JP4512517B2 - ポリオレフィン製造用重合装置及びそれを用いたポリオレフィンの製造方法 - Google Patents
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Description
また、重合様式による分類としては、連続的に固体触媒成分とモノマー成分や有機アルミニウム成分などを反応系に投入し、重合したポリマー粒子を連続的に取り出す連続重合法、固体触媒成分や必要な原料成分一式をまとめて反応器に仕込んで反応させ、重合が終了したのちに系外へ取り出すバッチ重合法、そして、触媒成分はバッチ式に仕込む一方で重合反応の進行に並行して原料などを反応器へ供給するセミバッチ重合法などがある。
これらの技術に関しては、既に各種文献等で詳細に説明され(例えば、非特許文献1参照。)、また、セミバッチ重合法によるプロピレン共重合体の製造方法が実施例に記載されている(例えば、特許文献1参照。)。
このようなオレフィン類の重合においては、樹脂としての加工特性や製品の各種物性を制御するために、複数のモノマー成分を用いた共重合や、水素を連鎖移動剤として用いた分子量の調節が行われている。また、これらの反応性成分濃度や、重合温度、圧力を段階的に変化させる、いわゆる多段重合も広く行われている。これらの手法により、単一の重合条件では得られない分子量分布や樹脂組成分布の調整が可能となり、オレフィン系樹脂が幅広い加工法や用途に賞用される一因となっている。
日本化学会編"重合プロセス技術 1994"
本発明におけるオレフィン重合用の遷移金属成分を含む固体触媒成分としては、マグネシウム、チタン、ハロゲン及び電子供与成分を含有するものや三塩化チタンを主成分とするチーグラー系触媒、および適当な担体を用いたメタロセン系触媒を挙げることができる。これらの固体触媒成分は、一般には粒子径が1ミクロンから3000ミクロン、好ましくは5ミクロンから1000ミクロンの範囲に制御される。
また、これらの固体触媒成分は、少量のモノマーで予備重合した、予備重合済みの固体触媒成分を好適に用いることができる。
本発明の重合装置に用いる固体触媒成分以外の原料は、重合体を構成する原料のオレフィン成分、助触媒或いは触媒毒となる水分や活性化合物を不活性化する成分として用いる有機金属化合物、分子量制御剤、立体規則性改良や粒子性状制御、可溶性成分の制御、分子量分布の制御等を目的とする各種添加剤が使用される。
本発明のポリオレフィン製造用重合装置は、重合反応に使用する各原料の組成を任意に変更可能な原料供給系(1)、原料供給系から供給される原料が重合するための重合反応器系(2)および重合反応器系からの原料パージ系(3)から構成される。
図で重合装置の構成を説明する。図1は、本発明の重合装置の基本構成の考え方を説明する概略図である。図1において、(1)は原料供給系、(2)は重合反応器系、(3)は原料パージ系をそれぞれ示す。
原料供給系(1)は、モノマーや助触媒、炭化水素溶媒、ドナーに代表される重合添加成分、および分子量調節剤としての水素等(図1中、原料A〜D…として示す。)の原料供給系であり、重合反応系(2)に連続的に供給される。各原料の供給ラインには、流量を任意に制御するためのコントロールバルブや流量を検出するための流量計を設置してもよい。また、供給流体が液体の場合には、流量の脈動が反応系への影響が無視できる限りにおいて、プランジャーポンプのような容積式ポンプによって供給することもできる。これらの原料供給ラインには、重合反応条件の制御に対応して、熱交換器や調圧弁を設けることにより、予め所定の温度や圧力となるよう、制御を行うことが可能である。
これらの中でも、反応温度を制御するためのジャケットと攪拌機構を備えた槽型反応器、導入される原料が実質的に気体である固気流動層反応器、または導入される原料が実質的に液体である固液流動層反応器が好ましい。
また、そのような細かい目開きサイズのフィルターは、ガスの透過がしにくいため、たとえば、フィルター表面における流体の透過線速を下げるために可能な限りフィルター表面積を上げる形状、たとえば円錐形状、を採用したり、攪拌翼によってフィルター表面に流れを起こさせ閉塞を防止するなどの手法が例示できる。
さらにまた、一般に、メッシュサイズを小さくすることは、単体での強度を低下させることになるため、異なったメッシュサイズのスクリーンを何層かに積層し、これを加熱圧着させた焼結金属フィルターを用いるとより好ましい。
反応器系へ導かれた原料は、反応器中において一部が反応によって消費され、消費分を除いた原料が固体粒子の導出を防止する機構を経て反応器外へ導かれ、原料パージ系(3)へ送られる。
図2は、攪拌機を備えた槽型反応器にフィルターを装着した例である。図2においては、固体触媒成分2が攪拌機つき槽型反応器3に供給され、他の原料成分は1から槽型反応器3に供給され、反応器3内で生成したポリマー粒子及び固体触媒成分は、フィルター4で流出が防止され、未反応原料等がライン5で回収される。
図3は、ガスもしくは液の出口部にフィルターを設けた流動層反応器の例である。図3においては、固体触媒成分2が流動層反応器3に供給され、他の原料成分は1を経て流動層反応器3の下部から供給され、流動層反応器3内で生成したポリマー粒子及び固体触媒成分は、フィルター4で流出が防止され、未反応原料等がライン5で回収され、さらに、循環ガス圧縮機もしくは循環ポンプ6を用い原料供給系にリサイクルされる。
本発明の重合装置を用いたオレフィンの重合プロセスにおいては、ヘキサンやヘプタンに代表される不活性溶媒を使用するスラリー重合、液化状態にあるモノマー成分中で重合を行うバルク重合、および、実質的に液体の存在しない気化モノマー環境下で重合を行う気相重合等が適用できる。ただし、いずれの場合でも、生成したポリマーは、固体粒子の形態を保持することが可能な反応条件が採用される。
図4中、(b)〜(d)は、原料の平均滞留時間が異なった各ケースにおいて、重合反応器中の成分Xの濃度がどのように応答するのかをモデル的に計算した結果を示したものである。
図4(b)は、原料の平均滞留時間が十分に短ければ(平均滞留時間=0.05H)、反応器中の成分Xの濃度は、短時間で原料系中の濃度によく追随するようになる。
図4(c)は、原料の平均滞留時間が少し長くなれば(平均滞留時間=0.1H)、反応器中の成分Xの濃度の原料系中の濃度への追随は少し遅れる。
図4(d)は、原料の平均滞留時間が長くなると(平均滞留時間=0.3H)、反応器中の成分Xの濃度は、原料系における成分Xの濃度を急激に変えても、徐々に変化することになる。
(1)イオン交換性層状珪酸塩粒子の粒径測定
レーザー回折・散乱式粒子径分布測定装置(堀場製作所社製「LA−920」)を使用して測定した。造粒前のスラリーのイオン交換性層状珪酸塩の測定は、水を分散媒として用い、屈折率1.32、形状係数1.0として粒径分布および平均粒径(メジアン径)を算出した。造粒後のイオン交換性層状珪酸塩の測定は、エタノールを分散媒として使用して、同様に測定した。
(2)MFR測定
JIS−K−6758により測定したメルトインデックス値を示す。
(3)ポリマーBD
ASTM D1895−69に準拠した、ポリマーの嵩密度を示す。
(4)パウダー粒径の測定
レッチェテクノロジー社製 粒度分布測定装置カムサイザーを使用して測定した。
(5)GPC測定
重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnは以下の方法により決定した。ウォ−タ−ズ製GPC150C型の装置と昭和電工製AD80M/Sのカラムを3本使用し、溶媒にオルトジクロロベンゼンを用い、測定温度140℃で行った。
(1)触媒担体微粒子の造粒(第1段目造粒工程)
4.5リットルの金属製容器に蒸留水2850ミリリットル、市販のモンモリロナイト(水澤化学社製ベンクレイSL)150gを徐々に添加し、数時間撹拌させた後に、ポリトロンを10分間使用して均一化処理した。平均粒径を測定したところ、モンモリロナイト水スラリーでは0.63ミクロンであった。このスラリーを、大川原化工機社製噴霧造粒装置(LT−8)を用いて噴霧造粒を実施した。スラリー物性および運転条件は、以下の通りである。
スラリー物性:pH=9.6、スラリー粘度=3500CP;運転条件:アトマイザー回転数30000rpm、給液量=0.7L/h、入り口温度=200℃、出口温度=140℃、サイクロン差圧=80mmH2O
その結果、90gの造粒微粒子を回収した。平均粒径は、10.1ミクロンであった。形状は球形であった。
(2)酸処理
1.0リットルの撹拌翼の付いたガラス製フラスコに、蒸留水510ミリリットル、続いて濃硫酸(96%)150gをゆっくりと添加し、さらに前記造粒した微粒子を80g分散させ、90℃で2時間加熱処理した。冷却後、このスラリーを減圧ろ過し、ケーキを回収した。このケーキに蒸留水を0.5〜0.6リットル加え再スラリー化後、ろ過した。この洗浄操作を4回繰り返した。
回収したケーキを110℃で終夜乾燥した。乾燥後の重量は67.5gであった。
(3)再造粒
このようにして得られた酸処理微粒子50gを、蒸留水150ミリリットル中に徐々に添加し、攪拌した。このスラリーを、大川原化工機社製噴霧造粒装置(LT−8)を用いて噴霧造粒を実施した。スラリー物性および運転条件は、以下の通り。
スラリー物性:pH=5.7、スラリー粘度=150CP;運転条件:アトマイザー回転数10000rpm、給液量=0.7L/h、入り口温度=130℃、出口温度=110℃、サイクロン差圧=80mmH2O
その結果、45gの造粒粒子を回収した。平均粒径は、69.3ミクロンであった。
(4)触媒の調製
以下の操作は、不活性ガス下、脱酸素、脱水処理された溶媒、モノマーを使用して実施した。イオン交換性層状珪酸塩の造粒品は減圧下、200℃で、2時間乾燥を実施した。
内容積1リットルの攪拌翼のついたガラス製反応器に上記で得た造粒粒子10gを導入し、ノルマルヘプタン、さらにトリイソブチルアルミニウムのヘプタン溶液(25mmol)を加え、室温で攪拌した。1時間後、ヘプタンにて十分に洗浄し、スラリーを100mlに調製した。
次に、あらかじめ(r)−ジメチルシリレンビス{1−[2―エチル−4−(2−フルオロ−4−ビフェニル)−4H−アズレニル]}ハフニウムジクロリド0.30mmolに混合トルエン43mlを加え1時間以上撹拌した後に、トリイソブチルアルミニウムを1.5mmol(ヘプタン溶液,2.13ml)を室温にて1時間反応させておいた混合液を、造粒粒子スラリーに加え、1時間攪拌した。
(5)予備重合
続いて、窒素で十分置換を行った内容積1.0リットルの攪拌式オートクレーブに混合ヘプタン105mlを導入し、40℃に保持した。そこに先に調製した造粒粒子/錯体スラリーを導入した。温度が40℃に安定したところでプロピレンを10g/時間の速度で供給し、温度を維持した。2時間後、プロピレンの供給を停止し、さらに2時間維持した。サイホンにて予備重合触媒スラリーを回収し、上澄みを約100ml除き、40℃にて減圧下乾燥した。この操作により触媒1g当たりポリプロピレンが2.0gを含む予備重合触媒が得られた。この予備重合触媒の50wt%平均粒径は120ミクロン、ふるい上積算分布値が95wt%に相当する粒径は81ミクロンであった。
(1)装置
重合装置は、詳細を以下に示す図5の装置を用いた。
(i)原料供給系には、液化プロピレン、水素、有機アルミニウムが供給できるようラインを接続した。液化プロピレンは、重合反応に適するよう精製を行ったのちレシプロダイアフラム式ポンプを用いて昇圧し、熱式質量流量計と流量制御弁を用いて流通をさせた。水素は、ダイアフラム式圧縮機にて昇圧し、熱式質量流量計と流量制御弁を用いて供給を行った。有機アルミニウムはヘプタンに希釈した溶液をインバータ制御を付したプランジャーポンプを用いて供給を行った。供給流量は、予めポンプのストロークとインバータの周波数により実流量を測定して作成した検量線により定量した。これらの原料は、1本のラインに集合され、2重管式の熱交換器にて必要な温度まで加温した。
(ii)重合反応器は、攪拌翼を内部に設置した内容積30Lのジャケット付き竪型槽を用いた。反応器上部には、円錐形状としたフィルターを設置し、原料供給系からのラインが反応器下部サイドとなるようノズルで導いた。フィルターは、ステンレス鋼SUS316製のスクリーンを7層に積層した真鍋工業(株)製焼結金属フィルターを使用した。メッシュ構成は、2600−1400−200−100−60−40−40(メッシュ)とし、固体触媒成分が接触する反応器室側を2600メッシュとなるように構成した。メーカによる2600メッシュの透過粒球子参考値は4.9ミクロンであった。固体触媒は粉体またはヘプタンスラリーでポットへ秤量し、高圧の窒素ガスにより反応器内よりも圧力を高く設定した後、下部バルブを開放することによって反応器へ圧入した。
(iii)重合反応器系へ導入された液化プロピレンを主成分とする流体は、フィルターを経て原料パージ系へ導出した。原料パージ系では、液面制御をかけたバッファータンクを経て、加熱器によりガス化されたのち回収系へ返還した。
原料供給系において、液化プロピレンを150kg/hr、水素を0.4NL/hr、トリイソブチルアルミニウム・n−ヘプタン溶液(濃度59g/L)を600ml/hrとなるように流通させた。内温が70℃となるよう反応器のジャケットの温水温度を調整した。流通状態が安定した時点で、先に調製した予備重合触媒をノルマルヘプタンにスラリー化し、触媒として(予備重合ポリマーの重量は除く)150mgを高圧窒素を用いて圧入し重合を開始した。槽内温度を70℃に維持し、30分後に水素流通量を19.2NL/hrに変更し、さらに30分間、重合温度70℃を保持したまま重合を継続した。このあいだ、原料供給系および重合反応系からの原料を経時的にサンプリングし、ガスクロマトグラフィーによりモノマー中の水素濃度を分析した。その後、一酸化炭素/窒素の混合ガス(一酸化炭素濃度5%)を0.25NLを加え、反応を停止した。残モノマーをパージして得られたポリマ−を乾燥した。その結果、2230gのポリマ−が得られた。触媒効率は、14900g−PP/g−触媒であった。ポリマーBD=0.41(g/cc)、MFR=21(dg/分)で、分子量分布を表すMw/Mn=3.2であった。また、原料供給系と重合反応系からサンプリングした原料中の水素濃度を図6に示した。
図6から明らかなように、反応系中の水素濃度は、短時間で原料系中の水素濃度に追従した。
実施例1において、触媒量を300mgに変更し、流通水素フィード量の変更を重合開始45分後とした以外は、同様の条件で重合を行った。その結果、2980gのポリマ−が得られた。触媒効率は、9930g−PP/g−触媒であった。ポリマーBD=0.43(g/cc)、MFR=7.5(dg/分)で、分子量分布を表すMw/Mn=3.6であった。
実施例1において、触媒量を1gに変更し、重合中の水素の流通量を0.1NL/hrに固定した以外は、同様の条件で1時間重合を行った。重合中、原料供給系および重合反応系からの原料を経時的にサンプリングし、ガスクロマトグラフィーによりモノマー中の水素濃度を分析した。重合終了後、2330gのポリマ−が得られた。触媒効率は、2330g−PP/g−触媒であった。ポリマーBD=0.41(g/cc)、MFR=0.25(dg/分)で、分子量分布を表すMw/Mn=2.7であった。また、重合反応器からサンプリングした原料中の水素濃度は約1ppmで一定であった。
実施例1において、反応器内のフィルターを外して重合を行った。重合を開始して5分経過した段階で、反応器から原料パージ系へのラインに閉塞をきたし、反応の継続は不可能であった。反応器および原料パージ系を開放したところ、大量の触媒が飛散し、かつ不定形の重合物を生成していることが確認された。
内容積200リットルの攪拌式オートクレーブ内をプロピレンで十分に置換した後、十分に脱水した液化プロピレン45kgを導入した。これにトリイソブチルアルミニウム・n−ヘプタン溶液500ml(0.12mol)を加え、内温を30℃に維持した。次いで、上記予備重合触媒5.7gを窒素で圧入して重合を開始させ、34分かけて70℃に昇温した。この時点から、重合温度を70℃に維持し、1時間経過後に、エタノール100mlを添加して反応を停止させた。この間、反応器内気相部分のガスを経時的にサンプリングし、ガスクロマトグラフィーによりモノマー中の水素濃度を分析した。未反応モノマーパージ後、15.9kgのポリマ−が得られた。触媒効率は、2800g−PP/g−触媒であった。ポリマーBD=0.41(g/cc)、MFR=0.27(dg/分)で、分子量分布を表すMw/Mn=4.0であった。また、重合反応器からサンプリングした原料中の水素濃度を図7にあわせて示した。重合の進行に伴って、反応器内の水素濃度がアップしており、重合中に水素が発生していることを示唆している。これは、メタロセン触媒を使用した場合には、一般的に見られる傾向である。
2 固体触媒成分
3 反応器
4 フィルター
5 流出原料
6 循環圧縮機またはポンプ
Claims (5)
- 遷移金属成分を含む固体触媒を用いたオレフィンの重合反応を行うための重合装置であって、重合反応に使用する各原料の組成を任意に変更可能な原料供給系(1)、原料供給系から供給される原料が重合するための重合反応器系(2)、および重合反応器系からの原料パージ系(3)から構成されており、重合反応器には重合用の固体触媒成分が回分式に導入され、固体触媒成分以外の原料が連続的に導入ならびに導出され、重合反応中に固体触媒成分および生成した重合体が重合系内から導出不能となるようにフィルターを備えており、触媒導入後に重合反応器系の原料組成を任意に制御できる、もしくは経時的に変更して経時的に異なる組成の重合体を得ることが可能であることを特徴とするポリオレフィン製造用重合装置。
- 重合反応器系が、反応温度を制御するためのジャケットと攪拌機構を備えた槽型反応器であることを特徴とする請求項1に記載のポリオレフィン製造用重合装置。
- 重合反応器系が、導入される原料が気体である固気流動層反応器、あるいは導入される原料が液体である固液流動層反応器であることを特徴とする請求項1に記載のポリオレフィン製造用重合装置。
- 重合反応器系におけるフィルターが、少なくとも1枚の2500メッシュ以上の目開きサイズを有するフィルターであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリオレフィン製造用重合装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリオレフィン製造用重合装置を用いてオレフィンを重合することを特徴とするポリオレフィンの製造方法。
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