JP4510258B2 - 販売管理支援システム、販売管理支援方法および記録媒体 - Google Patents

販売管理支援システム、販売管理支援方法および記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は販売管理支援システム、販売管理支援方法および記録媒体に関し、例えば、フランチャイズチェーンの各店舗で販売される商品の販売動向を分析して商品の販売管理を行うためのシステムに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、商品を販売する店舗では、売上を効率良く伸ばしていくために、商品の販売管理を適切に行うことが望まれる。そのために各店舗における商品の販売管理では、各商品の売上動向などを分析して店舗で取り扱う商品の戦略を決定する。例えば、売れ筋の商品は多く仕入れて積極的に販売し、逆に売れ行きの良くない商品は仕入れる量を減らしたり、取扱いを中止したりするなどの戦略を決定する。
【0003】
各商品は店舗内で陳列され、売れ筋の商品は回転良く販売されていくが、売れない商品は陳列棚あるいは倉庫内で眠ったままの死に状態となってしまう。このような死に商品の存在は、店舗の売上に貢献しないばかりか、店舗や倉庫内の限られたスペースを無駄に使う結果となり、商品管理上好ましくない。したがって、どの商品が良く売れ、どの商品が眠ったままになっているかを分析して、その分析結果に応じて管理の仕方を変えることが大切になってくる。
【0004】
従来、この種の分析には、ABC分析と呼ばれる手法が多く用いられてきた。一般的に、売上高の80%を構成するのが全体数の20%の商品であると言われている。そこで、20%の商品さえきちんと管理していれば、80%の売上が確保できるとするのがABC分析の基本的な考え方である。
【0005】
すなわち、図9のように、横軸に商品名、縦軸に各商品の売上累計構成比をとってグラフ化し、売上累計構成比の80%の個所、90%の個所で区切ると、Aランクの商品(その数は全体の約20%となる)、Bランクの商品、Cランクの商品にグループ分けされる。このうち、Aランクの商品を重点的に販売し、その次にBランクの商品の販売に重点を置き、Cランクの商品については販売数量を減らすか取扱い品目から削除するなどの対応をとれば良いことになる。従来、この種の分析を自動的に行うシステムも提案されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ABC分析を行う従来のシステムでは、商品の販売動向を詳細に分析することができず、正確な販売動向を容易に把握して適切な対応をとることが難しいという問題があった。すなわち、ABC分析は主に、売上高の良好なAランクの商品を把握してその商品を重点的に販売するための分析手法である。したがって、この分析結果を見れば、どの商品を多く仕入れて積極的に販売すべきかを比較的容易に把握することができる。
【0007】
しかし、ABC分析の手法では、売上高の少ないCランクの商品を把握することは可能であるが、そのCランクの商品が本当に売れ行きの良くない衰退期の商品なのか、あるいは現在の売上高は少ないが将来的に伸びる可能性がある導入期の商品ではないのか、などについては全く把握することができない。そのため、Cランクの商品については、導入期なのか衰退期なのかを人がノウハウによって見極め、衰退期と判断した商品については一定期間の後に取扱い品目から削除するなどの対応をしていた。
【0008】
もちろん、ABC分析以外にも種々の分析手法は存在するが、その多くは商品を仕入れる側の観点に立った分析手法であり、商品を削除する側の観点に立った分析手法は殆どなかった。そのため、何れの分析手法を用いても、導入期の商品と衰退期の商品とを明確に区別することができず、また、不要な商品を捨てるために必要な客観的な情報を得ることができないため、商品削除の意思決定が非常にしづらいという問題があった。
【0009】
このような理由から、衰退期の死に商品についても取扱い品目からの削除がなかなか行われず、店舗あるいは倉庫内の限られたスペースを圧迫する結果となっていた。さらに、新商品を導入しても死に商品が削除されないことから、取扱い品目の数が増えてしまい、商品マスタ情報などの管理負担が非常に大きくなってしまうという問題も生じていた。
【0010】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、商品の販売動向を詳細に分析し、ユーザが正確な販売動向を容易に把握することが可能なシステムを提供することを目的とする。
また、本発明は、販売動向を分析してその結果をユーザに提供する際の操作性を向上させ、ユーザにとってより使い勝手の良いシステムを提供することをも目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の販売管理支援システムは、複数の店舗で販売される商品の販売動向を分析して上記商品の販売管理を支援するためのシステムであって、上記商品の販売実績データに基づいて、対象商品の販売数量の総数を上記対象商品の販売店舗数で除算することにより、上記対象商品の一店舗当たりの販売数量を算出する販売数量演算手段と、上記商品の販売実績データに基づいて、上記対象商品の発注可能店舗数に対する発注登録店舗数の割合を演算することにより、上記対象商品が取り扱われている店舗の割合を表すカバー率を算出するカバー率演算手段と、上記販売数量演算手段により算出された一店舗当たりの販売数量および上記カバー率演算手段により算出されたカバー率を両軸とする2次元グラフにおいて、2つの時点についてそれぞれ算出された上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の値によって決まる2つの座標位置に始点および終点を持つ矢印によって、上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の所定期間内の推移を表示するように制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
本発明のその他の態様では、上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の値によって決まるある座標位置を起点として複数の境界線を設定し、上記境界線によって定まる複数のエリアを上記矢印と共に表示することを特徴とする。
【0014】
本発明のその他の態様では、上記矢印の向きおよび位置によって表される上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移、その推移のフェーズ以外の第三の情報を上記矢印の色によって表示することを特徴とする。
【0015】
本発明のその他の態様では、上記矢印の色によって表示される第三の情報は、上記複数の店舗によって販売された上記対象商品の合計販売数量の推移の状態であることを特徴とする。
【0016】
本発明のその他の態様では、上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の詳細な推移表示を指示する詳細表示指示手段を備え、上記表示制御手段は、上記詳細表示指示手段により上記詳細な推移表示が指示されたときに、上記所定期間より長い期間にわたる上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移を、上記所定期間毎に区切って複数の矢印にて表示するように制御することを特徴とする。
【0017】
本発明のその他の態様では、上記商品の販売実績データの記録単位であるレコードは、上記販売実績データが階層的に用意された複数の集計単位の中の何れの集計単位のデータであるかを表すフラグ情報を含み、上記複数の集計単位の中から何れかの集計単位を選択するための集計単位選択手段と、上記集計単位選択手段により選択された集計単位の販売実績データもしくはそれに基づき算出された上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率を、上記フラグ情報をもとに検索する検索手段とを備え、上記表示制御手段は、上記集計単位選択手段により選択された集計単位の販売実績データに基づき算出された上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移を表示することを特徴とする。
【0018】
本発明のその他の態様では、上記グラフ上の任意の位置に任意の領域を設定してデータ検索を指示する検索条件設定手段と、上記検索条件設定手段により設定された領域内に座標値を持つ矢印に対応するデータを検索する第2の検索手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】
本発明のその他の態様では、上記グラフ上に表示された複数のエリアのうちの何れかを選択してデータ検索を指示する第2の検索条件設定手段と、上記第2の検索条件設定手段により選択されたエリア内に座標値を持つ矢印に対応するデータを検索する第3の検索手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】
また、本発明の販売管理支援方法は、複数の店舗で販売される商品の販売動向を分析して上記商品の販売管理を支援するための販売管理支援方法であって、コンピュータの演算手段が、データベースに格納されている上記商品の販売実績データに基づいて、対象商品の販売数量の総数を上記対象商品の販売店舗数で除算することにより上記対象商品の一店舗当たりの販売数量を算出するとともに、上記対象商品の発注可能店舗数に対する発注登録店舗数の割合を演算することにより上記対象商品が取り扱われている店舗の割合を表すカバー率を算出するステップと、上記コンピュータの表示制御手段が、上記算出された一店舗当たりの販売数量およびカバー率を両軸とする2次元グラフ上において、2つの時点についてそれぞれ算出された上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の値によって決まる2つの座標位置に始点および終点を持つ矢印によって、上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の所定期間内の推移を表示装置に表示するステップとを有することを特徴とする。
【0022】
本発明のその他の態様では、上記コンピュータの表示制御手段が、上記販売数量および上記カバー率の値によって決まるある座標位置を起点として複数の境界線を設定し、上記境界線によって定まる複数のエリアを上記矢印と共に表示することを特徴とする。
【0023】
本発明のその他の態様では、上記コンピュータの表示制御手段が、上記矢印の向きおよび位置によって表される上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移、その推移のフェーズ以外の第三の情報を上記矢印の色によって表示することを特徴とする。
【0024】
本発明のその他の態様では、上記矢印の色によって表示される第三の情報は、上記複数の店舗によって販売された上記対象商品の合計販売数量の推移の状態であることを特徴とする。
【0025】
本発明のその他の態様では、上記コンピュータの詳細表示指示手段が、上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の詳細な推移表示を上記表示制御手段に指示するステップと、上記詳細な推移表示が指示されたときに、上記表示制御手段が、上記所定期間より長い期間にわたる上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移を、上記所定期間毎に区切って複数の矢印にて表示するステップとを有することを特徴とする。
【0026】
また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項1〜8の何れか1項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム、あるいは、請求項9〜13の何れか1項に記載の販売管理支援方法の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
商品の販売店には種々のタイプのものがあるが、その中にはフランチャイズチェーンの形態をとる販売店が存在する。フランチャイズチェーンの基本形態は、これに加盟する店舗が所定の加盟料やライセンス料などを支払う代わりに、フランチャイズチェーンが持つノウハウやブランド力などを利用して商品の販売を行うことができるようにしたものである。
【0028】
フランチャイズチェーンに加盟した店舗は、チェーン店が持つノウハウやブランド力を損なわないようにすること、あるいはチェーン店全体として売上を伸ばすことなどを目的として、チェーン本部の管理下に置かれる。通常、チェーン本部の下に複数のオーナー、各オーナーの下に複数のスーパバイザが置かれ、各スーパバイザがそれぞれ複数の店舗を管理している。以下に述べる実施形態では、このフランチャイズチェーンの各店舗における商品の販売管理を行う場合を例にとって説明する。
【0029】
図1は、本実施形態による販売管理支援システムの全体構成を概略的に示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の販売管理支援システムは、フランチャイズチェーンに加盟している複数の店舗がそれぞれ使用する店舗端末1と、ホストコンピュータ2と、複数のスーパバイザ(SV)がそれぞれ使用するSV端末3とを備えて構成される。各スーパバイザは、全加盟店のうちの幾つかの店舗を担当してその営業管理、経営管理、商品の販売管理などの種々の管理(以下、これらをまとめて店舗管理と言う)を行う。
【0030】
複数の店舗端末1および複数のSV端末3はそれぞれネットワークを介してホストコンピュータ2に接続され、店舗端末1とSV端末3とがホストコンピュータ2を通して種々のデータをやり取りすることができるようになっている。例えば、店舗端末1とホストコンピュータ2との間は専用線で接続され、SV端末3とホストコンピュータ2との間はインターネット等により接続される。
【0031】
本実施形態では主に、店舗端末1からSV端末3に日々の実績データを送り、その実績データを用いてSV端末3で後述する分析処理を行う。そして、その分析結果のデータおよび、その分析結果に基づき今後の対応等を店舗に指導するデータをSV端末3から店舗端末1に送る。このようなデータ送受信の仲介をホストコンピュータ2が行う。
【0032】
ホストコンピュータ2は、実績データベース4、データ圧縮部5およびSV別圧縮ファイル格納部6を備えている。実績データベース4は、複数の店舗端末1から日々送られてくる各種の実績データを格納するものである。各種の実績データとしては、日報情報4a、仕入実績4b、販売実績4c、在庫実績4d、勤務実績4eなどの情報が含まれる。
【0033】
データ圧縮部5は、実績データベース4に格納された各種の実績データを各店舗毎に圧縮するものである。すなわち、1つの店舗に関する日報情報4a、仕入実績4b、販売実績4c、在庫実績4d、勤務実績4eなどの各種実績データを、例えば1つのZIPファイルにまとめて圧縮する。ここでは、実績データベース4内の実績データをそのまま圧縮してSV端末3に送っても良いが、SV端末3の分析処理でそのまま利用できるデータに変換してから圧縮する。このような圧縮処理を各店舗毎に行う。
【0034】
SV別圧縮ファイル格納部6は、データ圧縮部5により生成された各店舗の圧縮ファイルをスーパバイザ別に格納するものである。すなわち、各店舗の圧縮ファイルは、その店舗を管理するスーパバイザ毎に分けて格納される。なお、データ圧縮部5において、一人のスーパバイザが担当するいくつかの店舗に関する実績データをまとめて圧縮することにより、ZIP形式の圧縮ファイルをスーパバイザ毎に生成し、それをSV別圧縮ファイル格納部6に格納するようにしても良い。
【0035】
このSV別圧縮ファイル格納部6にスーパバイザ別に格納された圧縮ファイルは、SV端末3からの要求に応じてそのスーパバイザに該当するものがSV端末3に送信される。すなわち、SV端末3には専用の通信ソフトがインストールされており、SV端末3の表示画面上に表示されるGUI(Graphical User Interface)の通信ボタンを操作すると、SV端末3がホストコンピュータ2にインターネット接続して自動的に自己用の圧縮ファイルを取得する。
【0036】
複数のSV端末3は、その1つの内部構成を代表して示しているように、圧縮ファイル保存部7、解凍処理部8、解凍指示部9および分析処理部10を備えている。圧縮ファイル保存部7は、通信ボタンの操作によってホストコンピュータ2から取得した圧縮ファイルを保存するものである。解凍処理部8は、圧縮ファイル保存部7に保存されている圧縮ファイルを解凍し、以降の処理で使用可能な元のデータに戻す処理を行うものである。
【0037】
解凍指示部9は、圧縮ファイル保存部7に保存されている複数の圧縮ファイルのうち、所望の圧縮ファイルについて解凍処理を行うことをユーザが解凍処理部8に指示するためのものである。本実施形態では、ホストコンピュータ2から送られてきた圧縮ファイルは直ちに解凍することなく、圧縮したままの状態で圧縮ファイル保存部7に保存しておく。そして、その後任意の時点でユーザから解凍の指示が与えられたときに、必要なファイルのみを解凍して使用できるようにする。
【0038】
従来、この種のシステムでは、ホストコンピュータからSV端末に圧縮ファイルが送信された時点で直ちに解凍処理が行われ、元データのファイルに展開した上で保存されていた。そして、その後任意の時点で所望のファイルが取り出され、以降の処理で使用されていた。
【0039】
この場合、通信ボタンを操作してから圧縮ファイルが送られて解凍処理が済むまでに多くの時間がかかってしまう。特に、担当する店舗数が多い場合は、解凍するファイル数も多くなるため、解凍処理に多くの時間がかかってしまう。そのため、実績データを取得するのに非常に多くの時間がかかってしまっていた。また、全ての実績データを以降の処理で使用するとは限らないにも関わらず、全ての圧縮ファイルについて自動的に解凍処理が行われるため、無駄が生じていた。
【0040】
これに対して、本実施形態では、ユーザから指示があるまでは圧縮したままの状態で実績データを保持し、必要なときに必要なファイルのみを解凍して使用できるようにしている。したがって、時間のかかる解凍処理については圧縮ファイル取得後の任意の時点で分散して行うことができ、圧縮ファイル取得時の通信時間を短くすることができる。これにより、ユーザの精神的なストレスを軽減することができる。また、全てのファイルを解凍せず、必要なファイルのみを解凍するので、無駄な解凍処理は行わないようにすることができる。
【0041】
解凍処理部8により解凍された実績データのファイルは、分析処理部10に供給される。分析処理部10は、供給された実績データを用いて、以下に説明するような商品の販売動向の分析処理を行う。スーパバイザは、この分析処理の結果を参照して、担当するそれぞれの店舗について今後の対応方法を検討し、店舗に対して指導を行う。つまり、分析結果のデータと指導データをホストコンピュータ2を介して店舗端末1に送信する。
【0042】
次に、分析処理部10の詳細な構成および動作について以下に説明する。図2は、分析処理部10の機能構成例を示すブロック図である。
図2において、11は解凍データ記憶部であり、図1の解凍処理部8により解凍されたデータを記憶する。この解凍データは、ホストコンピュータ2にて管理されている商品販売の実績データおよび各店舗の管理データ等が圧縮されてSV端末3に送られたものを、ユーザからの指示に応じて解凍したデータである。
【0043】
この解凍データの一部構造例を、図3に示す。この図3では、ある1つの商品に関するデータの構造を示している。図3に示すように、1つの商品に関する解凍データは、品目コード、週数、大項目フラグ、中項目フラグ、小項目フラグ、発注可能店舗数、発注登録店舗数、販売店舗数、販売数量の各データを備えた構造となっている。このような構造を有する1つの商品に関するデータが、データの記録単位である1つのレコードを構成する。以下に、これらのデータ項目について詳しく説明する。
【0044】
品目コードは、その商品を特定するためのユニークなコードである。週数は、1年のうち第何週目のデータかを表すものである。本実施形態では、以下に述べる発注可能店舗数、発注登録店舗数、販売店舗数、販売数量の各データをそれぞれ週単位で集計して保持するようにしている。
【0045】
大項目フラグ、中項目フラグおよび小項目フラグは、以下に述べる発注可能店舗数、発注登録店舗数、販売店舗数、販売数量の各データが、フランチャイズの全オーナーについて集計したデータ(大項目集計単位のデータ)であるのか、あるオーナーが管理する複数のスーパバイザについて集計したデータ(中項目集計単位のデータ)であるのか、あるスーパバイザが管理する複数の店舗について集計したデータ(小項目集計単位のデータ)であるのかを区別するためのものである。
【0046】
大項目集計単位のデータである場合は、大項目フラグのみが所定の値にセットされ、中項目フラグおよび小項目フラグにはスペースがセットされる。また、中項目集計単位のデータである場合は、大項目フラグおよび中項目フラグが所定の値にセットされ、小項目フラグにスペースがセットされる。また、小項目集計単位のデータである場合は、大項目フラグ、中項目フラグおよび小項目フラグのすべてに所定の値がセットされる。また、フランチャイズの全店の集計データである場合は、何れのフラグもスペースがセットされる。
【0047】
発注可能店舗数は、その商品を発注することが可能な店舗数(例えば地域限定販売の商品のために敢えて販売しない店舗の数も含む)を表すものである。発注登録店舗数は、その商品を発注登録してあり、いつでも販売することが可能な店舗数を表すものである。販売店舗数は、その商品を上記週数で示される期間内に実際に1個以上販売した店舗数を表すものである。また、販売数量は、その商品を上記週数で示される期間内に実際に販売した合計数量を表すものである。
【0048】
ホストコンピュータ2では、このような構造のデータを全ての商品についてフランチャイズ単位(大項目集計単位)、オーナー単位(中項目集計単位)、スーパバイザ単位(小項目集計単位)でそれぞれ管理しており、これらのデータを圧縮ファイルとしてSV端末3に送る。SV端末3では、これら多くの圧縮ファイルを圧縮ファイル保存部7に保存しておき、ユーザから指示があったときに、解凍処理部8によって必要な圧縮ファイルを解凍し、分析処理部10の解凍データ記憶部11に記憶する。
【0049】
12は販売数量演算部であり、解凍データ記憶部11に記憶された販売店舗数と販売数量のデータを用いて、各商品に関する一店舗当たりの販売数量を演算する。すなわち、「販売数量÷販売店舗数」の演算を実行することにより、販売した商品の一店舗当たりの平均数量をフランチャイズ単位、オーナー単位、あるいはスーパバイザ単位で算出する。このとき販売数量演算部12は、一店舗当たりの販売数量を各週毎に演算する。例えば、スーパバイザ単位で一店舗当たりの販売数量を求めるときは、そのスーパバイザが担当する複数店舗でその商品をある1週間に販売した合計数量をその店舗数で除算する。
【0050】
13はカバー率演算部であり、解凍データ記憶部11に記憶された発注可能店舗数と発注登録店舗数のデータを用いて、対象の商品が取り扱われている店舗の割合を表すカバー率を演算する。すなわち、「発注登録店舗数÷発注可能店舗数×100」の演算を実行することにより、その商品を実際に販売している店舗の割合をフランチャイズ単位、オーナー単位、あるいはスーパバイザ単位で算出する。このときカバー率演算部13は、カバー率を各週毎に演算する。
【0051】
14は演算結果記憶部であり、販売数量演算部12によりフランチャイズ単位、オーナー単位、スーパバイザ単位で算出された各週の一店舗当たりの販売数量、およびカバー率演算部13によりフランチャイズ単位、オーナー単位、スーパバイザ単位で算出された各週のカバー率を履歴として記憶するものである。この演算結果記憶部14は、本実施形態では少なくとも12週分のデータを格納するが、この例に限定されるものではない。
【0052】
15は表示制御部であり、演算結果記憶部14に格納された演算結果のデータに基づいて、商品販売の動向に関する分析情報を表示部16に表示するための制御を行う。表示制御部15は、検索処理部15aを備えており、表示対象とするデータを演算結果記憶部14から検索する処理も行う。図4は、本実施形態による分析結果の画面表示例を示す図である。このうち図4(a)は実際の分析結果の表示例を示す図であり、図4(b)はこの画面の見方を説明するための図である。
【0053】
図4(a)に示すように、本実施形態では、商品販売動向の分析結果をグラフの形態で表示している。グラフは、縦軸が販売数量演算部12により演算された一店舗当たりの販売数量、横軸がカバー率演算部13により演算されたカバー率であり、一店舗当たりの販売数量とカバー率との関係を表している。グラフ中に示されている個々の矢印21は、それぞれが1個の商品に関する販売動向を表すものであり、先週から今週までの販売動向を示している。すなわち、矢印21の始点にある丸印22は先週の実績を示し、矢印21の終点にある丸印23は今週の実績を示している。
【0054】
表示制御部15は、演算結果記憶部14から読み出した一店舗当たりの販売数量の値とカバー率の値とによって決定されるグラフ上の座標位置に丸印22,23を描画するとともに、先週の実績を表す丸印22と今週の実績を表す丸印23との間に矢印21を描画する。このように、少なくとも1週間における商品販売の実績の推移を矢印21で表示することにより、販売動向を視覚的に直感的に認識することができるようになる。
【0055】
また、一般的にチェーン店で扱われている商品のライフサイクルは、図4(b)に示すようになる。すなわち、商品の導入初期は、取り扱う店舗(カバー率)が少なく、商品の認知度が低いために販売数量が少ない状態である。商品力のあるものは、次第にお客の購買回数が増えていき、取り扱う店舗も増えていく。これが成熟期である。この成熟期の状態がチェーン店にとって最も良い状態と言える。次第に、商品は衰退を迎え、一店舗当たりの販売数量は減少し、それに気づいた店舗から取り扱うことをやめていく(カバー率が減少していく)。
【0056】
本実施形態では、これらの導入初期、成熟期、衰退期の商品を視覚的に容易に把握できるようにするために、グラフを3本の境界線によって3つのエリア24〜26に分割している。各エリア24〜26の3本の境界線は、デフォルト状態では、あらかじめ決められた一店舗当たりの販売数量およびカバー率の値によって決まる境界点27を起点として、縦軸に沿って上方向に、横軸に沿って右方向に、原点方向にそれぞれ向けて線を引くことによって決められる。また、3本の境界線は、図2の閾値設定部17を用いて一店舗当たりの販売数量およびカバー率の値をそれぞれ設定することによって、任意に変更することも可能である。
【0057】
このように、本実施形態では、単に商品の販売数量(あるいは売上高)によって分析を行うのではなく、カバー率という新たな要素を導入して分析を行う。そして、その分析結果を、導入初期、成熟期、衰退期の3つの領域24〜26に分割したグラフ上に矢印21によって表示している。これによりユーザは、分析結果のグラフを参照することにより、対象商品の販売実績の推移を容易に把握できるとともに、導入初期、成熟期、衰退期のフェーズを明確に区別することができ、その商品を積極的に取り扱うべきなのか、取扱いを止めるべきなのかを容易に判断することができる。
【0058】
すなわち、従来のABC分析では、ある時期において販売数量が少ない(または売上高が小さい)商品を把握できるのみで、それがどのような推移をたどってるのかとか、導入初期の商品なのか衰退期の商品なのか等については全く認識することができなかった。これに対して、本実施形態によれば、矢印の向きによって販売実績の推移を直感的に把握することができるとともに、矢印の位置によって導入初期、成熟期、衰退期の商品を明確に区別することができ、商品削除の意思決定を行いやすくすることができる。
【0059】
また、本実施形態では、矢印21の向きや位置の他に、矢印21の色によって第三の情報も表すようにしている。すなわち、本実施形態において矢印21の色は、その商品の全店(図3の大・中・小項目フラグが全てスペースのもの)における販売数量の推移の状態を表す。例えば、先週より今週の方が販売数量が増えている場合は黒色、先週より今週の方が減っている場合は赤色の矢印21で表現する。
【0060】
これによりユーザは、矢印21の位置、向き、色を見るだけで、各店舗の個別の成績と全店舗の全体成績とを容易に比較することができ、分析結果を更に正確に把握することができる。例えば、矢印21の色によって全店舗の販売成績が上がっていることが示されているにもかかわらず、矢印21の位置によって衰退期に当たり、しかも矢印21の向きによって先週から今週までの販売成績が落ちていることが示される商品については、その商品は取扱い品目から削除すべきであると容易に決断することができる。
【0061】
図2に戻って説明を続ける。18は詳細動向表示指示部であり、図4(a)のように表示された商品販売動向の分析結果を更に詳細に表示することを指示するためのものである。本実施形態では、図4(a)のグラフ上に表示された複数の矢印21のうち、任意の矢印21の終点23(矢印21自体またはその始点22でも良い)をマウスでダブルクリックすることにより、その矢印21に対応する商品についての過去12週間分の販売動向を表示するようにしている。
【0062】
すなわち、詳細動向表示指示部18によって任意の矢印21の終点23をダブルクリックすると、そのことが表示制御部15に伝えられる。表示制御部15は、ダブルクリックによって指定された商品に関する過去12週間分のデータ(一店舗当たりの販売数量およびカバー率)を演算結果記憶部14から読み出し、それらのデータをグラフ上の対応する座標位置にプロットして矢印で結ぶことにより、過去12週間分の販売動向をグラフ化して表示部16に表示する。
【0063】
図5に、ある矢印21の終点23をダブルクリックすることによって表示部16に表示された12週間分の販売動向の例を示す。この例では、導入初期のある段階でその商品が強化販売品目に指定され、1週間だけカバー率が一挙に伸びている。ところが、この商品はあまり売れ行きが良くなかったため、次の週には店舗のカバー率が激減し、後は衰退の一途をたどっていることが見てとれる。
【0064】
このように、図4のように直近1週間分の販売動向を表示しただけでは導入初期、成熟期、衰退期のどれに当てはまるのかが容易に判断できない場合であっても、12週間分の販売動向履歴をグラフ化して表示することにより、販売実績の推移をより正確に把握することができるとともに、導入初期、成熟期、衰退期の商品を更に明確に区別することができるようになる。
【0065】
次いで、19は検索条件設定部であり、図4(a)のグラフ上に表示する対象の元データを検索するための条件を設定するものである。この検索条件設定部19は、項目選択部19aおよびレコード選択部19bを備えている。項目選択部19aは、グラフ表示の対象とするデータの項目を選択するためのものであり、大項目集計単位(フランチャイズ単位)、中項目集計単位(オーナー単位)、小項目集計単位(スーパバイザ単位)の何れのデータに基づく分析結果を表示するかを選択するものである。
【0066】
本実施形態では、グラフ上に表示されている矢印21の終点23(矢印21自体または矢印21の始点22でも良い)においてマウスの右ボタンをクリックしてメニュー表示をすることにより、現在表しているデータの下位の階層に当たる項目のデータを表示したり(以下、ドリルダウンと称する)、現在表しているデータの上位の階層に当たる項目のデータを表示したりする(以下、ドリルアップと称する)。
【0067】
まず、ドリルダウンについて説明する。例えば、現在表示しているデータが中項目のデータ(オーナー単位で集計されたデータ)の分析結果である場合、図3のデータ構造中で大項目フラグ、中項目フラグは所定の値が入っており、小項目フラグはスペースとなっている。この中項目のデータの分析結果を表示中に、項目選択部19aによってドリルダウンの指示が行われた場合、表示制御部15は、中項目の値が同じで小項目がスペース以外のデータに基づく分析結果を演算結果記憶部14から全て読み出し、表示部16にグラフ化して表示する。
【0068】
次に、ドリルアップについて説明する。例えば、現在表示しているデータが中項目のデータの分析結果である場合、図3のデータ構造中で大項目フラグ、中項目フラグは所定の値が入っており、小項目フラグはスペースとなっている。この中項目のデータの分析結果を表示中に、項目選択部19aによってドリルアップの指示が行われた場合、表示制御部15は、大項目の値が同じで中項目および小項目がスペースのデータに基づく分析結果を演算結果記憶部14から読み出し、表示部16にグラフ化して表示する。
【0069】
これらのドリルダウン、ドリルアップの処理時において、指定された項目に該当する分析結果が演算結果記憶部14に記憶されていないときは、必要な圧縮ファイルを図1の解凍処理部8で解凍し、その解凍データを用いて販売数量演算部12、カバー率演算部13で演算した結果を演算結果記憶部14に記憶する。この意味で、項目選択部19aは図1の解凍指示部9を兼ねる。
【0070】
なお、ここでは表示制御部15内の検索処理部15aが演算結果記憶部14内の分析結果を検索し、指定された項目に該当する分析結果を表示部16に表示するようにしているが、解凍データ記憶部11内の実績データを検索し、指定された項目に該当する実績データを用いて販売数量演算部12、カバー率演算部13にて演算を行った上で、その結果得られた分析結果を表示部16に表示するようにしても良い。
【0071】
従来、グラフ表示の対象とする元データを変えようとする場合は、グラフ表示画面とは別の条件設定画面などを表示して検索条件を入力し、その検索条件に従って検索処理を行わなければならなかった。これに対して、本実施形態によれば、図3のようなデータ構造を持たせることによって、マウスの右クリックによって表示される選択メニューの中からドリルダウンもしくはドリルアップを選択する操作を行うだけで、グラフ化する対象データを容易に変えて表示することができる。
【0072】
また、レコード選択部19bは、演算結果記憶部14に記憶されている大量のレコードの中から目的のレコードを選択するためのものである。本実施形態におけるレコードの選択方法には、次の2通りのパターンがある。その2パターンの選択方法を図6(a)および図6(b)に示す。
【0073】
1つ目の選択方法は、図6(a)に示すように、グラフ上で所望の矩形領域28をマウスのドラッグ操作によって指定するものである。レコード選択部19bによってこのように矩形領域28を指定すると、表示制御部15内の検索処理部15aは、その矩形領域28内の座標位置に矢印21の始点22もしくは終点23、あるいはその両方がプロットされているデータのレコードを1つ1つ検索し、それらのレコードに選択中のフラグをセットする。そして、表示制御部15は、その選択中のレコードに対応する丸印22,23を他のレコードのそれと比べて太くあるいは大きく表示する。
【0074】
2つ目の選択方法は、図6(b)に示すように、グラフ表示画面32とは別に表示した検索条件入力画面31の中で、グラフ表示画面32に似せて表示したエリア選択欄34において、3つのエリア35〜37の中から所望のエリアをマウスクリックにより選択するものである。レコード選択部19bによって検索条件入力画面31内の各エリア35〜37の中から所望のエリアをクリックすると、表示制御部15内の検索処理部15aは、グラフ表示領域32内の各エリア24〜26のうち、クリックされたエリアに対応する何れかのエリア内の座標位置に矢印21の始点22もしくは終点23、あるいはその両方がプロットされているデータのレコードを1つ1つ検索し、それらのレコードに選択中のフラグをセットする。そして、表示制御部15は、その選択中のレコードに対応する丸印22,23を他のレコードと比べて太くあるいは大きく表示する。
【0075】
ここで、図6(b)に示す画面データは、例えば次の図7のような構造を有する。図7に示すように、1つの画面データは、検索条件入力画面の第1の領域31と、グラフ表示画面の第2の領域32とから構成される。このうち第2の領域32は、表示部16の表示画面のサイズ(図7中に点線33で示す)と略同じ大きさを有している。この第2の領域32は、上述の分析結果をグラフ表示するための領域である。
【0076】
また、第1の領域31は、第2の領域32内でグラフ表示する対象の元データを検索する条件や各種パラメータなどの情報をユーザに入力させるための検索条件入力画面を表示するための領域である。すなわち、この第1の領域31の画面データは、グループ化された背景、データ入力欄、ボタン等のデータにより構成されており、その中に上述した3つの擬似エリア35〜37も含まれている。この第1の領域31のサイズは、第2の領域32のサイズ(表示画面サイズ)よりも小さく構成されている。
【0077】
デフォルトの状態では、表示制御部15は、図7のような第1および第2の領域31,32を持つ画面データのうち、第2の領域32の画面データを表示部16の表示画面いっぱいに表示するように制御する。このとき、画面の右端に検索ボタン38が表示されている。この検索ボタン38は、第1の領域31の画面データの一部を構成するものである。
【0078】
また、検索ボタン38のマウスクリックによって検索条件入力画面の表示が指示されたときは、第1の領域31の画面データを左側(表示画面側)にスライドさせて、既に表示されている第2の領域32の画面データの一部に重ねて、もしくは一部に代えて、第1の領域31の画面データを表示するように制御する(図6(b)の状態)。
【0079】
その後、検索ボタン38のマウスクリックによって検索条件入力画面の非表示が指示されたときは、表示されている第1の領域31の画面データを右側にスライドさせて徐々に消していき、第2の領域32の画面データを再び画面いっぱいに表示するように制御する。
【0080】
従来のシステムでは、特定条件のレコードを選択する場合、専用の検索条件入力画面を表示させて検索条件を再入力しなければならなかった。これに対して、本実施形態のレコード選択手法によれば、1つ目のパターンでは所望の矩形領域28をマウスのドラッグ操作によって指定するだけで、矩形領域28内に丸印(実績データ)が存在するレコードを簡単に選択することができる。
【0081】
また、2つ目のパターンでは、第1の領域31内に表示された3つのエリア35〜37の何れかをマウスクリックによって指定するだけで、第2の領域32内の対応するエリア24〜26内に丸印(実績データ)が存在するレコードを簡単に選択することができる。
これら2パターンの選択手法により、レコード選択のためのユーザの作業負荷を少なくすることができ、操作性を向上させることができる。
【0082】
また、2つ目のレコード選択パターンの場合、第1の領域31(検索条件入力画面)の画面データと第2の領域32(グラフ表示画面)の画面データは、同一ウィンドウの画面データであり(図7参照)、デフォルトの状態ではその一部である第1の領域31が表示画面の右に隠れて表示されていないだけである。したがって、この状態では、ユーザは第1の領域31に対して情報入力の操作をすることはできない。しかし、ユーザが検索ボタン38を操作すると、第1の領域31の検索条件入力画面が徐々に左へスライドして第2の領域32と同じウィンドウの一部に表示され、情報入力の操作を行うことができるようになる。
【0083】
この場合、第1の領域31も第2の領域32も同じウィンドウ上に表示されるので(元々1つの画面データ)、どちらもアクティブな状態となっている。したがって、第1および第2の領域31,32の双方の領域に対して自由に操作を行うことができ、第2の領域32の表示内容を参照しながら第1の領域31の情報入力画面に必要な情報を入力することもできる。
【0084】
また、第1の領域31も第2の領域32も同じウィンドウ上に表示されるので、複雑な処理を行う業務アプリケーションなどにおいて、ある表示画面で操作を行っているときは別の表示画面を立ち上げて操作を行うことができないようにロックがかけられている状態であっても、第1の領域31の情報入力画面を立ち上げて情報入力を行うことができるようになる。
【0085】
これにより、画面を一々切り替えながら検索条件などの情報入力を行う必要がなくなり、ユーザの操作性を格段に向上させることができる。
【0086】
図8は、上記図2に示した分析処理部10を含む図1のSV端末3のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態のSV端末3は、CPU41、ROM42、RAM43を備えている。CPU41は、ROM42やRAM43などに記憶されたプログラムに従ってSV端末3の全体の動作を制御するものであり、その際にRAM43等をワークメモリとして使用する。
【0087】
上記図1に示した解凍処理部8および解凍指示部9、図2に示した分析処理部10内の販売数量演算部12、カバー率演算部13、表示制御部15、閾値設定部17、詳細動向表示指示部18および検索条件設定部19の各機能構成は、実際にはこのプログラムに基づくCPU41の動作によって実現される。
【0088】
また、SV端末3は、FDインタフェース44、IDE(Intelligent Drive Electronics)インタフェース45等の外部記憶インタフェースを備えている。そして、この外部記憶インタフェース44,45を介して、フロッピーディスク(FD)50、ハードディスク(HD)51、CD−ROM52等との間でデータの授受を行うことができるように構成されている。CPU41を制御するプログラムをこれらのFD50、HD51、CD−ROM52からSV端末3内に入力するようにしても良い。図1の圧縮ファイル保存部7、図2の解凍データ記憶部11および演算結果記憶部14は、例えばHD51により構成される。
【0089】
なお、ここではIDEインタフェース45を用いているが、SCSI(Small Computer System Interface)、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394などのインタフェースを用いても良い。
【0090】
SV端末3は更に、通信インタフェース46、入力デバイスインタフェース47および表示インタフェース48を備えている。通信インタフェース46は、図示しないネットワークと接続し、他のコンピュータ等と通信を行うものである。上記CPU41を制御するプログラムは、この通信インタフェース46を介して他のコンピュータ等からダウンロードしても良い。
【0091】
入力デバイスインタフェース47は、キーボード53やマウス54等の入力デバイスに関する制御を行うものであり、表示インタフェース48は、CRTあるいはLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置55に関する制御を行うものである。これらの入力デバイスインタフェース47および表示インタフェース48によって図1の解凍指示部9、図2の閾値設定部17、詳細動向表示指示部18および検索条件設定部19が構成される。
【0092】
上記CPU41、ROM42、RAM43、FDインタフェース44、IDEインタフェース45、通信インタフェース46、入力デバイスインタフェース47および表示インタフェース48は、アドレスバス、データバス等のバスライン56に接続され、相互にデータの授受を行うことができるようになっている。
【0093】
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ユーザは、対象商品の販売実績の推移や、対象商品が導入初期、成熟期、衰退期のどの段階に当たるのかを分析結果のグラフを参照することによって容易に把握することができ、その商品を積極的に取り扱うべきか、取扱いを止めるべきかの意思決定を容易に行うことができる。これにより、明確で客観的な基準をもってタイムリーな商品改廃を進め、むやみに商品マスタ数を増やさず、「商品削除→新商品採用」のポジティブなスパイラルを形成することができる。
【0094】
また、本実施形態によれば、分析処理を行うに当たって、または分析結果を参照するに当たって、グラフの矢印の色によって第三の情報を表現したり、矢印終点のダブルクリックによって過去12週間分の販売動向履歴を参照できるようにしている。また、ドリルアップ・ドリルダウンによってグラフ表示の対象データを容易に変更できるようにしたり、マウスのドラッグ操作にて任意の矩形領域を指定することによって所望のレコードを選択できるようにしたり、所望のエリアを指定することによって所望のレコードを選択できるようにしている。これにより、販売動向を分析してその結果をユーザに提供する際の操作性を向上させることができるとともに、ユーザが分析結果をより正確かつ容易に把握できるようになり、ユーザにとってのシステムの使い勝手を良好なものとすることができる。
【0095】
以上に説明した本実施形態の販売管理支援システムを構成する各端末1,3およびホストコンピュータ2は、コンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどで構成されるものであり、RAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。したがって、コンピュータが上記機能を果たすように動作させるプログラムを、例えばCD−ROMのような記録媒体に記録し、コンピュータに読み込ませることによって実現できるものである。上記プログラムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フロッピーディスク、ハードディスク、DVD、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。
【0096】
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明の実施形態に含まれる。
【0097】
また、本発明をネットワーク環境で利用するべく、全部あるいは一部のプログラムが他のコンピュータで実行されるようになっていても良い。
【0098】
なお、上記説明した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0099】
例えば、上記実施形態では、フランチャイズチェーンにおける商品の販売動向の分析を例に挙げたが、同じ商品を1以上の店舗で販売する形態であれば、これ以外にも適用することが可能である。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、対象商品の販売実績の推移や、対象商品が導入初期、成熟期、衰退期のどのフェーズに当たるのかを示す客観的な分析結果のグラフをユーザに提供することができる。したがって、ユーザはこのグラフを参照することによって商品の正確な販売動向を容易に把握することができ、その商品を積極的に取り扱うべきか、取扱いを止めるべきかの意思決定を容易に行うことができる。これにより、明確で客観的な基準をもってタイムリーな商品改廃を進め、商品削除から新商品採用へのポジティブなスパイラルを形成して商品の販売管理をより適切に行うことができるようになる。
また、本発明によれば、商品の販売動向を分析してその結果をユーザに提供する際の操作性が向上するとともに、ユーザが分析結果をより正確かつ容易に把握できるようになり、ユーザにとっての使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による販売管理支援システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による分析処理部の機能構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態で用いるレコードのデータ構造例を示す図である。
【図4】本実施形態による分析結果の画面表示例を示す図である。
【図5】本実施形態の詳細な分析結果を表す画面表示例を示す図である。
【図6】本実施形態のレコード選択方法を説明するための画面表示例を示す図である。
【図7】図6(b)に示す画面データの構造例を概念的に示す図である。
【図8】SV端末のハードウェア構成例を示す図である。
【図9】従来のABC分析について説明するための図である。
【符号の説明】
1 店舗端末
2 ホストコンピュータ
3 SV端末
4 実績データベース
5 データ圧縮部
6 SV別圧縮ファイル格納部
7 圧縮ファイル保存部
8 解凍処理部
9 解凍指示部
10 分析処理部
11 解凍データ記憶部
12 販売数量演算部
13 カバー率演算部
14 演算結果記憶部
15 表示制御部
15a 検索処理部
16 表示部
17 閾値設定部
18 詳細動向表示指示部
19 検索条件設定部
19a 項目選択部
19b エリア選択部
21 各商品の販売実績の推移等を表す矢印
22 先週の実績
23 今週の実績
24 導入初期のエリア
25 成熟期のエリア
26 衰退期のエリア

Claims (15)

  1. 複数の店舗で販売される商品の販売動向を分析して上記商品の販売管理を支援するためのシステムであって、
    上記商品の販売実績データに基づいて、対象商品の販売数量の総数を上記対象商品の販売店舗数で除算することにより、上記対象商品の一店舗当たりの販売数量を算出する販売数量演算手段と、
    上記商品の販売実績データに基づいて、上記対象商品の発注可能店舗数に対する発注登録店舗数の割合を演算することにより、上記対象商品が取り扱われている店舗の割合を表すカバー率を算出するカバー率演算手段と、
    上記販売数量演算手段により算出された一店舗当たりの販売数量および上記カバー率演算手段により算出されたカバー率を両軸とする2次元グラフにおいて、2つの時点についてそれぞれ算出された上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の値によって決まる2つの座標位置に始点および終点を持つ矢印によって、上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の所定期間内の推移を表示するように制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする販売管理支援システム。
  2. 上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の値によって決まるある座標位置を起点として複数の境界線を設定し、上記境界線によって定まる複数のエリアを上記矢印と共に表示することを特徴とする請求項1に記載の販売管理支援システム。
  3. 上記矢印の向きおよび位置によって表される上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移、その推移のフェーズ以外の第三の情報を上記矢印の色によって表示することを特徴とする請求項1または2に記載の販売管理支援システム。
  4. 上記矢印の色によって表示される第三の情報は、上記複数の店舗によって販売された上記対象商品の合計販売数量の推移の状態であることを特徴とする請求項3に記載の販売管理支援システム。
  5. 上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の詳細な推移表示を指示する詳細表示指示手段を備え、
    上記表示制御手段は、上記詳細表示指示手段により上記詳細な推移表示が指示されたときに、上記所定期間より長い期間にわたる上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移を、上記所定期間毎に区切って複数の矢印にて表示するように制御することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の販売管理支援システム。
  6. 上記商品の販売実績データの記録単位であるレコードは、上記販売実績データが階層的に用意された複数の集計単位の中の何れの集計単位のデータであるかを表すフラグ情報を含み、
    上記複数の集計単位の中から何れかの集計単位を選択するための集計単位選択手段と、
    上記集計単位選択手段により選択された集計単位の販売実績データもしくはそれに基づき算出された上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率を、上記フラグ情報をもとに検索する検索手段とを備え、
    上記表示制御手段は、上記集計単位選択手段により選択された集計単位の販売実績データに基づき算出された上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移を表示することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の販売管理支援システム。
  7. 上記グラフ上の任意の位置に任意の領域を設定してデータ検索を指示する検索条件設定手段と、
    上記検索条件設定手段により設定された領域内に座標値を持つ矢印に対応するデータを検索する第2の検索手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の販売管理支援システム。
  8. 上記グラフ上に表示された複数のエリアのうちの何れかを選択してデータ検索を指示する第2の検索条件設定手段と、
    上記第2の検索条件設定手段により選択されたエリア内に座標値を持つ矢印に対応するデータを検索する第3の検索手段とを備えたことを特徴とする請求項2〜7の何れか1項に記載の販売管理支援システム。
  9. 複数の店舗で販売される商品の販売動向を分析して上記商品の販売管理を支援するための販売管理支援方法であって、
    コンピュータの演算手段が、データベースに格納されている上記商品の販売実績データに基づいて、対象商品の販売数量の総数を上記対象商品の販売店舗数で除算することにより上記対象商品の一店舗当たりの販売数量を算出するとともに、上記対象商品の発注可能店舗数に対する発注登録店舗数の割合を演算することにより上記対象商品が取り扱われている店舗の割合を表すカバー率を算出するステップと、
    上記コンピュータの表示制御手段が、上記算出された一店舗当たりの販売数量およびカバー率を両軸とする2次元グラフ上において、2つの時点についてそれぞれ算出された上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の値によって決まる2つの座標位置に始点および終点を持つ矢印によって、上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の所定期間内の推移を表示装置に表示するステップとを有することを特徴とする販売管理支援方法。
  10. 上記コンピュータの表示制御手段が、上記販売数量および上記カバー率の値によって決まるある座標位置を起点として複数の境界線を設定し、上記境界線によって定まる複数のエリアを上記矢印と共に表示することを特徴とする請求項9に記載の販売管理支援方法。
  11. 上記コンピュータの表示制御手段が、上記矢印の向きおよび位置によって表される上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移、その推移のフェーズ以外の第三の情報を上記矢印の色によって表示することを特徴とする請求項9または10に記載の販売管理支援方法。
  12. 上記矢印の色によって表示される第三の情報は、上記複数の店舗によって販売された上記対象商品の合計販売数量の推移の状態であることを特徴とする請求項11に記載の販売管理支援方法。
  13. 上記コンピュータの詳細表示指示手段が、上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の詳細な推移表示を上記表示制御手段に指示するステップと、
    上記詳細な推移表示が指示されたときに、上記表示制御手段が、上記所定期間より長い期間にわたる上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移を、上記所定期間毎に区切って複数の矢印にて表示するステップとを有することを特徴とする請求項9〜12の何れか1項に記載の販売管理支援方法。
  14. 請求項1〜8の何れか1項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 請求項9〜13の何れか1項に記載の販売管理支援方法の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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