JP4511415B2 - 複数の鍵で施錠される扉の防犯装置 - Google Patents

複数の鍵で施錠される扉の防犯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4511415B2
JP4511415B2 JP2005153090A JP2005153090A JP4511415B2 JP 4511415 B2 JP4511415 B2 JP 4511415B2 JP 2005153090 A JP2005153090 A JP 2005153090A JP 2005153090 A JP2005153090 A JP 2005153090A JP 4511415 B2 JP4511415 B2 JP 4511415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
locks
alarm
time
locked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005153090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006328768A (ja
Inventor
修 石原
Original Assignee
有限会社アイ・ティ・ファクトリー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社アイ・ティ・ファクトリー filed Critical 有限会社アイ・ティ・ファクトリー
Priority to JP2005153090A priority Critical patent/JP4511415B2/ja
Publication of JP2006328768A publication Critical patent/JP2006328768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4511415B2 publication Critical patent/JP4511415B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

本発明は、複数の鍵で施錠された扉において、複数の鍵を規定された時間内に解錠しなければ、警報を発することにより、鍵を使わず、特異な方法で解錠を行なおうとする者の侵入を躊躇させる防犯装置に関する。
従来より、いわゆるピッキングやサムターン回しによる家屋侵入や盗難が後を絶たない。この対策として、扉を複数の鍵で施錠することは、1つの鍵で施錠するよりも、鍵を持たない不審者の侵入を防止する上で、非常に有効であることが知られており、採用している場所も多い。
しかしながら、複数の鍵で施錠した扉であっても、時間をかければ解錠することができるため、道路から死角になっている扉など、十分な時間をかけることが躊躇されない場所においては、複数の鍵の有効性が生かされない場合があった。
不審者が異常な手段で全ての解錠を行い、扉を開けた時点で警報や通報を行う装置もあるが、既に内部に侵入したあとであるため、問題があった。
さらに、警備会社等では、解錠後、所定の時間以内にIDカードを挿入しないと警報を発するシステムを導入しているが、これも、既に内部に侵入した後であり、警備会社が現地に出動するまでの時間内に室内での盗難や放火を行う時間的余裕があるため、問題があった。
1つの扉に複数(通常は2個)の錠を設ける場合、錠の種類としては、2個とも機械式錠、1個は機械式錠、他の1個は電気錠、2個とも電気錠という組み合わせがある。2個の電気錠を1個のテンキーやカードリーダー等の入力手段で操作した後、時間差をおいて施錠または解錠させることにより、消費電力を減少させたり、電気回路の簡素化を図った電気錠システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−293983号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電気錠システムでは、1個の入力手段で複数の電気錠を解錠、施錠するシステムであるため、不審者が解錠するのは一度で済むが、防犯上の意味はあまり無いという問題がある。また、錠が電気錠に限定されているため、機械式錠の場合には適用できないという問題がある。
本発明は、複数の鍵で施錠された扉において、あらかじめ規定された時間内に全ての解錠が行われない場合、警報を発することにより、正規の鍵を持たない者の解錠を思いとどまらせ中断、中止させること、また、複数の錠があるにもかかわらず、施錠を忘れた場合に、施錠を促すこと、更に、複数の鍵の解錠順番を予め規定し、解錠の時間だけでなく、規定された順番に解錠しないと警報を発することにより、規定された解錠順番を知らない者の解錠を思いとどまらせ中断、中止させることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の複数の鍵で施錠される扉の防犯装置に係る第1の構成は、一つの扉に設けられた、少なくとも第1の錠および第2の錠を有する複数の錠と、前記複数の錠のそれぞれの施錠状態および解錠状態を検出する錠センサと、前記複数の錠のうち、最初の錠が解錠されたことを前記錠センサが感知したときに、その時刻から次の錠が解錠されたことを前記錠センサが感知する時刻までの時間差を設定する設定手段と、前記錠センサが最初の錠の解錠を検知した後、前記時間差以内に前記次の錠の解錠を検知しなかったときに警報を発する異常検知手段と、前記錠センサが最初の錠が解錠されたときから前記時間差以内に次の錠の解錠を検知するまでの間、前記異常検知手段が発する警報の音量よりも小さな音量の注意喚起用警報音を鳴動させる手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の第2の構成は、前記設定手段は、前記複数の錠のうち、最初の錠が施錠されたことを前記錠センサが感知したときに、次の錠が施錠されたことを前記錠センサが感知するまでの時間差を設定する機能を備え、前記異常検知手段は、前記錠センサが最初の錠の施錠を検知した後、前記時間差以内に前記次の錠の施錠を検知しなかったときに警報を発する機能を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の第3の構成は、前記設定手段は、前記時間差とともに、錠操作の順番をも設定する機能を備え、前記異常検知手段は、前記設定手段で設定された錠操作の順番とは異なる順番で錠操作されたときに警報を発する機能を備えたことを特徴とする。
本発明では、複数の錠の施錠、解錠状態を検出する錠センサをそれぞれの錠部に組み込み、これから検出された、解錠状態、施錠状態に基づき、それぞれの、施錠、解錠の時間差と順番を異常検知手段で演算、判断し、警報を行わせることにより、防犯の目的を実現することができる。
本発明においては、複数の錠で施錠された扉において、全ての異常な解錠が終わる前に異常を検知し、警報を発することにより、異常な解錠を躊躇させることができる。
本発明によれば、複数の錠の内、一部の解錠を行った時点で警報を発することができ、この時点では全ての解錠が終わっていないため、扉を開けることができず、警報による予防効果が高い。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて具体的に説明する。
図1は、本発明の実施の形態を示すブロック図であり、1つの扉に2個の錠が設けられている場合を示している。図2は本実施の形態における解錠時のフローチャート、図3は解錠の順番を設定した場合のフローチャート、図4は施錠時のフローチャートである。
図1において、1は第1の錠の解錠・施錠状態を検出する第1の錠センサ、2は第2の錠の解錠・施錠状態を検出する第2の錠センサ、3は第1の錠センサ1と第2の錠センサ2の異常検知用マイクロコンピュータ、4は異常検知用マイクロコンピュータ3に、予め解錠の順番を監視するか否か、解錠時の監視時間、施錠時の警報時間を設定するための設定スイッチ、5は警報スピーカ、6は警報解除キー、7は施錠忘れランプ、8は外部通報出力回路である。
次に、図2のフローチャートに基づいて、解錠時の警報の説明を行う。
ステップS101において、異常検知用マイクロコンピュータ3は、錠は2つとも施錠状態かどうかを監視しており、いずれかの錠が解錠された場合、ステップS102で、監視用タイマを起動する。ステップS103では、2つの錠が解錠になるまでの時間、警報スピーカ5より、注意喚起用の小さな警報音を鳴動させる。ステップS104では、錠が2つとも解錠かどうかを監視する。ステップS105では、2つの錠が解錠になるまでの時間が、予め設定スイッチ4により設定された時間を超えたかどうか監視し、超えた場合、ステップS106により、警報スピーカ5から大音量の警報音を鳴動させることにより、不審者の解錠を躊躇させる。ステップS104において、錠が2つとも解錠されると、ステップS107で注意喚起用警報音の鳴動を停止する。
ステップS106において大音量の警報音が鳴動開始した時点で警報スピーカ5の大音量を止めるためには、ステップS108で2つの錠を解錠後、ステップS109で警報解除キー6を操作することにより、ステップS110で大音量警報音の鳴動を停止することができる。
解錠順番を条件に加える場合のフローチャートを図3に示す。
図3において、ステップS201では、異常検知用マイクロコンピュータ3は、錠は2つとも施錠状態かどうかを監視しており、いずれかの錠が解錠された場合、ステップS202で、監視用タイマを起動する。ステップS203では、2つの錠が解錠になるまでの時間、警報スピーカ5より、注意喚起用の小さな警報音を鳴動させる。ステップS204では、解錠された錠の順序を監視しており、順序があっておれば、ステップS205で、錠が2つとも解錠かどうかを監視する。ステップS206では、2つの錠が解錠になるまでの時間が、予め設定スイッチ4により設定された時間を超えたかどうか監視し、超えた場合、ステップS207により、警報スピーカ5から大音量の警報音を鳴動させることにより、不審者の解錠を躊躇させる。ステップS204において、解錠された錠の順番があっていない場合は、時間を待たず、ステップS207により、警報スピーカから大音量の警報音を鳴動させる。ステップS205において、錠が2つとも解錠されると、ステップS208で注意喚起用警報音の鳴動を停止する。
ステップS207において大音量の警報音が鳴動開始した時点で警報スピーカ5の大音量を止めるためには、ステップS209で2つの錠を解錠後、ステップS210で警報解除キー6を操作することにより、ステップS211で大音量警報音の鳴動を停止することができる。
図4のフローチャートに基づいて、施錠時の警報の説明を行う。
まず、異常検知用マイクロコンピュータ3には、設定スイッチ4により、予め施錠時の警報時間が設定されている。
ステップS301では、錠は2つとも解錠状態かどうかを監視しており、いずれかの錠が施錠された場合は、ステップS302で、監視用タイマを起動する。ステップS303では、第1の錠センサ1と第2の錠センサ2により、2つの錠が施錠状態になるまでの時間、警報スピーカ5より、注意喚起用の小さな警報音を鳴動させる。ステップS304では、錠が2つとも施錠かどうかを監視し、ステップS305において、2つの錠が施錠になるまでの時間が、予め設定スイッチ4により設定された時間を超えたかどうか監視し、超えた場合、ステップS306により、施錠忘れランプ7を点灯させ、施錠忘れの注意喚起をするとともに、ステップS307で注意喚起用警報音の鳴動を停止する。ステップS304において、錠が2つとも施錠されると、ステップS307で注意喚起用警報音の鳴動を停止する。
なお、図2および図3の実施の形態のいずれにおいても、解錠時の異常検知を行う場合、警報スピーカ5より、大音量の警報音を鳴動させるだけでなく、外部通報出力回路8の出力により、外部の警備会社や警察署に通報する機能を持たせることもできる。
本発明は、一般家庭のみならず、事務所、金庫、機密性の高い部屋などあらゆる場所の侵入予防に有効である。
本発明の実施の形態を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における解錠時のフローチャートである。 本発明の実施の形態において解錠の順番を設定した場合のフローチャートである。 本発明の実施の形態における施錠時のフローチャートである。
符号の説明
1 第1の錠センサ
2 第2の錠センサ
3 異常検知用マイクロコンピュータ
4 設定スイッチ
5 警報スピーカ
6 警報解除キー
7 施錠忘れランプ
8 外部通報出力回路

Claims (3)

  1. 一つの扉に設けられた、少なくとも第1の錠および第2の錠を有する複数の錠と、
    前記複数の錠のそれぞれの施錠状態および解錠状態を検出する錠センサと、
    前記複数の錠のうち、最初の錠が解錠されたことを前記錠センサが感知したときに、その時刻から次の錠が解錠されたことを前記錠センサが感知する時刻までの時間差を設定する設定手段と、
    前記錠センサが最初の錠の解錠を検知した後、前記時間差以内に前記次の錠の解錠を検知しなかったときに警報を発する異常検知手段と、
    前記錠センサが最初の錠が解錠されたときから前記時間差以内に次の錠の解錠を検知するまでの間、前記異常検知手段が発する警報の音量よりも小さな音量の注意喚起用警報音を鳴動させる手段と
    を備えたことを特徴とする、複数の鍵で施錠される扉の防犯装置。
  2. 前記設定手段は、前記複数の錠のうち、最初の錠が施錠されたことを前記錠センサが感知したときに、次の錠が施錠されたことを前記錠センサが感知するまでの時間差を設定する機能を備え、
    前記異常検知手段は、前記錠センサが最初の錠の施錠を検知した後、前記時間差以内に前記次の錠の施錠を検知しなかったときに警報を発する機能を備えた
    ことを特徴とする、請求項1記載の、複数の鍵で施錠される扉の防犯装置。
  3. 前記設定手段は、前記時間差とともに、錠操作の順番をも設定する機能を備え、
    前記異常検知手段は、前記設定手段で設定された錠操作の順番とは異なる順番で錠操作されたときに警報を発する機能を備えた
    ことを特徴とする、請求項1または2記載の、複数の鍵で施錠される扉の防犯装置。
JP2005153090A 2005-05-25 2005-05-25 複数の鍵で施錠される扉の防犯装置 Active JP4511415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005153090A JP4511415B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 複数の鍵で施錠される扉の防犯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005153090A JP4511415B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 複数の鍵で施錠される扉の防犯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006328768A JP2006328768A (ja) 2006-12-07
JP4511415B2 true JP4511415B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=37550734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005153090A Active JP4511415B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 複数の鍵で施錠される扉の防犯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4511415B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50143698A (ja) * 1974-05-02 1975-11-19
JP2001329728A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Miwa Lock Co Ltd 施解錠状態監視システム
JP2003148014A (ja) * 2001-08-28 2003-05-21 Matsushita Electric Works Ltd 電気錠
JP2006125049A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Mitsubishi Electric Corp 電気錠制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50143698A (ja) * 1974-05-02 1975-11-19
JP2001329728A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Miwa Lock Co Ltd 施解錠状態監視システム
JP2003148014A (ja) * 2001-08-28 2003-05-21 Matsushita Electric Works Ltd 電気錠
JP2006125049A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Mitsubishi Electric Corp 電気錠制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006328768A (ja) 2006-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2286423A (en) Security system
JP5559949B2 (ja) ホームセキュリティ用保管システム
KR101716808B1 (ko) 보안 기능을 구비한 도어락 장치 및 이를 이용한 보안 시스템
JP4511415B2 (ja) 複数の鍵で施錠される扉の防犯装置
JP2002190070A (ja) ライフガードシステム
US7667595B2 (en) Security system using sequence signal
JP2001219817A (ja) 自動車の盗難通報警戒装置
JP2010277418A (ja) 緊急通報システム
JP3827836B2 (ja) シルバー集合住宅システム
JPS58203595A (ja) 防災・防犯システム
JP2007233886A (ja) 警備システム用のカードリーダ
KR200352823Y1 (ko) 창호 보안시스템
JP2009265928A (ja) セキュリティシステム
JP2001283356A (ja) 金庫警備システム
KR100361700B1 (ko) 방충망을 이용한 방범 시스템
KR200295518Y1 (ko) 전자 도어 록킹 장치
JP7283916B2 (ja) 火災報知システム、及び制御方法
JP2007164714A (ja) 入室管理装置
KR100555410B1 (ko) 디지털 도어락 시스템 및 그 제어 방법
JP3102020U (ja) 住宅の二重扉構造
JP2003036490A (ja) セキュリティインターホン
JP2002121940A (ja) 錠監視装置
JP2001084461A (ja) セキュリティシステム
KR200236380Y1 (ko) 전화 경보장치
JPH1063961A (ja) 入出退管理システム及び火災通報システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100506

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4511415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4