JP4513533B2 - 基板脱落防止装置および露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステージに配置されるチャックからレチクル等の基板が脱落することを防止する基板脱落防止装置およびこの基板脱落防止装置を用いた露光装置に関する。
従来、例えば特開平11−74182号公報に開示されるように、レチクルステージの下側に静電チャックを固定し、この静電チャックの下面に形成される吸着面にレチクル(マスクともいう)を吸着させるステージ装置が知られている。
特開平11−74182号公報
しかしながら、上述したステージ装置では、静電チャックの下面にレチクルを吸着しているため、落雷等の不慮の事故により装置の電源が切れると、レチクルが自重により落下するおそれがあるという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、チャックの下面に吸着される基板が落下することを確実に防止することができる基板脱落防止装置を提供することを目的とする。また、この基板脱落防止装置を用いた露光装置を提供することを目的とする。
請求項1の基板脱落防止装置は、ステージに吸着面を下向きにして配置されるチャックの前記吸着面から基板が脱落することを防止する基板脱落防止装置であって、前記チャックの前記吸着面に前記基板を保持する弾性変形可能な保持手段と、前記保持手段を弾性変形して前記保持手段による前記基板の保持を解除する解除手段とを有することを特徴とする。
請求項2の基板脱落防止装置は、請求項1記載の基板脱落防止装置において、前記保持手段は、磁力により弾性変形可能であり、前記解除手段は、電磁石により前記保持手段を弾性変形して前記基板の保持を解除することを特徴とする。
請求項3の基板脱落防止装置は、請求項2記載の基板脱落防止装置において、前記保持手段は、前記ステージ側に上部を支持され下部に前記基板を係止する係止部を有することを特徴とする。
請求項4の基板脱落防止装置は、請求項2または請求項3記載の基板脱落防止装置において、前記電磁石は、支持部材を介して前記ステージの下方に配置されるプレートに固定されていることを特徴とする。
請求項5の基板脱落防止装置は、請求項2ないし請求項4のいずれか1項記載の基板脱落防止装置において、前記保持手段は、強磁性体からなることを特徴とする。
請求項6の基板脱落防止装置は、請求項2ないし請求項4のいずれか1項記載の基板脱落防止装置において、前記保持手段は、弾性体に強磁性体を固定してなることを特徴とする。
請求項7の基板脱落防止装置は、請求項2ないし請求項6のいずれか1項記載の基板脱落防止装置において、前記電磁石は、該電磁石に前記保持手段が接触しないように前記保持手段を吸引することを特徴とする。
請求項8の基板脱落防止装置は、請求項7記載の基板脱落防止装置において、前記電磁石に流れる電流を、前記電磁石に前記保持手段が接触しないように制御することを特徴とする。
請求項9の基板脱落防止装置は、請求項1ないし請求項8のいずれか1項記載の基板脱落防止装置において、前記基板は、EUV露光用レチクルであることを特徴とする。
請求項10の露光装置は、請求項1ないし請求項9のいずれか1項記載の基板脱落防止装置を有することを特徴とする。
本発明の基板脱落防止装置では、弾性変形可能な保持手段によりチャックの吸着面に基板を保持し、保持手段を弾性変形して保持手段による基板の保持を解除するようにしたので、チャックの下面に吸着される基板が落下することを確実に防止することができる。
本発明の露光装置では、チャックの下面に吸着される基板が落下することを確実に防止することができるため、信頼性の高い露光装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
(基板脱落防止装置の第1の実施形態)
図1は、本発明の基板脱落防止装置の第1の実施形態を示している。この実施形態では、本発明がEUV光を用いた露光装置のレチクルステージに適用される。
レチクルステージ11は、レチクルテーブル13を有している。このレチクルテーブル13は水平方向、垂直方向に移動可能とされ、水平面内で回転可能とされている。レチクルテーブル13の側面には、レチクルテーブル13の位置をレーザ光により測定するための移動鏡15が固定されている。レチクルテーブル13の下側には、静電チャック17が固定されている。静電チャック17の下面には、レチクル19を吸着する吸着面17aが形成されている。
静電チャック17の外側には、静電チャック17の吸着面17aからレチクル19が脱落することを防止する基板脱落防止装置21が配置されている。この基板脱落防止装置21は、静電チャック17の吸着面17aにレチクル19を保持する保持部材23と、保持部材23によるレチクル19の保持を解除する電磁石25とを有している。
保持部材23は、例えばステンレス等の強磁性体からなる。そして、熱処理により弾性を付与されている。保持部材23は、本体部23aと係止部23bとを有している。本体部23aの上端はレチクルテーブル13に固定されている。係止部23bは本体部23aの下部に一体形成され、レチクル19側に向けて折曲されている。そして、係止部23bの先端がレチクル19の下面に当接されレチクル19が係止される。
電磁石25は、保持部材23の外側の近傍に配置されている。そして、支持部材27を介してレチクルステージ11の下方に配置される熱泳動プレート29に固定されている。
すなわち、この実施形態では、レチクルステージ11は真空雰囲気内に配置されており、レチクルステージ11の下方には、熱泳動プレート29が配置されている。この熱泳動プレート29には冷媒が循環され所定の温度に冷却されている。このように熱泳動プレート29を冷却することにより微細な汚染物が熱泳動プレート29側に移動し、熱泳動プレート29の上側には汚染物の非常に少ない熱泳動作動領域が形成される。
静電チャック17の下方の熱泳動プレート29には固定ブラインド31が形成されている。固定ブラインド31は静電チャック17側に突出され、その中央にEUV光を通過させる穴部31aが形成されている。
保持部材23は、図2に示すように、静電チャック17の片側に2個配置され、他側に1個配置されている。片側の2個の保持部材23は、静電チャック17に吸着されるレチクル19の搬入方向Aに間隔を置いて、レチクル19の片側の辺の両側を係止する位置に配置されている。他側の保持部材23はレチクル19の他側の辺の中央を係止する位置に配置されている。片側の2個の保持部材23の外側には、2個の保持部材23に跨って1個の電磁石25(1)が配置され、他側の保持部材23の外側には1個の電磁石25(2)が配置されている。
上述したレチクルステージ11では、図3に示すように、電磁石25の電源をオンにすると、保持部材23が弾性変形して電磁石25に吸着する。そして、この状態で、搬送アーム33によりレチクル19を静電チャック17の吸着面17aの下方に搬送する。この実施形態では、レチクル19の下面(反射面)の汚染を防止するために、レチクル19をクリーンフィルタポッド(CFP)の下板35に載置した状態で搬送アーム33により搬送する。そして、レチクル19の上面を静電チャック17の吸着面17aに当接した状態で、静電チャック17の電源をオンにしレチクル19を吸着する。
静電チャック17へのレチクル19の吸着後に、搬送アーム33により下板35を所定の待機位置に搬送する。
この状態で電磁石25の電源をオフにする。これにより電磁石25による保持部材23の吸着が解除され保持部材23が弾性変形する。そして、図4に示すように、保持部材23の係止部23bの先端がレチクル19の下面に当接しレチクル19を係止する。そして、この状態で露光が行われる。
露光の終了後に、図5に示すように、搬送アーム33により下板35をレチクル19の下方に搬送する。この状態で電磁石25の電源をオンにすると、保持部材23が弾性変形して電磁石25に吸着する。そして、下板35をレチクル19の下面に当接した状態で、静電チャック17の電源をオフにする。これにより、下板35にレチクル19が載置され、搬送アーム33によりレチクル19が回収される。
上述した基板脱落防止装置21では、磁力により弾性変形可能な保持部材23により静電チャック17の吸着面17aにレチクル19を保持し、電磁石25により保持部材23を弾性変形して保持部材23によるレチクル19の保持を解除するようにしたので、静電チャック17の下面に吸着されるレチクル19が落下することを確実に防止することができる。
そして、例えば落雷等の不慮の事故により静電チャック17の電源が切れた場合にも、保持部材23により静電チャック17の吸着面17aにレチクル19が確実に保持されるため、レチクル19が自重により落下することを確実に防止することができる。
(基板脱落防止装置の第2の実施形態)
図6は本発明の基板脱落防止装置の第2の実施形態を示している。
なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、電磁石25に流れる電流が、電磁石25に保持部材23が接触しないように制御される。
図6は、この実施形態を概略的に示すもので、電磁石25には、電磁石25のコイル37の磁界を検出するホール素子39が配置されている。ホール素子39からの検出信号はコンパレータ41を介して制御器43に出力される。そして、制御器43により電磁石25に印加される電圧Vを制御することにより電磁石25に流れる電流iが制御される。
すなわち、電磁石25のオン時に、制御器43は電磁石25に印加される電圧Vを徐々に増大する。これにより電磁石25に流れる電流iが増大し保持部材23が電磁石25に吸引される。保持部材23が電磁石25に接近すると誘磁率が増大しホール素子39で検出される磁界の大きさが増大する。保持部材23が電磁石25に許容距離Δまで接近すると磁界の大きさが予め定められた所定の大きさになる。この磁界の大きさがホール素子39で検出され、コンパレータ41により制御器43による電圧Vの増大が停止される。従って、保持部材23は電磁石25に許容距離Δだけ接近した位置で停止し、電磁石25に接触することが防止される。
この実施形態においても第1の実施形態と略同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、電磁石25に流れる電流iを、電磁石25に保持部材23が接触しないように制御したので、電磁石25への保持部材23の接触により生じる汚染物の発生を無くすことができる。
(保持部材の変形例)
上述した実施形態の保持部材23を、例えば、図7、図8、図9に示すように構成しても良い。
図7では、保持部材45の本体部45aと係止部45bとが弾性を有する樹脂により一体形成され、本体部45aの電磁石25側にステンレス等からなる強磁性体47が固定されている。そして、電磁石25により強磁性体47が吸引され本体部45aが弾性変形する。
図8では、保持部材49の本体部49aと係止部49bとが弾性を有する板バネ状のバネ部49cを介して連結されている。また、係止部49bが強磁性体からなる。そして、電磁石25により係止部49bが吸引されバネ部49cが弾性変形する。
図9では、保持部材51の本体部51aと係止部51bとがコイルスプリング53を介して連結されている。また、係止部51bが強磁性体からなる。そして、電磁石25により係止部51bが吸引されコイルスプリング53が弾性変形する。
(露光装置の実施形態)
図10は、図1のレチクルステージ11を用いたEUV光リソグラフィシステムを模式化して示している。なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付している。この実施形態では、露光の照明光としてEUV光が用いられる。EUV光は0.1〜400nmの間の波長を持つもので、この実施形態では特に1〜50nm程度の波長が好ましい。投影像は像光学系システム101を用いたもので、ウエハ103上にレチクル19によるパターンの縮小像を形成するものである。
ウエハ103上に照射されるパターンは、レチクルステージ11のレチクルテーブル13の下側に静電チャック17を介して配置されている反射型のレチクル19により決められる。この反射型のレチクル19は、上述した搬送アーム33によって搬入および搬出される。また、ウエハ103はウエハステージ105の上に載せられている。典型的には、露光はステップ・スキャンによりなされる。
露光時の照明光として使用するEUV光は大気に対する透過性が低いので、EUV光が通過する光経路は、適当な真空ポンプ107を用いて真空に保たれた真空チャンバ106に囲まれている。またEUV光はレーザプラズマX線源によって生成される。レーザプラズマX線源はレーザ源108(励起光源として作用)とキセノンガス供給装置109からなっている。レーザプラズマX線源は真空チャンバ110によって取り囲まれている。レーザプラズマX線源によって生成されたEUV光は真空チャンバ110の窓111を通過する。
レーザ源108は紫外線以下の波長を持つレーザ光を発生させるものであって、例えば、YAGレーザ、エキシマレーザが使用される。レーザ源108からのレーザ光は集光され、ノズル112から放出されたキセノンガス(キセノンガス供給装置109から供給されている)の流れに照射される。キセノンガスの流れにレーザ光を照射するとレーザ光がキセノンガスを十分に暖め、プラズマを生じさせる。レーザで励起されたキセノンガスの分子が低いエネルギ状態に落ちる時、EUV光の光子が放出される。
放物面ミラー113は、キセノンガス放出部の近傍に配置されている。放物面ミラー113はプラズマによって生成されたEUV光を集光する。放物面ミラー113は集光光学系を構成し、ノズル112からのキセノンガスが放出される位置の近傍に焦点位置がくるように配置されている。EUV光は放物面ミラー113の多層膜で反射し、真空チャンバ110の窓111を通じて集光ミラー114へと達する。集光ミラー114は反射型のレチクル19へとEUV光を集光、反射させる。EUV光は集光ミラー114で反射され、レチクル19の所定の部分を照明する。すなわち、放物面ミラー113と集光ミラー114はこの装置の照明システムを構成する。
レチクル19は、EUVを反射する多層膜とパターンを形成するための吸収体パターン層を持っている。レチクル19でEUV光が反射されることによりEUV光は「パターン化」される。パターン化されたEUV光は投影システム101を通じてウエハ103に達する。
この実施形態の像光学システム101は、凹面第1ミラー115a、凸面第2ミラー115b、凸面第3ミラー115c、凹面第4ミラー115dの4つの反射ミラーからなっている。各ミラー115a〜115dにはEUV光を反射する多層膜が備えられている。
レチクル19により反射されたEUV光は第1ミラー115aから第4ミラー115dまで順次反射されて、レチクルパターンの縮小(例えば、1/4、1/5、1/6)された像を形成する。像光学系システム101は、像の側(ウエハ103の側)でテレセントリックになるようになっている。
レチクル19は可動のレチクルステージ11によって少なくともX−Y平面内で支持されている。ウエハ103は、好ましくはX,Y,Z方向に可動なウエハステージ105によって支持されている。ウエハ103上のダイを露光するときには、EUV光が照明システムによりレチクル19の所定の領域に照射され、レチクル19とウエハ103は像光学系システム101に対して像光学システム101の縮小率に従った所定の速度で動く。このようにして、レチクルパターンはウエハ103上の所定の露光範囲(ダイに対して)に露光される。
露光の際には、ウエハ103上のレジストから生じるガスが像光学システム101のミラー115a〜115dに影響を与えないように、ウエハ103はパーティション116の後ろに配置されることが望ましい。パーティション116は開口116aを持っており、それを通じてEUV光がミラー115dからウエハ103へと照射される。パーティション116内の空間は真空ポンプ117により真空排気されている。このように、レジストに照射することにより生じるガス状のゴミがミラー115a〜115dあるいはレチクル19に付着するのを防ぐ。それゆえ、これらの光学性能の悪化を防いでいる。
この実施形態の露光装置では、静電チャック17の下面に吸着されるレチクル19が落下することを確実に防止することができるため、信頼性の高い露光装置を得ることができる。すなわち、レチクル19の落下による部品接触による汚染の発生を確実に防止することができる。また、レチクル19が落下すると真空雰囲気を一度破壊する必要があり復帰に多大な時間が必要になるが、このような時間を不要にすることができる。
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上述した実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような形態でも良い。
(1)上述した実施形態では、電磁石25を支持部材27を介して熱泳動プレート29に固定した例について説明したが、例えば、レチクルステージ11側に取り付けても良い。
(2)上述した実施形態では、保持部材23を電磁石25により弾性変形した例について説明したが、例えば、機械的な機構により弾性変形しても良い。
(3)上述した基板脱落防止装置の第2の実施形態では、電磁石25に流れる電流iを、電磁石25に保持部材23が接触しないように制御した例について説明したが、例えば、予め電磁石25に保持部材23が接触しないような印加電圧Vを求め、この電圧Vを電磁石25に印加するようにしても良い。
(4)上述した実施形態では、保持部材23を3個配置した例について説明したが、4個以上配置しても良い。
(5)上述した実施形態では、熱泳動プレート29の固定ブラインド31の上方で静電チャック17にレチクル19を吸着させた例について説明したが、例えば静電チャック17と固定ブラインド31との間隙が狭い場合にはレチクルステージ11を固定ブラインド31から外れた位置に移動させて静電チャック17にレチクル19を吸着させるようにしても良い。
(6)上述した実施形態では、EUV光を用いた投影露光装置の例を説明したが、その他、荷電粒子線、i線、g線、KrF、ArF、F2等を用いた露光装置にも適用することができる。
本発明の基板脱落防止装置の第1の実施形態を示す説明図である。 図1のレチクルステージを下方から見た説明図である。 図1のレチクルステージへのレチクルの搬入状態を示す説明図である。 図1のレチクルステージにレチクルを保持した状態を示す説明図である。 図1のレチクルステージからのレチクルの搬出状態を示す説明図である。 本発明の基板脱落防止装置の第2の実施形態を示す説明図である。 保持部材の変形例を示す説明図である。 保持部材の変形例を示す説明図である。 保持部材の変形例を示す説明図である。 本発明の露光装置の一実施形態を示す説明図である。
符号の説明
11 レチクルステージ
13 レチクルテーブル
17 静電チャック
17a 吸着面
19 レチクル
21 基板脱落防止装置
23,45,49,51 保持部材
23a 本体部
23b 係止部
25 電磁石
29 熱泳動プレート

Claims (10)

  1. ステージに吸着面を下向きにして配置されるチャックの前記吸着面から基板が脱落することを防止する基板脱落防止装置であって、
    前記チャックの前記吸着面に前記基板を保持する弾性変形可能な保持手段と、
    前記保持手段を弾性変形して前記保持手段による前記基板の保持を解除する解除手段と、
    を有することを特徴とする基板脱落防止装置。
  2. 請求項1記載の基板脱落防止装置において、
    前記保持手段は、磁力により弾性変形可能であり、
    前記解除手段は、電磁石により前記保持手段を弾性変形して前記基板の保持を解除することを特徴とする基板脱落防止装置。
  3. 請求項2記載の基板脱落防止装置において、
    前記保持手段は、前記ステージ側に上部を支持され下部に前記基板を係止する係止部を有することを特徴とする基板脱落防止装置。
  4. 請求項2または請求項3記載の基板脱落防止装置において、
    前記電磁石は、支持部材を介して前記ステージの下方に配置されるプレートに固定されていることを特徴とする基板脱落防止装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項記載の基板脱落防止装置において、
    前記保持手段は、強磁性体からなることを特徴とする基板脱落防止装置。
  6. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項記載の基板脱落防止装置において、
    前記保持手段は、弾性体に強磁性体を固定してなることを特徴とする基板脱落防止装置。
  7. 請求項2ないし請求項6のいずれか1項記載の基板脱落防止装置において、
    前記電磁石は、該電磁石に前記保持手段が接触しないように前記保持手段を吸引することを特徴とする基板脱落防止装置。
  8. 請求項7記載の基板脱落防止装置において、
    前記電磁石に流れる電流を、前記電磁石に前記保持手段が接触しないように制御することを特徴とする基板脱落防止装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項記載の基板脱落防止装置において、
    前記基板は、EUV露光用レチクルであることを特徴とする基板脱落防止装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項記載の基板脱落防止装置を有することを特徴とする露光装置。
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