JP4513050B2 - 自動変速機 - Google Patents

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Description

本発明は車両の自動変速機に関するものである。
車両の動力伝達装置は変速段が多い方が燃費性能及び走行性能の点で好ましが単一の変速機では変速段に限界がある。そこで、主変速機と副変速機とを設けて変速段を多くした自動変速機が普及しつつある。このような自動変速機においては、単一の変速機を搭載した自動変速機に副変速機とこれを油圧制御する主変速機用のものとは別のバルブボディをアドオン(Add On)、すなわち、追加して搭載するための設計が必要となり、自動変速機のレイアウトについていくつかの工夫が必要とされる。副変速機用のバルブボディのレイアウトについては、例えば、特許文献1に記載の構造が提案されている。
特開平5−332449号
上述した通り、自動変速機を主変速機と副変速機とで構成する場合、副変速機用のバルブボディが必要となる他、副変速機を設けることで装置の重量が増加したり、当該副変速機が設けられるカウンタ軸に対する負荷が増加するため、副変速機周辺のハウジングの補強が必要となる。しかし、バルブボディの追加の他にハウジングの補強を行うと自動変速機が大型化する傾向にあり、そのコンパクト化が図りずらい。また、一般に油圧制御の油圧応答性の観点からバルブボディと変速機との間の連絡油路はできるだけ短くすることが好ましく、副変速機用のバルブボディは副変速機の近傍に配設されることが望ましい。
従って、本発明の目的は、ハウジングの強度向上と副変速機に対するバルブボディからの連絡油路の短縮化とを図りつつ、自動変速機のコンパクト化を図ることにある。
本発明によれば、車幅方向に配設される入力軸に設けられた主変速機と、前記入力軸と平行に配設されたカウンタ軸に設けられた副変速機と、前記カウンタ軸と平行に配設されるドライブ軸に回転力を伝達する差動装置と、前記主変速機と前記副変速機と前記差動装置とを収容したハウジングと、前記副変速機の油圧制御を行うバルブボディと、を備え、前記入力軸と前記カウンタ軸と前記ドライブ軸との位置関係が、車両の前方から後方へ向かって、前記入力軸、前記カウンタ軸、前記ドライブ軸の順に設定されると共に、前記カウンタ軸の位置が前記ドライブ軸よりも車高方向に高い位置に設定された自動変速機において、前記バルブボディの収容室が、前記カウンタ軸と前記ドライブ軸との谷間部分であって、前記差動装置における前記ドライブ軸の一方の取付口及び当該一方の取付口に挿入される前記ドライブ軸の車高方向上方に配設され、前記ハウジングのうち、前記副変速機の側壁部分に一体に設けられると共に、前記バルブボディの収容室を画定する周壁を構成するリブを備え、前記リブが、前記カウンタ軸の軸方向に沿う上辺部と、前記上辺部の一方の端部に接続され、前記一方の取付口に取り付けられるドライブ軸側の第1側辺部と、前記上辺部の他方の端部に接続された第2側辺部と、を含み、前記第1側辺部は、下方に伸びる途中から前記一方の取付口へ向かって傾斜していることを特徴とする自動変速機が提供される。
本発明では、前記ハウジングのうち、前記副変速機の側壁部分に前記リブが一体に設けられるので当該副変速機周辺のハウジングの強度を向上することができる。また、前記リブが前記バルブボディの収容室を画定する周壁を構成することで、当該バルブボディが前記副変速機近傍に配置され、連絡油路の短縮化を図ることができると共に、当該リブを前記バルブボディの収容室の周壁としても併用することで自動変速機のコンパクト化を図ることができる。従って、本発明は、ハウジングの強度向上と副変速機に対するバルブボディからの連絡油路の短縮化とを図りつつ、自動変速機のコンパクト化を図ることができる。また、前記第1側辺部を下方に伸びる途中から傾斜させることにより、車両の前方側からドライブ軸の取り付け作業を行う作業者から見て、前記一方の取付口の視認性がよくなり、ドライブ軸の取付作業の作業性を向上できる。
この場合、前記第1側辺部及び前記第2側辺部の下端部を相互に接続することで、前記リブの輪郭を無端とすることが望ましい。前記リブの輪郭を無端とすることで、幾何学的に当該リブの強度が向上し、よって前記ハウジングの強度が向上する。
この場合、更に、前記バルブボディの構成部品のうち、その幅がより大きな構成部品が前記上辺部側に配設されるように前記バルブボディを構成することが望ましい。この構成により前記バルブボディの収容室の形状に即した前記バルブボディの装着が可能となる。
また、前記リブに取り付けられる、前記バルブボディの収容室の蓋体が、前記カウンタ軸及び前記ドライブ軸の双方の軸線を通る平面と、略平行となるように前記バルブボディの収容室が構成されていることが望ましい。この構成により、車両後方側への前記バルブボディの収容室の突き出しを少なくすることができ、前記自動変速機のコンパクト化をより図ることができる。
以上述べた通り、本発明によれば、ハウジングの強度向上と副変速機に対するバルブボディからの連絡油路の短縮化とを図りつつ、自動変速機のコンパクト化を図ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る自動変速機Aの外観斜視図、図2(a)は自動変速機Aを車両前方側を正面とした場合の右側面図、図2(b)は背面図である。自動変速機Aは、車幅方向に型割され、ハウジング部材11a及び11bを図示の合わせ面にて組合わせて構成されるハウジング10を備える。このハウジング10は、大別すると、トルクコンバータ収容部12と主変速機収容部13と副変速機収容部14と差動装置収容部15とを備える。差動装置収容部15には、左前輪用のドライブ軸の取付口15a及び右前輪用のドライブ軸の取付口15bがそれぞれ形成されている。ハウジング10の下部にはオイルパン17が取り付けられており、ここには自動変速機A内の各機構を潤滑等する作動油が蓄積される。ここで、図5を参照して自動変速機Aの内部機構の例について簡単に説明する。図5は自動変速機Aの内部機構のスケルトン図である。
自動変速機Aは、トルクコンバータ収容部12に収容されたトルクコンバータ120と、主変速機収容部13に収容された主変速機130と、副変速機収容部14に収容された副変速機140と、差動装置収容部15に収容された差動装置150と、を備える。トルクコンバータ120はエンジン100の出力軸から出力される回転力を入力軸131に伝達する。主変速機130は入力軸131上に設けられており、2つの遊星歯車機構132及び133の組合せでなり、入力軸131と遊星歯車機構132のサンギヤとの間にフォワードクラッチ134aが、入力軸131と遊星歯車機構133のサンギヤとの間にリバースクラッチ134bが、入力軸131と遊星歯車機構133のピニオンキャリヤとの間に3−4クラッチ136がそれぞれ備えられている。2−4ブレーキ137は遊星歯車機構133のサンギヤを固定する。遊星歯車機構132のリングギヤと遊星歯車機構133のピニオンキャリヤとが連結され、これらとハウジング10との間にローリバースブレーキ138及びワンウェイクラッチ139が配置されている。遊星歯車機構132のピニオンキャリヤと遊星歯車機構133のリングギヤとが連結され、これらに出力ギヤ135が接続されている。
副変速機140は、カウンタ軸141上に設けられており、単一の遊星歯車機構142でなり、出力ギヤ135と噛み合う入力ギヤ143がそのリングギヤに連結され、主変速機130からの回転駆動力が伝達されるように構成されている。遊星歯車機構142のサンギヤとピニオンキャリアの間には直結クラッチ144が備えられ、サンギヤとハウジング10との間に減速ブレーキ145及びワンウェイクラッチ146が配置されている。そして、遊星歯車機構142のピニオンキャリアがカウンタ軸141に連結されており、副変速機140の出力が出力ギヤ147から差動装置150の入力ギヤ152を介して差動装置150に入力され、左右のドライブ軸151にそれぞれ駆動力が伝達され、差動装置150はドライブ軸151に回転駆動力を付勢することになる。
次に、図1及び図2に戻り、各軸131、141及び151の位置関係について説明する。同図において、軸線d1、d2及びd3はそれぞれ入力軸131、カウンタ軸141及びドライブ軸151の軸線を示している。また、各軸131、141及び151については図2(a)においてその位置が破線でのみ示されており、特にドライブ軸151の自動変速機A外部に露出する部分については図示を省略している。まず、入力軸131は車両の車幅方向に配設されており、カウンタ軸141及びドライブ軸151は入力軸131と平行に配設されている。つまり、これら3つの軸は相互に平行な位置関係にある。更に、これらの3つの軸は、車両の前方から後方へ向かって、入力軸131、カウンタ軸141、ドライブ軸151の順に設定されると共に、カウンタ軸141の位置がドライブ軸151よりも車高方向に高い位置に設定されている。また、本実施形態の場合、入力軸131は車高方向に見てカウンタ軸141とドライブ軸151との間の高さに配設されている。なお、これらの相対的な位置関係は主変速機140、副変速機150及び差動装置150を構成する歯車の寸法関係及び自動変速機Aの配置スペースの制約等によりレイアウトされることになるが、本実施形態のように副変速機140からの出力を差動装置150の差動歯車機構に直接入力する、一般的な設計によれば、副変速機140よりも下方に差動装置が位置することになるのが通常であるため、カウンタ軸141はドライブ軸151よりも車高方向に高い位置に配設され、また、入力軸131はドライブ軸151と車高方向に高い位置か同レベルの位置に配設されることになる。
次に、バルブボディ収容室16の構成について説明する。主変速機130及び副変速機140について油圧制御により変速段を切り換える場合、各変速機についてそれぞれ油圧制御用のバルブボディが必要となる。この点、主変速機130のバルブボディについてはオイルパン17内に収容されるのが普通であり、本実施形態の場合もオイルパン17内に収容した場合を想定している。しかし、副変速機140用のバルブボディについては、オイルパン17内に収容するにはオイルパン17内のスペースが足りないのが普通であり、また、本実施形態のように副変速機140を車高方向に高い位置に配設し、オイルパン17を底部に配設した場合、オイルパン17内に副変速機140用のバルブボディを収容すると油路が長くなり油圧応答性が劣る。一方、本実施形態の自動変速機Aのように主変速機130及び副変速機140を搭載した自動変速機では、主変速機のみの旧来の自動変速機の設計をベースとして副変速機をアドオンした形で設計される。このため、副変速機の追加によりカウンタ軸周辺の剛性を高める必要がありハウジングを補強することが必要である。
本実施形態では、このような要請のいずれをも満たすべく、副変速機140用のバルブボディを収容するバルブボディ収容室16の周壁を副変速機140周辺のハウジング10を補強するリブとして形成し、更に、バルブボディが副変速機140近傍に設けられる構成を採用している。図1及び図2を参照して、バルブボディ収容室16は、当該収容室を画定する周壁部161と周壁部161の端面に固定される蓋部162とから構成されており、副変速機収容部14の側方(自動変速機Aの背面側)において差動装置15の取付口15a及びこれに取り付けられるドライブ軸151の上方に配設されている。バルブボディ収容室16の構成について、更に図3及び図4も参照して説明する。図3(a)及び(b)は、蓋部162が取り付けられる周壁部161の端面を示す、図2(a)の線XXに沿う断面図であり、図3(a)はバルブボディ200を取り外した状態を、図3(b)はバルブボディ200を取り付けた状態をそれぞれ示す。また、図4は図3(b)の線YYに沿う断面図である。図3(a)及び(b)においてハッチングで示す部分が蓋部162の取付面となる周壁部161の端面であり、蓋部162を取り付けるためのボルトが螺合する複数のねじ穴161aが設けられている。
周壁部161は、ハウジング10のハウジング部材11aのうち、副変速機収容部14を構成する周壁部分1400と一体にリブ状に形成されており、図3(a)に示すように周壁部分1400がバルブボディ収容室16の底壁として併用されている。このように周壁部分1400に一体にリブ状に周壁部161を構成することで、副変速機収容部14におけるハウジング10の剛性を高め、副変速機140を設けたことによる重量増加やカウンタ軸141に対する負荷の増加に対応してハウジング10を補強することができる。また、図3(b)及び図4に示すようにバルブボディ200が副変速機140の直ぐ隣に配置されるので、作動油の油路の短縮化が図れ、油圧応答性が劣ることはない。なお、図3(a)において穴1401は副変速機収容部14の内部空間とバルブボディ収容室16の内部空間とを連通させるための穴であり、副変速機140の駆動により当該副変速機140から飛散する作動油をこの穴1401を介してバルブボディ収容室16内への流入を許容し、当該作動油をバルブボディ200を冷却するために用いるためのものである。3つの穴1402は、バルブボディ200から副変速機140へ供給される作動油が通過する油路の入口穴であり、穴1403はバルブボディ200へ供給される作動油が通過する油路の出口穴である。ボルト穴1404はバルブボディ200を固定するためのボルトの取り付け穴である。
さて、周壁部161は、カウンタ軸141の軸方向に沿う上辺部161bと、上辺部161bの左端部に接続された左側(取付口15aに取り付けられるドライブ軸側の側辺部161cと、上辺部161bの右端部に接続された右側(取付口15bに取り付けられるドライブ軸側の側辺部161dと、から構成され、側辺部161c及び161の下端部がそれぞれ接続される。ここで、左側の側辺部161c下方に伸びる途中から取付口15aへ向かって傾斜する傾斜部分161c’を有する。このように傾斜部分161c’を設けたのは取付口15aにドライブ軸151を取り付ける際に、取付口15aの視認性を高めることにある。ドライブ軸151は自動変速機Aを車両に搭載した後に取り付けられることになるが、自動変速機Aを車両に搭載すると、車両の左右のボディー等の存在により、作業者は自動変速機Aの正面側(車両の前方側)の右斜め上方から取付口15aを視認してドライブ軸151を取り付けることになる。しかし、本実施形態でも採用するように、一般に取付口15aは自動変速機Aの側面から車幅方向に奥まった位置に配設され、更に、本実施形態のようにカウンタ軸141とドライブ軸151との谷間部分にバルブボディ収容室16が形成されると、バルブボディ収容室16の陰に取付口15aが隠れるような形となり、取付口15aが見えづらい場合がある。そこで、本実施形態では、傾斜部分161c’を設けることで、取付口15aがバルブボディ収容室16の陰に隠れないように構成し、作業者によるドライブ軸151の取付作業の作業性向上を図っている。一方、このような傾斜部分161c’を設けると共に、本実施形態では側辺部161c及び161dの下端部を相互に接続することで、周壁部161の輪郭が無端の略三角形状となり、周壁部161が閉空間を構成している。このため、例えば、単に直線状の補強リブを周壁部分14aに設けた場合よりも幾何学的に剛性が高まり、ハウジング10の剛性を一層高めることができる。
次に、本実施形態におけるバルブボディ200は、油圧の振動を吸収するアキュームレータ201と、副変速機140の変速段の切り換えを行うために油路を切り換えるバルブ202と、作動油の油圧を制御するデューティーソレノイド(高速ON−OFF電磁弁)203と、バルブ202のスプールを移動させるON−OFFソレノイド204と、から構成される。そして、一般にはデューティーソレノイド203やON−OFFソレノイド204のような電子部品よりも、アキュームレータ201やバルブ202のような機械部品の方が、大きさが大きく、幅がある。一方、本実施形態の場合、バルブボディ収容室16の輪郭が略三角形をなしている。そこで、本実施形態では、図3(b)及び図4に示すように、バルブボディ200の構成部品のうち、より幅が大きいアキュームレータ201やバルブ202を周壁部151の上辺部161b側に、これらよりも幅が小さいデューティーソレノイド203やON−OFFソレノイド204を下方に、それぞれ配設されるように、バルブボディ200を構成している。こうすることで、バルブボディ202がバルブボディ収容室16に即した形状となり、バルブボディ収容室16をよりコンパクト化することができる。
また、本実施形態では以下に述べるように、自動変速機Aの背面側(車両後方側)へのバルブボディ収容室16の突き出しを少なくするように構成している。ここで、一般には、衝突事故等の場合における客室の損傷を軽減するため、自動変速機の背面側の突き出しを少なくして自動変速機と客室との間の空間をより多くとることが望ましい。本実施形態による自動変速機Aの構成の場合、バルブボディ収容室16の配設部位が自動変速機Aの背面側となり、車両の客室側に面した位置となるが、図4に示すように、車高方向においてバルブボディ収容室16がカウンタ軸141の軸線とドライブ軸151の軸線d3との双方を通る平面S1と略平行に向けて配設されている。より具体的には、蓋部162の表面の向きを示す平面S3と平面S1とが略平行となるように構成されており、鉛直方向からθ(本例では約20度程度)の傾きを持っている。更に、本実施形態では周壁部161の端面を示す平面S2も平面S1と略平行に構成されており、更に、バルブボディ200の取付面もこれと略平行に構成されている。
このような構成により、少なくともバルブボディ収容室16の上方部分において客室側への突き出しが少なくなり、バルブボディ200を追加したことによる自動変速機Aの背面側への突き出し量を軽減し、自動変速機Aのコンパクト化をより一層図ることができる。
本発明の一実施形態に係る自動変速機Aの外観斜視図である。 (a)は自動変速機Aを車両前方側を正面とした場合の右側面図、(b)は背面図である。 (a)及び(b)は、蓋部162が取り付けられる周壁部161の端面を示す、図2(a)の線XXに沿う断面図であり、(a)はバルブボディ200を取り外した状態を、(b)はバルブボディ200を取り付けた状態をそれぞれ示す。 図3(b)の線YYに沿う断面図である。 自動変速機Aの内部機構のスケルトン図である。
符号の説明
A 自動変速機
10 ハウジング
16 バルブボディ収容室
130 主変速機
131 入力軸
140 副変速機
141 カウンタ軸
150 差動装置
151 ドライブ軸
161 周壁部(リブ)
161b 上辺部
161c’ 傾斜部分
162 蓋部
200 バルブボディ

Claims (4)

  1. 車幅方向に配設される入力軸に設けられた主変速機と、
    前記入力軸と平行に配設されたカウンタ軸に設けられた副変速機と、
    前記カウンタ軸と平行に配設されるドライブ軸に回転力を伝達する差動装置と、
    前記主変速機と前記副変速機と前記差動装置とを収容したハウジングと、
    前記副変速機の油圧制御を行うバルブボディと、を備え、
    前記入力軸と前記カウンタ軸と前記ドライブ軸との位置関係が、車両の前方から後方へ向かって、前記入力軸、前記カウンタ軸、前記ドライブ軸の順に設定されると共に、前記カウンタ軸の位置が前記ドライブ軸よりも車高方向に高い位置に設定された自動変速機において、
    前記バルブボディの収容室が、前記カウンタ軸と前記ドライブ軸との谷間部分であって、前記差動装置における前記ドライブ軸の一方の取付口及び当該一方の取付口に挿入される前記ドライブ軸の車高方向上方に配設され、
    前記ハウジングのうち、前記副変速機の側壁部分に一体に設けられると共に、前記バルブボディの収容室を画定する周壁を構成するリブを備え、
    前記リブが、前記カウンタ軸の軸方向に沿う上辺部と、前記上辺部の一方の端部に接続され、前記一方の取付口に取り付けられるドライブ軸側の第1側辺部と、前記上辺部の他方の端部に接続された第2側辺部と、を含み、
    前記第1側辺部は、下方に伸びる途中から前記一方の取付口へ向かって傾斜していることを特徴とする自動変速機。
  2. 前記リブに取り付けられる、前記バルブボディの収容室の蓋体が、前記カウンタ軸及び前記ドライブ軸の双方の軸線を通る平面と、略平行となるように前記バルブボディの収容室が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機。
  3. 前記第1側辺部及び前記第2側辺部の下端部を相互に接続することで、前記リブの輪郭を無端としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動変速機。
  4. 前記バルブボディの構成部品のうち、その幅がより大きな構成部品が前記上辺部側に配設されるように前記バルブボディを構成したことを特徴とする請求項3に記載の自動変速機。
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