JP3142859B2 - スチーム式美顔器 - Google Patents

スチーム式美顔器

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JP3142859B2 JP02212255A JP21225590A JP3142859B2 JP 3142859 B2 JP3142859 B2 JP 3142859B2 JP 02212255 A JP02212255 A JP 02212255A JP 21225590 A JP21225590 A JP 21225590A JP 3142859 B2 JP3142859 B2 JP 3142859B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はボイラー式のスチーム発生機構を備えたスチ
ーム式美顔器に関するものである。
【従来の技術】
家庭で女性が使用するスチーム式美顔器で、ボイラー
式のスチーム発生機構を備えたものとしては、従来より
第8図に示す形態のものが提供されている。これはボイ
ラーを内蔵した本体1からスチームパイプ49を介してノ
ズル部4を立設したものであり、本体1内のボイラーで
発生したスチームは、スチームパイプ49を通じてノズル
部4に送られて、ノズル部4から噴出する。
【発明が解決しようとする課題】
この場合、スチームパイプ49が上方に高く伸びている
ために、全体の嵩が高くなっており、収納性が悪く、ま
た使用中も不用意にノズル部4に手を当てたりすること
が多々あって、使い勝手も悪い。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところはコンパクトで使い勝手のよいスチ
ーム式美顔器を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、ボイラー室の上部にボイラー室と
連通するスチーム室を備え、ボイラー室の上方であると
ともにボイラー室よりも平面形状が小さいスチーム室の
側方であり且つ水位センサー部上方のスペースの脇であ
る部分には収納スペースを形成し、スチーム室とノズル
部とをつなぐ配管を上記収納スペースに配設することに
第1の特徴を有し、また水が直接供給されるボイラー室
が、スチーム発生用ヒータによる波立ちの影響を受けな
い水位センサー部にて初期給水位を検出するとともに上
記ヒータのオンに伴って不動作状態とされる初期水位セ
ンサーを備えていることに第2の特徴を有し、収納スペ
ースにおいて、スチーム室とノズル部とをつなぐ配管の
途中にスチームをイオン化させる為の放電ユニットを介
在させていることに第3の特徴を有し、更にスチーム室
とノズル部とをつなぐ配管の途中に、傾斜時にボイラー
室内の水の流出を防止する為の止水ブロックを介在さ
せ、スチーム室から止水ブロックまでの配管を斜め下向
きに傾斜させて設置するとともに、止水ブロックとその
下方に設けた結露水の排出用ブロックを配管により連通
させ、ノズル部を止水ブロックの上方に配することに第
4の特徴を有し、スチーム室の上面開口を閉じるボイラ
ー蓋が取付けられた上蓋の上面に、ノズル部を三次元的
な首振り回動自在に取付けていることに第5の特徴を有
している。 [作用] 本発明の第1の特徴とするところによれば、ボイラー
室の上方空間にスチーム室とこのスチーム室の横に位置
する配管とが配されているために、コンパクトとなって
いるものであり、また第2の特徴とするところによれ
ば、ヒータがオンした時の気泡発生による水位上昇で誤
動作を起こすことのない初期水位検出を行うことがで
き、第3の特徴とするところによれば、収納スペースを
利用して配管の途中にコンパクトに配設した放電ユニッ
トによってスチームをイオン化することができる。更に
第4の特徴とするところによれば、途中で結露した水滴
がノズル部に達することなく確実に排水する事ができ、
第5の特徴とすることろによれば、上蓋の上面から狙っ
た箇所に向けてスチームを噴射することができる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の美顔器1は、カバー2が上部後縁部に回動自在に取り
付けられた本体1の上面に、ボイラー蓋3とノズル部4
と操作部12とを配置するとともに、ペルチェ素子によっ
て冷却される冷却板90を一端に備えた冷却具9と給水カ
ップ95とを収納するための凹所11を設けたもので、下部
側面には排水カップ14が側方へ引き出し自在となるよう
に配設されている。図中13は後述する排水弁66を開くた
めの排水釦を覆って排水釦が不用意に操作されることを
防ぐ釦カバー、20はカバー2の内面に取り付けられた鏡
である。 本体1内は、第2図〜第4図に示すように、ボイラー
室6が配された室と、電気部品収納室25とが隔板19によ
って区画されている。そしてボイラー室6は、その上部
にスチーム室5が一体に形成されたものであり、スチー
ム室5の上端開口縁は本体1上面の上蓋10に形成された
開口部にパッキン29を介して接して、前記ボイラー蓋3
によって閉じられている。 ボイラー室6は、第6図に示すように、スチーム発生
用ヒータ60を内蔵するとともに、側方に一体に形成され
た室内に初期水位センサーS1と、下限水位センサーS2
フロートスイッチFとを配したもので、波打ち防止リブ
61,62と、消泡網63とが内部に設けられている。 ここで、初期水位センサーS1は、ボイラー蓋3を開い
て前記吸水カップ95によりボイラー室6内に給水される
水が所定水位に達したか否かを検出して、この水位にま
で水が給水されたならば、ヒータ6への通電を一旦遮断
するものであり、下限水位センサーS2はボイラー室6内
の水位が所定水位以下になればヒータ60への通電を遮断
して空焚きを防ぐものであり、更にフロートスイッチF
はボイラー室6内で異常が発生して水位が異常上昇した
時に電源を遮断するためのものである。尚、初期水位セ
ンサーS1は、ヒータ60への通電が開始されれば、不動作
状態となって、ヒータ60への通電開始による水面の波立
ちの影響を受けることがないようにされる。 ボイラー蓋3は、本体1の上蓋10から突設された凸部
に軸15で後部側が枢支されたもので、その前部側にはロ
ック解除釦31が、後部上面に抜き孔30が設けられてお
り、下面の底板34にはスチーム室5の上面開口縁に接す
るパッキン32と、リリーフ弁33とが取り付けられてい
る。ボイラー室6及びスチーム室5の内圧が異常に高く
なった時、リリーフ弁33と抜き孔30を通じてスチームが
外部に放出される。尚、抜き孔30は安全のために後方に
向けてスチームを放出するように形成されている。ま
た、このボイラー蓋3は、上蓋3から突設されたロック
ボスとの係合で閉じた状態を保持するものであり、ロッ
ク解除釦31を操作した時に、パッキン32の反力で前部側
が少し浮き上がることになるが、本体1の上蓋10から突
設されてボイラー蓋3の底板34に形成された溝37に嵌ま
っているリブ17は、この時にスチームが前方側へと出て
くるのを防ぐためのものである。 スチーム室5はその背面側の接続口50に、U字管51を
介して高圧放電ユニット8内を通るパイプ52に接続さ
れ、パイプ52は更に止水ブロック7とゴム管46とを介し
て前記ノズル部4に接続されている。高圧放電ユニット
8は、パイプ52内において放電を行うことでノズル部4
から放出するスチームをイオン化するものである。 ノズル部4は、本体1の上蓋10に形成されている半球
状凸部18を筒状のノズルカバー41の下端周縁とパイプ部
45のフランジ部とで挟持することで三次元的な首振りが
自在となるように取り付けられているもので、ホルダー
ゴム43でスチームノズル44が保持されており、その先端
に配された筒40の内面には水滴を吸収するための吸水体
42が取り付けられている。 止水ブロック7は、第7図に示すように、スチーム室
5側との接続口70と、ノズル部4側への接続口71と、排
水口72とを備えるとともに、内部に止水用のボール73が
配設されたもので、このボール73は美顔器が転倒した時
など、接続口71側に設けた弁座74に接して湯がノズル部
4側に流れるのを防ぐ。 尚、接続口70と排水口72とは常時連通している。また
排水口72は、排水管76を通じて排水ブロック66に接続さ
れている。ボイラー室6の底部に設けられた排水口64に
も排水管65を通じて接続されている排水ブロック65は、
第3図に示すロッド78の上端に取り付けられた排水釦を
ばね79に抗して押した時に開いて、排水管76内にたまっ
た水や、ボイラー室6内の水を排水口67を通じて排水カ
ップ14に排水する。第3図中の68は排水口67と本体1底
板との間の防水用パッキンである。 ここにおいて、ボイラー室6において発生したスチー
ムは、前述したところから明らかなように、スチーム室
5から止水ブロック7を経てノズル部4から放出される
わけであるが、ここにおけるスチーム室5は、その平面
形状がボイラー室6よりも小さくされており、そしてこ
の大きさの差を利用して、ボイラー室6の上方であると
ともにスチーム室5の側方であり、且つ水位センサー
S1,S2やフロートスイッチFを配設した水位センサー部
上方に生じたスペースの脇である部分に収納スペースを
形成し、該収納スペースに高圧放電ユニット8や、スチ
ーム5と止水ブロック7とを接続する配管が配設されて
いる。配管及び高圧放電ユニット8がデッドスペースを
利用して配設したものとなっているわけであり、このた
めに全体としてコンパクトにまとめられているものであ
る。 また、スチーム室5から止水ブロック7に至るスチー
ム配管は、止水ブロック7側が低くなるように斜めに設
けられている。止水ブロック7の上方にノズル部4が設
けられていることもあって、途中で結露した水滴がノズ
ル部4に達することがなく、確実に排水されるものであ
る。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、ボイラー室の上方空
間にスチーム室とこのスチーム室の横に位置する配管と
が配されているために、コンパクトとなっているもので
あって、収納性が良い上に使い勝手もよく、そして第2
の特徴とするところによれば、ヒータがオンになるまで
は初期給水の水位検出を初期水位センサーで行うことが
できる上に、ヒータをオンさせた後はこの初期水位セン
サーが不動作状態となるために、ヒータのオンで気泡が
発生したことによる水位上昇で初期水位センサーが誤動
作を起こすことがない。第3の特徴とするところによれ
ば、放電ユニットを配管の途中に設けることでスチーム
を効率的にイオン化するとともに収納スペースを利用し
て配設することで全体をコンパクトにまとめることがで
き、更に第4の特徴とするところによれば、配管の途中
で生じた結露水を、ノズル部に達する前に確実に排出用
ブロックを介して排出するので、水滴除去の為の手間を
簡略化することのできるものであり、また第5の特徴と
するところによれば、ノズル部を上蓋の上面に取付けた
状態から狙った箇所に対してスチームを噴射する事がで
きるので、全体を更にコンパクトにまとめることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図は同上の縦断
面図、第3図は同上の横断面図、第4図は同上の本体上
蓋を除いた状態の平面図、第5図(a)(b)は同上の
ボイラー蓋の断面図と底面図、第6図は同上のボイラー
室の断面図、第7図は同上の止水ブロックの断面図、第
8図は従来例の斜視図であって、1は本体、4はノズル
部、5はスチーム室、6はボイラー室を示す。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイラー室の上部にボイラー室と連通する
    スチーム室を備え、ボイラー室の上方であるとともにボ
    イラー室よりも平面形状が小さいスチーム室の側方であ
    り且つ水位を検出する為の水位センサー部上方のスペー
    スの脇である部分には収納スペースを形成し、スチーム
    室とノズル部とをつなぐ配管を上記収納スペースに配設
    することを特徴とするスチーム式美顔器。
  2. 【請求項2】水が直接供給されるボイラー室は、スチー
    ム発生用ヒータによる波立ちの影響を受けない水位セン
    サー部にて初期給水位を検出するとともに上記ヒータの
    オンに伴って不動作状態とされる初期水位センサーを備
    えていることを特徴とする請求項1記載のスチーム式美
    顔器。
  3. 【請求項3】収納スペースにおいて、スチーム室とノズ
    ル部とをつなぐ配管の途中にスチームをイオン化させる
    為の放電ユニットを介在させていることを特徴とする請
    求項1記載のスチーム式美顔器。
  4. 【請求項4】スチーム室とノズル部とをつなぐ配管の途
    中に、傾斜時にボイラー室内の水の流出を防止する為の
    止水ブロックを介在させ、スチーム室から止水ブロック
    までの配管を斜め下向きに傾斜させて設置するととも
    に、止水ブロックとその下方に設けた結露水の排出用ブ
    ロックを配管により連通させ、ノズル部を止水ブロック
    の上方に配することを特徴とする請求項1または3記載
    のスチーム式美顔器。
  5. 【請求項5】スチーム室の上面開口を閉じるボイラー蓋
    が取付けられた上蓋の上面に、ノズル部を三次元的な首
    振り回動自在に取付けていることを特徴とする請求項1,
    3,4のいずれか記載のスチーム式美顔器。
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