JP3690419B2 - スチーム式美容器 - Google Patents

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Description

本発明は、スチームを顔等の肌や毛髪に与えて、水分補給及び温熱を与えることで、肌ならば新陳代謝を促進し、毛髪ならば潤いを与えることを目的としたスチーム式美容器に関するものである。
従来からスチームを顔等の肌や毛髪に与えて、水分補給と温熱効果を得る美容行為は従来から行われており、その為に使用されるスチーム式美容器は種々提供されている。
特に一定の水量の水を給水してスチームを発生させる貯水式のスチーム式美容器においては、スチーム発生持続時間を長くする為に給水タンクを大きくする必要があり、その結果、スチーム発生までの使用者の待ち時間が長くなるという問題があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、給水タンクの大きさに関わらず給水した水をスチームに変換する効率をできるだけ高め、且つ給水した水を素早くスチームに変換して、スチーム発生までの使用者の待ち時間を短くできるスチーム式美容器を提供することを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るスチーム式美容器は、第一貯水部と、第一貯水部の一側方に位置するとともに第一貯水部の底部と連通する縦長で且つ第一貯水部よりも容量が小さい沸騰室と、沸騰室の壁面に配された水加熱用のヒーターと、第一貯水部から沸騰室と逆の側方に突出して形成されているスチーム流路と、スチーム流路の先端部から上方に接続されて沸騰室からのスチームが導かれるノズル、上記スチーム流路の下方に位置するとともにスチーム流路の先端部に復水孔で上下に連通し且つ他端部が上記第一貯水部に連通した第二貯水部とを備え、スチーム流路とノズルとを連通させている連通用開口はスチーム流路の上記突出方向先端壁よりも離れたところに位置して、スチーム流路の突出方向先端と連通用開口との間に転倒時用止水部が形成されていることに特徴を有している。
貯水部と連通した沸騰室へ貯水部の貯水量の一部のみを送り込み、小容量の水を沸騰室に設けたヒーターで加熱することが可能となるため、水を素早く加熱気化することができるものであり、しかも本体が傾斜又は転倒しても貯水部内の水がノズルから流出するのを止水部によって極力少量にすることができる。
この時、ノズル側の部材が、スチーム流路を備えた缶体と嵌合する偏心した嵌合部を備えていると、スチーム流路の突出方向先端と連通用開口との間に止水部を確保することが容易となる。
本発明は、水を素早く加熱気化することができてスチームを迅速に発生させることができるものであり、しかも本体が傾斜又は転倒しても貯水部内の水がノズルから流出するのを止水部によって極力少量にすることができるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図1はスチーム式美容器の縦断面図であり、本体1は収容ケース22と上部カバー23でその外郭を形成しており、上部カバー23は収容ケース22の上面を覆うように着脱自在に収容ケース22の上端部に係止されている。収容ケース22は下方にボス等を含む載置部24を有し、載置部24の上面より立壁25aを立設し、立壁25aの上端より横壁25bを横設して、載置部24の下面に対して開口した凹部25を形成している。この凹部25を形成する立壁25a及び横壁25bを境界として、収容ケース22の内部側に形成される収容空間を内側収容部26とし、収容ケース22の外部側に形成される収容空間を外側収容部27とする。尚、前記凹部25の横壁25bの中央には貫通孔29を有したボス部28が形成されている。
缶体11は第一缶体32と第二缶体33とを接続して形成されるもので、その内部には給水タンク2及び沸騰室6等が設けられている。ここで、給水タンク2とは後述する第一缶体32内に設けた第一貯水部46と第二缶体33内に設けた第二貯水部57とを併せたものを指しており、缶体11は収容ケース22の載置部24とボス等を有した押さえ部材30にて収容ケース22の内側収容部26に固定される。
第一缶体32は有底筒状をした給水筒部34と給水筒部34の周壁36に接合したヒーター取付管35とで形成される。ヒーター取付管35の外側端部は開口部35aとなっており、ヒーター3がヒーター取付部52に取り付けられる。給水筒部34の周壁36のうちヒーター取付管35と対向する位置には側部開口部34c及び側部開口部34dが上下二列に設けてある。
給水筒部34の上部は周壁36の内側を全開口する上部開口部34aとなっており、第一開口部38と呼ぶ。一方、給水筒部34の底部34eの中央には中空パイプ状の連通管37が設けてあり、連通管37は上側突設管37aと下側突設管37bとから構成される。上側突設管37aは給水筒部34の内部上方に向かって伸び、その上端は給水筒部34の第一開口部38よりもある程度下方の高さにある。これは後述するタンク蓋40によって形成されるスチーム溜り室47を給水筒部34の上側に設けるためである。そして、下側突設管37bは給水筒部34の底部34eより外側へ突出形成される。下側突設管37bは前記凹部25に形成したボス部28の貫通孔29にシール性を保って接続されている。尚、連通管37の上端開口部37cを第二開口部39と呼ぶ。
給水筒部34の第一開口部38は後述するタンク蓋40によって閉塞される。このタンク蓋40には鍔部44が設けてあり、鍔部44と給水筒部34の底部34eと周壁26によって囲まれる第一貯水部46を形成する。
ヒーター取付管35の内部には給水筒部34の底部34eよりやや上方からヒーター取付管35の上部内壁より少し下方の位置まで周壁36の外壁に中空の箱体48が配設され、箱体48の下面とヒーター取付管35の下部内壁との間に隙間部91を形成すると共に箱体48の上面とヒーター取付管35の上部内壁との間に隙間部92を形成するようになっている。そして、中空の箱体48を形成する壁と開口部35aに取りつけられたヒーター3の内側壁面3aとの間には縦長状の隙間部93が形成され、この隙間部93が沸騰室6となる。沸騰室6の内壁7、すなわち、箱体48の壁には上下方向に亘って少なくとも一つ以上の突部8が配設してある。そして、前述の隙間部91は第一貯水部46と沸騰室6とを連通する給水路49であり、隙間部92は沸騰室6と後述するスチーム溜り室47とを連通する連通路50である。尚、ヒーター3は缶体11の外部に対して端子53を有し、これにリード線を接合し、電力制御手段などを介して電源に接続されている。
第二缶体33は上下二列に配列された2つの円管54及び円管55を連結部58を介して連結することで略U字状に形成されたものである。前記上下二列に配列された2つの円管のうち上側の円管54の開口端54a及び下側の円管55の開口端55aの外周に設けた溝にはそれぞれOリング87、88が装着され、給水筒部34の周壁36に上下に設けた側部開口部34c及び側部開口部34dとシール性を保って接続されている。
第二缶体33の上側に配された円管54はスチーム通路56であり、下側に配された円管55は第二貯水部57であり、スチーム通路56は給水筒部34に形成される後述のスチーム溜り室47と側部開口部34cで連通し、第二貯水部35は給水筒部34の第一貯水部46と側部開口部34dで連通している。
第二缶体33の上側に配されたスチーム通路56に連続する連結部58は復水部59となっており、復水部59の下面には復水孔61が設けてあり、第二缶体33の下側に配された第二貯水部57と連通している。また、復水部59の上部、すなわち、第二缶体33の連結部58の上部には上部開口部33aが設けてあり、スチーム吐出管12と連通するようになっている。ここで、スチーム吐出管12とは後述するノズル4、連結管18、継手60から構成されるものをいう。
スチーム吐出管12は第二缶体33の上部に設けた上部開口部33aと継手60で接続される(図2)。すなわち、継手60はエルボ部60aと基部60bとから構成され、基部60bの外周に設けた溝にOリング86が装着され、基部60bが前記上部開口部33aにシール性を保って接続される。エルボ部60aは基部60bに対してエルボ部60aが伸びる方向と反対の方向にずらして突設した構造となっているので、継手60を第二缶体33に接続すると、エルボ部60aの下端開口60dは第二缶体33の前壁部14よりも後方にずれて位置するようになる。このため、継手60のエルボ部60aの下端開口60dと第二缶体33の前壁部14との間には段部15が形成される。この段部15が止水部16となる。
止水部16の働きを図6に基づいて説明する。本図は本体1がある角度で傾いた図である。ここで、第二貯水部57の残存水62は、復水孔61を通って流出するが、止水部16の段部15でその動きを抑制され、スチーム吐出管12からの流出がない。このような構成とすることで、本体1が傾斜又は転倒しても給水タンク2内の水がスチーム吐出管12から流出するのを極力少量にすることができ、安全なものとなる。
また、止水部16を設けた他の例として図7のような構成も考えられる。この場合、第二缶体33の前壁部14と上部開口部33aとの間に止水のための段部15を形成し、この段部15に連続して止水タンク部17を配設する。図7でL1が水平の時、すなわち、通常使用状態では止水部16の止水タンク17は空となっている。次にL2が水平の時、すなわち、本体1がある角度で傾いた時は、第二貯水部57の残存水62は復水孔61を通って流出するが、止水部16の段部15でその動きが抑制され、止水タンク17内に貯水されて残存水62の形態をとり、スチーム吐出管12から残存水62は流出しない。このような構成とすることで、給水タンク2内の水がスチーム吐出管12から流出するのを極力少量にすることができ、より安全なものとなる。
継手60の上端開口60cは連結管18とシール性を保って接続される(図2)。そして、継手60はノズル角度可変範囲、及び後述する復水部10への結露水の復水を考慮して、その屈曲部95が最適となるように設計する。
連結管18は弾性体19で形成されており、ホルダー69の連結部69aにシール性を保って固定されている。ここで連結管18の動きを図2、及び図3に基づいて説明する。図2は後述するノズル4の可動においてその角度が水平に対して最小とした図である。図3はノズル4の可動においてその角度が水平に対して最大とした図である。どちらの場合も連結管18の可動部分20の凹凸が最小限となるようくびれ21を設計する。
ノズル4は以下説明するノズルカップ71、ホルダー68、ホルダー69、吸水体70、パッキン67、スチームノズル65で構成される。
ホルダー69にはスチームノズル65がスチーム充満路66に中空、突出する形で配設される。スチームノズル65はパッキン67でシールを保って固定され、パッキン67はホルダー68とホルダー69の固定力でシール性が確保できるよう設計する。これによりスチーム充満路66での結露水滴がスチームノズル65より吐出されるのを防止することができる。吸水体70はスチームノズル65から万が一流水した場合にそなえて、パッキン67とホルダー68間に設置される。ノズルカップ71はホルダー68に固定するか、又はホルダー68と着脱自在の係止とする。
このようにノズル4への連結管18が弾性体19で構成されており、その可動部分20においてくびれ21があることで、使用時のノズル4の角度変更がスムーズに行えるようになり、また、弾性体19の可動部分20にくびれ21を配設することで、ノズル4の角度変更による弾性体19の凹凸を最小限にでき、凹凸による結露溜まりを防ぎ、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
このノズル4の例としてはこの他に図8乃至図10に示すものも考えられる。
図8に示すノズル4(ノズルカップ71を除く)を説明する。ホルダー69を除く他の構成については前述の例と略同じなので説明は省略する。ホルダー69の内周面100は、ノズル4の可動範囲において水平とならない勾配形状とする。これにより、内周面100の上部勾配101に付いた結露水115はパッキン67を介して下部勾配102へ向かい、下部勾配102に付いた結露水115とともに流れ落ち、連結管18、継手60を通って復水部59(図1)へ復水される。その結果、復水効率が向上し、また、内周面100に付いた結露水115がスチームノズル65に滴下することがないため、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
次に図9に示すノズル4(ノズルカップ71を除く)を説明する。本例もホルダー69を除く他の構成については前述の例と略同じなので説明は省略する。ホルダー69の内周面100は、ノズル4の可動範囲において水平とならない勾配形状とし、且つホルダー69の下部に復水経路103を配設する。復水経路103は連結管18、継手60を介して復水部59へ繋がっている。これにより、内周面100の結露水115が復水経路103の開口部103aに流れ込み、復水経路103を通って復水部59へ復水される。その結果、復水効率が向上し、また、内周面100に付いた結露水115がスチームノズル65に滴下することがない上にスチーム充満路66と別経路で結露水115が復水されるため、スチームが復水時の結露水115の不安定な挙動の影響を受けず、また、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
次に図10に示すノズル4(ノズルカップ71を除く)を説明する。本例はホルダー69、及び吸水フェルト104を除く他の構成については前述の例と略同じなので説明は省略する。スチームノズル65とスチームノズル65を保持するホルダー69の間にスチームノズル65の長さと略等しい長さの筒状の吸水フェルト104を配設する。これにより、ホルダー69及びパッキン67で生じた結露水115を吸水フェルト104が吸水し、吸水した結露水115は吸水フェルト104の下部からホルダー69へ流れ出し、連結管18、継手60を通って復水部59へ復水される。その結果、スチームノズル65へ結露水115が滴下するのを防ぎ、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
上述のノズル4を構成するスチームノズル65としては上記例の他に図11乃至図17に示すものが考えられる。
図11に示すスチームノズル65は筒状体105と筒状体105の内面に設けた多孔質高熱伝導材(例えばSUS316L)106で構成される。筒状体105は熱伝導性の良い真鍮、銅等で熱容量を小さくして形成するが、断熱性の高いものであってもよく、例えばシリコンで熱容量を小さくして形成してもよい。ところで、前述のスチームノズル65の形状では、多孔質高熱伝導材106が筒状体105の外周結露溜りWを給水し続けた場合、吸水飽和状態を生じ、多孔質高熱伝導材106の内周面に結露が発生し、その結露がスチームの流れに乗って、ノズル4から熱い湯滴となって吐出する可能性がある。そこで、図11に示すスチームノズル65では、筒状体105の後側端部105bを多孔質高熱伝導材106の内径と略等しい穴を有する中空円形とし、多孔質高熱伝導材106を覆うことにより、筒状体105の外周結露溜りWをノズル4の可動においてその角度が変化したとしても多孔質高熱伝導材106に触れることなく滴下させることができるので、多孔質熱伝導材106が吸水飽和状態になることがなく安全なものとなる。
次に図12に他の例を示す。本例は図11の筒状体105の構成に加えて、筒状体105の外周結露溜りWの滴下経路となるよう筒状体105の後側端部105bの下部に縁部108を延設し、縁部108に線状の復水部109を取り付けたものである。これにより、筒状体105の外周結露溜りWが確実に復水部109を伝って滴下するので、外周結露溜りWを誘導でき、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。尚、復水部109は例えば鎖でもよく、ノズル4の可動範囲において、常に垂直に垂下するように設計する。
次に図13に他の例を示す。本例は図11の筒状体105の構成に加えて、筒状体105の外周に筒状体105の後側端部105bから突出しないように吸水フェルト110を配設したものである。これにより、筒状体105の外周結露溜りWを全て確実に吸水でき、吸水した結露を確実に保持し、外周結露溜りWのスチーム圧による脈動を抑えることができる。また、吸水飽和時は吸水フェルト110端部から吸水した結露が滴下するので、多孔質高熱伝導材106に外周結露溜りWが触れることがない。このため、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。尚、吸水フェルト110の吸水容量は製品1回運転による結露量以上に設定する。
次に図14に他の例を示す。本例は筒状体105の後側端部105bを筒状のまま延長したものである。これにより、筒状体105の後側端部105bの端部で外周結露溜りWがスチーム圧により脈動して筒状体105の内周面に入り込んでも、多孔質高熱伝導材106に触れることがない。このため、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。また、本例では筒状体105が容易に形成できる。尚、筒状体105の延長距離は長すぎると筒状体105の熱容量が増加し、多孔質高熱伝導材106の吸水性能が低下するので、筒状体105の内周面に入り込んだ外周結露溜りWが多孔質高熱伝導材106に届かない最小距離に設計する。
次に図15に他の例を示す。本例は図11の筒状体105の構成に加えて、筒状体105の後側端部105bに後側端部105bの穴径と等しい小円筒部111を連続して設けたものである。これにより、筒状体105の後側端部105bで外周結露溜りWがスチーム圧により脈動しても小円筒部111により筒状体105の内周面に入り込むことなく滴下するので、外周結露溜りWが多孔質高熱伝導材106に触れることがない。よって、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。尚、小円筒部111の長さは筒状体105の外周結露溜りWが多孔質高熱伝導材106に届くことがなく、且つ、ノズル4の可動範囲において、筒状体105のスチーム出口107よりも常に下位に位置するように設計する。
次に図16に他の例を示す。本例は図11の筒状体105の構成に加えて、筒状体105の後側端部105bの下部に貫通穴又はスリット穴を有した板状の結露保持部112を延設したものである。これにより、水の表面張力で結露の保持力を増加させ、結露を一箇所に集めて保持することができ、外周結露溜りWを滴下することができる。このように外周結露溜りWが確実に一箇所から滴下するので、外周結露溜りWが不安定な動きをすることがなく、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。
次に図17に他の例を示す。本例は図11の筒状体105の構成に加えて、筒状体105の後側端部105bの外周に連続して円板状の鍔部113を設けるとともに、後側端部105bの穴と同径の通路を有するテーパ部114を後側端部105bの後方に連続して設けたものである。これにより、テーパ部114の勾配とスチーム圧により筒状体105の外周結露溜りWは円板状の鍔部113の下部に集まりやすくなり、鍔部113の下部に集まった外周結露溜りWはテーパ部114の勾配のため筒状体105の内部に入り込めないため、多孔質高熱伝導材106に触れることがない。このため、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。尚、円板状の鍔部113の外径は筒状体115の外周結露量を考慮して決定し、結露量の多い場合は鍔部113の外径を大きくする。また、テーパ部114の勾配はノズル4の可動範囲において水平とならないような角度に設計する。
ところで、前述の第一缶体32を構成する給水筒部34の上部開口部34a、すなわち、第一開口部38は後述するタンク蓋40で閉塞される。また、給水筒部34の下方に配設された外側収容部27には排水カップ84が嵌め込まれる。排水カップ84は給水筒部34の下部開口部34bと連通する貫通孔29の下方にあるため、給水筒部34の第二開口部39から給水筒部34外へ流出する水の受け皿の役割をする。
タンク蓋40は、内周面に溝34fに対応するフック41aを配設した蓋部41と、周壁36の内壁に略等しい外径の基部42と、基部42の中央下面に立設される中央軸部43と、中央軸部43の端部に連設される周壁36の内径よりやや小径の鍔部44と、閉塞部45とから構成される(図4)。基部42の外周にはOリング85が装着されている。そして、タンク蓋40は回動操作によって給水筒部34の溝35fとタンク蓋40の蓋部41に設けたフック41aとが係止され、第一開口部38と第二開口部39を閉塞するようになっている。前記Oリング85は、周壁36に対し摺動自在に密着して第一開口部38を確実に閉塞するもので第一閉塞部97となる。また、鍔部44はその中央に上方が小径で下方が大径となり、さらに大径部の下方が面取り状に拡がる貫通孔72を有しており、その大径部にコイルばね75とばねガイド76を挿入し、そして貫通孔72を気密的に塞ぐダイヤフラム73が閉塞部45に固定される。このダイヤフラム73は第二開口部39を閉塞するもので第二閉塞部98となる。また、鍔部44は周壁36の内径よりやや小径であり、周壁36との間に連通孔81を形成している。
連通管37は、本来的には給水タンク2に過剰の水が供給されたとき、その過剰分を排出する機能と内部の圧力が異常に上昇したときその圧力を外部に逃がす機能を有するものであるが、加えてタンク蓋40の開放動作の際、第一開口部38がまだ閉塞状態であるとき、これより第二開口部39が先に開放されて内部の加圧されたスチームを外部に放出する機能をも有する。
ダイヤフラム73は、図4に示すように中央に第二開口部39よりやや大径の弁体部73aと、外周縁に取付部73bと、これらを連結する薄肉の弾性部73cを有して形成される。ダイヤフラム73の閉塞部45への固定は、円板状の固定板74が取付部73bを押さえつつ閉塞部45に融着あるいは螺着することにより行われる。弁体部73aは、その上面はばねガイド76に当接し、下面は第二開口部39に当接する。図4はタンク蓋40が給水タンク2に係止されて第二開口部39を閉塞した状態を示している。この状態では、コイルばね75は所定量圧縮されており、従って、ダイヤフラム73は下向きにばね力Fと大気圧P0を受け、上向きにスチーム圧力に応じた圧力P1と貫通孔8からの大気圧P0を受けている。このばね力Fは、通常の圧力P1より十分大きくしてあるので、通常時は弁体部73aは確実に第二開口部39を閉塞している。
しかし、スチームノズル65が異物等で詰まったりして給水タンク2内の圧力が異常に上昇した場合、圧力P1はばね力Fより大きくなって弁体部73aを持ち上げ、第二開口部39が開放されてその圧力は外部に放出される。従って、コイルばね75はどの程度の圧力の上昇があったとき第二開口部39を開放させるかに応じて適宜設計する。つまり、このダイヤフラム73は、弁機能を有する弾性作動体であるが、このような作用をするものであればダイヤフラム73に替わる部材にて第二閉塞部98を構成してもよい。
次に、このタンク蓋40を開ける開放動作だが、タンク蓋40を開けるべく途中まで回動させた時、第二開口部39を閉塞するのに付与していたコイルばね75のばね力Fはスチーム圧力P1より小さくなり、弁体部73aが持ち上げられてそのスチームは連通管37を通って外部に放出される。勿論、この時、第一開口部38はOリング85によって閉塞されている。これにより内部の圧力は大気圧P0となり、さらにタンク蓋40を回動させると第一開口部38の閉塞が解除されると共に、蓋部41のフック41aと溝35fの係止も解除される。この時、内部の圧力は既に大気圧P0になっているので、スチームの噴出やタンク蓋40が飛ばされるという現象は起こらない。また、ノズル4が詰まっていたとしても同様に安全にタンク蓋40の開放動作が行える。従って、溝35fはフック41aとの間で前述の開放動作が可能なように、周壁36の開口縁近傍の外周に刻設したものである。
上記構成のように給水タンク2と水を加熱するヒーター3とスチームを吐出するノズル4を備え、給水タンク2からノズル4への中間経路5に前記ヒーター3を備えた沸騰室6を配設することで、給水タンク2に貯水された水を給水タンク2とは別室で、且つ、給水タンク2と連通した沸騰室6へ給水タンク2内の貯水量の一部のみを送り込み、小容量の水を沸騰室6に設けたヒーター3で加熱することが可能となるため、水を素早く加熱気化することができ、スチーム発生までの使用者の待ち時間を短くすることができる。
また、上記構成ではヒーター3を備えた沸騰室6の容量が、給水タンク2の容量、すなわち、第一貯水部46及び第二貯水部57の容量を合わせた容量と比べて小容量であるので前述の作用がより促進される。
また、沸騰室6が縦長となっており、水面の面積が小となる断面となっていることで、沸騰室6内の水がヒーター3と接する面積が増加し、前述の作用がさらにより促進される。
また、沸騰室6の内壁7の上下方向の一部に突部8を配設したことで、沸騰室6内で加熱沸騰した沸騰水の突沸がこの突部8で抑制され、沸騰室6外へ飛び出すのを防ぐため、ノズル4より突沸が吐出することがなくなり安全なものとなる。また、沸騰室6内に沸騰水を保持できるため、連続的にスチームを発生することが可能となり、スチームの吐出に脈動が発生せず、所謂息つき現象と称する動作が起きなくなる。
また、上記構成では沸騰室6で気化されたスチームが、連通路50を経てスチーム溜り室47に流入し、その一部はタンク蓋40の鍔部44と周壁36との間に形成された連通孔81を通って、第一貯水部46の水上部に流入し、更に、側部開口部34dを経て第二貯水部57の水上部に流入する。そして、第二貯水部57の上部に設けた復水孔61を経て復水部59へ流入し、ノズル4からスチームを吐出させることができる。このように沸騰室6で気化されたスチームが給水タンク2の水上部を通過し、ノズル2から吐出することができる構成とすることで、スチーム通路を別途設けることなく、沸騰室6で気化されたスチームが給水タンク2の水上部を通過してノズル2から吐出させることができるので、スチーム通路部品点数を抑えることができる。
更にスチームがスチーム溜り室47を通過する際、スチーム溜り室47を充満するスチームはタンク蓋40の基部42の下面及び鍔部44の上面に当たることによって、スチームの流れが整流されるので、ノズル4からムラのないスチームの流れを吐出することができる。また、沸騰室6からの突沸があったとしてもこのタンク蓋40で抑制され、安全なスチームのみノズル4から吐出される。
また、ノズル4近傍にて生成された結露水を第二貯水部57、すなわち、給水タンク2に復水させる復水部59を配設することで、結露溜まりが生じず、ノズル4から熱い湯滴となって結露が吐出されることがなく安全なものとなる。また、蒸気損失によって生じた結露水が再び給水タンク2に復水されることによって、給水した水量が確実にスチームとなるためスチーム発生持続時間が増大すると共に、捨て水を極小にすることができスチーム効率を増加させることができる。
次に放電部78を図5に基づいて説明する。本図は図1のA−A断面図である。スチーム通路56を経て放電通路77に入ってきたスチーム82は放電部78の放電電極79、80間を通過する。この時、放電電極79、80間の電位差は高電位となっており、空中放電可能な電極間距離で放電電極79、80を設計設置しているため、放電電極79、80間で行われている高圧放電をスチーム82は受け、イオンスチーム83となる。このようにヒーター3を備えた沸騰室6からノズル4までの中間経路5に高圧放電手段9を配設し、高圧放電を沸騰室6で気化されたスチーム82に付与することで、スチーム82をイオンスチーム83に変化させ、顔等の肌や毛髪に良いイオンスチーム83をノズル4より吐出させることができる。
かかるスチーム式美容器は、準備作業として、先ず、給水筒部34を閉塞しているタンク蓋40を開放し、給水タンク2に水を供給する。水は第一貯水部46と第二貯水部57に分割される。次に、Oリング85を装着した基部42が第一開口部38を、ダイヤフラム72が第二開口部39をそれぞれ閉塞するようタンク蓋40をフック41aと溝35fにて係止する。給水タンク2に給水された水は、給水路49を通って沸騰室6に流入し、給水タンク2と沸騰室6の水位は略同等となる。そして、上部カバー23を収容ケース22に係止する。
この準備作業が完了した後、ヒーター3に通電すると、沸騰室6の水は加熱されて数十秒後にはスチームを発生し、このスチームが連通路50を通ってスチーム溜り室47に蓄えられ、やがてスチーム溜り室47が高圧となり、スチームはスチーム通路56を経てノズル4から吐出される。スチーム溜り室47に蓄えられるスチームは、給水タンク2の水と隔離されるので蒸気損失が低減できる。また、スチーム溜り室47の圧力は、連通孔81を通って給水タンク2へフィードバックされるため、沸騰室6と給水タンク2の各水面に対する圧力は均等化される。従って、沸騰室6の水が蒸気化し、その水位が低下して給水タンク2の水位との間に差が生じても、上述の圧力により給水タンク2の水は、給水路49を通り、同水位になるまで沸騰室6に供給される。このような水位の均衡化作用とともに、沸騰室6では連続的にスチームを発生するのでスチームの吐出に脈動が発生せず、従って所謂息つき現象と称する動作にはならない。
本発明の実施の形態の一例を示すスチーム式美容器の縦断面図である。 同上のノズル部の縦断面図である。 同上のノズル部の縦断面図である。 同上のタンク蓋の縦断面図である。 同上の放電部を示すものであり、図1のA−A断面図である。 同上の止水部の説明図である。 本発明の実施の形態の他の例の止水部の説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のノズル部の説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のノズル部の説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のノズル部の説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のスチームノズルの説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のスチームノズルの説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のスチームノズルの説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のスチームノズルの説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のスチームノズルの説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のスチームノズルの説明図である。 本発明の実施の形態の他の例のスチームノズルの説明図である。
符号の説明
2 給水タンク
3 ヒーター
4 ノズル
6 沸騰室
7 内壁
11 缶体
13 突出基部開口(連通用開口)
14 前壁部
16 止水部
17 止水タンク
46 第1貯水部
60 継手
65 スチームノズル

Claims (2)

  1. 第一貯水部と、第一貯水部の一側方に位置するとともに第一貯水部の底部と連通する縦長で且つ第一貯水部よりも容量が小さい沸騰室と、沸騰室の壁面に配された水加熱用のヒーターと、第一貯水部から沸騰室と逆の側方に突出して形成されているスチーム流路と、スチーム流路の先端部から上方に接続されて沸騰室からのスチームが導かれるノズルと、上記スチーム流路の下方に位置するとともにスチーム流路の先端部に復水孔で上下に連通し且つ他端部が上記第一貯水部に連通した第二貯水部とを備え、スチーム流路とノズルとを連通させている連通用開口はスチーム流路の上記突出方向先端壁よりも離れたところに位置して、スチーム流路の突出方向先端と連通用開口との間に転倒時用止水部が形成されていることを特徴とするスチーム式美容器。
  2. ノズル側の部材はスチーム流路を備えた缶体と嵌合する偏心した嵌合部を備えていることを特徴とする請求項1記載のスチーム式美容器。
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