JP4513041B2 - アンモニア回生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンモニア回生装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、電子産業分野で常用されているRCA洗浄工程で発生するSC1洗浄廃液などのアンモニアと過酸化水素を含有する混合廃液から、アンモニアを再利用するために回収するアンモニア回生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
RCA洗浄におけるSC1洗浄液の組成は、NH4OH:H22:H2O=1:1:5から1:1:100にまでわたっている。SC1洗浄液は、2〜3回洗浄に用いると、微粒子や重金属などの不純物イオンなどが混入するために、廃棄される。廃棄されたSC1洗浄廃液は、濃厚な状態で廃棄物業者に引き取らせて処分するか、他の排水で混合希釈したのち、排水処理設備を用いて、硝化脱窒や、触媒分解などの方法で処理されている。
しかしながら、ISO14000を取得する工場が増えていることや、電子産業で使用される薬品は高純度品であり、使用済みの廃液であっても不純物の含有量はそれ程多くないことから、SC1洗浄廃液を廃棄処理するのではなく、この廃液からアンモニアを回収し、精製したのち再利用を行うための装置が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、電子産業分野で常用されているRCA洗浄工程で発生するSC1洗浄廃液などのアンモニアと過酸化水素を含有する混合廃液から、アンモニアを再利用するために回収するアンモニア回生装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、SC1洗浄廃液を触媒反応塔に通水して過酸化水素を分解除去したのち、逆浸透膜を備えた膜分離手段に通水して不純物を除去し、さらにNH4形強酸性イオン交換樹脂塔に通水して重金属イオンを除去することにより、不純物の少ないアンモニア水を回収し得ることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)アンモニアと過酸化水素を含有する廃液からアンモニアを回収する装置であって、触媒反応塔、逆浸透膜を備えた膜分離手段及びNH4形強酸性イオン交換樹脂塔を有し、この順に通水処理することを特徴とするアンモニア回生装置、
(2)NH4形強酸性イオン交換樹脂塔の後段に、精密ろ過膜又は限外ろ過膜を備えた膜分離手段を有する第1項記載のアンモニア回生装置、
(3)アンモニアと過酸化水素を含有する廃液を貯留する原水タンク及び触媒反応塔処理水を原水タンクへ循環させる循環手段を有する第1項記載のアンモニア回生装置、
(4)触媒反応塔に通水する廃液を加熱する手段及び逆浸透膜に通水する触媒反応塔処理水を冷却する手段を有する第1項記載のアンモニア回生装置、
(5)触媒反応塔に通水する廃液を40〜80℃に加熱する手段及び逆浸透膜に通水する触媒反応塔処理水を35℃以下に冷却する手段を有する第4項記載のアンモニア回生装置、及び、
(6)逆浸透膜を備えた膜分離手段が、2以上の逆浸透膜を直列に接続した膜分離手段である第1項記載のアンモニア回生装置、
を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のアンモニア回生装置は、アンモニアと過酸化水素を含有する廃液からアンモニアを回収する装置であって、触媒反応塔、逆浸透膜を備えた膜分離手段及びNH4形強酸性イオン交換樹脂塔を有し、この順に通水処理する装置である。本発明装置は、電子産業分野で常用されているRCA洗浄工程で発生するSC1洗浄廃液などのアンモニアと過酸化水素を高濃度に含有する廃液から、過酸化水素その他の不純物を除去してアンモニアを回収するために好適に使用することができる。
本発明装置の触媒反応塔に充填する触媒としては、例えば、白金、パラジウム、酸化マンガン(IV)、酸化コバルト(III)などの過酸化水素の分解を促進する触媒を挙げることができる。これらの中で、白金は、強度が大きく不純物の溶出が少ないので、好適に用いることができる。触媒の形状に特に制限はないが、金網型の触媒は、被処理液との接触面積を有効に確保できるので好ましく、白金の金網、ステンレス鋼の金網に白金をメッキした触媒などを特に好適に用いることができる。
本発明装置において、アンモニアと過酸化水素を含有する廃液を触媒反応塔に通水すると、液温25℃、空間速度5〜20h-1の条件で、単流分解率は90%程度となり、さらに、液温を40〜80℃に上昇すると、単流分解率は95%程度に向上する。したがって、本発明装置においては、触媒反応塔に通水する廃液を40〜80℃に加熱する手段を設け、過酸化水素の分解率を高めることが好ましい。
【0006】
本発明装置においては、アンモニアと過酸化水素を含有する廃液を貯留する原水タンクと触媒反応塔処理水を原水タンクへ循環させる循環手段を設け、廃液を循環処理することが好ましい。廃液を循環処理して、廃液中の過酸化水素の濃度を1mg/L以下とすることにより、回収水の水質を高めるとともに、逆浸透膜、NH4形強酸性イオン交換樹脂などの劣化を防止することができる。廃液の循環処理から、後段の逆浸透膜への通水処理への切り換えは、あらかじめ過酸化水素の濃度を測定することにより、過酸化水素の濃度が1mg/Lになるまでの必要時間を算出し、これに安全時間を加えた時間を設定して、この時間を切り換えタイマー時間として用いることができ、あるいは、循環分岐点の前に過酸化水素モニターを備え、モニターの計測結果が1mg/L以下になったとき、循環処理から後段の逆浸透膜への通水に切り換えることもできる。
本発明装置においては、逆浸透膜に通水する触媒反応塔処理水を冷却し、35℃以下として逆浸透膜に通水することが好ましい。触媒反応塔処理水の温度を35℃以下として逆浸透膜に通水することにより、逆浸透膜の強度や寿命を維持することができ、安定した処理水質を得ることができる。
本発明装置に用いる逆浸透膜の材質は、アルカリ劣化を受けないものを適用することができ、例えば、ポリアミド、スルホン化ポリエーテルスルホンなどを挙げることができる。本発明装置に用いる逆浸透膜モジュールに特に制限はなく、例えば、スパイラル型、中空糸型、平面膜型、管状膜型などを挙げることができる。アンモニアは、pH10.5以上の水中においては、ほぼ100%近くがNH3として存在し、NH3は逆浸透膜を透過するので、過酸化水素を分解除去した触媒反応塔処理水を逆浸透膜に通水することにより、アンモニアを水中に保持したまま、不純物であるアニオン性物質、カチオン性物質、重金属類などを除去することができる。直列に接続する逆浸透膜が多いほど不純物の除去率は高くなるが、通常は逆浸透膜を2段に接続することにより不純物イオンなどの95%以上を除去することができるので、装置のコストなどを考慮すると、逆浸透膜の2段直列接続が好ましい。
【0007】
本発明装置において、NH4形強酸性イオン交換樹脂塔に充填するイオン交換樹脂は、NH4 +形とした強酸性カチオン交換樹脂である。逆浸透膜を備えた膜分離手段の透過水をNH4形強酸性イオン交換樹脂塔に通水することにより、残存する重金属などの微量の不純物イオンをイオン交換作用によりNH4 +イオンに置換し、いわゆる重金属のポリッシングを行うことができる。NH4形強酸性イオン交換樹脂塔に通水することにより、流出水中の不純物イオンを0.1μg/L以下とすることができる。
本発明装置は、NH4形強酸性イオン交換樹脂塔の後段に精密ろ過膜又は限外ろ過膜を備えた膜分離手段を設けることが好ましい。NH4形強酸性イオン交換樹脂塔の流出水を、精密ろ過膜又は限外ろ過膜を備えた膜分離手段に供給して膜を透過させることにより、水中に残存する微粒子を除去することができる。NH4形強酸性イオン交換樹脂塔の流出水に含まれる微粒子及び回収アンモニア水に要求される水質を考慮して、精密ろ過膜又は限外ろ過膜を選択することができる。
【0008】
図1は、本発明のアンモニア回生装置の一態様の工程系統図である。アンモニアと過酸化水素を含有するSC1洗浄廃液を原水タンク1に貯留し、ポンプ2により触媒反応塔3に通水し、触媒反応塔処理水を循環配管4を経由して原水タンクへ循環させる。触媒反応塔処理水の過酸化水素濃度が所定の値まで低下したとき、触媒反応塔への通水を停止し、触媒反応塔処理水をポンプ5により昇圧して第1の逆浸透膜モジュール6に供給し、さらに第1の逆浸透膜モジュールの透過水を第2の逆浸透膜モジュール7に供給する。第1の逆浸透膜モジュールの濃縮水は、ブロータンク8へ抜き出し、第2の逆浸透膜モジュールの濃縮水は、原水タンクへ返送する。第2の逆浸透膜モジュールの透過水は、NH4形強酸性イオン交換樹脂塔9へ通水してポリッシングを行う。さらに、NH4形強酸性イオン交換樹脂塔の流出水を精密ろ過膜又は限外ろ過膜を備えた膜分離装置10に供給し、膜を透過させることにより、水中に残存する微粒子を除去する。
図2は、本発明装置の他の態様の工程系統図である。本態様の装置は、原水タンク1にサーミスター11とヒーター12を備え、原水タンクに貯留されたアンモニアと過酸化水素を含有する廃液を所定の温度に加熱し、また、第1の逆浸透膜モジュール6の前段に熱交換器13を設けて、逆浸透膜モジュールへの供給水を所定の温度まで冷却する。
図3は、本発明装置の他の態様の工程系統図である。本態様の装置は、原水タンク1と触媒反応塔3の間に熱交換器14を設けて、触媒反応塔に通水する廃液を所定の温度まで加熱し、また、第1の逆浸透膜モジュール6の前段に熱交換器13を設けて、逆浸透膜モジュールへの供給水を所定の温度まで冷却する。
本発明装置を用いることにより、従来、廃棄物として業者引き取り又は排水処理されていた廃液の50%以上を減容することができる。そのために、排水処理設備の中で、アンモニア処理部を小型化することができる。また、回収したアンモニアは、再利用又は他への転用により活用して、環境保全に寄与することができる。
【0009】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。
なお、実施例において、過酸化水素は過マンガン酸カリウム滴定法、アンモニウムイオン(NH4 +)はJIS K 0101、亜硝酸イオン(NO2 -)及び硝酸イオン(NO3 -)はイオンクロマトグラフィー、シリカ(SiO2)、鉄(Fe)、クロム(Cr)及びニッケル(Ni)はHR−ICPMSにより定量し、微粒子数はJIS K 0554により測定した。
実施例1
SC1洗浄廃液を原水として、図2に示す工程により処理を行った。SC1洗浄廃液の水質は、pH10.8、過酸化水素3,000mg/L、アンモニウムイオン2,060mg/L、シリカ1.1mg/L、亜硝酸イオン6.62mg/L、硝酸イオン3.77mg/L、鉄0.7μg/L、クロム10μg/L、ニッケル4μg/L、粒径0.2μm以上の微粒子200個/Lであった。
白金メッキした線径0.4mmのステンレス鋼網1Lを充填した触媒反応塔に、水温25℃の原水を5L/hで通水したとき、塔より流出する触媒反応塔処理水の過酸化水素は258mg/Lであり、過酸化水素除去率は91%であった。通水速度を10L/h、20L/hとしたとき、塔より流出する触媒反応塔処理水の過酸化水素は、それぞれ324mg/L、370mg/Lであり、過酸化水素除去率は、それぞれ89%、88%であった。
原水を48℃に加熱して、通水速度20L/hで触媒反応塔に通水したとき、塔より流出する触媒反応塔処理水の過酸化水素は190mg/Lであり、過酸化水素除去率は94%であった。さらに、原水を72℃に加熱して、通水速度20L/hで触媒反応塔に通水したとき、塔より流出する触媒反応塔処理水の過酸化水素は120mg/Lであり、過酸化水素除去率は96%であった。
原水水温、空間速度、触媒反応塔処理水の過酸化水素濃度、過酸化水素除去率を、第1表に示す。
【0010】
【表1】
Figure 0004513041
【0011】
原水タンクにSC1洗浄廃液50Lを入れて72℃に加熱し、通水速度20L/hで触媒反応塔に通水し、塔より流出する触媒反応塔処理水を原水タンクへ循環させる処理を12時間行った。12時間後の過酸化水素は1mg/L以下であり、過酸化水素除去率は99.9%以上であった。また、アンモニウムイオン2,060mg/L、シリカ970μg/L、亜硝酸イオン6.62mg/L、硝酸イオン3.77mg/Lであった。
この触媒反応塔処理水を25℃まで冷却して、直列に接続した逆浸透膜モジュール[日東電工(株)、TC10]2基に入口圧1.5MPaで供給した。第1の逆浸透膜モジュールを透過した水の水質は、pH11.5、アンモニウムイオン2,060mg/L、シリカ5.72μg/L、亜硝酸イオン1.24mg/L、硝酸イオン0.72mg/Lであり、シリカの除去率99.4%、亜硝酸イオンの除去率81.3%、硝酸イオンの除去率80.9%であった。第2の逆浸透膜モジュールを透過した水の水質は、pH11.6、アンモニウムイオン2,060mg/L、シリカ2.91μg/L、亜硝酸イオン0.28mg/L、硝酸イオン0.18mg/Lであり、シリカの除去率99.7%、亜硝酸イオンの除去率95.8%、硝酸イオンの除去率95.2%であった。また、第2の逆浸透膜モジュール透過水中の重金属は、鉄0.3μg/L、クロム0.1μg/L以下、ニッケル0.1μg/L以下であった。
逆浸透膜モジュールへの供給水、第1の逆浸透膜モジュール透過水、第2の逆浸透膜モジュール透過水の水質及び各不純物の除去率を、第2表に示す。
【0012】
【表2】
Figure 0004513041
【0013】
第2の逆浸透膜モジュール透過水を、NH4形強酸性イオン交換樹脂[三菱化学(株)、SK10]1Lを充填したイオン交換樹脂塔に、通水速度20L/hで通水した。イオン交換樹脂塔の流出水中の重金属は、鉄0.1μg/L以下、クロム0.1μg/L以下、ニッケル0.1μg/L以下であった。また、粒径0.2μm以上の微粒子を、20個/L含んでいた。
NH4形強酸性イオン交換樹脂塔への供給水と流出水の重金属濃度を、第3表に示す。
【0014】
【表3】
Figure 0004513041
【0015】
さらに、このイオン交換樹脂塔の流出水を、限外ろ過膜モジュール[(株)クラレ、キャラクターC−02−A]に全量通水で供給した。限外ろ過膜を透過した水中の粒径0.2μm以上の微粒子数は、1個/L以下であった。
限外ろ過膜への供給水と透過水の微粒子数を、第4表に示す。
【0016】
【表4】
Figure 0004513041
【0017】
【発明の効果】
本発明のアンモニア回生装置を用いることにより、電子産業分野などで発生するアンモニアと過酸化水素を含有する混合廃液から、過酸化水素、シリカ、重金属、微粒子などの不純物を除去して、純度の高いアンモニアを回収し、再利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明装置の一態様の工程系統図である。
【図2】図2は、本発明装置の他の態様の工程系統図である。
【図3】図3は、本発明装置の他の態様の工程系統図である。
【符号の説明】
1 原水タンク
2 ポンプ
3 触媒反応塔
4 循環配管
5 ポンプ
6 第1の逆浸透膜モジュール
7 第2の逆浸透膜モジュール
8 ブロータンク
9 NH4形強酸性イオン交換樹脂塔
10 膜分離装置
11 サーミスター
12 ヒーター
13 熱交換器
14 熱交換器

Claims (6)

  1. アンモニアと過酸化水素を含有する廃液からアンモニアを回収する装置であって、触媒反応塔、逆浸透膜を備えた膜分離手段及びNH4形強酸性イオン交換樹脂塔を有し、この順に通水処理することを特徴とするアンモニア回生装置。
  2. NH4形強酸性イオン交換樹脂塔の後段に、精密ろ過膜又は限外ろ過膜を備えた膜分離手段を有する請求項1記載のアンモニア回生装置。
  3. アンモニアと過酸化水素を含有する廃液を貯留する原水タンク及び触媒反応塔処理水を原水タンクへ循環させる循環手段を有する請求項1記載のアンモニア回生装置。
  4. 触媒反応塔に通水する廃液を加熱する手段及び逆浸透膜に通水する触媒反応塔処理水を冷却する手段を有する請求項1記載のアンモニア回生装置。
  5. 触媒反応塔に通水する廃液を40〜80℃に加熱する手段及び逆浸透膜に通水する触媒反応塔処理水を35℃以下に冷却する手段を有する請求項4記載のアンモニア回生装置。
  6. 逆浸透膜を備えた膜分離手段が、2以上の逆浸透膜を直列に接続した膜分離手段である請求項1記載のアンモニア回生装置。
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