JP4513531B2 - クランクシャフトのプレート取付構造 - Google Patents

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本発明は、内燃機関のクランクシャフトの回転角度を検出するためのシグナルプレートの取付構造に関する。
自動車用の内燃機関では、クランクシャフトの回転角度を検出するために、このクランクシャフトにシグナルプレートが取り付けられる。このシグナルプレートの外周には信号検出部としての多数の歯部が設けられ、回転センサにより上記の歯部を検出することにより、回転体の回転角度を演算するようになっている。このようなシグナルプレートは一般的にはクランクプーリ直後に装着されることが多いが、例えば特許文献1に開示されているように、コスト低減や軽量化及びスペース効率の向上等の目的で、クランクシャフトの最後尾のクランクアーム及びバランスウエイトにシグナルプレートを装着するものも知られている。
特開平8−109949号公報
バランスウエイト(平衡錘)は、一般的に、クランクシャフトの軸心に対してクランクピンと反対側に配置され、クランクアームのクランクピン近傍の部分よりも周方向に十分に幅広となっている。従って、シグナルプレートを固定するための複数の固定ボルトを周方向にほぼ均等に配置しようとすると、典型的には特許文献1に記載されているように、その固定部(固定位置)はバランスウエイトの周方向両端近傍の2箇所の第1固定部と、クランクアームのクランクピン近傍の一箇所の第2固定部と、の合計三箇所となる。
しかしながら、このような三点止めの構成では、以下のような課題があることを見い出した。つまり、三点止めの構成では2つの第1固定部のそれぞれと一つの第2固定部とを結ぶ2つのスパン(弧の長さ)が長くなる傾向にあるので、その共振周波数が低くなり、エンジン常用回転域での共振による振動入力が問題となることに加え、典型的には同じ長さである両スパンが一つの第2固定部を節として共有する形となるので、2つのスパンで連成する共振、いわゆる羽ばたき現象を生じ易い。特に、機関燃焼時にはクランクピンに対して非常に大きな燃焼圧が作用することから、上記の第2固定部を基点とする連成した共振が大きくなる傾向にある。更に、クランク軸方向視で第2固定部が高い燃焼圧の作用するクランクピンの範囲内に位置していると、この第2固定部及びその周囲、特に第2固定部に近接するプレート外周縁部に応力が集中し、この部位の強度不足を生じ易く、非常に高い剛性・強度が求めれる。
本発明は、これらの課題に鑑みてなされたものであって、特定部位への応力集中を有効に緩和し、かつ、強度・剛性の向上と振動低減効果とを高いレベルで実現可能な新規なクランクシャフトのプレート取付構造を提供するものである。
外周に複数の信号検出部が設けられたシグナルプレートが複数の固定部でクランクシャフトに固定される。上記シグナルプレートは、クランクシャフトのジャーナルが貫通可能する中央孔を有する略リング状をなしている。上記クランクシャフトは、ジャーナル及びクランクピンと、両者を接続するクランクアームと、このクランクアームに一体に形成され、クランクシャフトの軸心に対してクランクピンの反対側に位置し、上記クランクアームよりも周方向に幅広なバランスウエイトと、を有する。そして、上記固定部が、バラン
スウエイトの周方向両端に位置する複数の第1固定部と、クランクアームの中でクランクピン近傍に位置する複数の第2固定部と、の4つの固定部を含んでおり、上記第2固定部がクランクピンから外れた位置に配置されるように、上記シグナルプレートが取り付けられるクランクアームには、クランクピンに対して周方向に張り出したボス部が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、上述した三点止めの構成に比して、特定部位への応力集中を有効に緩和し、かつ、強度・剛性の向上と振動低減効果とを高いレベルで実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明する。図1〜5は、本発明に係るクランクシャフトのプレート取付構造を、直列4気筒の内燃機関に適用した実施例を示している。なお、必要に応じて#1〜#4気筒に対応する構成には参照符号の後に#1〜#4を付記している。
図4にも示すように、クランクシャフト10には、4つの#1〜#4気筒に対応して4本のクランクピン12#1〜#4と、各気筒間及び気筒端に対応して5つのジャーナル14と、が交互に設けられている。ジャーナル14は、図示せぬブラケットを介してシリンダブロックに回転可能に支持されるもので、クランクシャフト10の軸心である中心軸線11上に配置される。クランクピン12#1〜#4は、図示せぬコネクティングロッド及びピストンピンを介して燃焼圧を受けるピストンに連係されており、クランクシャフトの中心軸線11から偏心して配置されている。なお、クランクピン12やジャーナル14には給油孔13が開口形成されている。また、クランクシャフト10の後端にはドライブプレートやフライホイール(図示省略)が取り付けられるフランジ部15が設けられている。
クランクピン12とジャーナル14とは合計8本のクランクアーム18により接続されている。幾つか(この実施例では半数)のクランクアーム18には、各気筒に対応して合計4つのバランスウエイト16#1〜#4が一体的に形成されている。バランスウエイト16は、重量的に平衡させるために、クランクシャフト10の中心軸線11に対してクランクピン12と反対側に配置され、クランクアーム18のクランクピン近傍の部分よりも周方向に幅広な形状となっている。従って、このバランスウエイト16が一体に設けられたクランクアーム18は、全体としていわゆる瓢箪型の形状をなしている。
機関最後尾の#4気筒に対応するクランクアーム18#4及びバランスウエイト16#4の機関後方側の側面には、後述する環状のシグナルプレート26が取り付けられるプレート溝20が凹設されているとともに、固定ボルト36のねじ部が嵌合・螺合する雌ねじが形成された合計4つのボルト孔22と、シグナルプレート26の位置決め用のノックピンが嵌合するピン孔24と、が形成されている。
図5にも示すように、シグナルプレート26は、中央にクランクシャフト10の機関最後尾のジャーナル14及びフランジ部15が貫通・挿通可能な中央孔30が貫通形成された円環状をなす薄板状の本体29と、この本体29の円形をなす外周より略直角に折曲する起立片部27と、により大略構成されており、この起立片部27の先端に、信号検出部として多数の歯部28が間欠的に形成されていて、これらの歯部28が周知の回転センサ(図示省略)により検出される。この回転センサの信号に基づいてクランクシャフト10の回転角度・位置が演算される。このシグナルプレート26の本体29には、主として軽量化のために2つのバランス孔31及び2つの軽量孔32が形成されているとともに、上記のノックピンが嵌合するピン孔34と固定ボルト36が貫通する4つの貫通孔37とが貫通形成されている。
このシグナルプレート26は、4箇所の固定部(固定位置)41,42において、固定部品としての固定ボルト36によりクランクシャフト10における機関最後尾のクランクアーム18#4及びバランスウエイト16#4の側面に締結・固定される。つまり、固定ボルト36のねじ部をプレート26の貫通孔37を通してボルト孔22に嵌合・螺合して、固定ボルト36を締め付けることにより、固定ボルト36の頭部とクランクアーム18#4及びバランスウエイト16#4の機関後方側の側面との間にシグナルプレート26が共締め固定される。
図1にも示すように、上記の固定部41,42は、バランスウエイト16#4の周方向両端近傍に位置する2つの第1固定部41と、クランクアーム18#4におけるクランクピン12#4近傍であって、その周方向両端近傍に位置する2つの第2固定部42と、に分類される。第2固定部42は、その貫通孔37、ボルト孔22及び固定ボルト36を含めて、図1に示すクランク軸方向視でクランクピン12#4から外れた位置に配置されており、つまりクランクピン12#4の周方向両側に配置されている。このように第2固定部42をクランクピン12#4から外れた位置に配置するために、シグナルプレート26が取り付けられるクランクアーム18#4には、他のクランクアームとは異なり、固定ボルト36が嵌合するボス部46がクランクピン12#4から離れる方向に周方向に張出形成されている。つまり、クランクアーム18は主として軽量化・コンパクト化のために基本的にはクランクピン12よりも僅かに大径な半円筒形状となっているが、シグナルプレート26が取り付けられるクランクアーム18#4については第2固定部42をクランクピン12から離間させるべくボス部46が設けられている。
図6は、金属製のシグナルプレート26における歯部28の近傍を拡大して示している。同図に示すように、隣り合う2つの歯部28の間の溝部分には、複合湾曲面形状をなす歯底部50が形成されている。この歯底部50は、一つの第1湾曲部51と、2つの歯部28の直線状をなす側部53と第1湾曲部51とを滑らかに接続する2つの第2湾曲部52と、により構成されている。第1湾曲部51は所定の第1湾曲率R1で湾曲しており、第2湾曲部52は所定の第2湾曲率R2で湾曲しており、両者は接線54と接する部位で滑らかに接続している。
そして、第1湾曲部51の第1湾曲率R1が、第2湾曲部52の第2湾曲率R2よりも十分に大きく設定されている。つまり、第1湾曲部51は第2湾曲部52に比して曲率が小さく、歯部28と歯底部50との隅角(コーナー)部に位置する第2湾曲部52は第1湾曲部51に比して曲率が大きくなっている。このように歯底部50は直線部のない複合湾曲形状をなしている。この実施例では第1湾曲率R1が第2湾曲率R2の約6倍に設定されている。
次に、上記実施例の特徴的な構成及び作用効果について説明する。
(1)外周に複数の信号検出部(歯部)28が設けられたシグナルプレート26が複数の固定部41,42でクランクシャフト10に固定される。シグナルプレート26は、クランクシャフト10のジャーナル14が貫通可能な中央孔30を有する略リング状をなしている。クランクシャフト10は、ジャーナル14とクランクピン12とを接続するクランクアーム18と、クランクアーム18に一体に形成され、クランクシャフト10の軸心11に対してクランクピン12の反対側に位置し、クランクアーム18よりも周方向に幅広なバランスウエイト16と、を有している。上記の固定部41,42は、バランスウエイト16の周方向両端に位置する複数の第1固定部41と、クランクアーム18の中でクランクピン12近傍に位置する複数の第2固定部42と、の少なくとも4つを含んでいる。
図8及び図9において、(A)はクランクアームに2つの第2固定部42が設けられた四点支持の本実施例を、(B)はクランクアームに第2固定部42’が一つのみ設けられた三点支持の比較例に対応している。本実施例のような四点支持構造によれば、三点支持構造の比較例に比して、第1固定部41と第2固定部42との間の弧の長さつまりスパン(距離)L1が短くなるので共振周波数が高くなり、より具体的には、機関実用回転域である共振次数10次以下の共振周波数を実質的に排除することができる。このため、ロバスト性の高い設計を実施することが可能となる。
また、図8及び図9に示すように比較例では2つの第1固定部41のそれぞれと一つの第2固定部42’との間の2つのスパンL1’が一つの第2固定部42’を節として共有しているので、2つのスパンL1’で連成した共振を生じ易く、第2固定部42’の近傍、特にプレートの外周縁部43に応力が集中し、この部分43の強度・剛性の確保が非常に困難である。これに対して本実施例では、スパンL1自体が短くなることに加え、両スパンL1による応力集中部が2つの第2固定部42に分散されるので、特定部位43への応力の集中が緩和され、強度・剛性の確保が容易となる。このように本実施例によれば、特定部位への応力集中を有効に緩和し、強度・剛性の向上及び振動低減効果を高いレベルで実現することができる。
(2)機関燃焼時にはクランクピンに対して非常に大きな燃焼圧が作用するので、比較例のように1つの第2固定部42’がクランクピンの範囲内に配置されていると、この第2固定部42’の周囲、特にプレート外周縁部43に更に応力が集中する傾向にある。これに対して本実施例では、図1に示すように、第2固定部42がクランクピン12#4に対して周方向に外れた位置に配置されるように、シグナルプレート26が取り付けられるクランクアーム18#4には、そのクランクピン12#4に対して周方向に張り出したボス部46が設けられている。このように2つの第2固定部42を、大きな燃焼圧が作用するクランクピン12#4から外れた位置に配置することができるので、上記の燃焼圧に起因する特定部位への応力集中を更に効果的に低減・回避することができる。
(3)シグナルプレート26が取り付けられるクランクアーム18#4及びバランスウエイト16#4の側面には、シグナルプレート26が嵌合するプレート溝20が凹設されている。従って、クランクシャフト10の軸方向寸法の増加を招くことなくシグナルプレート26をクランクシャフト10に直付けすることができるとともに、シグナルプレート26分の重量の増加をプレート溝20により吸収・相殺することができる。つまり、シグナルプレート26を実質的にバランスウエイトの一部として機能させることができる。
(4)シグナルプレート26の外周に、略直角に折曲する起立片部27が設けられており、この起立片部27の先端に上記信号検出部としての歯部28が形成されている。従って、起立片部27のない構造、つまり板状のプレートの外周に歯部が直接形成されているものに比して、プレート外周縁部43への応力集中に起因する亀裂や破損を回避するための強度・剛性の確保が更に容易となる。
(5)仮に図10の(A)〜(C)に示す参考例のように、一つの固定部42’を節とする2つのスパンL1’が同じ長さであると、両スパンL1’の部位が同位相で共振する、いわゆる羽ばたき現象により共振を増大させるおそれがある。これに対して本実施例では図10(D)に示すように、第1固定部41と第2固定部42との間の第1スパンL1が、2つの第1固定部41間の第2スパンL2及び2つの第2固定部42間の第3スパンL3とは異なる長さに設定されている。従って、一つの固定部(節)を挟む2つのスパンの長さが異なることとなり、上記の羽ばたき現象を生じるおそれがなく、これに起因する振動の増大を招くことがない。
(6)図1に示すように、クランクシャフト10の軸心11とクランクピン12#4の軸心とを結ぶクランク基準線44に対して同じ側に位置する第1固定部41と第2固定部42との中央位置に、それぞれ周方向に延びるバランス孔31が形成されている。このように、両固定部41,42間のスパンL1における振動の腹となる中央部にバランス孔41を設定することにより、軽量化に加えて、スパンL1での振動における実質的な質量を軽減して、その周波数を高めることができ、共振周波数の次数を有効に高めることができる。
(7)固定部41,42は、典型的には上記実施例のように、シグナルプレート26の貫通孔37を貫通するとともにクランクシャフト10のボルト孔22に嵌合する固定ボルト36を含んでいる。
(8)図6に示すように歯底部50が直線部のない複合湾曲形状をなしており、第1湾曲部51の第1湾曲率R1が、第2湾曲部52の第2湾曲率R2よりも十分に大きく設定されている。このため、例えば図7に示すように歯底部50に直線部55が設けられた比較例に比して、共振時に歯底部50の特定部位に集中する応力を15%〜30%と著しく低減できることができる。すなわちシグナルプレート26の歯底部50における応力集中を有効に緩和して、このシグナルプレート26の信頼性・耐久性を著しく向上することができる。
以上のように本発明を具体的な実施例に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形・変更を含むものである。例えば、本発明は上記実施例のような直列4気筒の内燃機関に限らず、V型6気筒等の他の形式の内燃機関にも適用できる。また、固定部は上記の4箇所に限らず5箇所以上としても良い。
本発明の一実施例に係るクランクシャフトへのシグナルプレートの取付構造を示す平面図。 図1からシグナルプレートを省略したクランクシャフトの平面図。 上記実施例のクランクシャフトへのシグナルプレートの取付構造を示す斜視図。 図3からシグナルプレートを省略した斜視図。 上記実施例のシグナルプレートを単体で示す斜視図。 本実施例のシグナルプレートの歯部の近傍を示す要部拡大図。 比較例に係るシグナルプレートの歯部の近傍を示す要部拡大図。 (A)が本実施例に係る四点支持構造、(B)が比較例に係る三点支持構造に対応する平面図。 本実施例(A)及び比較例(B)に係る共振モードの説明図。 参考例(A)〜(C)及び本実施例(D)に係る固定部間のスパンを示す説明図。
符号の説明
10…クランクシャフト
12…クランクピン
14…ジャーナル
16…バランスウエイト
18…クランクアーム
26…シグナルプレート
28…歯部(信号検出部)
30…中央孔
36…固定ボルト
41…第1固定部
42…第2固定部
46…ボス部

Claims (6)

  1. 外周に複数の信号検出部が設けられたシグナルプレートを複数の固定部でクランクシャフトに固定するクランクシャフトのプレート取付構造において、
    上記シグナルプレートは、クランクシャフトのジャーナルが貫通可能な中央孔を有する略リング状をなしており、
    上記クランクシャフトは、ジャーナル及びクランクピンと、両者を接続するクランクアームと、このクランクアームに一体に形成され、クランクシャフトの軸心に対してクランクピンの反対側に位置し、上記クランクアームよりも周方向に幅広なバランスウエイトと、を有し、
    上記固定部は、バランスウエイトの周方向両端に位置する複数の第1固定部と、クランクアームの中でクランクピン近傍であってその周方向両端近傍に位置する複数の第2固定部と、を含み、
    上記第2固定部がクランクピンから外れた位置に配置されるように、上記シグナルプレートが取り付けられるクランクアームには、クランクピンに対して周方向に張り出したボス部が設けられていることを特徴とするクランクシャフトのプレート取付構造。
  2. 上記シグナルプレートが取り付けられるクランクアーム及びバランスウエイトの側面には、上記シグナルプレートが嵌合するプレート溝が凹設されていることを特徴とする請求項1に記載のクランクシャフトのプレート取付構造。
  3. 上記シグナルプレートの外周に、略直角に折曲する起立片部が設けられており、この起立片部の先端に上記信号検出部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクランクシャフトのプレート取付構造。
  4. 上記第1固定部と第2固定部との間の第1スパンが、2つの第1固定部間の第2スパン及び2つの第2固定部間の第3スパンとは異なる長さに設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のクランクシャフトのプレート取付構造。
  5. 上記第1固定部と第2固定部との間の中央位置に、周方向に延びるバランス孔が形成されていることを特徴とする請求項に記載のクランクシャフトのプレート取付構造。
  6. 上記固定部が、シグナルプレートの貫通孔を貫通するとともにクランクシャフトのボルト孔に嵌合する固定ボルトを含んでいることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のクランクシャフトのプレート取付構造。
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