JP4514917B2 - ボールジョイントのブーツ組付け方法および装置 - Google Patents

ボールジョイントのブーツ組付け方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボールジョイントにブーツを組み付ける方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の前車輪転舵軸受の一つの方式として、前車輪軸を上下二つの玉継手(ボールジョイント)でコントロールアームに結合させるボールジョイント・サスペンションがある。二つの玉継手により、前車輪の固定とともに、車輪が上下した場合にもコントロールアームが自由にこの玉継手まわりに回ることができる。
【0003】
図1(G)は本発明の適用対象たるボールジョイントを示す図であるが、便宜上、同図を参照して従来のブーツ取付け要領について説明する。なお、従来のブーツは図1(G)に示されるブーツ4とは形状が若干異なり、図1(G)のブーツ4における肩部4cから胴部4bにかけての部分が「お椀形」をしていた。そのため、ボールジョイント1への嵌め込みに先立って、位置決め固定されたブーツ(4)の内部に圧縮空気を導入してブーツ(4)を内側から外側に向かって膨らませた後、ソケット2の外周面に設けた溝2a内に嵌まり込むブーツ(4)の大径開口端部(4a)を半径方向外側に向かって拡開させることによって、ブーツ(4)の圧入抵抗を減少させ、この状態でブーツ(4)に押込み荷重を負荷することによって、ブーツ(4)の大径開口端部(4a)に設けられた環状リブをソケット2の溝2aに嵌入させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
要するに、従来は、圧縮空気でブーツを内側から外側へ膨らませ、かつ、ブーツ外形全体を挿入パットによって外側から支持することによってブーツの形状を保持させた状態で、ボールジョイントへの嵌め込みを行っていた。
【0005】
しかし、本発明が対象とするブーツ4は、図1(G)から理解されるとおり、内部に圧縮空気を送り込んむといった組付け方法を採用することができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、位置決め固定されたボールジョイント1のソケット2の外周面にブーツ4の大径開口端部4aを嵌め込む際に、ブーツ4の胴部4bを円周方向の複数箇所で半径方向外側から押して波形に変形させることによりブーツ4の大径開口端部4aを局部的に変形させ、この局部的な変形を維持した状態でブーツ4の肩部4cを全周に亘ってソケット2側へ押し、そうすることによってブーツ4の大径開口端部4aをソケット2に円滑・確実に嵌め込むようにしたものである。
【0007】
請求項1の発明は、スタッド3aの一端にボール3bを形成したボールスタッド3と、前記ボールスタッド3のボール3bを開口内に受け入れたソケット2とで構成されるワークに、前記ソケット2の開口部を覆うためのブーツ4を組み付けるための方法であって、
前記ブーツ4が合成ゴムから成形され、略円筒形状の胴部4bと、前記胴部4bの一端に形成され、ソケット2の外周と嵌合する大径開口端部4aと、前記胴部4bの他端側に位置し、ボールスタッド3のスタッド3aと嵌合する小径開口端部4dと、前記胴部4bと前記小径開口端部4dを連結する肩部4cとを有し、
放射状に配列した複数の爪26でブーツ4の胴部4bを半径方向外側から押すことにより、ソケット2の外周と嵌合するブーツ4の大径開口端部4aを非円形に変形させた状態で、ブーツ4の肩部4cを軸方向に押して大径開口端部4aをソケット2の外周に嵌め込み
前記ブーツ4の胴部4bに対する局部的な押圧を、ブーツ4の大径開口端部4aがソケット2に嵌まり込む直前に解除することを特徴とするボールジョイントのブーツ組付け方法である。
【0008】
請求項2の発明は、スタッド3aの一端にボール3bを形成したボールスタッド3と、前記ボールスタッド3のボール3bを開口内に受け入れたソケット2とで構成されるワークに、前記ソケット2の開口部を覆うためのブーツ4を組み付けるための方法であって、
前記ブーツ4が合成ゴムから成形され、略円筒形状の胴部4bと、前記胴部4bの一端に形成され、ソケット2の外周と嵌合する大径開口端部4aと、前記胴部4bの他端側に位置し、ボールスタッド3のスタッド3aと嵌合する小径開口端部4dと、前記胴部4bと前記小径開口端部4dを連結する肩部4cとを有し、
放射状に配列した複数の爪26でブーツ4の胴部4bを半径方向外側から押すことにより、ソケット2の外周と嵌合するブーツ4の大径開口端部4aを非円形に変形させた状態で、ブーツ4の肩部4cを軸方向に押して大径開口端部4aをソケット2の外周に嵌め込むことからなるボールジョイントのブーツ組付け方法を実施するための装置であって、
前記ボールジョイント1と同軸状に配置され、軸方向移動可能なブーツ押込み軸(12,14)と、
前記ブーツ押込み軸(12,14)を軸方向に移動させるための第一の駆動装置10と、
前記ブーツ押込み軸(12,14)の外周に軸方向に相対移動可能に配置されたスライダ28と、
一端に前記ブーツ押込み軸(12,14)の軸心側を向いた突起26aを有し、他端に傾斜長孔26bを有する爪26と、
前記ブーツ押込み軸(12,14)の先端付近で、前記ブーツ押込み軸(12,14)の軸線を含む平面内で揺動自在に、前記爪26を支持する第一のピン24と、
前記スライダ28に担持され、前記爪26の傾斜長孔26bと係合した第二のピン30と、
前記ブーツ押込み軸(12,14)と前記スライダ28との間に介在して前記スライダ28を先端側に押圧する負荷部材34と、
前記スライダ28の移動経路上に位置し、前記スライダ28と係合することにより前記スライダ28を前記負荷部材34に抗して移動させるためのストッパ40と
を包含するボールジョイントのブーツ組付け装置である。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1の方法を実施するための装置であって、
前記ボールジョイント1と同軸状に配置され、軸方向移動可能なブーツ押込み軸(12,14)と、
前記ブーツ押込み軸(12,14)を軸方向に移動させるための第一の駆動装置10と、
前記ブーツ押込み軸(12,14)の外周に軸方向に相対移動可能に配置されたスライダ28と、
一端に前記ブーツ押込み軸(12,14)の軸心側を向いた突起26aを有し、他端に傾斜長孔26bを有する爪26と、
前記ブーツ押込み軸(12,14)の先端付近で、前記ブーツ押込み軸(12,14)の軸線を含む平面内で揺動自在に、前記爪26を支持する第一のピン24と、
前記スライダ28に担持され、前記爪26の傾斜長孔26bと係合した第二のピン30と、
前記ブーツ押込み軸(12,14)と前記スライダ28との間に介在して前記スライダ28を先端側に押圧する負荷部材34と、
前記スライダ28の移動経路上に位置し、前記スライダ28と係合することにより前記スライダ28を前記負荷部材34に抗して移動させるためのストッパ40と
を包含するボールジョイントのブーツ組付け装置である。
【0010】
第一のピン24を中心にして揺動可能な爪26を、それの突起26aが軸心側に移動する向きに揺動させると、突起26aがブーツ4の胴部4bを半径方向外側から押して弾性変形させる。爪26の揺動タイミングは、長孔26bと第二のピン30との係合位置によって規制される。すなわち、通常は負荷部材34の作用で第二のピン30を担持するスライダ28が先端側に付勢されているため、第二のピン30は長孔26bの先端部と係合している。長孔26bは、ブーツ押込み軸(12,14)の軸心までの距離が、突起26aから遠ざかるほど短くなるように傾斜している。したがって、この状態では長孔26bを有する端部が軸心に近づき、逆に、突起26aを有する端部が軸心から離れる。
【0011】
ブーツ押込み軸(12,14)が移動すると前記スライダ28が前記ストッパ40に当接するに至るが、それ以後さらに前記ブーツ押込み軸(12,14)が前進すると、前記スライダ28は前記ストッパ40に当接しているため負荷部材34の力に抗して相対的に後退する。これにより、爪26が閉まり始める。
【0012】
ブーツ押込み軸(12,14)が後退し始めると、負荷部材34の作用で、スライダ28に担持された第二のピン30が長孔26bの先端側に移動し、その結果、爪26が拡開する。
【0013】
請求項4の発明は、請求項2または3のボールジョイントのブーツ組付け装置において、前記ストッパ40を前記ブーツ押込み軸(12,14)の軸線方向に移動させるための第二の駆動装置44を有することを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、請求項4のボールジョイントのブーツ組付け装置において、前記爪26の拡開タイミングを規制する制御装置(52,56)を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項6の発明は、請求項5のボールジョイントのブーツ組付け装置において、前記制御装置が、前記ブーツ押込み軸(12,14)と連動するドグ52と、前記ドグ52を検出するためのセンサ56とを有し、前記センサ56が前記ドグ52を検出したとき前記第二の駆動装置44に作動指令信号を送ることを特徴とする。
【0016】
請求項7の発明は、請求項2、3または4のボールジョイントのブーツ組付け装置前記爪26の縮径動作の速度を規制する制御装置(50,54)を設けたことを特徴とする。
【0017】
請求項8の発明は、請求項7のボールジョイントのブーツ組付け装置において、前記制御装置が、前記ブーツ押込み軸(12,14)と連動するドグ50と、前記ドグ50を検出するためのセンサ54とを有し、前記センサ54が前記ドグ50を検出したとき前記第一の駆動装置10に減速指令信号を送ることを特徴とする。
【0018】
請求項9の発明は、請求項4ないし8のいずれかのボールジョイントのブーツ組付け装置において、前記ストッパがアーム42に担持されたカムフォロア40で構成され、前記第二の駆動装置が、ベースプレート18に取り付けた流体圧シリンダ44と、前記流体圧シリンダ44のピストンロッド45と前記アーム42とを含むリンク機構とで構成されていることを特徴とする。
【0019】
請求項10の発明は、請求項ないし9のいずれかのボールジョイントの組付け装置において、前記ブーツ押込み軸が内軸12と外管14とで構成され、前記内軸12の先端面と前記外管14の内周壁面とで、前記ブーツ4の小径開口端部4dを収容するための空所15が画成されていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の説明に先立って、その基礎となるボールジョイントの構成およびブーツの組付け順序を図1に基づいて説明する。
【0021】
図1(G)に示すように、ボールジョイント1は、ソケット2、ボールスタッド3、ブーツ4からなっている。ボールスタッド3はスタッド3aの一端にボール3bを形成した形態をしている。ソケット2は、内蔵した球面ブッシュでボールスタッド3のボール3bを保持している。したがって、ボールスタッド3はソケット2に対してピボット運動を行なうことができる。ソケット2とボール3bとの摺動部には潤滑グリースを充填する。潤滑グリースの漏洩を防止するとともに外部から異物が侵入するのを防止するため、ブーツ4を装着する。ブーツ4にはニトリル系、クロロプレン系あるいはポリウレタン系の合成ゴムが使用されるが、耐油性および耐候性のすぐれたポリウレタン系のものも使われる。ブーツ4の大径開口端部4aをソケット2の外周面に嵌合させ、ブーツ4の小径開口端部4dをボールスタッド3に嵌合させる。ここで、スタッド3aは、軸端からボール3bに向かって、ねじ部3c、鍔部3d、嵌合部3e、鍔部3fを連続的に形成してあり、嵌合部3eの外径は、ねじ部3cより大径で鍔部3dよりは小径となっている。
【0022】
図1(A)〜(F)はボールジョイント1の組立工程におけるブーツとサークリップの組付け過程を示す工程図である。
【0023】
図1(A)はワークロード・アンロードのステーションで、図示しないシューター上に送られてきたボールジョイント1を組付け治具(図示省略)上にセットし、シュータ上に搬出する。
【0024】
図1(B)は回転トルク測定のステーションで、ボールジョイント1のボールスタッド3を測定ユニットのチャック7で掴み、所定の速度で回転させ、その時のトルクを測定する。
【0025】
図1(C)はグリース塗布のステーションで、グリース塗布ユニットの塗布ヘッド8が下降し、所定量のグリースをボール3bとソケット2との摺動接触部に充填する。
【0026】
図1(D)はブーツ供給・組付けのステーションで、図示しないパーツフィーダによって供給されたブーツ4をブーツ組付け装置(図2ないし図6参照)にセットし、組み付ける。
【0027】
図1(E)はサークリップ供給組付けのステーションで、パーツフイーダによって供給されたサークリップ5をブーツ4に組み付ける。
【0028】
図1(F)は組付けチェックおよびNG搬出のステーションで、ブーツ4の組付けを終了したボールジョイント1のブーツ4とサークリップ5の組付けチェックを行なう。NG品は搬出し、良品のみを後続工程に送り出す。
【0029】
本発明は上記のブーツ供給・組付けステーション(図1(D))に適用されるもので、以下、図2ないし図6を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0030】
ブーツ組付け装置はベースプレート18に垂直に取り付けてあり、垂直な軸線に沿って移動可能なブーツ押込み軸(12,14)と、ブーツ押込み軸(12,14)の下端に位置するブーツ保持部(12a,13,26)と、ブーツ押込み軸(12,14)を駆動する駆動部(10)とを備えている。
【0031】
この実施の形態ではブーツ押込み軸は内軸12と外管14の二重構造になっていて、ベースプレート18に固定した案内筒17内に摺動自在に挿入してある。内軸12と外管14とは一体となって軸方向に移動する。なお、内軸12と外管14は限られた範囲内ではあるが相対的に軸方向変位が可能で、両者間に介在させた圧縮コイルばね16が緩衝作用をする。外管14の下端部に、外管14の内周壁面と内軸12の先端面とで空所15が画成されてあり、図3から分かるように、この空所15にブーツ4の小径開口端部4dが納まるようになっている。内軸12の下端部は中空で、軸孔13にブーツ組付け工程においてガイドスリーブ6を被せたボールスタッド3が進入するようになっている。
【0032】
内軸12の上端はエアシリンダ10のピストンロッド11と連結されている。この実施の形態ではエアシリンダ10がブーツ押込み軸(12,14)の駆動装置を構成し、ベースプレート18上にブラケットを介して設置してある。また、二種類のドグ50,52を取り付けたブラケットを内軸12の上端部に固定してある。これらのドグ50,52に対応するセンサ54,56はブラケットを介してベースプレート18上に設置されている。
【0033】
ブーツ押込み軸(12,14)の下端部に設けられたブーツ保持部は、放射状に配列された複数の爪26を含む。図示するように、この実施の形態では6本の爪26がある(図4)。図3からよく分かるように、各爪26は細長い板状で、一端(図では下端)をL字状に形成して軸心に向かって突出した円弧状の突起26aを設けてあり、この突起26aでブーツ4の胴部4bを半径方向外側から押すようになっている。爪26の他端(図では上端)には傾斜した長孔26bを形成してある。爪26の中間部には第一のピン24を通すための貫通孔を形成してある。
【0034】
爪26は外管14の下端部外周に固定されたホルダ20に保持されている。ホルダ20は軸方向に貫通したポケット22を有し、このポケット22に爪26を収容するとともに、第一のピン24によって爪26を支持する。したがって爪26は、第一のピン24を中心にして、ブーツ押込み軸(12,14)の軸線を含む平面内で揺動可能である。爪26の長孔26bには第二のピン30が嵌まり込んでいる。第二のピン30は、外管14の外周に軸方向移動可能に嵌合したスライダ28に固定してある。長孔26bの傾斜は、長孔26bからブーツ押込み軸(12,14)の軸心までの距離が、突起26aから遠ざかるに従って短くなるような傾斜である。
【0035】
外管14の外周にカラー36を取り付け、サークリップ38で位置決めをしてある。カラー36とスライダ28との間に圧縮コイルばね34が介在し、それによりスライダ28は通常は図の下方に付勢されている。スライダ28はボルトによってリング32と一体的に連結されている。
【0036】
リング32の下面にカムフォロア40が係合している。カムフォロア40はアーム42の一端に担持されている。アーム42は、図2および図4(A)に示すように、他端にてピン43を介して回転可能にエアシリンダ44のピストンロッド45と連結され、中間部にてベースプレート18から垂下したブラケット48にピン49を介して回転可能に支持されている。エアシリンダ44は、ベースプレート18に固定したブラケット46にピン47を介して回転可能に取り付けてある。したがって、エアシリンダ44のピストンロッド45が伸長するとカムフォロア40の位置が上がり、逆に、ピストンロッド45が退入するとカムフォロア40の位置が下がる。
【0037】
長孔26bの長手方向における第二のピン30の位置によって爪26の姿勢が変化する。すなわち、図2および図3に示すように、第二のピン30が長孔26bの下端に位置するとき、爪26の上端がブーツ押込み軸(12,14)の軸心寄りに位置し、爪26の下端がブーツ押込み軸(12,14)の半径方向外側に移動する。言い換えれば、突起26aの内接円が拡開する。逆に、図5および図6に示すように、第二のピン30が長孔26bの上端に位置するとき、爪26の上端がブーツ押込み軸(12,14)の半径方向外側に移動し、爪26の下端がブーツ押込み軸(12,14)の半径方向内側に移動する。言い換えれば、突起26aの内接円が縮径する。
【0038】
爪26のかかる動作は、第二のピン30がスライダ28に固定されていることから、スライダ28の上下方向位置によってコントロールされる。上述のようにスライダ28は圧縮コイルばね34により下方に押圧されているため、スライダ28に担持された第二のピン30は爪26の長孔26bの下端に位置し、したがって、爪26は拡開した状態にある(図2、図3)。ブーツ押込み軸(12,14)が降下すると、スライダ28も一緒に降下するが、リング32がカムフォロア40に当接するやスライダ28は停止し、その後は圧縮コイルばね34に抗して、降下を続けるブーツ押込み軸(12,14)に対して相対的に後退する。その結果、スライダ28に担持された第二のピン30が長孔26bの上端側に移動するため、それに伴って爪26が閉じ始める。第二のピン30が長孔26bの上端に到達した時点で爪26の突起26aの内接円が最小となる。スライダ28のストローク、つまり、スライダ28がストッパ40と当接するまでの距離を、爪26の突起26aがブーツ4の胴部4bを半径方向外側から押して所望の弾性変形を与えるのに適した位置まで移動する量に設定しておく。
【0039】
爪26の突起26aの内接円がソケット2の外径よりも小さいか、それとほぼ同径の場合、爪26の突起26aでブーツ4の胴部4bを半径方向外側から押したままソケット2に向けてブーツ4を押すだけでは、爪26の突起26a(で押されたブーツ4の胴部4b)がソケット2の外径と干渉してそれ以上進めなくなる。とはいえ、ソケット2の外周にブーツ4の大径開口端部4aを被せるためには、爪26の突26aによってブーツ4の胴部4bを押した状態をできるだけ最後まで維持するのが望ましい。そこで、爪26(で押されたブーツ4の胴部4b)がソケット2の開口端部に差し掛かるや否や爪26の突起26aを拡開させるようにする。
【0040】
爪26のかかる拡開動作は、この実施の形態では、エアシリンダ44を含む第二の駆動装置で、カムフォロア40によるリング32との係合を解除することによって達成される。すなわち、エアシリンダ44のピストンロッド45を退入させると、アーム42が揺動してその先端に担持したカムフォロア40を降下させる。その結果、カムフォロア40と係合していたリング32も圧縮コイルばね34の作用で降下してそれと一体となったっスライダ28を降下させる。これにより、スライダ28に担持された第二のピン30が爪26の長孔26b下端側に移動し、爪26の下端つまり突起26aを拡開させる。
【0041】
次に、上述のブーツ組付け装置を用いたブーツ4の組付け方法を説明する。
【0042】
まず、図示しないパーツフィーダによってブーツ組付け工程に供給されたブーツ4を、図2および図3に示すように、上昇した待機位置にあるエアシリンダ10のピストンロッド11と軸心を一致させた状態で図示しないブーツ挿入治具上に位置決めして待機させる。このとき、ボールスタッド3aにガイドスリーブ6を被せておく。このガイドスリーブ6は、ボールスタッド3のねじ部3cよりも大径の鍔部3dと略等しい外径を有し、ねじ部3cに被せることによって、シール4の摺動を容易にし、かつ、嵌合部3eにブーツ4の小径嵌合部4dを円滑に誘導する役割を果たす。
【0043】
この状態でブーツ組付け装置を起動し、ブーツ4の組付けを開始すると、エアシリンダ10のピストンロッド11が伸長してブーツ押込み軸(12,14)を降下させ、途中に待機するブーツ4を捕捉する。ブーツ4は、ブーツ押込み軸の内軸12の先端面と外管14の内周壁面とで画成された空所13に小径開口端部4dが納まり、その肩部4cにて外管14の先端面と当接する。このとき爪26は未だ拡径状態にある。そして、ブーツ4はその肩面4cを押されながらブーツ押込み軸(12,14)と共に降下する。
【0044】
ブーツ押込み軸(12,14)が降下を続けてリング32がカムフォロア40に当接するに至ると、第二のピン30と長孔26bとの係合位置が長孔26bの下端側から上端側に移り、爪26の突起26aが縮径し始める。これにより、図5および図6に示すように、突起26aがブーツ4の胴部4bを半径方向外側から内側に向けて押す。この結果、ブーツ4の大径開口端部4aには、爪26の数と突起26aの位置に応じた非円形すなわち波状あるいは花冠状の弾性変形が発生する。
【0045】
既述のとおり、ドグ50の検出タイミングは爪26の縮径開始と一致させてある。したがって、ブーツ押込み軸(12,14)の下降運動の間にセンサ54がドグ50を検出すると、センサ54を含む制御装置によって予め設定されたプログラムに従い、エアシリンダ10に減速指令信号が送られる。これは、爪26の縮径動作を徐々に行わせることにより、ブーツ4に疵を付けることなく、ブーツ4に所望の弾性変形を確実に与えるためである。
【0046】
大径開口端部4aを弾性変形させた状態でブーツ4をソケット2に嵌め込むのであるが、ブーツ嵌め込み時における爪26の突起26aとソケット2との干渉が始まる直前に、爪26を拡径させてブーツ4の胴部4bに対する局部的な押圧を解除する。その間にもブーツ押込み軸(12,14)は降下を続けているため、ブーツ4の胴部4bに対する押圧の解除とほぼ同時にブーツ4の大径開口端部4aがソケット2の外周面に被さることとなる。
【0047】
爪26による押圧を解除するタイミングは、センサ56によってドグ52が検出された時点と一致する。すなわち、センサ56がドグ52を検出すると、センサ56を含む制御装置にて予め設定されたプログラムに従い、エアシリンダ44に作動指令信号が送られる。作動指令信号を受けたエアシリンダ44は、そのピストンロッド45を退入させることにより、アーム42を介してカムフォロア40を降下させる。その結果、圧縮コイルばね34の作用でスライダ28が押し下げられ、第二のピン30を長孔26bの下端側へ移動させる。
【0048】
このようにしてブーツ4の組付けが終了すると、ブーツ組付け工程に送り込まれる次のブーツ4の受取りに備えて、爪28を開いたままの状態で、エアシリンダ10のピストンロッド11が退入してブーツ組付け装置が元位置に復帰する。
【0049】
この後、図1に関連して既述したように、ソケット2の外周面に嵌合したブーツ4の上からサークリップ5を装着することによって、ブーツ4を組み付けたボールジョイント1が完成する(図1(G))。なお、ガイドスリーブ6はブーツ4の組み込みのためにのみ使用されるもので、ブーツ4の組込みが終了した適当な段階でボールスタッド3から取り外される。
【0050】
【発明の効果】
ブーツ4の胴部4bを複数の爪26で半径方向外側から押して、ブーツ4の大径開口端部4aを非円形すなわち波状あるいは花冠状に弾性変形させることによって、ブーツ4の大径開口端部4aの内周面が末広がり状あるいはラッパ状に広がり、かつ、局部的にソケット2の外径よりも大きな内径の部分ができるため、その部分が嵌め込み初期にソケット2の外周に被さって他の部分の嵌まり込みを先導し、ブーツ4の嵌め込みが無理なく、安定して行われる。
【0051】
また、爪26によるブーツ4の胴部4bに対する局部的な押圧を、ブーツ4の大径開口端部4aがソケット2の外周に嵌まり込む直前に解除することによって、爪26とソケット2との干渉を回避しつつ、ブーツ4の弾性変形をソケット2への嵌め込み直前まで維持して、ブーツ4の嵌め込みを確実に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブーツ組立工程のフローチャートである。
【図2】爪が拡開した状態のブーツ組付け装置の正面断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】(A)は図3のA−A断面図、
(B)は図3のB−B断面図である。
【図5】爪が縮径した状態のブーツ組付け装置の側面断面図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 ボールジョイント
2 ソケット
3 ボールスタッド
3a スタッド
3b ボール
3c ねじ部
3d 鍔部
3e 嵌合部
3f 鍔部
4 ブーツ
4a 大径開口端部
4b 胴部
4c 肩部
4d 小径開口端部
5 サークリップ
6 ガイドスリーブ
7 チャック
8 塗布ヘッド
10 エアシリンダ(第一の駆動装置)
11 ピストンロッド
12 内軸(ブーツ押込み軸)
13 軸孔
14 外管(ブーツ押込み軸)
15 空所
16 圧縮コイルばね
17 案内筒
18 ベースプレート
20 ホルダ
22 ポケット
24 第一のピン
26 爪
26a 突起
26b 長孔
27 スライダ
28 第二のピン
30 リング
34 圧縮コイルばね(負荷部材)
36 カラー
38 サークリップ
40 カムフォロア(ストッパ)
42 アーム
43 ピン
44 エアシリンダ(第二の駆動装置)
45 ピストンロッド
46 ブラケット
47 ピン
48 ブラケット
49 ピン
50 ドグ
52 ドグ
54 センサ
56 センサ

Claims (10)

  1. スタッドの一端にボールを形成したボールスタッドと、前記ボールスタッドのボールを開口内に受け入れたソケットとで構成されるワークに、前記ソケットの開口部を覆うためのブーツを組み付けるための方法であって、
    前記ブーツが合成ゴムから成形され、略円筒形状の胴部と、前記胴部の一端に形成され、ソケットの外周と嵌合する大径開口端部と、前記胴部の他端側に位置し、ボールスタッドのスタッドと嵌合する小径開口端部と、前記胴部と前記小径開口端部を連結する肩部とを有し、
    放射状に配列した複数の爪でブーツの胴部を半径方向外側から押すことにより、ソケットの外周と嵌合するブーツの大径開口端部を非円形に変形させた状態で、ブーツの肩部を軸方向に押して大径開口端部をソケットの外周に嵌め込み
    前記ブーツの胴部に対する局部的な押圧を、ソケットへのブーツ嵌め込みの開始直前に解除することを特徴とするボールジョイントのブーツ組付け方法。
  2. スタッドの一端にボールを形成したボールスタッドと、前記ボールスタッドのボールを開口内に受け入れたソケットとで構成されるワークに、前記ソケットの開口部を覆うためのブーツを組み付けるための方法であって、
    前記ブーツが合成ゴムから成形され、略円筒形状の胴部と、前記胴部の一端に形成され、ソケットの外周と嵌合する大径開口端部と、前記胴部の他端側に位置し、ボールスタッドのスタッドと嵌合する小径開口端部と、前記胴部と前記小径開口端部を連結する肩部とを有し、
    放射状に配列した複数の爪でブーツの胴部を半径方向外側から押すことにより、ソケットの外周と嵌合するブーツの大径開口端部を非円形に変形させた状態で、ブーツの肩部を軸方向に押して大径開口端部をソケットの外周に嵌め込むことからなるボールジョイントのブーツ組付け方法を実施するための装置であって、下記を包含するボールジョイントのブーツ組付け装置。
    イ.前記ボールジョイントと同軸状に配置され、軸方向移動可能なブーツ押込み軸。
    ロ. 前記ブーツ押込み軸を軸方向に移動させるための第一の駆動装置。
    ハ. 前記ブーツ押込み軸の外周に軸方向に相対移動可能に配置されたスライダ。
    ニ. 一端に前記ブーツ押込み軸の軸心側を向いた突起を有し、他端に傾斜長孔を有する爪。
    ホ. 前記ブーツ押込み軸の先端付近で、前記ブーツ押込み軸の軸線を含む平面内で揺動自在に、前記爪を支持する第一のピン。
    ヘ.前記スライダに担持され、前記爪の傾斜長孔と係合した第二のピン。
    ト.前記ブーツ押込み軸と前記スライダとの間に介在して前記スライダを先端側に押圧する負荷部材。
    チ.前記スライダの移動経路上に位置し、前記スライダと係合することにより前記スライダを前記負荷部材に抗して移動させるためのストッパ。
  3. 請求項1の方法を実施するための装置であって、下記を包含するボールジョイントのブーツ組付け装置。
    イ.前記ボールジョイントと同軸状に配置され、軸方向移動可能なブーツ押込み軸。
    ロ. 前記ブーツ押込み軸を軸方向に移動させるための第一の駆動装置。
    ハ. 前記ブーツ押込み軸の外周に軸方向に相対移動可能に配置されたスライダ。
    ニ. 一端に前記ブーツ押込み軸の軸心側を向いた突起を有し、他端に傾斜長孔を有する爪。
    ホ. 前記ブーツ押込み軸の先端付近で、前記ブーツ押込み軸の軸線を含む平面内で揺動自在に、前記爪を支持する第一のピン。
    ヘ.前記スライダに担持され、前記爪の傾斜長孔と係合した第二のピン。
    ト.前記ブーツ押込み軸と前記スライダとの間に介在して前記スライダを先端側に押圧する負荷部材。
    チ.前記スライダの移動経路上に位置し、前記スライダと係合することにより前記スライダを前記負荷部材に抗して移動させるためのストッパ。
  4. 前記ストッパを前記ブーツ押込み軸の軸線方向に移動させるための第二の駆動装置を有することを特徴とする請求項2または3のボールジョイントのブーツ組付け装置。
  5. 前記爪の解放タイミングを規制する制御装置を備えることを特徴とする請求項4のボールジョイントのブーツ組付け装置。
  6. 前記制御装置が、前記ブーツ押込み軸と連動するドグと、前記ドグを検出するためのセンサとを有し、前記センサが前記ドグを検出したとき前記第二の駆動装置に作動指令信号を送ることを特徴とする請求項5のボールジョイントのブーツ組付け装置。
  7. 前記爪の縮径動作の速度を規制する制御装置を設けたことを特徴とする請求項2、3または4のボールジョイントのブーツ組付け装置。
  8. 前記制御装置が、前記ブーツ押込み軸と連動するドグと、前記ドグを検出するためのセンサとを有し、前記センサが前記ドグを検出したとき前記第一の駆動装置に減速指令信号を送ることを特徴とする請求項7のボールジョイントのブーツ組付け装置。
  9. 前記ストッパがアームに担持されたカムフォロアで構成され、前記第二の駆動装置が、ベースプレートに固定された流体圧シリンダと、前記流体圧シリンダのピストンロッドと前記アームとを含むリンク機構とで構成されていることを特徴とする請求項4ないし8のいずれかのボールジョイントのブーツ組付け装置。
  10. 前記ブーツ押込み軸が内軸と外管とで構成され、前記内軸の先端面と前記外管の内周壁面とで、前記ブーツの小径開口端部を収容するための空所が画成されていることを特徴とする請求項ないし9のいずれかのボールジョイントの組付け装置。
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