JPS61207737A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は用便等の後、局部を温水で洗浄する衛生洗浄装
置、特にそのノズルユニツ）Ｋ関するものである。

従来の技術 従来の衛生洗浄装置のノズルユニットは例えば特開昭５
７−９３６０８号公報に示された第３図の様になってい
る。

シリンダー１内にノズル本体２がスライド自在に挿着さ
れ、ノズル本体２はスプリング３により常時シリンダー
１内の方向に付勢されている。水圧を受けていないとき
はノズル本体２はシリンダー１内に完全に収納されてい
る。ノズル本体２の一端には噴出口４が設けられている
。またシリンダー１の他端には給水口５が設けられてい
る。

この構成に於いて給水口５から給水され水圧が加わると
ノズル本体１の受圧部６に水圧が加わりノズル本体２が
スプリング３の反撥力に抗してシリンダー１内をスライ
ドし、突出すると同時にノズル本体２の給水ロアから洗
浄水が供給され、通・水路８を通り、噴出口４からも噴
出する。又受圧部６とシリンダー１のすき間から流出し
ガイド９とのすき間から流出、すなわちノズル本体２外
表面を洗浄しながら突出する。

発明が解決しようとする問題点 上記構造のものではノズル本体２の受圧部６に通水路８
への供給ロアがあるためノズル本体２の突出時も洗浄水
が噴出口４より噴出するのであるが、第５図に於いて温
水タンク１ｏからは温水が供給されてもノズルユニット
までの間には給水ホース１１、制御弁１２等があり、こ
れらに冷水が溜っている。又これらの部品を通過すると
き冷却される点もあシ、人体局部に冷水がかかるという
問題があった。

そこで本発明はノズル本体突出時やノズル本体が突出し
てからも洗浄水が冷たい時は噴出口４から洗浄水が噴出
しないようにするものである。

問題点を解決するための手段 本発明の技術的手段はノズル本体に捨水口を設け、この
捨水口はパツキンを熱応動スプリングで付勢して閉成し
たものである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

給水口から洗浄水が供給されるとノズル本体受圧部に水
圧が加わりノズル本体はシリンダー内をスライドする。

このとき洗浄水は捨水口よシ便器内に排水される。さら
にノズル本体が完全に突出しても供給される洗浄水が冷
たいときは捨水口より排水されつづける。洗浄水が温水
になると熱応動スプリングでパツキンを付勢して捨水口
をとじて、噴出口より温水を噴出し、人体局部を快適に
洗浄する。

実施例 第１図はノズルユニットの略断面図であり、洗浄水が供
給されはじめたすなわちノズル本体が突出しはじめたと
きの状態を示したものである。

第２図は洗浄水によって熱応動スプリング１５が伸ヒて
パツキン１４をスライドさせ噴出口４を開けると共に捨
水口１３を閉成して温水が噴出口４より噴出している状
態を示したものである。

ノズルユニット全体の構成は従来例第３図に示すものと
ほぼ同等であシ、１は同筒状のシリンダーである。２は
ノズル本体であり、このノズル本体２はスプリング３に
よりシリンダー１内の方向に力を受けており、水圧を受
けていないときはノズル本体２はほとんどシリンダー１
内に収納されている。シリンダー１の内壁は円筒状でノ
ズル本体２の受圧部６も円形でシリンダー１の内径より
若干小さい寸法である。９はガイド部でノズル本体２の
スライドと回転を規制しているガイド９とシリンダー１
はオーリング１７によシ水封止されている。

ノズル本体２が完全に突出したときは、シリンダー１に
挿入されているガイドの円筒部１８と、ノズル本体２に
挿着されているオーリング１９が当接することによりガ
イド９部とノズル本体２は本封止される。

５は給水口であシ、給水パイプ１１が接続される。給水
口５の一端は、オーリング２０でシリンダー１と本封止
されている。

本実施例では、第１図に示すごとくノズル本体２の先端
部に噴出口４と捨水口１３を有し、通水口８と噴出口４
との間に熱応動スプリング１５を有し、その一端には円
筒状で頭部が球状でゴム等の弾性体のパツキン１４を有
し、熱応動スプリング１５の他端は通水路の一部２１に
嵌着されている。又、熱応動スプリング１５の周囲には
ミゾ１６があり、先端の捨水口１Ｃへ捨水されやすいよ
うになっている。以上がノズル本体２がシリンダー１内
に収納されているとき、ノズル本体２が突出途中又は突
出完了でも洗浄水が冷たいときのノズル先端部の状態で
ある。

次に実施例に於いて作用を説明する第５図の水回路で加
圧手段のポンプ２０で洗浄水が加圧されると、タンク１
０に給水と同時にヒータ２３で温められた温水の洗浄水
は、タンク１０の上部から出てホース１１を制御弁１２
、さらにホース１１を通り、第２図の給水口５を通り、
シリンダー１の頭部に入り、ノズル本体２の受圧部６を
押して突出させる。これと同時に受圧部６とシリンダー
１の内径のすき間から流出し、さらにガイド９とのすき
間から流出し、ノズル本体１外表面を洗浄する。又ノズ
ル本体１の供給ロアより通水路８を通りノズル先端部に
洗浄水は供給される訳であるがタンク１０から温水が押
し出されても、ノズルユニットまでの給水ホース１１、
制御弁１２等に溜った冷水があり、又ノズルユニット等
で冷却される点もありこのような冷水が完全に捨水口１
３より排水され、洗浄水が温水になると熱応動スプリン
グ１５が温められ第２図の如く伸びてパツキン１４を先
端にスライドさせ、捨水口１ａを閉じて、噴出口４を開
けて、温水を噴出させ、人体洗浄する。（律±鮎Ａ−４
９） 発明の効果 本発明は簡単な構成で次の効果を得ることができる。

（１）洗浄ノズル突出時又は突出完了時でも洗浄水が冷
たいときは、噴出しないため人体局部に冷水がかかるこ
とはない。

■　洗浄ノズル突出途中噴出口より噴出しないため洗浄
ポイント以外を漏らさない。

■　ノズル本体通水路内の溜水も冷えると捨水口が開き
流出されやすい。

【図面の簡単な説明】

第、１図は本発明一実施例のノズル本体の突出途中の断
面図、第２図は同温水洗浄時の断面図、第３図は従来の
ノズルユニットの断面図、第４図は本発明のノズルを装
置に組込んだときの構成図１１、　５２、−第 ５図は水回路図である。 １・・・・・・シリンダー、２・・・・・・ノズル本体
、１３・・・・・・捨水口、１４・・・・・・パツキン
、１５・・・・・・熱応動スプリング。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 １３−　　検水−口 ／４−−−パツキン ムター−４に人・動スブソング 第３図 ７−−−シ’＋７７” Ｚ−−−ノズル奎１本 ３−−−スブソンク“ ４−峨五口 ５−給水口 ６−−一受）Ｌ　合戸 ７−−−イチ（＃口 コ？−−−邂））（２路 ダ 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）温水給水手段と、この温水給水手段から温水が供
   給されるノズルユニットとを備え、前記ノズルユニット
   は、シリンダーと、このシリンダー内をスライドするノ
   ズル本体と、このノズル本体を前記シリンダー内に収納
   する方向に付勢するスプリングと、前記シリンダーの一
   端に設けた給水部からなり、前記ノズル本体は受圧部と
   通水路と噴出口と捨水口を有し、捨水口はパッキンを熱
   応動スプリングで付勢して閉成した衛生洗浄装置。
2. （２）ノズル本体は給水部に対向する一端面に設けた受
   圧部と、この受圧部とは反対側の端面に設けた捨水口と
   、側面に設けた噴出口と、前記受圧部と前記捨水口およ
   び噴出口を連通する通水路と、前記通水路中に設けたパ
   ッキンと熱応動スプリングからなり、冷水が通過時は前
   記パッキンにより前記噴出口が閉塞され、温水が通過時
   は前記熱応動スプリングの変位により前記パッキンが移
   動して、前記噴出口を開口すると共に、前記捨水口を閉
   塞する特許請求の範囲第１項記載の衛生洗浄装置。