズル部材51の延出部51bをカバー本体52aから外部に突出させる切欠部52cが設けられている。また、カバー本体52aの外周面には、長手方向に3等分した中間の2箇所に、カバー本体52aの周方向に環状リブ52dが形成されている。
ノズルカバー52は、ノズル部材51と同様に熱伝導性の高い材料、例えば真鍮や銅等の金属板にて作製されている。尚、ノズルカバー52にシリコン樹脂等の断熱性の高い材料を用いてもよい。また、ノズルカバー52(カバー本体52a)は、液体を通過させないように形成されている。つまり、ノズルカバー52は、その外側で生じた結露による液滴がノズル部材51に吸液されないようにし、ノズル部材51(主に筒状部51a)が液体にて飽和状態となるのを抑制する。因みに、ノズルカバー52の外周面の液滴は、そのまま下方に滴下するか、カバー52の軸方向他端が開放されることで露出するノズル部材51の筒状部51aの端面から吸液され、ノズル流路Xに入り込まないようになっている。
吸出部材53は、例えば不織布、樹脂繊維等(熱容量小)にて帯状に形成され、中間部で2つ折りにして用いられる。吸出部材53は、吸液機能を有するのに加え、ノズル部材51よりも保液性が低く構成されている。吸出部材53の両端部は、ノズル部材51の延出部51bの左右各側面51c(延出部51bにおいて最大の面積を有する面)に当接して各側面51cから液体を吸収する吸収部53aであり、両吸収部53a間は広げると略V字状をなす排出部53bとなっている。V字状の排出部53bはその屈曲部分で2つ折りにされ、ミストノズル50として組み付けた場合に、側方視で、排出部53bは吸収部53aから傾斜する形状をなす。
つまり、ミストノズル50として組み立てた場合、排出部53bの延出軸線A2はノズル部材51の筒状部51aの軸線A1方向に対して所定角度βだけ傾斜する。更に、ミストノズル50を美容器1に設置した際においては、美容器1の設置面と平行な基準面Z0に対するノズル部材51の筒状部51aの軸線A1の傾斜角度αと、該軸線A1に対する排出部53bの延出軸線A2の傾斜角度βとで、排出部53bが基準面Z0に対して略90°となり、排出部53bの先端部53c(ノズル50の最下部)が下方を向くようになっている。そして、排出部53bの先端部53cは、図10等に示すように鋭角形状をなす。
装着具54は、例えば金属板の折曲形成よりなり、ノズルカバー52の外周面に嵌合する略円環状の嵌合部54aと、嵌合部54aと連設し吸出部材53の吸収部53aから排出部53bの略半分(基端部側)を両側から挟持する一対の挟持部54bとを備えている。嵌合部54aは、ノズルカバー52の外周面に設けられる一対の環状リブ52d間に嵌合し、ノズルカバー52に対して装着具54を支持する。一対の挟持部54bは、ノズル部材51の延出部51bをその両側から吸出部材53の吸収部53aで挟み、更にその外側から挟み込んで、吸出部材53を延出部51bに当接させた状態で保持する。
また、挟持部54bには、吸出部材53の排出部53bの上部側を被覆する被覆部54cと、排出部53bの下部側において先の被覆部54cと協同して上下方向にも保持する保持爪54dとが一体に形成されている(図10参照)。尚、吸出部材53の下面においては、装着具54による閉塞は保持爪54dのみで開放されている。装着具54による吸出部材53の着脱は容易であり、組立性、メンテナンス性の面で好ましい。
このような装着具54にて保持された吸出部材53は、ノズル部材51の延出部51bに含浸される液体を吸収部53aから吸収し、自身が保液性が低いことから吸収部53aから下方に位置する排出部53bに向けて液体の自重を以て速やかに移動させる。そして、鋭角形状をなす排出部53bの先端部53cから下方に滴下、この場合、近傍に位置する高圧放電装置45を避けるようにして滴下して、再びスチームミストの生成に用いられる。尚、吸出部材53の外側面は、装着具54との保持力を高めるべく粘着剤が塗布されている。従って、装着具54から突出する吸出部材53の排出部53bの先端側においては、側面からは粘着剤の効果から液滴の浸入が抑制され、内在する液体の移動(正規の排水動作)を極力妨げないようになっている。
つまり、この吸出部材53をノズル部材51に併設することで、ノズル部材51に含浸する液体が吸収部53aから吸収され排出部53bから速やかに外部に排出され、ノズル部材51の特に筒状部51aが含浸する液体にて飽和状態となることが抑制される。これにより、スチームミストを通過させ放出させるノズル流路Xの液滴による閉塞がより一層生じ難くなり、ミストの放出量や放出速度が安定、放出方向が安定する等、美容器1のミスト放出をより確実に安定とすることが可能となる。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)スチームミストの放出を行うミストノズル50は、ノズル流路Xを内側に有する筒状部51aと、該筒状部51aに連設する延出部51bとを有し、ノズル流路Xにて液滴が吸液可能且つその吸液した液体が筒状部51aから延出部51bまで移動可能な多孔質材料よりなるノズル部材51を備える。ミストノズル50は、美容器1の設置時において、ノズル部材51の延出部51b側が下方に向くように美容器1に対して組み付けられる。そして、ミストノズル50のノズル部材51は、結露により生じる液滴を筒状部51aのノズル流路面(内周面)から吸液するとともに、吸液した液体の自重を利用して筒状部51aから延出部51b側に排出するように機能する。このとき、本実施形態の延出部51bは筒状部51aと連設する長さを十分に長くしていることから、筒状部51aに含浸の液体が延出部51b側に容易且つ十分に移動可能である。これにより、ノズル部材51の筒状部51aが含浸の液体にて飽和状態となることがより確実に防止され、ミスト放出の安定化がより確実なものとなる。
(2)ミストノズル50は、ノズル部材51の延出部51bに当接し延出部51bに含浸する液体を吸収可能で且つノズル部材51よりも保液性が低く構成される吸出部材53を備える。美容器1の設置時には、吸出部材53(排出部53b)の先端部53cがノズル部材51の延出部51bよりも下方に位置するように配置される。そして、吸出部材53は、ノズル部材51の延出部51bに含浸する液体を吸液するとともに、吸液した液体の自重を利用して該液体を吸出部材53の先端部53cに移動させ、該先端部53cから排出する。つまり、この吸出部材53は、ノズル部材51にて含浸する液体を速やかに吸収してノズル部材51、特にノズル流路Xを有する筒状部51aから離間した所で排出するように機能する。そのため、ノズル部材51の筒状部51aが含浸の液体にて飽和状態となることがより一層確実に防止され、ミスト放出の安定化が一層確実なものとすることができる。
(3)吸出部材53は、その先端部53cを含む液体の排出が可能な部位以外を装着具54にて被覆される。これにより、ノズル部材51側から移動させる液体以外の無用な液体(ミストや他の液滴)の吸収を抑制でき、ノズル部材51側から移送されてきた正規な液体の排出を効率良く行うことができる。
(4)吸出部材53の先端部53cは鋭角形状をなすことから、先端部53cに液体が集まり易くなり、先端部53cからの液体の滴下をより確実に行うことができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ミストノズル50の構成について適宜変更してもよい。例えば、ノズル部材51の筒状部51aと延出部51bとを別体として組み付ける態様としてもよい。吸出部材53を省略してもよい。装着具54による吸出部材53の装着態様や被覆態様を変更してもよい。その他、ノズル部材51、ノズルカバー52、吸出部材53及び装着具54の形状や材質を適宜変更してもよい。
・吸出部材53の先端部53cから液体を滴下させるようにしたが、図11に示すように、ミスト誘導筒36の内壁面36aに斜め上方に向けて突出する突起60を形成し、該突起60の先端部を吸出部材53の先端部53cに当接させてもよい。これにより、吸出部材53の先端部53cから排出される液体がその突起60を通じて内壁面36a側に導かれるようになり、先端部53cからの液体の排出が安定的に行われる。また、内壁面36aから離間する突起60の先端部を通じて吸出部材53の先端部53cからの排出を行うことで、内壁面36aを伝う液体が再び吸出部材53側に吸収されることが防止されている。
また図12に示すように、突起60の外側面に毛細管現象を生じさせる溝60aを形成することで、吸出部材53の先端部53cからの液体の排出がより安定的に行われるようになる。
また、吸出部材53を省略した場合は、ノズル部材51の延出部51bが液体の排出部位となるため、突起60を延出部51bに当接させて対応する。
・ミスト発生装置を美容器1に具体化したが、加湿器等の他の装置に適用してもよい。
・液体として水を用いたが、アルカリイオン水、美容液を含んだ水、電解水、芳香剤を含んだ水等を用いてもよい。
H…ヒータ(加熱部)、X…ノズル流路、36a…内壁面、40…沸騰室(加熱部)、50…ミストノズル、51…ノズル部材、51a…筒状部、51b…延出部、53…吸出部材、53c…先端部、54…装着具(被覆部材)、60…突起、60a…溝。

Claims (6)

  1. 液体を加熱部にて加熱してスチームミストを生成し、生成したミストをミストノズルから外部に放出するミスト発生装置であって、
    前記スチームミストを通過させるノズル流路を内側に有する筒状部と、該筒状部にその長手方向半分以上で連設する延出部とを有し、前記ノズル流路にて液滴を吸液可能且つその吸液した液体が前記筒状部から延出部まで移動可能に構成されるノズル部材を前記ミストノズルに備え、
    前記ミスト発生装置の設置時に、前記ノズル部材の延出部側が下方に向くように前記ミスト発生装置に対して組み付けられ、結露により生じる液滴を前記筒状部のノズル流路面から少なくとも吸液するとともに、吸液した液体の自重を利用して前記筒状部から前記延出部側に排出させる構成としたことを特徴とするミスト発生装置。
  2. 請求項1に記載のミスト発生装置において、
    前記ミストノズルは、更に、前記ノズル部材の延出部に少なくとも当接し前記延出部に含浸する液体を吸収可能で且つ前記ノズル部材よりも保液性が低く構成される吸出部材を備え、
    前記ミスト発生装置の設置時に、前記吸出部材の先端部が前記ノズル部材の延出部よりも下方に位置するように配置され、前記ノズル部材の延出部に含浸する液体を吸液するとともに、吸液した液体の自重を利用して該液体を前記吸出部材の先端部に移動させ、該先端部から排出するようにしたことを特徴とするミスト発生装置。
  3. 請求項2に記載のミスト発生装置において、
    前記吸出部材は、その先端部を含む液体の排出が可能な部位以外を被覆部材にて被覆されていることを特徴とするミスト発生装置。
  4. 請求項2又は3に記載のミスト発生装置において、
    前記吸出部材の先端部は、鋭角形状にて形成されていることを特徴とするミスト発生装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のミスト発生装置において、
    前記ミスト発生装置のミスト流路を構成する内壁面に、前記ミストノズルにおける液体の排出部位に当接する突起を備え、該突起を通じて前記ミストノズルの排出部位から排出される液体を前記ミスト流路の内壁面側に導くように構成したことを特徴とするミスト発生装置。
  6. 請求項5に記載のミスト発生装置において、
    前記突起には、毛細管現象を生じさせ前記ミストノズルの排出部位から排出される液体を前記ミスト流路の内壁面側に導く溝が形成されていることを特徴とするミスト発生装置。
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