JP2010073247A - 記録再生装置、記録再生方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利用方法や利用頻度を反映した公平な録画データ管理を提供する。
【解決手段】ユーザ識別子を入力する条件入力手段と、録画の開始と終了を指示する予約管理手段と、記憶媒体110に対して番組の録画及び再生及び移動及び削除を行う記録再生手段と、記憶媒体110に録画条件と録画データを記録する番組管理手段と、番組の削除を指示する空容量確保手段と、番組管理手段が管理する番組リストを元に決定する対象ユーザ選定手段と、番組を番組リストを元に決定する対象番組選定手段とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は記録再生装置等に関し、特にデータを削除することで空容量を確保するものである。
テレビ番組の録画装置として、ハードディスクを備えたハードディスクレコーダが普及している。この装置の多くには、ユーザに指定された録画条件に応じて電子番組表から自動的に録画対象となる番組を検索し、ハードディスクに録画する機能が搭載されている。録画時の圧縮方法に関する技術開発や、ハードディスクの大容量化に伴い、録画時間が長くなってきている。しかし、記憶容量に限りがあることは変わらない。
そのため録画データが記憶容量いっぱいになってしまった場合への対処が課題となっている。このような課題の解決手段として、特許文献1では、設定された保存期間を過ぎた録画データを自動削除する方法が提案されている。
また、録画時間が長くなっていることから、一台の録画装置を家族等の複数人で利用する場合が増えている。このような場合には、録画データの削除が複数のユーザに影響を及ぼすため、あるユーザが見ようと思っていた録画データが他のユーザによって削除されてしまう問題が起きている。このような課題の解決手段として、特許文献2では、録画番組リストの表示時に全ユーザからの削除承認を表示し、全ユーザの承認の取れた録画データを削除する方法が提案されている。
特開2002−165162号公報 特開2005−057637号公報
しかし、一台の録画装置を家族等の複数人で利用する場合には、各ユーザの利用方法や利用頻度が異なるため、特定のユーザによって記憶容量の大半が占有されてしまう。例えば、あるユーザが気に入った番組を長期間保存している場合には、録画装置はそのユーザの録画データであふれてしまう。
また、利用頻度の低いユーザは、番組の視聴はもちろん録画データの削除を指示する機会が少ない。したがって、録画装置はそのユーザの削除承認の取れない録画データであふれてしまう。このような状況では、特定のユーザのために自動削除を行う頻度が高まり、全ユーザに関して未視聴の録画データを削除してしまう可能性が高まる。これは、ユーザ間に不公平感を生じさせ、ユーザ同士のトラブルの原因となる。
本発明は、一台の録画装置を家族等の複数人で利用する場合において、ユーザの利用方法や利用頻度を反映した公平な録画データ管理を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明の記録再生装置は、録画条件及び録画を行うユーザを特定するユーザ識別子を入力する条件入力手段と、入力された録画条件を保存し録画の開始と終了を指示する予約管理手段と、記憶媒体に対して番組の録画及び再生及び移動及び削除を行う記録再生手段と、前記記憶媒体に録画条件と録画データを番組リストとして記録する番組管理手段と、前記記憶媒体の空容量に応じて番組の削除を指示する空容量確保手段と、番組の削除を行う対象となるユーザを前記番組管理手段が管理する番組リストを元に決定する対象ユーザ選定手段と、削除の対象となる番組を前記番組管理手段が管理する番組リストを元に決定する対象番組選定手段とを有する。
本発明によれば、録画データの削除がユーザの利用方法や利用頻度に基づいて行われるため、複数のユーザから納得の得られる録画データ管理機能を提供できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録再生装置(以下、単に録画装置という)の構成を示す図である。録画装置101としては、ハードディスクレコーダなどの映像録画装置である。録画装置101はリモコン102などの入力装置で操作され、アンテナ103で受信した放送を録画・再生し、テレビ104に表示する。
録画装置101はCPU105、メモリ106、ユーザインタフェース107、チューナ108、エンコーダ109、記憶媒体110、デコーダ111、AV出力112によって構成されている。
CPU105は、録画装置101の中央演算装置であり、メモリ106に記録された制御プログラムに基づいて、ユーザインタフェースの表示、チャンネルの切替、録画予約、番組の録画・再生、テレビへの出力を制御する。
メモリ106は、録画装置101(記録再生手段)の前記機能を実現するためのコンピュータの制御プログラムを記録する。
ユーザインタフェース107は、リモコン102及び録画装置101に付属するボタンなどの入力装置で行われたユーザの操作を受信する。
チューナ108は、アンテナ103で受信した電波から、特定のチャンネルの映像データを抽出する。
エンコーダ109は、受信した映像データの符号化を行う。符号化した映像データは、番組情報と共に記憶媒体110に保存する。
記憶媒体110は、ハードディスクなどの記憶装置である。記憶媒体110として大容量なハードディスクを用いることで、長時間の映像データを蓄積し、録画・再生・削除を繰り返すことができる。また、記憶媒体110としてDVDなどのリムーバブルディスクを用いることで、映像データを録画装置101と切り離して保管することができる。1枚のディスクに記憶可能な映像データには限りがあるが、空のディスクを用意することで新たな映像データを記憶できる。
デコーダ111は、符号化された映像データの復号化を行う。さらに、復号化した映像データを再生し、AV出力112を通してテレビ104に出力することで、録画した映像をテレビ104に表示することができる。
本実施の形態における処理動作について、図2〜図9に記載したフローチャート及び図10、図11に示す表示画面、図12〜図14に示すデータリストを用いて説明する。
図2を用いて起動時、及びユーザ切替時に行うユーザ識別処理について説明する。
ステップS101において、録画装置101の起動後、及びユーザ切替時にユーザ識別処理を開始する。まず、ステップS102においてユーザに識別情報の条件入力を求める。その際、図10に示したような画面を表示する(条件入力手段)。
ユーザは、リモコン102を用いて自分の識別情報を示すアイコン201を選択する。なお、ユーザの偽装を防ぐためには、アイコンの選択後にパスワード202の入力を求めたり、アイコンの選択は求めずにユーザごとに設定した識別コード202の入力を求めたりすることで、ユーザを識別すると良い。
ステップS103では、パスワードの認証や識別コードの照合を行い、現在のユーザを示すユーザ識別子を特定する。認証に失敗した場合には、ステップS102へ戻り識別情報の入力を求める。
認証に成功した場合には、ステップS104において、図12に示すユーザリスト401の更新を行う。ユーザリスト401には、ユーザを識別するユーザ識別子402、各ユーザの録画容量を集計して示す個人別録画容量403のデータが含まれている。
また、各ユーザが録画した番組のうち他のユーザと共有していない録画容量(空容量)を示す個人別非共有録画済容量404、各ユーザが録画した番組のうち他のユーザと共有している録画容量を示す個人別共有録画済容量405のデータが含まれている。これらの容量は、録画容量管理手段が区別して管理する。
個人別録画容量403は、ユーザの利用状況に合わせて変化するが、全ユーザの個人別録画容量403の合計は記憶媒体110の記憶容量以下である。
ステップS104では、ステップS103で特定したユーザ識別子を元に個人別録画容量403を更新する。例えばステップS103で特定したユーザ識別子に対応する個人別録画容量403を一定量増やし、増やした容量分を他のユーザの個人別録画容量403から差し引く。このようにユーザ設定の識別が行われる度に個人別録画容量403を更新することで、利用率の高いユーザほど優先的に録画容量を確保できる。ただし、容量が偏りすぎないよう、個人別録画容量403の比が一定値以下にならないような制限も必要である。また、新規にユーザを追加する際には、登録済ユーザから新規ユーザに個人別録画容量403を分け与える処理を行う。
ステップS104において個人別録画容量403の更新が終了すると、ステップS105においてユーザ識別処理を終了する。
図3は、番組の録画予約の処理を示すフローチャートである。ステップS201で録画予約が開始されるとステップS202へ進み、ユーザに録画条件の入力を求める。その際、図11に示したような画面を表示する(予約管理手段)。
ユーザは、リモコン102及び録画装置101に付属するボタンなどの入力装置を用いて録画する日時301〜303、チャンネル304、番組のタイトル305、画質306、プロテクトの有無307などの録画条件を設定する。なお、アイコン308は現在のユーザを表し、現在のユーザに対応するユーザ識別子が録画条件として記録される(番組管理手段)。
録画の予約管理や番組管理には、全項目を任意に入力する方法、TV番組表の録画予約番号を入力する方法、電子番組表から任意の番組を選択する方法などがあり、どのような方法を用いても構わない。
ステップS203では、録画条件が確定したか判別し、録画条件の入力がキャンセルされた場合にはステップS206へ進み、録画予約の処理を完了する。録画条件を確定した場合には、ステップS204において録画条件を図13に示す記憶媒体110の予約リスト501へ追加する。この際、同一の録画条件が登録されている場合には、追加しようとした録画条件に含まれるユーザ識別子を登録済みの録画条件に追加して更新する。
さらに、ステップS205では、図5に示す録画準備を行い録画に必要な記憶容量を確保してステップS206へ進み、番組の録画予約の処理を終了する。
図4は、番組を録画する処理を示すフローチャートである。
ステップS301で録画タイマにより録画が開始されるとステップS302へ進み、記憶媒体110の予約リスト501から今回録画を行う録画条件を取得する。取得した録画条件が繰り返し予約で無い場合には、記憶媒体110の予約リスト501から削除する。
ステップS303では、図5に示す録画準備を行い録画に必要な記憶容量を確保する。
ステップS304では、ユーザリスト401の更新を行う。ステップS302で取得した録画条件に複数のユーザ識別子が登録されている場合には、各ユーザ識別子402に対応する個人別共有録画済容量405に、録画に必要な記憶容量を録画条件に含まれるユーザ識別子402の数で割った容量を加える。 ユーザ識別子402が一つだけ登録されている場合には、ユーザ識別子402に対応する個人別非共有録画済容量404に、録画に必要な記憶容量を加える。
ステップS305では、図14に示す記憶媒体110の番組リスト601に番組情報を記録する。番組情報には、録画条件に加えて、サムネールや再生履歴などが含まれる。
ステップS306では、チューナ108を録画条件で指定されたチャンネルに切替え、エンコーダ109で符号化した映像データを記憶媒体110に保存する。
ステップS307では、現在の時刻を確認し、録画条件に設定されている終了時刻を過ぎたかどうか判定する。終了時刻の前であれば、ステップS306へ戻り録画を続ける。終了時刻を過ぎるとステップS308へ進み、番組を録画する処理を終了する。
図5は、既存の録画番組を整理し録画に必要な記憶容量を確保する録画準備処理を示すフローチャートである(容量確保手段)。
ステップS401で録画準備が開始されるとステップS402へ進み、記憶媒体110の予約リスト501に録画条件が登録されているか確認する、登録されていなければステップS407へ進み、録画準備を終了する。録画条件が登録されている場合にはステップS403へ進み、記憶媒体110の予約リスト501から次に録画時刻が訪れる録画条件を取得し、番組管理として録画タイマをセットする。
ステップS404では、記憶媒体110の記憶容量を確認し、空容量を確保する。
ステップS405では、録画条件から録画に要する記憶容量を算出して、記憶媒体110の空容量と比較する。空容量の方が多い場合にはステップS407へ進み、録画準備を終了する。
空容量が足りない場合にはステップS406へ進み、図6に示す番組の削除または移動を行う。ステップS406で録画に必要な空容量確保をした後ステップS407へ進み、録画準備の処理を終了する。
図6は、記憶媒体110から番組を削除し空容量を確保する処理を示すフローチャートである。
ステップS501で空容量の確保が開始されるとステップS502へ進み、図7に示す番組を削除する対象となるユーザの選定を行う。
さらにS503へ進み、図8に示す対象ユーザの録画データから削除する対象となる番組の決定を行う。
次にステップS504では、図9に示すステップS502で対象ユーザ選定したユーザに関してステップS503で選定した番組の削除を行う。
ステップS505では、必要とされる空容量が確保できたか確認する。確保できていない場合にはステップS502へ戻り、再度対象ユーザの選定を行う。
確保できた場合にはステップS506へ進み、記憶媒体110から番組を削除し空容量を確保する処理を終了する。
図7は、記憶媒体110から番組を削除する対象となるユーザを選定する処理を示すフローチャートである。このフローチャートでは、番組を削除する対象となるユーザの選定基準として個人別非共有録画済容量404を個人別録画容量403で割った個人利用率を利用したが、その他の基準を用いても構わない。例えば、個人別非共有録画済容量404と個人別共有録画済容量405の合計、個人別録画容量403等が番組を削除する対象となるユーザの選定基準として利用可能である。
ステップS601で番組を削除する対象となるユーザの選定が開始されるとステップS602へ進む。
記憶媒体110のユーザリスト401から個人別非共有録画済容量404と個人別共有録画済容量405の合計が個人別録画容量403を超えるユーザ識別子402を抜粋する。
次にステップS603では、ステップS602で抜粋したユーザ識別子402が存在するか判定する。
ステップS602でユーザ識別子402が一つも抜粋されなかった場合にはステップS604へ進み、記憶媒体110のユーザリスト401から全ユーザ識別子402を抜粋し、ステップS605へ進む。
ステップS603においてユーザ識別子402が抜粋されていた場合には、ステップS605へ進む。
ステップS605では、抜粋したユーザ識別子402に対して、各ユーザ識別子402に対応する個人別非共有録画済容量404を個人別録画容量403で割った値を計算し、最も高いユーザ識別子402を選択する。
ステップS606では、ステップS605で選択したユーザ識別子402を選定結果として、番組を削除する対象となるユーザを選定する処理を終了する。
図8は、記憶媒体110から削除する対象となる対象番組選定の処理を示すフローチャートである。
このフローチャートでは、削除対象の優先度を以下のようにしたが、この順番を入れ替えたり、別の優先度を設定したりしても構わない。
1.既視聴非プロテクト番組
2.未視聴非プロテクト番組
3.既視聴プロテクト番組
4.未視聴プロテクト番組
ステップS701でユーザ識別子402が指定され削除する対象となる番組を選定する処理が開始されるとステップS702へ進み、記憶媒体110の番組リスト601から番組情報に指定されたユーザ識別子402を含む番組の抜粋番組リストを作成する。
ステップS703では、抜粋番組リストにプロテクト番組が含まれているか確認する。
抜粋番組リストにプロテクト番組が含まれている場合にはステップS704へ進み、抜粋番組リストからプロテクト番組を抜粋して抜粋番組リストを更新し、ステップS705へ進む。含まれていない場合には、ステップS705へ進む。
ステップS705では、抜粋番組リストに既視聴番組が含まれているか確認する。抜粋番組リストに既視聴番組が含まれている場合にはステップS706へ進み、抜粋番組リストから既視聴番組を抜粋して抜粋番組リストを更新し、ステップS707へ進む。含まれていない場合には、ステップS707へ進む。
ステップS707では、抜粋番組リストの中から最も古い番組を選択しステップS708へ進み、選択した番組を結果として削除する対象となる番組を選定する処理を終了する。
図9は、指定したユーザ識別子402に関する指定した番組の削除を行う処理を示すフローチャートである。
ステップS801でユーザ識別子402及び番組を指定し番組の削除を開始するとステップS802へ進み、記憶媒体110の番組リスト601から指定した番組の番組情報を取得する。
次にステップS803で、番組情報を元にユーザリスト401の更新を行う。番組情報にユーザ識別子402が一つだけ登録されている場合には、ユーザ識別子402に対応する個人別非共有録画済容量404から、番組情報に登録されている録画容量を減ずる。
ステップS803において、番組情報に複数のユーザ識別子402が登録されている場合には、次のように処理する。即ち、指定したユーザに対応する個人別共有録画済容量405から、番組情報に登録されている録画容量を番組情報に登録されているユーザ識別子402の数で割った容量を減ずる。同容量を番組情報に登録されているその他のユーザ識別子402に対応する個人別共有録画済容量405に分割して加える。
ステップS804では、記憶媒体110の番組リスト601を更新する。番組情報にユーザ識別子402が一つだけ登録されている場合には、該当する番組情報を番組リスト601から削除する。番組情報に複数のユーザ識別子402が登録されている場合には、指定したユーザ識別子402を番組情報から削除し、番組リスト601を更新する。
ステップS805では、番組情報に登録されているユーザ識別子402の数を判定する。番組情報に複数のユーザ識別子402が登録されている場合にはステップS807へ進み、番組の削除を行う処理を終了する。
番組情報にユーザ識別子402が一つだけ登録されている場合にはステップS806へ進み、番組情報に対応する録画データを削除し、ステップS807で番組の削除を行う処理を終了する。
本発明の実施の形態に係る録画装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態における起動時及びユーザ切替時に行うユーザ識別処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における番組の録画予約の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における番組を録画する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における既存の録画番組を整理し録画に必要な記憶容量を確保する録画準備処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における記憶媒体から番組を削除し空容量を確保する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における記憶媒体から番組を削除する対象となるユーザを選定する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における記憶媒体から削除する対象となる番組を選定する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における指定したユーザ識別子に関する指定した番組の削除を行う処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るユーザ識別情報入力画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係る録画条件入力画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係る記憶媒体のユーザリストを示す図である。 本発明の実施の形態に係る記憶媒体の予約リストを示す図である。 本発明の実施の形態に係る記憶媒体の番組リストを示す図である。
符号の説明
101:録画装置
102:リモコン
103:アンテナ
104:テレビ
105:CPU
106:メモリ
107:ユーザインタフェース
108:チューナ
109:エンコーダ
110:記憶媒体
111:デコーダ
112:AV出力

Claims (5)

  1. 録画条件及び録画を行うユーザを特定するユーザ識別子を入力する条件入力手段と、
    入力された録画条件を保存し録画の開始と終了を指示する予約管理手段と、
    記憶媒体に対して番組の録画及び再生及び移動及び削除を行う記録再生手段と、
    前記記憶媒体に録画条件と録画データを番組リストとして記録する番組管理手段と、
    前記記憶媒体の空容量に応じて番組の削除を指示する空容量確保手段と、
    番組の削除を行う対象となるユーザを前記番組管理手段が管理する番組リストを元に決定する対象ユーザ選定手段と、
    削除の対象となる番組を前記番組管理手段が管理する番組リストを元に決定する対象番組選定手段とを有する記録再生装置。
  2. 更に、前記記憶媒体に録画されている録画容量をユーザ識別子ごとに集計する録画容量管理手段を有し、これを元に前記対象ユーザ選定手段が、番組を削除する対象となるユーザを決定することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記録画容量管理手段は更に、複数のユーザにより共有されている番組の録画容量と共有されていない番組の録画容量とを区別して管理することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 録画条件及び録画を行うユーザを特定するユーザ識別子を入力する条件入力ステップと、
    入力された録画条件を保存し録画の開始と終了を指示する予約管理ステップと、
    記憶媒体に対して番組の録画及び再生及び移動及び削除を行う記録再生ステップと、
    前記記憶媒体に録画条件と録画データを番組リストとして記録する番組管理ステップと、
    前記記憶媒体の空容量に応じて番組の削除を指示する空容量確保ステップと、
    番組の削除を行う対象となるユーザを前記番組管理ステップで管理する番組リストを元に決定する対象ユーザ選定ステップと、
    削除の対象となる番組を前記番組管理ステップで管理する番組リストを元に決定する対象番組選定ステップとを有する記録再生方法。
  5. 請求項4に記載の記録再生方法の各ステップをコンピュータにて実施させるプログラム。
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