JP2009065430A - テレビ番組処理装置およびテレビ番組処理プログラム - Google Patents

テレビ番組処理装置およびテレビ番組処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】テレビ番組を録画するための記憶容量が不足する場合であっても、必要度の低いテレビ番組を削除し、利用者の嗜好に合ったテレビ番組を自動的に録画、または推薦することが可能なテレビ番組処理装置、および前記テレビ番組処理装置において実行されるテレビ番組処理プログラムを提供すること。
【解決手段】利用者の嗜好と一致したテレビ番組が自動録画される装置において、視聴した番組、録画設定した番組、録画予約した番組、自動録画された番組又は自動録画対象とされた番組に対する利用者の操作内容を検出し、嗜好との一致度合い及び放送日時との経過時間に基づいて、自動録画対象とされた番組を録画又は録画された番組の削除等を実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビ番組を録画するための記憶容量が不足する場合であっても、利用者の嗜好に合ったテレビ番組を自動的に録画、または推薦することが可能なテレビ番組処理装置、および前記テレビ番組処理装置において実行されるテレビ番組処理プログラムに関する。
従来、テレビ技術のデジタル化により、テレビ番組の視聴や録画を、より便利にするための機能が開発されている。中でも、HDD(Hard disk drive)などを用いた大容量のテレビ番組録画装置では、電子番組情報(EPG:Electronic Program Guide)と組み合わせることで、手軽に録画予約を設定することが可能になっており、利用者のテレビ視聴スタイルを大きく変化させている。
さらに、利用者のテレビ操作履歴から自動的に利用者の嗜好を判断して、嗜好に合うテレビ番組を推薦したり、自動録画したりする機能も実現されている(特許文献1〜5参照。)。
このような利用者の嗜好に基づいた自動録画では、自動的に録画するテレビ番組の予約を行なうだけでなく、HDDの容量が不足した場合に、録画したテレビ番組を自動的に削除する機能が必要となる。削除対象とするテレビ番組を選択する方法としては、(1)録画時期の古いテレビ番組から順に選択していく方法、(2)利用者の嗜好との一致度合い(スコア)が低いテレビ番組から順に選択していく方法がある。
図23は、従来の自動録画において、録画時期の古いテレビ番組から順に選択していく方法の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS2301において、自動録画するテレビ番組の候補を選択する。
次に、ステップS2302において、ステップS2301で選択したテレビ番組を録画するだけの空き容量がHDD等の記録媒体にあるか否かを判断する。
ある場合(ステップS2302:Y)には、ステップS2303において、ステップS2301で選択されたテレビ番組の録画予約の設定を行なう。
他方、空き容量がない場合(ステップS2302:N)には、ステップS2304において、既に録画したテレビ番組のうち録画時期の一番古いテレビ番組をHDD等から削除し、空き容量を記録媒体に確保する。
そして、ステップS2302に戻り、再度空き容量があるか否かを判断し、空き容量が確保できるまで上述の処理を繰り返す。
図24は、従来の自動録画において、利用者の嗜好との一致度合いが低いテレビ番組から順に選択していく方法の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS2401において、自動録画するテレビ番組の候補を選択する。
次に、ステップS2402において、ステップS2401で選択したテレビ番組を録画するだけの空き容量がHDD等の記録媒体にあるか否かを判断する。
ある場合(ステップS2402:Y)には、ステップS2403において、ステップS2401で選択されたテレビ番組の録画予約の設定を行なう。
他方、空き容量がない場合(ステップS2402:N)には、ステップS2404において、ステップS2401で選択されたテレビ番組の利用者の嗜好との一致度合い(スコア)と既に録画したテレビ番組のスコアのうち一番低いスコアとを比較する。その結果、ステップS2401で選択されたテレビ番組のスコアの方が高い場合(ステップSS2404:Y)には、ステップS2405において、既に録画したテレビ番組のうちスコアの一番低いテレビ番組をHDD等から削除し、空き容量を記録媒体に確保する。そして、ステップS2402に戻り、再度空き容量があるか否かを判断し、空き容量が確保できるまで上述の処理を繰り返す。
他方、ステップS2401で選択されたテレビ番組のスコアの方が高くない場合(ステップSS2404:N)には、本処理を終了する。
なお、図23および図24に示したフローチャートでは、録画設定時に空き容量の確保を行っているが、録画設定だけを先に行ない、録画開始までに空き容量の確保を実施する場合もある。
特開平5−62283号公報 特開平11−345446号公報 特開2001−36846号公報 特開2003−78493号公報 特許第3714310号公報
しかしながら、削除するテレビ番組を選択する方法としての、(1)録画時期の古いテレビ番組から選択し削除する方法、(2)利用者の嗜好との一致度合いが低いテレビ番組から選択し削除する方法には、それぞれ次のような問題点があった。
まず、(1)録画時期の古いテレビ番組から選択し削除する方法の場合は、自動録画番組をしばらくの間確認していないようなことがあると、スコアの高いテレビ番組であっても録画時期が古いが故に削除されてしまい、逆にスコアが低くても新しいテレビ番組だけが残ってしまう可能性があるという問題点があった。
また、(2)利用者の嗜好との一致度合いが低いテレビ番組から選択し削除する方法の場合は、このような処理を繰り返している間にスコアの高いテレビ番組ばかりとなってしまい、削除するテレビ番組がなくなってしまい自動録画できなくなってしまうという問題点があった。
また、上述の(1)あるいは(2)の方法を用いるにしても、どちらを用いてよいのか分からないという問題点があった。すなわち、スコアの高さが重視されるようなテレビ番組、例えば、映画や趣味に関するようなテレビ番組は、多少録画時期が古くても嗜好にあうことが重要であり、他方、新しさが重視されるようなテレビ番組、例えば、ニュースやスポーツ中継のようなテレビ番組は、情報が古くなるとその価値が下がってしまうが、その判断基準は利用者によって異なる。例えば、スコアの高い順(利用者の嗜好との一致度合いが高い順)に3段階(スコア3〜1)で表現すると、スコア3の1週間前に録画したテレビ番組と、スコア2の昨日録画したテレビ番組のどちらを削除すべきかというのを自動的に判断することは困難であり、前述のように、(1)古い順、もしくは、(2)スコア順の何れかに処理が限定されてしまい、必ずしも、利用者の期待に答えることができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、テレビ番組を録画するための記憶容量が不足する場合であっても、必要度の低いテレビ番組を削除し、例えば、ス
コアの高い順(利用者の嗜好との一致度合いが高い順)に3段階(スコア3〜1)で表現した場合、スコア3の1週間前のテレビ番組と、スコア2の昨日のテレビ番組の何れを削除すべきかという判断を、利用者の視聴傾向に合わせて自動的に実行することにより、利用者の嗜好に合ったテレビ番組を自動的に録画、または推薦することが可能なテレビ番組処理装置、および前記テレビ番組処理装置において実行されるテレビ番組処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明のテレビ番組処理装置は、テレビ番組の放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネルを含む電子番組ガイドデータに基づいて、テレビ番組の視聴指示、録画指示または録画予約指示を入力するテレビ番組指示入力手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示に基づいて、テレビ番組を表示装置へ出力するように制御するテレビ番組出力制御手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画予約指示に基づいて、録画開始時刻、録画終了時刻および放送チャンネルを含む録画予約情報を第1の記録媒体に記録する録画予約情報記録手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画指示または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に基づいて、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体に記録するテレビ番組記録手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示、録画指示または録画予約指示を含む操作履歴に基づいて、前記電子番組ガイドデータから利用者の嗜好度の高いテレビ番組を抽出する高嗜好度テレビ番組抽出手段と、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出されたテレビ番組の嗜好度および放送開始時刻または放送終了時刻の現在時刻からの経過時間に基づいて、前記第2の記録媒体に記録すべきテレビ番組の優先度を決定するための記録優先度決定手段と、前記記録優先度決定手段によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体に記録された録画済テレビ番組または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高く、かつ、前記第2の記録媒体に前記録画対象テレビ番組を記録することが可能な記録容量が無い場合、前記録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体から削除または前記録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体から削除し、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録する録画予約情報書換手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のテレビ番組処理装置は、前記録画予約情報書換手段が、前記録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体から削除または前記録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体から削除しても未だ前記第2の記録媒体に前記録画対象テレビ番組を記録することが可能な記録容量が無い場合、次に優先度の低い録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体から削除または次に優先度の低い録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体から削除し、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録することが望ましい。
また、本発明の一態様によれば、本発明のテレビ番組処理装置は、テレビ番組の放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネルを含む電子番組ガイドデータに基づいて、テレビ番組の視聴指示、録画指示または録画予約指示を入力するテレビ番組指示入力手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示に基づいて、テレビ番組を表示装置へ出力するように制御するテレビ番組出力制御手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画予約指示に基づいて、録画開始時刻、録画終了時刻および放送チャンネルを含む録画予約情報を第1の記録媒体に記録する録画予約情報記録手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画指示または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に基づいて、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体に記録するテレ
ビ番組記録手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示、録画指示または録画予約指示を含む操作履歴に基づいて、前記電子番組ガイドデータから利用者の嗜好度の高いテレビ番組を抽出する高嗜好度テレビ番組抽出手段と、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出されたテレビ番組の嗜好度および放送開始時刻または放送終了時刻の現在時刻からの経過時間に基づいて、前記第2の記録媒体に記録すべきテレビ番組の優先度を決定するための記録優先度決定手段と、前記記録優先度決定手段によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体に記録された録画済テレビ番組または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高い場合、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録するよう推薦する高優先度テレビ番組推薦手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のテレビ番組処理装置は、前記記録優先度決定手段が、前記嗜好度および前記経過時間で構成されるマトリックスに対応して前記優先度が規定された優先度テーブルを備えることが望ましい。
また、本発明のテレビ番組処理装置は、前記優先度テーブルに規定された優先度が、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された操作履歴に対応して増減することが望ましい。
また、本発明のテレビ番組処理装置は、前記優先度テーブルに規定された優先度が、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された操作履歴の操作内容に基づいて、前記増減の大きさが異なることが望ましい。
また、本発明のテレビ番組処理装置は、前記記録優先度決定手段によって決定された優先度の経時的な変化量を算出し、前記変化量が所定値以上の場合、前記増減の幅を大きくすることが望ましい。
また、本発明のテレビ番組処理装置は、前記操作履歴が、録画予約済テレビ番組の保護指示、録画予約済テレビ番組の削除指示、録画済テレビ番組の視聴指示、録画済テレビ番組の保護指示または録画済テレビ番組の削除指示を含むことが望ましい。
また、本発明の一態様によれば、本発明のテレビ番組処理プログラムは、テレビ番組処理装置のコンピュータを、テレビ番組の放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネルを含む電子番組ガイドデータに基づいて、テレビ番組の視聴指示、録画指示または録画予約指示を入力するテレビ番組指示入力手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示に基づいて、テレビ番組を表示装置へ出力するように制御するテレビ番組出力制御手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画予約指示に基づいて、録画開始時刻、録画終了時刻および放送チャンネルを含む録画予約情報を第1の記録媒体に記録する録画予約情報記録手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画指示または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に基づいて、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体に記録するテレビ番組記録手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示、録画指示または録画予約指示を含む操作履歴に基づいて、前記電子番組ガイドデータから利用者の嗜好度の高いテレビ番組を抽出する高嗜好度テレビ番組抽出手段と、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出されたテレビ番組の嗜好度および放送開始時刻または放送終了時刻の現在時刻からの経過時間に基づいて、前記第2の記録媒体に記録すべきテレビ番組の優先度を決定するための記録優先度決定手段と、前記記録優先度決定手段によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体に記録された録画
済テレビ番組または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高く、かつ、前記第2の記録媒体に前記録画対象テレビ番組を記録することが可能な記録容量が無い場合、前記録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体から削除または前記録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体から削除し、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録する録画予約情報書換手段と、して機能させるためのテレビ番組処理プログラムである。
また、本発明の一態様によれば、本発明のテレビ番組処理プログラムは、テレビ番組処理装置のコンピュータを、テレビ番組の放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネルを含む電子番組ガイドデータに基づいて、テレビ番組の視聴指示、録画指示または録画予約指示を入力するテレビ番組指示入力手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示に基づいて、テレビ番組を表示装置へ出力するように制御するテレビ番組出力制御手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画予約指示に基づいて、録画開始時刻、録画終了時刻および放送チャンネルを含む録画予約情報を第1の記録媒体に記録する録画予約情報記録手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画指示または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に基づいて、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体に記録するテレビ番組記録手段と、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示、録画指示または録画予約指示を含む操作履歴に基づいて、前記電子番組ガイドデータから利用者の嗜好度の高いテレビ番組を抽出する高嗜好度テレビ番組抽出手段と、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出されたテレビ番組の嗜好度および放送開始時刻または放送終了時刻の現在時刻からの経過時間に基づいて、前記第2の記録媒体に記録すべきテレビ番組の優先度を決定するための記録優先度決定手段と、前記記録優先度決定手段によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体に記録された録画済テレビ番組または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高い場合、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録するよう推薦する高優先度テレビ番組推薦手段と、して機能させるためのテレビ番組処理プログラムである。
本発明によれば、テレビ番組を録画するための記憶容量が不足する場合であっても、必要度の低いテレビ番組を削除し、利用者の嗜好に合ったテレビ番組を自動的に録画、または推薦することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用されるテレビ番組処理装置の基本構成を示す図である。
図1において、テレビ番組処理装置100は、TVチューナ107を備え、アンテナ106を介して放送されるテレビ番組を受信することが可能である。さらに、テレビ番組処理装置100は、バス108に接続されたCPU101、メモリ102、入力装置103、出力装置104および記憶装置105を備える。
記憶装置105は、受信したテレビ番組のテレビ放送信号を映像および音声として出力するためのデコード処理を実行する「テレビ視聴プログラム」が格納されおり、テレビ番組の受信の際には、ワーキングメモリ等のメモリ102上に「テレビ視聴プログラム」をロードして、TVチューナ107から入力されたテレビ放送信号のデコード処理を実行する。デコード処理された映像および音声は、テレビモニタ、スピーカ等の出力装置104
に出力される。また、利用者は、キーボード、マウス、リモコン等の入力装置103を用いて、テレビ番組の視聴指示、録画指示または録画予約指示などの設定入力操作を行なう。なお、本第1の実施の形態では、テレビ機能一体型の情報処理装置であるテレビ番組処理装置を例に説明するが、いわゆるビデオレコーダのような専用装置としてのテレビ番組処理装置であっても、動作上の違いは無い。
図2は、本発明が適用されるテレビ番組処理装置の基本的な原理を説明するための図である。
まず、図1を用いて説明したテレビ番組処理装置100は、利用者の嗜好と一致した自動録画候補番組を選択する(S201)。ここで、利用者の嗜好に一致した自動録画候補番組を選択する基本的な処理を説明する。利用者の嗜好を抽出して、好みのテレビ番組を選択する方法としては、利用者による嗜好情報の手動設定と、テレビ番組処理装置100による自動抽出とがある。自動録画候補の番組は、利用者の好みと一致するテレビ番組から選択されるのが一般である。
手動設定では、例えば、好みのテレビ番組に関するキーワード、ジャンル、放送チャンネルなどを設定画面より入力する方法がある。そして、テレビ番組処理装置100が、EPGの情報を元に、前記キーワード、ジャンル、放送チャンネルと一致したテレビ番組を、利用者の好みのテレビ番組として抽出する。
また、テレビ番組処理装置100による自動抽出では、録画履歴等の利用者のテレビ操作履歴とEPGの情報とを関連付けて記録し、操作履歴に共通に含まれるキーワードなどの情報と同じ情報を含むテレビ番組を抽出することで、利用者の好みのテレビ番組を抽出する。
そして、一般的に、上記のような手動設定あるいは自動設定により選択されたテレビ番組には、利用者の嗜好との一致度に応じたスコアが付与される。
このようにして自動録画候補番組が選択されると、次に、利用者の視聴傾向に合わせた自動録画候補番組、および自動録画済番組の優先順位の算出を行なう(S202)。
次に、算出された優先順位の結果に基づいて、自動録画番組および自動削除番組の設定を行なう(S203)。
そして、録画対象番組(自動録画予約された番組、自動録画済の番組)に対する操作を取得し、その履歴を操作履歴部201に随時格納する(S204)。これらの処理(S201〜S204)は、定期的に、例えば、1日に1回、繰り返し実行される。
このように、本発明が適用されるテレビ番組処理装置100は、利用者の録画番組操作履歴から、スコア(嗜好との一致度合い)を重視したテレビ番組の視聴を行っているのか、放送日時の新しいテレビ番組を重視しているのか、それとも、両者のバランスをとりながら視聴しているのかを自動的に検出し、自動録画番組および自動削除番組の選択に利用する。そして、録画番組に対する操作内容と、スコア、放送日時から操作時までの経過時間を関連付けて記録し、操作内容に重みを付与し、操作が発生する毎に重みを加算することで、スコアと放送日時からの経過時間に応じた優先度を求めることができる。また、優先度に応じて、自動録画番組の選択、自動削除番組の選択を行なうことで、利用者の視聴傾向に合わせた自動録画が可能となる。
これにより、利用者の視聴傾向を自動的に検出して、自動録画番組および自動削除番組を決定するため、利用者の視聴要望に合った自動録画を実現できる。
図3は、本発明が適用されるテレビ番組処理装置の機能ブロック図である。
図3において、テレビ番組処理装置100は、テレビ番組指示入力部301、テレビ番組出力制御部302、録画予約情報記録部303、テレビ番組記録部304、高嗜好度テレビ番組抽出部305、記録優先度決定部306、録画予約情報書換部307、高優先度テレビ番組推薦部308、電子番組ガイドデータ309、表示装置310、第1の記録媒体311、第2の記録媒体312および優先度テーブル313を備える。
テレビ番組指示入力部301は、現時点においてテレビ番組を視聴ための指示である視聴指示、現時点においてテレビ番組を録画するための指示である録画指示、または後にテレビ番組を録画するための指示である録画予約指示等の、利用者からの各指示を入力する。指示する方法としては、例えば、テレビ放送信号により搬送された、またはインターネット上で公開されている電子プログラムガイド309を取得し、この電子プログラムガイド309に含まれるテレビ番組の放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネル等を指定する。
テレビ番組出力制御部302は、前記テレビ番組指示入力部301によって入力された視聴指示に基づいて、その視聴指示により特定されたテレビ番組を表示装置310へ出力するように制御する。録画予約情報記録部303は、前記テレビ番組指示入力部301によって入力された録画予約指示に基づいて、その録画予約指示により特定されたテレビ番組の録画開始時刻、録画終了時刻および放送チャンネル等の録画予約情報を第1の記録媒体311に記録する。テレビ番組記録部304は、前記テレビ番組指示入力部301によって入力された録画指示に基づいて、その録画指示により特定され、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体312に記録する。また、テレビ番組記録部304は、録画予約情報記録部303により前記第1の記録媒体311に記録された録画予約情報に基づいて、その録画予約指示により特定され、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体312に記録する。なお、後述するように、前記第1の記録媒体311に記録された録画予約情報は、録画予約情報書換部307により書き換えられることがある。
高嗜好度テレビ番組抽出部305は、前記テレビ番組指示入力部301によって入力された視聴指示、録画指示または録画予約指示を含む操作履歴に基づいて、前記電子番組ガイドデータ309から利用者の嗜好度の高いテレビ番組を抽出する。例えば、図2を用いて上述したような方法を用いて利用者の嗜好度の高いテレビ番組を抽出する。前記操作履歴としては、上述の視聴指示、録画指示、録画予約指示の他に、録画予約情報として第1の記録媒体311に記録されている録画予約済テレビ番組を削除しないようにするための保護指示、逆に録画予約済テレビ番組を削除するための削除指示、第2の記録媒体312に記録されている録画済のテレビ番組を視聴するための視聴指示、第2の記録媒体312に記録されている録画済のテレビ番組を削除しないようにするための保護指示、逆に録画済のテレビ番組を削除するための削除指示等がある。
記録優先度決定部306は、前記高嗜好度テレビ番組抽出部305によって抽出されたテレビ番組の嗜好度、およびそのテレビ番組の放送開始時刻または放送終了時刻の現在時刻からの経過時間に基づいて、前記第2の記録媒体312に記録すべきテレビ番組の優先度を決定する。より具体的には、前記記録優先度決定部306は、例えば、後述するような、前記嗜好度および前記経過時間で構成されるマトリックスに対応して前記優先度が規定された優先度テーブル312を備える。前記優先度テーブル312に規定された優先度の値は、前記テレビ番組指示入力部301によって入力された操作履歴に対応して増減することがあり、前記テレビ番組指示入力部301によって入力された操作履歴の操作内容に基づいて、その増減の大きさが異なるようにしても良い。また、後述するように、前記記録優先度決定部306によって決定された優先度の経時的な変化量、例えば、1ヶ月単位での変化量を算出し、前記変化量が極端に大きくなったような場合、例えば、前記変化量が予め定めた所定値以上の場合、前記増減の幅を大きくしてもよい。
録画予約情報書換部307は、前記記録優先度決定部306によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出部305によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体312に記録された録画済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高く、かつ、前記第2の記録媒体312に前記録画対象テレビ番組を記録することが可能な記録容量が無い場合、前記録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体312から削除し、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体311に記録する。あるいは、録画予約情報書換部307は、前記記録優先度決定部306によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出部305によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第1の記録媒体311に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高く、かつ、前記第2の記録媒体312に前記録画対象テレビ番組を記録することが可能な記録容量が無い場合、前記録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体311から削除し、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体311に記録する。
また、前記録画予約情報書換部307は、前記録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体312から削除または前記録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体311から削除しても未だ前記第2の記録媒体312に前記録画対象テレビ番組を記録することが可能な記録容量が無い場合、次に優先度の低い録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体312から削除または次に優先度の低い録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体311から削除し、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体311に記録する。なお、この場合、2番目に優先度の低い(上述の「次に優先度の低い」)録画済テレビ番組または録画予約済みテレビ番組だけを削除することにより録画対象テレビ番組を記録することができる場合は、前記2番目に優先度の低い録画済テレビ番組等のみを削除すればよいが、これだけでは録画対象テレビ番組を記録することができない場合は、最も優先度の低い録画済テレビ番組等と2番目に優先度の低い録画済テレビ番組等の双方を削除する。もちろん、3番目以降も同様である。
高優先度テレビ番組推薦部308は、前記記録優先度決定部306によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出部305によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体312に記録された録画済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高い場合、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体311に記録するよう推薦する。あるいは、高優先度テレビ番組推薦部308は、前記記録優先度決定部306によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出部305によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第1の記録媒体311に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高い場合、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体311に記録するよう推薦する。
なお、電子番組ガイドデータ309、表示装置310、第1の記録媒体311、第2の記録媒体312または優先度テーブル313に関しては、テレビ番組処理装置100が備えるのではなく、外部の別の装置が備え、テレビ番組処理装置100がこれらにアクセスすることにより上述の機能を実現しても良い。
次に、利用者の嗜好度に合うテレビ番組の中から録画すべき優先度の高い順番を自動的に決定する仕組みについて説明する。
図4は、利用者の嗜好度および経過時間で構成されるマトリックスに対応して優先度が規定された優先度テーブルを示す図である。
図4に示された優先度テーブル313の例は、「スコア3」「スコア2」「スコア1」の3段階で示された利用者の嗜好度と、「7日前」「3日前」「本日」「3日後」「7日後」の5段階で示された経過時間とのマトリックス形式で構成される。利用者の嗜好度は、高嗜好度テレビ番組抽出部305によって抽出されたテレビ番組の嗜好度を示し、「スコア3」が最も嗜好度が高いと判断されたものである。経過時間は、現在からの経過時間を示し、「3日前」とは、現在(本日)の3日前を示す。また、優先度は、括弧内に示し、例えば、嗜好度「スコア3」経過時間「7日前」の優先度は「60」である。この優先度は、後述するように、録画対象であるテレビ番組に対して行なわれた操作履歴に基づいて増減するが、デフォルト値として適切な値が予め与えられている。録画対象であるテレビ番組は、録画予約が設定された時点で利用者に対して、予約一覧画面でテレビ番組内容を提示し、録画が完了すると、録画済テレビ番組一覧画面で番組内容が提示される。
録画対象であるテレビ番組に対して行なわれる操作履歴としては、(1)自動録画したテレビ番組の視聴操作、(2)自動録画したテレビ番組が自動的に削除されないようにするプロテクト操作、(3)自動録画したテレビ番組の削除操作、(4)自動録画予約したテレビ番組のプロテクト操作(録画予約のリストから削除されないように手動録画へ切り替える操作)、(5)自動録画予約したテレビ番組の削除操作、が想定される。そして、(1)、(2)、(4)の各操作が発生した場合は、利用者にとって嗜好に合った操作であるため、優先度の値に+1の得点を与え、(3)、(5)の各操作が発生した場合は、利用者にとって嗜好に合わない操作であるため、優先度の値に−1の得点を与える。このように、各操作が発生するたびに、前記得点を図4に示した各マトリックス領域の優先度に加算することにより、優先度が増減する。さらに、各マトリックス領域の優先度の値にしたがって、マトリックス領域の優先順位を決定する。例えば、図4に示した例では、下線で示され、優先度「150」を示しているマトリックス領域である嗜好度「スコア3」経過時間「本日」が優先順位「1」位となっている。
次に、上述のようにして決定された優先度または優先順位に基づいて、録画または削除するテレビ番組を決定するための処理について説明する。
図5は、録画する候補のテレビ番組のリストの例を示す図であり、図6は、録画済テレビ番組のリストの例を示す図である。
図5に示されたリストは、高嗜好度テレビ番組抽出部305によって、利用者の嗜好度の高いテレビ番組として抽出されたテレビ番組のリストである。また、図6に示されたリストは、利用者の録画予約指示に基づく録画予約設定された録画予約情報、または録画予約情報書換部307により書き換えられた録画予約情報に含まれるテレビ番組のリストである。これらのリストは、それぞれ、図4に示した優先度テーブルに基づいて「嗜好度」「経過時間」「優先順位」が付与され、この「優先順位」の順番で降順にソートされている。例えば、「番組名」が『番組A』『番組B』『番組C』『番組D』であるテレビ番組が、高嗜好度テレビ番組抽出部305によって利用者の嗜好度の高いテレビ番組として抽出された場合、図4の優先度テーブルを参照する。「番組名」が『番組A』の「嗜好度」が『スコア1』であり「経過時間」が『本日』であるので、「優先順位」は『8』となる。
そして、テレビ番組を録画する第2の記録媒体312の記憶容量に空きがない場合、図6に示されたテレビ番組の中から、いくつかのテレビ番組が削除され、図5に示されたテレビ番組の中から、いくつかのテレビ番組の録画予約が設定される。
図7は、自動録画予約処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS701において、自動録画候補のテレビ番組の中で「優先順位」が最上位であるテレビ番組を選択し、ステップS702において、第2の記録媒体312に録
画した自動録画済のテレビ番組の中で「優先順位」が最下位であるテレビ番組を選択する。そして、ステップS703において、選択した自動録画候補の最上位のテレビ番組の「優先順位」と、選択した自動録画済の最下位のテレビ番組の「優先順位」と比較する。
自動録画候補のテレビ番組の「優先度」の方が自動録画済のテレビ番組の「優先度」よりも高くない場合(ステップS703:No)は、処理を終了する。他方、自動録画候補のテレビ番組の「優先度」の方が自動録画済のテレビ番組の「優先度」よりも高い場合(ステップS703:Yes)は、ステップS704において、自動録画済のテレビ番組を録画した第2の記録媒体312から削除し、ステップS705において、自動録画候補のテレビ番組を予約設定する。
そして、ステップS706において、自動録画候補のテレビ番組の中で「優先順位」順のリストで最後の候補のテレビ番組であるか否かを判断し、最後であれば(ステップS706:Yes)、処理を終了する。他方、最後でなければ(ステップS706:No)、ステップS707において、自動録画候補のテレビ番組の中で次に「優先順位」が上位であるテレビ番組を選択し、ステップS708において、第2の記録媒体312に録画した自動録画済のテレビ番組の中で次に「優先順位」が下位であるテレビ番組を選択し、ステップS703以降を繰り返す。
図8は、自動録画予約処理の実行後の優先度テーブルを示す図である。
図5に示した自動録画候補のテレビ番組および図6に示した自動録画済のテレビ番組に対して、図7に示した処理を実行すると、図8に示しように、第2の記録媒体312に録画された『番組G』および『番組H』のテレビ番組が削除され、『番組B』および『番組C』のテレビ番組が予約設定される。「嗜好度」の高いテレビ番組を優先する従来の技術を用いた場合には、『番組E』および『番組G』が削除され、『番組EC』および『番組D』のテレビ番組が予約されてしまう。しかも、前述の例では2番組を入れ替えると想定したが、実際には、何番組を入れ替えるべきかの判断ができない。本発明では、利用者の視聴傾向を基に、どのテレビ番組を削除して、どのテレビ番組を録画すべきかの判断を自動的に実行することができる。
図9は、優先度の値に付加する重みの例を示す図である。
図4を用いて説明したように、操作内容を嗜好に合う操作または嗜好に合わない操作に分類し、嗜好に合う操作は「+1」の得点を、嗜好に合わない操作は「−1」の得点を優先度に加算したが、操作内容と嗜好との関係をさらに細かく管理するには、図9に示すように、操作内容に応じて重みを指定することで、優先順位をより正確に管理することができる。
上述の説明では、予め適当な優先度テーブルがデフォルト値として与えられていることを前提に説明してきたが、本発明を適用したテレビ番組処理装置またはテレビ番組処理プログラムの利用開始時には、操作履歴が蓄積されていないため、優先度決定機能が利用できない問題が想定される。そこで、利用者の指示により、利用者の嗜好との一致度合いまたは放送日時からの経過時間に関する優先度を設定することが可能である。
図10は、嗜好との一致度合いまたは放送日時からの経過時間のどちらを優先するかを指示する例を示す図であり、図11は、設定された優先度テーブルの例を示す図である。
例えば、図10に示すような画面において、利用者が指示カーソル1001を用いて、利用者の嗜好との一致度合いまたは放送日時からの経過時間のどちらを優先するかを指示する。図10に示した例では、利用者の嗜好との一致度合いを、放送日時からの経過時間より優先するように指示している。このような指示に基づいて、図11のように操作イベントを加算し、優先度を決定することができる。この優先度テーブルの値を用いて処理を
開始すると、利用者の視聴傾向に合わせて少しずつ、優先度を変化させることができる。また、本処理の利用を開始する時は、利用者の指示がなくても、本発明を適用したテレビ番組処理装置またはテレビ番組処理プログラムの提供者が予め設定した値を基に利用開始することも可能である。
ところが、長期間、本本発明を適用したテレビ番組処理装置またはテレビ番組処理プログラムを利用していると、視聴傾向が変化する場合が考えられる。図4に示したイベント加算値は、利用を始めてから累積加算されていくため、長期間経った後に、視聴傾向が変化しても、その変化が優先順位に反映までには時間がかかる。
図12は、視聴傾向の変化の検出を説明するための図である。
図12に示すように、所定の期間、例えば1ヶ月毎に優先順位を管理し、当該期間の前期間との優先順位の差の合計を算出することで、視聴傾向の変化量を求めることができる。図12に示した例では、ある年の1月から2月では、まったく傾向が変化せず、2月〜3月で少し変化し、3月〜4月で大きく変化していることがわかる。そこで、変化量が一定値を超えた場合には、最新期間の得点を、たとえば数倍して加算することにより、あるいは、古すぎる月の得点を加算しないことにより、視聴傾向の変化を反映した自動録画が可能となる。
以上、図5、図6、図7で説明した自動録画予約するテレビ番組、自動削除するテレビ番組を決定する方法では、各テレビ番組の放送時間(番組の長さ)が一定であることを前提に説明した。ところが、削除するテレビ番組の放送時間と空き時間(録画可能な空き時間)との和が、自動録画予約するテレビ番組の放送時間よりも長い場合には問題ないが、削除するテレビ番組の放送時間と空き時間の和の方が短い場合には、さらに次のテレビ番組を削除する必要がある。
これを解決するための例を、第2の実施の形態として図13、図14、図15を用いて説明する。
図13は、第2の実施の形態のおいて、録画する候補のテレビ番組のリストの例を示す図であり、図14は、第2の実施の形態のおいて、録画済テレビ番組のリストの例を示す図であり、図15は、第2の実施の形態において、自動録画予約処理の流れを示すフローチャートである。
図13および図14は、図5および図6にそれぞれ、放送時間を付加したものであり、図15は、放送時間を考慮した自動録画予約の処理フローである。
図15について、図7に示したフローと異なる部分のみ説明する。
すなわち、ステップS703で、自動録画候補の最上位のテレビ番組と自動録画済の最下位のテレビ番組とを比較した結果、自動録画候補のテレビ番組の「優先度」の方が自動録画済のテレビ番組の「優先度」よりも高い場合(ステップS703:Yes)は、ステップS1501において、選択した自動録画候補の最上位のテレビ番組の「放送時間」と、選択した自動録画済の最下位のテレビ番組の「放送時間」と比較する。
そして、自動録画候補のテレビ番組の「放送時間」の方が自動録画済のテレビ番組の「放送時間」よりも短くない場合(ステップS1501:No)は、ステップS708に進み、第2の記録媒体312に録画した自動録画済のテレビ番組の中で次に「優先順位」が下位であるテレビ番組を選択し、ステップS703以降を繰り返す。他方、自動録画候補のテレビ番組の「放送時間」の方が自動録画済のテレビ番組の「放送時間」よりも短い場合(ステップS1501:Yes)は、ステップS1502において、自動録画候補のテレビ番組を録画できる容量分の自動録画済のテレビ番組を、録画した第2の記録媒体31
2から削除し、ステップS705において、自動録画候補のテレビ番組を予約設定する。
例えば、第2の記録媒体312に空き容量が全く無いと過程すると、「優先順位」が最も高い放送時間2時間のテレビ番組「番組B」を自動録画予約するには、「番組B」よりも「優先順位」が低いテレビ番組「番組G」と「番組H」とを削除して、放送時間の2時間を確保する。次に、放送時間が1時間のテレビ番組「番組C」を自動録画するためには、先の処理で残った30分の空き時間と、「番組C」よりも優先順位の低い「番組E」を削除して、放送時間1時間を確保する。
上述の第1および第2の実施の形態では、自動録画、自動削除を行なうテレビ番組の選択を、優先度に基づいて決定してきたが、テレビ番組の視聴や録画設定を促す番組推薦機能においても、同様の原理で利用者の視聴傾向に応じた番組推薦を行なうことができる。
以下、テレビ番組の推薦を行なうテレビ番組処理装置およびテレビ番組処理プログラムについて、本発明を適用した第3の実施の形態として説明する。
図16は、手動録画予約、手動視聴予約から、利用者の視聴傾向を抽出する例を示す図である。
図16に示した例の図4に示した自動録画との違いは、取得する操作内容が(1)手動録画予約または(2)手動視聴予約であること、および、放送予定(未来)のテレビ番組に対する操作となることである。
基本的には、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様、各操作履歴を取得し、優先度を決定する。そして、決定された優先度に基づいて、放送予定のテレビ番組の中から推薦するテレビ番組の優先順位を決定する。
図17は、推薦されたテレビ番組の例を示す図である。
推薦されたテレビ番組は、図17に示したように、利用者に対してリスト形式で提示される他、視聴中のテレビ画面の一部を利用して、一番組ずつ順に表示されるようにしてもよい。
図18は、操作内容に応じて重みを指定する例を示す図である。
図9で説明した自動録画に関する操作履歴の内容に応じて重みを指定する方法と同様に、テレビ番組の推薦に関しても、図18に示すように操作内容に応じて重みを指定することができる。
また、テレビ番組の推薦機能に適用したテレビ番組処理装置またはテレビ番組処理プログラムの利用開始時にも、操作履歴が蓄積されていないため、優先度決定機能が利用できない。そこで、自動録画の場合と同様に、図10に示すような利用者の指示により、嗜好との一致度合い、放送日時までの時間(新しい番組)に関する優先度を設定することができる。
図19は、第3の実施の形態において、利用者の指定により初期の優先順位を決定した例を示す図である。
図19に示した例は、利用者が、嗜好との一致度合いと放送開始までの時間とを同じ比率で優先した例である。
なお、テレビ番組の推薦機能に適用したテレビ番組処理装置またはテレビ番組処理プログラムの利用を開始するときも、利用者の指示がなくても、本発明を適用したテレビ番組処理装置またはテレビ番組処理プログラムの提供者が予め設定した値を基に利用開始する
ことも可能である。
ところが、長期間、テレビ番組の推薦機能に適用したテレビ番組処理装置またはテレビ番組処理プログラムを利用している場合も、視聴傾向が変化する場合が考えられる。
図20は、第3の実施の形態において、視聴傾向の変化の例を示す図である。
そこで、図20に示すように、自動録画の例で示した図12と同様にして、視聴傾向の変化量を求めて変化に応じた調整を行なうことが可能となる。図20に示した例では、ある年の1月から2月では、まったく傾向が変化せず、2月〜3月で少し変化し、3月〜4月で大きく変化していることがわかる。そこで、変化量が一定値を超えた場合には、最新期間の得点を、たとえば数倍して加算することにより、あるいは、古すぎる月の得点を加算しないことにより、視聴傾向の変化を反映した番組推薦が可能となる。
以上、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用されるテレビ番組処理装置は、その機能が実行されるのであれば、上述の実施の形態に限定されることなく、単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは言うまでもない。
また、図21に示したように、バス108に接続されたCPU101、ROMやRAMのメモリ102、入力装置103、出力装置104、外部記録装置2105、媒体駆動装置2106、可搬記録媒体2109、ネットワーク接続装置2107で構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述してきた実施の形態のシステムを実現するソフトェアのプログラムコードを記録したROMやRAMのメモリ102、外部記録装置2105、可搬記録媒体2109を、テレビ番組処理装置に供給し、そのテレビ番組処理装置のコンピュータがプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、可搬記録媒体2109等から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した可搬記録媒体2109等は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための可搬記録媒体2109としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置2107(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種々の記録媒体などを用いることができる。
また、図22に示すように、コンピュータがメモリ102上に読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
さらに、可搬型記録媒体2109から読み出されたプログラムコードやプログラム(データ)提供者から提供されたプログラム(データ)が、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ102に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU101などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
すなわち、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
本発明が適用されるテレビ番組処理装置の基本構成を示す図である。 本発明が適用されるテレビ番組処理装置の基本的な原理を説明するための図である。 本発明が適用されるテレビ番組処理装置の機能ブロック図である。 利用者の嗜好度および経過時間で構成されるマトリックスに対応して優先度が規定された優先度テーブルを示す図である。 録画する候補のテレビ番組のリストの例を示す図である。 録画済テレビ番組のリストの例を示す図である。 自動録画予約処理の流れを示すフローチャートである。 自動録画予約処理の実行後の優先度テーブルを示す図である。 優先度の値に付加する重みの例を示す図である。 嗜好との一致度合いまたは放送日時からの経過時間のどちらを優先するかを指示する例を示す図である。 設定された優先度テーブルの例を示す図である。 視聴傾向の変化の検出を説明するための図である。 第2の実施の形態のおいて、録画する候補のテレビ番組のリストの例を示す図である。 第2の実施の形態のおいて、録画済テレビ番組のリストの例を示す図である。 第2の実施の形態のおいて、自動録画予約処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態における優先度テーブルを示す図である。 推薦されたテレビ番組の例を示す図である。 操作内容に応じて重みを指定する例を示す図である。 第3の実施の形態において、利用者の指定により初期の優先順位を決定した例を示す図である。 第3の実施の形態において、視聴傾向の変化の例を示す図である。 本発明におけるテレビ番組処理装置の構成図である。 本発明におけるテレビ番組処理プログラムのコンピュータへのローディングを説明するための図である。 従来の自動録画において、録画時期の古いテレビ番組から順に選択していく方法の流れを示すフローチャートである。 従来の自動録画において、利用者の嗜好との一致度合いが低いテレビ番組から順に選択していく方法の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 テレビ番組処理装置
101 CPU
102 メモリ
103 入力装置
104 出力装置
105 記憶装置
106 アンテナ
107 TVチューナ
108 バス
201 操作履歴部
301 テレビ番組指示入力部
302 テレビ番組出力制御部
303 録画予約情報記録部
304 テレビ番組記録部
305 高嗜好度テレビ番組抽出部
306 記録優先度決定部
307 録画予約情報書換部
308 高優先度テレビ番組推薦部
309 電子番組ガイドデータ
310 表示装置
311 第1の記録媒体
312 第2の記録媒体
313 優先度テーブル
1001 指示カーソル
2105 外部記録装置
2106 媒体駆動装置
2107 ネットワーク接続装置
2109 可搬記録媒体

Claims (10)

  1. テレビ番組の放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネルを含む電子番組ガイドデータに基づいて、テレビ番組の視聴指示、録画指示または録画予約指示を入力するテレビ番組指示入力手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示に基づいて、テレビ番組を表示装置へ出力するように制御するテレビ番組出力制御手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画予約指示に基づいて、録画開始時刻、録画終了時刻および放送チャンネルを含む録画予約情報を第1の記録媒体に記録する録画予約情報記録手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画指示または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に基づいて、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体に記録するテレビ番組記録手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示、録画指示または録画予約指示を含む操作履歴に基づいて、前記電子番組ガイドデータから利用者の嗜好度の高いテレビ番組を抽出する高嗜好度テレビ番組抽出手段と、
    前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出されたテレビ番組の嗜好度および放送開始時刻または放送終了時刻の現在時刻からの経過時間に基づいて、前記第2の記録媒体に記録すべきテレビ番組の優先度を決定するための記録優先度決定手段と、
    前記記録優先度決定手段によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体に記録された録画済テレビ番組または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高く、かつ、前記第2の記録媒体に前記録画対象テレビ番組を記録することが可能な記録容量が無い場合、前記録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体から削除または前記録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体から削除し、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録する録画予約情報書換手段と、
    を備えることを特徴とするテレビ番組処理装置。
  2. 前記録画予約情報書換手段は、前記録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体から削除または前記録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体から削除しても未だ前記第2の記録媒体に前記録画対象テレビ番組を記録することが可能な記録容量が無い場合、次に優先度の低い録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体から削除または次に優先度の低い録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体から削除し、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載のテレビ番組処理装置。
  3. テレビ番組の放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネルを含む電子番組ガイドデータに基づいて、テレビ番組の視聴指示、録画指示または録画予約指示を入力するテレビ番組指示入力手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示に基づいて、テレビ番組を表示装置へ出力するように制御するテレビ番組出力制御手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画予約指示に基づいて、録画開始時刻、録画終了時刻および放送チャンネルを含む録画予約情報を第1の記録媒体に記録する録画予約情報記録手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画指示または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に基づいて、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体に記録するテレビ番組記録手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示、録画指示または録画予約指示を含む操作履歴に基づいて、前記電子番組ガイドデータから利用者の嗜好度の高いテレ
    ビ番組を抽出する高嗜好度テレビ番組抽出手段と、
    前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出されたテレビ番組の嗜好度および放送開始時刻または放送終了時刻の現在時刻からの経過時間に基づいて、前記第2の記録媒体に記録すべきテレビ番組の優先度を決定するための記録優先度決定手段と、
    前記記録優先度決定手段によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体に記録された録画済テレビ番組または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高い場合、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録するよう推薦する高優先度テレビ番組推薦手段と、
    を備えることを特徴とするテレビ番組処理装置。
  4. 前記記録優先度決定手段は、前記嗜好度および前記経過時間で構成されるマトリックスに対応して前記優先度が規定された優先度テーブルを備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のテレビ番組処理装置。
  5. 前記優先度テーブルに規定された優先度は、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された操作履歴に対応して増減することを特徴とする請求項4に記載のテレビ番組処理装置。
  6. 前記優先度テーブルに規定された優先度は、前記テレビ番組指示入力手段によって入力された操作履歴の操作内容に基づいて、前記増減の大きさが異なることを特徴とする請求項5に記載のテレビ番組処理装置。
  7. 前記記録優先度決定手段によって決定された優先度の経時的な変化量を算出し、前記変化量が所定値以上の場合、前記増減の幅を大きくすることを特徴とする請求項6に記載のテレビ番組処理装置。
  8. 前記操作履歴は、録画予約済テレビ番組の保護指示、録画予約済テレビ番組の削除指示、録画済テレビ番組の視聴指示、録画済テレビ番組の保護指示または録画済テレビ番組の削除指示を含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のテレビ番組処理装置。
  9. テレビ番組処理装置のコンピュータを、
    テレビ番組の放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネルを含む電子番組ガイドデータに基づいて、テレビ番組の視聴指示、録画指示または録画予約指示を入力するテレビ番組指示入力手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示に基づいて、テレビ番組を表示装置へ出力するように制御するテレビ番組出力制御手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画予約指示に基づいて、録画開始時刻、録画終了時刻および放送チャンネルを含む録画予約情報を第1の記録媒体に記録する録画予約情報記録手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画指示または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に基づいて、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体に記録するテレビ番組記録手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示、録画指示または録画予約指示を含む操作履歴に基づいて、前記電子番組ガイドデータから利用者の嗜好度の高いテレビ番組を抽出する高嗜好度テレビ番組抽出手段と、
    前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出されたテレビ番組の嗜好度および放送開始時刻または放送終了時刻の現在時刻からの経過時間に基づいて、前記第2の記録媒体に
    記録すべきテレビ番組の優先度を決定するための記録優先度決定手段と、
    前記記録優先度決定手段によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体に記録された録画済テレビ番組または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高く、かつ、前記第2の記録媒体に前記録画対象テレビ番組を記録することが可能な記録容量が無い場合、前記録画済テレビ番組を前記第2の記録媒体から削除または前記録画予約済テレビ番組を前記第1の記録媒体から削除し、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録する録画予約情報書換手段と、
    して機能させるためのテレビ番組処理プログラム。
  10. テレビ番組処理装置のコンピュータを、
    テレビ番組の放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネルを含む電子番組ガイドデータに基づいて、テレビ番組の視聴指示、録画指示または録画予約指示を入力するテレビ番組指示入力手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示に基づいて、テレビ番組を表示装置へ出力するように制御するテレビ番組出力制御手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画予約指示に基づいて、録画開始時刻、録画終了時刻および放送チャンネルを含む録画予約情報を第1の記録媒体に記録する録画予約情報記録手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された録画指示または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に基づいて、放送されたテレビ番組を第2の記録媒体に記録するテレビ番組記録手段と、
    前記テレビ番組指示入力手段によって入力された視聴指示、録画指示または録画予約指示を含む操作履歴に基づいて、前記電子番組ガイドデータから利用者の嗜好度の高いテレビ番組を抽出する高嗜好度テレビ番組抽出手段と、
    前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出されたテレビ番組の嗜好度および放送開始時刻または放送終了時刻の現在時刻からの経過時間に基づいて、前記第2の記録媒体に記録すべきテレビ番組の優先度を決定するための記録優先度決定手段と、
    前記記録優先度決定手段によって決定された、前記高嗜好度テレビ番組抽出手段によって抽出された録画対象テレビ番組の優先度と前記第2の記録媒体に記録された録画済テレビ番組または前記第1の記録媒体に記録された録画予約情報に含まれる録画予約済テレビ番組の優先度とを比較し、前記録画対象テレビ番組の優先度が高い場合、前記録画対象テレビ番組を前記録画予約情報として前記第1の記録媒体に記録するよう推薦する高優先度テレビ番組推薦手段と、
    して機能させるためのテレビ番組処理プログラム。
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