JP2002109641A - 販売管理支援システム、販売管理支援方法および記録媒体 - Google Patents

販売管理支援システム、販売管理支援方法および記録媒体

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JP2002109641A JP2000293227A JP2000293227A JP2002109641A JP 2002109641 A JP2002109641 A JP 2002109641A JP 2000293227 A JP2000293227 A JP 2000293227A JP 2000293227 A JP2000293227 A JP 2000293227A JP 2002109641 A JP2002109641 A JP 2002109641A
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厚 景山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の販売動向を詳細に分析し、ユーザが正
確な販売動向を容易に把握することが可能なシステムを
提供する。 【解決手段】 商品の販売実績データに基づいて、対象
商品の一店舗当たりの販売数量を算出する販売数量演算
部12と、対象商品が取り扱われている店舗の割合を表
すカバー率を算出するカバー率演算部13と、一店舗当
たりの販売数量およびカバー率の所定期間内の推移をグ
ラフ上の矢印にて表示する表示制御部15とを設け、矢
印の向きによって商品販売成績の推移を表すとともに、
矢印の位置によってその商品が導入初期、成熟期、衰退
期のどの段階にあるのかを表すことにより、対象商品が
導入初期と成熟期と衰退期とを明確に区別できるように
して、その商品を積極的に取り扱うべきか、取扱いを止
めるべきかの意思決定を容易に行うことができるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は販売管理支援システ
ム、販売管理支援方法および記録媒体に関し、例えば、
フランチャイズチェーンの各店舗で販売される商品の販
売動向を分析して商品の販売管理を行うためのシステム
に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、商品を販売する店舗では、売上
を効率良く伸ばしていくために、商品の販売管理を適切
に行うことが望まれる。そのために各店舗における商品
の販売管理では、各商品の売上動向などを分析して店舗
で取り扱う商品の戦略を決定する。例えば、売れ筋の商
品は多く仕入れて積極的に販売し、逆に売れ行きの良く
ない商品は仕入れる量を減らしたり、取扱いを中止した
りするなどの戦略を決定する。
【0003】各商品は店舗内で陳列され、売れ筋の商品
は回転良く販売されていくが、売れない商品は陳列棚あ
るいは倉庫内で眠ったままの死に状態となってしまう。
このような死に商品の存在は、店舗の売上に貢献しない
ばかりか、店舗や倉庫内の限られたスペースを無駄に使
う結果となり、商品管理上好ましくない。したがって、
どの商品が良く売れ、どの商品が眠ったままになってい
るかを分析して、その分析結果に応じて管理の仕方を変
えることが大切になってくる。
【0004】従来、この種の分析には、ABC分析と呼
ばれる手法が多く用いられてきた。一般的に、売上高の
80%を構成するのが全体数の20%の商品であると言
われている。そこで、20%の商品さえきちんと管理し
ていれば、80%の売上が確保できるとするのがABC
分析の基本的な考え方である。
【0005】すなわち、図9のように、横軸に商品名、
縦軸に各商品の売上累計構成比をとってグラフ化し、売
上累計構成比の80%の個所、90%の個所で区切る
と、Aランクの商品(その数は全体の約20%とな
る)、Bランクの商品、Cランクの商品にグループ分け
される。このうち、Aランクの商品を重点的に販売し、
その次にBランクの商品の販売に重点を置き、Cランク
の商品については販売数量を減らすか取扱い品目から削
除するなどの対応をとれば良いことになる。従来、この
種の分析を自動的に行うシステムも提案されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記A
BC分析を行う従来のシステムでは、商品の販売動向を
詳細に分析することができず、正確な販売動向を容易に
把握して適切な対応をとることが難しいという問題があ
った。すなわち、ABC分析は主に、売上高の良好なA
ランクの商品を把握してその商品を重点的に販売するた
めの分析手法である。したがって、この分析結果を見れ
ば、どの商品を多く仕入れて積極的に販売すべきかを比
較的容易に把握することができる。
【0007】しかし、ABC分析の手法では、売上高の
少ないCランクの商品を把握することは可能であるが、
そのCランクの商品が本当に売れ行きの良くない衰退期
の商品なのか、あるいは現在の売上高は少ないが将来的
に伸びる可能性がある導入期の商品ではないのか、など
については全く把握することができない。そのため、C
ランクの商品については、導入期なのか衰退期なのかを
人がノウハウによって見極め、衰退期と判断した商品に
ついては一定期間の後に取扱い品目から削除するなどの
対応をしていた。
【0008】もちろん、ABC分析以外にも種々の分析
手法は存在するが、その多くは商品を仕入れる側の観点
に立った分析手法であり、商品を削除する側の観点に立
った分析手法は殆どなかった。そのため、何れの分析手
法を用いても、導入期の商品と衰退期の商品とを明確に
区別することができず、また、不要な商品を捨てるため
に必要な客観的な情報を得ることができないため、商品
削除の意思決定が非常にしづらいという問題があった。
【0009】このような理由から、衰退期の死に商品に
ついても取扱い品目からの削除がなかなか行われず、店
舗あるいは倉庫内の限られたスペースを圧迫する結果と
なっていた。さらに、新商品を導入しても死に商品が削
除されないことから、取扱い品目の数が増えてしまい、
商品マスタ情報などの管理負担が非常に大きくなってし
まうという問題も生じていた。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、商品の販売動向を詳細に分析
し、ユーザが正確な販売動向を容易に把握することが可
能なシステムを提供することを目的とする。また、本発
明は、販売動向を分析してその結果をユーザに提供する
際の操作性を向上させ、ユーザにとってより使い勝手の
良いシステムを提供することをも目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の販売管理支援シ
ステムは、1以上の店舗で販売される商品の販売動向を
分析して上記商品の販売管理を支援するためのシステム
であって、上記商品の販売実績データに基づいて、対象
商品の一店舗当たりの販売数量を算出する販売数量演算
手段と、上記商品の販売実績データに基づいて、上記対
象商品が取り扱われている店舗の割合を表すカバー率を
算出するカバー率演算手段と、上記販売数量演算手段に
より算出された一店舗当たりの販売数量および上記カバ
ー率演算手段により算出されたカバー率の所定期間内の
推移をグラフ上の矢印にて表示するように制御する表示
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】本発明の他の態様では、上記一店舗当たり
の販売数量および上記カバー率を両軸とする2次元グラ
フ上において、2つの時点についてそれぞれ算出された
上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の値に
よって決まる2つの座標位置に始点および終点を持つ矢
印によって、上記一店舗当たりの販売数量および上記カ
バー率の所定期間内の推移を表示することを特徴とす
る。
【0013】本発明のその他の態様では、上記一店舗当
たりの販売数量および上記カバー率の値によって決まる
ある座標位置を起点として複数の境界線を設定し、上記
境界線によって定まる複数のエリアを上記矢印と共に表
示することを特徴とする。
【0014】本発明のその他の態様では、上記矢印の向
きおよび位置によって表される上記対象商品に関する上
記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移、
その推移のフェーズ以外の第三の情報を上記矢印の色に
よって表示することを特徴とする。
【0015】本発明のその他の態様では、上記矢印の色
によって表示される第三の情報は、上記1以上の店舗に
よって販売された上記対象商品の合計販売数量の推移の
状態であることを特徴とする。
【0016】本発明のその他の態様では、上記対象商品
に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー
率の詳細な推移表示を指示する詳細表示指示手段を備
え、上記表示制御手段は、上記詳細表示指示手段により
上記詳細な推移表示が指示されたときに、上記所定期間
より長い期間にわたる上記一店舗当たりの販売数量およ
び上記カバー率の推移を、上記所定期間毎に区切って複
数の矢印にて表示するように制御することを特徴とす
る。
【0017】本発明のその他の態様では、上記商品の販
売実績データの記録単位であるレコードは、上記販売実
績データが階層的に用意された複数の集計単位の中の何
れの集計単位のデータであるかを表すフラグ情報を含
み、上記複数の集計単位の中から何れかの集計単位を選
択するための集計単位選択手段と、上記集計単位選択手
段により選択された集計単位の販売実績データもしくは
それに基づき算出された上記一店舗当たりの販売数量お
よび上記カバー率を、上記フラグ情報をもとに検索する
検索手段とを備え、上記表示制御手段は、上記集計単位
選択手段により選択された集計単位の販売実績データに
基づき算出された上記一店舗当たりの販売数量および上
記カバー率の推移を表示することを特徴とする。
【0018】本発明のその他の態様では、上記グラフ上
の任意の位置に任意の領域を設定してデータ検索を指示
する検索条件設定手段と、上記検索条件設定手段により
設定された領域内に座標値を持つ矢印に対応するデータ
を検索する第2の検索手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】本発明のその他の態様では、上記グラフ上
に表示された複数のエリアのうちの何れかを選択してデ
ータ検索を指示する第2の検索条件設定手段と、上記第
2の検索条件設定手段により選択されたエリア内に座標
値を持つ矢印に対応するデータを検索する第3の検索手
段とを備えたことを特徴とする。
【0020】また、本発明の販売管理支援方法は、1以
上の店舗で販売される商品の販売動向を分析して上記商
品の販売管理を支援するための販売管理支援方法であっ
て、上記商品の販売実績データに基づいて、対象商品の
一店舗当たりの販売数量と、上記対象商品が取り扱われ
ている店舗の割合を表すカバー率とを算出するステップ
と、上記算出された一店舗当たりの販売数量およびカバ
ー率の所定期間内の推移をグラフ上の矢印にて表示する
ステップとを有することを特徴とする。
【0021】本発明の他の態様では、上記一店舗当たり
の販売数量および上記カバー率を両軸とする2次元グラ
フ上において、2つの時点についてそれぞれ算出された
上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の値に
よって決まる2つの座標位置に始点および終点を持つ矢
印によって、上記一店舗当たりの販売数量および上記カ
バー率の所定期間内の推移を表示することを特徴とす
る。
【0022】本発明のその他の態様では、上記販売数量
および上記カバー率の値によって決まるある座標位置を
起点として複数の境界線を設定し、上記境界線によって
定まる複数のエリアを上記矢印と共に表示することを特
徴とする。
【0023】本発明のその他の態様では、上記矢印の向
きおよび位置によって表される上記対象商品に関する上
記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移、
その推移のフェーズ以外の第三の情報を上記矢印の色に
よって表示することを特徴とする。
【0024】本発明のその他の態様では、上記矢印の色
によって表示される第三の情報は、上記1以上の店舗に
よって販売された上記対象商品の合計販売数量の推移の
状態であることを特徴とする。
【0025】本発明のその他の態様では、上記対象商品
に関する上記一店舗当たりの販売数量および上記カバー
率の詳細な推移表示を指示するステップと、上記詳細な
推移表示が指示されたときに、上記所定期間より長い期
間にわたる上記一店舗当たりの販売数量および上記カバ
ー率の推移を、上記所定期間毎に区切って複数の矢印に
て表示するステップとを有することを特徴とする。
【0026】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、請求項1〜9の何れか1項に記載の各手
段としてコンピュータを機能させるためのプログラム、
あるいは、請求項10〜15の何れか1項に記載の販売
管理支援方法の処理手順をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。商品の販売店には種々のタイプの
ものがあるが、その中にはフランチャイズチェーンの形
態をとる販売店が存在する。フランチャイズチェーンの
基本形態は、これに加盟する店舗が所定の加盟料やライ
センス料などを支払う代わりに、フランチャイズチェー
ンが持つノウハウやブランド力などを利用して商品の販
売を行うことができるようにしたものである。
【0028】フランチャイズチェーンに加盟した店舗
は、チェーン店が持つノウハウやブランド力を損なわな
いようにすること、あるいはチェーン店全体として売上
を伸ばすことなどを目的として、チェーン本部の管理下
に置かれる。通常、チェーン本部の下に複数のオーナ
ー、各オーナーの下に複数のスーパバイザが置かれ、各
スーパバイザがそれぞれ複数の店舗を管理している。以
下に述べる実施形態では、このフランチャイズチェーン
の各店舗における商品の販売管理を行う場合を例にとっ
て説明する。
【0029】図1は、本実施形態による販売管理支援シ
ステムの全体構成を概略的に示すブロック図である。図
1に示すように、本実施形態の販売管理支援システム
は、フランチャイズチェーンに加盟している複数の店舗
がそれぞれ使用する店舗端末1と、ホストコンピュータ
2と、複数のスーパバイザ(SV)がそれぞれ使用する
SV端末3とを備えて構成される。各スーパバイザは、
全加盟店のうちの幾つかの店舗を担当してその営業管
理、経営管理、商品の販売管理などの種々の管理(以
下、これらをまとめて店舗管理と言う)を行う。
【0030】複数の店舗端末1および複数のSV端末3
はそれぞれネットワークを介してホストコンピュータ2
に接続され、店舗端末1とSV端末3とがホストコンピ
ュータ2を通して種々のデータをやり取りすることがで
きるようになっている。例えば、店舗端末1とホストコ
ンピュータ2との間は専用線で接続され、SV端末3と
ホストコンピュータ2との間はインターネット等により
接続される。
【0031】本実施形態では主に、店舗端末1からSV
端末3に日々の実績データを送り、その実績データを用
いてSV端末3で後述する分析処理を行う。そして、そ
の分析結果のデータおよび、その分析結果に基づき今後
の対応等を店舗に指導するデータをSV端末3から店舗
端末1に送る。このようなデータ送受信の仲介をホスト
コンピュータ2が行う。
【0032】ホストコンピュータ2は、実績データベー
ス4、データ圧縮部5およびSV別圧縮ファイル格納部
6を備えている。実績データベース4は、複数の店舗端
末1から日々送られてくる各種の実績データを格納する
ものである。各種の実績データとしては、日報情報4
a、仕入実績4b、販売実績4c、在庫実績4d、勤務
実績4eなどの情報が含まれる。
【0033】データ圧縮部5は、実績データベース4に
格納された各種の実績データを各店舗毎に圧縮するもの
である。すなわち、1つの店舗に関する日報情報4a、
仕入実績4b、販売実績4c、在庫実績4d、勤務実績
4eなどの各種実績データを、例えば1つのZIPファ
イルにまとめて圧縮する。ここでは、実績データベース
4内の実績データをそのまま圧縮してSV端末3に送っ
ても良いが、SV端末3の分析処理でそのまま利用でき
るデータに変換してから圧縮する。このような圧縮処理
を各店舗毎に行う。
【0034】SV別圧縮ファイル格納部6は、データ圧
縮部5により生成された各店舗の圧縮ファイルをスーパ
バイザ別に格納するものである。すなわち、各店舗の圧
縮ファイルは、その店舗を管理するスーパバイザ毎に分
けて格納される。なお、データ圧縮部5において、一人
のスーパバイザが担当するいくつかの店舗に関する実績
データをまとめて圧縮することにより、ZIP形式の圧
縮ファイルをスーパバイザ毎に生成し、それをSV別圧
縮ファイル格納部6に格納するようにしても良い。
【0035】このSV別圧縮ファイル格納部6にスーパ
バイザ別に格納された圧縮ファイルは、SV端末3から
の要求に応じてそのスーパバイザに該当するものがSV
端末3に送信される。すなわち、SV端末3には専用の
通信ソフトがインストールされており、SV端末3の表
示画面上に表示されるGUI(Graphical User Interfa
ce)の通信ボタンを操作すると、SV端末3がホストコ
ンピュータ2にインターネット接続して自動的に自己用
の圧縮ファイルを取得する。
【0036】複数のSV端末3は、その1つの内部構成
を代表して示しているように、圧縮ファイル保存部7、
解凍処理部8、解凍指示部9および分析処理部10を備
えている。圧縮ファイル保存部7は、通信ボタンの操作
によってホストコンピュータ2から取得した圧縮ファイ
ルを保存するものである。解凍処理部8は、圧縮ファイ
ル保存部7に保存されている圧縮ファイルを解凍し、以
降の処理で使用可能な元のデータに戻す処理を行うもの
である。
【0037】解凍指示部9は、圧縮ファイル保存部7に
保存されている複数の圧縮ファイルのうち、所望の圧縮
ファイルについて解凍処理を行うことをユーザが解凍処
理部8に指示するためのものである。本実施形態では、
ホストコンピュータ2から送られてきた圧縮ファイルは
直ちに解凍することなく、圧縮したままの状態で圧縮フ
ァイル保存部7に保存しておく。そして、その後任意の
時点でユーザから解凍の指示が与えられたときに、必要
なファイルのみを解凍して使用できるようにする。
【0038】従来、この種のシステムでは、ホストコン
ピュータからSV端末に圧縮ファイルが送信された時点
で直ちに解凍処理が行われ、元データのファイルに展開
した上で保存されていた。そして、その後任意の時点で
所望のファイルが取り出され、以降の処理で使用されて
いた。
【0039】この場合、通信ボタンを操作してから圧縮
ファイルが送られて解凍処理が済むまでに多くの時間が
かかってしまう。特に、担当する店舗数が多い場合は、
解凍するファイル数も多くなるため、解凍処理に多くの
時間がかかってしまう。そのため、実績データを取得す
るのに非常に多くの時間がかかってしまっていた。ま
た、全ての実績データを以降の処理で使用するとは限ら
ないにも関わらず、全ての圧縮ファイルについて自動的
に解凍処理が行われるため、無駄が生じていた。
【0040】これに対して、本実施形態では、ユーザか
ら指示があるまでは圧縮したままの状態で実績データを
保持し、必要なときに必要なファイルのみを解凍して使
用できるようにしている。したがって、時間のかかる解
凍処理については圧縮ファイル取得後の任意の時点で分
散して行うことができ、圧縮ファイル取得時の通信時間
を短くすることができる。これにより、ユーザの精神的
なストレスを軽減することができる。また、全てのファ
イルを解凍せず、必要なファイルのみを解凍するので、
無駄な解凍処理は行わないようにすることができる。
【0041】解凍処理部8により解凍された実績データ
のファイルは、分析処理部10に供給される。分析処理
部10は、供給された実績データを用いて、以下に説明
するような商品の販売動向の分析処理を行う。スーパバ
イザは、この分析処理の結果を参照して、担当するそれ
ぞれの店舗について今後の対応方法を検討し、店舗に対
して指導を行う。つまり、分析結果のデータと指導デー
タをホストコンピュータ2を介して店舗端末1に送信す
る。
【0042】次に、分析処理部10の詳細な構成および
動作について以下に説明する。図2は、分析処理部10
の機能構成例を示すブロック図である。図2において、
11は解凍データ記憶部であり、図1の解凍処理部8に
より解凍されたデータを記憶する。この解凍データは、
ホストコンピュータ2にて管理されている商品販売の実
績データおよび各店舗の管理データ等が圧縮されてSV
端末3に送られたものを、ユーザからの指示に応じて解
凍したデータである。
【0043】この解凍データの一部構造例を、図3に示
す。この図3では、ある1つの商品に関するデータの構
造を示している。図3に示すように、1つの商品に関す
る解凍データは、品目コード、週数、大項目フラグ、中
項目フラグ、小項目フラグ、発注可能店舗数、発注登録
店舗数、販売店舗数、販売数量の各データを備えた構造
となっている。このような構造を有する1つの商品に関
するデータが、データの記録単位である1つのレコード
を構成する。以下に、これらのデータ項目について詳し
く説明する。
【0044】品目コードは、その商品を特定するための
ユニークなコードである。週数は、1年のうち第何週目
のデータかを表すものである。本実施形態では、以下に
述べる発注可能店舗数、発注登録店舗数、販売店舗数、
販売数量の各データをそれぞれ週単位で集計して保持す
るようにしている。
【0045】大項目フラグ、中項目フラグおよび小項目
フラグは、以下に述べる発注可能店舗数、発注登録店舗
数、販売店舗数、販売数量の各データが、フランチャイ
ズの全オーナーについて集計したデータ(大項目集計単
位のデータ)であるのか、あるオーナーが管理する複数
のスーパバイザについて集計したデータ(中項目集計単
位のデータ)であるのか、あるスーパバイザが管理する
複数の店舗について集計したデータ(小項目集計単位の
データ)であるのかを区別するためのものである。
【0046】大項目集計単位のデータである場合は、大
項目フラグのみが所定の値にセットされ、中項目フラグ
および小項目フラグにはスペースがセットされる。ま
た、中項目集計単位のデータである場合は、大項目フラ
グおよび中項目フラグが所定の値にセットされ、小項目
フラグにスペースがセットされる。また、小項目集計単
位のデータである場合は、大項目フラグ、中項目フラグ
および小項目フラグのすべてに所定の値がセットされ
る。また、フランチャイズの全店の集計データである場
合は、何れのフラグもスペースがセットされる。
【0047】発注可能店舗数は、その商品を発注するこ
とが可能な店舗数(例えば地域限定販売の商品のために
敢えて販売しない店舗の数も含む)を表すものである。
発注登録店舗数は、その商品を発注登録してあり、いつ
でも販売することが可能な店舗数を表すものである。販
売店舗数は、その商品を上記週数で示される期間内に実
際に1個以上販売した店舗数を表すものである。また、
販売数量は、その商品を上記週数で示される期間内に実
際に販売した合計数量を表すものである。
【0048】ホストコンピュータ2では、このような構
造のデータを全ての商品についてフランチャイズ単位
(大項目集計単位)、オーナー単位(中項目集計単
位)、スーパバイザ単位(小項目集計単位)でそれぞれ
管理しており、これらのデータを圧縮ファイルとしてS
V端末3に送る。SV端末3では、これら多くの圧縮フ
ァイルを圧縮ファイル保存部7に保存しておき、ユーザ
から指示があったときに、解凍処理部8によって必要な
圧縮ファイルを解凍し、分析処理部10の解凍データ記
憶部11に記憶する。
【0049】12は販売数量演算部であり、解凍データ
記憶部11に記憶された販売店舗数と販売数量のデータ
を用いて、各商品に関する一店舗当たりの販売数量を演
算する。すなわち、「販売数量÷販売店舗数」の演算を
実行することにより、販売した商品の一店舗当たりの平
均数量をフランチャイズ単位、オーナー単位、あるいは
スーパバイザ単位で算出する。このとき販売数量演算部
12は、一店舗当たりの販売数量を各週毎に演算する。
例えば、スーパバイザ単位で一店舗当たりの販売数量を
求めるときは、そのスーパバイザが担当する複数店舗で
その商品をある1週間に販売した合計数量をその店舗数
で除算する。
【0050】13はカバー率演算部であり、解凍データ
記憶部11に記憶された発注可能店舗数と発注登録店舗
数のデータを用いて、対象の商品が取り扱われている店
舗の割合を表すカバー率を演算する。すなわち、「発注
登録店舗数÷発注可能店舗数×100」の演算を実行す
ることにより、その商品を実際に販売している店舗の割
合をフランチャイズ単位、オーナー単位、あるいはスー
パバイザ単位で算出する。このときカバー率演算部13
は、カバー率を各週毎に演算する。
【0051】14は演算結果記憶部であり、販売数量演
算部12によりフランチャイズ単位、オーナー単位、ス
ーパバイザ単位で算出された各週の一店舗当たりの販売
数量、およびカバー率演算部13によりフランチャイズ
単位、オーナー単位、スーパバイザ単位で算出された各
週のカバー率を履歴として記憶するものである。この演
算結果記憶部14は、本実施形態では少なくとも12週
分のデータを格納するが、この例に限定されるものでは
ない。
【0052】15は表示制御部であり、演算結果記憶部
14に格納された演算結果のデータに基づいて、商品販
売の動向に関する分析情報を表示部16に表示するため
の制御を行う。表示制御部15は、検索処理部15aを
備えており、表示対象とするデータを演算結果記憶部1
4から検索する処理も行う。図4は、本実施形態による
分析結果の画面表示例を示す図である。このうち図4
(a)は実際の分析結果の表示例を示す図であり、図4
(b)はこの画面の見方を説明するための図である。
【0053】図4(a)に示すように、本実施形態で
は、商品販売動向の分析結果をグラフの形態で表示して
いる。グラフは、縦軸が販売数量演算部12により演算
された一店舗当たりの販売数量、横軸がカバー率演算部
13により演算されたカバー率であり、一店舗当たりの
販売数量とカバー率との関係を表している。グラフ中に
示されている個々の矢印21は、それぞれが1個の商品
に関する販売動向を表すものであり、先週から今週まで
の販売動向を示している。すなわち、矢印21の始点に
ある丸印22は先週の実績を示し、矢印21の終点にあ
る丸印23は今週の実績を示している。
【0054】表示制御部15は、演算結果記憶部14か
ら読み出した一店舗当たりの販売数量の値とカバー率の
値とによって決定されるグラフ上の座標位置に丸印2
2,23を描画するとともに、先週の実績を表す丸印2
2と今週の実績を表す丸印23との間に矢印21を描画
する。このように、少なくとも1週間における商品販売
の実績の推移を矢印21で表示することにより、販売動
向を視覚的に直感的に認識することができるようにな
る。
【0055】また、一般的にチェーン店で扱われている
商品のライフサイクルは、図4(b)に示すようにな
る。すなわち、商品の導入初期は、取り扱う店舗(カバ
ー率)が少なく、商品の認知度が低いために販売数量が
少ない状態である。商品力のあるものは、次第にお客の
購買回数が増えていき、取り扱う店舗も増えていく。こ
れが成熟期である。この成熟期の状態がチェーン店にと
って最も良い状態と言える。次第に、商品は衰退を迎
え、一店舗当たりの販売数量は減少し、それに気づいた
店舗から取り扱うことをやめていく(カバー率が減少し
ていく)。
【0056】本実施形態では、これらの導入初期、成熟
期、衰退期の商品を視覚的に容易に把握できるようにす
るために、グラフを3本の境界線によって3つのエリア
24〜26に分割している。各エリア24〜26の3本
の境界線は、デフォルト状態では、あらかじめ決められ
た一店舗当たりの販売数量およびカバー率の値によって
決まる境界点27を起点として、縦軸に沿って上方向
に、横軸に沿って右方向に、原点方向にそれぞれ向けて
線を引くことによって決められる。また、3本の境界線
は、図2の閾値設定部17を用いて一店舗当たりの販売
数量およびカバー率の値をそれぞれ設定することによっ
て、任意に変更することも可能である。
【0057】このように、本実施形態では、単に商品の
販売数量(あるいは売上高)によって分析を行うのでは
なく、カバー率という新たな要素を導入して分析を行
う。そして、その分析結果を、導入初期、成熟期、衰退
期の3つの領域24〜26に分割したグラフ上に矢印2
1によって表示している。これによりユーザは、分析結
果のグラフを参照することにより、対象商品の販売実績
の推移を容易に把握できるとともに、導入初期、成熟
期、衰退期のフェーズを明確に区別することができ、そ
の商品を積極的に取り扱うべきなのか、取扱いを止める
べきなのかを容易に判断することができる。
【0058】すなわち、従来のABC分析では、ある時
期において販売数量が少ない(または売上高が小さい)
商品を把握できるのみで、それがどのような推移をたど
ってるのかとか、導入初期の商品なのか衰退期の商品な
のか等については全く認識することができなかった。こ
れに対して、本実施形態によれば、矢印の向きによって
販売実績の推移を直感的に把握することができるととも
に、矢印の位置によって導入初期、成熟期、衰退期の商
品を明確に区別することができ、商品削除の意思決定を
行いやすくすることができる。
【0059】また、本実施形態では、矢印21の向きや
位置の他に、矢印21の色によって第三の情報も表すよ
うにしている。すなわち、本実施形態において矢印21
の色は、その商品の全店(図3の大・中・小項目フラグ
が全てスペースのもの)における販売数量の推移の状態
を表す。例えば、先週より今週の方が販売数量が増えて
いる場合は黒色、先週より今週の方が減っている場合は
赤色の矢印21で表現する。
【0060】これによりユーザは、矢印21の位置、向
き、色を見るだけで、各店舗の個別の成績と全店舗の全
体成績とを容易に比較することができ、分析結果を更に
正確に把握することができる。例えば、矢印21の色に
よって全店舗の販売成績が上がっていることが示されて
いるにもかかわらず、矢印21の位置によって衰退期に
当たり、しかも矢印21の向きによって先週から今週ま
での販売成績が落ちていることが示される商品について
は、その商品は取扱い品目から削除すべきであると容易
に決断することができる。
【0061】図2に戻って説明を続ける。18は詳細動
向表示指示部であり、図4(a)のように表示された商
品販売動向の分析結果を更に詳細に表示することを指示
するためのものである。本実施形態では、図4(a)の
グラフ上に表示された複数の矢印21のうち、任意の矢
印21の終点23(矢印21自体またはその始点22で
も良い)をマウスでダブルクリックすることにより、そ
の矢印21に対応する商品についての過去12週間分の
販売動向を表示するようにしている。
【0062】すなわち、詳細動向表示指示部18によっ
て任意の矢印21の終点23をダブルクリックすると、
そのことが表示制御部15に伝えられる。表示制御部1
5は、ダブルクリックによって指定された商品に関する
過去12週間分のデータ(一店舗当たりの販売数量およ
びカバー率)を演算結果記憶部14から読み出し、それ
らのデータをグラフ上の対応する座標位置にプロットし
て矢印で結ぶことにより、過去12週間分の販売動向を
グラフ化して表示部16に表示する。
【0063】図5に、ある矢印21の終点23をダブル
クリックすることによって表示部16に表示された12
週間分の販売動向の例を示す。この例では、導入初期の
ある段階でその商品が強化販売品目に指定され、1週間
だけカバー率が一挙に伸びている。ところが、この商品
はあまり売れ行きが良くなかったため、次の週には店舗
のカバー率が激減し、後は衰退の一途をたどっているこ
とが見てとれる。
【0064】このように、図4のように直近1週間分の
販売動向を表示しただけでは導入初期、成熟期、衰退期
のどれに当てはまるのかが容易に判断できない場合であ
っても、12週間分の販売動向履歴をグラフ化して表示
することにより、販売実績の推移をより正確に把握する
ことができるとともに、導入初期、成熟期、衰退期の商
品を更に明確に区別することができるようになる。
【0065】次いで、19は検索条件設定部であり、図
4(a)のグラフ上に表示する対象の元データを検索す
るための条件を設定するものである。この検索条件設定
部19は、項目選択部19aおよびレコード選択部19
bを備えている。項目選択部19aは、グラフ表示の対
象とするデータの項目を選択するためのものであり、大
項目集計単位(フランチャイズ単位)、中項目集計単位
(オーナー単位)、小項目集計単位(スーパバイザ単
位)の何れのデータに基づく分析結果を表示するかを選
択するものである。
【0066】本実施形態では、グラフ上に表示されてい
る矢印21の終点23(矢印21自体または矢印21の
始点22でも良い)においてマウスの右ボタンをクリッ
クしてメニュー表示をすることにより、現在表している
データの下位の階層に当たる項目のデータを表示したり
(以下、ドリルダウンと称する)、現在表しているデー
タの上位の階層に当たる項目のデータを表示したりする
(以下、ドリルアップと称する)。
【0067】まず、ドリルダウンについて説明する。例
えば、現在表示しているデータが中項目のデータ(オー
ナー単位で集計されたデータ)の分析結果である場合、
図3のデータ構造中で大項目フラグ、中項目フラグは所
定の値が入っており、小項目フラグはスペースとなって
いる。この中項目のデータの分析結果を表示中に、項目
選択部19aによってドリルダウンの指示が行われた場
合、表示制御部15は、中項目の値が同じで小項目がス
ペース以外のデータに基づく分析結果を演算結果記憶部
14から全て読み出し、表示部16にグラフ化して表示
する。
【0068】次に、ドリルアップについて説明する。例
えば、現在表示しているデータが中項目のデータの分析
結果である場合、図3のデータ構造中で大項目フラグ、
中項目フラグは所定の値が入っており、小項目フラグは
スペースとなっている。この中項目のデータの分析結果
を表示中に、項目選択部19aによってドリルアップの
指示が行われた場合、表示制御部15は、大項目の値が
同じで中項目および小項目がスペースのデータに基づく
分析結果を演算結果記憶部14から読み出し、表示部1
6にグラフ化して表示する。
【0069】これらのドリルダウン、ドリルアップの処
理時において、指定された項目に該当する分析結果が演
算結果記憶部14に記憶されていないときは、必要な圧
縮ファイルを図1の解凍処理部8で解凍し、その解凍デ
ータを用いて販売数量演算部12、カバー率演算部13
で演算した結果を演算結果記憶部14に記憶する。この
意味で、項目選択部19aは図1の解凍指示部9を兼ね
る。
【0070】なお、ここでは表示制御部15内の検索処
理部15aが演算結果記憶部14内の分析結果を検索
し、指定された項目に該当する分析結果を表示部16に
表示するようにしているが、解凍データ記憶部11内の
実績データを検索し、指定された項目に該当する実績デ
ータを用いて販売数量演算部12、カバー率演算部13
にて演算を行った上で、その結果得られた分析結果を表
示部16に表示するようにしても良い。
【0071】従来、グラフ表示の対象とする元データを
変えようとする場合は、グラフ表示画面とは別の条件設
定画面などを表示して検索条件を入力し、その検索条件
に従って検索処理を行わなければならなかった。これに
対して、本実施形態によれば、図3のようなデータ構造
を持たせることによって、マウスの右クリックによって
表示される選択メニューの中からドリルダウンもしくは
ドリルアップを選択する操作を行うだけで、グラフ化す
る対象データを容易に変えて表示することができる。
【0072】また、レコード選択部19bは、演算結果
記憶部14に記憶されている大量のレコードの中から目
的のレコードを選択するためのものである。本実施形態
におけるレコードの選択方法には、次の2通りのパター
ンがある。その2パターンの選択方法を図6(a)およ
び図6(b)に示す。
【0073】1つ目の選択方法は、図6(a)に示すよ
うに、グラフ上で所望の矩形領域28をマウスのドラッ
グ操作によって指定するものである。レコード選択部1
9bによってこのように矩形領域28を指定すると、表
示制御部15内の検索処理部15aは、その矩形領域2
8内の座標位置に矢印21の始点22もしくは終点2
3、あるいはその両方がプロットされているデータのレ
コードを1つ1つ検索し、それらのレコードに選択中の
フラグをセットする。そして、表示制御部15は、その
選択中のレコードに対応する丸印22,23を他のレコ
ードのそれと比べて太くあるいは大きく表示する。
【0074】2つ目の選択方法は、図6(b)に示すよ
うに、グラフ表示画面32とは別に表示した検索条件入
力画面31の中で、グラフ表示画面32に似せて表示し
たエリア選択欄34において、3つのエリア35〜37
の中から所望のエリアをマウスクリックにより選択する
ものである。レコード選択部19bによって検索条件入
力画面31内の各エリア35〜37の中から所望のエリ
アをクリックすると、表示制御部15内の検索処理部1
5aは、グラフ表示領域32内の各エリア24〜26の
うち、クリックされたエリアに対応する何れかのエリア
内の座標位置に矢印21の始点22もしくは終点23、
あるいはその両方がプロットされているデータのレコー
ドを1つ1つ検索し、それらのレコードに選択中のフラ
グをセットする。そして、表示制御部15は、その選択
中のレコードに対応する丸印22,23を他のレコード
と比べて太くあるいは大きく表示する。
【0075】ここで、図6(b)に示す画面データは、
例えば次の図7のような構造を有する。図7に示すよう
に、1つの画面データは、検索条件入力画面の第1の領
域31と、グラフ表示画面の第2の領域32とから構成
される。このうち第2の領域32は、表示部16の表示
画面のサイズ(図7中に点線33で示す)と略同じ大き
さを有している。この第2の領域32は、上述の分析結
果をグラフ表示するための領域である。
【0076】また、第1の領域31は、第2の領域32
内でグラフ表示する対象の元データを検索する条件や各
種パラメータなどの情報をユーザに入力させるための検
索条件入力画面を表示するための領域である。すなわ
ち、この第1の領域31の画面データは、グループ化さ
れた背景、データ入力欄、ボタン等のデータにより構成
されており、その中に上述した3つの擬似エリア35〜
37も含まれている。この第1の領域31のサイズは、
第2の領域32のサイズ(表示画面サイズ)よりも小さ
く構成されている。
【0077】デフォルトの状態では、表示制御部15
は、図7のような第1および第2の領域31,32を持
つ画面データのうち、第2の領域32の画面データを表
示部16の表示画面いっぱいに表示するように制御す
る。このとき、画面の右端に検索ボタン38が表示され
ている。この検索ボタン38は、第1の領域31の画面
データの一部を構成するものである。
【0078】また、検索ボタン38のマウスクリックに
よって検索条件入力画面の表示が指示されたときは、第
1の領域31の画面データを左側(表示画面側)にスラ
イドさせて、既に表示されている第2の領域32の画面
データの一部に重ねて、もしくは一部に代えて、第1の
領域31の画面データを表示するように制御する(図6
(b)の状態)。
【0079】その後、検索ボタン38のマウスクリック
によって検索条件入力画面の非表示が指示されたとき
は、表示されている第1の領域31の画面データを右側
にスライドさせて徐々に消していき、第2の領域32の
画面データを再び画面いっぱいに表示するように制御す
る。
【0080】従来のシステムでは、特定条件のレコード
を選択する場合、専用の検索条件入力画面を表示させて
検索条件を再入力しなければならなかった。これに対し
て、本実施形態のレコード選択手法によれば、1つ目の
パターンでは所望の矩形領域28をマウスのドラッグ操
作によって指定するだけで、矩形領域28内に丸印(実
績データ)が存在するレコードを簡単に選択することが
できる。
【0081】また、2つ目のパターンでは、第1の領域
31内に表示された3つのエリア35〜37の何れかを
マウスクリックによって指定するだけで、第2の領域3
2内の対応するエリア24〜26内に丸印(実績デー
タ)が存在するレコードを簡単に選択することができ
る。これら2パターンの選択手法により、レコード選択
のためのユーザの作業負荷を少なくすることができ、操
作性を向上させることができる。
【0082】また、2つ目のレコード選択パターンの場
合、第1の領域31(検索条件入力画面)の画面データ
と第2の領域32(グラフ表示画面)の画面データは、
同一ウィンドウの画面データであり(図7参照)、デフ
ォルトの状態ではその一部である第1の領域31が表示
画面の右に隠れて表示されていないだけである。したが
って、この状態では、ユーザは第1の領域31に対して
情報入力の操作をすることはできない。しかし、ユーザ
が検索ボタン38を操作すると、第1の領域31の検索
条件入力画面が徐々に左へスライドして第2の領域32
と同じウィンドウの一部に表示され、情報入力の操作を
行うことができるようになる。
【0083】この場合、第1の領域31も第2の領域3
2も同じウィンドウ上に表示されるので(元々1つの画
面データ)、どちらもアクティブな状態となっている。
したがって、第1および第2の領域31,32の双方の
領域に対して自由に操作を行うことができ、第2の領域
32の表示内容を参照しながら第1の領域31の情報入
力画面に必要な情報を入力することもできる。
【0084】また、第1の領域31も第2の領域32も
同じウィンドウ上に表示されるので、複雑な処理を行う
業務アプリケーションなどにおいて、ある表示画面で操
作を行っているときは別の表示画面を立ち上げて操作を
行うことができないようにロックがかけられている状態
であっても、第1の領域31の情報入力画面を立ち上げ
て情報入力を行うことができるようになる。
【0085】これにより、画面を一々切り替えながら検
索条件などの情報入力を行う必要がなくなり、ユーザの
操作性を格段に向上させることができる。
【0086】図8は、上記図2に示した分析処理部10
を含む図1のSV端末3のハードウェア構成例を示す図
である。本実施形態のSV端末3は、CPU41、RO
M42、RAM43を備えている。CPU41は、RO
M42やRAM43などに記憶されたプログラムに従っ
てSV端末3の全体の動作を制御するものであり、その
際にRAM43等をワークメモリとして使用する。
【0087】上記図1に示した解凍処理部8および解凍
指示部9、図2に示した分析処理部10内の販売数量演
算部12、カバー率演算部13、表示制御部15、閾値
設定部17、詳細動向表示指示部18および検索条件設
定部19の各機能構成は、実際にはこのプログラムに基
づくCPU41の動作によって実現される。
【0088】また、SV端末3は、FDインタフェース
44、IDE(Intelligent DriveElectronics)インタ
フェース45等の外部記憶インタフェースを備えてい
る。そして、この外部記憶インタフェース44,45を
介して、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)5
0、ハードディスク(HD)51、CD−ROM52等
との間でデータの授受を行うことができるように構成さ
れている。CPU41を制御するプログラムをこれらの
FD50、HD51、CD−ROM52からSV端末3
内に入力するようにしても良い。図1の圧縮ファイル保
存部7、図2の解凍データ記憶部11および演算結果記
憶部14は、例えばHD51により構成される。
【0089】なお、ここではIDEインタフェース45
を用いているが、SCSI(SmallComputer System Int
erface)、USB(Universal Serial Bus)、IEEE
1394などのインタフェースを用いても良い。
【0090】SV端末3は更に、通信インタフェース4
6、入力デバイスインタフェース47および表示インタ
フェース48を備えている。通信インタフェース46
は、図示しないネットワークと接続し、他のコンピュー
タ等と通信を行うものである。上記CPU41を制御す
るプログラムは、この通信インタフェース46を介して
他のコンピュータ等からダウンロードしても良い。
【0091】入力デバイスインタフェース47は、キー
ボード53やマウス54等の入力デバイスに関する制御
を行うものであり、表示インタフェース48は、CRT
あるいはLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装
置55に関する制御を行うものである。これらの入力デ
バイスインタフェース47および表示インタフェース4
8によって図1の解凍指示部9、図2の閾値設定部1
7、詳細動向表示指示部18および検索条件設定部19
が構成される。
【0092】上記CPU41、ROM42、RAM4
3、FDインタフェース44、IDEインタフェース4
5、通信インタフェース46、入力デバイスインタフェ
ース47および表示インタフェース48は、アドレスバ
ス、データバス等のバスライン56に接続され、相互に
データの授受を行うことができるようになっている。
【0093】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、ユーザは、対象商品の販売実績の推移や、対象
商品が導入初期、成熟期、衰退期のどの段階に当たるの
かを分析結果のグラフを参照することによって容易に把
握することができ、その商品を積極的に取り扱うべき
か、取扱いを止めるべきかの意思決定を容易に行うこと
ができる。これにより、明確で客観的な基準をもってタ
イムリーな商品改廃を進め、むやみに商品マスタ数を増
やさず、「商品削除→新商品採用」のポジティブなスパ
イラルを形成することができる。
【0094】また、本実施形態によれば、分析処理を行
うに当たって、または分析結果を参照するに当たって、
グラフの矢印の色によって第三の情報を表現したり、矢
印終点のダブルクリックによって過去12週間分の販売
動向履歴を参照できるようにしている。また、ドリルア
ップ・ドリルダウンによってグラフ表示の対象データを
容易に変更できるようにしたり、マウスのドラッグ操作
にて任意の矩形領域を指定することによって所望のレコ
ードを選択できるようにしたり、所望のエリアを指定す
ることによって所望のレコードを選択できるようにして
いる。これにより、販売動向を分析してその結果をユー
ザに提供する際の操作性を向上させることができるとと
もに、ユーザが分析結果をより正確かつ容易に把握でき
るようになり、ユーザにとってのシステムの使い勝手を
良好なものとすることができる。
【0095】以上に説明した本実施形態の販売管理支援
システムを構成する各端末1,3およびホストコンピュ
ータ2は、コンピュータのCPUあるいはMPU、RA
M、ROMなどで構成されるものであり、RAMやRO
Mなどに記憶されたプログラムが動作することによって
実現できる。したがって、コンピュータが上記機能を果
たすように動作させるプログラムを、例えばCD−RO
Mのような記録媒体に記録し、コンピュータに読み込ま
せることによって実現できるものである。上記プログラ
ムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、
フロッピーディスク、ハードディスク、DVD、磁気テ
ープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用い
ることができる。
【0096】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
【0097】また、本発明をネットワーク環境で利用す
るべく、全部あるいは一部のプログラムが他のコンピュ
ータで実行されるようになっていても良い。
【0098】なお、上記説明した実施形態は、本発明を
実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎ
ず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈さ
れてはならないものである。すなわち、本発明はその精
神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々
な形で実施することができる。
【0099】例えば、上記実施形態では、フランチャイ
ズチェーンにおける商品の販売動向の分析を例に挙げた
が、同じ商品を1以上の店舗で販売する形態であれば、
これ以外にも適用することが可能である。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対象商品の販売実績の推移や、対象商品が導入初期、成
熟期、衰退期のどのフェーズに当たるのかを示す客観的
な分析結果のグラフをユーザに提供することができる。
したがって、ユーザはこのグラフを参照することによっ
て商品の正確な販売動向を容易に把握することができ、
その商品を積極的に取り扱うべきか、取扱いを止めるべ
きかの意思決定を容易に行うことができる。これによ
り、明確で客観的な基準をもってタイムリーな商品改廃
を進め、商品削除から新商品採用へのポジティブなスパ
イラルを形成して商品の販売管理をより適切に行うこと
ができるようになる。また、本発明によれば、商品の販
売動向を分析してその結果をユーザに提供する際の操作
性が向上するとともに、ユーザが分析結果をより正確か
つ容易に把握できるようになり、ユーザにとっての使い
勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による販売管理支援システムの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による分析処理部の機能構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施形態で用いるレコードのデータ構造例を
示す図である。
【図4】本実施形態による分析結果の画面表示例を示す
図である。
【図5】本実施形態の詳細な分析結果を表す画面表示例
を示す図である。
【図6】本実施形態のレコード選択方法を説明するため
の画面表示例を示す図である。
【図7】図6(b)に示す画面データの構造例を概念的
に示す図である。
【図8】SV端末のハードウェア構成例を示す図であ
る。
【図9】従来のABC分析について説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 店舗端末 2 ホストコンピュータ 3 SV端末 4 実績データベース 5 データ圧縮部 6 SV別圧縮ファイル格納部 7 圧縮ファイル保存部 8 解凍処理部 9 解凍指示部 10 分析処理部 11 解凍データ記憶部 12 販売数量演算部 13 カバー率演算部 14 演算結果記憶部 15 表示制御部 15a 検索処理部 16 表示部 17 閾値設定部 18 詳細動向表示指示部 19 検索条件設定部 19a 項目選択部 19b エリア選択部 21 各商品の販売実績の推移等を表す矢印 22 先週の実績 23 今週の実績 24 導入初期のエリア 25 成熟期のエリア 26 衰退期のエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 剛 東京都豊島区東池袋3丁目12番5号 株式 会社エリア内 Fターム(参考) 3E042 CD02 CE01 CE06 EA06 EA07 5B049 BB11 CC00 EE01 EE07 FF03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の店舗で販売される商品の販売動
    向を分析して上記商品の販売管理を支援するためのシス
    テムであって、 上記商品の販売実績データに基づいて、対象商品の一店
    舗当たりの販売数量を算出する販売数量演算手段と、 上記商品の販売実績データに基づいて、上記対象商品が
    取り扱われている店舗の割合を表すカバー率を算出する
    カバー率演算手段と、 上記販売数量演算手段により算出された一店舗当たりの
    販売数量および上記カバー率演算手段により算出された
    カバー率の所定期間内の推移をグラフ上の矢印にて表示
    するように制御する表示制御手段とを備えたことを特徴
    とする販売管理支援システム。
  2. 【請求項2】 上記一店舗当たりの販売数量および上記
    カバー率を両軸とする2次元グラフ上において、2つの
    時点についてそれぞれ算出された上記一店舗当たりの販
    売数量および上記カバー率の値によって決まる2つの座
    標位置に始点および終点を持つ矢印によって、上記一店
    舗当たりの販売数量および上記カバー率の所定期間内の
    推移を表示することを特徴とする請求項1に記載の販売
    管理支援システム。
  3. 【請求項3】 上記一店舗当たりの販売数量および上記
    カバー率の値によって決まるある座標位置を起点として
    複数の境界線を設定し、上記境界線によって定まる複数
    のエリアを上記矢印と共に表示することを特徴とする請
    求項2に記載の販売管理支援システム。
  4. 【請求項4】 上記矢印の向きおよび位置によって表さ
    れる上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数量
    および上記カバー率の推移、その推移のフェーズ以外の
    第三の情報を上記矢印の色によって表示することを特徴
    とする請求項1〜3の何れか1項に記載の販売管理支援
    システム。
  5. 【請求項5】 上記矢印の色によって表示される第三の
    情報は、上記1以上の店舗によって販売された上記対象
    商品の合計販売数量の推移の状態であることを特徴とす
    る請求項4に記載の販売管理支援システム。
  6. 【請求項6】 上記対象商品に関する上記一店舗当たり
    の販売数量および上記カバー率の詳細な推移表示を指示
    する詳細表示指示手段を備え、 上記表示制御手段は、上記詳細表示指示手段により上記
    詳細な推移表示が指示されたときに、上記所定期間より
    長い期間にわたる上記一店舗当たりの販売数量および上
    記カバー率の推移を、上記所定期間毎に区切って複数の
    矢印にて表示するように制御することを特徴とする請求
    項1〜5の何れか1項に記載の販売管理支援システム。
  7. 【請求項7】 上記商品の販売実績データの記録単位で
    あるレコードは、上記販売実績データが階層的に用意さ
    れた複数の集計単位の中の何れの集計単位のデータであ
    るかを表すフラグ情報を含み、 上記複数の集計単位の中から何れかの集計単位を選択す
    るための集計単位選択手段と、 上記集計単位選択手段により選択された集計単位の販売
    実績データもしくはそれに基づき算出された上記一店舗
    当たりの販売数量および上記カバー率を、上記フラグ情
    報をもとに検索する検索手段とを備え、 上記表示制御手段は、上記集計単位選択手段により選択
    された集計単位の販売実績データに基づき算出された上
    記一店舗当たりの販売数量および上記カバー率の推移を
    表示することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に
    記載の販売管理支援システム。
  8. 【請求項8】 上記グラフ上の任意の位置に任意の領域
    を設定してデータ検索を指示する検索条件設定手段と、 上記検索条件設定手段により設定された領域内に座標値
    を持つ矢印に対応するデータを検索する第2の検索手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項
    に記載の販売管理支援システム。
  9. 【請求項9】 上記グラフ上に表示された複数のエリア
    のうちの何れかを選択してデータ検索を指示する第2の
    検索条件設定手段と、 上記第2の検索条件設定手段により選択されたエリア内
    に座標値を持つ矢印に対応するデータを検索する第3の
    検索手段とを備えたことを特徴とする請求項3〜8の何
    れか1項に記載の販売管理支援システム。
  10. 【請求項10】 1以上の店舗で販売される商品の販売
    動向を分析して上記商品の販売管理を支援するための販
    売管理支援方法であって、 上記商品の販売実績データに基づいて、対象商品の一店
    舗当たりの販売数量と、上記対象商品が取り扱われてい
    る店舗の割合を表すカバー率とを算出するステップと、 上記算出された一店舗当たりの販売数量およびカバー率
    の所定期間内の推移をグラフ上の矢印にて表示するステ
    ップとを有することを特徴とする販売管理支援方法。
  11. 【請求項11】 上記一店舗当たりの販売数量および上
    記カバー率を両軸とする2次元グラフ上において、2つ
    の時点についてそれぞれ算出された上記一店舗当たりの
    販売数量および上記カバー率の値によって決まる2つの
    座標位置に始点および終点を持つ矢印によって、上記一
    店舗当たりの販売数量および上記カバー率の所定期間内
    の推移を表示することを特徴とする請求項10に記載の
    販売管理支援方法。
  12. 【請求項12】 上記販売数量および上記カバー率の値
    によって決まるある座標位置を起点として複数の境界線
    を設定し、上記境界線によって定まる複数のエリアを上
    記矢印と共に表示することを特徴とする請求項11に記
    載の販売管理支援方法。
  13. 【請求項13】 上記矢印の向きおよび位置によって表
    される上記対象商品に関する上記一店舗当たりの販売数
    量および上記カバー率の推移、その推移のフェーズ以外
    の第三の情報を上記矢印の色によって表示することを特
    徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載の販売管
    理支援方法。
  14. 【請求項14】 上記矢印の色によって表示される第三
    の情報は、上記1以上の店舗によって販売された上記対
    象商品の合計販売数量の推移の状態であることを特徴と
    する請求項13に記載の販売管理支援方法。
  15. 【請求項15】 上記対象商品に関する上記一店舗当た
    りの販売数量および上記カバー率の詳細な推移表示を指
    示するステップと、 上記詳細な推移表示が指示されたときに、上記所定期間
    より長い期間にわたる上記一店舗当たりの販売数量およ
    び上記カバー率の推移を、上記所定期間毎に区切って複
    数の矢印にて表示するステップとを有することを特徴と
    する請求項10〜14の何れか1項に記載の販売管理支
    援方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜9の何れか1項に記載の各
    手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項10〜15の何れか1項に記載
    の販売管理支援方法の処理手順をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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