JP2018060306A - 入力装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】スタビライザ部材による異音の発生を抑えることができる入力装置及び該入力装置を備える電子機器を提供する。【解決手段】入力装置10は、押下操作を受け付けるタッチパッド22をベースプレート24の上面側で上下動可能に支持し、押下操作を受けた場合にタッチパッド22が上下動することで押下操作を検出する構成であり、タッチパッド22に回動可能に軸支される軸部46aと、軸部46aの両端部から軸部46aの延在方向と交差する方向に突出した一対の突出部46bとを有するスタビライザ部材46を備え、ベースプレート24は、一対の突出部46bをそれぞれ係合支持する一対の支持部50を有すると共に、一対の支持部50は、互いの間隔を縮小する方向に弾性変位可能である。【選択図】図4A

Description

本発明は、押下操作を受付可能な入力装置及び該入力装置を備える電子機器に関する。
例えばノートブック型パーソナルコンピュータ(ノート型PC)では、キーボード装置以外にも、マウスの代替となるタッチパッドや機能スイッチ等の各種入力装置が設けられている。例えばタッチパッドは、指先やペン先でのタッチ操作を受けてディスプレイ装置に表示されたカーソルを操作するものである。
このようなタッチパッドを備えた入力装置に関し、本出願人は特許文献1において、タッチ操作及び押下操作を可能とした構成を提案している。この構成では、タッチパッドのタッチ面に複数の疑似ボタン領域が設定されており、各疑似ボタン領域をタッチしながらタッチパッドを押下操作することで各疑似ボタン領域に対応した入力操作を行うことが可能となっている。
ところで、タッチパッドのような入力装置は、薄型且つ幅広に構成されている。このため、例えば押下操作を受ける操作板部の端部が押下された場合にねじれや傾きを生じると円滑な上下動ができず、押下操作を確実に検出できない可能性がある。なお、この種の問題は、例えばキーボード装置のスペースキーのような幅広なキーにおいても同様に起こり得る。
そこで、例えば特許文献2には、キーを押下操作した際の傾きを防止するため、キーにスタビライザ部材を設けた構成が開示されている。スタビライザ部材は、キーと、キーを上下動可能に支持するベース部との間に介在することで、キーの幅方向での力を安定化させ、キーが押下された際の傾き等を防止するものである。
特開2013−25422号公報 特開2012−186082号公報
ところで、スタビライザ部材やこれを支持するベース部は、通常ステンレス等の金属によって形成されている。このため、入力装置の押下操作時にスタビライザ部材がベース部との間でがたつきを生じると金属同士の接触による異音を発生することがあり、電子機器の品質を低下させる。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、スタビライザ部材による異音の発生を抑えることができる入力装置及び該入力装置を備える電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る入力装置は、押下操作を受け付ける操作板部をベース部の上面側で上下動可能に支持し、前記押下操作を受けた場合に前記操作板部が上下動することで前記押下操作を検出する入力装置であって、前記操作板部に回動可能に軸支される軸部と、該軸部の両端部から該軸部の延在方向と交差する方向に突出した一対の突出部とを有するスタビライザ部材を備え、前記ベース部は、前記一対の突出部をそれぞれ係合支持する一対の支持部を有すると共に、該一対の支持部は、互いの間隔を縮小する方向に弾性変位可能であることを特徴とする。
このような構成によれば、スタビライザ部材の一対の突出部が互いに近接する方向に弾性変位可能な一対の支持部によって弾性支持される。このため、スタビライザ部材の突出部とベース部の支持部との間でのがたつきの発生を抑制し、金属同士の接触による異音の発生を防止でき、当該入力装置の品質が向上する。
前記支持部は、一端部が前記ベース部に一体的に設けられ、他端部に前記突出部を係合支持する係合凹部が設けられたアーム部材を有する構成であってもよい。そうすると、簡素な構成で弾性変位可能な支持部を形成できる。
前記アーム部材は、前記一対の突出部間となる位置に配置されており、各アーム部材は、前記係合凹部に前記突出部が係合された場合に、各係合凹部間の距離を縮小する方向に弾性変位する構成であってもよい。そうすると、スタビライザ部材を支持部に対して一層がたつきなく支持させることができる。しかも、スタビライザ部材の突出部間ではなく、これを支持する支持部間を弾性変位可能に構成している。このため突出部間及び支持部間の寸法公差を緩和してもスタビライザ部材のがたつきを防止でき、製造効率が向上する。
前記アーム部材は、前記操作板部が上下動する方向に沿って幅広に形成され、前記軸部の延在方向に沿って幅狭に形成された板状部材で構成されてもよい。そうすると、アーム部材は高い剛性を有しながらもスタビライザ部材の一対の突出部間の間隔を縮小する方向に円滑に弾性変形可能である。
前記操作板部は、タッチ操作を受け付けるタッチ操作部と、該タッチ操作部の下面側に積層され、前記タッチ操作部に対するタッチ操作を検出する基板部と、該基板部の下面側に積層されたハウジング部とを有する構成であってもよい。そうすると、タッチ操作に加えて押下操作も可能とした入力装置、例えばクリックパッドでの異音の発生を抑制できる。
本発明に係る電子機器は、上記構成の入力装置と、該入力装置に対する入力操作に基づく表示を行うディスプレイ装置とを備えることを特徴とする。従って、当該電子機器は例えばノート型PCとして好適に使用できる。
本発明によれば、スタビライザ部材とベース部との間でのがたつきの発生を抑制し、金属同士の接触による異音の発生を防止できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る入力装置を備えた電子機器の斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る入力装置の構成を模式的に示す側面断面図である。 図3は、図2に示す入力装置の分解斜視図である。 図4Aは、ベースプレートにスタビライザ部材を組み付ける直前の状態を示す平面図である。 図4Bは、ベースプレートにスタビライザ部材を組み付けた状態を示す平面図である。 図5は、ベースプレートにスタビライザ部材を組み付ける動作を示す要部拡大斜視図である。 図6Aは、支持部の係合凹部にスタビライザ部材の突出部を当てた状態を示す平面図である。 図6Bは、支持部の係合凹部がスタビライザ部材の突出部から押圧力を受けて弾性変位した状態を示す平面図である。 図7は、図6B中のVII−VII線に沿う概略断面図である。 図8Aは、ハウジングプレートと基板とを接着固定する動作を模式的に示す一部断面正面図である。 図8Bは、図8Aに示す状態からハウジングプレートと基板とを接着固定した状態を模式的に示す一部断面正面図である。 図9は、ハウジングプレートに補強材を組み付ける動作を示す平面図である。
以下、本発明に係る入力装置について、この入力装置を備える電子機器との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る入力装置10を備えた電子機器12の斜視図である。以下では、入力装置10について図1に示す電子機器12に搭載された状態での使用形態を基準とし、手前側を前側(前方)、奥側を後側(後方)と呼び、電子機器12を構成する本体筐体14の厚み方向を上下方向、幅方向を左右方向と呼んで説明する。
図1に示すように、電子機器12は、入力装置10及びキーボード装置16を有する本体筐体14と、液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置18aを有するディスプレイ筐体18とを備えたノート型PCである。ディスプレイ筐体18は、左右一対のヒンジ19,19により本体筐体14に対して開閉可能に連結されている。
本体筐体14の内部には、図示しない基板、演算処理装置、ハードディスク装置、メモリ等の各種電子部品が収納されている。入力装置10及びキーボード装置16は、本体筐体14の上面上で前後に並んでいる。キーボード装置16の略中央にはポインティングスティック20が設けられている。ポインティングスティック20はディスプレイ装置18aに表示されるカーソル(マウスポインタ)を操作するためのものであり、マウスの代わりとして操作可能な入力手段である。
次に、入力装置10の構成例について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る入力装置10の構成を模式的に示す側面断面図である。図3は、図2に示す入力装置10の分解斜視図である。
図2及び図3に示すように、入力装置10は、指先等の接近又は接触によるタッチ操作を受け付けるタッチパッド(操作板部)22を備える。入力装置10は、ディスプレイ装置18aに表示されるカーソル(マウスポインタ)を操作するためのものであり、マウスの代わりとして操作可能な入力手段である。
タッチパッド22は、タッチ操作に加えて押下操作によるクリック動作が可能なクリックパッドとして構成されている。タッチパッド22の表面であるタッチ操作面22aには、例えば疑似ボタン領域が複数設定される。各疑似ボタン領域は、タッチ操作面22a上でのそれぞれの領域が座標で定義されたものであり、視認できるものではない。疑似ボタン領域は、例えば一般的なマウスでの左ボタンや右ボタンに対応する。各疑似ボタン領域のいずれかに指先を接触させた状態でタッチパッド22を押下操作すると、その疑似ボタン領域に対応した処理や表示が行われる。
図2及び図3に示すように、タッチパッド22は、金属製の板状部材であるベースプレート(ベース部)24の上面側で回動可能に支持されている。タッチパッド22は、ベースプレート24側となる下側から上側に向かって順に、ハウジングプレート(ハウジング部)26と、基板(基板部)28と、パッドプレート(タッチ操作部)30とを有する3層構造である。
ハウジングプレート26は、ベースプレート24に対面配置され、タッチパッド22の底面板となる。ハウジングプレート26は、平面視矩形状の樹脂板である。ハウジングプレート26は、基板28及びパッドプレート30を保持する筐体部材である。ハウジングプレート26の後端側左右側面には、それぞれ位置決め部31が設けられている(図3参照)。位置決め部31は、左右方向に弾性変位可能である。位置決め部31は、当該入力装置10を本体筐体14の開口部に配置する際、該開口部の内壁面に弾性的に当接し、該開口部内で入力装置10を左右方向に位置決めするためのものである。
基板28は、ハウジングプレート26の上面に積層され、タッチ操作面22aに対するタッチ操作を検出する。基板28は、平面視矩形状の基板である。基板28は、パッドプレート30へのタッチ操作及びタッチパッド22に対する押下操作を検出するセンサである。基板28は、ハウジングプレート26の上面に接着剤や両面テープ等によって固着される。基板28は、図示しない配線によって本体筐体14内の基板に接続される。
パッドプレート30は、基板28の上部に積層され、その表面がタッチ操作を受け付けるタッチ操作面22aとなる。パッドプレート30は、平面視矩形状のガラス板や樹脂板である。パッドプレート30は、基板28の上面に接着剤や両面テープ等によって固着される。
ハウジングプレート26の後端側には、後方に向かって延びた弾性片32が左右に複数(例えば4個)並設されている。弾性片32は、その左右両側部及び後部を板厚方向に切り欠いて狭幅舌片状に形成されることで、ある程度の弾性を有した片持ち構造の部分である。弾性片32の先端(後端)には、下方に湾曲しつつ位置ずれした爪部32aが設けられている。弾性片32は、基板28の下面に対して固着されず、且つ少なくとも爪部32aが基板28との間に所定の隙間を設けて配設される。爪部32aは、その上面と基板28の下面との間にベースプレート24の上面を切り起こした突出片34を挟み込む。
ハウジングプレート26の前端側には、ラッチ部36が左右一対設けられている。ラッチ部36は平面視略V字形状である。ラッチ部36は、ベースプレート24の上面で断面L字状に起立形成された結合用フック38に係合される。ラッチ部36及び結合用フック38は、ベースプレート24に対してハウジングプレート26を重ねる方向に結合する機能を有し、さらにタッチパッド22の上昇限度を規定すると同時に上方への抜け止めとしても機能する。
ハウジングプレート26は、各弾性片32の爪部32aがベースプレート24の各突出片34に対してそれぞれ回動可能に係合される。これにより、爪部32aと突出片34の係合部分を支点とし、ハウジングプレート26(タッチパッド22)がベースプレート24に対して回動可能(上下動可能)に支持される。この際、爪部32aは、ベースプレート24の上面で弾性変位可能に突出した弾性押圧部40によって押圧され、突出片34と弾性押圧部40との間に確実に挟持される。弾性押圧部40は、ハウジングプレート26の弾性片32と同様、その左右両側部及び後部を板厚方向に切り欠いて狭幅舌片状に形成されることで、ある程度の弾性を有して後方へと延びた片持ち構造の板ばね状部材である。
ハウジングプレート26の下面略中央の前端付近には、検出スイッチ42が配設されている。検出スイッチ42は、タッチパッド22が押下操作された際に所定の検出信号を発信するものである。検出スイッチ42は、例えばハウジングプレート26の下面から下に向かって膨らんだメタルドームスイッチである。検出スイッチ42は、タッチパッド22が押下された際にベースプレート24上に当接することでオンされ、このオン信号が基板28によって検出される。
従って、入力装置10では、タッチパッド22が押下操作されると、タッチパッド22は各爪部32aと各突出片34との係合部分を回動支点とし、ベースプレート24上で前端側が下方へと移動しつつ回動(上下動)する。これにより、ハウジングプレート26の前端側下面に設けられた検出スイッチ42がベースプレート24の上面で押圧されてオンされる。このように、左右方向に一列に並んだ各爪部32aと各突出片34との係合部分が、タッチパッド22の回動軸部44となる。
このように、タッチパッド22は薄型且つ幅広に構成されているにも関わらず、上下動可能な押下スイッチ構造を有する。このため、入力装置10は、タッチ操作面22aの左右端部等が押下操作を受けた場合にタッチパッド22がねじれや傾きを生じ、円滑な上下動が妨げられる可能性がある。そこで、本実施形態に係る入力装置10では、ハウジングプレート26とベースプレート24との間にスタビライザ部材46を介在させている。スタビライザ部材46は、タッチパッド22の左右幅方向での力を安定化させ、そのねじれや傾きを抑制する安定器である。
図4Aは、ベースプレート24にスタビライザ部材46を組み付ける直前の状態を示す平面図であり、図4Bは、ベースプレート24にスタビライザ部材46を組み付けた状態を示す平面図である。図5は、ベースプレート24にスタビライザ部材46を組み付ける動作を示す要部拡大斜視図である。
図3及び図4Aに示すように、スタビライザ部材46は、ステンレス等の細い金属丸棒を略U字状に形成したものである。スタビライザ部材46は、軸部46aと、左右一対の突出部46b,46bとを有する。
軸部46aは、左右方向に延在する長尺な棒状部分である。ハウジングプレート26の下面側には、軸受部48が設けられている(図2及び図3参照)。軸部46aは、軸受部48に回転可能な状態で支持される(図2参照)。
各突出部46bは、軸部46aの左右各端部からそれぞれ後方に突出した短尺な棒状部分である。本実施形態の場合、各突出部46bは軸部46aと直交している。各突出部46bは、軸部46aの両端部から互いに近接又は離間する方向に多少傾いて突出していてもよい。各突出部46bは、ベースプレート24に設けられた支持部50に対して回動可能な状態で係合する(図5参照)。
図4A〜図5に示すように、支持部50は、ベースプレート24の前端側の左右側面に一対設けられている。各支持部50は、左右対称構造に構成されている。各支持部50は、アーム部材52と、係合凹部54とを有する。
アーム部材52は、ベースプレート24の側面を多少内側に凹ませた逃げ凹部56に沿って配置され、後側から前側に向かって突出している。アーム部材52は、上下方向に沿って幅広に形成され、左右方向に沿って幅狭に形成された板状部材である。アーム部材52は逃げ凹部56を介してベースプレート24の側面に設けられ、基端(後端)が片持ち構造とされた弾性変形可能な狭幅舌片状の部分である。つまりアーム部材52は左右方向に弾性変形可能な板ばね状部材である。
係合凹部54はアーム部材52の先端側(前端側)を外側に屈曲させた部分の先端面に設けられ、断面円形状の突出部46bを係合可能な凹部である。各支持部50の各係合凹部54は、互いの背面を対向させた状態で反対側(外側)を向いて配置されている。従って、各係合凹部54(支持部50)は、互いの間隔を拡縮する方向、少なくとも縮小する方向に弾性変位可能である。
本実施形態の場合、スタビライザ部材46の一対の突出部46b,46b間の間隔は、一対の支持部50,50の係合凹部54,54間の間隔よりも多少小さい設定となっている。このため、一対の突出部46b,46bを一対の係合凹部54,54に係合させると、一対のアーム部材52,52が互いに近接する方向に弾性変形する。これにより、一対の係合凹部54,54はその間隔が縮小する方向に弾性変位した状態となる(図4B参照)。その結果、スタビライザ部材46の各突出部46b間に各支持部50の各係合凹部54が挟持され、スタビライザ部材46が各支持部50によってがたつきなく係合支持された状態となる。
このようなスタビライザ部材46を入力装置10に組み付ける際は、先ず、スタビライザ部材46の軸部46aをハウジングプレート26の軸受部48に軸支させる。この状態で、ハウジングプレート26と基板28とパッドプレート30とを積層固定し、タッチパッド22を形成する。続いて、タッチパッド22の各弾性片32の爪部32aをベースプレート24の各突出片34に対して回動可能に係合させる。またスタビライザ部材46の各突出部46bを各支持部50の係合凹部54に係合させる。
これにより、スタビライザ部材46がベースプレート24とタッチパッド22(ハウジングプレート26)との間に設けられる。すなわち、スタビライザ部材46は、軸部46aがハウジングプレート26の軸受部48に軸支され、突出部46bがベースプレート24の支持部50(係合凹部54)に係合支持された状態となる(図2参照)。
この際、スタビライザ部材46は、タッチパッド22の後端側に寄った位置にある回動軸部44とは反対側でタッチパッド22の前端側に設けられている。従って、タッチパッド22が回動軸部44を軸中心として上下動すると、スタビライザ部材46は軸部46aが軸受部48で軸支されて回転しつつ突出部46bが係合凹部54に係合した状態で上下に回動する。その結果、スタビライザ部材46は、タッチパッド22の回動軸部44から遠位側にある部分での左右の力を安定化させ、そのねじれや傾きを抑制する。
図6Aは、支持部50の係合凹部54にスタビライザ部材46の突出部46bを当てた状態を示す平面図である。図6Bは、支持部50の係合凹部54がスタビライザ部材46の突出部46bから押圧力を受けて弾性変位した状態を示す平面図である。図7は、図6B中のVII−VII線に沿う概略断面図である。
仮に支持部50が弾性変位しない構成である場合には、図6Aに示すようにスタビライザ部材46の突出部46bの外周面が係合凹部54の内周面に面接触した状態となる。そうすると、上下動する突出部46bと係合凹部54との間の摺動抵抗が増加し、スタビライザ部材46の円滑な上下動が行われなくなる可能性がある。特にスタビライザ部材46の突出部46bをがたつきなく支持部50の係合凹部54に係合させた状態では、スタビライザ部材46の円滑な上下動が一層難しくなる。
これに対して当該入力装置10では、支持部50が内側に弾性変位するため、図6Bに示すように係合凹部54がスタビライザ部材46の突出部46bに対して傾き、突出部46bの外周面と係合凹部54の内周面とが略線接触した状態となる。このため、係合凹部54と上下動する突出部46bとの間の摺動抵抗が最小限に抑えられ、スタビライザ部材46の円滑な上下動が可能となる。
さらに、係合凹部54と突出部46bとの接触部は、図7に示すように係合凹部54に対する垂線で切断した断面図で突出部46bが楕円形状となる。その結果、突出部46bと係合凹部54との間の接触部の上下にある程度の隙間Gが形成されるため、突出部46bの上下動が一層円滑なものとなる。その際、突出部46bと係合凹部54との間には互いに常時接触する方向の付勢力がアーム部材52によって付与されているため、突出部46bが隙間Gによってがたつきを生じることもない。
図8Aは、ハウジングプレート26と基板28とを接着固定する動作を模式的に示す一部断面正面図である。図8Bは、図8Aに示す状態からハウジングプレート26と基板28とを接着固定した状態を模式的に示す一部断面正面図である。図9は、ハウジングプレート26に補強材60を組み付ける動作を示す平面図である。
本実施形態に係る入力装置10では、図3に示すようにハウジングプレート26の上面に基板28を積層し、両者を接着剤や両面テープ等を用いて接着固定している。
ところが、基板28は、図8Aに示すようにその下面側に例えばリフロー方式によってはんだ付けされた電子部品58を有する。従って、ハウジングプレート26やパッドプレート30と接着前の基板28は、はんだ付け時の熱の影響によって上面側から下面側に向かう板厚方向で中央部が上方(パッドプレート30)側に膨らんだ凹形状を有している。従来はハウジングプレート26等と接着前の基板28に平坦化加工を施し、基板28の凹形状によってタッチパッド22全体が反りを生じることを防止している。このため、従来の入力装置は、その製造時の手間やコストが大きいものとなっていた。
これに対し、本実施形態の入力装置10では、ハウジングプレート26と基板28との接着時、両者の間に補強材60を介在させることで、基板28の凹形状を補正し、タッチパッド22全体に影響を及ぼすことを防止している。
図3及び図9に示すように、補強材60は、ステンレス等の金属で形成された棒形状を有する薄板部材である。ハウジングプレート26の上面の前端部には、左右方向に延在する凹部62が形成されている。補強材60は、凹部62内に嵌合配置される。補強材60は、その下面が凹部62内でハウジングプレート26の上面に密着固定され、その上面が基板28の下面に密着固定される。補強材60は、例えば接着剤や両面テープ等によってハウジングプレート26及び基板28に固着される。凹部62を設けたことで、補強材60をハウジングプレート26と基板28との間で容易に且つ確実に位置決めすることができる。なお、図9中の参照符号63は、検出スイッチ42が着地してオンされるスイッチ押圧部である。
本実施形態の場合、矩形状に形成されたタッチパッド22の4辺は、その前後で一対の長手辺64a,64bと、その左右で一対の短手辺65a,65bとで構成されている。長手辺64a,64bは短手辺65a,65bよりも長い寸法である。つまり、タッチパッド22は前後長さよりも左右長さが長い長方形形状を有する。補強材60は、タッチパッド22の前縁部を形成する長手辺64aに沿って近接配置される。このため凹部62もハウジングプレート26の前縁部の長手辺64aに近接した位置に形成されている。換言すれば、回動軸部44はタッチパッド22の左右方向に延在すると共に、前後方向で中央よりも後端側に寄った位置に配置されている。そして、補強材60は、前後方向で回動軸部44が設けられた後端側の反対側である前端側で長手辺64aに沿って配置されている。
図8Aに示すように、補強材60は、ハウジングプレート26の凹部62に固定するのに先立ち、予め上面側から下面側に向かう板厚方向で中央部が下方(ベースプレート24)側に膨らんだ凹形状を有している。つまり補強材60の凹形状は基板28の凹形状とは逆方向であり、互いに中央が離間する方向に膨らんでいる。従って、薄板状のハウジングプレート26に補強材60が固着されると、補強材60の凹形状の影響でハウジングプレート26が補強材60と同じ凹形状を形成した状態となる。
そこで、このような補強材60をハウジングプレート26と基板28との間に介在させて相互に密着固定させる。そうすると、図8Bに示すように基板28の凹形状と補強材60の凹形状とが互いを打ち消し合い、ハウジングプレート26と基板28とが凹形状のない平板状に形成される。つまり、当該入力装置10では、基板28に対する平坦化加工を施さず、補強材60を設置するだけでタッチパッド22の反りを防止することができる。この際、補強材60を棒形状で構成しているため、その設置スペースを最小限としつつも十分な反り抑制効果が得られる。なお、補強材60を介在させてハウジングプレート26と基板28とを密着固定した際、電子部品58は、例えばハウジングプレート26の各所に設けられた孔部66等に対応配置される(図3及び図9参照)。
ところで、基板28の凹形状は、長手辺64a,64bに沿う左右方向だけでなく、短手辺65a,65bに沿う前後方向にも多少は発生する。しかしながら、短手辺65a,65bに沿う短手方向は反りが発生してもその影響が小さいため本実施形態では補強材60を設けていない。またタッチパッド22は、回動軸部44の遠位側である前端側の長手辺64aに沿った反りを有していると、押下操作時にタッチパッド22がベースプレート24や本体筐体14の底面に対して底付きを生じ、十分な押下ストロークが確保できない可能性がある。そこで本実施形態では前端側の長手辺64aに沿って補強材60を配置している。勿論、図9中に2点鎖線で示すように、他の長手辺64b及び短手辺65a,65bの近傍に補強材60を設けてもよい。
以上のように、本実施形態に係る入力装置10は、押下操作を受け付ける操作板部であるタッチパッド22をベースプレート24の上面側で上下動可能に支持し、押下操作を受けた場合にタッチパッド22が上下動することで押下操作を検出する構成である。入力装置10は、タッチパッド22に回動可能に軸支される軸部46aと、軸部46aの両端部から軸部46aの延在方向と交差する方向に突出した一対の突出部46bとを有するスタビライザ部材46を備え、ベースプレート24は、一対の突出部46bをそれぞれ係合支持する一対の支持部50を有すると共に、一対の支持部50は、互いの間隔を縮小する方向に弾性変位可能である。
従って、当該入力装置10では、スタビライザ部材46の左右一対の突出部46bが互いに近接する方向に弾性変位可能な左右一対の支持部50によって弾性支持される。このため、スタビライザ部材46の突出部46bとベースプレート24の支持部50との間でのがたつきの発生を抑制し、金属同士の接触による異音の発生を防止でき、入力装置10の品質が向上する。しかも当該入力装置10では、スタビライザ部材46の突出部46b,46b間ではなく、これを支持する支持部50,50間を弾性変位可能に構成している。このため突出部46b,46b間及び支持部50,50間の寸法公差を緩和してもスタビライザ部材46のがたつきを防止でき、製造効率が向上する。
支持部50を構成するアーム部材52は、タッチパッド22が上下動する上下方向に沿って幅広に形成され、スタビライザ部材46の軸部46aの延在方向に沿って幅狭に形成された板状部材である。換言すれば、板ばね状部材であるアーム部材52は、スタビライザ部材46の突出部46b,46b間で拡縮する方向には弾性変形するが、タッチパッド22の動作方向である上下方向には弾性変形しない。このため、アーム部材52は高い剛性を有しながらもスタビライザ部材46の一対の突出部46b,46b間の間隔を縮小する方向に円滑に弾性変形可能である。
また、本実施形態に係る入力装置10では、タッチ操作を受け付けるタッチ操作部であるパッドプレート30と、パッドプレート30の下面側に積層され、パッドプレート30に対するタッチ操作を検出する基板28と、基板28の下面側に積層されたハウジングプレート26とを有し、基板28とハウジングプレート26との間に補強材60を介在させている。
従って、当該入力装置10では、電子部品58のはんだ付け工程によって生じた基板28の反りを補強材60によって補正することができる。これにより、基板28に対する平坦化加工を施さず、補強材60を設置するだけでタッチパッド22の反りを防止することができる。その結果、当該入力装置10は、外観品質と操作性が向上する。
当該入力装置10では、このような補強材60をスタビライザ部材46と併用している。これにより、タッチパッド22の反りの抑制と、押下操作時のタッチパッドのねじれや傾きを抑制でき、当該入力装置10の製品品質が大幅に向上する。但し、入力装置10の仕様等によっては、補強材60とスタビライザ部材46は併用せず、それぞれを単独で用いてもよい。また、補強材60は、押下操作を受け付けない通常のタッチパッド装置に対しても好適に使用できる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
上記した実施形態では、ノート型PCである電子機器12に対して入力装置10を搭載した構成を例示したが、入力装置10はデスクトップ型PC等に接続される単体のキーボード装置等に搭載されてもよい。また、入力装置10は、タッチ操作と押下操作を受け付けるクリックパッド以外の構成でもよい。例えばスタビライザ部材46とこれを支持する支持部50は、例えばキーボード装置16のスペースキー16aのような薄型幅広なキーにも好適に使用できる。
上記した実施形態では、爪部32aと突出片34との係合部分を回動軸部44とした構成を例示したが、回動軸部は軸ピンを軸受けに軸支した構成等であってもよい。
10 入力装置
12 電子機器
14 本体筐体
16 キーボード装置
18 ディスプレイ筐体
18a ディスプレイ装置
22 タッチパッド
22a タッチ操作面
24 ベースプレート
26 ハウジングプレート
28 基板
30 パッドプレート
44 回動軸部
46 スタビライザ部材
46a 軸部
46b 突出部
48 軸受部
50 支持部
52 アーム部材
54 係合凹部
58 電子部品
60 補強材
62 凹部
64a,64b 長手辺
65a,65b 短手辺

Claims (6)

  1. 押下操作を受け付ける操作板部をベース部の上面側で上下動可能に支持し、前記押下操作を受けた場合に前記操作板部が上下動することで前記押下操作を検出する入力装置であって、
    前記操作板部に回動可能に軸支される軸部と、該軸部の両端部から該軸部の延在方向と交差する方向に突出した一対の突出部とを有するスタビライザ部材を備え、
    前記ベース部は、前記一対の突出部をそれぞれ係合支持する一対の支持部を有すると共に、該一対の支持部は、互いの間隔を縮小する方向に弾性変位可能であることを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1記載の入力装置において、
    前記支持部は、一端部が前記ベース部に一体的に設けられ、他端部に前記突出部を係合支持する係合凹部が設けられたアーム部材を有することを特徴とする入力装置。
  3. 請求項2記載の入力装置において、
    前記アーム部材は、前記一対の突出部間となる位置に配置されており、
    各アーム部材は、前記係合凹部に前記突出部が係合された場合に、各係合凹部間の距離を縮小する方向に弾性変位することを特徴とする入力装置。
  4. 請求項2又は3記載の入力装置において、
    前記アーム部材は、前記操作板部が上下動する方向に沿って幅広に形成され、前記軸部の延在方向に沿って幅狭に形成された板状部材であることを特徴とする入力装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の入力装置において、
    前記操作板部は、タッチ操作を受け付けるタッチ操作部と、該タッチ操作部の下面側に積層され、前記タッチ操作部に対するタッチ操作を検出する基板部と、該基板部の下面側に積層されたハウジング部とを有することを特徴とする入力装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の入力装置と、該入力装置に対する入力操作に基づく表示を行うディスプレイ装置とを備えることを特徴とする電子機器。
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