JP4516928B2 - 電子機器、キーボード - Google Patents

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Description

本発明は、機器本体部の筐体に取り付けられるキーボードを備える例えばノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器、キーボードに関する。
従来の電子機器として、例えばノート型パーソナルコンピュータ(PC)では、表示部を支持する機器本体部側の筐体に設けられた取付け部に、キーボードが組み付けられている。
この種のノート型PCでは、修理作業やメンテナンス作業の際に筐体からキーボードを容易に取り外すために、筐体の取付け部に対してキーボートが着脱自在に取り付けられる必要があり、キーボードを接着剤等で固定する構造は採られていない。
従来のノート型PCとしては、筐体の取付け部に、キーボードの外周部に設けられた固定片が、固定ねじによって固定されて取り付けられ、固定ねじによる取付け部分がカバーで覆われる構成が開示されている(特許文献1参照)。
また、例えば図9に示すように、従来のノート型PCのキーボードとしては、キーボード111の支持ベース118の外周部の一端側が、筐体112の取付け部113に係合され、この支持ベース118の外周部の他端側が、カバー114に係合されて覆われるように構成されている。
キーボード111の支持ベース118の外周部の対向する各辺には、複数の係合片121が支持ベース118の主面と平行な方向に一体に突出形成されている。取付け部113には、キーボード111側の各係合片121に対応する位置に、各係合片に係合される係合溝116がそれぞれ形成されている。カバー114には、キーボード111側の各係合片121に係合される係合溝117がそれぞれ形成されている。
この従来のノート型PCでは、支持ベース118の一端側の各係合片121が取付け部113の係合溝116に係合され、支持ベース118の他端側の各係合片121がカバー114の係合溝117に係合されて、カバー114が筐体112に固定されている。
特開2005−157789号公報(図4,図5)
ところで、上述した従来のノート型PCにおけるキーボード111は、図9に示したように、筐体112の取付け部113に支持ベース118の外周部が係合される構造であるため、支持ベース118の厚みが比較的薄い構成では、取付け部113の内壁から受ける圧力で、支持ベース118の厚み方向に反りや撓み等の湾曲が生じることがある。このため、このようなキーボード111では、支持ベース118の厚み方向に反りや撓みが生じた場合に、支持ベース118の裏面の中央部Mと、取付け部113の底面の中央部Mとの間に微少な間隙が生じてしまう。
したがって、従来のノート型PCでは、キーボード111の支持ベース118の主面における中央部M近傍に、支持ベース118の厚み方向に対して微少なガタツキが発生してしまい、特に、キーボード111の中央部M近傍のキーを押圧操作した際に、キーがふかふかした軟らかい操作感触になってしまう不都合がある。
すなわち、キーボード111の中央部M近傍と外周部側とで各キーの操作時の操作感触が不均一になり、キーボード111の操作性が損なわれてしまう問題がある。
そこで、本発明は、キーボードの各キーの操作感触を均一にし、特にキーボードの中央部近傍の操作感触を向上することができる電子機器、キーボードを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る電子機器は、配列された複数のキーと、複数のキーを支持する支持ベースとを有するキーボードを備える。また、キーボードが取り付けられる取付け部が設けられた筐体と、取付け部にキーボードを係合させる係合手段とを備える。そして、キーボードは、係合手段によって、支持ベースの、キーが配置されている面の反対の主面側で、取付け部に係合されている。係合手段は、支持ベースの主面にキー配列の行方向に沿って複数のキーに跨って設けられた直線状の係合突部と、取付け部にキー配列の行方向に沿って複数のキーに跨って設けられ係合突部が係合される直線状の係合溝とを有している。
以上のように構成した本発明に係る電子機器によれば、係合手段によって、キーボードにおける支持ベースの、キーが配置されている面の反対の主面側で、取付け部に係合されることによって、キーボードの主面側が取付け部に対して良好に固定される。したがって、この電子機器によれば、取付け部に取り付けられた支持ベースの厚み方向に撓みが生じることが抑えられ、支持ベースの主面と取付け部との間に隙間が生じることを防げるので、キーボードの中央部近傍の操作感触が損なわれるのが抑えられる。
また、本発明に係るキーボードは、配列された複数のキーと、これら複数のキーを支持する支持ベースとを有し、電子機器の取付け部に係合されるキーボードであって、
支持ベースには、キーが配置されている面の反対の主面側に、キー配列の行方向に沿って複数のキーに跨って直線状の係合突部が設けられている。係合突部は、取付け部が有する、キー配列の行方向に沿って複数のキーに跨って設けられた直線状の係合溝に係合される
上述したように本発明に係る電子機器によれば、取付け部に対するキーボードの着脱性を維持するとともに、キーボードの各キーの操作感触を均一にし、特にキーボードの中央部近傍の操作感触を向上することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、ノート型パーソナルコンピュータ(PC)1は、液晶表示板を有する表示部6と、この表示部6が一端部に開閉可能に設けられた機器本体部7とを備えている。
機器本体部7は、複数のキーが配列されたキーボード11と、このキーボード11が取り付けられる取付け部13が設けられた筐体12と、筐体12に取り付けられるカバー14とを有している。
筐体12には、図2に示すように、表示部6を閉じたときに表示部6で覆われる面に、取付け部13が設けられている。取付け部13の底面には、キーボード11が着脱可能に係合される係合手段として複数の係合溝16が設けられている。各係合溝16は、キー配列の行方向と平行な直線状に形成されており、キー配列の列方向に対して所定の間隔をあけて、各係合溝16が配置されている。
なお、本発明では、キーボード11の長辺方向をキー配列の行方向と称し、便宜上、キーボード11の短辺方向をキー配列の列方向と称している。また、本実施形態のキーボード11では、キー配列として例えば、複数行のキーにかな文字や英数字が割り当てられているJIS配列等が用いられている。
また、本実施形態では、筐体12に取付け部13が一体に形成されている構成が採られたが、筐体12とは別部品の取付け部材が、筐体12に直接取り付けられる構成や、他の部材を介して筐体12に間接的に取り付けられる構成が採られてもよい。
図3(a),(b)に示すように、係合溝16は、一端が、表示部6の反対側である手前側、いわゆるパームレスト側に向かって曲げられた断面略L字状に形成されている。
キーボード11は、配列された複数のキー17と、これらキー17を支持する支持ベース18とを有している。
図示しないが、各キー17は、押し込み操作されるキートップと、キートップを移動可能に支持するいわゆるパンタグラフ(シザース)方式の支持機構と、キートップを初期位置に復帰させる付勢力を付与する弾性部材とを有している。また、各キー17は、キートップの操作状態に応じて制御信号を伝送するフレキシブル回路基板上に配置されている。
支持ベース18は、例えば金属や樹脂等の板材からなり、図1および図2に示すように、取付け部13の各係合溝16に係合される係合手段として複数の係合突部21が設けられている。各係合突部21は、キー配列の行方向と平行な直線状に形成されており、キー配列の列方向に対して所定の間隔をあけて、各係合突部21が配置されている。
各係合突部21は、一端側が、表示部6の反対側であるパームレスト側に向かって曲げられた断面略L字状に形成されている。また、係合突部21のパームレスト側の一端部には、係合溝16の内壁面に係合するロック爪21aが一体に突出して、キー配列の行方向に沿って形成されている。また、係合溝16のパームレスト側の一端部には、係合突部21のロック爪21aが係合されるロック溝16aが、キー配列の行方向に沿って形成されている。
取付け部13の係合溝16内に、支持ベース18の係合突部21を挿入した後、取付け部13の内壁にガイドされた支持ベース18を手前側に向けて図2中矢印A方向にスライド移動させることで、係合突部21のロック爪21aが係合溝16のロック溝16aに係合される。このとき、取付け部13にキーボード11が取付けられて、ロック爪21aがロック溝16aに係合された状態で、取付け部13の各係合溝16内に、係合溝16に対する係合突部21のスライド量に応じて、表示部6側に空隙が生じている。
カバー14は、取付け部13に対して支持ベース18が矢印A方向にスライドされて筐体12にキーボード11が係合された後に、筐体12に対するキーボード11のスライド量に応じて生じる空間を埋めるように、筐体12に着脱可能に取り付けられる。
また、カバー14は、矢印A方向である筐体12の前後方向以外、例えば筐体12に対して上方から下方へ、または筐体12の横方向(後述する矢印B方向)へ移動されて、キーボード11に当接するように筐体12に取り付けられることで、取付け部13に取り付けられたキーボード11を良好に固定することが可能になる。つまり、カバー14は、筐体12に対するキーボード11のスライド方向である矢印A方向と直交する方向に、筐体12に対して移動されて、カバー14の一端が筐体12の外周部に突き当てられて取り付けられる構成が好ましい。これは、筐体に対するキーボードのスライド方向と同一方向にカバーが移動されて筐体に取り付けられる構成の場合、例えば使用中にキーボードが矢印A方向の逆向きに押されたときに、キーボードによってカバーも筐体に対して容易に移動され、筐体から脱落してしまうおそれがあるためである。
以上のように構成されたノート型PC1について、キーボード11が取付け部13に取り付けられる状態を説明する。
まず、筐体12の取付け部13には、キーボード11の支持ベース18が厚み方向に下降されて載置されることで、取付け部13の係合溝16内に、支持ベース18の係合突部21が挿入される。
続いて、取付け部13に載置されたキーボード11を、キー配列の列方向に対して表示部6側からパームレスト側に移動させることで、取付け部13の各係合溝16に対して支持ベース18の各係合突部21が矢印A方向にスライドされ、係合突部21のロック爪21aと係合溝16のロック溝16aとが係合される。
ところで、キーボード11の各キー17を押圧操作したときに、キー17の押圧力の成分は、取付け部13に取り付けられたキーボード11全体を表示部6側に向かって移動させる方向に作用する傾向がある。このため、係合突部21のロック爪21aと係合溝16のロック溝16aの係合状態を良好に保つためには、係合突部21の一端部が表示部6側に向かって曲げられた断面略L字状に形成され、係合溝16内に生じる空隙がパームレスト側に位置されているのが好ましい。
つまり、係合突部21が、表示部6の反対側である手前側、いわゆるパームレスト側に向かって曲げられた形状に比較して、キーボード11の操作時の押圧力によって、係合突部21のロック爪21aと係合溝16のロック溝16aとの係合状態が外れることが抑えられ、取付け部13とキーボード11との係合状態が良好に保たれる。
また、この構成の場合には、筐体12に対するキーボード11のスライド量に応じて係合溝16内に生じる空隙がパームレスト側に位置されているので、カバー14はキーボード11のパームレスト側に配置される。
上述したように、ノート型PC1は、キーボード11の支持ベース18の、キーが配置されている面の反対面である主面側の中央部近傍に複数の係合突部21が設けられ、これら係合突部21が係合する係合溝16が取付け部13に設けられたことによって、支持ベース18の主面の中央部近傍が取付け部13に良好に係合されて固定される。
したがって、このノート型PC1によれば、取付け部13に取り付けられた支持ベース18の厚み方向に撓みが生じることが抑えられ、支持ベース18の主面の中央部近傍と取付け部13との間に隙間が生じることを防げるので、キーボード11の中央部近傍の操作感触が損なわれない。
すなわち、このノート型PC1によれば、取付け部13に対するキーボード11の着脱性を維持するとともに、各キー17の操作感触を均一にし、キーボード11の操作感触やクリック感を向上することができる。
なお、本実施形態では、係合溝16および係合突部21がキー配列の行方向に沿って直線状に形成されたが、例えばキー配列の行方向に所定の間隔をあけて分割されて配置される構成が採られてもよい。また、係合溝16および係合突部21は、必要に応じて、支持ベース18および取付け部13に、キー配列の列方向に沿って設けられる構成が採られてもよい。また、支持ベース18側に係合溝16が設けられ、取付け部13側に係合突部21が設けられる構成が採られてもよい。
さらに、係合溝16および係合突部21の位置や個数、形状等は、筐体12内の電子部品の位置に応じて適宜変更されてもよい。例えば、係合溝16および係合突部21の位置は、キー17が配置されている面の反対の主面側で、キー配列の領域内であれば、主面の中央部から離れていてもよく、また係合溝16および係合突部21の個数はそれぞれ1個であっても構わない。
(第2の実施形態)
第2の実施形態において、上述した実施形態と同一部材には便宜上、同一符号を付して説明を省略する。
図4および図5に示すように、第2の実施形態のノート型PC2は、複数の係合突部31がキー配列の行方向に沿って設けられた支持ベース18と、各係合突部31が係合される複数の係合溝26がキー配列の行方向に沿って設けられた取付け部13とを備えている。
係合溝26は、支持ベース18の係合突部31の外形よりもやや大きい寸法に形成されており、係合溝26に係合突部31を係合溝26の一端側から挿入して、係合突部31を係合溝26の他端側に向かって図5中矢印B方向にスライド移動させることで、係合突部31が係合溝26に係合される。
したがって、本実施形態の構成によれば、各係合突部31が各係合溝26に係合された状態で、例えば係合溝26の表示部6側に空隙が存在しないので、キーボード11の操作時の押圧力で、取付け部13の係合溝26に対して支持ベース18の係合突部31が移動することが防止される。したがって、取付け部13に対するキーボード11の係合状態が更に確実に確保される。
取付け部13にキーボード11が取り付けられた後、取付け部13に対するキーボード11のスライド量に応じた空間を埋めるように、筐体12に対してカバー34が着脱可能に係合される。また、カバー34も、第1の実施形態におけるカバー14と同様に、筐体12に対するキーボード11のスライド方向である矢印B方向と直交する方向に、筐体12に対して移動されて、カバー34の一端が筐体12の外周部に突き当てられて取り付けられる構成が好ましい。これによって、取付け部13に取り付けられたキーボード11を良好に固定することが可能になる。
上述したように、本実施形態のノート型PC2によれば、取付け部13に対してキーボード11がキー配列の行方向の一端側から他端側に向かってスライドさせて係合されることによって、キーボード11の操作時の押圧力で、取付け部13の係合溝26に対して支持ベース18の係合突部31が移動することが防止され、取付け部13にキーボード11が係合された状態を良好に保つことができる。
つまり、上述した第1の実施形態では、取付け部13にキーボード11が取付けられて、ロック爪21aがロック溝16aに係合された状態で、取付け部13の各係合溝16内に、係合溝16に対する係合突部21のスライド量に応じて、表示部6側に空隙が生じてしてしまう。しかしながら、本実施形態では、各係合突部31が各係合溝26に係合された状態で、キーボード11の表示部6側への移動を可能にする空隙が係合溝26内に存在しないので、係合突部31と係合溝26との係合状態が良好に保つことができる。
以下、キーボードの支持ベースが取付け部に係合される構成の他の例について図面を参照して説明する。
(第3の実施形態)
図6(a),(b)に示すように、本実施形態のノート型PCは、複数の係合穴41がキー配列の行方向に沿って設けられた支持ベース18と、各係合穴41に係合される複数の係合片36がキー配列の行方向に沿って設けられた取付け部13とを備えている。
支持ベース18は、例えば金属や樹脂等の板材からなり、取付け部13に係合される複数の係合穴41が、各キー17の間に位置して設けられている。これら係合穴41は、キー配列の行方向に沿ってそれぞれ配置されている。
取付け部13の底面部には、支持ベース18の各係合穴41に対応する位置に、各係合穴41に係合される複数の係合片36が弾性変位可能に設けられている。
本実施形態では、取付け部13に支持ベース18を載置することによって各係合穴41に各係合片36を挿入した後、取付け部13に対して支持ベース18をキー配列の列方向にスライドさせることで、係合穴41に係合片36が係合される。
本実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様に、支持ベース18の主面の中央部近傍が取付け部13に良好に固定されるので、取付け部13に対するキーボード11の着脱性を維持するとともに、各キー17の操作感触を均一にし、キーボード11の操作感触やクリック感を向上することができる。
(第4の実施形態)
図7(a),(b)に示すように、本実施形態のノート型PCは、複数の係合穴51がキー配列の行方向に沿って設けられた支持ベース18と、各係合穴51に係合される複数の係合片46がキー配列の行方向に沿って設けられた取付け部13とを備えている。
支持ベース18は、例えば金属や樹脂等の板材からなり、取付け部13に係合される複数の係合穴51が、各キートップの支持機構同士の隙間等の各キー17の間に位置して設けられている。これら係合穴51は、キー配列の列方向に沿ってそれぞれ配置されている。
取付け部13の底面部には、支持ベース18の各係合穴51に対応する位置に、各係合穴51に係合される複数の係合片46が弾性変位可能に設けられている。
本実施形態では、取付け部13に支持ベース18を載置することによって各係合穴51に各係合片46を挿入した後、取付け部13に対して支持ベース18をキー配列の行方向にスライドさせることで、係合穴51に係合片46が係合される。
本実施形態によれば、上述した第2の実施形態と同様に、キーボード11の操作時の押圧力で、取付け部13に対して支持ベース18が移動することが防止され、取付け部13にキーボード11が係合された状態を良好に保つことができる。
また、上述の第3および第4の実施形態は、図8に示すように、支持ベース18の係合穴51の縁部、および取付け部13の係合片46に、必要に応じて、互いに係合されるロック爪51aおよびロック溝46aがそれぞれ形成されてもよい。この構成によれば、支持ベース18の係合穴51に、取付け部13の係合片46を円滑かつ確実に係合させることができる。
なお、本発明に係る電子機器としては、上述したノート型PCに限定されるものではなく、筐体の取付け部にキーボードが取り付けられる構成であれば、例えばPDA(パーソナル・データ・アシスタント)やパームトップコンピュータ等の他の電子機器に適用されてもよいことは勿論である。
また、本発明における係合手段は、キーが配置されている面方向に支持ベースが移動することを制限する構造であれば、支持ベースの主面においてキーボードを保持するような他の構造が採られてもよい。
第1の実施形態のノート型PCを示す斜視図である。 前記ノート型PCのキーボードの取り付け構造を示す分解斜視図である。 キーボードの係合突部と取付け部の係合溝との係合状態を示す断面図である。 第2の実施形態のノート型PCを示す斜視図である。 キーボードの取り付け構造を示す分解斜視図である。 第3の実施形態のノート型PCにおけるキーボードの取り付け構造を説明するための図である。 第4の実施形態のノート型PCにおけるキーボードの取り付け構造を説明するための図である。 キーボートの係合穴と取付け部の係合突片との係合状態を示す断面図である。 従来のノート型PCにおけるキーボード取付け構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 ノート型PC
6 表示部
7 機器本体部
11 キーボード
12 筐体
13 取付け部
14 カバー
16 係合溝
16a ロック溝
17 キー
18 支持ベース
21 係合突部
21a ロック爪

Claims (6)

  1. 配列された複数のキーと、前記複数のキーを支持する支持ベースとを有するキーボードと、
    前記キーボードが取り付けられる取付け部が設けられた筐体と、
    前記取付け部に前記キーボードを係合させる係合手段とを備え、
    前記キーボードは、前記係合手段によって、前記支持ベースの、前記キーが配置されている面の反対の主面側で、前記取付け部に係合され
    前記係合手段は、前記支持ベースの前記主面にキー配列の行方向に沿って前記複数のキーに跨って設けられた直線状の係合突部と、前記取付け部にキー配列の行方向に沿って前記複数のキーに跨って設けられ前記係合突部が係合される直線状の係合溝とを有していることを特徴とする電子機器。
  2. 前記支持ベースは、キー配列の行方向に対して前記筐体の一方側から他方側に移動させることで、前記取付け部に係合されている請求項に記載の電子機器。
  3. 前記筐体の一端部には、情報を表示する表示部が設けられ、
    前記支持ベースは、キー配列の列方向に対して前記筐体の手前側から前記表示部側に向かって移動させることで前記係合突部が前記係合溝に係合されている請求項に記載の電子機器。
  4. 前記係合突部が前記係合溝に係合されるときに前記支持ベースを前記取付け部に対して移動させる方向と直交する方向に、前記筐体に対して移動させることで、前記キーボードに隣接するように前記筐体に係合されるカバーを備える、請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 前記支持ベースの前記係合突部の一端側にはロック爪が設けられ、
    前記取付け部の前記係合溝の一端側には前記ロック爪が係合されるロック溝が設けられ、
    前記支持ベースは、前記取付け部に対して前記支持ベースの厚み方向に移動されることで前記係合突部が前記係合溝に挿入され、キー配列の列方向に対して前記筐体の一方側から他方側に移動させることで前記ロック爪が前記ロック溝に係合される請求項に記載の電子機器。
  6. 配列された複数のキーと、前記複数のキーを支持する支持ベースとを有し、電子機器の取付け部に係合されるキーボードであって、
    前記支持ベースには、前記キーが配置されている面の反対の主面側に、キー配列の行方向に沿って前記複数のキーに跨って直線状の係合突部が設けられ
    前記係合突部は、前記取付け部が有する、キー配列の行方向に沿って前記複数のキーに跨って設けられた直線状の係合溝に係合されることを特徴とするキーボード。
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