JP3893851B2 - スチーム式美容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スチーム式美容器に関し、詳しくは、ノズル外周に生じた結露溜まりを復水させて、熱滴が吐出されるのを確実に防止しようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、給水タンクと水を加熱するヒータとスチームを噴出させるスチーム噴出用のノズルを備えているスチーム式美容器においては、ヒータによって加熱気化させたスチームを人体に向けて噴出させるのであり、結露水滴(湯玉)が噴き出してやけどの虞れがあり、このためにスチーム式美容器においては、結露水滴の噴き出しを防ぐものとならなくてはならない。
【0003】
そこで、スチーム発生中にノズル近傍及びノズル外周に結露を生じて結露が溜まったもの(以下、「結露溜まり」という)がノズルより吹き出すことがないように、特願平11−45593号のように、ノズル自体に結露溜まりを滴下、あるいは、給水タンクヘ滴下復水させる機構が設けられている。
【0004】
しかし、上記滴下機構では、ノズル外周の結露溜まりがノズルの滴下機構によって滴下するまでには時間がかかり、滴下するまでの間、ノズル外周の結露溜まりは、その量が次第に増加して、スチーム圧の変動等により結露溜まりの動きが不安定となってくる。この結露溜まり量は多いほど不安定性は増加し、あるタイミングでスチームとともにノズルより吹き出してしまうという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題を解決しようとするものであり、ノズル外周に生じた結露溜まりを確実に滴下させ、熱滴が吐出されるのを確実に防止することができるスチーム式美容器を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明においては、給水タンク2と水を加熱するヒータ3とスチームを噴出させるスチーム噴出用のノズル4を備えているスチーム式美容器であって、ノズル4の下部後端部に針金状の復水用導出部材109を近接又は、接合して設け、復水用導出部材109の後端部が略V字型に形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
このような構成によれば、ノズル4の下部後端部に集まった外周結露溜まりは、復水用導出部材109の先端に接した瞬間に水の表面張力で復水用導出部材109の後端部へ移動することから、外周結露溜まりは、その溜まり量が少ないうちに復水用導出部材109に引っ張られ復水用導出部材109の端部へ移動し後端部結露溜まりとなるのであり、この後端部結露溜まりの溜まり量が増加していくと重力によって滴下して排水することができ、ノズル4から熱滴となって不測に噴出されることを防止することができる。
【0018】
又、請求項1に係る発明においては、復水用導出部材109の端部109bを屈曲部とする略V字型に形成した復水用導出部材109を備えているものである。この場合筒状体105の外周結露溜まりWは、復水用導出部材109の先端に接した瞬間に水の表面張力で端部へ移動し、よって、外周結露溜まりWは、その溜まり量が少ないうちに復水用導出部材109に引っ張られて復水用導出部材109の端部へ移動し端部結露溜まりW2となり、端部結露溜まりW2の溜まり量が増加していくと重力によって滴下する。ここで、復水用導出部材109の形状が略V字型であることにより、外周結露溜まりWが復水用導出部材109の先端から端部109bへ移動する際、復水用導出部材109の間隔が狭くなっていき毛細管現象による引き込み力が発生し端部109bへの移動がスムーズに加速され、より確実な移動が可能となる。又、端部109bが屈曲部となっていることにより端部結露溜まりW2が重力によって、より滴下しやすくなるものである。
【0019】
よって、筒状体の外周結露溜まりWは、その溜まり量が少なくなり、スチーム圧の変動等の影響をうけず、スチーム圧の変動等が影響する端部結露溜まりW2においても復水用導出部材109の水の保持力で端部結露溜まりW2の不安定な動きを抑制する。また、端部結露溜まりW2が抑制しきれない程の不安定な動きをしてもスチームノズル内孔部より十分離れた位置で端部結露溜まりW2を保持しているのでノズルからあつい湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
【0020】
請求項2に係る発明においては、略V字型に形成された上記復水用導出部材のV字型の一辺が他辺の下位においてノズル中心軸Cと略平行に備えるのであり、この場合、復水用導出部材109dの上側部は、常に復水用導出部材109dの先端が端部より上方に位置する傾斜を保てるため端部結露溜まりW2が筒状体105の外周結露溜まりW側へ逆流することがなく、よって前述の効果の信頼性が向上し、より確実なものとなるものである。
【0021】
請求項3に係る発明においては、略V字型に形成された上記復水用導出部材109dがノズル4の下部後端部から垂下されているのであり、この場合、特にスチームがスチームノズル65の下部から供給される場合、筒状体105の外周結露溜まりWへのスチーム圧P0の影響は筒状体105の後側端部105bの表面で外周結露溜まりWを斜め上方へ押し上げる圧力P1となり外周結露溜まりWがスチームノズル内孔部107へ入り込みやすくなる。この圧力P1の影響をなくすため復水用導出部材109により圧力P1の反力である、引き込み力Fを発生させるものであり、この引き込み力Fは前述の復水用導出部材109の作用に相当するものである。よって、スチームがスチームノズル65の下部から供給される場合でも外周結露溜まりWは端部結露溜まりW2へと確実に移動し、外周結露溜まりWはスチーム圧の変動等の影響をうけず、スチーム圧の変動等が影響する端部結露溜まりW2においても復水用導出部材109の水の保持力で端部結露溜まりW2の不安定な動きを抑制する。また、端部結露溜まりW2が抑制しきれない程の不安定な動きをしてもスチームノズル内孔部107より十分離れた位置で端部結露溜まりW2を保持しているのでノズル4からあつい湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
【0022】
請求項4に係る発明においては、略V字型に形成された上記復水用導出部材109のV字型の一辺が垂下され、他辺の上端がノズル4の下部後端部に近接するように上記他辺が略V字型に屈曲されているのであり、この場合、筒状体105の後側端部105bと復水用導出部材109の距離的位置が復水用導出部材109の先端では狭く、後端部109eでは広く形成されるため、筒状体105の外周結露溜まりWは、復水用導出部材109の先端109aに接した瞬間に水の表面張力で端部109bへ移動し、よって、外周結露溜まりWは、その溜まり量が少ないうちに復水用導出部材109に引っ張られて復水用導出部材109の端部へ移動し端部結露溜まりW2となり、端部結露溜まりW2の溜まり量が増加していくと重力によって滴下する。よって、復水用導出部材109の先端109aでの引き込み力が向上することにより、前述の効果がより効果的になるのである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
本発明の実施の形態の一例を示すスチーム式美容器の縦断面図を図1に示す。
【0025】
本体1は収容ケース22と上部カバー23でその外郭を形成しており、上部カバー23は収容ケース22の上面を覆うように着脱自在に収容ケース22の上端部に係上されている。収容ケース22は下方にボス等を含む載置部24を有し、載置部24の上面より立壁25aを立設し、立壁25aの上端より横壁25bを横設して、載置部24の下面に対して開口した凹部25を形成している。この凹部25を形成する立壁25a及び横壁25bを境界として、収容ケース22の内部側に形成される収容空間を内側収容部26とし、収容ケース22の外部側に形成される収容空間を外側収容部27とする。前記凹部25の横壁25bの中央には貫通孔29を有したボス部28が形成されている。
【0026】
缶体11は第一缶体32と第二缶体33とを接続して形成されるもので、その内部には給水タンク2及び沸騰室6等が設けられている。ここで、給水タンク2とは第一缶体32内に設けた第一貯水部46と第二缶体33内に設けた第二貯水部57とを併せたものをいう。
【0027】
缶体11は収容ケース22の載置部24とボス等を有した押さえ部材30にて収容ケース22の内側収容部26に固定される。
【0028】
第一缶体32は有底筒状をした給水筒部34と給水筒部34の周壁36に接合したヒータ取付け管35とで形成される。ヒータ取付け管35の外側端部は開口部35aとなっており、ヒータ3がヒータ取付け部52に取付けられる。給水筒部34の周壁36のうちヒータ取付け管35と対向する位置には、側部開口部34c及び側部開口部34dが上下二列にもうけてある。
【0029】
給水筒部34の上部は周壁36の内側を全開口する上部開口部34aとなっており、第一開口部38と呼ぶ。一方、給水筒部34の底部34eの中央には中空パイプ状の連通管37が設けてあり。連通管37は上側突設管37aと下側突設管37bとから構成される。上側突設管37aは給水筒部34の内部上方に向かって伸び、その上端は給水筒部34の第一開口部38よりもある程度下方の高さにある。これはタンク蓋40によって形成されるスチーム溜まり室47を給水筒部34の上側に設けるためである。そして、下側突設管37bは給水筒部34の底部34eより外側へ突出形成される。下側突設管37bは前記凹部25に形成したボス部28の貫通孔29にシール性を保って接続されている。尚、連通管37の上端開口部37cを第二開口部39と呼ぶ。
【0030】
給水筒部34の第一開口部38はタンク蓋40によって閉塞される。このタンク蓋40にはフランジ部44が設けてあり、フランジ部44と給水筒部34の底部34eと周壁48によって囲まれる第一貯水部46を形成する。
【0031】
ヒータ取付け管35の内部には給水筒部34の底部34eよりやや上方からヒータ取付け管35の上部内壁より少し下方の位置まで周壁36の外壁に中空の箱体48が配設され、箱体48の下面とヒータ取付け管35の下部内壁との間に隙間部91を形成するとともに箱体48の下面とヒータ取付け管35の上部内壁との間に隙間部92を形成するようになっている。そして、中空の箱体48を形成する壁と開口部35aに取り付けられたヒータ3の内側壁面3aとの間には縦長状の隙間部93が形成され、この隙間部93が沸騰室6となる。沸騰室6の内壁7、すなわち、箱体48の壁には上下方向に少なくとも一つ以上の突部8が配設してある。そして、前述の隙間部91は第一貯水部46と沸騰室6とを連通する給水路49であり、隙間部92は沸騰室6とスチーム溜まり室47とを連通する連通路50である。尚、ヒータ3は缶体11の外部に対して端子53を有し、これにリード線を接合し、電力制御手段などを介して電源に接続されている。
【0032】
第二缶体33は上下二列に配列された2つの円管54及び円管55を連結部58を介して連結することで略u字状に形成されたものである。前述上下二列に配列された2つの円管のうち上側の円管54の開口端54a及び下側の円管55の開口端55aの外周に設けた溝にはそれぞれOリング87,88が装着され、給水筒部34の周壁36に上下に護けた側部開口部34c及び側部開口部34dとシール性を保って接続されている。
【0033】
第二缶体33の上側に配された円管54はスチーム通路56であり、下側に配された円管55は第二貯水部57であり、スチーム通路56は給水筒部34に形成されるスチーム溜まり室47と側部開口部34cで連通し第二貯水部57は給水筒部34の第一貯水部46と側部開口部34dで連通している。
【0034】
第二缶体33の上側に配されたスチーム通路56に連続する連結部58は復水部59となっており、復水部59の下面には復水孔61が設けてあり、第二缶体33の下側に配された第二貯水部57と連通している。また、復水部59の上部、すなわち、第二缶体33の連結部58の上部には上部開口部33aが設けてあり、スチーム吐出管12と連通するようになっている。ここで、スチーム吐出管12とは後述するノズル4、連結管18、継手60から構成されるものをいう。
【0035】
スチーム吐出管12は第二缶体33の上部に設けた上部開口部33aと継手60で接続される(図2)。すなわち、継手60はエルボ部60aと基部60bとから構成され、基部60bの外周に設けた溝に0リング86が装着され、基部60bが前述上部開口部33aにシール性を保って接続される。エルボ部60aは基部60bに対してエルボ部60aが伸びる方向と反対の方向にずらして突設した構造となっているので、継手60を第二缶体33に接続するとエルボ部60aの下端開口60dは第二缶体33の前壁部14よりも後方にずれて位置するようになる。このため、継手60のエルボ部60aの下端開口60dと第二缶体33の前壁部14との間には段部15が形成される。この段部15が止水部16となる。
【0036】
継手60の上端開口60cは連結管18とシール性を保って接続される(図2)。そして、継手60はノズル角度可変範囲、及び復水部10への結露水の復水を考慮して、その屈曲部95が最適となるように設計する。
【0037】
ノズル4は以下説明するノズルカップ71、ホルダー68、ホルダー69、吸水体70、パッキン67、スチームノズル65で構成される。
【0038】
ホルダー69にはスチームノズル65がスチーム充満路66に中空、突出する形で配設される。スチームノズル65はパッキン67でシール性を保って固定され、パッキン67はホルダー68とホルダー69の固定力でシール性が確保できるよう設計する。これによりスチーム充満路66での結露水滴がスチームノズル65より吐出されるのを防止することができる。吸水体70はスチームノズル65から万が一流水した場合にそなえて、パッキン67とホルダー68間に設置される。ノズルカップ71はホルダー68に固定するか、又はホルダー68と着脱自在に係止する。
【0039】
そしてノズル4への連結管18が弾性体19で構成されており、その可動部分20においてくびれ21があることで、使用時のノズル4の角度変更がスムーズに行えるようになり、また、弾性体19の可動部分20にくびれ21を配設することで、ノズル4の角度変更による弾性体19の凹凸を最小限にでき、凹凸による結露溜まりを防ぎ、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
【0040】
ところで、前述の第一缶体32を構成する給水筒部34の上部開口部34a、すなわち、第一開口部38はタンク蓋40で閉塞される。また、給水筒部34の下方に配設された外側収容部27には排水カップ84が嵌め込まれる。排水カップ84は給水筒部34の下部開口部34bと連通する貫通孔29の下方にあるため、給水筒部34の第二開口部39から給水筒部34外へ流出する水の受け皿の役割をする。
【0041】
上述のノズル4を構成するスチームノズル65としては上記例の他に図3及至図11に示すものが考えられる。
【0042】
図3に示すスチームノズル65は筒状体105と筒状体105の内面に設けた多孔質高熱伝導材(例えばSUS316L)106で構成される。筒状体105は熱伝導性の良い真鍮、銅等で熱容量を小さくして形成するが、断熱性の高いものであってもよく、例えばシリコン樹脂で熱容量を小さくして形成してもよい。ところで、前述のスチームノズル65の形状では、筒状体105の外周結露溜まりWがスチーム圧の変動等で不安定な動きをし、あるタイミングでノズルより吹き出してしまう虞れがある。そこで、図3に示すスチームノズル65では、筒状体105の後側端部105bを多孔質高熱伝導材106の内径と略等しい穴を有する中空円形とし、多孔質高熱伝導材106を覆い、筒状体105の後側端部105bの下部に縁部108を延設し、図3に示す参考例においては、縁部108にひも状の復水用導出部材109を備え、その両端を近接したものである。
【0043】
これにより、筒状体105の外周結露溜まりWは、復水用導出部材109の先端109aに接した瞬間に水の表面張力で端部109bへ移動し、よって、外周結露溜まりWは、その溜まり量が少ないうちにひも状の復水用導出部材109に引っ張られてひも状の復水用導出部材109の端部109bへ移動し結露溜まりW2となり、結露溜まりW2の溜まり量が増加していくと重力によって滴下する。
【0044】
ここで、ひも状の復水用導出部材109の端部109bは筒状体105の後側端部105bより十分離れた位置に設置する。
【0045】
よって、スチーム圧の変動等によって結露溜まりWは影響せず、影響する結露溜まりW2においてもひも状の復水用導出部材109の水の保持力で結露溜まりW2の不安定な動きを抑制する。また、結露溜まりW2が抑制しきれない程の不安定な動きをしてもスチームノズル内孔部107より十分離れた位置で結露溜まりW2を保持しているのでノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
【0046】
尚、ひも状の復水用導出部材109は、その両端を結合してもよく、この場合は、復水用導出部材109cと復水用導出部材109dの両方の引張り力によって同様の効果を得ることができる。
【0047】
又、図4に示す例の通り、図3の筒状体105の構成に、ひも状の復水用導出部材109と筒状体105の後側端部105bの孔111に固定設置されているひも状の復水用導出部材110を並列に備えたものである。このような構成とすることで、復水用導出部材109と復水用導出部材110両方の引張り力によって前述同様の効果を得ることができる。
【0048】
又、前述のひも状の復水用導出部材109であるが、複数のひも状の復水用導出部材109を縒り込み、又は編み込みしたほうが好ましく、これにより、復水用導出部材109は毛細管現象を発生し、前述の効果がより効果的になるものである。
【0049】
又、図5に示す例の通り、図3の筒状体105の構成に、屈曲状の板を復水用導出部材109とし、その両端を近接して備えることでも前述同様の効果を得ることができる。
【0050】
尚、屈曲状板の復水用導出部材109は、その両端を結合してもよく、この場合は、復水用導出部材109cと復水用導出部材109dの両方の引張り力によって同様の効果を得ることができる。ちなみに、その板厚は薄く、板幅は小さいほうが結露溜まりWを引っ張る力が増加し、これに加えて、結露溜まりW2が滴下するまでの溜まり量が少なくなるのでスチーム圧の変動等による影響を受けにくくなるので好ましい。
【0051】
又、前述のひも状の復水用導出部材109及び、屈曲状板の復水用導出部材109は、熱伝導性の良い金属であることが好ましく、これにより、スチーム温度で復水用導出部材109が温度上昇を生じ高温となることで、復水用導出部材109自身に生じる結露量が低減できるとともに、任意の形状が容易に形成しやすい利点がある。
【0052】
又、この復水用導出部材109を可撓性金属で形成してもよく、これにより、前述効果に加え、落下衝撃等の外部応力が加わった時でも、その形状を確実に維持でき経時的な形状信頼性が向上する。
【0053】
又、図6に示す例の通り、図3の筒状体105の構成に、鎖状の復水用導出部材109をその両端が近接するように備えたものである。このような構成とすることで、筒状体105の外周結露溜まりWは、復水用導出部材109の先端109aに接した瞬間に水の表面張力で復水用導出部材109へ移行し、その後、鎖状の復水用導出部材109の毛細管現象により引っ張られながら鎖状の復水用導出部材109の端部109bへ確実に移動して結露溜まりW2となり、結露溜まりW2の溜まり量が増加していくと重力によって滴下する。よって、筒状体105の外周結露溜まりWは、その溜まり量が少なくなり、スチーム圧の変動等の影響をうけず、スチーム圧が影響する結露溜まりW2においても鎖状の復水用導出部材109の水の保持力で結露溜まりW2の不安定な動きを抑制する。ここで、鎖状の復水用導出部材109の端部109bはスチームノズル内孔部107より十分離れた位置に設置する。これにより、結露溜まりW2が抑制しきれない程の不安定な動きをしてもスチームノズル内孔部107より十分離れた位置で結露溜まりW2を保持しているので、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
【0054】
尚、鎖状の復水用導出部材109は、その両端を結合してもよく、この場合は、復水用導出部材109cと復水用導出部材109dの両方の引張り力によって同様の効果を得ることができる。
【0055】
次に更に他の参考例を図7に示す。筒状体105の後側端部105bを多孔質高熱伝導材106の内径と略等しい穴を有する中空円形とし、多孔質高熱伝導材106を覆い、筒状体105の後側端部105bの穴径より下部に板状の復水用導出部材109を備えたものである。板状の復水用導出部材109は、本実施例の如く、広面積側端面が鉛直方向に対して平行に配列したもので、これにより、板状の復水用導出部材109との表面張力で結露溜まりWは結露溜まりW2に確実に移動するとともに、移動中及び移動後もスチーム圧の変動等による結露溜まりの不安定な動きを抑制できるものである。
【0056】
尚、板状の復水用導出部材109の後側端部109bは、可能な限りエッジにした方が好ましく、これにより、結露溜まりW2の結露溜まり量が少ないうちに滴下するので、結露溜まりW2の不安定な動きを軽減できるものである。ここで板状の復水用導出部材109の板厚は薄い方がより結露溜まりW2が滴下しやすくなり好ましい。
【0057】
又、図8に示す例の通り、図7の筒状体105の構成に、筒状体105の後側端部105bの穴径より下部に板状の復水用導出部材109を備えたもので、その広面積側端面が鉛直方向に対して直交に配列したものである。これにより、板状の復水用導出部材109との表面張力で結露溜まりWは結露溜まりW2に確実に移動するとともに、移動中及び移動後もスチーム圧の変動等による結露溜まりの不安定な動きを抑制できるものである。
【0058】
尚、図8に示す参考例において、板状の復水用導出部材109の後側端部109bは、可能な限りエッジにした方が好ましく、これにより、結露溜まりW2の結露溜まり量が少ないうちに滴下するので、結露溜まりW2の不安定な動きを軽減できるものである。ここで板状の復水用導出部材109の板厚は薄く、板幅は小さい方が結露溜まりW2がより滴下しやすくなり好ましい。
【0059】
又、図9に示す例の通り、図7の筒状体105の構成に、筒状体105の後側端部105bの穴径より下部に広面積側端面が鉛直方向に対して平行に配列した板状の復水用導出部材109を備え、その後側端部109bに広面積側端面が鉛直方向に対して直交するように配列した板状の復水用導出部材110を備えたものである。これにより、板状の復水用導出部材109との表面張力で結露溜まりWは結露溜まりW2に確実に移動した後、板状の復水用導出部材110との表面張力で結露溜まりW2は確実に保持されスチーム圧の変動等による結露溜まりW2の不安定な動きをより効果的に抑制できるものである。尚、図9に示す実施例において板状の復水用導出部材110は板状の復水用導出部材109の広面積側両端面に突出してもよく、本実施例の如く片側のみの突出でもよい。又、板状の復水用導出部材110の後側端面110bは可能な限りエッジにし、板状の復水用導出部材109、110の板厚は薄い方が結露溜まりW2の結露量が少なく、かつ滴下しやすくなり好ましい。
【0060】
次に他の参考例を図10に示す。筒状体105の後側端部105bを多孔質高熱伝導材106の内径と略等しい穴を有する中空円形とし、多孔質高熱伝導材106を覆い、筒状体105の後側端部105bに後側端部105bの穴径と等しい小円筒部112を連続して設け、小円筒部112の全外周と筒状体105の後側端部105bに接するよう、ひも状の復水用導出部材109を配置し、ひも状の復水用導出部材109の端部113を小円筒部112の中心軸Xに対し直角に、スチームノズル内孔部107より十分離れた位置まで降下したものである。これにより、小円筒部112の外周及び、筒状体105の後側端部105bに生じた結露Wをひも状の復水用導出部材109によって残らず収集し、ひも状の復水用導出部材109の端部113に集め滴下することができるため、結露Wが結露溜まりW2へ移動する際の不安定な動きを大幅に軽減できるとともに、スチーム圧の変動等によって結露溜まりW2が不安定な動きをしても、スチームノズル内孔部107より十分離れた位置で結露溜まりW2を保持滴下しているため、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。ちなみに、図11に示す例の通り、スチーム内孔部107より十分離れた位置において、ひも状の復水用導出部材109の端部113を小円筒部112の中心軸Xに対して、ある角度で傾斜させることで、前述と同様の効果が得られるとともに、結露溜まりW2がより滴下しやすくなり効果的である。ここで、ある角度とは、ノズル4の可動において結露溜まりW2が滴下しやすいよう、例えば垂直になるよう設定したものをいう。
【0061】
図12に本発明の実施例を示す。本実施例においては、図3のスチームノズル65の構成において復水用導出部材109の端部109bを屈曲部とする略V字型に形成した復水用導出部材109を備えたものである。このような構成とすることで筒状体105の外周結露溜まりWは、復水用導出部材109の先端109aに接した瞬間に水の表面張力で端部109bへ移動し、よって、外周結露溜まりWは、その溜まり量が少ないうちに復水用導出部材109に引っ張られて復水用導出部材109の端部109bへ移動し結露溜まりW2となり、結露溜まりW2の溜まり量が増加していくと重力によって滴下する。ここで、復水用導出部材109の形状が略V字型であることにより、外周結露溜まりWが復水用導出部材109の先端109aから端部109bへ移動する際、復水用導出部材109の間隔が狭くなっていき毛細管現象による引き込み力が発生し端部109bへの移動がスムーズに加速され、より確実な移動が可能となる。又、端部109bが屈曲部となっていることにより結露溜まりW2が重力によって、より滴下しやすくなるものである。
【0062】
よって、筒状体105の外周結露溜まりWは、その溜まり量が少なくなり、スチーム圧の変動等の影響をうけず、スチーム圧の変動等が影響する結露溜まりW2においても復水用導出部材109の水の保持力で結露溜まりW2の不安定な動きを抑制する。また、結露溜まりW2が抑制しきれない程の不安定な動きをしてもスチームノズル内孔部107より十分離れた位置で結露溜まりW2を保持しているのでノズル4からあつい湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
【0063】
又、図13に示す実施例においては、図12のスチームノズル65の構成において復水用導出部材109dをノズル中心軸Cと略平行に備えたものである。このような構成とすることで、復本用導出部材109cは、常に先端109aが端部109bより上方に位置する傾斜を保てるため結露溜まりW2が外周結露溜まりW側へ逆流することがなく、よって前述の効果の信頼性が向上し、より確実なものとなるものである。
【0064】
図14は更に他の実施例を示す。本実施例においては、図12のスチームノズル65の構成において復水用導出部材109dをノズル中心軸Cを(水平)基準として垂下させて端部109bを下側に位置させ略V字型を形成した復水用導出部材109を備えたものである。このような構成とすることで、特にスチームがスチームノズル65の下部から供給される場合、外周結露溜まりWへのスチーム圧P0の影響は筒状体105の後側端部105bの表面で外周結露溜まりWを斜め上方へ押し上げる圧力P1となり結露溜まりWがスチームノズル内孔部107へ入り込みやすくなる。この圧力P1の影響をなくすため復水用導出部材109により圧力P1の反力である、引き込み力Fを発生させるものであり、この引き込み力Fは図13のスチームノズル65の復水用導出部材109の作用に相当するものである。よって、スチームがスチームノズル65の下部から供給される場合でも外周結露溜まりWは結露溜まりW2へと確実に移動し、外周結露溜まりWはスチーム圧の変動等の影響をうけず、スチーム圧の変動等が影響する結露溜まりW2においても復水用導出部材109の水の保持力で結露溜まりW2の不安定な動きを抑制する。また、結露溜まりW2が抑制しきれない程の不安定な動きをしてもスチームノズル内孔部107より十分離れた位置で結露溜まりW2を保持しているのでノズル4からあつい湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
【0065】
図15は更に他の実施例を示し、本実施例においては、図14のスチームノズル65の構成に加え復水用導出部材109の先端109aが筒状体105の後側端部105bに近接するように復水用導出部材109の後端部109eを略V字型に形成した復水用導出部材109を備えたものである。このような構成とすることで、筒状体105の後側端部105bと復水用導出部材109の距離的位置が復水用導出部材109の先端109aでは狭く、後端部109eでは広く形成されるため、筒状体105の外周結露溜まりWは、復水用導出部材109の先端109aに接した瞬間に水の表面張力で端部109bへ移動し、よって、外周結露溜まりWは、その溜まり量が少ないうちに復水用導出部材109に引っ張られて復水用導出部材109の端部109bへ移動し結露溜まりW2となり、結露溜まりW2の溜まり量が増加していくと重力によって滴下する。よって、復水用導出部材109の先端109aでの引き込み力が向上するすることにより、前述の効果がより効果的になるのである。
【0066】
【発明の効果】
請求項1に係る発明においては、給水タンクと水を加熱するヒータとスチームを噴出させるスチーム噴出用のノズルを備えているスチーム式美容器であって、ノズルの下部後端部に針金状の復水用導出部材を近接又は、接合して設け、復水用導出部材の後端部が略V字型に形成されているから、ノズルの下部後端部に集まった外周結露溜まりは、復水用導出部材の先端に接した瞬間に水の表面張力で復水用導出部材の後端部へ移動することから、外周結露溜まりは、その溜まり量が少ないうちに復水用導出部材に引っ張られ復水用導出部材の端部へ移動し後端部結露溜まりとなるのであり、この後端部結露溜まりの溜まり量が増加していくと重力によって滴下して排水することができ、ノズルから熱滴となって不測に噴出されることを防止することができる。
【0072】
又、請求項1に係る発明においては、復水用導出部材の端部を屈曲部とする略V字型に形成した復水用導出部材を備えるのであり、この場合筒状体の外周結露溜まりは、復水用導出部材の先端に接した瞬間に水の表面張力で端部へ移動し、よって、外周結露溜まりは、その溜まり量が少ないうちに復水用導出部材に引っ張られて復水用導出部材の端部へ移動し端部結露溜まりとなり、端部結露溜まりの溜まり量が増加していくと重力によって滴下するのである。ここで、復水用導出部材の形状が略V字型であることにより、外周結露溜まりが復水用導出部材の先端から端部へ移動する際、復水用導出部材の間隔が狭くなっていき毛細管現象による引き込み力が発生し端部への移動がスムーズに加速され、より確実な移動が可能となるのである。又、端部が屈曲部となっていることにより端部結露溜まりが重力によって、より滴下しやすくなるものである。
【0073】
よって、筒状体の外周結露溜まりは、その溜まり量が少なくなり、スチーム圧の変動等の影響をうけず、スチーム圧の変動等が影響する端部結露溜まりにおいても復水用導出部材の水の保持力で端部結露溜まりの不安定な動きを抑制するのである。また、結露溜まりが抑制しきれない程の不安定な動きをしてもスチームノズル内孔部より十分離れた位置で端部結露溜まりを保持しているのでノズルからあつい湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなるのである。
【0074】
請求項2に係る発明においては、略V字型に形成された上記復水用導出部材のV字型の一辺が他辺の下位においてノズル中心軸と略平行に備えるのであり、この場合、復水用導出部材の上側部は、常に復水用導出部材の先端が端部より上方に位置する傾斜を保てるため端部結露溜まりが筒状体の外周結露溜まり側へ逆流することがなく、よって前述の効果の信頼性が向上し、より確実なものとなるものである。
【0075】
請求項3に係る発明においては、略V字型に形成された上記復水用導出部材がノズルの下部後端部から垂下されているのであり、この場合、特にスチームがスチームノズルの下部から供給される場合、筒状体の外周結露溜まりへのスチーム圧の影響は筒状体の後側端部の表面で外周結露溜まりを斜め上方へ押し上げる圧力となり外周結露溜まりがスチームノズル内孔部へ入り込みやすくなるものである。この圧力の影響をなくすため復水用導出部材により圧力の反力である、引き込み力を発生させるものであり、この引き込み力は前述の復水用導出部材の作用に相当するものである。よって、スチームがスチームノズルの下部から供給される場合でも外周結露溜まりは端部結露溜まりへと確実に移動し、外周結露溜まりはスチーム圧の変動等の影響をうけず、スチーム圧の変動等が影響する端部結露溜まりにおいても復水用導出部材の水の保持力で端部結露溜まりの不安定な動きを抑制するものである。また、端部結露溜まりが抑制しきれない程の不安定な動きをしてもスチームノズル内孔部より十分離れた位置で端部結露溜まりを保持しているのでノズルからあつい湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
【0076】
請求項4に係る発明においては、略V字型に形成された上記復水用導出部材のV字型の一辺が垂下され、他辺の上端がノズルの下部後端部に近接するように上記他辺が略V字型に屈曲されているのであり、この場合、筒状体の後側端部と復水用導出部材の距離的位置が復水用導出部材の先端では狭く、後端部では広く形成されるため、筒状体の外周結露溜まりは、復水用導出部材の先端に接した瞬間に水の表面張力で端部へ移動し、よって、外周結露溜まりは、その溜まり量が少ないうちに復水用導出部材に引っ張られて復水用導出部材の端部へ移動し端部結露溜まりとなり、端部結露溜まりの溜まり量が増加していくと重力によって滴下するのである。よって、復水用導出部材の先端での引き込み力が向上することにより、前述の効果がより効果的になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すスチーム式美容器の断面図である。
【図2】同上のノズル部分の中心線断面図である。
【図3】同上のスチームノズルの参考例の概略側面図である。
【図4】同上の他の参考例のスチームノズルの概略側面図である。
【図5】(a)は同上の更に他の参考例のスチームノズルの概略側面図、(b)は概略正面図である。
【図6】同上の更に他の参考例のスチームノズルの概略側面図である。
【図7】(a)は同上の更に他の参考例のスチームノズルの概略側面図、(b)は概略正面図である。
【図8】(a)は同上の更に他の参考例のスチームノズルの概略側面図、(b)は概略正面図、(c)は概略平面図である。
【図9】(a)は同上の更に他の参考例のスチームノズルの概略側面図、(b)は概略正面図、(c)は概略平面図である。
【図10】(a)は同上の更に他の参考例のスチームノズルの概略側面図、(b)は概略正面図である。
【図11】同上の他の参考例のスチームノズルの概略側面図である。
【図12】本発明の実施の形態のスチームノズルの概略側面図である。
【図13】同上の他の実施の形態のスチームノズルの概略側面図である。
【図14】同上の更に他の実施の形態のスチームノズルの概略側面図である。
【図15】同上の更に他の実施の形態のスチームノズルの概略側面図である。
【符号の説明】
2 給水タンク
3 ヒータ
4 ノズル

Claims (4)

  1. 給水タンクと水を加熱するヒータとスチームを噴出させるスチーム噴出用のノズルを備えているスチーム式美容器であって、ノズルの下部後端部に針金状の復水用導出部材を近接又は、接合して設け、復水用導出部材の後端部が略V字型に形成されて成ることを特徴とするスチーム式美容器。
  2. 略V字型に形成された上記復水用導出部材のV字型の一辺が他辺の下位においてノズル中心軸と略平行に形成されて成ることを特徴とする請求項1記載のスチーム式美容器。
  3. 略V字型に形成された上記復水用導出部材がノズルの下部後端部から垂下されて成ることを特徴とする請求項1記載のスチーム式美容器。
  4. 略V字型に形成された上記復水用導出部材のV字型の一辺が垂下され、他辺の上端がノズルの下部後端部に近接するように上記他辺が略V字型に屈曲されて成ることを特徴とする請求項3記載のスチーム式美容器。
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