JP4511981B2 - 録画装置、録画方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、EPG(Electric Program Guide)を参照し、新番組の録画予約の時、最終回までの記憶容量を確保した上で毎回録画を行う録画装置、録画方法及びプログラムに関する。
EPG(Electric Program Guide)は、電子番組ガイドと呼ばれ、新聞のTV欄に似た番組表が対応機器で表示される。また、そこから見たい番組を選ぶことで、DVD(Digital Versatile Disk)レコーダーを始めとする録画装置において簡単に録画予約ができる。EPGを用いれば、新聞や雑誌を手元に置かずとも番組表が見れ、また、番組名や俳優の名前で検索するといったこともできる。EPGには、地上波放送を通じて配信されるものと、インターネットを通じて配信されるものがある。
しかし、従来の録画装置では、毎週所定の曜日に放送される番組の録画予約を行う場合、ユーザ(利用者)がEPGを参照して自分で毎週録画の予約設定を行う必要があった。また、番組最終回の放送が終了しているにも拘らず、繰り返し録画を継続して、不要な番組を録画することがあった。録画装置の記憶容量に限りがある以上、必要な番組のみ録画を行い、不要な番組の録画は避けることが望ましい。
不要な番組の録画という問題に対する従来技術として、繰り返し録画すべく番組が最終回であるか否かを判別し、最終回であると判別された際には、最終回の映像音声情報を記録した後に録画予約情報を消去して不要な番組を録画してしまう事態を防止する番組信号記録装置がある(特許文献1参照)。
前記の番組信号記録装置は、放送される複数の番組に係る映像音声情報及び番組情報を受信する受信部と、複数の番組を繰り返し録画すべく生成した録画予約情報を保持する録画予約情報保持部と、受信部で受信した映像音声情報を記録媒体に記録する記録部とを備える。また、受信部で受信した番組情報に基づき、繰り返し録画すべく番組が最終回であるか否かを判別し、最終回であると判別された際には、最終回の映像音声情報を記録部で記録した後に録画予約情報保持部で保持している録画予約情報を消去する。
なお、最近では、録画装置としてHDD(ハードディスク)内蔵型DVDレコーダーが登場し、ユーザがHDDに保存した番組をDVDディスクといった記憶メディア(記憶媒体)に保存するといった機会が増えている。この時、HDDに保存した番組のデータ容量がDVDディスク1枚分の記憶容量よりも大きければ、データが1枚のDVDディスクに収まらない。また、保存する番組の画質を可能な限り良いものにしたいという要望もある。
特開2003−32592公報
本発明の目的は、EPGを参照し、録画しようとする番組が新番組であれば「毎週録画」や「毎日録画」といった連続録画を自動的に設定することで、予約設定時におけるユーザの負担を軽減する録画装置、録画方法及びプログラムを提供することである。
本発明の他の目的は、録画した番組を高画質で保存用の記憶メディアに収める録画装置、録画方法及びプログラムを提供することである。
本発明の他の目的は、録画の失敗を回避する録画装置、録画方法及びプログラムを提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の録画装置(10)は、複数回に分けて放送される番組を全て録画するために必要な全放送回数分の記憶容量を基に、録画1回分に用いる分割容量を設定し、前記番組の1回分が前記分割容量に収まるようにビットレートを設定する処理部(14)と、前記設定したビットレートで前記番組の1回分を前記分割容量に保存する画像処理部(12)とを具備する。
前記処理部(14)は、前記番組の予約設定時に前記全放送回数分の記憶容量を記憶部(13)内に確保する。
本発明の録画装置(10)は、EPG(Electric Program Guide)を参照し、前記番組が新番組であるか判断するEPG解析部(15)を更に具備し、前記処理部(14)は、前記番組が前記新番組であれば前記番組の放送を全て録画するための予約設定を自動的に行う。
前記処理部(14)は、前記番組の編集が行われることにより前記分割容量に空き容量が発生した場合、前記空き容量の発生に応じたビットレートを再設定する。
前記処理部(14)は、前記番組の編集が行われることにより前記分割容量に空き容量が発生した場合、前記空き容量を残りの録画に使用する記憶容量に追加する。
前記処理部(14)は、前記番組の最終回の録画が行われた後、前記録画した全放送回数分の番組を外部記憶装置(20)に保存する。
前記外部記憶装置(20)は記録媒体であり、前記全放送回数分の記憶容量は前記記録媒体に収まる容量である。
前記処理部(14)は、前記番組に含まれるCMを識別し、前記番組から前記CMを自動的に削除する。
本発明の録画方法は、複数回に分けて放送される番組を全て録画するために必要な全放送回数分の記憶容量を基に、録画1回分に用いる分割容量を設定し、前記番組の1回分が前記分割容量に収まるようにビットレートを設定すること、前記設定したビットレートで前記番組の1回分を前記分割容量に保存することを具備する
前記番組の予約設定時に前記全放送回数分の記憶容量を記憶部(13)内に確保することを更に具備する。
本発明の録画方法は、EPG(Electric Program Guide)を参照し、前記番組が新番組であるか判断すること、前記番組が前記新番組であれば前記番組の放送を全て録画するための予約設定を自動的に行うことを更に具備する。
本発明の録画方法は、前記番組の編集が行われることにより前記分割容量に空き容量が発生した場合、前記空き容量の発生に応じたビットレートを再設定することを更に具備する。
本発明の録画方法は、前記番組の編集が行われることにより前記分割容量に空き容量が発生した場合、前記空き容量を残りの録画に使用する記憶容量に追加することを更に具備する。
本発明の録画方法は、前記番組の最終回の録画が行われた後、前記録画した全放送回数分の番組を外部記憶装置(20)に保存することを更に具備する。
前記外部記憶装置(20)は記録媒体であり、前記全放送回数分の記憶容量は前記記録媒体に収まる容量である。
本発明の録画方法は、前記番組に含まれるCMを識別し、前記番組から前記CMを自動的に削除することを更に具備する。
本発明のプログラムは、前記の録画方法をコンピュータに実行させる。
外部記憶装置へデータを移動させることを想定し、録画する番組の全放送回数分の記憶容量を予測し、各放送分の番組を記憶容量に収まる範囲で最良の画質で録画することを可能にする。
また、録画した番組を保存するDVDディスク1枚分といった記憶メディアの記憶容量に合わせて番組を録画することが可能になる。
以下に、本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1に示す通り、本発明の録画装置10は、チューナー11、画像処理部12、記憶部13、CPU14、EPG解析部15、EPG蓄積部16を備えている。
チューナー11は、外部のアンテナを介して放送信号やEPG(電子番組ガイド)を受信する。また、チューナー11はデコーダを搭載しており、デコーダを用いて、放送信号から映像や音声といった元のデータを復調する。このデータは、チューナー11が放送信号として受信した番組のデータである。なお、放送にはアナログ放送とデジタル放送がある。有線放送である場合、アンテナの代わりに通信ケーブルを使用する。
画像処理部12は、エンコーダを搭載しており、エンコーダを用いて、チューナー11から送られたデータを圧縮してデータサイズを小さくする。また、画像処理部12は、外部記憶装置を始めとする周辺機器20と接続することが可能である。周辺機器20の例としては、外付型DVDドライブ、外付型HDD(ハードディスク)がある。この時、画像処理部12は、インタフェース17を介して周辺機器20と接続することが可能である。また、DVDディスクといった交換可能な記憶メディアも周辺機器20に含むものとする。実際には、前記の例に限らず、周辺機器20は他の記憶装置でも良い。また、周辺機器20は録画装置10に搭載されていても良い。更に、周辺機器20として表示装置が接続される場合、画像処理部12は、受信した番組や予約設定画面を表示装置に表示する。なお、画像処理部12は、チューナー11に含まれている場合もある。
記憶部13は、内蔵型HDDを始めとする記憶装置であり、画像処理部12から受け取ったデータを記憶する。例えば、録画装置10がHDD内蔵型DVDレコーダーである場合、記憶部13にはHDD及びDVDドライブの両方が含まれる。
CPU14は、録画装置10全体を制御する。また、CPU14は、インタフェース18を介してインターネットを始めとする外部のネットワーク30に接続し、ネットワーク30上の通信装置と通信することが可能である。この時、CPU14は、ネットワーク30上の通信装置から放送信号やEPGを受信することも可能である。なお、CPU14は入力装置と接続され、入力装置から受信した信号に基づいて録画予約の設定を行うことも可能である。
EPG解析部15は、EPGを解析する。例えば、EPGに含まれる番組情報のうち「新」という情報に着眼し、新番組であると判断する。
EPG蓄積部16は、EPGを保存する。なお、EPGは、記憶部13に保存しても良いし、EPG解析部15が保有しても良い。
また、画像処理部12は、インタフェース18を介してネットワーク30上の記憶装置であるネットワークドライブに接続することが可能である。この時、画像処理部12は、データをネットワークドライブに保存する。
図2に、本発明における番組の録画予約設定時の動作の一例について示す。
EPG解析部15は、ユーザがEPGから予約対象番組を選択した時、EPGを参照して予約対象番組が新番組か判定する(ステップS101)。この時、ユーザの操作に関係なく、EPGに登録されている全ての新番組、又は予め設定された条件に合う新番組を自動的に予約対象番組にするようにしても良い。
EPG解析部15は、予約対象番組が新番組であれば(ステップS101のYes)、予約対象番組について、EPGを参照し、翌日に同番組がないか判定する(ステップS102)。
CPU14は、翌日に同番組がない場合(ステップS102のYes)、EPGを参照し、翌週に同番組がないか判定し、予約を毎週録画にするか判定する(ステップS103)。予約を毎週録画にするか否かの判定については、ユーザに確認を求めても良いし、予め設定された条件に従って判断するようにしても良い。例えば、特定の人物が出演している番組を毎週録画にするという条件が設定されていれば、条件に合う新番組を自動的に毎週録画にする。
CPU14は、予約を毎週録画にする場合(ステップS103のYes)、毎週録画で予約設定する(ステップS104)。
CPU14は、予約を毎週録画にしない場合(ステップS103のNo)、予約対象番組のみ予約設定する(ステップS105)。
CPU14は、翌日に同番組がある場合(ステップS102のNo)、予約を毎日録画にするか判定する(ステップS106)。予約を毎日録画にするか否かの判定については、ユーザに確認を求めても良いし、予め設定された条件に従って判断するようにしても良い。例えば、番組名に特定のキーワードを含む番組を毎日録画にするという条件が設定されていれば、条件に合う新番組を自動的に毎日録画にする。
CPU14は、予約を毎日録画にする場合(ステップS106のYes)、毎日録画で予約設定する(ステップS107)。毎日録画については、例えば、平日にしか放送しないニュース番組を録画する場合、月曜日から金曜日まで毎日録画する「月−金」録画といった特殊な毎日録画で予約設定することも可能である。
CPU14は、予約対象番組が新番組ではない場合(ステップS101のNo)、又は予約を毎日録画にしない場合(ステップS106のNo)、予約対象番組のみ予約設定する(ステップS108)。
新番組の録画の予約設定が行われた時、CPU14は、記憶部13内に全放送回数分の記憶容量を確保する(ステップS109)。この時、番組の全放送回数分の記憶容量を確保する。番組の全放送回数に関する情報はEPG解析部15がEPGを参照して取得する。あるいは、ユーザが設定できるようにしても良い。番組の全放送回数が不明の場合、確保可能な全ての記憶容量、又は予め設定された記憶容量を確保するようにする。
CPU14は、確保した記憶容量を番組の放送回数に応じて分割する(ステップS110)。確保した記憶容量を放送回数で分割する際の動作については後の詳述する。
CPU14は、確保した記憶容量での録画に最適なビットレートを設定する(ステップS111)。ビットレートについては、前記の最適なビットレートよりも高画質となるビットレートを設定するようにしても良い。高画質となるビットレートで録画した番組は、後でビットレートを低下させて画質を調整することが可能である。また、番組の放送1回分が録画1回分に割り当てられる容量に収まるようにビットレートを設定しても良い。
なお、記憶容量の確保(ステップS109)、確保した記憶容量の分割(ステップS110)及びビットレートの設定(ステップS111)を行うのは、毎週録画の予約設定(ステップS104)や毎日録画の予約設定(ステップS107)といった連続録画の予約設定を行った時のみにしても良い。
図3に、本発明の番組録画時の動作について示す。
チューナー11は、予約設定されている番組の放送時に、その番組の放送信号を受信する(ステップS201)。この時、放送信号と共にEPGも受信する。EPGはEPG蓄積部16に保存される。
画像処理部12は、受信した放送信号から番組データをデコード(復調)する(ステップS202)。画像処理部12は、デコードされた番組データを所定のビットレートでエンコードする(ステップS203)。エンコードは処理時に設定されているビットレートにより行われる。画像処理部12は、エンコードされた番組データを記憶部13に保存する(ステップS204)。これにより、番組を録画したことになる。なお、番組を録画する時、番組データについて、編集作業が行われることを見越したビットレートでエンコードされた第1番組データと、編集作業が行われないことを見越したビットレートでエンコードされた第2番組データの2種類のデータを保存するようにしても良い。例えば、第1番組データは最高のビットレートで保存し、第2番組データは番組の放送1回分が録画1回分に割り当てられる容量に収まるビットレートで保存するようにする。この時、画像処理部12は、編集作業が行われる場合は第2番組データを削除して第1番組データを使用し、編集作業が行われない場合は第1番組データを削除して第2番組データを最終的に保存される番組データとする。
録画した番組の編集が行われる場合(ステップS205のYes)、画像処理部12は、保存された番組データをデコードする(ステップS206)。デコードされた番組データに対してCM(Commercial Message)カットといった編集作業が行われる。CMカットについては、CPU14が編集作業用のプログラムを実行してCMカットを行うようにしても良い。また、EPG解析部15がEPGを参照して番組データに含まれるCMのデータを識別することが可能であれば、画像処理部12がCMのデータを自動的に削除するようにしても良い。なお、編集が行われるかの判断は、録画装置10がユーザから編集を行うための操作を受け付けた時に行うようにしても良いし、編集について予め設定された条件に従って録画が行われた時に行うようにしても良い。
編集により保存された番組データが小さくなると、この番組を保存していた容量に空きができる。CPU14は、この空き容量を残りの番組を録画するための容量に追加する(ステップS207)。この空き容量を加えた全容量を残り容量とする。また、この残り容量を残りの放送回数分に分割し、残りの放送の録画1回分に割り当てられる容量を算出する(ステップS208)。更に、編集後の番組データに応じてビットレートを算出し、再設定する(ステップS209)。なお、この時、残りの放送の録画1回分に割り当てられる容量に対して、残り容量に応じたビットレートを算出し、再設定するようにしても良い。
画像処理部12は、編集作業により元のデータよりサイズが小さくなった編集後データを、確保した記憶容量のうち録画1回分の容量に収まるように再エンコードする(ステップS210)。エンコードは再設定されたビットレートで行うようにしても良い。
画像処理部12は、録画1回分の容量に収まるように再エンコードしたデータを記憶部13に保存する(ステップS211)。
EPG解析部15は、EPG蓄積部16に保存されているEPGを参照して、最終回の録画が行われたか判定する(ステップS212)。最終回の録画が行われていなければ(ステップS212のNo)、最終回を録画するまで、ステップS201からステップS211までの録画処理を繰り返す。
最終回の録画が行われていれば(ステップS212のYes)、CPU14は、記憶部13に保存されているデータをDVDドライブといった周辺機器20に移動し、DVDディスクといった記憶メディアに記録する(ステップS213)。例えば、録画装置10がHDD内蔵型DVDレコーダーの場合、HDDに記憶された番組を、最終回の録画後にDVDディスクに保存する。なお、記憶部13から周辺機器20にデータを移動する際に、画像解析部12が移動するデータのビットレートを変更するようにしても良い。データを移動する時は、例えば日中や深夜といった録画が行われない時間帯に行うようにする。編集が行われていない場合は、最終回の録画が完了した時点でデータを移動するようにしても良い。また、データを移動するかどうかをユーザに問い合わせるようにしても良い。この時、データの移動先である記憶メディアに、移動するデータを全て格納する容量がない場合、又は記憶メディアが用意されていない場合、ユーザにその旨を通知するようにしても良い。
図4を参照して、本発明の特徴について説明する。
本発明の録画装置10は、EPGを参照し、予約対象番組が新番組であれば記憶部13に全放送回数分の記憶容量を確保し、毎回録画するための予約設定を行う。最終回まで録画が完了したら、データを外部の記憶メディアに保存する。例えば、HDDに全放送分のデータを保存し、後でデータをDVDディスクに保存するために、HDD内において、保存した全放送分のデータがDVDディスクに調度収まる記憶容量を確保するようにする。この時、CPU14は、記憶部13に対して、DVDディスク1枚分の記憶容量を確保する。画像処理部12は、番組が全11回放送の場合、全体の容量を11等分した記憶容量で調度となるビットレートで録画する。画像処理部12は、2回目の録画以前に1回目の編集が行われなかった場合、以降、同じビットレートで録画する。画像処理部12は、2回目録画以前に1回目の編集が行われていた場合、次回以降も編集が行われることを前提として、編集後の放送時間として次回以降の放送時間としてビットレートの再設定を行う。
図3のステップS207からステップS207までの動作における録画1回分に割り当てられる容量及びビットレートの算出方法について、以下に詳述する。
図5を参照し、編集を行わず、単純に指定回数分の録画を行う場合について説明する。
確保した記憶容量をa[GB]、その容量に収める番組の放送回数をb[回]とすると、録画1回分に割り当てられる容量cは、
c=a/b[GB]
となる。
録画する番組をd[分]とすると、録画するビットレートe[Mbps]は、
e=c×10^3/(d×60)×8[Mbps]
と算出され、このビットレートで毎回録画を行うことにより、指定容量とぴったりとなる効率の良い録画を行うことが可能である。
なお、番組の放送回数b[回]及び録画する番組d[分]については、EPG解析部15がEPGを参照して設定する。また、ユーザが予め設定しておくようにしても良い。
予約設定時には、このようにして全放送回数分の記憶容量から録画1回分に割り当てられる容量及びビットレートを算出する。なお、録画1回目のビットレートについては、録画装置10において設定可能なビットレートのうち最良のビットレートを設定しておき、録画後の編集が行われなかった場合、前記のビットレートeを再設定して、録画した番組及び以降の番組を保存するようにしても良い。
図6を参照し、2回目以降の録画前に編集作業が行われた場合について説明する。
図5の手順で1回目の録画が行われた後、2回目の録画が行われる以前に編集が行われて1回目の録画データがf[分]に減少したとする。なお、ここではd>fとする。
この時、2回目以降に録画に使用できる容量g[GB]がc×(b−1)[GB]よりも増え、
g=c×(b−1)+(d−f)×c/d[GB]
となる。
これを残りの回数(b−1)で等分し、更に2回目以降も編集を行うことにより、より高画質で効率良く録画することが可能となる。
なお、録画後の編集が行われた場合、録画1回分の容量は変更せずにビットレートのみ変更するようにしても良い。例えば、編集が行われると1回分の録画データがf[分]となる場合、録画するビットレートe[Mbps]を、
e=c×10^3/(f×60)×8[Mbps]
とする。この時、編集後に1回分の録画データがf[分]となることを見越して、予めこのビットレートを設定しておくようにしても良い。
図7を参照し、n回目以降の録画前に編集作業が行われた場合について説明する。
ここでは3回目の録画前に編集作業が行われた場合を例に説明する。
図5の手順では1回目の録画が行われた後、編集されることなく2回目の録画が行われたが、3回目録画前に、1回目及び2回目の少なくとも1つの編集が行われた場合、2回目の編集後の分数を基準に、以降の録画のビットレートを算出する。
例えば、1、2回目の録画が行われた後、3回目の録画が行われる以前に編集が行われて1、2回目の録画データがそれぞれf[分]に減少したとする。なお、ここではd>fとする。
この時、3回目以降に録画に使用できる容量g[GB]がc×(b−2)[GB]よりも増え、
g=c×(b−2)+2(d−f)×c/d[GB]
となる。
これを残りの回数(b−2)で等分し、更に3回目以降も編集を行うことにより、より高画質で効率良く録画することが可能となる。
また、3回目の録画が行われる以前に2回目のみ編集が行われ、1回目の録画データはd[分]のまま、2回目の録画データがf[分]に減少したとする。なお、ここではd>fとする。
この時、3回目以降に録画に使用できる容量g[GB]がc×(b−2)[GB]よりも増え、
g=c×(b−2)+(d−f)×c/d[GB]
となる。
これを残りの回数(b−2)で等分し、更に3回目以降も編集を行うことにより、より高画質で効率良く録画することが可能となる。
なお、n回目以降の録画前に編集が行われた場合も同様とする。
例えば、n−1回目までの録画が行われた後、n回目の録画が行われる以前に編集が行われてn−1回目までの録画データがそれぞれf[分]に減少したとする。なお、ここではd>fとする。
この時、n回目以降に録画に使用できる容量g[GB]がc×(b−(n−1))[GB]よりも増え、
g=c×(b−(n−1))+(n−1)(d−f)×c/d[GB]
となる。
これを残りの回数(b−(n−1))で等分し、更にn回目以降も編集を行うことにより、より高画質で効率良く録画することが可能となる。
また、n回目の録画が行われる以前にk回分のみ編集が行われ、他の録画データはd[分]のまま、k回分の録画データがそれぞれf[分]に減少したとする。なお、ここではd>fとする。
この時、n回目以降に録画に使用できる容量g[GB]がc×(b−(n−1))[GB]よりも増え、
g=c×(b−(n−1))+k(d−f)×c/d[GB]
となる。
これを残りの回数(b−(n−1))で等分し、更にn回目以降も編集を行うことにより、より高画質で効率良く録画することが可能となる。
なお、n回目以降の録画前に編集が行われた番組に対してではなく、n回目以降の録画に対してビットレートを再設定する場合、残りの録画1回分に割り当てられる容量hは、
h=g/(b−(n−1))[GB]
であり、録画する番組1回分をd[分]とすると、録画するビットレートe[Mbps]は、
e=h×10^3/(d×60)×8[Mbps]
となる。この時、録画後に必ず編集が行われるものとすると、録画する番組1回分をf[分]とすることができるため、
e=h×10^3/(f×60)×8[Mbps]
となる。
途中、録画時間が異なる回がある場合について説明する。
途中、通常の放送より放送時間の長い特別の回、すなわち録画時間が異なる回がある場合、その回は、編集後を基準としたビットレートを使用せず、1回分の容量内にその放送が収まるビットレートを算出し、録画を行う。
なお、1回目の放送時間が長い場合には、編集後のビットレート再設定は2回目以降のものを参照して行う。
前記のように、1回分の容量内に放送が収まらなかった場合、その放送の録画においてビットレートを低下させることにより対応する。例えば、先の説明において、d[分]<f[分]となる場合、残りの録画に使用できる容量のうち1回分の容量内に放送が収まるように録画するビットレートe[Mbps]を低下させる。d<fとなる場合としては、通常の放送より放送時間の長い特別な回を録画した時に編集を行わなかった場合や、編集を行っても1回分の容量内に放送が収まらなかった場合が考えられる。
この時、1回分の容量c内に収まらなかった放送を録画するビットレートe[Mbps]は、
e=c×10^3/(f×60)×8[Mbps]
となる。
前記の説明に基づいて、編集が行われた番組と編集が行われなかった番組が混在する場合について説明する。
確保した記憶容量をa[GB]、その容量に収める番組の放送回数をb[回]とすると、編集が行われなかった番組については、録画1回分に割り当てられる容量cは、
c=a/b[GB]
となる。録画する番組をd[分]とすると、録画するビットレートe[Mbps]は、
e=c×10^3/(d×60)×8[Mbps]
と算出される。
n回目以降の録画前に、k回分の録画データに対して編集が行われ、k回分の録画データがそれぞれf[分]に減少したとする。この時、k(d−f)×c/d[GB]の空き容量が発生する。
発生した空き容量を以降の録画に使用する場合、n回目以降に録画に使用できる容量g[GB]がc×(b−(n−1))[GB]よりも増え、
g=c×(b−(n−1))+k(d−f)×c/d[GB]
となる。また、残りの録画1回分に割り当てられる容量hは、
h=g/(b−(n−1))[GB]
であり、録画する番組1回分をd[分]とすると、録画するビットレートe[Mbps]は、
e=h×10^3/(d×60)×8[Mbps]
となる。更に、以降の録画は必ず編集を行うものとして、編集後の録画データがf[分]になるものとすると、録画するビットレートe[Mbps]は、
e=h×10^3/(f×60)×8[Mbps]
となる。これにより、n回目以降の録画におけるビットレートを向上させることが可能となる。ビットレートを変更しなければ、発生した空き容量の分、録画1回分の容量が増える。
また、この時、編集した番組に対して、発生した空き容量の分、ビットレートを向上させる場合、録画1回分の容量に変更はなく、ビットレートのみ変更することになり、編集した番組を保存する際のビットレートe[Mbps]は、
e=c×10^3/(f×60)×8[Mbps]
となる。これにより、録画1回分の容量は元通り確保したまま、編集が行われた番組のビットレートを向上することが可能となる。
前記の説明では、新番組の予約設定時に処理が開始されることになっているが、実際には、新番組ではなく途中の放送回から行った連続録画の予約設定時でも良い。この時、EPG解析部15が、前記の途中の放送回を新番組の1回目と判断するようにする。
例えば、3回目から最終回までの連続録画を予約設定する場合、EPG解析部15が、3回目の放送を新番組の1回目と判断するようにする。これにより、途中の放送回からの連続録画に対しても本発明を用いることが可能となる。
なお、記憶部13に保存されている番組の中に、前記の3回目以前に放送された1回目及び2回目の放送がある場合、1回目及び2回目の放送に続けて3回目以降の放送を保存するようにする。この場合、途中の放送回からの連続録画において、その放送回以前の放送が加わることにより、新番組を最初から録画していたことになる。1回目及び2回目の放送が記憶部13に保存されているかどうかについては、例えば、EPG解析部15がEPGを参照して予約対象番組の番組名を識別し、CPU14が番組名を基に記憶部13に保存されている番組を検索して判断する。また、この時、1回目及び2回目の放送を含めて全ての番組データが、番組データの移動先となる1つの記憶メディアに収まるように、残りの放送の記憶容量を確保するようにする。1回目及び2回目の放送が編集可能であれば、1回目及び2回目の放送に対しても録画1回分の容量やビットレートを変更するようにしても良い。
本発明の第2実施形態として、記憶部13内に全放送回数分の記憶容量を予め確保することはせずに、全放送回数分を記憶するための記憶容量を予測し、その予測された記憶容量を基に、録画1回分の容量及び最適なビットレートを算出する。
本発明の第2実施形態では、全放送回数分の記憶容量を示す値は予測値であり、仮想の値である。実際に全放送回数分の記憶容量を確保する代わりに、全放送回数分の記憶容量の予測値を用いて録画1回分の容量を求めていることを除いては、他は第1実施形態と同じにしても良い。録画1回分の容量及び最適なビットレートの算出については、図5、図6、図7に示す通りである。
記憶容量の予測については、EPGを参照して求めるようにしても良い。例えば、EPGに全放送回数分の記憶容量を示す値が掲載されていれば、その掲載された値を全放送回数分の記憶容量を示す値として使用する。また、EPGに放送1回分の容量を示す値が記載されていれば、その放送1回分の容量を示す値と全放送回数とを基に全放送回数分の記憶容量を示す値を算出して使用する。ここで、放送1回分の容量にはCMも含まれている。なお、全放送回数分の記憶容量を示す値を、ユーザが予め記憶部13に設定できるようにしても良い。録画した全放送を1枚のDVDディスクに格納することを予定している場合、全放送回数分の記憶容量をこのDVDディスク1枚分の記憶容量に合わせる。
また、本発明の第2実施形態において、1回分の録画を行う前に、録画1回分の容量を確保するようにしても良い。この時、図2に示すステップS110において、全放送回数分の記憶容量を放送回数で分割した録画1回分の容量を設定だけしておき、実際に録画1回分の容量を確保するのは実際に録画する前に行うようにする。また、図2に示すステップS110で録画1回分の容量を設定せずに、録画を行う毎に録画1回分の容量とビットレートを調整して、最終的に全放送回数分の記憶容量に全放送が収まるようにしても良い。
他の実施例として、1回分の録画を行った後に次回の録画1回分の容量を確保するようにしても良い。この時、録画1回分の容量が確保できない場合、ユーザにその旨を通知し、録画1回分の容量を確保するように促す。また、記憶部13に録画されている番組のうち録画日時が最も古いものを自動的に削除し、録画1回分の容量を確保するようにしても良い。録画後の編集により録画1回分の容量に空きができた場合、空きの分だけビットレートを向上し、最終的に、予測された全放送回数分の記憶容量に全放送が収まるように調整する。
図8に、本発明の第2実施形態の番組録画時の動作の一例について示す。
CPU14は、実際に番組の録画を行う前に、当該番組を保存するために必要な記憶容量を確保する(ステップS301)。この時、確保する記憶容量は録画1回分の容量である。この録画1回分の容量は、前回の録画が行われた後に確保するようにしても良い。
チューナー11は、予約設定されている番組の放送時に、その番組の放送信号を受信する(ステップS302)。この時、放送信号と共にEPGも受信する。EPGはEPG蓄積部16に保存される。
画像処理部12は、受信した放送信号から番組データをデコード(復調)する(ステップS303)。画像処理部12は、デコードされた番組データを所定のビットレートでエンコードする(ステップS304)。エンコードは処理時に設定されているビットレートにより行われる。画像処理部12は、エンコードされた番組データを記憶部13に保存する(ステップS305)。これにより、番組を録画したことになる。なお、番組を録画する時、番組データについて、編集作業が行われることを見越したビットレートでエンコードされた第1番組データと、編集作業が行われないことを見越したビットレートでエンコードされた第2番組データの2種類のデータを保存するようにしても良い。例えば、第1番組データは最高のビットレートで保存し、第2番組データは番組の放送1回分が録画1回分に割り当てられる容量に収まるビットレートで保存するようにする。この時、画像処理部12は、編集作業が行われる場合は第2番組データを削除して第1番組データを使用し、編集作業が行われない場合は第1番組データを削除して第2番組データを最終的に保存される番組データとする。
録画した番組の編集が行われる場合(ステップS306のYes)、画像処理部12は、保存された番組データをデコードする(ステップS307)。デコードされた番組データに対してCM(Commercial Message)カットといった編集作業が行われる。CMカットについては、CPU14が編集作業用のプログラムを実行してCMカットを行うようにしても良い。また、EPG解析部15がEPGを参照して番組データに含まれるCMのデータを識別することが可能であれば、画像処理部12がCMのデータを自動的に削除するようにしても良い。なお、編集が行われるかの判断は、録画装置10がユーザから編集を行うための操作を受け付けた時に行うようにしても良いし、編集について予め設定された条件に従って録画が行われた時に行うようにしても良い。
編集により保存された番組データが小さくなると、この番組を保存していた容量に空きができる。CPU14は、この空き容量を検出する(ステップS308)。この空き容量を基に、編集後の番組データに応じたビットレートを算出し、再設定する(ステップS309)。すなわち、空き容量の分だけビットレートを向上して空き容量を埋める。なお、ビットレートを向上するのは次回の録画からにしても良い。
画像処理部12は、編集作業により元のデータよりサイズが小さくなった編集後データを、確保した記憶容量のうち録画1回分の容量に収まるように再エンコードする(ステップS310)。エンコードは再設定されたビットレートで行うようにしても良い。
画像処理部12は、録画1回分の容量に収まるように再エンコードしたデータを記憶部13に保存する(ステップS311)。
EPG解析部15は、EPG蓄積部16に保存されているEPGを参照して、最終回の録画が行われたか判定する(ステップS312)。最終回の録画が行われていなければ(ステップS312のNo)、最終回を録画するまで、ステップS301からステップS311までの録画処理を繰り返す。
最終回の録画が行われていれば(ステップS312のYes)、CPU14は、記憶部13に保存されているデータをDVDドライブといった周辺機器20に移動し、DVDディスクといった記憶メディアに記録する(ステップS313)。例えば、録画装置10がHDD内蔵型DVDレコーダーの場合、HDDに記憶された番組を、最終回の録画後にDVDディスクに保存する。なお、記憶部13から周辺機器20にデータを移動する際に、画像解析部12が移動するデータのビットレートを変更するようにしても良い。データを移動する時は、例えば日中や深夜といった録画が行われない時間帯に行うようにする。編集が行われていない場合は、最終回の録画が完了した時点でデータを移動するようにしても良い。また、データを移動するかどうかをユーザに問い合わせるようにしても良い。この時、データの移動先である記憶メディアに、移動するデータを全て格納する容量がない場合、又は記憶メディアが用意されていない場合、ユーザにその旨を通知するようにしても良い。
本発明の録画装置及び録画方法は、コンピュータを用いて実施しても良い。
この場合、コンピュータは本発明の録画装置の各動作を実行するためのプログラムを備えており、プログラムはコンピュータのCPUにより実行される。
以上のように、本発明の録画装置では、毎週又は毎日放送される番組の録画予約を行う場合、EPGを参照して新番組であれば1回目の放送から毎回録画を設定する。この時、毎回録画を設定するかをGUIに表示しユーザに確認する。これにより、録画予約のたびに毎回録画を設定するか確認せずに済むようになる。
また、予め確保した記憶容量に収まるように番組の全放送回数分を録画するため、後で録画した番組を保存する記憶メディアの記憶容量に合わせて番組を録画することが可能になる。この時、記憶容量に収まる範囲で最良の画質となるビットレートでの録画を行うことも可能である。
図1は、本発明の構成を示す図である。 図2は、録画予約の手順を示す図である。 図3は、番組録画時の動作を示す図である。 図4は、本発明の特徴について示した図である。 図5は、指定回数分の録画を行う場合の例を示す図である。 図6は、2回目録画前に編集作業が行われた場合の例を示す図である。 図7は、3回目以降録画前に編集作業が行われた場合の例を示す図である。 図8は、本発明の第2実施形態の番組録画時の動作を示す図である。
符号の説明
10… 録画装置
11… チューナー
12… 画像処理部
13… 記憶部
14… CPU
15… EPG解析部
16… EPG蓄積部
17… インタフェース
18… インタフェース
20… 周辺機器
30… ネットワーク

Claims (12)

  1. 複数回に分けて放送される番組を全て録画するために必要な全放送回数分の記憶容量を基に、前記番組の1回分の録画に用いる分割容量を設定し、前記番組の1回分が前記分割容量に収まるビットレートを設定する初期設定処理部と、
    前記ビットレートで前記番組を録画し、前記番組を1回分ごとに一時保存する保存処理部と、
    前記一時保存された番組の1回分の任意の部分をカット編集する編集処理部と、
    前記カット編集の後、前記一時保存された番組の1回分を消去して、前記カット編集された番組の1回分を前記分割容量に保存する再保存処理部と、
    前記番組の1回分と前記カット編集された番組の1回分との差分に相当する容量を前記記憶容量の残りの容量に追加し、前記残りの容量を基に、前記カット編集された番組の後に録画される番組に割り当てられている分割容量を再設定し、前記ビットレートを再設定する再設定処理部と
    を具備する
    録画装置。
  2. 請求項1に記載の録画装置であって、
    前記初期設定処理部は、
    EPG(Electric Program Guide)を参照する手段と、
    前記番組が新番組であるか判断する手段と、
    前記番組が新番組であると判断した場合、翌日に同番組がないか判断する手段と、
    翌日に同番組があると判断した場合、自動的に毎日録画するように設定する手段と、
    翌日に同番組がないと判断した場合、翌週に同番組がないか判断する手段と、
    翌週に同番組があると判断した場合、自動的に毎週録画するように設定する手段と、
    前記記憶容量を確保し、前記記憶容量と前記全放送回数とに基づいて、前記分割容量と前記ビットレートとを設定する手段と、
    を具備する
    録画装置。
  3. 請求項1又は2に記載の録画装置であって、
    前記保存処理部は、
    前記番組の本来のビットレートで前記番組を録画し、第1番組データとして一時保存する手段と、
    前記分割容量に収まるビットレートで前記番組を録画し、第2番組データとして一時保存する手段と、
    前記カット編集が行われる場合、前記第2番組データを削除し、前記第1番組データをカット編集用の番組データとして提供する手段と、
    前記カット編集が行われない場合、前記第1番組データを削除し、前記第2番組データを最終的に保存されるデータとして前記分割容量に保存する手段と
    を具備する
    録画装置。
  4. 請求項3に記載の録画装置であって、
    前記編集処理部は、
    前記保存処理部から前記第1番組データを取得する手段と、
    前記第1番組データをカット編集する手段と、
    前記カット編集後の第1番組データを、前記分割容量に収まるビットレートでエンコードする手段と
    を具備する
    録画装置。
  5. 録画方法により実施される録画方法であって、
    複数回に分けて放送される番組を全て録画するために必要な全放送回数分の記憶容量を基に、前記番組の1回分の録画に用いる分割容量を設定し、前記番組の1回分が前記分割容量に収まるビットレートを設定することと、
    前記ビットレートで前記番組を録画し、前記番組を1回分ごとに一時保存することと、
    前記一時保存された番組の1回分の任意の部分をカット編集することと、
    前記カット編集の後、前記一時保存された番組の1回分を消去して、前記カット編集された番組の1回分を前記分割容量に保存することと、
    前記番組の1回分と前記カット編集された番組の1回分との差分に相当する容量を前記記憶容量の残りの容量に追加し、前記残りの容量を基に、前記カット編集された番組の後に録画される番組に割り当てられている分割容量を再設定し、前記ビットレートを再設定することと
    を含む
    録画方法。
  6. 請求項5に記載の録画方法であって、
    前記分割容量と前記ビットレートとを最初に設定する際に、
    EPG(Electric Program Guide)を参照することと、
    前記番組が新番組であるか判断することと、
    前記番組が新番組であると判断した場合、翌日に同番組がないか判断することと、
    翌日に同番組があると判断した場合、自動的に毎日録画するように設定することと、
    翌日に同番組がないと判断した場合、翌週に同番組がないか判断することと、
    翌週に同番組があると判断した場合、自動的に毎週録画するように設定することと、
    前記記憶容量を確保し、前記記憶容量と前記全放送回数とに基づいて、前記分割容量と前記ビットレートとを設定することと、
    を更に含む
    録画方法。
  7. 請求項5又は6に記載の録画方法であって、
    前記番組を1回分ごとに一時保存する際に、
    前記番組の本来のビットレートで前記番組を録画し、第1番組データとして一時保存することと、
    前記分割容量に収まるビットレートで前記番組を録画し、第2番組データとして一時保存することと、
    前記カット編集が行われる場合、前記第2番組データを削除し、前記第1番組データをカット編集用の番組データとして提供することと、
    前記カット編集が行われない場合、前記第1番組データを削除し、前記第2番組データを最終的に保存されるデータとして前記分割容量に保存することと
    を更に含む
    録画方法。
  8. 請求項7に記載の録画方法であって、
    前記カット編集の際に、
    前記保存処理部から前記第1番組データを取得することと、
    前記第1番組データをカット編集することと、
    前記カット編集後の第1番組データを、前記分割容量に収まるビットレートでエンコードすることと
    を更に含む
    録画方法。
  9. 複数回に分けて放送される番組を全て録画するために必要な全放送回数分の記憶容量を基に、前記番組の1回分の録画に用いる分割容量を設定し、前記番組の1回分が前記分割容量に収まるビットレートを設定するステップと、
    前記ビットレートで前記番組を録画し、前記番組を1回分ごとに一時保存するステップと、
    前記一時保存された番組の1回分の任意の部分をカット編集するステップと、
    前記カット編集の後、前記一時保存された番組の1回分を消去して、前記カット編集された番組の1回分を前記分割容量に保存するステップと、
    前記番組の1回分と前記カット編集された番組の1回分との差分に相当する容量を前記記憶容量の残りの容量に追加し、前記残りの容量を基に、前記カット編集された番組の後に録画される番組に割り当てられている分割容量を再設定し、前記ビットレートを再設定するステップと
    を計算機に実行させるための
    プログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記分割容量と前記ビットレートとを最初に設定する際に、
    EPG(Electric Program Guide)を参照するステップと、
    前記番組が新番組であるか判断するステップと、
    前記番組が新番組であると判断した場合、翌日に同番組がないか判断するステップと、
    翌日に同番組があると判断した場合、自動的に毎日録画するように設定するステップと、
    翌日に同番組がないと判断した場合、翌週に同番組がないか判断するステップと、
    翌週に同番組があると判断した場合、自動的に毎週録画するように設定するステップと、
    前記記憶容量を確保し、前記記憶容量と前記全放送回数とに基づいて、前記分割容量と前記ビットレートとを設定するステップと、
    を更に計算機に実行させるための
    プログラム。
  11. 請求項9又は10に記載のプログラムであって、
    前記番組を1回分ごとに一時保存する際に、
    前記番組の本来のビットレートで前記番組を録画し、第1番組データとして一時保存するステップと、
    前記分割容量に収まるビットレートで前記番組を録画し、第2番組データとして一時保存するステップと、
    前記カット編集が行われる場合、前記第2番組データを削除し、前記第1番組データをカット編集用の番組データとして提供するステップと、
    前記カット編集が行われない場合、前記第1番組データを削除し、前記第2番組データを最終的に保存されるデータとして前記分割容量に保存するステップと
    を更に計算機に実行させるための
    プログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記カット編集の際に、
    前記保存処理部から前記第1番組データを取得するステップと、
    前記第1番組データをカット編集するステップと、
    前記カット編集後の第1番組データを、前記分割容量に収まるビットレートでエンコードするステップと
    を更に計算機に実行させるための
    プログラム。
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