JPH0738428Y2 - 温水洗浄装置 - Google Patents
温水洗浄装置Info
- Publication number
- JPH0738428Y2 JPH0738428Y2 JP1988129679U JP12967988U JPH0738428Y2 JP H0738428 Y2 JPH0738428 Y2 JP H0738428Y2 JP 1988129679 U JP1988129679 U JP 1988129679U JP 12967988 U JP12967988 U JP 12967988U JP H0738428 Y2 JPH0738428 Y2 JP H0738428Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cylinder
- hot water
- nozzle
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、大便器の温水洗浄装置の改良に関するもの
である。
である。
（従来技術及びその課題） 従来、第２図に示す大便器１において、便器本体２の後
方部にはロータンク５が立設されており、ロータンク５
の止水栓15からボールタップ16を介しサービスタンク17
に導入された水が給水ホース18を介し便器本体２の底部
に設置された温水タンク７内に導入され、この温水タン
ク７内のヒータ８とサーミスタ９を介し適温に加温され
て、この適温に加温された洗浄水が電磁ポンプ10を介し
シリンダ12に送出され、送出された洗浄水の圧力により
シリンダ12内の洗浄ノズル13が前方に突出して先端部よ
り洗浄水が噴出される構造となっており、前記温水タン
ク７と電磁ポンプ10とシリンダ12及び洗浄ノズル13によ
り温水洗浄装置６が形成されている。尚、図中14は洗浄
ノズル13の角度を調節するためのソレノイドである。
又、11は分枝パイプ、３は便座、４は便蓋、20は操作盤
である。
方部にはロータンク５が立設されており、ロータンク５
の止水栓15からボールタップ16を介しサービスタンク17
に導入された水が給水ホース18を介し便器本体２の底部
に設置された温水タンク７内に導入され、この温水タン
ク７内のヒータ８とサーミスタ９を介し適温に加温され
て、この適温に加温された洗浄水が電磁ポンプ10を介し
シリンダ12に送出され、送出された洗浄水の圧力により
シリンダ12内の洗浄ノズル13が前方に突出して先端部よ
り洗浄水が噴出される構造となっており、前記温水タン
ク７と電磁ポンプ10とシリンダ12及び洗浄ノズル13によ
り温水洗浄装置６が形成されている。尚、図中14は洗浄
ノズル13の角度を調節するためのソレノイドである。
又、11は分枝パイプ、３は便座、４は便蓋、20は操作盤
である。
このような従来の大便器の温水洗浄装置においては、洗
浄ノズル13へ電磁ポンプ10から洗浄水が送出されるもの
であり、電磁ポンプ10は往復動にて洗浄水を送り出す構
造であるため、送り出される洗浄水は脈流となり、洗浄
ノズル13から噴出される洗浄水に広がりが生じ、水滴の
飛び散り等が発生するという問題点があった。
浄ノズル13へ電磁ポンプ10から洗浄水が送出されるもの
であり、電磁ポンプ10は往復動にて洗浄水を送り出す構
造であるため、送り出される洗浄水は脈流となり、洗浄
ノズル13から噴出される洗浄水に広がりが生じ、水滴の
飛び散り等が発生するという問題点があった。
このような問題点を解決するために、従来においては洗
浄ポンプ10とシリンダ12間にゴムホース等よりなるアキ
ュムレータを設け、このアキュムレータにより脈流を防
止しているが、従来のアキュムレータは耐久性に乏しく
永年使用により破損等が生じ、この部分から漏水が生ず
る等の危険性があった。
浄ポンプ10とシリンダ12間にゴムホース等よりなるアキ
ュムレータを設け、このアキュムレータにより脈流を防
止しているが、従来のアキュムレータは耐久性に乏しく
永年使用により破損等が生じ、この部分から漏水が生ず
る等の危険性があった。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、脈流を良好に防ぐことのできる温水洗浄装置を提供
せんことを目的とし、その要旨は、温水タンク内で加温
された洗浄水を電磁ポンプを介しシリンダ内に送出しノ
ズルから噴出させる大便器の温水洗浄装置であって、前
記シリンダ内に、電磁ポンプから送出される洗浄水の脈
流を整流するアキューム機構を内蔵したことである。
て、脈流を良好に防ぐことのできる温水洗浄装置を提供
せんことを目的とし、その要旨は、温水タンク内で加温
された洗浄水を電磁ポンプを介しシリンダ内に送出しノ
ズルから噴出させる大便器の温水洗浄装置であって、前
記シリンダ内に、電磁ポンプから送出される洗浄水の脈
流を整流するアキューム機構を内蔵したことである。
（作用） 洗浄ノズルを備えたシリンダ内にはアキューム機構が内
蔵されているため、このシリンダ内に電磁ポンプから洗
浄水が脈流の状態で送出された時に、シリンダ内のアキ
ューム機構により脈流が整流化され、ノズルから噴出さ
れる洗浄水は整流となって噴出水の飛び散り等が良好に
防止される。
蔵されているため、このシリンダ内に電磁ポンプから洗
浄水が脈流の状態で送出された時に、シリンダ内のアキ
ューム機構により脈流が整流化され、ノズルから噴出さ
れる洗浄水は整流となって噴出水の飛び散り等が良好に
防止される。
（実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は前記第２図に示したシリンダ12と洗浄ノズル13
の断面構成図であり、図において、シリンダ12内にはノ
ズル13が出没可能に内装されており、ノズル13はスプリ
ングＳにより常には図示右方向に付勢されてシリンダ12
内に没入された状態となっており、シリンダ12内に前述
した電磁ポンプ10から洗浄水が送出されると、その圧力
によりノズル13がスプリングＳの付勢力に抗して図示左
側に突出され、ノズル13内の通路を通り洗浄水がその先
端部より上方に噴出されるものである。
の断面構成図であり、図において、シリンダ12内にはノ
ズル13が出没可能に内装されており、ノズル13はスプリ
ングＳにより常には図示右方向に付勢されてシリンダ12
内に没入された状態となっており、シリンダ12内に前述
した電磁ポンプ10から洗浄水が送出されると、その圧力
によりノズル13がスプリングＳの付勢力に抗して図示左
側に突出され、ノズル13内の通路を通り洗浄水がその先
端部より上方に噴出されるものである。
本例においてはシリンダ12内の図示右側にアキューム機
構Ａが設けられており、このアキューム機構Ａはゴム製
等のダイヤフラムＤを有しており、ダイヤフラムＤの内
部には空気室Ｅが形成されている。従って、シリンダ12
内に電磁ポンプ10から脈流状の洗浄水が送出されると、
洗浄水の脈流によりダイヤフラムＤが振動し空気室Ｅを
圧迫することとなり、シリンダ12内で洗浄水の脈流が良
好に緩衝されて整流化される。従って、ノズル13から噴
出される洗浄水は整流化されており、上方に噴出される
時に水の飛び散り及び広がりが少なくなり良好な洗浄水
の噴出状態を得ることができる。
構Ａが設けられており、このアキューム機構Ａはゴム製
等のダイヤフラムＤを有しており、ダイヤフラムＤの内
部には空気室Ｅが形成されている。従って、シリンダ12
内に電磁ポンプ10から脈流状の洗浄水が送出されると、
洗浄水の脈流によりダイヤフラムＤが振動し空気室Ｅを
圧迫することとなり、シリンダ12内で洗浄水の脈流が良
好に緩衝されて整流化される。従って、ノズル13から噴
出される洗浄水は整流化されており、上方に噴出される
時に水の飛び散り及び広がりが少なくなり良好な洗浄水
の噴出状態を得ることができる。
又、ダイヤフラムＤの内側の空気室Ｅ内にバネを内蔵さ
せておけば、より良好にダイヤフラムＤを復帰させるこ
とができ、整流作用をより良好に行なうことができる。
せておけば、より良好にダイヤフラムＤを復帰させるこ
とができ、整流作用をより良好に行なうことができる。
又、本例においてはシリンダ12内にアキューム機構Ａが
内蔵されているため、例えばダイヤフラムＤに破損が生
じた時にも外部への洗浄水の漏水がなく、電気部品等に
対する漏電等の危険性が良好に防止される。
内蔵されているため、例えばダイヤフラムＤに破損が生
じた時にも外部への洗浄水の漏水がなく、電気部品等に
対する漏電等の危険性が良好に防止される。
（考案の効果） 本考案の温水洗浄装置は、温水タンク内で加温された洗
浄水を電磁ポンプを介しシリンダ内に送出しノズルから
噴出させる大便器の温水洗浄装置であって、前記シリン
ダ内に、電磁ポンプから送出される洗浄水の脈流を整流
するアキューム機構を内蔵したことにより、アキューム
機構の整流作用により脈流が減少され、ノズルから噴出
される洗浄水の飛び散り及び広がり等を良好に防ぐこと
ができる効果を有する。
浄水を電磁ポンプを介しシリンダ内に送出しノズルから
噴出させる大便器の温水洗浄装置であって、前記シリン
ダ内に、電磁ポンプから送出される洗浄水の脈流を整流
するアキューム機構を内蔵したことにより、アキューム
機構の整流作用により脈流が減少され、ノズルから噴出
される洗浄水の飛び散り及び広がり等を良好に防ぐこと
ができる効果を有する。
又、アキューム機構はシリンダ内に内蔵されるため、構
造が簡単となり、分岐配管等の心配もなく、さらに漏水
の恐れもない安全なものとなる効果を有する。
造が簡単となり、分岐配管等の心配もなく、さらに漏水
の恐れもない安全なものとなる効果を有する。
図は本考案の一実施例を示し、第１図はシリンダ内に内
蔵したアキューム機構の断面構成図、第２図は温水洗浄
装置を備えた便器の断面構成図である。 １……便器、６……温水洗浄装置 ７……温水タンク、10……電磁ポンプ 12……シリンダ、13……洗浄ノズル Ａ……アキューム機構、Ｄ……ダイヤフラム Ｅ……空気室
蔵したアキューム機構の断面構成図、第２図は温水洗浄
装置を備えた便器の断面構成図である。 １……便器、６……温水洗浄装置 ７……温水タンク、10……電磁ポンプ 12……シリンダ、13……洗浄ノズル Ａ……アキューム機構、Ｄ……ダイヤフラム Ｅ……空気室
Claims (1)
- 【請求項１】温水タンク内で加温された洗浄水を電磁ポ
ンプを介しシリンダ内に送出しノズルから噴出させる大
便器の温水洗浄装置であって、前記シリンダ内に、電磁
ポンプから送出される洗浄水の脈流を整流するアキュー
ム機構を内蔵したことを特徴とする温水洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988129679U JPH0738428Y2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 温水洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988129679U JPH0738428Y2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 温水洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0250473U JPH0250473U (ja) | 1990-04-09 |
| JPH0738428Y2 true JPH0738428Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31384175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988129679U Expired - Lifetime JPH0738428Y2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 温水洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738428Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009041065A1 (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Panasonic Corporation | 衛生洗浄装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63176538A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-20 | アイシン精機株式会社 | 人体局部洗浄装置 |
-
1988
- 1988-10-03 JP JP1988129679U patent/JPH0738428Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0250473U (ja) | 1990-04-09 |
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