JP4520570B2 - 圧電アクチュエータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、圧電素子を用いた圧電アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
圧電素子を用いた代表的なアクチュエータとして超音波モータがある。
【0003】
従来の超音波モータにおいては、圧電セラミクスからなる圧電素子と金属等の弾性体より振動体を構成し、この振動体の表面に移動体を加圧接触する構造が知られている。振動体としては例えばリング型の金属体の一方の面に駆動用の圧電素子を接着して振動体を構成するリング型超音波モータ、あるいは例えばディスク型の金属体の一方の面に駆動用の圧電素子を接着して振動体を構成するディスク型超音波モータ等が知られており、従来の電磁モータに置き換わるアクチュエータデバイスとして多くの応用および実用化が行われている。
【0004】
これら従来の超音波モータは、従来の電磁モータと比較すると、1)低速高トルク、2)構造が簡単、3)保持トルクが大きい、4)非磁性材料で構成、5)応答性に優れる、等の特徴を持つ。
【0005】
従来の超音波モータの動作原理は、金属振動体の一方の面に接着され、かつ駆動用に分極された圧電素子材料を振幅制御することにより振動体に振動が伝搬され、印可電界の位相差から移動体に進行波として伝わる。この進行波により移動体が摩擦駆動されて移動する。この進行波は、振動体の上下振動が厚みにより横方向の振動に変換され、振動体に楕円運動をつくることにより発生する。そして移動体を振動体に加圧接触して設置することにより、摩擦力により振動体表面の横方向運動が移動体に伝わることになる。この上下振動の振幅値は数ミクロン程度の極めて小さな値であるために、振幅が最大になるような周波数で駆動することと、その状態で振動体と移動体を接触させて機械出力を取り出すことが、従来の超音波モータ等の圧電アクチュエータでは重要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の超音波モータ等の圧電アクチュエータにおいては、駆動端子からみたインピーダンスが容量性であり、かつ駆動周波数が特定の狭い範囲内に限定されると言う特徴を持つ圧電素子を用いているため、周囲の温度や移動体の運動状況によって微妙に変化する共振周波数に追尾するための自動周波数追尾回路等が必要であった。
【0007】
この自動周波数追尾回路は、負荷や温度などの影響をうけて変わる振動体の共振周波数と駆動周波数の関係を一定に保つように、共振周波数の変化に対して駆動周波数を変化させるための回路であるが、この機能を果たすためには、圧電素子に駆動電極とともに構成したセンサ電極の出力電圧値を検出する必要がある。
【0008】
しかし、共振周波数を追尾するためには、センサ電力の出力電圧値の極大値を追尾する必要があるが、駆動周波数が共振周波数から高周波側にずれても低周波側にずれても、センサ電力は同様に低下するため、周波数を高周波側に制御すべきか低周波側に制御すべきかは1回のセンシングでは判断できず、追尾のために時間がかかってしまうと言う欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記に鑑みてなされたものであって、共振周波数の変化に対して駆動周波数を迅速に変化させることが可能な圧電アクチュエータを提供することを目的とする。
【0010】
上述の目的を達成するために、本発明の圧電アクチュエータにおいては、自由端部を有し一方の面に駆動用とセンシング用の圧電素子が貼設され他方の面に移動体が接触することを特徴とした変位機構部を備える圧電アクチュエータにおいて、前記変位機構部に貼設された駆動用圧電素子に供給する交流電圧に、さらに低い周波数の交流電圧を重畳する重畳手段を含む駆動回路を有することを特徴としている。
【0011】
または、上述の目的を達成するために、本発明の圧電アクチュエータにおいては、自由端部を有し一方の面に駆動用とセンシング用の圧電素子が貼設され他方の面に移動体が接触することを特徴とした変位機構部を備える圧電アクチュエータにおいて、前記変位機構部に貼設された駆動用圧電素子に供給する交流電圧よりも低い周波数の交流電圧を、前記変位機構部に貼設されたセンシング用圧電素子に供給する低周波交流発生手段を有するか、あるいは、低い周波数の交流電圧を、前記変位機構部に貼設されたセンシング用圧電素子により発電された電圧に重畳する重畳回路を含むセンシング回路を有することを特徴としている。
【0012】
また、本発明の圧電アクチュエータにおいては、前記センシング用圧電素子により発電された電圧の振幅、または位相をセンシングするセンシング回路を有することを特徴としている。
【0013】
さらに、本発明の圧電アクチュエータにおいては、駆動用圧電素子とセンシング用圧電素子を同一とし、前記圧電素子に前記駆動回路と前記センシング回路を選択的に接続するための切替手段を有することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明による圧電アクチュエータの実施の形態のひとつを示す概略図であり、図2は図1の変位機構部の動作を説明するための図、図3は図1および図2の変位機構部を変位させる圧電素子の振動を説明するための説明図、また図4は本発明における駆動回路とセンシング回路の構成を示す構成図、図5は本発明の駆動用圧電素子に供給される電圧とセンシング用圧電素子の検出状態の関係を説明するための説明図、図9および図10は本発明における駆動回路とセンシング回路の他の構成の例を示す構成図である。
【0015】
図1において101は駆動ブロックであり、駆動ブロック101にはU字型の穴106によって自由端を有する変位機構部103が形成されている。変位機構部103には駆動用圧電素子104とセンシング用圧電素子108が貼設されており、駆動用圧電素子104の貼設面とは反対の面には電極105が設けられており、電線等を通して駆動回路111に接続され、また、センシング用圧電素子108の貼設面とは反対の面には電極109が設けられており、電線等を通してセンシング回路112に接続されている。駆動ブロック101の駆動用圧電素子104とセンシング用圧電素子108が貼設された面と反対の面には移動体102が設置され、駆動ブロック101と移動体102とは、移動体102の自重またはバネ力等により加圧接触されている。また、駆動ブロック101は接点107を通して接地されている。駆動回路111とセンシング回路112は制御回路113に接続されており、制御回路113は接点114を通して接地されている。
【0016】
図1および図2において、駆動ブロック101の中で、変位機構部103はU字型の穴106によって自由端を持つように形成されている。本実施の形態では駆動ブロックにはステンレス鋼材を用いたが、他にベリリウム綱、リン青銅、黄銅、ジュラルミン、チタン、シリコン材等を用いても良い。変位機構部のひとつの面にはPZT(ジルコンチタン酸鉛)薄膜からなる駆動用圧電素子104が貼設されており、駆動用圧電素子104に交流電圧が印加されると駆動用圧電素子104は伸縮力を発生するが、貼設されている変位機構部103が自由端を有するため、この伸縮力は駆動用圧電素子104と変位機構部103とを含めた屈曲力となって表れる。この屈曲力による変位機構部103の変位は移動体102に作用する。尚、本実施の形態では圧電素子にPZTを用いたが、他にチタン酸バリウム、ニオブ酸リチウムやジルコンチタン酸鉛等を用いても良い。
【0017】
図3に交流電圧を印加したときの変位機構部103の駆動ブロック101に接続した側から自由端部への振動挙動を示す。横軸の左端から右端が変位機構部103の駆動ブロック101に接続した側から自由端部までの有効長となる。縦軸は変位機構部103の振動振幅を表す。縦軸で示した正負は入力する交流電圧と変位機構部の振動の位相を示し、自由端部の位相を正としたときに2π異なる位相を便宜上負として示している。また、振動振幅が0のときは、振動が励起されていないことを示す。 変位機構部103は、入力する交流電圧の印加条件によって微小な変位および力の混在する振動を発し、縦振動と楕円運動を励起する。変位機構部103の自由端では、振動振幅の絶対値が最大となるので、変位機構部103から移動体102に運動が伝わる。また移動体102の移動方向は、図3における楕円運動の横方向成分によって決まる。
【0018】
図1および図2において、変位機構部103には、駆動用圧電素子104と並べてセンシング用圧電素子108が貼設されている。変位機構部103が屈曲運動をすると、その屈曲運動はセンシング用圧電素子108に応力を発生させるため、センシング用圧電素子108は電圧を発生する。センシング用圧電素子108には、駆動用圧電素子104と同様にPZT、他にチタン酸バリウム、ニオブ酸リチウムやジルコンチタン酸鉛等を用いることができる。
【0019】
図4は図1における駆動回路111、センシング回路112、制御回路113の構成をより詳しく示している。駆動回路111は駆動制御手段605によりVCO等の交流発生手段603と変調周波数発生手段604が制御され、それぞれによって発生した信号は重畳手段602によって重畳された信号となる。重畳された信号出力は増幅手段601により増幅され出力端子610から出力される。センシング回路112は入力端子611から入力された信号を増幅手段606で増幅され検出手段607に入力される。検出手段607の出力と駆動制御手段605の制御信号は制御回路113のI/O手段608に接続されており、CPU等の演算手段609により制御可能になっている。
【0020】
図5は図1における駆動回路111の出力信号と、センシング回路112の検出波形を示している。図5(a)は、駆動用圧電素子104を共振点付近で振動させるための交流電圧の周波数の変調を基準周波数に対する周波数の変化で示した図である。このように、交流発生手段603で発生された共振点付近の周波数と、それより低い変調周波数発生手段604によって発生された周波数の信号が重畳手段602によって重畳された信号波形となっており、増幅手段601で増幅された実際の駆動用電圧は図5(b)で示されるような波形となり、駆動用圧電素子104に入力される。入力された波形702によって駆動用圧電素子104は変位機構部103を振動させるが、入力された波形702は共振周波数付近で低周波の変調をかけられているため、変位機構部103の振動は共振点付近の周波数の時は大きくなり、周波数がはずれた時は振動は小さくなる。この振動の状態はセンシング用圧電素子108で検出でき、検出した振幅の例を図5(c)に示す。変位機構部103が共振点付近で大きな振動をしているときはセンシング用圧電素子108で検出される振幅は705のように大きくなるが、共振点をはずれたときはセンシング用圧電素子108で検出される振幅は小さくなる。これにより制御回路113はただちに共振点付近の周波数と、現在の駆動用周波数に対して高い周波数にずれているのか低い周波数にずれているのかを知ることができるため、常に共振点を追従することができる。また、より精度の高い検出をするために、図5(a)で示される周波数の変化を、次第に小さくしていくことも可能である。図5(c)では、センシング用圧電素子108で発電された電圧の振幅を検出する例を示したが、図5(d)のようにセンシング用圧電素子108で発電された交流電圧の位相が駆動用圧電素子104に供給された交流電圧の位相に対してどの程度進むかを検出し、共振点を追従することも可能である。センシング用圧電素子108で検出される交流電圧の位相は、共振点付近で急激に進み方向に変化するため、位相を検出することによって共振点のピークをよりはっきりと検出することができる。共振周波数は駆動用圧電素子104の特性によって決まるが、加えて変位機構部103との貼設状態、移動体102との接触状態、環境温度等によって微妙に変化する。しかし本実施の形態によれば、駆動中に適時駆動用圧電素子104に入力する交流電圧に変調をかけることによって、センシング用圧電素子108の出力を検出できるため、常に振幅がピークの値となるように制御回路113を通して駆動回路111が出力する交流電圧の周波数を変化させ、駆動する交流電圧と共振周波数の関係を一定に保つ事が可能となる。さらに本発明によれば、現在の駆動用交流電圧の周波数と、実際の共振周波数とのずれの方向が同時に検出できるため、即座に共振周波数に追従することが可能となる。
【0021】
以上より明らかなように、駆動用圧電素子104を共振点付近で振動させるための交流電圧に、重畳手段602を用いて、それより低い周波数の信号を重畳することにより、センシング用圧電素子108では、現在の駆動用交流電圧の周波数と、実際の共振周波数とのずれの量と方向が同時に検出できるため、即座に共振周波数に追従することが可能となる。
【0022】
ここまでは、駆動回路111、センシング回路112、制御回路113の構成として図4に示すように変調周波数を駆動用圧電素子104に加える例で説明しているが、低い周波数の信号は図9、または図10の構成図に示されるように、センシング用圧電素子108、またはセンシング回路112に加えることもできる。
【0023】
図9において駆動回路111は駆動制御手段805によりVCO等の交流発生手段803が制御され、発生した信号出力が増幅手段801により増幅され出力端子810から出力される。センシング回路112は、入力端子811から入力された信号を増幅手段806で増幅され検出手段807に入力されるが、入力端子811には制御回路113によって制御された低周波交流発生手段804によって発生した交流も同時に印加される。これによって、図5で説明したものと同様の検出が可能になる。
【0024】
図10において駆動回路111は駆動制御手段905によりVCO等の交流発生手段903が制御され、発生した信号出力が増幅手段901により増幅され出力端子910から出力される。センシング回路112は、入力端子911から入力された信号を増幅手段906で増幅され検出手段907に入力されるが、その間に制御回路113によって制御された低周波交流発生手段904によって発生した交流が重畳手段902によって重畳される。これによって、この構成においても図5で説明したものと同様の検出が可能になる。
【0025】
以上のように駆動用圧電素子104に供給する交流電圧よりも低い周波数の交流電圧を、センシング用圧電素子108に供給する低周波交流発生手段804を有するか、または低い周波数の交流電圧を、センシング用圧電素子108により発電された電圧に重畳する重畳回路902を含むセンシング回路112を有することにより、現在の駆動用交流電圧の周波数と、実際の共振周波数とのずれの量と方向が同時に検出できるため、即座に共振周波数に追従することが可能となる。
【0026】
尚、本実施の形態の説明では単体の変位機構部103によって移動体102を移動させる場合を説明したが、変位機構部は複数あっても本発明の効果は全く同様であり、また、それら複数の変位機構部が異なった向きに配置されている場合においても本発明の効果は同様である。
【0027】
また本実施の形態においては、駆動回路111、センシング回路112には、双方とも増幅手段601および606を含む場合に関して説明したが、増幅手段は常に必要では無い。また本実施の形態においては、制御回路113はI/O手段608と演算手段609からなる例について説明しているが、この構成に限定されるものでは無い。
(実施の形態2)
本実施の形態においては、実施の形態1において説明した圧電アクチュエータの変位機構部103の他の例について示している。
【0028】
図6(a)は実施の形態1と同様の変位機構部103を表し、駆動用圧電素子104とセンシング用圧電素子108が平行に貼設されている。
【0029】
しかし、駆動用圧電素子104は変位機構部103に振動力を与えられる構成であれば良く、またセンシング用圧電素子108は変位機構部103の振動が検知できる構成であれば良いため、図6(b)のように駆動用圧電素子104とセンシング用圧電素子108を並べて貼設した変位機構部103を用いても、実施の形態1同様の効果が得られた。
【0030】
さらに、センシング用圧電素子108を変位機構部103から離れた位地に貼設した図6(c)のような変位機構部103を用いても、実施の形態1と同様の効果が得られた。
【0031】
また、センシング用圧電素子108が機械振動を増幅して検知できるように、駆動用圧電素子104とは別の変位機構部103に貼設した図6(d)においても、実施の形態1と同様の効果が得られた。
【0032】
本実施の形態においては、4種類の変位機構部103の例に関して説明しているが、駆動用圧電素子104は変位機構部103に振動力を与えられる構成であり、またセンシング用圧電素子108は変位機構部103の振動が検知できる構成であれば他の構成でも同様の効果が得られることは言うまでも無い。
(実施の形態3)
図7は、本発明による圧電アクチュエータの実施の形態のひとつを示す概略図である。図7において201は駆動ブロックであり、駆動ブロック201にはU字型の穴206と216によって自由端を有する変位機構部203と213が形成されている。変位機構部203および213には、それぞれ圧電素子204,214が貼設されており、圧電素子204,214の貼設面とは反対の面には電極205,215がそれぞれ設けられており、電線等を通してそれぞれ切替回路221,222に接続されている。駆動ブロック201の圧電素子204,214が貼設された面と反対の面には移動体202が設置され、駆動ブロック201と移動体202とは、移動体202の自重またはバネ力等により加圧接触されている。また、駆動ブロック201は接点227を通して接地されている。切替回路221,222には、それぞれ電極231,232,233および234,235,236を含み、これらの電極間の接続を切り替えることにより、圧電素子204,214に設けられたそれぞれの電極205,215と、駆動回路223またはセンシング回路224との接続を選択することができる。センシング回路224は制御回路225と接続され、信号を入力できる。駆動回路223は制御回路225により制御されるように接続されている。制御回路225は接点226を通して接地されている。
【0033】
図7において、駆動ブロック201には実施の形態1と同様にステンレス鋼材を用いたが、他にベリリウム綱、リン青銅、黄銅、ジュラルミン、チタン、シリコン材等を用いても良い。また圧電素子204,214にはPZT(ジルコンチタン酸鉛)を用いたが、他にチタン酸バリウム、ニオブ酸リチウムやジルコンチタン酸鉛等を用いても良い。
【0034】
駆動回路223、センシング回路224、制御回路225は実施の形態1と同様に図4で示される構成とした。
【0035】
本実施の形態においては、変位機構部203と213は逆の向きに構成されているため、移動体202を双方向に移動する事が可能である。したがって、移動体202をそれぞれの方向に移動させる時に用いる変位機構部は、それぞれ別の変位機構部となる。このため、本実施の形態においては、変位機構部203を用いて移動体202を移動させるとき、圧電素子204を駆動用圧電素子として用い、駆動用には使用しない圧電素子214をセンシング用圧電素子として用いる事ができる。移動体202を反対方向に移動させるときは、圧電素子214を駆動用圧電素子として用い、圧電素子204をセンシング用圧電素子として用いることができる。それぞれの圧電素子204,214と、駆動回路223、センシング回路224との接続は切替回路221,222によって切り替えることができる。
【0036】
本実施の形態における駆動用圧電素子に供給される電圧と、センシング用圧電素子によって検出される信号は、実施の形態1と同様に図5によって示される。交流発生手段603で発生された共振点付近の周波数と、それより低い変調周波数発生手段604によって発生された周波数の信号が重畳手段602によって重畳された信号波形となっており、増幅手段601で増幅された実際の駆動用電圧は図5(b)で示されるような波形となり、切替回路221を経由して圧電素子204に入力される。入力された波形702によって圧電素子204は変位機構部203を振動させる。入力された波形702は共振周波数付近で低周波の変調をかけられているため、変位機構部203の振動は共振点付近の周波数の時は大きくなり、周波数がはずれた時は振動は小さくなる。この振動の状態は変位機構部213に貼設された圧電素子214で検出できる。検出した振幅の例を図5(c)に示す。変位機構部203が共振点付近で大きな振動をしているときは大きな振動が変位機構部213に伝達され、圧電素子214で検出される振幅は705のように大きくなるが、共振点をはずれたときは圧電素子214で検出される振幅は小さくなる。これにより制御回路225はただちに共振点付近の周波数と、現在の駆動用周波数に対して高い周波数にずれているのか低い周波数にずれているのかを知ることができるため、常に共振点を追従することができる。同一の構成で実施の形態1で説明したように位相を検出することも可能である。
【0037】
以上より明らかなように、一方の圧電素子204または214を共振点付近で振動させるための交流電圧に、重畳手段602を用いて、それより低い周波数の信号を重畳することにより、もう一方の圧電素子204または214では、現在の駆動用交流電圧の周波数と、実際の共振周波数とのずれの量と方向が同時に検出できるため、即座に共振周波数に追従することが可能となる。さらに、本実施の形態においては、移動体202の移動方向によって、切替手段221および222を用いて圧電素子204,214を駆動用圧電素子とセンシング用圧電素子に切り替えて用いる事が可能なため、専用の構造は不要であるため、複雑な構成にすることなく共振周波数の追従が可能となる。
【0038】
ここまでは、駆動回路223、センシング回路224、制御回路225の構成として図4に示すように変調周波数を駆動用圧電素子に供給する例で説明しているが、低い周波数の信号は図9、または図10のの構成図に示されるように、センシング用圧電素子、またはセンシング回路に供給することもでき、その場合においても、現在の駆動用交流電圧の周波数と、実際の共振周波数とのずれの量と方向が同時に検出できるため、即座に共振周波数に追従することが可能となり、また、移動体202の移動方向によって、切替手段221および222を用いて圧電素子204,214を駆動用圧電素子とセンシング用圧電素子に切り替えて用いる事が可能なため、専用の構造は不要であるため、複雑な構成にすることなく共振周波数の追従が可能となる。
(実施の形態4)
図8は、本発明による回転型の圧電アクチュエータの実施の形態の例を示す概略図である。
【0039】
本実施の形態における回転型の圧電アクチュエータは、軸突起部331を有する回転移動体302と、軸突起部を通す穴332を有する振動体ブロック301と、振動体ブロック301を支持し、かつ軸突起部331を摺動回転可能なように支持する基盤シャーシ333から構成されている。
【0040】
振動体ブロック301には自由端を有する変位機構部303と313が形成されている。変位機構部303および313には、それぞれ圧電素子304,314が貼設されており、圧電素子304,314の貼設面とは反対の面には電極305,315がそれぞれ設けられており、電線等を通してそれぞれ切替回路321,322に接続されている。回転移動体302は振動体ブロック301の圧電素子304,314が貼設された面とは反対の面に配置され、自重またはバネ力または磁力等によって変位機構部303,313と加圧接触されている。また、振動体ブロック301は接点327を通して接地されている。圧電素子304,314は切替回路321,322により駆動回路323またはセンシング回路324との接続が選択できるようになっている。センシング回路324は制御回路325と接続され、信号を入力できる。駆動回路323は制御回路325により制御されるように接続されている。
【0041】
本実施の形態では振動体ブロック301には実施の形態1と同様にステンレス鋼材を用いた。また圧電素子304,314に関しても実施の形態1と同様にPZTを用いた。ただし他の材質を用いても同様の効果が得られることは言うまでもない。圧電素子304に交流電圧が印加されると圧電素子304は伸縮力を発生するが、貼設されている変位機構部303が自由端を有するため、この伸縮力は圧電素子304と変位機構部303とを含めた屈曲力となって表れる。この屈曲力による変位機構部303の変位は回転移動体302に作用する。圧電素子314に交流電圧が印加された場合も、同様に変位機構部313に屈曲力が表れる。変位機構部303,313の振動挙動は実施の形態1にて説明した図3同様である。変位機構部303と313は同一方向に配置されているが、これらの間を中心に回転移動体302が回転するため、変位機構部303に貼設された圧電素子304を駆動した場合と、変位機構部313に貼設された圧電素子314を駆動した場合とでは、回転移動体302の回転は反対方向になる。尚、本実施の形態では変位機構部303,313は略同一形状になっているが、必ずしも同一形状、同一寸法である必要は無いことは言うまでも無い。
【0042】
駆動回路323、センシング回路324、制御回路325の構成は、実施の形態1にて説明した図4の構成と同等である。駆動回路323の交流電圧出力が切替回路321によって圧電素子304に接続されると、圧電素子304の伸縮によって変位機構部303に振動が発生する。この振動は回転移動体302や振動体ブロック301を伝わり、他の変位機構部313に振動を誘起する。変位機構部313には圧電素子314が貼設されており、誘起された変位機構部313の振動により圧電素子314には起電力が発生する。発生した起電力は切替回路322によってセンシング回路324に接続されることにより、制御回路325を通して駆動回路323を制御するために利用することが可能となる。
【0043】
本実施の形態における駆動用圧電素子に供給される電圧と、センシング用圧電素子によって検出される信号は、実施の形態1と同様に図5によって示される。交流発生手段603で発生された共振点付近の周波数と、それより低い変調周波数発生手段604によって発生された周波数の信号が重畳手段602によって重畳された信号波形となっており、増幅手段601で増幅された実際の駆動用電圧は図5(b)で示されるような波形となり、切替回路321を経由して圧電素子304に入力される。入力された波形702によって圧電素子304は変位機構部303を振動させる。入力された波形702は共振周波数付近で低周波の変調をかけられているため、変位機構部303の振動は共振点付近の周波数の時は大きくなり、周波数がはずれた時は振動は小さくなる。この振動の状態は変位機構部313に貼設された圧電素子314で検出できる。検出した振幅の例を図5(c)に示す。変位機構部303が共振点付近で大きな振動をしているときは大きな振動が変位機構部313に伝達され、圧電素子314で検出される振幅は705のように大きくなるが、共振点をはずれたときは圧電素子314で検出される振幅は小さくなる。これにより制御回路325はただちに共振点付近の周波数と、現在の駆動用周波数に対して高い周波数にずれているのか低い周波数にずれているのかを知ることができるため、常に共振点を追従することができる。同一の構成で実施の形態1で説明したように位相を検出することも可能である。
【0044】
ここまでは変位機構部303の振動によって回転移動体302を回転移動させる場合を説明したが、他の変位機構部313を用い、回転移動体302を反対の方向に回転移動させる場合も、上述の説明とまったく同様の効果があることは言うまでもない。
【0045】
本実施の形態においては、振動体ブロック301に変位機構部を2つ形成した場合について説明しているが、さらに複数の変位機構部を形成することも可能である。
【0046】
以上より明らかなように、一方の圧電素子304または314を共振点付近で振動させるための交流電圧に、重畳手段602を用いて、それより低い周波数の信号を重畳することにより、もう一方の圧電素子304または314では、現在の駆動用交流電圧の周波数と、実際の共振周波数とのずれの量と方向が同時に検出できるため、即座に共振周波数に追従することが可能となる。さらに、本実施の形態においては、回転移動体302の回転方向によって、切替手段321および322を用いて圧電素子304,314を駆動用圧電素子とセンシング用圧電素子に切り替えて用いる事が可能なため、専用の構造は不要であり、複雑な構成にすることなく共振周波数の追従が可能となる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の圧電アクチュエータにおいては、自由端部を有し一方の面に駆動用とセンシング用の圧電素子が貼設され他方の面に移動体が接触することを特徴とした変位機構部を備える圧電アクチュエータにおいて、前記変位機構部に貼設された駆動用圧電素子に供給する交流電圧に、さらに低い周波数の交流電圧を重畳する重畳手段を含む駆動回路を有することにより、共振周波数の変化に対して駆動周波数を変化させ追従させることが可能な圧電アクチュエータを提供することが可能である。
【0048】
または、この発明の圧電アクチュエータにおいては、自由端部を有し一方の面に駆動用とセンシング用の圧電素子が貼設され他方の面に移動体が接触することを特徴とした変位機構部を備える圧電アクチュエータにおいて、前記変位機構部に貼設された駆動用圧電素子に供給する交流電圧よりも低い周波数の交流電圧を、前記変位機構部に貼設されたセンシング用圧電素子に供給する低周波交流発生手段を有するか、あるいは、低い周波数の交流電圧を、前記変位機構部に貼設されたセンシング用圧電素子により発電された電圧に重畳する重畳回路を含むセンシング回路を有することにより、共振周波数の変化に対して駆動周波数を変化させ追従させることが可能な圧電アクチュエータを提供することが可能である。
【0049】
また、この発明の圧電アクチュエータにおいては、前記センシング用圧電素子により発電された電圧の振幅、または位相をセンシングするセンシング回路を有することを特徴とすることにより、共振周波数の変化に対して駆動周波数を迅速に変化させることが可能な圧電アクチュエータを提供することが可能である。
【0050】
さらに、この発明の圧電アクチュエータにおいては、駆動用圧電素子とセンシング用圧電素子を同一とし、前記圧電素子に前記駆動回路と前記センシング回路を選択的に接続するための切替手段を有することにより、特別な電極等を必要としない簡易な構成のため小型化に適し、また検出回路が駆動特性を阻害することなく、共振周波数の変化に対して駆動周波数を変化させ追従させることが可能な圧電アクチュエータを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による圧電アクチュエータの例を示す概略図である。
【図2】図1に示した変位機構部の動作を説明するための説明図である。
【図3】図1および図2に示した圧電素子の振動を説明するための説明図である。
【図4】図1に示した回路部の構成を説明するための説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1における駆動信号およびセンシング信号の関係を説明するための説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1に用いる変位機構部の他の構成例を説明するための説明図である。
【図7】本発明の実施の形態3による圧電アクチュエータの例を示す概略図である。
【図8】本発明の実施の形態4による回転型圧電アクチュエータの例を示す概略図である。
【図9】図1に示した回路部の他の構成を説明するための説明図である。
【図10】図1に示した回路部の他の構成を説明するための説明図である。
【符号の説明】
101 駆動ブロック
102 移動体
103 変位機構部
104 駆動用圧電素子
105 電極
108 センシング用圧電素子
109 電極
111 駆動回路
112 センシング回路
113 制御回路
107,114 接点
106 穴
201 駆動ブロック
202 移動体
221,222 切替回路
223 駆動回路
224 センシング回路
225 制御回路
226,227 接点
203,213 変位機構部
204,214 圧電素子
205,215 電極
206,216 穴
301 振動体ブロック
302 回転移動体
303,313 変位機構部
304,314 圧電素子
305,315 電極
321,322 切替回路
323 駆動回路
324 センシング回路
325 制御回路
331 軸突起部
332 穴
333 基盤シャーシ
601 増幅手段
602 重畳手段
603 交流発生手段
604 変調周波数発生手段
605 駆動制御手段
606 増幅手段
607 検出手段
702 波形
703 振幅
704 位相の変化
801,901 増幅手段
803,903 交流発生手段
805,905 駆動制御手段
806,906 増幅手段
807,907 検出手段
804,904 低周波交流発生手段
902 重畳手段

Claims (7)

  1. 平板状の駆動ブロックと、前記駆動ブロックからU字型の穴によって切り出された一端固定他端自由の梁部を有し一方の面に駆動用とセンシング用の圧電素子が貼設され他方の面に移動体が接触することを特徴とした変位機構部を備える圧電アクチュエータにおいて、
    前記変位機構部に貼設された駆動用圧電素子に供給する交流電圧に、さらに低い周波数の交流電圧を重畳する重畳手段を含む駆動回路を有することを特徴とした圧電アクチュエータ。
  2. 平板状の駆動ブロックと、前記駆動ブロックからU字型の穴によって切り出された一端固定他端自由の梁部を有し一方の面に駆動用とセンシング用の圧電素子が貼設され他方の面に移動体が接触することを特徴とした変位機構部を備える圧電アクチュエータにおいて、
    前記変位機構部に貼設された駆動用圧電素子に供給する交流電圧よりも低い周波数の交流電圧を、前記変位機構部に貼設されたセンシング用圧電素子に供給する低周波交流発生手段を有することを特徴とした圧電アクチュエータ。
  3. 平板状の駆動ブロックと、前記駆動ブロックからU字型の穴によって切り出された一端固定他端自由の梁部を有し一方の面に駆動用とセンシング用の圧電素子が貼設され他方の面に移動体が接触することを特徴とした変位機構部を備える圧電アクチュエータにおいて、
    前記変位機構部に貼設された駆動用圧電素子に供給する交流電圧よりも低い周波数の交流電圧を、前記変位機構部に貼設されたセンシング用圧電素子により発電された電圧に重畳する重畳回路を含むセンシング回路を有することを特徴とした圧電アクチュエータ。
  4. センシング用圧電素子により発電された電圧の振幅をセンシングするセンシング回路を有することを特徴とした、請求項1または請求項2または請求項3に記載の圧電アクチュエータ。
  5. センシング用圧電素子により発電された電圧の位相をセンシングするセンシング回路を有することを特徴とした、請求項1または請求項2または請求項3に記載の圧電アクチュエータ。
  6. 駆動用圧電素子とセンシング用圧電素子が同一であり、前記圧電素子に前記駆動回路と前記センシング回路を選択的に接続するための切替手段を有することを特徴とした、請求項1から5のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータ。
  7. 移動体が回転移動体であることを特徴とした、請求項1から6のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータ。
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