JP4512067B2 - 携帯情報端末装置及び携帯情報端末処理方法 - Google Patents

携帯情報端末装置及び携帯情報端末処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯情報端末内の情報等をユーザーに伝達するための携帯情報端末装置及び携帯情報端末処理方法に関する。
これまでは、携帯情報端末装置の記憶装置や、USBメモリなどのデータ残量等の携帯情報端末内の情報を直接的に観測することはできなかった。そのため、それらの残量を調べるためにはモニタやディスプレイなどの表示装置に文字や絵として表現しなければならなかった。
特開2006−65665号公報 特願2006−014655
しかし、上記の文字や絵などの視覚を通じた情報は、覗き見されることにより他人に知られてしまうおそれがあり、また、視覚障害者は携帯情報端末装置内のそれらの情報を取得することができないという問題があった。
上記の問題に鑑み、本発明は、携帯情報端末装置内の情報を、視覚を通じた方法以外の方法で表現するための携帯情報端末装置及び携帯情報端末処理方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、重量感を発生させる加速度発生手段と、重量感で表現する対象となる情報を取得する情報取得手段と、上記情報が示す値が大きいほど、上記加速度発生手段が発生させる重量感を大きくする、又は、上記加速度発生手段が発生させる重量感を小さくする制御手段と、を備える。
本発明により、視覚的な表示装置なしに携帯情報端末のデータ量の可重化、可触化が可能となるため、視覚的な表示装置が不必要となる。
また、その携帯情報端末を把持している者のみが、データ量を知ることができるようになる点において秘匿性が増し、情報セキュリティのレベルを高くすることができる。また、それ以外に、暗闇での利用、視覚障害者の情報アクセスへの寄与、かばんに入れたままでデータ量を確認することができるなどの利点や効果がある。
さらに、記憶装置内のデータ量や電池の残量といった量を、その端末の重量感を変化させることによって、より直接的かつ感覚的にその携帯情報端末を把持する者に伝えることができるという利点や効果がある。
[加速度発生装置]
本発明では、例えば、上記特許文献1(特開2006−65665号公報)に第1の実施形態として記載された加速度発生装置123aを利用する。図6(a)〜(d)は、加速度発生装置123aを示した概念図である。加速度発生装置123aは、基板上にモータが固定され、モータの回転軸にクランクが固定され、クランクの回転面と平行な面内において、クランクに第1リンク50の一端が回転自在に付けられ、第1リンク50の他端に第2リンク70の一端が回転自在に取り付けられ)、第2リンク70の他端が上記回転面と平行な面上で上記回転軸の軸心と直角な線上を往復移動できかつ回転自在に上記基板に取り付けられ、第1リンク50の中間部を移動自在かつ回転自在に保持し、第1リンク50の中間のいずれかの点が常に上記直線44上に位置させる機構45が上記基板に設けられている。
以下では、クランクと第1リンク50を回転自在に保持する機構を第1回転軸33、第1リンク50と第2リンク70を回転自在に保持する機構を第2回転軸51、第2リンクの他端を上記回転面と平行な面上で上記回転軸の軸心と直角な線上を往復移動できかつ回転自在に保持する機構を第3回転軸83a、第1リンク50の中間部を移動自在かつ回転自在に保持し、第1リンク50の中間のいずれかの点が常に上記直線上に位置させる機構をスライド支点回転軸43とする。
図6に示すように、上記モータの回転に基づく第1回転軸33の円周回転運動に伴い、第1リンク50がスライド支点回転軸43にスライド回転保持されつつ回転シフト運動を行い、これに伴って、第2回転軸51が略楕円状の軌道46を描いて移動し、第3回転軸83aが上記モータに近づくF1又は上記モータから遠ざかるF2方向(F方向)に移動する。この図の例の場合、図6(a)(b)の時点では、第3回転軸83aがF1方向に移動しており、図6(c)(d)の時点では、F2方向に移動している。
モータが定速回転であった場合、第3回転軸83a及び第3回転軸83aに取り付けられた図示していないスライド機構、錘保持板及び錘は、F方向に並進移動するが、これらの並進運動は、一周期の中で正及び負の加速度をもつ周期的な加速度運動となる。
そして、この加速度運動は、正方向における加速度の絶対値の最大値と、負方向における加速度の絶対値の最大値とが異なり、当該最大値が大きい方向の加速度をもつ時間が、当該最大値が小さい方向の加速度をもつ時間よりも短い運動となる。具体的には、図7のグラフに示したような運動となる。ここで図7(a)は、クランクが定速回転したときのスライド機構の位置の変動を、図7(b)は速度の変動を、図7(c)は加速度の変動を、それぞれ示している。なお、いずれのグラフも横軸が時間を示し、縦軸がそれぞれの値(位置、速度或いは加速度)を示す。なお、いずれも図6のF2方向を正としている。
この運動は周期運動であるため、原理的に位置・速度・加速度ともに一周期分を積分すればその平均値は0となる。しかし、本形態の構成の場合、図7(c)に示すように、スライド機構の加速度は、クランクの回転周期の大部分において正(図6におけるF2方向)であり、負(図6におけるF1方向)である期間は短い。しかし、負の加速度の絶対値の最大値は、正の加速度の絶対値の最大値に比べ極端に大きい(この例では7〜8倍程度である)。すなわち、スライド機構は、クランクの回転周期の大半の時間をかけて、小さな正の加速度で図6において左向きから右向き(図6のF1方向からF2方向)の動きに移行し、残りの短時間に大きな負の加速度で右向きから左向き(図6のF2方向からF1方向)の動きに移行することになる。このとき、この加速度発生装置全体を把持している利用者は、その力覚知覚の非線形性から、短時間ながら大きな値となる負の加速度の反作用をより強く感じることになる。その結果、この利用者は、右方向(図6のF2方向)への手応えを擬似的に感じることになる。本発明では、例えば、この加速度発生装置123aが発生させる擬似的な力を用いることにより、携帯情報端末の重量が変化したように利用者に感じさせる。
また、本発明では、例えば、上記特許文献1(特開2006−65665号公報)に第2の実施形態として記載された回転型の加速度発生装置123bを利用することができる。
また、図8に示すように、上述した加速度発生装置123aを2つ用いて、それらを直線44が互いに平行になるように鏡面対称に配置し、この構成の加速度発生装置123cを用いても良い。この加速度発生装置123cでは、2つのモータを同じ回転速度で反対方向に回転させて、その第1リンク50と第2リンク70の動作が鏡面対称となるようする。これにより、F1及びF2方向以外に発生する加速度、例えば、2つの第2回転軸51が直線44に対して近づく方向の加速度W81とW82とを相殺することができ、発生する加速度・擬似力覚・重量感をより明確にすることができる。
さらに、上述したようなモータの回転動力を原動力とする加速度発生装置ではなく、特願2006−014655の特許請求の範囲、明細書、図面に記載された、質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させる加速度発生装置(例えば、いわゆるリニアモータを用いた加速度発生装置)を用いても良い。
以下に、図9を参照して、質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させる加速度発生装置123dを例示する。
加速度発生装置123dは、非磁性体の筒状のフレーム32内に、可動磁性体37が、フレーム32の軸心上に移動自在に設けられ、可動磁性体37の外側に同軸心的にコイル36が保持され、可動磁性体37の移動方向の両側に磁性板31a,31bが対向して配置され、各磁性板の可動磁性体37と反対側はコイルバネ34a,34bの各一端に保持され、コイルバネ34a,34bの各他端はフレーム32の端板32a,32bに固定され、コイルバネ34a,34bの軸心はフレーム32の軸心上にあり、かつ、コイルバネ34a,34bのバネ定数k,kは大きく異なる。
後述する情報が示す値に比例した正弦波状の電流をコイル36に流すことにより、可動磁性体37が磁性板31a,31bと交互に衝突し、これにより生じたコイルバネ34a,34bの反作用によって、可動磁性体37の進行方向によって大きく異なる加速度が生じる。これにより、上記情報が示す値に応じた重量感・擬似力覚を発生させることができる。
[全体構成]
図1と図2に、モータの回転動力を原動力とする加速度発生装置を利用した携帯情報端末装置1の機能構成を例示する。携帯情報端末装置1は、例えば、制御部11、記憶装置13、バッテリー14、残量検出装置15、リーダ読取部16、通信部17、情報取得部18、選択部19から構成される。制御部11は、例えば、判定部111、回転速度計算部112、記憶部113、アンプ114から構成される。加速度発生装置123は、モータ124を備える。加速度発生装置123としては、上述した加速度発生装置123a,123b,123cを用いる。
制御部11、通信部17、情報取得部18、選択部19、判定部111、回転速度計算部112は、携帯情報端末装置内の図示していないRAMにプログラムが読み込まれて、適宜にCPUが解釈実行・処理することにより実現される。
加速度発生装置123を、図3に示すように、端末本体3の長手方向の側面に位置するように内蔵することにより携帯情報端末装置1を構成することができる。また、ディスプレイがスライドする形式の携帯情報端末装置1においては、図4に示すように、端末本体3のディスプレイの裏側に加速度発生装置123を内蔵することができる。さらに、図5に示すように、既存の端末本体3の長手方向の側面に、加速度発生装置123を外付けして、携帯情報端末装置1を構成しても良い。
<ステップ1>
携帯情報端末装置1の情報取得部18は、携帯情報端末装置1の各部の何れかから、重量感で表現する対象となる情報を取得する。
例えば、情報取得部18は、携帯情報端末装置1の記憶装置13に格納されたデータの量について、0〜100%の値で表わされた情報を取得する。ここで、0〜100%で表わされた値は、記憶装置13の中の使用領域の割合を意味する。例えば、0%は、使用領域が0%であり、記憶装置13は空であることを意味する。100%は、記憶装置13の記憶領域が満杯であり、これ以上データを保存できないことを意味する。
情報取得部18は、携帯情報端末装置のOS(オペレーティングシステム)等が、記憶装置13の中の使用領域の割合についての情報を既に保持している場合には、上記OSから、その情報を取得しても良い。もちろん、情報取得部18は、記憶装置13の中の使用領域の割合についての情報を、記憶装置13から直接的に取得しても良い。
また、情報取得部18は、バッテリー14の残量についての情報を取得しても良い。例えば、情報取得部18は、残量検出装置15が起電力等から調べたバッテリー14の残量についての情報を取得する。上記と同様に、OSがバッテリー14の残量についての情報を既に保持している場合には、上記OSからその情報を取得しても良い。
さらに、情報取得部18は、インターネットを介して、サーバ2から銀行口座の預金残高等の情報を取得しても良い。サーバ2との通信は、携帯情報端末装置1の通信部17が行う。なお、セキュリティの観点から、リーダ読取部16を設けて、リーダ読取部16でキャッシュカードを読み取り、暗証番号の入力等による認証を通過した後でなければ、情報取得部18がサーバ2から情報を取得できないようにしても良い。
なお、携帯情報端末装置1内に選択部19を設けて、利用者が、取得したい情報を選択することができるようにしても良い。例えば、選択部19は、携帯情報端末装置1の側面に複数のボタン4を設置し、押すボタンによって異なる情報を取得することができるようにしたものである。また、選択部19は、携帯情報端末装置1のディスプレイに、取得したい情報の選択枝を文字又はアイコンで表示し、その文字又はアイコンを選択することにより利用者が望む情報を選択することができるようにした手段であっても良い。利用者が選択部19により入力した、取得したい情報についての情報は、制御部11を通して情報取得部18に送られる。情報取得部18は、上記情報に基づいて、携帯情報端末装置1の内部から情報を取得してくる。
<ステップ2>
制御部11は、情報取得部18が取得した情報に基づいて、加速度発生装置123のモータ124の回転速度を制御する。例えば、情報が示す値が大きいほど、モータ124の回転速度を大きく回転させることができる。逆に、情報が示す値が大きいほど、モータ124の回転速度を小さく回転させることができる。これにより、情報が示す値が大きいほど、加速度発生装置123に大きな重量感、または、小さな重量感を発生させることができる。
また、情報が示す値に比例して、モータの回転速度を決定することができる。以下に、情報が示す値に比例して、モータの回転速度を決定する方法の一例を示す。
<回転速度の決定方法>
以下に示すモータの回転速度決定方法では、いわゆるStevensのベキ法則を用いる。Stevensのベキ法則は、感覚量が物理量のべき乗で表現できることを表わしたものである。具体的には、Sを感覚の強度、kを定数、Iを刺激の強度、aを感覚モダリティに応じたべき乗の定数とすると、感覚の強度Sは、
S=kI …(1)
と表現できる。なお、感覚の強度Sが、重量感(筋肉に対する力)に関するものである場合には、a≒1.7であるとされている。そして、刺激の強度Iとは、加速度の絶対値、つまり、力の絶対値を指す。また、モータの回転動力によって重量感を発生させる加速度発生装置においては、モータの回転速度の2乗に比例して加速度の絶対値が変化する。したがって、モータの回転速度をRとすると、上記式(1)は、
S=kR2a …(2)
と書くことができる。
さらに、上記式(2)を、モータの回転速度Rについて解くと、
Figure 0004512067
と書くことができる。
したがって、情報が示す値をNとすると、Nを感覚の強度Sで表現するためには、上記式(3)における感覚の強度Sを情報が示す値Nで置き換えた次の式(4)
Figure 0004512067
で求められるモータの回転速度Rで、モータを回転させるように制御すると良い。上記式(4)で求められるモータの回転速度Rを用いることによって、情報が示す値Nに比例した重量感を発生することが可能となる。また、情報が示す値Nに応じて連続的に重量感を変化させることができる(<回転速度の決定方法>の説明終わり)。
制御部11の回転速度計算部112は、情報取得部18から受け取った情報が示す値Nと、定数kとaから、上記式(4)に基づいて、モータの回転速度Rを計算する。
制御部11は、上記計算されたモータの回転速度Rで、モータ124が回転するように制御する信号をアンプ114に送る。アンプ114は、制御部11から送られてきた制御信号に従い、バッテリー14から供給された電力を上記回転速度Rに応じた電力に変換して、モータ124に供給する。これにより、モータ124は回転し、その回転動力が回転入力軸に伝達され、加速度発生装置123が駆動する。
上記式(4)で求められるモータの回転速度Rを用いることによって、情報が示す値Nに比例した重量感を発生することが可能となる。また、情報が示す値Nに応じて連続的に重量感を変化させることができる点が、上記実施形態のポイントである。
なお、情報が示す値の大きさに反比例した重量感を発生させたい場合には、回転速度計算部112が、上記式(4)を次のように変形した
Figure 0004512067
上記式(5)で定義されるRを計算し、制御部11が、この計算された回転速度Rでモータを回転させるように制御すると良い。
[変形例1]
Stevensのベキ法則ではなく、Weber−Fechnerの法則に従って、モータの回転速度を決定しても良い。Weber−Fechnerの法則は、感覚量ないし心理量は、刺激量の対数に比例することを示したものである。具体的には、Sを感覚の強度、kを定数、Iを刺激の強度、Soを刺激の閾値とすると、感覚の強度であるSは、
Figure 0004512067
と表現される。Stevensのベキ法則の場合と同様に、刺激の強度Iとは、加速度の絶対値、つまり、力の絶対値を指す。また、モータの回転動力によって重量感を発生させる加速度発生装置においては、モータの回転速度の2乗に比例して加速度の絶対値が変化する。したがって、モータの回転速度をRとすると、上記式(6)は、
Figure 0004512067
と書くことができる。
さらに、上記式(6′)を、モータの回転速度Rについて解くと、
Figure 0004512067
と書くことができる。
したがって、情報が示す値をNとすると、Nを感覚の強度Sで表現するためには、上記式(6)における感覚の強度Sを情報が示す値Nで置き換えた次の式(8)
Figure 0004512067
で求められるモータの回転速度Rで、モータを回転させるように制御すると良い。制御部11の回転速度計算部112は、情報取得部18から受け取った情報が示す値Nと、定数Soとkから、上記式(8)に基づいて、モータの回転速度Rを計算する。その他の処理は、上記実施形態と同様である。
なお、情報が示す値の大きさに反比例した重量感を発生させたい場合には、回転速度計算部112が、上記式(8)を次のように変形した
Figure 0004512067
上記式(9)で定義されるRを計算する。制御部11が、この計算された回転速度Rでモータを回転させるように制御すると良い。
[変形例2]
情報が表わす値Nについての上限値NAと下限値NBと、その上限値NAに対応する重量感GAと、その下限値NBに対応する重量感GBとを予め定めておく。
例えば、モータの回転動力によって重量感を発生させる加速度発生装置を、加速度発生装置123として用いる場合には、情報が表わす値Nについての上限値NAと下限値NBと、その上限値NAに対応する重量感GAを発生させるためのモータの回転速度RAと、その下限値NBに対応する重量感GBを発生させるためのモータの回転速度RBとを予め定めて、制御部11の記憶部113に記憶しておく。
制御部11の判定部111(図2)が、情報取得部18から取得した情報の値Nと、記憶部113から読み出した上限値NA及び下限値NBとの大小関係を比較する。N≧NAである場合には、制御部11は、モータ124の回転速度をRAとする。N≦NBである場合には、制御部11は、モータ124の回転速度をRBとする。NA>N>NBである場合には、上記実施形態と同様の方法によって、モータ124の回転速度を決定する。
このように上限値NAと下限値NBを定めておくことによって、加速度発生装置が発生する重量感をGAとGBの範囲内に制限することができる。すなわち、携帯情報端末装置1を把持する人間に与える重量感を適切な範囲内に抑えることができる。言い換えると、過大が衝撃を人間に与えないようにすることができる。また、加速度発生装置123及び携帯情報端末装置1に不必要な負担をかけないようにすることができる。
なお、{N≧NA,NA>N>NB,NB≧N}ではなく、{N>NA,NA≧N≧NB,NB>N}の何れに該当するかを判定して、上記と同様の方法によって発生させる重量感を決定しても良い。
[変形例3]
情報が示す値についての閾値を予め定めて、制御部11の記憶部113に格納しておく。
制御部11の判定部111は、記憶部113から読み出した閾値と、情報取得部18から取得した情報が示す値との大小関係を比較する。情報が示す値が閾値よりも大きい場合には、加速度発生装置123に所定の重量感を発生させる。また、情報が示す値が閾値よりも小さい場合には、加速度発生装置123に所定の重量感を発生させない。
このように、状態を、重量感が発生する、又は、重量感が発生しないという離散的な二状態で表現するようにしても良い。
なお、情報が示す値が閾値よりも小さい場合に加速度発生装置123に所定の重量感を発生させ、情報が示す値が閾値よりも大きい場合に加速度発生装置123に所定の重量感を発生させないようにしても良い。
[変形例4]
モータの回転動力を原動力とする加速度発生装置ではなく、質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させる加速度発生装置を用いる場合には、該加速度発生装置に入力する電流の大きさJに比例して、発生する加速度の絶対値が変化する。
このため、質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させる加速度発生装置を用いる場合であり、Stevensのベキ法則を用いる場合には、上記(1)式を次のように変形することができる。
S=kJ …(10)
そして、上記式(10)をJについて解くと、
Figure 0004512067
となる。したがって、情報が示す値をNとすると、Nを感覚の強度Sで表現するためには、上記式(11)における感覚の強度Sを情報が示す値Nで置き換えた次の式(12)
Figure 0004512067
で求められる電流が加速度発生装置123に入力されるように制御部11が制御すると良い。すなわち、この場合には、制御部11内に電流量計算部115を設けて、この電流量計算部115は上記式(12)を計算して情報が示す値Nに対応する電流Jを求める。そして、アンプ114が、上記計算された電流Jを加速度発生装置123に出力することにより、電流Jで加速度発生装置123を駆動させる。
また、質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させる加速度発生装置を用いる場合であり、Weber−Fechnerの法則を用いる場合には、上記式(6)を次のように変形する。
Figure 0004512067
そして、上記式(13)をJについて解くと、
Figure 0004512067
となる。したがって、情報が示す値をNとすると、Nを感覚の強度Sで表現するためには、上記式(14)における感覚の強度Sを情報が示す値Nで置き換えた次の式(15)
Figure 0004512067
で求められる電流が加速度発生装置123に入力されるように制御部11が制御すると良い。その制御方法はStevensのベキ法則を用いる場合と同様である。
上記の式(12)又は式(15)で求められる電流Jを用いることにより、情報が示す値Nに比例した重量感を発生させることができ、また、連続的に重量感を変化させることができる。
なお、情報が示す値Nに反比例して重量感を発生させる場合であり、Stevensのベキ法則を用いる場合には、上記式(12)に換えて、
Figure 0004512067
上記式(16)により電流Jを計算すると良い。また、Weber−Fechnerの法則を用いる場合には、上記式(15)に換えて、
Figure 0004512067
上記式(17)により電流Jを計算すると良い。
以上の各実施形態の他、本発明である携帯情報端末装置及び携帯情報端末処理方法は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
本発明に係る携帯情報端末装置1の機能構成を例示した図。 本発明に係る制御部11の機能構成を例示した図。 加速度発生装置123を携帯情報端末装置1に内蔵するモデルを示した概念図。 加速度発生装置123を携帯情報端末装置1に内蔵する別のモデルを示した概念図。 加速度発生装置123を携帯情報端末装置1に外付けするモデルを示した概念図。 加速度発生装置123aのモデルを示した概念図。 加速度発生装置123aによる並進運動を示したグラフ。 加速度発生装置123cのモデルを示した概念図。 質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させる加速度発生装置123dの構成を例示した図。

Claims (10)

  1. 重量感を発生させる加速度発生手段と、
    重量感で表現する対象となる情報を取得する情報取得手段と、
    上記情報が示す値が大きいほど、上記加速度発生手段が発生させる重量感を大きくする、又は、上記加速度発生手段が発生させる重量感を小さくする制御手段と、
    を備え
    上記加速度発生手段は、モータの回転動力によって重量感を発生させるものであり、
    上記制御手段は、
    Nを上記情報が示す値、kを定数、aを定数として、
    Figure 0004512067
    又は、
    Figure 0004512067
    で定義されるRの値を回転速度として計算する回転速度計算手段と、
    上記計算された回転速度Rで上記モータを回転させる手段と、
    から構成される、
    ことを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 重量感を発生させる加速度発生手段と、
    重量感で表現する対象となる情報を取得する情報取得手段と、
    上記情報が示す値が大きいほど、上記加速度発生手段が発生させる重量感を大きくする、又は、上記加速度発生手段が発生させる重量感を小さくする制御手段と、
    を備え
    上記加速度発生手段は、モータの回転動力によって重量感を発生させるものであり、
    上記制御手段は、
    Nを上記情報が示す値、kを定数、Soを定数として、
    Figure 0004512067
    又は、
    Figure 0004512067
    で定義されるRの値を回転速度として計算する回転速度計算手段と、
    上記計算された回転速度Rで上記モータを回転させる手段と、
    から構成される、
    ことを特徴とする携帯情報端末装置。
  3. 重量感を発生させる加速度発生手段と、
    重量感で表現する対象となる情報を取得する情報取得手段と、
    上記情報が示す値が大きいほど、上記加速度発生手段が発生させる重量感を大きくする、又は、上記加速度発生手段が発生させる重量感を小さくする制御手段と、
    を備え
    上記加速度発生手段は、質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させるものであり、
    上記制御手段は、
    Nを上記情報が示す値、kを定数、aを定数として、
    Figure 0004512067
    又は、
    Figure 0004512067
    で定義される電流Jの値を計算する電流量計算手段と、
    上記計算された電流Jで上記加速度発生装置を駆動させる手段と、
    から構成される、
    ことを特徴とする携帯情報端末装置。
  4. 重量感を発生させる加速度発生手段と、
    重量感で表現する対象となる情報を取得する情報取得手段と、
    上記情報が示す値が大きいほど、上記加速度発生手段が発生させる重量感を大きくする、又は、上記加速度発生手段が発生させる重量感を小さくする制御手段と、
    を備え
    上記加速度発生手段は、質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させるものであり、
    上記制御手段は、
    Nを上記情報が示す値、kを定数、Soを定数として、
    Figure 0004512067
    又は、
    Figure 0004512067
    で定義される電流Jの値を計算する電流量計算手段と、
    上記計算された電流Jで上記加速度発生装置を駆動させる手段と、
    から構成される、
    ことを特徴とする携帯情報端末装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の携帯情報端末装置において、
    上記情報が示す値についての上限値NAと下限値NBと、その上限値NAに対応する上記加速度発生装置が発生させる重量感GAと、その下限値NBに対応する上記加速度発生装置が発生させる重量感GBとが予め定められており、
    上記制御手段は、
    上記情報が示す値が上記上限値NA以上であるか、及び、上記情報が示す値が上記上限値NB以下であるかを判定する判定手段と、
    上記判定手段によって、上記情報が示す値が上記上限値NA以上であると判定された場合には、上記加速度発生装置に重量感GAを発生させ、上記情報が示す値が上記下限値NB以下であると判定された場合には、上記加速度発生装置に重量感GBを発生させる手段と、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする携帯情報端末装置。
  6. 請求項1から4の何れかに記載の携帯情報端末装置において、
    上記情報が示す値についての閾値を格納された記憶手段を、さらに有し、
    上記制御手段は、
    上記情報が示す値と上記閾値との大小によって、上記加速度発生装置に重量感を発生させる、又は、上記加速度発生装置に重量感を発生させない手段である、
    ことを特徴とする携帯情報端末装置。
  7. 重量感で表現する対象となる情報を取得する情報取得ステップと、
    上記情報が示す値が大きいほど、加速度発生手段に大きな加速度を発生させる、又は、加速度発生手段に小さな加速度を発生させる制御ステップと、
    を有し
    上記加速度発生手段は、モータの回転動力によって重量感を発生させるものであり、
    上記制御ステップは、
    Nを上記情報が示す値、kを定数、aを定数として、
    Figure 0004512067
    又は、
    Figure 0004512067
    で定義されるRの値を回転速度として計算する回転速度計算ステップと、
    上記計算された回転速度Rで上記モータを回転させるステップと、
    から構成される、
    ことを特徴とする擬似力覚を用いた携帯情報端末処理方法。
  8. 重量感で表現する対象となる情報を取得する情報取得ステップと、
    上記情報が示す値が大きいほど、加速度発生手段に大きな加速度を発生させる、又は、加速度発生手段に小さな加速度を発生させる制御ステップと、
    を有し、
    上記加速度発生手段は、モータの回転動力によって重量感を発生させるものであり、
    上記制御ステップは、
    Nを上記情報が示す値、kを定数、Soを定数として、
    Figure 0004512067
    又は、
    Figure 0004512067
    で定義されるRの値を回転速度として計算する回転速度計算ステップと、
    上記計算された回転速度Rで上記モータを回転させるステップと、
    から構成される、
    ことを特徴とする擬似力覚を用いた携帯情報端末処理方法。
  9. 重量感で表現する対象となる情報を取得する情報取得ステップと、
    上記情報が示す値が大きいほど、加速度発生手段に大きな加速度を発生させる、又は、加速度発生手段に小さな加速度を発生させる制御ステップと、
    を有し、
    上記加速度発生手段は、質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させるものであり、
    上記制御ステップは、
    Nを上記情報が示す値、kを定数、aを定数として、
    Figure 0004512067
    又は、
    Figure 0004512067
    で定義される電流Jの値を計算する電流量計算ステップと、
    上記計算された電流Jで上記加速度発生装置を駆動させるステップと、
    から構成される、
    ことを特徴とする擬似力覚を用いた携帯情報端末処理方法。
  10. 重量感で表現する対象となる情報を取得する情報取得ステップと、
    上記情報が示す値が大きいほど、加速度発生手段に大きな加速度を発生させる、又は、加速度発生手段に小さな加速度を発生させる制御ステップと、
    を有し、
    上記加速度発生手段は、質量物の電磁気的な制御によって加速度を発生させるものであり、
    上記制御ステップは、
    Nを上記情報が示す値、kを定数、Soを定数として、
    Figure 0004512067
    又は、
    Figure 0004512067
    で定義される電流Jの値を計算する電流量計算ステップと、
    上記計算された電流Jで上記加速度発生装置を駆動させるステップと、
    から構成される、
    ことを特徴とする擬似力覚を用いた携帯情報端末処理方法。
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