JP4518115B2 - ヘヤードライヤー - Google Patents

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Description

本発明は、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置を備えたヘヤードライヤーに関する。
従来の静電霧化装置としては、例えば以下に示す文献に記載されたものが知られている(特許文献1参照)。この文献に記載された技術では、水が供給される放電電極と、この放電電極に対向して配置された対向電極との間に高電圧を印加して両電極間で放電させることで、放電電極が保持している水が対向電極側に引っ張られてテーラーコーンと称される形状のものとなるとともに、そのテーラーコーンの先端においてレイリー分裂が生じてナノメータサイズの帯電微粒子水(ナノサイズミスト)を生成して霧化している。
特開2006−239632号公報
上記従来の静電霧化装置においては、放電電極の一端に所定の距離をおいて対向する対向電極は接地され、放電時には放電電極側に負の高電圧、例えば−4.6kV程度の高電圧が印加され、放電電極と対向電極との間に高電界が生じる。このような高電界で生成されたナノサイズミストが放電電極から対向電極側に引っ張られて移動する過程において、対向電極の電位が接地されて安定しているため、生成されたナノサイズミストは対向電極側に引っ張られやすくなっていた。これにより、静電霧化装置の外部に吐出されるナノサイズミストの吐出量は減ることになる。このため、静電霧化装置から外部に吐出されるナノサイズミストの吐出効率を高めて、吐出量をさらに一層増やしたいといった要望があった。
そこで、本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、ナノサイズミストの吐出量をさらに一層増量したヘヤードライヤーを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るヘヤードライヤーは、ヘヤードライヤーのハウジング内に空気を吸入するファンの下流側に配置された放電電極と、前記ファンの下流側に前記放電電極に対向して配置された対向電極と、前記放電電極と前記対向電極間に高電圧を印加する高電圧発生回路と、前記放電電極に水分を供給する水供給手段とを備えて前記放電電極に供給された水分を静電霧化して帯電微粒子水を生成する静電霧化装置を有し、前記帯電微粒子水ならびに温風を吐出するヘヤードライヤーにおいて、前記高電圧発生回路は、入力電圧を受ける1次側入力端子と、前記1次側入力端子で受けた入力電圧を昇圧して前記放電電極に印加される高電圧を出力する2次側高圧出力端子と対になり前記対向電極に接続された2次側低圧出力端子との間に、高周波でインピーダンスが低い低インピーダンス素子を接続し、前記低インピーダンス素子は、前記放電極における帯電の影響を受けにくい前記ヘヤードライヤーのハウジング内であって、前記ハウジング内に空気を取り入れる空気取り入れ口と前記空気取り入れ口から前記ハウジング内に空気を吸入するファンとの間の前記ハウジングの上壁側に配置したことを第1の特徴とする。
また、本発明に係るヘヤードライヤーは、ヘヤードライヤーのハウジング内に空気を吸入するファンの下流側に配置された放電電極と、前記ファンの下流側に前記放電電極に対向して配置された対向電極と、前記放電電極と前記対向電極間に高電圧を印加する高電圧発生回路と、前記放電電極に水分を供給する水供給手段とを備えて前記放電電極に供給された水分を静電霧化して帯電微粒子水を生成する静電霧化装置を有し、前記帯電微粒子水ならびに温風を吐出するヘヤードライヤーにおいて、前記高電圧発生回路は、入力電圧を受ける1次側入力端子と、前記1次側入力端子で受けた入力電圧を昇圧して前記放電電極に印加される高電圧を出力する2次側高圧出力端子との間に、高周波でインピーダンスが低い低インピーダンス素子を接続し、前記低インピーダンス素子は、前記放電極における帯電の影響を受けにくい前記ヘヤードライヤーのハウジング内であって、前記ハウジング内に空気を取り入れる空気取り入れ口と前記空気取り入れ口から前記ハウジング内に空気を吸入するファンとの間の前記ハウジングの上壁側に配置したことを第2の特徴とする。
本発明に係る第1の特徴のヘヤードライヤーでは、2次側低圧出力端子の電位を、接地電位よりも少し高い安定した電位に設定したので、帯電微粒子水を安定して生成することが可能となり、帯電微粒子水の吐出量を従来に比べて増量することができる。
また、2次側出力端子の電位を安定させることが可能となり、安定した放電を行うことができる。
本発明に係る第2の特徴のヘヤードライヤーでは、2次側低圧出力端子の電位を、接地電位よりも少し高い安定した電位に設定したので、帯電微粒子水を安定して生成することが可能となり、帯電微粒子水の吐出量を従来に比べて増量することができる。
また、2次側出力端子の電位を安定させることが可能となり、安定した放電を行うことができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1に係る加熱送風装置に備えられた静電霧化装置の構成を示す図であり、図2は図1に示す静電霧化装置を備えた加熱送風装置の一例としてのヘアードライヤーの構成を示す図である。
先ず図1において、静電霧化装置は、電圧調整回路1、高電圧発生回路2,放電部3、水供給部4、コンデンサ5(5a,5b)ならびに抵抗6(6a,6b)を備えて構成されている。
電圧調整回路1は、交流電源7から100V系または200V系の電力を受けて、100V以外の電圧の場合には、電圧を100Vに変圧調整して高電圧発生回路2の高圧制御回路21に与える。これにより、電源電圧が異なる交流電源7から電力を受けた場合であっても、同一の電圧の電源を高電圧発生回路2の高圧制御回路21に供給することができる。
高電圧発生回路2は、高圧制御回路21、昇圧トランス22ならびに平滑・整流回路23を備えて構成され、電圧調整回路1から与えられた電圧を昇圧して高電圧を発生する。
高圧制御回路21は、高電圧発生回路2の1次側入力端子24を介して電圧調整回路1に接続され、1次側入力端子24を介して電圧調整回路1で電圧が調整された電力を受けて、昇圧トランス22の1次側コイルに供給する電力を制御する。
昇圧トランス22は、1次側コイルが高圧制御回路21に接続され、2次側コイルが平滑・整流回路23に接続され、高圧制御回路21から与えられた電圧を昇圧して、2次側コイルで予め設定された正または負の高電圧、例えば−4kV程度の高電圧を発生し、発生した高電圧を平滑・整流回路23に与える。
平滑・整流回路23は、昇圧トランス22の2次側コイルに接続され、昇圧トランス22で得られた交流の高電圧を受けて、この高電圧を平滑して整流し、平滑・整流した直流の高電圧を高電圧発生回路2の2次側高圧出力端子25aを介して出力する。
放電部3は、放電電極31と対向電極32とを備えて構成されている。放電電極31は、高電圧発生回路2の2次側高圧出力端子25aに接続され、2次側高圧出力端子25aを介して平滑・整流回路23で得られた高電圧が供給される。対向電極32は、放電電極31と所定の間隔を隔てて対向して配置され、高電圧発生回路2の2次側低圧出力端子25bに接続されている。
水供給部4は、放電部3で行われる静電霧化で使用される水分を放電電極31に供給する。水供給部4は、例えば水分を貯蔵するタンクを備え、このタンクに貯蔵された水分を放電電極31に供給するように構成され、もしくは放電電極31を露点以下の温度に冷却して放電電極31に結露水を得る冷却手段として例えばペルチェモジュールで構成されている。
コンデンサ5は、1次側入力端子24と2次側低圧出力端子25bとの間に直列接続された2つのコンデンサ5a、5bで構成され、高周波でインピーダンスの低い低インピーダンス素子として両端子間を接続する構成として機能し、2次側低圧出力端子25bの電位を1次側入力端子24の電位と概ね同等の電位に設定する。
コンデンサ5は、1つのコンデンサで構成してもよいが、2つの直列接続されたコンデンサで構成することが好ましく、2つで構成した場合には、いずれか一方のコンデンサが短絡故障した場合であっても1次側入力端子24と2次側低圧出力端子25bとの間を低インピーダンス素子で接続した状態を保持し、コンデンサで両端子間を接続して低インピーダンス状態に保つ機能を損なうことは回避できる。
また、図3に示すように、コンデンサ5を例えば絶縁チューブ33等の絶縁体で被覆することで、コンデンサ5の絶縁性を確保することができ、他の部材との接触等により短絡を防止することができる。
次に、図2を参照して、図1に示す静電霧化装置を備えた加熱送風装置の一例としてのヘアードライヤーの概略構成を説明する。
図2において、ヘアードライヤーはハウジング81によって本体部が形成され、ハウジング81の下壁部にはハンドル部82が下方に向けて突出するように一体に設けられいる。ハウジング81内には、空気取り入れ口87から空気を吸入するファン84と、ファン84を回転駆動するモータ83が配置されている。また、モータ83の下流側には、ヒータ86を備えてヒータ86に選択的に通電することでファン84によって送風された空気を選択的に加熱して温風を発生し、発生した温風が吹き出し口88から外部に送風される加熱部85が設けられている。
ハンドル部82には、モータ83のオン/オフ、ヒータ86のオン/オフ、静電霧化装置のオン/オフならびにヘヤードライヤーの他の機能を切り換えるスイッチ89が設けられている。
ハウジング81の上壁部前方には、図1に示す静電霧化装置を構成する、電圧調整回路1(図示せず)を含む高電圧発生回路2、放電部3、ならびに水供給部4が配置され、放電部3で生成されたナノサイズミストは、ファン84によって生成されて導入通路90に導入された送風によって、吹き出し口88から吹き出る送風の方向と同方向へ吹き出される。
ハウジング81内の、空気取り入れ口87とファン84との間の上壁側には、コンデンサ5が配置され、配線(図示せず)により高電圧発生回路2に接続されている。
このような構成において、交流電源7から電源が供給されると、電源電圧が100V以上の場合には、電源電圧は電圧調整回路1で100Vの電圧に調整されて、高電圧発生回路2に供給される。高電圧発生回路2に供給された電圧は、昇圧トランス22で昇圧されて高電圧の交流が生成され、生成された高電圧の交流は、平滑・整流回路23で平滑・整流されて高電圧の直流が生成される。生成された直流の高電圧は、2次側高圧出力端子25a介して放電部3の放電電極31に印加され、これにより放電電極31と対向電極32との間で高電界が発生する。
一方、放電電極31には、水供給部4から水分が供給され、放電電極31に供給された水分は、放電電極31と対向電極32との間に発生した高電界により先に説明したように静電霧化され、ナノサイズミストが生成される。生成されたナノサイズミストは帯電して電荷を有しているので、放電電極31と対向電極32との間の高電界によって放電電極31から対向電極32側に移動し、移動する際にファン84からの送風により外部に吐出される。
このようにしてナノサイズミストが生成されて外部に吐出される際に、1次側入力端子24と2次側低圧出力端子25bとの間にコンデンサ5が挿入されておらず、2次側低圧出力端子25bが高インピーダンス状態にある場合には、2次側低圧出力端子25bの電位は図4(a)に示すように変化し、2次側高圧出力端子25aの電位は同図(b)に示すように変化する。
例えば、放電電極31に印加される高電圧が−4kV程度とすると、電位変化の振幅V1は概ね±1kV程度となり、2次側低圧出力端子25bの電位変化は、放電電極31に印加される電圧に対してかなり大きな値となる。このように、2次側低圧出力端子25bの電位変化が大きくなり不安定になると、生成されたナノサイズミストは、放電電極31側に吸い込まれ易くなったり、もしくは対向電極32側に引っ張られ易くなり、外部に吐出され難くなる。
これに対して、この実施例1のように、コンデンサ5を設けることで、2次側低圧出力端子25bが低インピーダンス状態にある場合には、2次側低圧出力端子25bの電位は図5(a)に示すように変化し、2次側高圧出力端子25aの電位は同図(b)に示すように変化する。
先と同様に、例えば放電電極31に印加される高電圧が−4kV程度とすると、電位変化の振幅V2は概ね±100V程度となり、2次側低圧出力端子25bの電位変化は、放電電極31に印加される高電圧に対してかなり小さな値となる。このように、2次側低圧出力端子25bの電位変化が小さく安定し、かつ2次側低圧出力端子25bの電位が接地電位よりは高い電位に安定して設定されることで、生成されたナノサイズミストが放電電極31側に吸い込まれ易くなったり、もしくは対向電極32側に引っ張られ易くなったりすることは回避される。これにより、生成されたナノサイズミストは、ファン84から与えられる送風によって外部に吐出されやすくなり、対向電極32を接地電位に設定した従来構成に比べて、その吐出量を増加させることが可能となる。
図6は本発明の実施例2に係る加熱送風装置に備えられた静電霧化装置の構成を示す図である。この実施例2の特徴とするところは、図2に示すように、先の図1に示す実施例1に比べて、コンデンサ5の一方の接続先を2次側低圧出力端子25bに代えて2次側高圧出力端子25aとし、コンデンサ5を1次側入力端子24と2次側高圧出力端子25aとの間に接続したことにあり、他は先の実施例1と同様である。
このような実施例2において、コンデンサ5は、高周波でインピーダンスの低い低インピーダンス素子として1次側入力端子24と2次側高圧出力端子25a間を接続する構成として機能する。これにより、2次側高圧出力端子25aの電位変化は、先の図5(b)に示すようになり、2次側高圧出力端子25aの電位変化にほぼ連動して電位が変化する2次側低圧出力端子25bの電位変化も、概ね先の図5(a)に示すようになる。
したがって、この実施例2においても、先の実施例1で得られる効果と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の実施例3に係る加熱送風装置に備えられた静電霧化装置について説明する。この実施例3の特徴とするところは、放電電極31からできるだけ離れた位置にコンデンサ5を配置したことにあり、他は先の実施例1もしくは実施例2と同様である。
放電電極31は、高電圧が印加されて静電霧化が行われるので帯電しやすくなる。このため、コンデンサ5が放電電極31の近傍に配置されていると、コンデンサ5は放電電極31の帯電の影響を受けやすくなる。これにより、コンデンサ5を介して高電圧発生回路2の2次側出力の電位変動の影響を受けて放電電極31に供給する高電圧が不安定となり、安定した放電を行うことが難しくなる。
そこで、この実施例3では、放電電極31からできるだけ離れた位置、すなわち放電電極31の帯電の影響を受けにくい位置に、例えば図2に示すように、ハウジング81内の、空気取り入れ口87とファン84との間の上壁側にコンデンサ5を配置し、配線(図示せず)により高電圧発生回路2に接続することで、上記不具合を招くことは回避される。これにより、安定して放電を行うことができ、安定してナノサイズミストを生成することができる。
本発明の実施例1に係る加熱送風装置に備えられ静電霧化装置の構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る静電霧化装置を備えた加熱送風装置の構成を示す図である。 コンデンサの絶縁チューブの構成を示す図である。 コンデンサが接続されていない場合の、2次側出力の電位変化を示す図である。 コンデンサが接続されている場合の、2次側出力の電位変化を示す図である。 本発明の実施例2に係る加熱送風装置に備えられ静電霧化装置の構成を示す図である。
符号の説明
1…電圧調整回路
2…高電圧発生回路
3…放電部
4…水供給部
5(5a,5b)…コンデンサ
6(6a,6b)…抵抗
7…交流電源
21…高圧制御回路
22…昇圧トランス
23…平滑・整流回路
24…1次側入力端子
25a…2次側高圧出力端子
25b…2次側低圧出力端子
31…放電電極
32…対向電極
33…絶縁チューブ
81…ハウジング
82…ハンドル部
83…モータ
84…ファン
85…加熱部
86…ヒータ
87…空気取り入れ口
88…吹き出し口
89…スイッチ
90…導入通路

Claims (2)

  1. ヘヤードライヤーのハウジング内に空気を吸入するファンの下流側に配置された放電電極と、前記ファンの下流側に前記放電電極に対向して配置された対向電極と、前記放電電極と前記対向電極間に高電圧を印加する高電圧発生回路と、前記放電電極に水分を供給する水供給手段とを備えて前記放電電極に供給された水分を静電霧化して帯電微粒子水を生成する静電霧化装置を有し、前記帯電微粒子水ならびに温風を吐出するヘヤードライヤーにおいて、
    前記高電圧発生回路は、入力電圧を受ける1次側入力端子と、前記1次側入力端子で受けた入力電圧を昇圧して前記放電電極に印加される高電圧を出力する2次側高圧出力端子と対になり前記対向電極に接続された2次側低圧出力端子との間に、高周波でインピーダンスが低い低インピーダンス素子を接続し、
    前記低インピーダンス素子は、前記放電極における帯電の影響を受けにくい前記ヘヤードライヤーのハウジング内であって、前記ハウジング内に空気を取り入れる空気取り入れ口と前記空気取り入れ口から前記ハウジング内に空気を吸入するファンとの間の前記ハウジングの上壁側に配置した
    ことを特徴とするヘアードライヤー
  2. ヘヤードライヤーのハウジング内に空気を吸入するファンの下流側に配置された放電電極と、前記ファンの下流側に前記放電電極に対向して配置された対向電極と、前記放電電極と前記対向電極間に高電圧を印加する高電圧発生回路と、前記放電電極に水分を供給する水供給手段とを備えて前記放電電極に供給された水分を静電霧化して帯電微粒子水を生成する静電霧化装置を有し、前記帯電微粒子水ならびに温風を吐出するヘヤードライヤーにおいて、
    前記高電圧発生回路は、入力電圧を受ける1次側入力端子と、前記1次側入力端子で受けた入力電圧を昇圧して前記放電電極に印加される高電圧を出力する2次側高圧出力端子との間に、高周波でインピーダンスが低い低インピーダンス素子を接続し、
    前記低インピーダンス素子は、前記放電極における帯電の影響を受けにくい前記ヘヤードライヤーのハウジング内であって、前記ハウジング内に空気を取り入れる空気取り入れ口と前記空気取り入れ口から前記ハウジング内に空気を吸入するファンとの間の前記ハウジングの上壁側に配置した
    ことを特徴とするヘアードライヤー
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