JP2548969B2 - 電気ボイラの製造方法 - Google Patents

電気ボイラの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電気ヒータにより缶水を加熱して得られた蒸
気を蒸気加熱機器などに供給するために用いる電気ボイ
ラの製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、電気ボイラは、第5図に示すように、上部管寄
1と、下部管寄3とを有している。上部管寄1と下部管
寄3との間には加熱管5と液柱管7とが接続されてい
る。加熱管5と下部管寄3の内部には保護管により電気
絶縁性を保持したシーズヒータあるいはカートリッジヒ
ータなどの電気ヒータ9が挿入されている。
この電気ヒータ9の一端部は、フランジなどの封止部
材11に固定されている。封止部材11は下部管寄3の下面
に接続されている案内管13の外周端に接続された受板15
にボルト17を螺合することによって固定されている。
したがって、案内管13の下端開口は封止部材11によっ
て封止され、電気ヒータ9の発熱部分が下部管寄3の内
部から加熱管5の内部にまで挿入されている。
この電気ヒータ9の端部は封止部材11から外方に突出
し、電気ヒータ9の先端から端子19が突出している。こ
の端子19は電気ヒータ9の内部に設けられている。発熱
線(図示せず)に接続されている。
上部管寄1には蒸気を供給する供給管21が接続されて
いる。この供給管21の一端は上部管寄1の上面に設けた
取付座23に螺合して固定されている。また、上部管寄1
の上面には取付座25に螺合して固定した複数の水位検出
棒27が液柱管7の内部にまで挿入されている。
下部管寄3には缶水30を流入するための給水管32と下
部管寄3の缶水30を排出するための排出管34が接続され
ている。下部管寄3には取付座36、37が設けられて、こ
れらの取付座36、37にそれぞれ給水管32、排出管34が螺
合されて固定されている。
下部管寄3には脚38が設けられている。これらの脚38
によって、下部管寄3の上方に加熱管5、液柱管7及び
上部管寄1が倒立して設置されている。
この電気ボイラでは排水管34の中間部に設けられてい
るバルブ(図示せず)を閉じた状態にて、下部管寄3の
内部に給水管32から図示の実線矢印で示すように缶水30
に供給する。缶水30は下部管寄3の内部から加熱管5及
び液柱管7の内部にまで供給する。この際缶水30は液柱
缶7の内部においては短い水位検出棒27の少し上にまで
水位が上昇すると給水が停止する。この動作は、給水管
32に設けた電磁弁(図示せず)を水位検出棒27の水位検
出信号により開閉することによって行われる。
したがって、加熱管5の内部の缶水30の水位は液柱管
7の水位と同じになる。
今、供給管21に設けてある開閉弁(図示せず)を閉じ
た状態にて電気ヒータ9に通電を行うと、加熱管5の缶
水30が加熱されて、図示の破線矢印に示すように、蒸気
を上部管寄1の内部に貯溜する。この蒸気は上部管寄1
の内部で所定の圧力に達した時に、供給管21の開閉弁を
開放して蒸気を機器などに供給する。この際、水位が下
がると、水位検出棒27によってその水位を検出し、再び
給水管32から、下部管寄3の内部に缶水30の給水を行
う。
なお、排水管34は、缶水30を抜き取る場合にバルブを
開放すると缶水30が外部に放出できる。
第6図は電気ボイラの他の従来例を示している。この
従来例において、第5図に示した従来例と同じ部分には
同じ符号を付して説明を省略する。
この電気ボイラにおいてはシーズヒータのような電気
ヒータ9が用いられ、第5図とは逆に電気ヒータ9を上
部管寄1に設け加熱管5の内部に挿入している。電気ヒ
ータ9は、第5図と同様に案内管13に設けた封止部材11
に固定されている。
この電気ボイラにおいても、第5図に示した電気ボイ
ラと同じ動作により、蒸気が供給される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、電気ヒータ9に通電が行われて、缶水
30を加熱する際に、下部管寄3の内部の電気ヒータ9の
加熱部分も発熱するため、下部管寄3の内部の缶水30が
加熱されてしまい、下部管寄3の内部の缶水30に対流が
生じる。この結果下部管寄3内の缶水30まで加熱しなが
ら昇温する為蒸気を供給するまでの初期時間(立上がり
時間)が長くなり、電気ボイラの立上がり特性が良くな
い。
この電気ボイラにおいては、蒸気の供給を断続的に繰
り返して行うことが多い。このためには瞬時に蒸気を発
生し、所定圧力に保ようにしておくためには、電気ヒー
タ9の発熱部長Lを必要とし、かつワット密度を高めな
ければならない。仮に加熱管5の内部にのみ電気ヒータ
9の発熱部を有するように設計した場合には、その範囲
内に入れるヒータ容量には限度がある為発熱部長Lを短
くした分だけ蒸気を供給するまでの時間が長くなる。
このため、使用者は蒸気の利用に際して手持ち時間が
生じてしまう。
また、他の従来例として第6図に示した電気ボイラー
においては、上部管寄1に案内管13を溶接により接続
し、蒸気管寄1と下部管寄3とに加熱管5を溶接により
接続しているものであるから、溶接作業時に案内管13と
加熱管5との軸芯が一致しない場合に、電気ヒータ9の
先端が加熱管5の内壁に触れてしまい、受板15と封止部
材11を固定すると、電気ヒータ9を損傷したり、封止状
態が悪くなるという問題がある。
電気ヒータ9は発熱量を多く得るためには、一本では
困難な場合があり、複数本を加熱管5の内部に挿入とよ
うとすると、案内管13と加熱管5との軸芯を一致させる
溶接作業にかなりの熟練度を要する。
それ故に本発明の課題は下部管寄の内部での缶水の対
流を防止して蒸気の供給効率を高め、かつ電気ヒータと
加熱管の組み立てを容易にした電気ボイラの製造方法を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、蒸気供給管を接続した上部管寄と、
缶水を流入する給水管を接続した下部管寄との間に接続
した加熱管と、該加熱管の内部に電気ヒータを挿入し、
該電気ヒータの端部を前記加熱管の一方開口端を封止し
た封止部材に固定した電気ヒータとを含む電気ボイラに
おいて、前記上部管寄の底面部に前記加熱管の他方の上
端部を接続する孔を形成し、前記下部管寄に前記加熱管
を貫通する対の孔を形成し、前記下部管寄に前記加熱管
を貫通した際に前記下部管寄の内部に位置する前記加熱
管部分に缶水流通路を形成し、前記加熱管を前記下部管
寄の孔に貫通し、該加熱管の上端部を前記上部管寄の孔
に合せた後に該加熱管を前記上部管寄と前記下部管寄と
に溶接により接続したことを特徴とする電気ボイラの製
造方法及び蒸気供給管を接続した上部管寄と、缶水を流
入する給水管を接続した下部管寄との間に接続した加熱
管と、該加熱管の内部に電気ヒータを挿入し、該電気ヒ
ータの端部を前記加熱管の一方開口端を封止した封止部
材に固定した電気ヒータとを含む電気ボイラにおいて、
前記下部管寄の上面部に前記加熱管の他方の端部を挿入
する孔を形成し、前記上部管寄に前記加熱管を貫通する
対の孔を形成し、前記上部管寄に前記加熱管を貫通した
際に前記上部管寄の内部に位置する前記加熱管部分に蒸
気流通路を形成し、前記加熱管を前記上部管寄の孔に貫
通し、該加熱管の下部を前記下部管寄の孔に挿入した後
に該加熱管を前記上部管寄と前記下部管寄とに溶接によ
り接続したことを特徴とする電気ボイラーの製造方法が
得られる。
[作用] 缶水は給水管を通して下部管寄に流入され加熱管にま
で入り込む。この状態にて、缶水は加熱管の内部にて電
気ヒータにより加熱される。
加熱管の内部の缶水は加熱されると加熱管の上部に上
昇することから、加熱管の水位面にて蒸気を発生する。
蒸気は上部管寄の内部にて所定の圧力に保たれた後に蒸
気供給管から流出される。
下部管寄の内部には加熱管と対流防止部があるため、
加熱管の内部の缶水と、加熱管の外の缶水とによって対
流することなく、加熱管の内部にて缶水の加熱が行われ
る。
すなわち、缶水は加熱管の内部の狭い容積の缶水が加
熱され蒸気となるから蒸気を短時間に供給する。
この電気ボイラにおいては、上部管寄又は下部管寄の
孔に一本の加熱管を貫通して溶接しているから加熱管に
挿入する電気ヒータが加熱管に接触することなく挿入さ
れる。また、加熱管は一本であるから、下部管寄と上部
管寄の孔に加熱管を設け溶接により接続されるので密封
された状態に組み立てられる。
[実施例] 第1図乃至第3図は本発明の電気ボイラの製造方法の
一実施例を示している。この実施例において第5図と同
じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
第1図乃至第3図を参照して、この電気ボイラは下部
管寄3上面部と下面部とに形成された孔3a、3bを貫通し
た加熱管5を有している。下部管寄3の内部の加熱管5
には缶水流通路40aが形成されている。缶水流通路40a
は、たとえば図示するように複数の小孔を形成して缶水
30の流通路としている。この加熱管5の上端部は上部管
寄1の下面部に形成された孔1aに接続され、加熱管5の
下部は下部管寄3から下方に突出している。加熱管5の
下端にはフランジのような封止部材11が設けられてい
る。この封止部材11には電気ヒータ9の端部が固定され
る。
したがって、電気ヒータ9は加熱管5の下端から上方
にのびて設けられている。封止部材11は、第2図にも示
すように、加熱管5の下端外周に接続されている受板15
にボルト17を用いて螺合し固定される。
一方、上部管寄1の内部には、堰板42が設けられてい
る。堰板42は加熱管5の上端開口と、蒸気供給管21の接
続開口との間の上部管寄1の内壁に一端が固定されてい
る。
この堰板42は蒸気供給管21の接続開口に向けて流れる
蒸気流を狭めて通過させるものである。上部管寄1には
第3図に示すように、液柱管7の内部にまでのびた水位
検出棒27、蒸気供給管21及び安全弁、圧力計などに接続
する接続管45が接続されている。
この電気ボイラにおいては、下部管寄3の孔3a、3bを
加熱管5が貫通した際に、下部管寄3の内部に位置する
加熱管5に缶水の複数の流通路40aが形成される。この
加熱管5は下部管寄3の孔3a、3bを貫通して、加熱管5
の上端部を上部管寄1の孔1aに合せた後に、この加熱管
5を上部管寄1の孔3aの周面と、下部管寄3の周面とを
溶接により接続して固定する。
この電気ボイラでは排水管34の中間部に設けられてい
るバルブ(図示せず)と、蒸気供給管21の中間部に設け
られている開閉弁(図示せず)とを閉じた状態にて給水
管32から、図示の実線矢印で示すように、缶水30を下部
管寄3の内部に供給する。この際、缶水30は液柱管7の
内部においては、短い水位検出棒27の少し上にまで水位
が上昇すると給水が停止する。この給水停止動作は給水
管32に設けた電磁弁(図示せず)を水位検出棒27の水位
検出信号によって閉じる動作によって行われる。
したがって、加熱管5の内部の缶水30の水位は、液柱
管7の水位と同じになる。
今、蒸気供給管21の開閉弁と排水管34のバルブとを閉
じた状態にて、電気ヒータ9に通電が行われると、加熱
管5の内部の缶水30が加熱されて、図示の破線矢印に示
すように、蒸気を上部管寄1の内部に貯溜する。この蒸
気は上部管寄1の内部で所定の圧力に達した時に、蒸気
供給管21の開閉弁を開放して蒸気を機器などに供給す
る。
この際、水位が下がると、水位検出棒27によってその
水位を検出し、再び給水管32から下部管寄3の内部に缶
水30の給水が行われる。
缶水30の加熱時には、加熱管5の内部の缶水30が加熱
されるから、蒸気発生分の缶水30が、缶水流通路40aか
ら加熱管5の内部に入り込む。即ち、下部管寄3の内部
の缶水30は常温であり、この缶水30が加熱管5の缶水流
通路40aから加熱缶5の内部に入り込む。下部管寄3の
内部の加熱管5ではこの加熱管5の内部にて缶水30が加
熱されて常温よりも少し高い温度になるとこの加熱管5
の内部を上昇する。
この際、下部管寄3の内部の加熱管5は加熱管5の内
部の缶水30と加熱管5の外の缶水30との間の缶水30の温
度差によって生じる対流を防止するため対流防止部5aが
その役目を果たす。
したがって、下部管寄3の内部では缶水30の対流を起
こさずに、すみやかに加熱管5の内部の缶水30を上昇さ
せる。このため缶水30は短時間に蒸気となり上部管寄1
の内部に貯溜する。
上部管寄1の内部では蒸気が蒸気供給管21の開口部に
向う間に堰板42が設けらえているため、しめり蒸気、す
なわち水滴や不純物を含む蒸気を堰板42に当て水滴とし
て上部管寄1の内底面に落とす。このため乾き蒸気が蒸
気供給管21から供給できる。
なお、堰板42によって落ちる水滴は、一例として液柱
管7の内部へ落ちるようにすればよい。第4図は本発明
の電気ボイラ製造方法の他の実施例を示している。この
実施例において、第1図乃至第3図と同じ部分には同じ
符号を付して説明を省略する。
第4図を参照して、この電気ボイラは上部管寄1の上
面部と下面部とに形成した孔1a、1bを貫通して設けた加
熱管5を有している。加熱管5の上端部は上部管寄1の
上方に突出している。加熱管5の上端開口には封止部材
11が固定されている。封止部材11には電気ヒータ9の端
部が固定され、この電気ヒータ9を加熱管1の内部に挿
入している。封止部材11は加熱管5の外周上部に固定さ
れている受板15にボルト17を用いて螺合し固定してい
る。上部管寄1の内部の加熱管5には蒸気流通路40bが
形成されている。蒸気流通路40bは、たとえば複数の小
孔を形成して蒸気の通路としている。下部管寄3の上面
部には孔3aが形成されて、この孔3aに下部管寄3の下部
が挿入されている。この加熱管5の下端は缶水流通路40
cとなる。
この電気ボイラにおいては、上部管寄1の孔1a、1bに
加熱管5を貫通し、下部管寄3の内部にまで加熱管5の
下部を挿入した後に、この加熱管5を上部管寄1の孔1
a、1bの周面と、下部管寄3の孔3aの周面とに溶接によ
り、接続し固定をする。缶水30は、第1図において示し
たように、下部管寄3、加熱管5及び液柱管7の内部に
入り込み、缶水30の水位が加熱管5と液柱管7との上部
に位置している。下部管寄3の内部において、缶水30は
缶水流通路40cから加熱管5の内部に入り込む。加熱管
5の内部では電気ヒータ9によって加熱された缶水30が
上昇し、水位面において、蒸気を発生する。
そして、蒸気は加熱管5の蒸気流通路40bから上部管
寄1の内部に貯溜する。その後の蒸気供給及び缶水30の
供給は、第4図に示した電気ボイラと同様であるため説
明を省略する。
この電気ボイラにおいては、下部管寄3の内部の加熱
管5が対流防止部5bとなっている。
すなわち、加熱管5の対流防止部5bの内部に挿入され
ている電気ヒータ9によって加熱された缶水30は、加熱
管5の内部を上昇する。この際、下部管寄3の内部の缶
水30と加熱管5の内部の缶水30とは対流防止部5bによっ
て対流が防止される。
また、上部管寄1の内部に設けた堰板42は、第1図に
も示した堰板42と同様な役目を果たす。
さらに、第5図に示した従来の電気ボイラでは電気ヒ
ータ9の発熱部長Lとしているが、この発熱部長Lを第
1図及び第4図に示した電気ボイラの電気ヒータ9の発
熱部長Lに等しくても缶水30の対流を防止できる。
なお、実施例により説明した電気ボイラは、複数本の
加熱管5を上部管寄1と下部管寄3との間に接続して多
管式の電気ボイラに応用してもよく、特に電気ボイラと
しても用いることができる。
このように、本発明の電気ボイラの製造方法において
は、一本の加熱管5を上部管寄1と下部管寄3とに溶接
する。この溶接作業によって、加熱管5は、しっかりと
固定できるものであり、電気ヒータ9が正しい位置に設
けられる。
なお、液柱管7には複数の水位検出棒27が挿入される
が、この液柱管7が細径である場合には、加熱管5と同
様に上部管寄1と下部管寄3とに溶接して固定すること
もできる。
さらに、この電気ボイラの製造方法では電気ヒータ9
を予じめ加熱管5に挿入して封止部材11に固定した後
に、この加熱管5を上部管寄1と下部管寄3に溶接して
もよく、始めに加熱管5を上部管寄1と下部管寄3に溶
接して固定した後に、電気ヒータ9を加熱管5の内部に
挿入して電気ヒータ9を加熱管5に固定してもよい。
[発明の効果] 以上実施例により説明したように、本発明の電気ボイ
ラの製造方法によれば、加熱管を用いて電気ヒータをこ
の加熱管に固定し、加熱管を上部管寄と下部管寄とに溶
接して固定したため、加熱管の軸方向と電気ヒータの軸
方向のズレがなくなり電気ヒータの挿入が容易となる。
また、一本の加熱管を上部管寄と下部管寄とに溶接す
るため、従来のような案内管との軸合せが必要なく溶接
作業が容易に行える。さらに、下部管寄には加熱管が溶
接されると同時に下部管寄の内部の缶水の対流防止部が
できるため、缶水の対流が防止でき蒸気の発生効率や電
力消費のロスが減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気ボイラの製造方法の一実施例によ
り組み立てられた電気ボイラの断面図、第2図は第1図
の一部の底面を示す底面図、第3図は第1図の一部の上
面を示す上面図、第4図は本発明の電気ボイラの製造方
法の他の実施例により組み立てられた電気ボイラの断面
図、第5図は従来の電気ボイラの断面図、第6図は他の
従来例を示す電気ボイラの断面図である。 1……上部管寄、1a……孔、3……下部管寄、3b……
孔、5……加熱管、9……電気ヒータ、11……封止部
材、21……蒸気供給管、32……給水管、40a……缶水流
通路、40b……蒸気流通路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸気供給管を接続した上部管寄と、缶水を
    流入する給水管を接続した下部管寄との間に接続した加
    熱管と、該加熱管の内部に電気ヒータを挿入し、該電気
    ヒータの端部を前記加熱管の一方開口端を封止した封止
    部材に固定した電気ヒータとを含む電気ボイラにおい
    て、前記上部管寄の底面部に前記加熱管の他方の上端部
    を接続する孔を形成し、前記下部管寄に前記加熱管を貫
    通する対の孔を形成し、前記下部管寄に前記加熱管を貫
    通した際に前記下部管寄の内部に位置する前記加熱管部
    分に缶水流通路を形成し、前記加熱管を前記下部管寄の
    孔に貫通し、該加熱管の上端部を前記上部管寄の孔に合
    せた後に、該加熱管を前記上部管寄と前記下部管寄とに
    溶接により接続したことを特徴とする電気ボイラの製造
    方法。
  2. 【請求項2】蒸気供給管を接続した上部管寄と、缶水を
    流入する給水管を接続した下部管寄との間に接続した加
    熱管と、該加熱管の内部に電気ヒータを挿入し、該電気
    ヒータの端部を前記加熱管の一方開口端を封止した封止
    部材に固定した電気ヒータとを含む電気ボイラにおい
    て、前記下部管寄の上面部に前記加熱管の他方の端部を
    挿入する孔を形成し、前記上部管寄に前記加熱管を貫通
    する対の孔を形成し、前記上部管寄に前記加熱管を貫通
    した際に前記上部管寄の内部に位置する前記加熱管部分
    に蒸気流通路を形成し、前記加熱管を前記上部管寄の孔
    に貫通し、該加熱管の下部を前記下部管寄の孔に挿入し
    た後に該加熱管を前記上部管寄と前記下部管寄とに溶接
    により接続したことを特徴とする電気ボイラの製造方
    法。
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