JP4515612B2 - 切断屑回収装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、切断屑回収装置に係り、更に詳しくは、帯状の紙葉類に所定の張力を付与する負圧発生装置としてのブロアー等の排気力を利用して切断屑を回収可能な切断屑回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、剥離紙にラベル用紙が積層されてなる帯状紙をトリミングする切断装置が知られている。この切断装置は、前記帯状紙を繰り出す繰出手段と、この繰出手段と相互に作用してブロアーによる吸引力で帯状紙に所定の張力を付与する吸着手段と、所定の張力が付与された帯状紙を所定位置でトリミングする切断手段とを備えて構成されている。この切断装置でトリミングされた切断屑は、そのまま床下に落とされて別途回収されたり、別体となる切断屑回収装置によって吸引されながら回収される。この切断屑回収装置は、前記切断屑を導く入口を備えた回収路と、この回収路に接続される吸引装置とによって構成され、この吸引装置で発生した吸引力により、切断屑が前記入口より回収路内に吸い込まれて回収されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記切断屑回収装置では、切断装置の一部を構成する吸着手段のブロアー等と別体の吸引装置が必要となるため、切断装置全体を大型化させるばかりでなく、設備コストも高騰するという不都合がある。
【0004】
また、前記切断装置のブロアーからの排気は、他の用途に利用されずにそのまま大気中に排出されてしまい、ブロアーの排気が有効に活用されず、エネルギーの有効利用という点では不十分であった。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、切断装置に設けられるブロアーを有効に活用し、切断装置を含めた装置全体の小型化を図ることができる切断屑回収装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、帯状の紙葉類を繰り出す際に吸着力を付与して張力が与えられた紙葉類を切断可能とする切断装置に組み込まれる切断屑回収装置であって、
前記吸着力を付与する負圧発生装置の排気路に連結される回収路を備え、この回収路は、前記排気路からの排によって吸引力を発生させて前記切断屑を回収可能に設けられる、という構成を採っている。このような構成によれば、切断装置に設けられた負圧発生装置を切断屑の回収のための吸引力を発生させる動力源としても活用することができ、切断屑の吸引回収に際し、別体の動力源等が不要となって、その分、切断装置を含めた装置全体の小型化を図ることができ、且つ、コスト的にも経済的なものとすることができる。
【0007】
また、前記回収路には、当該回収路に吸引された切断屑の逆流防止部が設けられる、という構成も併せて採用することができる。このように構成することで、回収路内に一旦吸い込まれた切断屑が回収路の入口から噴出することが防止され、切断屑を確実に回収することができる。
【0008】
更に、前記負圧発生装置の排気路は、前記回収路の入口よりも下流側で前記回収路の出口に向かって開放する、という構成を採ることが好ましい。このような構成によれば、逆止弁等を用いた複雑な機構を用いずに、回収路の入口付近に負圧を発生させることが可能となり、単純な構造で、切断屑の逆流を防止しつつ当該切断屑を確実に回収することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1には、本発明における帯状紙葉類の切断屑回収装置が適用されたラベル印刷処理装置の全体構成図が示されている。この図において、ラベル印刷処理装置10は、紙葉類としての帯状紙Pに所定の印刷を施す印刷機20と、この印刷機20の下流側に設けられるカス巻取装置25とを備えて構成されている。なお、本実施形態において前記帯状紙Pは、図2(A)に示されるように、剥離紙Sに粘着剤層を介してラベル基材Aが積層された多層構造となっている。
【0011】
前記印刷機20は、ここでは概略構造を省略するが、ロール状に巻回された帯状紙Pを繰り出す給紙部21と、この給紙部21から供給された帯状紙Pの表面に所定間隔で印刷を施す印刷装置22と、印刷が施された帯状紙Pに抜き加工を行うダイカット部23とを備えて構成されている。
【0012】
前記カス巻取装置25は、図3〜図5に示されるように、前記印刷機20からの帯状紙Pに張力を付与するために用いられる吸着グリッド32を含む吸着手段30と、吸着グリッド32の下流側すなわち図3中上方に設けられるとともに、帯状紙Pを印刷機20から繰り出して下流側に帯状紙Pを送出する繰出手段33と、この繰出手段33の同図中上方に配置されるとともに、前記抜き加工され剥離された抜きカスW(図2(B))として巻き取るカス巻取部34と、抜きカスWが剥離された後の剥離紙Sの短寸幅方向両端側をトリミングするスリッター(切断装置)36と、このスリッター36によって切断された剥離紙Sの両端部を切断屑B(図2(C))として回収する切断屑回収装置40とを備えて構成されている。なお、これらを構成する部材は、カス巻取装置25のフレームF等に支持されている。
【0013】
前記吸着手段30は、前述した吸着グリッド32、負圧管路41及び負圧発生装置としてのブロアー42により構成されている。吸着グリッド32は、負圧管路41を介してブロアー42の吸気口42Aに連結されるとともに、表面側(帯状紙P接触側)に多数の吸気孔43(図4)が形成されている。当該吸気孔43には、前記印刷機20から繰り出された帯状紙Pの裏面すなわち剥離紙S側の面が接触吸着されるようになっており、ブロアー42の駆動によって、帯状紙Pが吸着グリッド32の吸気孔43面に吸着保持されるようになる。また、吸気孔43の裏側には、図5に示すように、前記吸気孔43以外の外部空気を負圧管路41を介してブロアー42側に導入し大気開放される空気導入口44と、この空気導入口44への吸気量を可変的に調整可能な吸気量調整バルブ45とが設けられ、この吸気量調整バルブ45を調整することによって、ブロアー42の排気量が調整可能とされている。
【0014】
前記吸着グリッド32の上流側と下流側には、帯状紙Pの短寸幅方向両端縁位置を規制する略円環状のガイド47,47及びガイド48,48が支持軸47A,48Aに各二個設けられている。各ガイド47,47及び48,48は、前記支持軸47A,48Aに沿って移動可能に設けられており、これにより、帯状紙Pの幅に応じて、ガイド47,47及びガイド48,48の相互離間幅が調整可能となってその帯状紙Pの幅が規制される。なお、ガイド48の下流側すなわち上方には、ガイドローラ49が設けられており、このガイドローラ49に幅規制部材としてのガイド48,48位置を通過した帯状紙Pが掛け回されて帯状紙Pを繰り出す繰出手段33側に送られる。
【0015】
前記繰出手段33は、駆動モーター50Aによって回転駆動されるフィードローラ50と、前記スリッター36の上流側と下流側でそれぞれフィードローラ50に帯状紙Pを挟み込み押圧する第1及び第2のニップロール51,52と、これら各ニップロール51,52間に配置されるとともに、フィードローラ50の外周面に帯状紙Pを押し付け、前工程で抜き加工された抜きカスWを剥離する剥離ローラ54とを備えて構成されている。
【0016】
前記フィードローラ50には、吸着グリッド32からの帯状紙Pの印刷面側を表側(上面)にして掛け回され、その途中の剥離ローラ54でフィードローラ51に加圧されながら前記抜きカスWが帯状紙Pから剥離されるようになっている。
【0017】
前記第1及び第2のニップロール51,52は、押圧するフィードローラ50の軸に対し左右略平行に設けられた軸56,57に回転可能に軸支されている。これら各ニップロール51,52とフィードローラ50との間には、帯状紙Pが挟み込まれ、当該帯状紙Pの搬送力と吸着クリッド32とによる張力の維持並びに位置ずれが防止される。すなわち、帯状紙Pの張力は、前記吸着グリッド32による帯状紙Pの吸引に伴うブレーキ作用と、前記フィードローラ50による繰り出し力とによって発生する。なお、各ニップロール51,52はそれぞれ、軸56,57に沿って移動可能に設けられており、これによって、幅の異なる種々の帯状紙Pに対応可能とされている。
【0018】
前記カス巻取部34(図3)は、図示省略したトルクモーター等の駆動装置によって回転駆動され、抜きカスW(図2(B))を巻き取るカス巻取リール58の軸58Aと、この軸58Aに巻き取られた抜きカスWを上方から押え付ける押さえ部60とからなっている。この押さえ部60は、軸58Aより上方に延びるスライドレール61と、このスライドレール61に沿って昇降可能に取り付けられるとともに、軸58A側と相対的に回転可能な押えロール62とにより構成されている。この押えロール62は、軸58Aに抜きカスWが巻回されていくとそれに伴って上昇するように設けられ、その自重で軸58Aに巻回された抜きカスWを押えることで、抜きカスWが緩むことなく巻き取られるように設けられている。この際、フィードローラ50を押圧する剥離ローラ54により剥離した抜きカスWは、フィードローラ50とカス巻取部34との間に位置するフリーローラ63に掛け回されて、カス巻取部34に巻き取られる。
【0019】
前記スリッター36は、前記フィードローラ50の近傍に位置して回転可能な受けロール64と、この受けロール64に対向する一対の支持部材65,65と、これら支持部材65に支持された回転刃66,66とを備えて構成されている。ここで、受けロール64には、前記剥離ローラ54で剥離された抜きカスWが巻き上げられてカス抜きされて帯状紙Pに形成されたラベルLを表面側にして、第2のニップロール52側に向かって掛け回され送出される。また、スリッター36は、対向する帯状紙Pの幅方向に移動可能に支持されており、受けロール64側に突出する回転刃66,66によって帯状紙Pの短寸幅方向両端側を任意の幅でトリミングできるようになっている。
【0020】
前記切断屑回収装置40(図5,図6)は、前述した吸着手段30の一部を構成するブロアー42と、このブロアー42の排気口42Bから延びる屈曲パイプ72に連結される排気路としての排気ノズル69と、当該排気ノズル69に連結される回収路としての屑回収管路70とを備えて構成されている。排気ノズル69は、両端がテーパー面Tを有する異径接続部75と先端小径部76を有し、これら異径接続部75及び先端小径部76は、前記屈曲管72と、三方に開口部を有する吸引管路82の一端開口部とに嵌合されている。
【0021】
前記屑回収管路70は、前記吸引管路82と、この吸引管路82の下流側(図6中左側)に接続される直管パイプ83と、この直管パイプ83の下流側に接続される先端小径の異径パイプ84と、この異径パイプ84の下流側に接続される出口パイプ85とからなる。
【0022】
前記吸引管路82は、略直線状に延びる直管86と、切断屑Bを吸い込む分岐筒87とからなる略T字で連設されている。この分岐筒87の上端側開放部が屑回収管路70の吸引口70Aとなる。ここで、先端小径部76側の先端開口90は、直管86と分岐筒87との接合部位における合流端開口部91よりも下流側となる位置で、前記屑回収路70の排気口70Bに向かって開放する。これによって、ブロアー42の排気口42Bからの排気圧で、直管86の内部に排気ノズル69の先端小径部76から高圧空気を吐出させ、それにより分岐筒87内に負圧を発生させて、それに伴い、吸引口70Aの切断屑Bを屑回収管路70の内部に吸引し、更に、排出口70Bに向かって切断屑Bを吹き出しできるようになっている。なお、本実施形態では、先端小径部76と分岐筒87の合流端開口部91との前述した相対位置により分岐筒87に負圧を発生させることで、切断屑Bの逆流防止部89が形成されるようになっている。
【0023】
また、前記排気ノズル69及び屑回収管路70を構成する各種パイプの接合維持は、クランプ92及びU字金具93によって接合部を外側から締め付け、装置のベース95等に固定されている。
【0024】
次に、本実施形態に係る全体的動作について説明する。
【0025】
先ず、図1において、印刷機20の給紙部21から供給された帯状紙Pは、印刷機20の印刷装置22で所定の印刷が施された後、ダイカット部23で、所定の抜き加工が施され、ラベルL(図2(A))を形成する枠状の切り込みCが形成される。
【0026】
印刷機20側で抜き加工が施された帯状紙Pは、駆動装置(図示省略)によって下流側に送出されながらダイカット部23で抜き加工された帯状紙Pの抜きカスWを巻き取るカス巻取装置25に送出される。カス巻取装置25では、フィードローラ50及びカス巻取リール58の回転駆動によって、帯状紙Pが順次繰り出されながら、その剥離紙S側と対向する吸着グリッド32に吸引力を付与するブロアー42の作動によって、吸着グリッド32側へ吸引され、吸着グリッド32の下流側に位置する帯状紙Pに所定の張力が付与される。また、カス巻取リール58の回転によって、フィードローラ50に押圧する剥離ローラ54で抜きカスWが剥離紙Sより剥離され、カス巻取リール58に巻き取られる。そして、抜きカスWが剥離された帯状紙Pは、吸着グリッド32及びフィードローラ50とそれに押圧する第1及び第2のニップロール51,52により所定の張力が維持され、この状態で、抜きカスWの剥離によって表出した剥離紙Sの短寸幅方向両端部がスリッター36の回転刃66で連続的にトリミングされるようになる。
【0027】
このようにして生じたトリミング後の切断屑Bは、順次落下していくが、前記ベース95に取り付けられたガイド板97によって、屑回収管路70の吸引口70A側に導かれる。ここで、屑回収管路70の分岐筒87内には、前述したように、前記排気ノズル69の先端小径部76からの排気差圧によって負圧が発生しており、この負圧の吸引力によって切断屑Bが順次屑回収管路70内に吸引送出され、屑回収管路70の排出口70B側で排出又は回収される。この際、ブロアー42による切断屑Bの吸引力の調整は、吸着グリッド32の吸気孔43の反対側に設けられた吸気量調整バルブ45(図5)によって行うことができる。具体的には、負圧管路41の一端部側に設けられた吸気量調整バルブ45を動かし、空気導入口44の吸気量を大気開放しながら、負圧管路41の吸引量を増大し、それにより、排気ノズル69の先端小径部76からの圧縮空気の吐出量が調整され、これによって、屑回収管路70の吸引口70Aの吸気量が調整されることとなる。
【0028】
なお、トリミングした帯状紙Pは、次工程に送られ、図示しない巻き取り装置によりロール状に巻回される。
【0029】
従って、このような実施例によれば、帯状紙Pに張力を与えるために用いられる負圧発生装置としてのブロアー42の排気が、トリミング後における切断屑Bの回収のための吸引用として利用されるため、一つのブロアー42で、帯状紙Pへの張力の付与並びに切断屑Bの吸引が可能となり、切断屑回収装置40を含めたカス巻取装置25の全体の小型化を図ることができるという効果を得る。
【0030】
なお、前記実施形態にあっては、ブロアー42の排気量を吸気量調整バルブ45によって手動調整する構成としたが、本発明は、これに限らず、吸気側の負圧管路41に流量センサを設け、空気導入口44からの空気の吸入量を絞り弁等によって自動的に制御してもよい。
【0031】
また、サイズの異なる帯状紙Pへの吸引にも細かく対応できるように、吸着グリッド32を幾つかの部屋に分割し、各部屋を制御して吸気孔43への吸入空気量をそれぞれ独立して調整可能な構成としてもよい。
【0032】
更に、屑回収管路70としては、ブロアー42からの排気による差圧を用いて入口70Aに吸引力を発生させるようにしたが、前記分岐筒87を複数に枝分けして直接切断屑Bを吸引し、屑回収管路70に切断屑Bを案内するようにしてもよい。また、前述の構成に限らず、逆止弁等を用いた機構を採用する等、種々の構成を採用することができる。また、前記実施形態によれば、単純な機構で構成しているため、コスト的な負担を伴うことなく効果的な逆流を防止することができる。
【0033】
なお、本実施形態では、負圧発生装置としてブロアーを採用したが、他に、バキュームモーター、コンプレッサーの排気圧を利用したベンゼン管等であってもよい。
【0034】
前記切断屑回収装置40は、剥離紙Sとラベル基材Aとからなる前述の多層構造の帯状紙Pに限らず、他の単層の帯状紙Pを切断した切断屑Bの回収に適用してもよい。
【0035】
更に、本発明における装置各部の構成は図示構成例に限定されるものではなく、実質的に同様の作用を奏する限りにおいて、種々の変更が可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、吸着力を付与する負圧発生装置の排気口に連結される屑回収管路を備え、排気口からの圧縮空気の排気を吸引力として切断屑を回収可能としたから、切断屑の吸引回収に際し、別体の動力源等が不要となって、切断装置を含めた装置全体の小型化を図ることができる他、設備コストの低廉化を達成することができる。
【0037】
また、前記屑回収管路に切断屑の逆流防止部を設けたから、屑回収管路内に一旦吸い込まれた切断屑の逆流を防止でき、切断屑を確実に回収することができる。
【0038】
更に、負圧発生装置の排気口を、前記屑回収管路の吸引口よりも下流側で前記屑回収管路の排出口に向かって開放する構成としたから、単純な構造で、屑回収管路の吸引口側に負圧による吸引力の調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切断屑回収装置が適用されたラベル印刷処理装置の一実施形態を示す全体構成図。
【図2】(A)は、本実施形態に係る帯状紙の概念図であり、(B)は、抜きカスを説明するための概念図であり、(C)は、切断屑を説明するための概念図である。
【図3】カス巻取装置の概略正面図。
【図4】一部を省略した図3の左側面図。
【図5】一部を省略した図3の右側面図。
【図6】切断屑回収装置管路の断面図。
【符号の説明】
32 吸着グリッド
33 繰出手段
36 スリッター(切断装置)
40 切断屑回収装置
42 ブロアー(負圧発生装置)
69 排気ノズル(排気路)
70 屑回収管路(回収路)
70A 吸引口
70B 排気口
76 先端小径部
86 直管
87 分岐筒
89 逆流防止部
91 合流端開口部
B 切断屑
P 帯状紙(紙葉類)
S 剥離紙

Claims (3)

  1. 帯状の紙葉類を繰り出す際に吸着力を付与して張力が与えられた紙葉類を切断可能とする切断装置に組み込まれる切断屑回収装置であって、
    前記吸着力を付与する負圧発生装置の排気路に連結される回収路を備え、この回収路は、前記排気路からの排によって吸引力を発生させて前記切断屑を回収可能に設けられていることを特徴とする切断屑回収装置。
  2. 前記回収路には、当該回収路に吸引された切断屑の逆流防止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の切断屑回収装置。
  3. 前記負圧発生装置の排気路は、前記回収路の入口よりも下流側で前記回収路の出口に向かって開放することを特徴とする請求項1又は2記載の切断屑回収装置。
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