JP4357517B2 - ナノカーボン生成装置 - Google Patents

ナノカーボン生成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4357517B2
JP4357517B2 JP2006281864A JP2006281864A JP4357517B2 JP 4357517 B2 JP4357517 B2 JP 4357517B2 JP 2006281864 A JP2006281864 A JP 2006281864A JP 2006281864 A JP2006281864 A JP 2006281864A JP 4357517 B2 JP4357517 B2 JP 4357517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nanocarbon
catalyst
temperature furnace
product
thermal decomposition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006281864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008094694A (ja
Inventor
英一 杉山
和高 小城
正 今井
毅 野間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006281864A priority Critical patent/JP4357517B2/ja
Priority to US11/902,289 priority patent/US20080241018A1/en
Priority to BRPI0704002-4A priority patent/BRPI0704002A/pt
Publication of JP2008094694A publication Critical patent/JP2008094694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4357517B2 publication Critical patent/JP4357517B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J6/00Heat treatments such as Calcining; Fusing ; Pyrolysis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y40/00Manufacture or treatment of nanostructures
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B32/00Carbon; Compounds thereof
    • C01B32/15Nano-sized carbon materials
    • C01B32/158Carbon nanotubes
    • C01B32/16Preparation
    • C01B32/162Preparation characterised by catalysts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B32/00Carbon; Compounds thereof
    • C01B32/15Nano-sized carbon materials
    • C01B32/158Carbon nanotubes
    • C01B32/16Preparation
    • C01B32/164Preparation involving continuous processes

Description

本発明は、バイオマスや廃棄物等の熱分解可能な有機性処理物を急速に熱分解した後、急冷して液化を行うナノカーボン生成装置に関する。
近年、環境問題やエネルギー問題、あるいは物質資源問題の観点から産業廃棄物等の各種の廃棄物を適切に処理して、環境汚染物質を排出せずにエネルギーや物質を取り出して有効利用するための技術が開発されている。廃棄物処理技術としては、従来、例えば特許文献1や特許文献2が知られている。
特許文献1には、熱分解槽の内部でプラスチックを溶解し、溶融状態のプラスチックを活性炭からなる一次触媒層に液相接触させて熱分解を発生させ、熱分解ガスを熱分解槽の内部上方に連通状態に配した二次触媒塔の二次触媒層に気相接触させて、軟質化した状態の分子量の小さな炭化水素ガスを精製する技術が開示されている。
特開平11−61158号公報
しかし、従来の有機性処理物の処理技術では、高温炉でのバッチ処理のため、触媒を投入して反応後に炉内を冷却してカーボンを取り出すまでに非常に時間がかかる。また、高温のままでカーボンを取り出すと、燃える危険性がある。更に、反応が還元雰囲気で行われるため、プロセスの大型化の際は還元雰囲気の保持が困難になるとともに、触媒の投入、生成カーボンの連続取り出しが困難であるといった課題を有する。
本発明は、こうした事情を考慮してなされたもので、生成カーボンの取り出しを従来と比べ短時間で且つ安全に行なえるとともに、プロセスが大型化しても触媒の投入及び生成カーボンの連続取り出しを可能にしえるナノカーボン生成装置を提供することを目的とする。
本発明のナノカーボン生成装置は、有機性処理物を急速に熱分解した後、急冷して液化を行うナノカーボン生成装置において、有機性処理物を急速に熱分解する熱分解手段と、熱分解した有機性処理物を急冷して液化することにより液化物を回収する回収手段とを備え、前記液化物に含まれる不純物を取り除き、その液化物を還元雰囲気の高温炉に投入することにより気相成長法によるナノカーボン生成を行うことを特徴とする。
また、本発明のナノカーボン生成装置は、有機性処理物を急速に熱分解した後、ナノカーボンを生成するナノカーボン生成装置において、有機性処理物を急速に熱分解する熱分解手段を備え、前記有機性処理物を熱分解した後、熱分解ガスをそのまま還元雰囲気の高温炉に投入することにより気相成長法によるナノカーボン生成を行うことを特徴とする。
本発明によれば、カーボンの取り出しを従来と比べ短時間で且つ安全に行なうことができる。また、プロセスが大型化しても、触媒の投入及び生成カーボンの連続取り出しを実現できる。
以下、本発明に係るナノカーボン生成装置について更に詳しく説明する。
(1) 上述したように、本発明のナノカーボン生成装置は、有機性処理物を急速に熱分解する熱分解手段と、熱分解した有機性処理物を急冷して液化することにより液化物を回収する手段とを備え、前記液化物に含まれる不純物を取り除き、その液化物を還元雰囲気の高温炉に投入することにより気相成長法によるナノカーボン生成を行うことを特徴とする。
こうした構成によれば、ナノカーボンの取り出しを従来と比べ短時間で且つ安全に行なうことができる。また、プロセスが大型化しても、触媒の投入及び生成カーボンの連続取り出しを実現できる。なお、上記(1)において、「急速」とは約5〜6秒以内を意味し、通常の熱分解とは熱分解速度が異なる。急速な熱分解は、液化物を大量に回収する場合に有効であり、生成物(生成ガスと生成液化物の合計)に対する生成液化物の比率を縦軸に、反応時間を横軸にしてグラフを描いた場合、前記比率が反応時間の経過とともに比例的に低下することがわかっている。従って、生成物の回収比率を上げるには熱分解は急速に行うほど効果的である。
(2) 上記(1)の発明において、前記高温炉としては、有機性処理物を熱分解した後、熱分解ガスがそのまま投入される高温炉が挙げられる。こうした構成の高温炉内に触媒を設置すれば、熱分解ガスと接触してナノカーボンを生成することができる。
(3) 上記(1)又は(2)の発明において、前記高温炉としては、有機性処理物を熱分解する外熱式キルンであり、この外熱式キルン内部に、触媒を焼成して得られる掻き取りボールが配置されている構成のものが挙げられる。これにより、触媒を高温炉内に投入することなく、高付加価値のカーボンが得られる。但し、キルン内部に掻き取りボールと触媒を別々に配置してもよい。
(4) 上記(1)又は(2)の発明において、前記高温炉としては、触媒の投入、及び生成ナノカーボンと触媒の取り出しを行う機能を備えている構成のものが挙げられる。こうした構成にすることにより触媒の投入や生成したナノカーボンや触媒の取り出しを連続して行うことができる。
(5) 上記(1)〜(4)の発明において、前記高温炉の下流側に冷却機構を備えている場合が挙げられる。これにより、急速熱分解プロセスにより得られた熱分解ガスを冷却して液化物を回収することができる。
次に、本発明に係るナノカーボン生成装置の具体的な実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態におけるナノカーボン生成装置のプロセスフロー図である。
図中の符番1は、有機性処理物を400〜700℃で急速熱分解する熱分解装置(熱分解手段)を示す。この熱分解装置1内には、多数の掻き取りボール2が配置されている。前記熱分解装置1には、ホッパー3より有機処理物及び触媒(例えば、Mo/Ni/MgO触媒粒子)が投入される。急速熱分解の結果、熱分解装置1の底部からは炭化物4が取り出され、上部からは熱分解ガスが配管5から排出される。
配管5の途中には冷却部15が配置され、ここで急速熱分解プロセスにより得られた熱分解ガスが冷却され凝縮し液化される。その結果、液化した液化物8はポンプ9を経由して送油され、フィルター16で濾過され、不純物を濾過された濾過液は還元雰囲気の高温炉6に送られる。このように、回収された液化物8はフィルター16等により不純物が除去され、濾過液として回収され高温炉6に送られる
高温炉6の底部には、生成ナノカーボン14を図中の右側壁側に送り出すナノカーボン排出スクリュー7が配置されている。また、高温炉6の内部には図示しないヒータが配置され、このヒータにより約1100℃に加熱されて、気相成長法によりナノカーボン14が生成される。なお、熱分解ガスの一部は、高温炉6の上部の加熱室17を加熱するバーナ用燃料として高温炉6の上部の加熱室17のバーナに送られる。
高温炉6の底部からナノカーボン排出スクリュー7にて排出されたナノカーボン14は、高温炉6の下部側に傾斜して配置されたナノカーボン冷却器12に送られる。ナノカーボン冷却器12内部にはカーボン搬送用スクリュー(図示せず)が内蔵されており、冷却された生成ナノカーボン14が図中左側から右側に送られる。生成ナノカーボン14は、ナノカーボン回収容器13に回収される。また、高温炉6内のガスは、ガス冷却器10により冷却され吸引ブロア11を経て排出される。
第1の実施形態によれば、高温炉6の底部に配置したナノカーボン排出スクリュー7やナノカーボン冷却器12により、ナノカーボン14の取り出しを従来と比べ短時間で、且つナノカーボン14が燃えることなく安全に行なうことができる。また、プロセスが大型化しても、触媒の投入及び生成したナノカーボン14を連続して取り出すことができる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態におけるナノカーボン生成装置のプロセスフロー図である。但し、図1と同部材は同符番を付して説明を省略する。
第2の実施形態は、熱分解装置1の熱分解プロセスにより得られた熱分解ガスを直接高温炉6に投入する構成としている。
処理する有機性処理物中に不純物が含まれない場合には、この形態でナノカーボンを回収することが可能であり、第1の実施形態と同様な効果が得られる。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態におけるナノカーボン生成装置の熱分解装置とCVD装置の構成説明図である。但し、図1と同部材は同符番を付して説明を省略する。
図中の符番21は、外熱式キルンタイプの熱分解装置を示す。この熱分解装置21の処理材料を保持する内筒は、矢印Aのように回転可能で、内筒内部には多数の掻き取りボール2が配置されている。熱分解装置21の内筒内は、400〜500℃に加熱される。熱分解装置21には、有機性処理物が投入されて熱分解され、熱分解装置底部から炭化物が回収される。前記熱分解装置21は、内筒内部が700〜1000℃に加熱され、熱分解装置21と同じく矢印Aのように回転する外熱式キルンタイプのCVD装置22が接続されている。このCVD装置22の底部には掻き取りを兼ねる触媒ボール23が配置されている。CVD装置22の上部からは排ガスが排出され、底部からは生成した高付加価値カーボンが排出される。なお、図中の符番24は、触媒ボール23から削れた触媒を示す。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果が得られる。また、掻き取りを兼ねる触媒ボール23がCVD装置22の底部に配置されているので、触媒を熱分解装置21内に投入することなく、高付加価値カーボンが得られる。
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態におけるナノカーボン生成装置の熱分解、CVD一体化装置の構成説明図である。
図中の符番25は、CVD法によるナノカーボン生成機能を備えた熱分解、CVD一体化装置を示す。この熱分解、CVD一体化装置25の上流側(図中の左側)には、触媒機能を備えた多数の掻き取りボール23aが配置され、加熱部26により内筒内部が400〜500℃に加熱される。熱分解、CVD一体化装置25の下流側(図中の右側)には、触媒機能を備えた多数の触媒ボール23bが配置され、加熱部27により内筒内部が700〜1000℃に加熱される。熱分解、CVD一体化装置25は矢印Aのように回転可能である。熱分解、CVD一体化装置25には、有機性処理物が投入され、熱分解、CVD一体化装置25内で熱分解され、上部からは熱分解ガスが排出される。また、熱分解、CVD一体化装置25の底部からは、高付加価値カーボン及び触媒が同時に排出され、触媒除去装置を経て高付加価値カーボンのみが排出される。
第4の実施形態によれば、第1の実施形態よりもシンプルな装置を実現できる。なお、図4では、有機性処理物とともに触媒を熱分解、CVD一体化装置25に投入するようにしているが、触媒機能を兼ねたミルボール23a,23bが存在するので、触媒は必ずしも投入しなくてもよい。
(第5の実施形態)
図5は、本発明の第5の実施形態におけるナノカーボン生成装置の縦型CVD装置の構造説明図である。但し、図1と同部材は同符番を付して説明を省略する。
図中の符番31は、内部を還元雰囲気の状態にしえる縦型CVD装置を示す。縦型CVD装置31内には、複数の触媒入れ容器32が配置され、支持棒33により触媒入れ容器32が反転できるように支持されている。縦型CVD装置31の上部には、内部を約1100℃に加熱しえるヒータ34が配置されている。縦型CVD装置31の底部には、生成したナノカーボン14を図中の左側から右側に搬送させるカーボン排出スクリュー35が配置されている。縦型CVD装置31の側壁には、前記触媒入れ容器32に触媒を投入する複数のノズル36が設けられている。
縦型CVD装置31の底部側には、該装置内に導入される熱分解ガス(炭化水素ガス)が触媒と効率的に接触するように整流板38が配置されている。縦型CVD装置31内の熱分解プロセスにより生成したナノカーボン14は、縦型CVD装置31の下部側に傾斜して配置されたカーボン冷却器12に送られる。カーボン冷却器12はカーボン送りスクリュー(図示せず)を内蔵し、冷却されたナノカーボン14は左側から右側に送られる。ナノカーボン14は、ナノカーボン回収容器13に回収される。
こうした構成の縦型CVD装置31では、熱分解ガス(炭化水素ガス)を還元雰囲気の縦型CVD装置31に投入すると、該装置内に設置された触媒と熱分解ガスが接触してナノカーボンが生成される。生成されたナノカーボン14は、縦型CVD装置31の底部からカーボン排出スクリュー35により装置外に搬送され、カーボン冷却器12によって冷却された後に回収される。触媒入れ容器32にはノズル36から触媒を入れて一定時間が経過した後、触媒入れ容器32をひっくり返して触媒と生成カーボンを装置底部に落とす。これらの動作を、還元雰囲気を保ったまま高温を維持しつつ行う。
第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果が得られる。また、触媒の投入や生成したナノカーボンや触媒の取り出しを連続して行うことができる。
(第6の実施形態)
図6は、本発明の第6の実施形態におけるナノカーボン生成装置の縦型CVD装置の構造説明図である。但し、図1、図5と同部材は同符番を付して説明を省略する。
第6の実施形態は、図5の変形例を示し、炭化水素ガスを縦型CVD装置炉31の上部から導入し、整流板38を炉内の上部側に配置した場合を示す。第6の実施形態によれば、第5の実施形態と同様な効果を有する。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るナノカーボン生成装置のプロセスフロー図である。 図2は、本発明の第2の実施形態に係るナノカーボン生成装置のプロセスフロー図である。 図3は、本発明の第3の実施形態に係るナノカーボン生成装置の熱分解装置とCVD装置の構成説明図である。 図4は、本発明の第4の実施形態に係るナノカーボン生成装置の熱分解、CVD一体化装置の構成説明図である。 図5は、本発明の第5の実施形態に係るナノカーボン生成装置の縦型CVD装置の構造説明図である。 図6は、図5の縦型CVD装置の構造の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1…熱分解装置、2,23a,23b…掻き取りボール、6,22…外熱式キルンタイプのCVD装置、7,35…ナノカーボン排出スクリュー、12…カーボン冷却機、14…生成ナノカーボン、34…ヒータ、31…縦型CVD装置、38…整流板。

Claims (5)

  1. 有機性処理物を急速に熱分解した後、急冷して液化を行うナノカーボン生成装置において、
    有機性処理物を急速に熱分解する熱分解手段と、熱分解した有機性処理物を急冷して液化することにより液化物を回収する回収手段とを備え、前記液化物に含まれる不純物を取り除き、その液化物を還元雰囲気の高温炉に投入することにより気相成長法によるナノカーボン生成を行うことを特徴とするナノカーボン生成装置。
  2. 有機性処理物を急速に熱分解した後、ナノカーボンを生成するナノカーボン生成装置において、
    有機性処理物を急速に熱分解する熱分解手段を備え、前記有機性処理物を熱分解した後、熱分解ガスをそのまま還元雰囲気の高温炉に投入することにより気相成長法によるナノカーボン生成を行うことを特徴とするナノカーボン生成装置。
  3. 前記高温炉は有機性処理物を熱分解する外熱式キルンであり、この外熱式キルン内部に、触媒を焼成して得られる掻き取りボールが配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2いずれか記載のナノカーボン生成装置。
  4. 前記高温炉は、触媒の投入、及び生成ナノカーボンと触媒の取り出しを行う機能を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2いずれか記載のナノカーボン生成装置。
  5. 前記高温炉の下流側に冷却機構を備えていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のナノカーボン生成装置。
JP2006281864A 2006-10-16 2006-10-16 ナノカーボン生成装置 Expired - Fee Related JP4357517B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006281864A JP4357517B2 (ja) 2006-10-16 2006-10-16 ナノカーボン生成装置
US11/902,289 US20080241018A1 (en) 2006-10-16 2007-09-20 Nanocarbon generating equipment
BRPI0704002-4A BRPI0704002A (pt) 2006-10-16 2007-10-16 equipamento para geração de nanocarboneto

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006281864A JP4357517B2 (ja) 2006-10-16 2006-10-16 ナノカーボン生成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008094694A JP2008094694A (ja) 2008-04-24
JP4357517B2 true JP4357517B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=39377925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006281864A Expired - Fee Related JP4357517B2 (ja) 2006-10-16 2006-10-16 ナノカーボン生成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20080241018A1 (ja)
JP (1) JP4357517B2 (ja)
BR (1) BRPI0704002A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4516091B2 (ja) * 2007-04-23 2010-08-04 株式会社東芝 ナノカーボン生成装置
JP4869300B2 (ja) * 2008-08-08 2012-02-08 株式会社東芝 ナノカーボン製造装置
JP4869325B2 (ja) * 2008-12-15 2012-02-08 株式会社東芝 ナノカーボン製造装置
DE102009037299A1 (de) * 2009-08-14 2011-08-04 Leybold Optics GmbH, 63755 Vorrichtung und Behandlungskammer zur thermischen Behandlung von Substraten
DE102011016175A1 (de) * 2011-04-05 2012-10-11 Ipsen International Gmbh Verfahren und Industrieofen zur Nutzung eines anfallenden Schutzgases als Heizgas
GB201814874D0 (en) * 2018-09-13 2018-10-31 Agt Man & Engineering Ag Catalytic chemical vapour deposition

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2662413B2 (ja) * 1988-04-12 1997-10-15 昭和電工株式会社 気相成長炭素繊維の製造方法
TW280790B (ja) * 1993-07-29 1996-07-11 Hitachi Shipbuilding Eng Co
JP3962773B2 (ja) * 2002-12-05 2007-08-22 独立行政法人科学技術振興機構 原料吹き付け式カーボンナノ構造物の製造方法及び装置
US7682453B2 (en) * 2005-09-01 2010-03-23 Ut-Battelle, Llc System and method for controlling hydrogen elimination during carbon nanotube synthesis from hydrocarbons
JP4516091B2 (ja) * 2007-04-23 2010-08-04 株式会社東芝 ナノカーボン生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008094694A (ja) 2008-04-24
US20080241018A1 (en) 2008-10-02
BRPI0704002A (pt) 2008-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4357517B2 (ja) ナノカーボン生成装置
KR101343979B1 (ko) 탄소질 물질의 증기 개질방법
JP5606623B2 (ja) 2個の相互連結炉を介するバイオマス熱分解ガス化方法および装置
JP5176363B2 (ja) 廃棄物熱分解ガス化方法及び装置
JP4959976B2 (ja) 廃棄物熱分解処理システムおよび方法
RU2494128C2 (ru) Устройство для получения сажи из резиновых отходов
JP2007112879A (ja) 廃棄物熱分解処理システムおよび方法
JP6251892B2 (ja) 燃焼システム
JP2015007522A (ja) 燃焼システム
SE532711C2 (sv) Förfarande och anläggning för framställning av syntesgas
JP4516091B2 (ja) ナノカーボン生成装置
JP2005068435A (ja) 有機物に富む供給原料から除染合成ガスを高効率で製造する方法およびプラント
JP2001296009A (ja) 廃プラスチック処理装置
JP2003213269A (ja) 高温炭化装置および高温炭化方法
JP2009240888A (ja) 廃棄物ガス化処理システム
JP2005308281A (ja) 廃棄物の熱分解設備
JP2000234714A (ja) 煙管式熱分解炉及び廃棄ゴム製品のリサイクル設備
JP5621235B2 (ja) 廃棄物の熱分解処理装置
RU130253U1 (ru) Устройство термической деструкции резинотехнических отходов
JPH10118614A (ja) 廃棄物熱分解炉の熱分解ガス取出方法及び装置
JP4024406B2 (ja) 廃棄プラスチックの処理装置
JP5892832B2 (ja) 有機性廃棄物の処理装置および有機性廃棄物の処理方法
JP2005120211A (ja) 廃棄物ガス化処理システム
JP2002022129A (ja) ゴミの熱分解溶融装置
JP2004131676A (ja) 廃棄物炭化処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090804

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4357517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees