JP4518780B2 - 機器操作装置、機器操作方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
また従来より、視覚障害者が識別可能な数字を操作パネルの各キーに対応して配した型板を装着し、その数字を指で触れると対応するキーを説明する音声ガイドが流れ、その内容が希望する機能であれば、そのキーを押すことにより機器を動作させるようにした機器操作装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながらこの装置は、一旦型板の数字に触れて機能を確認してから実際のキーを押すので、手間がかかると共に、型板を用意する必要がある等の問題があった。
図1において、CPU1はROM2に格納されていている制御プログラムにより本装置の制御を行っている。RAM3はCPU1で処理されたデータを一時的に記憶している。CPU1は必要に応じてRAM3にデータを記憶させたり読み出したりしている。キー選択検知手段4は操作部にあるタッチパネル5のキーが押されたかどうかを検知し、選択されたキーの情報をCPU1に送る。
ステップS1(以下ステップ略)では、タッチパネル5上のキーが押されたか(選択されたか)どうかを検出し、キーが押されたらS2へ、押されていなければ待機状態となりS1に戻る。S2では、予め設定された音声出力有り・無しの設定により、音声出力有りの場合は音声データ記憶手段8から該当する音声データを読み出し、これを音声出力手段で音声に変換して出力する(S3)。音声出力無しの場合はキー本来の機能を実行する(S10)。S4では、再度キー選択検出が行われ、キー選択が検出されたらS5に移り、同じキーが選択されたかどうかを判断する。同じキーが選択されていればキー本来の機能を実行し(S10)、違うキーが選択されていればS3に戻り、選択されたキーに対応した音声出力を実行する。
S8では、予め設定されたキー情報解除の通知・非通知の設定により、通知の場合は警告音により操作者に通知し(S9)、非通知の場合はS1に戻り、キー選択待ちとなる。
また、本実施例では、ROM2と音声データ記憶手段8を別の機能ブロックとして説明しているが、これらの機能は一つの機能ブロックとしても良い。
S16では、時間設定手段7により設定された最大待機時間、振動時間設定手段10により設定された振動時間、振動周波数設定手段11により設定された振動周波数に対しそれぞれ個別のパスワードを設定するか、全て同じパスワードを設定するかを選択する。全ての項目に対し同じパスワードを設定する場合、共通のパスワードを入力して(S17)設定を終了する。それぞれ個別のパスワードを設定する場合、各項目に対しパスワードを入力して(S18,19,20)設定を終了する。
2 ROM
3 RAM
4 キー選択検知手段
5 タッチパネル
6 LCD
7 時間設定手段
8 音声データ記憶手段
9 音声出力手段
10 振動時間設定手段
11 振動周波数設定手段
12 操作パネル振動手段
13 内蔵記憶装置
14 外部記憶装置
15 振動波形設定手段
Claims (6)
- 複数のキーのうちの1つを操作者が触れて選択することにより機器の動作を決定するタッチパネルと、
各キーの機能に関する情報を示す音声データを記憶する音声データ記憶手段と、
前記キーが選択されたとき前記音声データ記憶手段から対応する音声データを読み出して音声に変換して出力する音声出力手段と、
前記キーが選択されたとき前記タッチパネルの一部を振動させる振動手段と、
前記タッチパネルの一部を振動させる際の振動時間,振動波形,振動周波数のうちの少なくとも1つを設定する設定手段と、
前記キーが1度目に押されてから2度目に押されるまでの最大待機時間を設定する時間設定手段と、
前記最大待機時間,振動時間,振動波形,振動周波数を保存する記憶手段と、
前記記憶手段に保存された前記最大待機時間,振動時間,振動周波数のうちの少なくとも1つの設定内容を所定のパスワードにより保護し、前記所定のパスワードの一致が確認された場合のみ前記保存された設定内容の変更を可能とする手段と、
前記所定のパスワードの設定により変更された前記最大待機時間,振動時間,振動周波数に基づいて前記キーが1度目に押されたときに前記音声データ記憶手段から対応する音声データを読み出して前記音声出力手段から音声として出力するとともに前記振動時間,振動周波数に基づいて前記タッチパネルの一部を振動させた後、1度目に押されたキーと同じキーが2度目に押されたときは当該キー本来の機能を実行する一方で、2度目に押されたキーが異なるときは前記音声データ記憶手段から2度目に押されたキーに対応する音声データを読み出して音声として出力する選択手段と、を有することを特徴とする機器操作装置。 - 前記パスワードは、前記最大待機時間、前記振動時間、前記振動周波数に対してそれぞれ個別のパスワードか全て同じパスワードかを選択して設定されることを特徴とする請求項1に記載の機器操作装置。
- 前記記憶装置は、機器に内蔵された記憶装置又は取り替えを可能とする外部記憶装置のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2記載の機器操作装置。
- 複数のキーのうちの1つを操作者が触れて選択することにより機器の動作を決定するタッチパネルによる入力ステップと、
各キーの機能に関する情報を示す音声データを記憶する音声データ記憶ステップと、
前記キーが選択されたとき前記音声データ記憶ステップから対応する音声データを読み出して音声に変換して出力する音声出力ステップと、
前記キーが選択されたとき前記タッチパネルの一部を振動させる振動ステップと、
前記タッチパネルの一部を振動させる際の振動時間,振動波形,振動周波数のうちの少なくとも1つを設定する設定ステップと、
前記キーが1度目に押されてから2度目に押されるまでの最大待機時間を設定する時間設定ステップと、
前記最大待機時間,振動時間,振動波形,振動周波数を保存する記憶ステップと、
前記記憶ステップに保存された前記最大待機時間,振動時間,振動周波数のうちの少なくとも1つの設定内容を所定のパスワードにより保護し、前記所定のパスワードの一致が確認された場合のみ前記保存された設定内容の変更を可能とするステップと、
前記所定のパスワードの設定により変更された前記最大待機時間,振動時間,振動周波数に基づいて前記キーが1度目に押されたときに前記音声データ記憶ステップから対応する音声データを読み出して前記音声出力ステップから音声として出力するとともに前記振動時間,振動周波数に基づいて前記タッチパネルの一部を振動させた後、1度目に押されたキーと同じキーが2度目に押されたときは当該キー本来の機能を実行する一方で、2度目に押されたキーが異なるときは前記音声データ記憶ステップから2度目に押されたキーに対応する音声データを読み出して音声として出力する選択ステップと、を有することを特徴とする機器操作方法。 - 機器操作装置を、
複数のキーのうちの1つを操作者が触れて選択することにより機器の動作を決定するタッチパネルによる入力手段と、
各キーの機能に関する情報を示す音声データを記憶する音声データ記憶手段と、
前記キーが選択されたとき前記音声データ記憶手段から対応する音声データを読み出して音声に変換して出力する音声出力手段と、
前記キーが選択されたとき前記タッチパネルの一部を振動させる振動手段と、
前記タッチパネルの一部を振動させる際の振動時間,振動波形,振動周波数のうちの少なくとも1つを設定する設定手段と、
前記キーが1度目に押されてから2度目に押されるまでの最大待機時間を設定する時間設定手段と、
前記最大待機時間,振動時間,振動波形,振動周波数を保存する記憶手段と、
前記記憶手段に保存された前記最大待機時間,振動時間,振動周波数のうちの少なくとも1つの設定内容を所定のパスワードにより保護し、前記所定のパスワードの一致が確認された場合のみ前記保存された設定内容の変更を可能とする手段と、
前記所定のパスワードの設定により変更された前記最大待機時間,振動時間,振動周波数に基づいて前記キーが1度目に押されたときに前記音声データ記憶手段から対応する音声データを読み出して前記音声出力手段から音声として出力するとともに前記振動時間,振動周波数に基づいて前記タッチパネルの一部を振動させた後、1度目に押されたキーと同じキーが2度目に押されたときは当該キー本来の機能を実行する一方で、2度目に押されたキーが異なるときは前記音声データ記憶手段から2度目に押されたキーに対応する音声データを読み出して音声として出力する選択手段として機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項5に記載のプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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