JP4516484B2 - バッグ収納具 - Google Patents
バッグ収納具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4516484B2 JP4516484B2 JP2005172895A JP2005172895A JP4516484B2 JP 4516484 B2 JP4516484 B2 JP 4516484B2 JP 2005172895 A JP2005172895 A JP 2005172895A JP 2005172895 A JP2005172895 A JP 2005172895A JP 4516484 B2 JP4516484 B2 JP 4516484B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- storage
- base
- bag
- base body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
また、任意の鞄内に使用する中仕切りとして、特許文献1にあるように鞄に収納可能なベース体に自由に収納部材を位置固定状態で取付けるものがあった。
限られた収納部に収納されない収納物は鞄内に積み重なる状態で収納されるため、その中から必要な収納物を取り出すことが困難であった。また、収納物が下に溜まり広がることで、鞄が変形してしまう恐れがあった。
鞄内に収納部を増やすとともに自由な位置に収納部を取付けられるが、使用時において収納部は固定されているため、鞄の中に手を入れて収納物を取り出さなければならず、確実かつ容易に対象の収納物を取り出すことは困難であった。
また、収納部が面ファスナー等で着脱可能であったとして、鞄内で横方向に取り外す作業が必要であり、鞄の大きさ形状による自由度により、これが困難な作業であった。
この際、収納物の確認が鞄に入れた状態ではできないため、確実に対象となる収納部を選択することができず、異なる収納部を取り外してしまう可能性が非常に高かった。これを解消するためには、全ての収納部が装着された状態で、一々仕切りベースを持ち上げて確認する必要性があった。
また、対象物を正確に取り出すことができるとともに、簡単にバッグ本体内の元の位置に戻すことができる。
ベース体をバッグ本体に入れた状態で収納部を上に持ち上げることにより、簡単に収納物を確認し、取り出すことができる。
可動収納部材を持ち上げた状態で固定する一時固定手段を具備することで、片手で持ち上げ、その片手で収納物を取り出すことができるので、片手しか利用できない状況にあっても、容易に上記効果を得ることができる。
本発明のバック収納具1はベース体3と、可動収納部材2と、これらを移動可能に取付けるベルトを利用した連結手段とより構成されたものである。図においては、ベース体前面に3つの可動収納部材2を有した事例として説明する。
ベース体3について図2を用いて説明する。図2aは前面の斜視図であり、図2bは後面の斜視図である。
ベース体3の前面上部には、ベースベルト9が3つ設けられている。各ベースベルト9は、前面に配置する可動収納部材の中央にあたる位置に設けられたものであり、左右短部を縫合や接着等の手段により固定されている。
各ベースベルト9の上位置には面ファスナー雄11が設けられている。
また、前面下部には3つのスナップ雌14が設けられている。スナップ雌14はベース体3の上部に設けられたベースベルト9から横方向にずれた位置となるように設けられている。
ベース体3の後面には、ベース収納部8が設けられている。これは上辺を取り出し口となるように、その他周辺および中間を縫合や接着により任意の収納部を形成するように設けられたものである。
図3において、収納部5aを1つ有する縦長の可動収納部材2a、上下に収納部5b、ベース収納部5cを有する縦長の可動収納部材2b、上部左右に収納部5d、収納部5eを有し、下部に収納部5fを有する幅のある可動収納部材2cはあらわされている。
各可動収納部材2は、可動ベース4の前面にそれぞれの収納部5が設けられており、各可動収納部材2の上部には、それぞれ取っ手6が設けられている。
夜間や暗所での確認用に夜間視認手段として、蓄光部材7が利用されている。可動収納部材2aにおいては、可動ベース4aの収納部5aの上露出位置に横方向に蓄光部材7bが設けられている。可動収納部材2bにおいては、収納部5bの上部表面に蓄光部材7cが設けられている。
また、図4に示すように取っ手6の上部に取っ手6を覆うように蓄光部材7aが設けられている。
可動ベース4裏面の下部には、前記可動体ベルト10の下端を着脱固定するための固定部材16が設けられている。該固定部材16には前記スナップ雄13bと着脱するスナップ雌13aが設けられている。
可動ベース4裏面の下部の固定部材16から横方向にずれた位置には、スナップ雄13aが設けられている。これは前記ベース体3のスナップ雌14と着脱するものである。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用するときは、利用目的に応じた可動収納部材2を選択し、ベース体3に装着する。
装着に関しては、可動体ベルト10の下部を固定部17から外し、ベースベルト9に通したうえで、スナップにより固定部17に固定する。この際、図6aに示すように可動体ベルト10の上部固定部17で可動体ベルト10がベースベルト9に吊持される。可動体ベルト10およびベースベルト9は、吊持状態で可動ベース4とベース体3の上辺がほぼ同じ高さとなる位置に設けられるのが好ましい。
可動収納部材2を持ち上げるときは、取っ手を持って上方へ持ち上げるが、ベースベルト9の左右がベース体3に固定されているため、ベースベルト9がガイドの役割を果たす。
この際、ベースベルト9の可動体ベルト10通過可能幅は可動体ベルト10のベルト幅より広いため、図7に示すように左右方向へ遊びをもって動かすことが可能となり、これにより、利用者の状況に応じた各種態勢からでも容易に持ち上げたり、戻すことが可能となった。
通常のバッグ収納状態においては、可動体ベルト10がベースベルト9に吊持されている。この際ベース体3のスナップ雌14と、可動収納部材2のスナップ雄13は離れた状態にあることが望ましいが、収納具1全体をバッグに入れる際や、異なるバッグに移し替える際は、図9aに示すようにスナップ雌14とスナップ雄13を嵌めた状態にしておくことが好ましい。これにより、可動収納部材2はベース体3に安定固定された状態となり、移動、携帯作業により可動収納部材2が揺れるのを防ぎ、携帯性が向上する。
そして、バッグに入れる際にスナップを外すようにする。
持ち上げる際に関しては、前述したように左右の遊びがあるほかに、図9bに示すように、可動体ベルト10が若干の遊びが生じるような長さおよび素材からなっているために、前後方向への遊びも生じさせる。これにより、より様々な体制からの操作に操作性を向上させることを実現した。
可動収納部材2を持ち上げ、収納部5から収納物を取り出す場合、片手で持ち上げた状態で取り出すことも可能であるが、図9cに示すように可動体ベルト10の下部に設けられた面ファスナー雌12をベース体3上部に設けられた面ファスナー雄11に止着することで、可動収納部材2を持ち上げた状態で固定することが可能となる。これにより、片手であげて、その手を外しその片手で収納物を取り出すことも可能となった。
この際、バッグ内が利用位置や環境において暗くなっていても、前記各蓄光部材により容易に操作可能となる。
夜間視認手段としては、この蓄光部材に限定されることはなく、LEDとその制御構造など、従来利用されている各種発光手段であれば、利用範囲において可能である。
また、収納物が各収納部に収納されるため、収納物の上に他の収納物がのり、形状の崩れ、損傷、破壊等の事態を回避することが実現した。
面ファスナー、スナップ等で説明された各種着脱固定手段や係止手段は、上記事例に限定されず、従来利用される同様の効果を得るものであればよい。
また、ベース体3前面に可動収納部材を配置する必要性はなく、図11に示すように可動収納部材2と固定収納部15を組み合わせることも可能である。
また、これら可動収納部材2を利用した各種機構部はベース体3の一面だけではなく、両面に利用することも可能である。
あわせて、図12に示すようにベース体3に持ち手19を設けることで、単独利用や、バッグ間を移動する際に非常に便利となる。
図13は本発明のその他事例の斜視図、図14は本発明のその他事例の使用状態図である。
本事例においては、トートバッグ18の表面に可動収納部材2を利用できるようになっている。図13において、表面の左側にはベースベルト9が設けられ、その上部に面ファスナー雄11が設けられている。また、ベースベルト9の下のずれた位置にはスナップ雄13が設けられている。
そして、右側には同様の機構と、収納部15が設けられている。
これに前記実施例であげた可動収納部材を利用することで、図14に示すようにバッグ自体に応用することも可能である、この他にも、バッグ内面に同様の機構を設けたり、ベース体3をバッグ本体の中仕切りとして固定的に取付けることも可能である。
3:ベース体、 4:可動ベース、
5:収納部、 6:取っ手、
7:蓄光部材、 8:ベース収納部、
9:ベースベルト、 10:可動体ベルト、
11:面ファスナー雄、 12:面ファスナー雌、
13:スナップ雄、 14:スナップ雌、
15:固定収納部、 16:固定部材、
17:固定部、 18:トートバッグ、
19:持ち手。
Claims (1)
- 任意のバッグの収納部に納まる大きさ、形状よりなるベース体と、このベース体の片面あるいは両面の縦方向あるいは横方向に設けられた複数個のベースベルトと、前記バッグの収納部に納まる大きさ、形状よりなる前記ベース体に移動可能に取付けられた前面に収納部を有する複数個の可動収納部材と、この可動収納部材の背面に該可動収納部材を前記ベース体上に吊り上げ維持できるとともに、該ベース体上に左右前後方向へ遊びをもたせて引き上げることができる横方向あるいは縦方向に設けられた可動体ベルトより構成されていることを特徴とするバッグ収納具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005172895A JP4516484B2 (ja) | 2004-11-16 | 2005-05-18 | バッグ収納具 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004360549 | 2004-11-16 | ||
JP2005172895A JP4516484B2 (ja) | 2004-11-16 | 2005-05-18 | バッグ収納具 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006352193A Division JP4857104B2 (ja) | 2004-11-16 | 2006-12-27 | 収納具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006167430A JP2006167430A (ja) | 2006-06-29 |
JP4516484B2 true JP4516484B2 (ja) | 2010-08-04 |
Family
ID=36668761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005172895A Expired - Fee Related JP4516484B2 (ja) | 2004-11-16 | 2005-05-18 | バッグ収納具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4516484B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007098159A (ja) * | 2004-11-16 | 2007-04-19 | Keiko Suda | 収納具 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014080703A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Bijii Biibaa:Kk | 引き出し式ポケット構造 |
KR200471555Y1 (ko) * | 2013-04-16 | 2014-03-07 | 유기수 | 휴대폰 보관용 가방 |
JP2015058239A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 芳也 荻本 | バック用小物収納具 |
DE102015108935A1 (de) * | 2015-06-07 | 2016-12-08 | FOR THE ONE luxury GmbH | Aufbewahrungsvorrichtung mit einem Organisationssystem |
KR101662012B1 (ko) * | 2015-08-25 | 2016-10-04 | 주식회사 맥아웃도어 | 레저용 조리도구의 간편 수납기구 |
JP7113402B1 (ja) * | 2022-05-13 | 2022-08-05 | 良一郎 北里 | 多層バンドポケット |
-
2005
- 2005-05-18 JP JP2005172895A patent/JP4516484B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007098159A (ja) * | 2004-11-16 | 2007-04-19 | Keiko Suda | 収納具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006167430A (ja) | 2006-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4516484B2 (ja) | バッグ収納具 | |
WO2006054751A1 (ja) | 収納具並びに可動収納具付鞄 | |
ES2288138B1 (es) | Cesta para la compra. | |
US20170020249A1 (en) | Crash-ready, portable, compartmentalization device | |
US20170202330A1 (en) | Crash-ready, portable, compartmentalization device | |
US10786055B2 (en) | Crash-ready, portable, compartmentalization device | |
US20170021775A1 (en) | Magnetic pouch attachment mechanism with crash stable locking teeth | |
US20080060953A1 (en) | Modular assembly | |
JP2018063790A (ja) | 背負い式電源システム | |
CN114834728A (zh) | 模块的连接结构、外挂组件、储物箱及储物箱组件 | |
JP6548457B2 (ja) | 医療機器用ケース | |
JP4857104B2 (ja) | 収納具 | |
WO2013031103A1 (ja) | トレイユニットおよびカードホルダ | |
JP6675267B2 (ja) | 収容具の保持構造 | |
JP2018063789A (ja) | 背負い式電源システム | |
JP3210939U (ja) | ランドセル | |
JP2018127269A (ja) | 収納容器 | |
JP6605534B2 (ja) | ハンドカート | |
JP6972516B2 (ja) | 作業用小物入れ | |
JP3135225U (ja) | 中仕切り板 | |
JP2017064166A (ja) | カードケース | |
JP2011147715A (ja) | 物品用衝立及び物品配列棚 | |
JP7013799B2 (ja) | 止着具 | |
JP3186757U (ja) | カメラシステム用ソフトバッグ | |
JP2021181262A (ja) | カート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20060915 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060915 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20061115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061121 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061227 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20061220 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070226 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070612 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100316 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100514 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |