JP4516091B2 - ナノカーボン生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バイオマスや廃棄物等の熱分解可能な有機性処理物を急速に熱分解した後、急冷して液化を行うナノカーボン生成装置に関する。
近年、環境問題やエネルギー問題、あるいは物質資源問題の観点から産業廃棄物等の各種の廃棄物を適切に処理して、環境汚染物質を排出せずにエネルギーや物質を取り出して有効利用するための技術が開発されている。廃棄物処理技術としては、従来、例えば特許文献1が知られている。
特許文献1には、熱分解槽の内部でプラスチックを溶解し、溶融状態のプラスチックを活性炭からなる一次触媒層に液相接触させて熱分解を発生させ、熱分解ガスを熱分解槽の内部上方に連通状態に配した二次触媒塔の二次触媒層に気相接触させて、軟質化した状態の分子量の小さな炭化水素ガスを精製する技術が開示されている。
特開平11−61158号公報
しかし、従来の有機性処理物の処理技術では、高温炉でのバッチ処理のため、触媒を投入して反応後に炉内を冷却してカーボンを取り出すまでに非常に時間がかかる。また、高温のままでカーボンを取り出すと、燃える危険性がある。更に、反応が還元雰囲気で行われるため、プロセスの大型化の際は還元雰囲気の保持が困難になるとともに、触媒の投入、生成カーボンの連続取り出しが困難であるといった課題を有する。
本発明は、こうした事情を考慮してなされたもので、生成カーボンの取り出しを従来と比べ短時間で且つ安全に行なえるとともに、プロセスが大型化しても触媒の投入及び生成カーボンの連続取り出しを可能にし、量産化を実現しえるナノカーボン生成装置を提供することを目的とする。
本発明のナノカーボン生成装置は、有機性処理物を急速に熱分解した後、急冷して液化を行うナノカーボン生成装置において、有機性処理物を急速に熱分解する熱分解手段と、熱分解した有機性処理物を急冷して液化することにより液化物を回収する回収手段と、前記液化物に含まれる不純物を取り除き、その液化物を気化して得られた炭化水素を投入する還元雰囲気の回転炉と、この回転炉内に収容される、ステンレス,鉄,ニッケル,クロムの少なくともいずれかからなる金属ボールとを備え、前記炭化水素を前記回転炉に投入し、回転炉内で炭化水素を炭素と水素に分解して気相成長法によるナノカーボン生成を行うことを特徴とする。
本発明によれば、カーボンの取り出しを従来と比べ短時間で且つ安全に行なうことができる。また、プロセスが大型化しても、触媒の投入及び生成カーボンの連続取り出しを可能にして、量産化を実現しえる。
以下、本発明に係るナノカーボン生成装置について更に詳しく説明する。
(1) 上述したように、本発明のナノカーボン生成装置は、熱分解装置と、回収手段と、還元雰囲気の回転炉と、ステンレス,鉄,ニッケル,クロムの少なくともいずれかからなる金属ボールとを備え、炭化水素を回転炉に投入し、回転炉内で炭化水素を炭素と水素に分解して気相成長法によるナノカーボン生成を行う。また、本発明のナノカーボン生成装置は、熱分解装置と、還元雰囲気の回転炉と、ステンレス,鉄,ニッケル,クロムの少なくともいずれかからなる金属ボールとを備えて、ナノカーボン生成を行う。後者のナノカーボン生成装置は、熱分解装置で急速熱分解によって得られた材料に不純物が全くあるいはほとんどなく、得られた熱分解ガスとしての炭化水素を直接回転炉に投入する場合に有効である。
こうした構成によれば、ナノカーボンの取り出しを従来と比べ短時間で且つ安全に行なうことができる。また、プロセスが大型化しても、触媒の投入及び生成カーボンの連続取り出しを実現できる。更に、回転炉内を還元雰囲気にするので、金属ボール表面に不働態皮膜(酸化皮膜)が形成されるのを回避することができる。なお、本発明において、「急速」とは約5〜6秒以内を意味し、通常の熱分解とは熱分解速度が異なる。急速な熱分解は、液化物を大量に回収する場合に有効であり、生成物(生成ガスと生成液化物の合計)に対する生成液化物の比率を縦軸に、反応時間を横軸にしてグラフを描いた場合、前記比率が反応時間の経過とともに比例的に低下することがわかっている。従って、生成物の回収比率を上げるには熱分解は急速に行うほど効果的である。
(2) 上記(1)の発明において、回転炉内には、前記金属ボールの他、この金属ボールと混合するように超硬質ボールを収容することが好ましい。この場合、超硬質ボールが金属ボールの表面を常に削ることになるので、金属ボールの表面が活性化し、金属ボールに生成したカーボンを剥がすことになる。また、超硬質ボールの表面にヤスリをかけたり、あるいは回転炉の内壁面にヤスリをかけてもよい。これにより、金属ボールに生成したカーボンを剥がす効果が一層向上する。
更に、金属ボールは中空状にし、前記超硬質ボールと嵩密度が等しくなるようにして、回転炉内の金属ボールと超硬質ボールが均質に混合するようにすることが好ましい。
次に、本発明に係るナノカーボン生成装置の具体的な実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1、図2を参照する。ここで、図1は、本発明の第1の実施形態におけるナノカーボン生成装置のプロセスフロー図である。図2は、図1のナノカーボン生成装置の一構成である回転炉及びその周辺を拡大して示す図である。前記プロセスフロー図は、原料の熱分解装置への投入から液化物の回収,精製してバイオガスを得るまでのブロックAと、ブロックAで得られたオフガスの燃焼,排気までのブロックBと、バイオオイルの加熱気化からナノカーボンの精製までのブロックCとからなる。
図中の符番1は、有機性処理物としての木質バイオマス資源を破砕してチップ化した原料及び触媒を、約500℃で急速熱分解する熱分解装置を示す。この熱分解装置1は矢印Xのように回転するドラム1aを有し、このドラム1a内には多数の掻き取りボール(図示せず)が配置されている。前記熱分解装置1には、ホッパー2より原料及び触媒(例えば、Mo/Ni/MgO触媒粒子)が投入される。急速熱分解の結果、熱分解装置1の底部からは炭化物3が取り出されて炭化物ホッパーに送られ、上部からは不純物を含んだ熱分解ガスが配管4から排出される。
配管4の途中には冷却器5が配置され、急速熱分解プロセスにより得られた熱分解ガスが冷却され凝縮し液化される。その結果、液化した液化物6はポンプ7によりフィルター8に送油され、ここで濾過されてバイオオイルが収容槽9に貯留される。一方、熱分解ガスの冷却の際に生じたオフガス(H,CO等)は、燃焼炉10に送られて排気塔11で排気される。燃焼炉10で燃焼された時に生じた熱は、熱分解装置1で利用される。ここで、冷却器5、配管4、ポンプ7、フィルター8及び収容槽9により、回収手段が構成されている。なお、ブロックAにおける収容槽9と、ブロックCにおける収容槽9’とは同じではなく、一方の収容槽9は循環過程で一時的にバイオオイルを収容する収容槽を示している。
収容槽9からのバイオガスは、ポンプ12により配管13に装着された熱交換器14に送られて、加熱気化されて炭化水素ガスが生成される。炭化水素ガスは、配管13に装着されたバルブ15を経て空気を遮断した高温還元雰囲気の回転炉16に送られる。前記配管13には、バルブ17を装着した配管18が接続され、この配管18より水素を配管13に供給できるようになっている。回転炉16の一端は、図2に示すように配管13とロータリージョイント19で接続され、回転するようになっている。
回転炉16内には、SUS製の金属ボール20が収容されている。回転炉16は流路21a,21bを有した筐体21で囲まれ、この筐体21の外周部には電気ヒータ等による加熱部22が配置され、炉内温度が水素還元時には550℃に加熱され、カーボン生成時には750℃に加熱される。回転炉16の他端の上部,下部側部には夫々多数の穴23a,23bが開けられており、穴23aからはオフガスが流路21aを経て例えば燃料電池(FC)24に送られ、穴23bからはススが流路21bを経て落下するようになっている。
前記筐体21の流路21bは、仕切り用のボール弁25を介してスクリューコンベア26に接続されている。このスクリューコンベア26は図中右上がりに傾斜して配置され、その外周部には冷却ジャケット27が取り付けられている。回転炉16で生成されたナノカーボン28は、ボール弁25を経てスクリューコンベア26に送られる。ここで、ナノカーボン28は、スクリューコンベア26の左下側から右上側に搬送され、冷却ジャケット27で冷却された後、二重構造の仕切り用のボール弁29a,29bを経て回収容器30に回収される。ここで、ボール弁29a,29bは交互に開閉される。なお、図中の符番31は、燃料電池24の下流側の配管からのオフガスを燃焼して回転炉16に導入するための燃焼器である。但し、燃焼器31は必ずしも必要なものではない。
前記回転炉16内では炭化水素を炭素と水素に分解するようになっているが、この手順は次の通りである。
ステップ1:回転炉16の内部温度を550℃に加熱する。
ステップ2:バルブ17を開けて水素を回転炉16内に流し、内部を活性化する。
ステップ3:バルブ17を閉めて水素供給を停止する。
ステップ4:バルブ15を開けて窒素を回転炉16内に供給しつつ、回転炉16の内部温度を750℃に昇温する。
ステップ5:窒素の代わりに炭化水素を回転炉16内に供給し、ナノカーボンを生成する。
ステップ6:バルブ15を閉めて炭化水素の供給を停止し、窒素を流しつつ生成したナノカーボン28を回収容器30に回収する。
第1の実施形態に係るナノカーボン生成装置によれば、以下に述べる効果を有する。
(1)空気を遮断して回転する回転炉16内に水素を導入して回転炉16内を高温還元雰囲気に保持しているので、回転炉16内に収容したSUS製の金属ボール20表面に不働態皮膜(酸化皮膜)が形成するのを回避できる。従って、炭化水素ガスを金属ボール20の表面と効率より接触させることができる。
(2)回転炉16の下部側に配置したスクリューコンベア26や冷却ジャケット27等により、ナノカーボン28の取り出しを従来と比べ短時間で、ナノカーボン28が燃えることなく完全に行うことができる。また、プロセスが大型化しても、触媒の投入及び生成したナノカーボン28を連続して取り出すことができる。
(3)燃料電池24の下流側の配管からのオフガスを、燃焼器31を介して回転炉16内に導入しえる構成になっているので、回転炉16の内部温度を短時間で上げることができる。
なお、第1の実施形態は、熱分解装置で得られた熱分解ガスに不純物が含まれている場合のナノカーボン生成装置のケースを説明している。しかし、熱分解ガスに不純物が全くあるいはほとんど含まれていない場合は、上記回収手段は必要ではなく、図1の矢印Y(点線)のように熱分解ガスとしての炭化水素を直接回転炉16に導入することができる。この場合、回収手段を構成する冷却器やフィルターや収容槽等を省くことができるので、装置構成を簡素化できる。
(第2の実施形態)
図3を参照する。図3は、第2の実施形態に係るナノカーボン生成装置の回転炉及びその周辺のみを示している。但し、図1及び図2と同部材は同符番を付して説明を省略する。
本実施形態は、回転炉16内に、SUS製の金属ボール20の他に、これらの金属ボール20と混合するように多数の超硬質ボール41を収容したことを特徴とする。
第2の実施形態によれば、超硬質ボール41が金属ボール20の表面を常に削ることにより、金属ボール20の表面が活性化し、金属ボール20に生成したカーボンを剥がすことができる。なお、超硬質ボール41により回転炉16の内壁面も削り取られるので、回転炉16の内壁面を効果する必要がある。
なお、超硬質ボール41を単に回転炉内に入れるのみならず、超硬質ボール41の表面あるいは回転炉16の内壁面の少なくともいずれか一方にヤスリをかければ、更に削り効果が増大する。
(第3の実施形態)
本実施形態は、図示しないが、回転炉内に上記金属ボールと表面にヤスリをかけた超硬質ボールを配置するとともに、金属ボールを中空状にして超硬質ボールとの嵩密度を等しくしたことを特徴とする。
第3の実施形態によれば、金属ボールと超硬質ボールとの嵩密度が等しいので、回転炉内の金属ボールと超硬質ボールが均質に混合させることができる。
(第4の実施形態)
図4を参照する。図4は、第4の実施形態に係るナノカーボン生成装置のフロー図で、図1のブロックCに対応する部分のみを示している。但し、図1及び図2と同部材は同符番を付して説明を省略する。
本実施形態は、図4に示すように、回転炉16と燃料電池24を結ぶ配管42と前記配管18間を接続するように配管43を設け、回転炉16で生じたオフガス中の水素を回転炉16内に還流して炉内還元雰囲気を保つことを特徴とする。この場合、炉内の酸素濃度を0〜3%に制御した。これは次の理由による。即ち、炉内還元が強すぎると、水素生成反応は当然抑制される。従って、炉内の還元の程度は触媒酸化防止の観点からは強い方が良く、水素生成の観点からは弱い方が好ましいので、適切な範囲に制御することが必要である。こうした観点から炉内の酸素濃度を上記のように設定した。なお、酸素濃度の好ましい範囲は0〜1%である。
第4の実施形態によれば、触媒酸化防止及び水素生成の両観点から酸素濃度を0〜3%に調節して、炉内の水素を還流して炉内還元用の水素とし有効利用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。具体的には、上記実施形態では金属ボールの材質としてSUS製の材質を用いてが、これに限定されず、鉄,ニッケル,クロム等でもよく、これらから複数種の材質の金属ボールを適宜組み合せてもちいてもよい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るナノカーボン生成装置のプロセスフロー図である。 図2は、図1のナノカーボン生成装置の一構成である回転炉及びその周辺を拡大して示す説明図である。 図3は、本発明の第2の実施形態に係るナノカーボン生成装置の一構成である回転炉及びその周辺の説明図である。 図4は、本発明の第4の実施形態に係るナノカーボン生成装置の一構成である回転炉及びその周辺の説明図である。
符号の説明
1…熱分解装置、3…炭化物、4,13,18,42,43…配管、5…冷却器、6…液化物、9,9’…収容槽、10…燃焼炉、14…熱交換器、16…回転炉、20…超硬質ボール、26…スクリューコンベア、27…冷却ジャケット、28…生成ナノカーボン、30…回収容器。

Claims (7)

  1. 有機性処理物を急速に熱分解した後、急冷して液化を行うナノカーボン生成装置において、有機性処理物を急速に熱分解する熱分解装置と、熱分解した有機性処理物を急冷して液化することにより液化物を回収する回収手段と、前記液化物に含まれる不純物を取り除き、その液化物を気化して得られた炭化水素を投入する還元雰囲気の回転炉と、この回転炉内に収容される、ステンレス,鉄,ニッケル,クロムの少なくともいずれかからなる金属ボールとを備え、前記炭化水素を前記回転炉に投入し、回転炉内で炭化水素を炭素と水素に分解して気相成長法によるナノカーボン生成を行うことを特徴とするナノカーボン生成装置。
  2. 前記回転炉内に、前記金属ボールの他、この金属ボールと混合するようにSUS,鉄,ニッケル,クロムのいずれかからなる超硬質ボールを収容したことを特徴とする請求項記載のナノカーボン生成装置。
  3. 前記超硬質ボールの表面にヤスリがかけられていることを特徴とする請求項記載のナノカーボン生成装置。
  4. 前記回転炉の内壁面にヤスリがかけられていることを特徴とする請求項1乃至いずれか記載のナノカーボン生成装置。
  5. 前記金属ボールは中空状で、かつ前記超硬質ボールと嵩密度が等しいことを特徴とする請求項記載のナノカーボン生成装置。
  6. 前記回転炉内の酸素濃度は0〜3%に制御されていることを特徴とする請求項1乃至いずれか記載のナノカーボン生成装置。
  7. 前記回転炉で生成したオフガス中の水素を回転炉内に還流して回転炉内の還元雰囲気の維持に使用することを特徴とする請求項1乃至いずれか記載のナノカーボン生成装置。
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