JP3521822B2 - 電子報告書装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

電子報告書装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP3521822B2
JP3521822B2 JP32931399A JP32931399A JP3521822B2 JP 3521822 B2 JP3521822 B2 JP 3521822B2 JP 32931399 A JP32931399 A JP 32931399A JP 32931399 A JP32931399 A JP 32931399A JP 3521822 B2 JP3521822 B2 JP 3521822B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子化された文書
の蓄積・管理・流通技術に関し、特に、断続的に発生す
る報告書,コメントの連鎖的なつながりを管理すること
ができる電子報告書管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の知識管理システムや営業活動支援
ツールの電子報告書は、報告書に記載すべき事項、例え
ば活動の実施日時、実行担当者氏名、対象顧客、対応内
容などをデータ入力項目としてユーザインタフェース上
でユーザに提示し、入力されたデータを共有データベー
スに蓄積しておいて、上司や他の営業担当員からも参照
可能にしている。上司コメントを入力項目として用意し
たシステムもあるが特別な構造を持たず、他の入力項目
と同様の項目データとして記録されるものである。その
ため、そのコメントは記入された報告書単位に限って参
照可能である。
【0003】特開平7-311764号公報に開示されている
「文書査読支援システム」は、電子文書に対して査読コ
メントを貼付することが可能であり、コメントが貼付さ
れたことを関連するメンバに通知できるとともに、コメ
ントの分類整理および検索を可能にする。
【0004】また、特開平10-198659 号公報および特開
平10-162090 号公報に開示されている「データ処理シス
テムにおける文書管理装置」には、複数人に配布する電
子文書に対してコメントの付記を可能にし、付記された
コメントを再配布する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】営業日報のような業務
報告書では、ある第一の報告書に対して上司が第一のコ
メントを付記し、そのコメントに基づいて第二の活動が
行われて第二の報告がなされ、さらに上司が第二のコメ
ントを第二の報告に加え、第二のコメントに基づいて第
三の活動が行われて第三の報告がなされるという連鎖が
ある。このとき、第一、第二、第三の活動内容に関する
報告はそれぞれ独立した第一、第二、第三の報告書でな
されることが一般的で、コメントも各報告書に対してそ
れぞれ独立した第一、第二、第三のコメントが付記され
ることが一般的である。そのために第一の報告書から始
まる活動の経過の追跡や、第二、第三の活動の動機付け
となった原因を追跡することが容易でないという問題が
ある。また、活動の経緯や原因の追跡が容易でないた
め、蓄積されている報告書とコメントから、有用な情報
を抽出して再利用することも困難である。
【0006】特開平7-311764号公報の「文書査読支援シ
ステム」や特開平10-198659 号公報および特開平10-162
090 号公報の「データ処理システムにおける文書管理装
置」に開示された技術では、報告書に対するコメントの
貼付とそれらの閲覧による情報公開・共有は1文書を単
位としてのみ可能で、「文書査読支援システム」におけ
るコメントの分類整理も単一報告書に貼付されたものに
限られるので、複数の報告書にまたがる関連性を扱うこ
とができず、活動の経緯や原因の追跡が容易に行えな
い。さらに、ノウハウなどの有用な情報を活動経緯や原
因追跡に基づいて抽出し、再利用することが困難であ
る。
【0007】上述の通り、従来の技術では複数の報告書
にまたがる関連性を扱うことができず、活動の経緯や原
因の追跡、それに基づく有用な情報の抽出、再利用が困
難であるという問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、報告書に対する
コメントの貼付関係に加えて、コメントを参考にした活
動の報告について、コメントに対する報告書の参照関係
をも保持することで活動の経緯や原因の追跡を容易に
し、さらに貼付関係と参照関係によって構成される連鎖
構造を持った報告書群およびコメント群から連鎖をパタ
ーン化することで、有用な情報の抽出、再利用を容易に
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子報告書装置
は、活動の経緯や原因を容易に追跡できるようにするた
め、報告書を作成する報告書作成手段を含む報告書手段
と、コメントを作成するコメント作成手段を含むコメン
ト手段と、前記報告書作成手段で作成された報告書、前
記コメント作成手段で作成されたコメント、報告書から
該報告書に対して作成されたコメントへのつがりを示す
情報、およびコメントから該コメントに基づいてなされ
た活動に関する報告書へのつながりを示す情報が格納さ
れた電子報告書連鎖装置と、該電子報告書連鎖装置の内
容を利用者に提示する参照手段とを含んでいる。
【0010】この構成によれば、電子報告書連鎖装置の
内容に基づいて、報告書から該報告書に対して作成され
たコメントへのつながり、及びコメントから該コメント
に基づいてなされた活動に関する報告書へのつながりを
認識することができるので、活動の経緯や原因を容易に
追跡することができる。
【0011】また、本発明の電子報告書装置は、活動の
経緯や原因を更に容易に追跡できるようにするため、前
記参照手段の代わりに、前記電子報告書連鎖装置に格納
されている報告書からコメントへのつながりを示す情
報、およびコメントから報告書へのつながりを示す情報
を利用して、利用者によって指定された報告書或いはコ
メントとつながりを有する報告書群およびコメント群を
前記電子報告書連鎖装置から連鎖的に取り出して利用者
に提示する連鎖参照手段を含んでいる。
【0012】この構成によれば、連鎖参照手段を使用す
ることにより、利用者によって指定された報告書或いは
コメントとつながりを有する報告書群およびコメント群
を電子報告書連鎖装置から連鎖的に取り出すことができ
るので、活動の経緯や原因を更に容易に追跡することが
可能になる。
【0013】また、本発明の電子報告書装置は、作成さ
れる報告書に統一性を持たせるため、報告書、コメン
ト、報告書から該報告書に対して作成されたコメントへ
のつながりを示す情報、およびコメントから該コメント
に基づいてなされた活動に関する報告書へのつながりを
示す情報が格納された電子報告書連鎖装置と、時間の経
過に沿って進行する業務の各段階それぞれに対して、そ
の段階で実行可能な活動が記録された業務知識手段と、
前記電子報告書連鎖装置に格納されている報告書からコ
メントへのつながりを示す情報、およびコメントから報
告書へのつながりを示す情報を利用して、利用者によっ
て指定された報告書或いはコメントとつながりを有する
報告書群およびコメント群を前記電子報告書連鎖装置か
ら連鎖的に取り出して利用者に提示する連鎖参照手段
と、利用者の操作に従って作成したコメントを前記電子
報告書連鎖装置に格納すると共に、前記電子報告書連鎖
装置に格納されている報告書の内の利用者によって選択
された報告書から自手段が作成した前記コメントへのつ
ながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に格納する
コメント手段と、前記電子報告書連鎖装置に格納されて
いる報告書の内の、利用者によって選択されたコメント
につながる報告書群の内容と前記業務知識手段の内容と
に基づいて求めた実行中の業務段階における未実行の活
動を新たに作成する報告書に記載する活動の候補として
提示し、前記利用者の操作に従って作成した報告書を前
記電子報告書連鎖装置に格納し、更に、前記利用者が選
択したコメントから自手段が作成した前記報告書へのつ
ながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に格納する
報告書手段とを含んでいる。
【0014】この構成によれば、報告書作成時に、活動
の候補が提示されるので、多数の報告者が作成する報告
書に統一性を持たせることができる。
【0015】また、本発明の電子報告書装置は、作成さ
れるコメントに統一性を持たせるため、前記報告書手段
の代わりに、利用者の操作に従って作成した報告書を前
記電子報告書連鎖装置に格納すると共に、前記電子報告
書連鎖装置に格納されているコメントの内の利用者によ
って選択されたコメントから自手段が作成した前記報告
書へのつながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に
格納する報告書手段を含んで構成され、且つ、前記コメ
ント手段の代わりに、前記電子報告書連鎖装置に格納さ
れている報告書の内の、利用者によって選択された報告
書につながる報告書群の内容と前記業務知識手段の内容
とに基づいて求めた実行中の業務段階における未実行の
活動を新たに作成するコメントに記載する推奨活動の候
補として提示し、前記利用者の操作に従って作成したコ
メントを前記電子報告書連鎖装置に格納し、更に、前記
利用者が選択した報告書から自手段が作成した前記コメ
ントへのつながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置
に格納するコメント手段を含んでいる。
【0016】この構成によれば、コメント作成時、コメ
ントに記載する推奨活動の候補が提示されるので、コメ
ントに統一性を持たせることができる。
【0017】また、本発明の電子報告書装置は、今後行
う活動に役に立つ有効な情報を容易に抽出できるように
するため、前記電子報告書連鎖装置に格納されているつ
ながりを有する報告書群及びコメント群からなる連鎖パ
ターンの中から、利用者によって指定された報告書を含
む対象連鎖パターンと類似する類似連鎖パターンを抽出
し、該抽出した類似連鎖パターンから前記対象連鎖パタ
ーン以降に継続し得る予測連鎖パターンを抽出して利用
者に提示すると共に、予測連鎖パターンに現れる活動へ
の推移毎の、前記対象連鎖パターン以外の連鎖パターン
に現れる同種類の活動の推移の出現頻度を利用者に提示
する計画手段を含んでいる。
【0018】この構成によれば、利用者によって指定さ
れた対象連鎖パターンと類似する連鎖パターンから、対
象連鎖パターン以降に継続し得る予測連鎖パターンを抽
出して利用者に提示すると共に、活動の推移の出現頻度
を利用者に提示するので、今後行う活動に役に立つ有効
な情報を容易に抽出できる。
【0019】また、本発明の電子報告書装置は、今後行
う活動に役に立つ有効な情報を容易に抽出できるように
するため、前記電子報告書連鎖装置に格納されているつ
ながりを有する報告書群及びコメント群からなる連鎖パ
ターンの中から、利用者によって指定された報告書を含
む対象連鎖パターンと類似する類似連鎖パターンを抽出
し、該類似連鎖パターンから前記対象連鎖パターン以降
に継続し得る予測連鎖パターンを抽出して利用者に提示
すると共に、予測連鎖パターンの末尾に記載されている
活動の成否を利用者に提示する計画手段を含んでいる。
【0020】この構成によれば、利用者によって指定さ
れた対象連鎖パターンと類似する連鎖パターンから、対
象連鎖パターン以降に継続し得る予測連鎖パターンを抽
出して利用者に提示すると共に、予測連鎖パターンの末
尾に記載されている活動の成否を示す情報を利用者に提
示するので、今後行う活動に役に立つ有効な情報を容易
に抽出できる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明に係る電子報告書装置の第
1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。電子
報告書装置000は、電子報告書連鎖装置100と、連
鎖参照手段200と、報告書手段300と、コメント手
段400と、記録媒体K1とを含んで構成される。
【0023】電子報告書連鎖装置100は、報告書格納
手段110と、コメント格納手段120と、コメント連
鎖格納手段130と、報告書連鎖格納手段140とを含
んで構成される。
【0024】報告書格納手段110には報告者が作成し
た報告書が格納され、コメント格納手段120には報告
書の査読者が報告書に対して作成したコメントが格納さ
れる。コメント連鎖格納手段130には各コメントがど
の報告書に対して記述されたものであるかという、報告
書からコメントへの対応関係が格納される。報告者は作
成した報告書に対する査読者のコメントに対応した活動
を行って別の報告書を作成する。報告書連鎖格納手段1
40には、この新しい報告書がどのコメントに対応する
ものであるかという、コメントから報告書への対応関係
が格納される。図2は、コメント連鎖格納手段130,
報告書連鎖格納手段140が示す対応関係を図示したも
のである。
【0025】たとえば、図3に例示する報告書連鎖装置
100における報告書ID「9908」の報告書を報告
者が作成し、これに対して査読者がコメントID「55
12」のコメントを作成し、更に、このコメントに対応
して報告者は活動を行い、その活動について新たに報告
書ID「9909」の報告書を作成したとする。このと
き、報告書格納手段110には、報告書ID「990
8」の報告書と報告書ID「9909」の報告書とが格
納され、コメント格納手段120にはコメントID「5
512」のコメントが格納され、コメント連鎖格納手段
130には報告書ID「9908」の報告書からコメン
トID「5512」のコメントへの対応関係として両方
のIDの対が格納され、報告書連鎖格納手段140には
コメントID「5512」のコメントから報告書ID
「9909」の報告書への対応関係として両方のIDの
対が格納される。
【0026】この電子報告書連鎖装置100を既存の関
係データベース・システム等の上に構築する場合は、報
告書格納手段110と、コメント格納手段120と、コ
メント連鎖格納手段130と、報告書連鎖格納手段14
0のそれぞれを異なるテーブルとして実装しても良い
し、コメント連鎖格納手段130を報告書格納手段11
0と同じテーブル上のカラムとして、また報告書連鎖格
納手段140をコメント格納手段120と同じテーブル
上のカラムとして実装することも可能である。また、報
告書格納手段110に格納される報告書は、図4に例示
するように、計画を記入する欄を含んでいても良く、コ
メント格納手段120に格納されるコメントは、図5に
例示するように、各コメントに対応する報告書の評価を
記入する欄を含んでいても良い。
【0027】連鎖参照手段200は、報告書格納手段1
10に格納されている報告書の一覧を表示装置(図示せ
ず)に表示する機能や、コメント格納手段120に格納
されているコメントの一覧を表示する機能や、コメント
連鎖格納手段130及び報告書連鎖格納手段140に格
納されている情報を利用して、利用者によって指定され
た報告書或いはコメントとつながりを有する報告書群,
コメント群を報告書格納手段110,コメント格納手段
120から連鎖的に取り出して表示装置(図示せず)に
表示する機能を有する。
【0028】報告書手段300は、コメント選択手段3
10と、報告書作成手段320とを含んで構成される。
コメント選択手段310は、コメント格納手段120に
格納されているコメントの一覧を報告者に提示し、その
中から任意のコメントを選択させる機能を有する。報告
書作成手段320は、報告者の操作に従って報告書を作
成し、それに報告書IDを付して報告書格納手段110
に格納する機能を有すると共に、報告書作成時にコメン
ト選択手段310によってコメントが選択されている場
合は、選択されているコメントから作成した報告書への
つながりを示す情報(対応関係)を報告書連鎖格納手段
140に格納する機能を有する。
【0029】コメント手段400は、報告書選択手段4
10と、コメント作成手段420とを含んで構成され
る。報告書選択手段410は、報告書格納手段110に
格納されている報告書の一覧を査読者に提示し、その中
から任意の報告書を選択させる機能を有する。コメント
作成手段420は、査読者の操作に従ってコメントを作
成し、それにコメントIDを付してコメント格納手段1
20に格納する機能を有すると共に、報告書選択手段4
10によって選択されている報告書から作成したコメン
トへのつながりを示す情報をコメント連鎖格納手段13
0に格納する機能を有する。
【0030】記録媒体K1は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、コンピュータを電子報告
書装置000として機能させるためのプログラムが記録
されている。このプログラムは、コンピュータによって
読み取られ、コンピュータの動作を制御することで、コ
ンピュータ上に連鎖参照手段200,報告書手段30
0,コメント手段400を実現する。
【0031】図6は報告書手段300の処理例を示す流
れ図、図7はコメント手段400の処理例を示す流れ
図、図8及び図9は連鎖参照手段200の処理例を示す
流れ図であり、以下各図を参照して本実施の形態の動作
について説明する。
【0032】先ず、査読者がコメントを作成する場合の
動作について説明する。尚、電子報告書連鎖装置100
の内容は、図10に示すものになっているとする。
【0033】コメントを作成する場合、査読者は、コメ
ント手段400を起動する。これにより、コメント手段
400内の報告書選択手段410が、報告書格納手段1
10に格納されている報告書の一覧を表示装置に表示す
る等して査読者に提示する(B1)。この例の場合、報
告書選択手段410は、報告書IDが「9908」,
「9909」の2つの報告書を査読者に提示することに
なる。
【0034】査読者は、報告書の一覧が提示されると、
報告書選択手段410を用いて査読対象の報告書を選択
する。これにより、報告書選択手段410は、選択され
た報告書のIDをコメント作成手段420に通知する
(B2)。今、例えば、査読者が報告書ID「990
9」の報告書を選択したとすると、報告書選択手段41
0は、報告書ID「9909」をコメント作成手段42
0に通知することになる。
【0035】その後、査読者は、コメント作成手段42
0を用いて報告書ID「9909」の報告書に対するコ
メントを作成する(B3)。このコメントは、コメント
作成手段420によってコメントID(例えば「551
3」)が割り当てられ、コメント格納手段120に追加
される(B4)。その後、コメント作成手段420は、
報告書ID「9909」とコメントID「5513」と
の対をコメント連鎖格納手段130に追加する(B
5)。以上の処理が終了した後の電子報告書連鎖装置1
00の内容を図11に示す。
【0036】次に、報告者が報告書を作成する場合の動
作を説明する。尚、電子報告書連鎖装置100の内容
は、図11に示すものになっているとする。
【0037】報告者は、報告書を作成する場合、報告書
手段300を起動する。これにより、報告書手段300
内のコメント選択手段310が動作し、コメント格納手
段120に格納されているコメントの一覧を報告者に提
示する(A1)。この例の場合、コメント選択手段31
0は、コメントIDが「5512」,「5513」の2
つのコメントを報告者に提示することになる。
【0038】その後、報告者は、これから作成しようと
する報告書が、コメント格納手段120に格納されてい
るコメントに基づいて行った活動に関するものである場
合は、そのコメントを選択した後、報告書作成手段32
0を用いて報告書を作成し、コメントに無関係である場
合には直ちに報告書作成手段320を用いて報告書を作
成する。
【0039】今、例えば、作成しようとする報告書が、
コメントID「5513」のコメントに基づいて行った
活動に関するものであるとすると、報告者は、コメント
選択手段310を使用してコメントID「5513」の
コメントを選択する。コメント選択手段310は、コメ
ントが選択されると(A2がYES)、選択されたコメ
ントのID「5513」を報告書作成手段320に通知
する(A3)。
【0040】その後、報告者は、報告書作成手段320
を用いて報告書を作成する(A4)。この報告書は、報
告書作成手段320によって報告書ID(例えば「99
10」)が割り当てられ、報告書格納手段110に追加
される(A5)。その後、報告書作成手段320は、コ
メント選択手段310からコメントID「5513」が
通知されているので(A6がYES)、コメントID
「5513」と報告書ID「9910」との対を報告書
連鎖格納手段140に追加する(A7)。以上の処理が
終了した後の電子報告書連鎖装置100の内容を図12
に示す。尚、報告者がコメントを選択しなかった場合
(A2がNO)は、A3の処理が行われず、A6の判断
結果がNOとなるので、A7の処理は行われない。
【0041】次に、連鎖参照手段200の動作を説明す
る。報告書格納手段110,コメント格納手段120に
格納されている報告書,コメントに基づいて、或る業務
の活動の経緯を調べるような場合、利用者は、連鎖参照
手段200を起動し、コメント一覧を表示するのか、報
告書一覧を表示するのかを指示する。
【0042】連鎖参照手段200は、図8の流れ図に示
すように、コメント一覧の表示が指示されると、コメン
ト格納手段120に格納されているコメントの一覧を利
用者に提示し(C1,C2)、報告書一覧の表示が指示
されると報告書格納手段110に格納されている報告書
の一覧を利用者に提示する(C1,C10)。
【0043】今、例えば、電子報告書連鎖装置100の
内容が、図12に示すものである時に、利用者がコメン
ト一覧の表示を指示したとすると、連鎖参照手段200
は、コメントIDが「5512」,「5513」の2つ
のコメントを利用者に提示することになる。その後、利
用者は、コメント一覧の中から、経緯を調べようとして
いる業務に関連するコメントを1つ選択する。
【0044】今、例えば、コメントID「5513」の
コメントが選択されたとすると、連鎖参照手段200
は、選択されたコメントのコメントID「5513」を
リストにつなぎ(C3)、その後、報告書連鎖格納手段
140を検索してコメントID「5513」と対になっ
ている報告書IDを探す(C4)。この場合、報告書I
D「9910」が探し出されるので(C5がYES)、
リストの後方に報告書ID「9910」がつながれる
(C6)。この時点でリストの内容は、「5513→9
910」となる。
【0045】その後、連鎖参照手段200は、コメント
連鎖格納手段130を検索し、C4で探し出した報告書
ID「9910」と対になっているコメントIDを探す
(C7)。この例の場合、そのようなコメントIDを探
し出すことができないので(C8がNO)、図9のD1
の処理が行われるが、もし、探し出せた場合は(C8が
YES)、探し出したコメントIDをリストの後方につ
ないだ後(C9)、C4の処理に戻ることになる。尚、
C5がNOとなった場合も、D1の処理が行われる。
【0046】図9のD1では、利用者によって指示され
た一覧表示が、コメント一覧なのか、報告書一覧なのか
を判断する。この例の場合、コメント一覧であるので、
連鎖参照手段200は、コメント連鎖格納手段130を
検索し、利用者によって選択されたコメントのコメント
ID「5513」と対応して格納されている報告書ID
「9909」を探し出す(D2)。そして、報告書ID
「9909」を探し出すと、それをリストの前方につな
ぐ(D4)。この時点でリストの内容は、「9909→
5513→9910」となる。
【0047】その後、連鎖参照手段200は、報告書連
鎖格納手段140を検索し、D2で探し出した報告書I
D「9909」と対になっているコメントID「551
2」を探し出し(D5)、それをリストの前方につなぐ
(D6がYES,D7)。この時点でリストの内容は、
「5512→9909→5513→9910」となる。
【0048】更に、連鎖参照手段200は、D2〜D4
の処理を行ってリストの内容を「9908→5512→
9909→5513→9910」とする。その後、連鎖
参照手段200は、報告書連鎖格納手段140を検索
し、報告書ID「9908」と対になっているコメント
IDを探し出そうとするが(D5)、そのようなIDは
存在しないので、D6の判断結果がNOとなり、D8の
処理が行われる。D8では、リストにIDがつながれて
いる報告書,コメントを、リストにつながれている順番
で報告書格納手段110,コメント格納手段120から
取り出し、表示装置に表示するなどして利用者に提示す
る。尚、D3の判断結果がNOとなった場合も、D8の
処理が行なわれる。以上の処理により、利用者によって
選択されたコメントとつながりを有する報告書,コメン
トが作成された順番で提示されるので、利用者は、容易
に活動の経緯,原因などを知ることができる。
【0049】次に、利用者が報告書一覧を指示した場合
の動作について説明する。利用者が報告書一覧を指示し
た場合、連鎖参照手段200は、報告書格納手段110
に格納されている報告書の一覧を利用者に提示する(図
8,C1,C10)。この例の場合、報告書IDが「9
908」,「9909」,「9910」の3つの報告書
が利用者に提示される。
【0050】その後、利用者は提示された報告書の内の
1つを選択する。これにより、連鎖参照手段200は、
利用者によって選択された報告書のIDをリストにつな
ぎ(C11)、その後、C7の処理を行う。以下、前述
したのと同様の動作が行われ、利用者によって選択され
た報告書とつながりを有するコメント,報告書が作成さ
れた順番で利用者に提示される。
【0051】尚、上述した実施の形態においては、連鎖
参照手段200を設け、つながりを有する報告書,コメ
ントを作成された順番で提示するようにしたが、連鎖参
照手段200の代わりに、報告書格納手段110,コメ
ント格納手段120,コメント連鎖格納手段130,報
告書連鎖格納手段140の内容を表示装置に表示するな
どして利用者に提示する参照手段を設けるようにしても
良い。但し、この場合は、参照手段によって表示される
内容に基づいて利用者がつながりを有するコメント,報
告書のIDを認識し、認識したIDを元に報告書格納手
段110,コメント格納手段120から報告書,コメン
トを取り出さなければならない。また、連鎖参照手段2
00の代わりに参照手段を設ける場合には、記録媒体K
1の代わりに参照手段,報告書手段300,コメント手
段400をコンピュータ上に実現するプログラムを記録
した記録媒体を用いることになる。
【0052】図13は本発明の第2の実施の形態の構成
例を示すブロック図である。本実施の形態の電子報告書
装置001と図1に示した電子報告書装置000との相
違点は、業務知識手段500が追加されている点と、報
告書手段300の代わりに報告書手段301を備えてい
る点と、記録媒体K1の代わりに記録媒体K2を備えて
いる点である。尚、他の図1と同一符号は同一部分を表
している。
【0053】業務知識手段500は、業務フロー手段5
10と、活動リスト手段520とを含んで構成される。
【0054】業務フロー手段510には、図14に示す
ように、時間の経過に沿って進行する業務の段階に関す
る知識が格納され、活動リスト手段520に格納されて
いる各段階に対応する活動リストへの対応付け情報を持
つ。活動リスト手段520に格納されている各活動リス
トは、対応付けられている業務フロー手段510中の段
階において実行可能な活動を順不同に知識として保持し
ている。
【0055】図15に営業業務を対象としたときの業務
知識手段500の内容例を示す。業務フロー手段510
には、「顧客開拓」,「見込客評価」,「ヒアリン
グ」,「提案」,「商談」,「契約」,「フォロー」と
いう業務の段階と、これら各段階から活動リスト手段5
20に格納されている対応する活動リストへのポインタ
とが格納されている。活動リスト手段520に格納され
ている活動リストの内、「顧客開拓」段階に対応する活
動リストは、「電話帳調査」,「飛込訪問」,「電話勧
誘」,「DM」,「紹介」など顧客開拓段階で実行され
得る活動内容を保持している。
【0056】報告書手段301は、コメント選択手段3
10と、報告書側連鎖参照手段330と、実行済活動検
査手段340と、業務段階判定手段350と、報告書下
書き手段360と、報告書作成手段320とを含んで構
成される。
【0057】コメント選択手段310,報告書作成手段
320は、図1に示したコメント選択手段310,報告
書作成手段320と同様の機能を有する。
【0058】報告書側連鎖参照手段330は、コメント
選択手段310を通じて報告者が選択したコメントにつ
ながる報告書群およびコメント群を電子報告書連鎖装置
100から連鎖的に取り出す機能を有する。
【0059】実行済活動検査手段340は、報告書側連
鎖参照手段330により取り出された報告書群およびコ
メント群の記載内容から、既に実行済みの活動および実
行を禁止されている活動を抽出して列挙する機能を有す
る。
【0060】業務段階判定手段350は、業務知識手段
500を参照して、実行済活動検査手段340により列
挙された実行済みの活動群がどの段階のものまで含まれ
ているかを調べ、現在の業務段階を判定する機能を有す
る。
【0061】報告書下書き手段360は、業務段階判定
手段350により判定された業務段階に対応付けられて
活動リスト手段520に記録されている活動リストから
実行済活動検査手段340により列挙された実行済みの
活動を差し引いて、残りの活動群を新たに作成しようと
する報告書に記載される活動の候補として報告者に提示
する機能を有する。報告者は、報告書下書き手段360
により提示された活動の候補を参考にしつつ、報告書作
成手段320を通じて新たな報告書を作成する。報告書
作成手段320は、作成された報告書をコメント選択手
段310を通じて選択されたコメントに対応付けて電子
報告書連鎖装置100に格納する。
【0062】記録媒体K2は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、コンピュータを電子報告
書装置001として機能させるためのプログラムが記録
されている。このプログラムは、コンピュータによって
読み取られ、コンピュータの動作を制御することで、コ
ンピュータ上に、連鎖参照手段200,報告書手段30
1,コメント手段400を実現する。
【0063】図16は報告書手段301の処理例を示す
流れ図であり、以下各図を参照して本実施の形態の動作
について説明する。尚、コメント手段400,連鎖参照
手段200の動作は図1に示した第1の実施の形態と同
様であるので、ここでは、報告書手段301の動作のみ
を説明する。
【0064】報告者は、報告書を作成する場合、報告書
手段301を起動する。尚、この時、電子報告書連鎖装
置100,業務知識手段500の内容は、それぞれ図1
1,図15に示すものになっているとする。
【0065】報告書手段301内のコメント選択手段3
10は、報告者によって起動されると、図16の流れ図
に示すように、コメント格納手段120に格納されてい
るコメントの一覧を報告者に提示する(E1)。
【0066】その後、報告者は、これから作成しようと
する報告書が、コメント格納手段120に格納されてい
るコメントに基づいて行った活動に関するものである場
合は、コメント選択手段310を用いて活動の元になっ
たコメントを選択し、コメントに無関係である場合は、
直ちに報告書作成手段320を用いて報告書を作成す
る。
【0067】今、例えば、作成しようとする報告書が、
コメントID「5513」のコメントに基づいて行った
活動に関するものであるとすると、報告者は、コメント
選択手段310を使用してコメントID「5513」の
コメントを選択する。コメント選択手段310は、コメ
ントが選択されると(E2がYES)、選択されたコメ
ントのID「5513」を報告書作成手段320及び報
告書側連鎖参照手段330に通知する(E3)。
【0068】報告書側連鎖参照手段330は、コメント
ID「5513」が通知されると、連鎖参照手段200
においてコメントが選択された場合と同様の処理を行う
ことにより、コメントID「5513」につながる報告
書群,コメント群を報告書格納手段110,コメント格
納手段120から連鎖的に取り出して実行済活動検査手
段340に渡す(E4)。つまり、通知されたコメント
ID「5513」をリストにつなぎ、次いで、コメント
連鎖格納手段130を参照してコメントID「551
3」と対になっている報告書ID「9909」をリスト
につなぎ、次いで、報告書連鎖格納手段140を参照し
て報告書ID「9909」と対になっているコメントI
D「5512」をリストにつなぎ、更に、コメント連鎖
格納手段130を参照してコメントID「5512」と
対になっている報告書ID「9908」をリストにつな
ぎ、最後にリストにIDがつながれている報告書,コメ
ントを報告書格納手段110,コメント格納手段120
から取り出し、実行済活動検査手段340に渡す。この
例の場合、報告書ID「9908」,「9909」の報
告書と、コメントID「5512」,「5513」のコ
メントとが実行済活動検査手段340に渡されることに
なる。
【0069】実行済活動検査手段340は、報告書側連
鎖参照手段330から上記した報告書,コメントが渡さ
れると、報告書ID「9908」,「9909」の報告
書から実行済みの活動である「飛込訪問」,「電話帳調
査」を求め、コメントID「5513」のコメントから
禁止された活動である「電話勧誘」を求め、それらを業
務段階判定手段350に通知する(E5)。
【0070】業務段階判定手段350は、業務知識手段
500の内容と、実行済活動検査手段340から通知さ
れた実行済みの活動とに基づいて、現在の業務段階、即
ち報告者が作成しようとしている業務段階を判断し、そ
の判断結果を報告書下書き手段360に通知する(E
6)。つまり、業務フロー手段510に格納されている
業務段階の内の、対応する活動リストに実行済みの活動
が記述され、且つ最も進んだ業務段階を現在の業務段階
とする。但し、上記最も進んだ業務段階に対応する活動
リストに、実行済みの活動以外の活動が記述されていな
い場合は、その次の業務段階を現在の業務段階とする。
この例に場合、実行済みの活動「電話帳調査」,「飛込
訪問」は何れも業務段階「顧客開拓」に対応する活動リ
ストに記述されており、且つ上記活動リストにはそれ以
外の活動も記述されているので、現在の業務段階はまだ
「顧客開拓」の段階にあると判断する。尚、E6におい
ては、実行済活動検査手段340からの通知内容を報告
書下書き手段360に通知する処理も行う。
【0071】報告書下書き手段360は、業務段階判定
手段350の判断結果に基づいて、業務知識手段500
から業務段階「顧客開拓」に対応する活動リストに記述
されている活動の一覧を取得し、そこから実行済活動検
査手段340が求めた実行済みの活動「電話帳調査」,
「飛込訪問」と、禁止された活動「電話勧誘」とを除い
た、「DM」と「紹介」とを次の活動の候補として報告
者に提示する(E7)。
【0072】報告者がこれから報告しようとする内容が
「DM」に関するものであれば、これを基に、報告書作
成手段320を用いて新たに報告書を作成し(E8)、
報告書作成手段320は、作成された報告書に新たな報
告書ID「9910」を割り当てて報告書格納手段11
0に格納する(E9)。その後、報告書作成手段320
は、コメント選択手段310から通知されているコメン
トID「5513」と報告書ID「9910」とを対に
して報告書連鎖格納手段140に格納する(E10がY
ES,E11)。以上の処理により、電子報告書連鎖装
置100の内容は、図12に示すものとなる。尚、報告
者がコメントを選択しなかった場合(E2がNO)は、
E10の判断結果がNOとなるので、E11の処理は行
われない。
【0073】図17は本発明の第3の実施の形態の構成
例を示すブロック図であり、本実施の形態の電子報告書
装置002と、図1に示した電子報告書装置000との
相違点は、業務知識手段500が追加されている点と、
コメント手段400の代わりにコメント手段401を備
えている点と、記録媒体K1の代わりに記録媒体K3を
備えている点である。尚、他の図1と同一符号は同一部
分を表している。
【0074】コメント手段401は、報告書選択手段4
10と、コメント側連鎖参照手段470と、実行済活動
検査手段340と、業務段階判定手段350と、コメン
ト下書き手段460と、コメント作成手段420とを含
んで構成される。
【0075】報告書選択手段410,コメント作成手段
420は、図1に示した報告書選択手段410,コメン
ト作成手段420と同様の機能を有する。実行済活動検
査手段340,業務段階判定手段350は、図13に示
した実行済活動検査手段340,業務段階判定手段35
0と同様の機能を有する。
【0076】コメント側連鎖参照手段470は、報告書
選択手段410を通じて査読者が選択した報告書につな
がる報告書群およびコメント群を電子報告書連鎖装置1
00から連鎖的に取り出す機能を有する。
【0077】コメント下書き手段460は、業務段階判
定手段350により判定された業務段階およびさらに次
の段階に対応付けられて業務知識手段500に記録され
ている活動リストから実行済活動検査手段340により
列挙された実行済みの活動を差し引いて、残りの活動群
を新たに作成しようとするコメントに記載される活動の
候補として査読者に提示する機能を有する。査読者は、
コメント下書き手段460により提示された活動の候補
を参考にしつつ、コメント作成手段420を通じて新た
なコメントを作成する。
【0078】次に、本実施の形態の動作を説明する。
尚、連鎖参照手段200,報告書手段300の動作は、
図1の実施の形態と同様であるので、ここでは、コメン
ト手段401の動作についてのみ説明する。
【0079】査読者は、報告書に対するコメントを作成
する場合、コメント手段401を起動する。尚、この
時、電子報告書連鎖装置100,業務知識手段500の
内容は、それぞれ図12,図15に示すものになってい
るとする。
【0080】コメント手段401内の報告書選択手段4
10は、起動されると、報告書格納手段110に格納さ
れている報告書の一覧を査読者に提示する。
【0081】その後、査読者は、報告書選択手段410
を使用して、報告書一覧の中からコメントを作成しよう
とする報告書を選択する。報告書が選択されると、報告
書選択手段410は、その報告書ID(例えば「991
0」)をコメント作成手段420,コメント側連鎖参照
手段470に通知する。
【0082】コメント側連鎖参照手段470は、報告書
ID「9910」が通知されると、報告書側連鎖参照手
段330と同様の処理を行い、報告書ID「9910」
の報告書とつながりを有する報告書群,コメント群を報
告書格納手段110,コメント格納手段120から連鎖
的に取り出す。この例の場合、報告書ID「991
0」,「9909」,「9908」の報告書と、コメン
トID「5513」,「5512」のコメントとを連鎖
的に取り出す。
【0083】実行済活動検査手段340は、上記した報
告書ID「9908」,「9909」,「9910」の
報告書から実行済みの活動「電話帳調査」,「飛込訪
問」,「DM」を求めると共に、コメントID「551
3」のコメントから禁止された活動「電話勧誘」を求め
る。
【0084】業務段階判定手段350は、業務知識手段
500を参照し、実行済活動検査手段340により挙げ
られた実行済みの活動がどの活動リストに含まれるかを
調べ、「電話帳調査」,「飛込訪問」,「DM」はいず
れも業務段階「顧客開拓」に対応する活動リストに記述
されている活動であるので、現在の業務段階はまだ「顧
客開拓」であると判断する。
【0085】コメント下書き手段460は、業務段階判
定手段350の判断に基づいて、業務段階「顧客開拓」
とさらに次の業務段階である「見込客調査」について活
動の一覧を業務知識手段500の活動リスト手段520
から得て、そこから実行済活動検査手段340により挙
げられた「電話帳調査」,「飛込訪問」,「DM」およ
び「電話勧誘」を除き、業務段階「顧客開拓」において
は「紹介」を、業務段階「見込客調査」においては「事
業規模調査」,「経営状況調査」,「設備投資状況調
査」を次の活動の候補として査読者に提示する。
【0086】査読者は、提示された候補を考慮して報告
者に行わせる活動(例えば「設備投資状況調査」)を決
定する。その後、査読者は、コメント作成手段420を
使用して、活動「設備投資状況調査」へ進むことを指示
するコメントを作成する。コメント作成手段420は、
この作成されたコメントにコメントID「5514」を
割り当ててコメント格納手段120に格納すると共に、
コメントID「5514」と報告書選択手段410によ
って選択された報告書の報告書ID「9910」との対
をコメント連鎖格納手段130に格納する。以上の処理
により、電子報告書連鎖装置100の内容は、図18に
示すものとなる。
【0087】図19は本発明の第4の実施の形態の構成
例を示すブロック図である。本実施の形態の電子報告書
装置003と、図1に示した電子報告書装置000との
相違点は、計画手段600を追加した点と、報告書手段
300の代わりに報告書手段302を備えている点であ
る。尚、他の図1と同一符号は同一部分を表している。
【0088】報告書手段302は、コメント選択手段3
10と、報告書作成手段370とを含んで構成される。
コメント選択手段310は、図1に示したものと同様の
機能を有する。報告書作成手段370は、図1に示した
報告書作成手段320が備えている機能に加え、作成し
た報告書の報告書IDを計画手段600に通知する機能
を有する。
【0089】計画手段600は、計画側連鎖参照手段6
30と、活動パターン手段700と、計画下書き手段6
10と、計画作成手段620とを含んで構成される。
【0090】計画側連鎖参照手段630は、報告書作成
手段370によって作成された報告書とつながりを有す
る報告書群,コメント群からなる連鎖パターンを電子報
告書連鎖装置100から取り出し、取り出した連鎖パタ
ーンを対象連鎖パターンとして出力する機能を有する。
【0091】活動パターン手段700は、電子報告書連
鎖装置100に格納されている連鎖パターンの内の、計
画側連鎖参照手段630が取り出した対象連鎖パターン
以外の連鎖パターンを対象にして、活動の推移の出現頻
度を推移の種類毎に計数すると共に、電子報告書連鎖装
置100に格納されている連鎖パターンから対象連鎖パ
ターンと類似する類似連鎖パターンを抽出し、更に、抽
出した類似連鎖パターンから対象連鎖パターン以降に継
続し得る予測連鎖パターンを抽出する機能を有する。
【0092】図20は活動パターン手段700の構成例
を示したブロック図であり、パターン計数手段710
と、類似パターン判定手段720と、予測連鎖パターン
抽出手段730と、計数表手段740とを含んで構成さ
れる。
【0093】パターン計数手段710は、電子報告書連
鎖装置100に格納されている連鎖パターンの内の、計
画側連鎖参照手段630によって取り出された対象連鎖
パターン以外の連鎖パターンを対象にして、活動の推移
の出現頻度を、推移の種類毎に計数し、計数結果を計数
表手段740に格納する機能を有する。
【0094】類似パターン判定手段720は、電子報告
書連鎖装置100に格納されている連鎖パターンの中か
ら、対象連鎖パターンと類似する連鎖パターンを類似連
鎖パターンとして抽出する機能を有する。尚、本実施の
形態では、対象連鎖パターンをその一部に含んでいる連
鎖パターンを類似連鎖パターンとする。
【0095】予測連鎖パターン抽出手段730は、対象
連鎖パターンと類似連鎖パターンの差に基づいて、対象
連鎖パターン以降に継続し得る予測連鎖パターンを類似
連鎖パターンから抽出し、計数表手段740に格納され
た累計値を伴って出力する機能を有する。
【0096】計画下書き手段610は、活動パターン手
段700により選出された予測連鎖パターンを対象連鎖
パターンに続く将来の活動予測として出現頻度情報を伴
って利用者に提示する機能を有する。
【0097】計画作成手段620は、計画下書き手段6
10が提示する情報を参考に報告者が決定した計画を報
告書の計画欄に記録する機能を有する。
【0098】記録媒体K4は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、コンピュータを電子報告
書装置003として機能させるためのプログラムが記録
されている。この記録媒体K4に記録されているプログ
ラムは、コンピュータによって読み取られ、コンピュー
タの動作を制御することでコンピュータ上に連鎖参照手
段200,報告書手段302,コメント手段400,計
画手段600を実現する。
【0099】次に本実施の形態の動作を説明する。
【0100】今、例えば、電子報告書連鎖装置100の
内容が図21に示すものであるときに、報告者が、報告
書作成手段370を使用してコメントID「5513」
のコメントに関連する報告書を作成したとする。
【0101】報告書作成手段370は、報告者が作成し
た報告書に報告書ID(例えば「9910」とする)を
割り当て、報告書格納手段110に格納すると、報告書
ID「9910」を計画側連鎖参照手段630に通知す
る。また、この時、報告書作成手段370は、コメント
ID「5513」と報告書ID「9910」との対を報
告書連鎖格納手段140に格納する。
【0102】計画側連鎖参照手段630は、通知された
報告書ID「9910」の報告書とつながりを有する報
告書群,コメント群からなる連鎖パターンを電子報告書
連鎖装置100から取り出し、それを対象連鎖パターン
として活動パターン手段700に渡す。電子報告書連鎖
装置100には、図22に示すように、報告書ID「9
608」の報告書から始まる連鎖パターンCと、報告書
ID「9708」の報告書から始まる連鎖パターンB
と、報告書ID「9803」の報告書から始まる連鎖パ
ターンAと、報告書ID「9908」の報告書から始ま
る連鎖パターンαとが存在しているが、連鎖パターンα
が報告書ID「9910」の報告書を含んでいるので、
それを対象連鎖パターンとする。
【0103】活動パターン手段700内のパターン計数
手段710は、対象連鎖パターンαが加えられると、対
象連鎖パターンα以外の連鎖パターンA,B,Cを対象
にして、報告書に記載されている活動の推移の出現頻度
を、「飛込訪問」に次いで「電話帳調査」を行ったもの
が2回、「電話帳調査」に次いで「設備投資状況調査」
を行ったものが2回というように数え上げ、その結果を
計数表手段740に格納する。図23は、パターン計数
手段710の処理が終了した時点における計数表手段7
40の内容を示した図である。
【0104】類似パターン判定手段720は、対象連鎖
パターンαと電子報告書連鎖装置100に格納されてい
る他の連鎖パターンA,B,Cを比較し、対象連鎖パタ
ーンαをその一部として含んでいる連鎖パターンB,C
を類似連鎖パターンと判定する。
【0105】予測連鎖パターン抽出手段730は、類似
パターン判定手段720で類似連鎖パターンと判定され
た連鎖パターンB,Cから、対象連鎖パターンαにない
報告書から始まる部分、すなわち報告書ID「971
1」の報告書以降の連鎖パターンと、報告書ID「96
11」の報告書以降の連鎖パターンとを予測連鎖パター
ンとして抽出し、更に、計数表手段740を参照してこ
れら予測連鎖パターンに含まれる活動推移に該当する累
計値を出現頻度情報として抽出する。その後、抽出した
予測連鎖パターンと出現頻度情報とを出力する。
【0106】計画下書き手段610は、報告書ID「9
711」の報告書以降の予測連鎖パターンと、報告書I
D「9611」の報告書以降の予測連鎖パターンを報告
者に提示すると共に、予測連鎖パターン中の活動推移の
出現頻度を報告者に提示する。報告者が、提示された予
測連鎖パターンおよび出現頻度を参考にして、次に行う
活動として出現頻度が「1」である連鎖パターンB中の
「次期投資予定ヒアリング」よりも、出現頻度が「2」
である連鎖パターンC中の「業務課題ヒアリング」を選
んだとすれば、計画作成手段620は「業務課題ヒアリ
ング」を報告書ID9910の報告書の計画欄に記録す
る。以上の処理を行うことにより、電子報告書連鎖装置
100の内容は図24に示すものとなる。
【0107】図25は本発明の第5の実施の形態の構成
例を示すブロック図である。本実施の形態の電子報告書
装置004と、図19に示した電子報告書装置003と
の相違点は、計画手段600の代わりに計画手段601
を備えている点と、記録媒体K4の代わりに記録媒体K
5を備えている点である。尚、他の図19と同一符号は
同一部分を表している。
【0108】計画手段601は、計画側連鎖参照手段6
30と、活動パターン701と、計画下書き手段611
と、計画作成手段620とを含んで構成される。
【0109】計画側連鎖参照手段630は、電子報告書
連鎖装置100に格納されている連鎖パターンの中か
ら、報告書作成手段370が作成した報告書に関連する
連鎖パターンを対象連鎖パターンとして取り出す機能を
有する。
【0110】活動パターン手段701は、計画側連鎖参
照手段630が取り出した対象連鎖パターンと類似する
連鎖パターンを類似連鎖パターンとして電子報告書連鎖
装置100から取り出す機能や、類似連鎖パターンから
対象連鎖パターン以降に接続し得る連鎖パターンを予測
連鎖パターンとして取り出す機能や、予測連鎖パターン
の終端まで探索して活動の成否を判定する機能や、予測
連鎖パターンに活動の成否を示す情報を付加して出力す
る機能を有する。
【0111】図26は、活動パターン手段701の構成
例を示すブロック図であり、類似パターン判定手段72
0と、予測連鎖パターン抽出手段730と、連鎖結末判
定手段750とを含んで構成される。
【0112】類似パターン判定手段720は、電子報告
書連鎖装置100に格納されている連鎖パターンから対
象連鎖パターンと類似する類似連鎖パターンを抽出する
機能を有する。
【0113】予測連鎖パターン抽出手段730は、類似
パターン判定手段720が抽出した類似連鎖パターンか
ら対象連鎖パターン以降に継続し得る予測連鎖パターン
を抽出する機能を有する。
【0114】連鎖結末判定手段750は、予測連鎖パタ
ーン抽出手段730により抽出された予測連鎖パターン
について、連鎖の終端まで探索して活動の良否を判定す
る機能を有すると共に、予測連鎖パターンと判定結果と
を出力する機能を有する。
【0115】計画下書き手段611は、活動パターン手
段701から出力された予測連鎖パターンと良否判定結
果とを利用者に提示する機能を有する。
【0116】計画作成手段620は、計画下書き手段6
11が提示する情報を参考に報告者が決定した計画を報
告書の計画欄に記録する機能を有する。
【0117】記録媒体K5は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、コンピュータを電子報告
書装置004として機能させるためのプログラムが記録
されている。このプログラムは、コンピュータによって
読み取られ、コンピュータの動作を制御することで、コ
ンピュータ上に連鎖参照手段200,報告書手段30
2,コメント手段400,計画手段601を実現する。
【0118】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0119】今、例えば、電子報告書連鎖装置100の
内容が図27に示すものであるときに、報告者が、報告
書作成手段370を使用してコメントID「5513」
に関連する報告書を作成したとする。
【0120】報告書作成手段370は、報告者が作成し
た報告書に報告書ID(例えば「9910」とする)を
割り当て、報告書格納手段110に格納すると、報告書
ID「9910」を計画側連鎖参照手段630に通知す
る。また、この時、報告書作成手段370は、コメント
ID「5513」と報告書ID「9910」との対を報
告書連鎖格納手段140に格納する。
【0121】計画側連鎖参照手段630は、計画書ID
「9910」が通知されると、電子報告書連鎖装置10
0に格納されている連鎖パターンの中から、報告書ID
「9910」の報告書を含む連鎖パターンを対象連鎖パ
ターンとして取り出し、活動パターン手段701に加え
る。電子報告書連鎖装置100内には、図22に示すよ
うに、報告書ID「9908」の報告書から始まる連鎖
パターンαと、報告書ID「9803」の報告書から始
まる連鎖パターンAと、報告書ID「9708」の報告
書から始まる連鎖パターンBと、報告書ID「960
8」の報告書から始まる連鎖パターンCとが存在する
が、連鎖パターンαが報告書ID「9910」の報告書
を含むので、計画側連鎖参照手段630は、連鎖パター
ンαを対象連鎖パターンとする。
【0122】活動パターン手段701内の類似パターン
判定手段720は、対象連鎖パターンαと他の連鎖パタ
ーンA,B,Cとを比較し、対象連鎖パターンαをその
一部として含んでいる連鎖パターンB,Cを類似連鎖パ
ターンと判定する。
【0123】予測連鎖パターン抽出手段730は類似パ
ターン判定手段720の判定に基づいて、類似連鎖パタ
ーンB,Cから、対象連鎖パターンαにない報告書から
始まる部分、すなわち報告書ID「9711」の報告書
以降の連鎖パターンと、報告書ID「9611」の報告
書以降の連鎖パターンとを予測連鎖パターンとして抽出
する。
【0124】連鎖結末判定手段750は、予測連鎖パタ
ーン抽出手段730により抽出された予測連鎖パター
ン、すなわち報告書ID「9711」の報告書以降の連
鎖パターンと、報告書ID「9611」の報告書以降の
連鎖パターンについて連鎖の終端まで探索し、最終のコ
メント(コメントID「5407」,「5319」のコ
メント)にある評価を参照して報告書ID「9611」
の報告書以降の連鎖パターンは成功例で、報告書ID
「9711」の報告書以降の連鎖パターンは失敗例であ
ると判定する。そして、2つの予測連鎖パターンと、各
予測連鎖パターンについての良否判定結果とを計画下書
き手段611に出力する。
【0125】計画下書き手段611は、活動パターン手
段701から出力された予測連鎖パターン及び良否判定
結果を報告者に提示する。報告者は提示された予測連鎖
パターンおよび良否判定結果に基づいて、次に行う活動
として連鎖パターンCを参考にして「業務課題ヒアリン
グ」を選んだとすれば、計画作成手段620は「業務課
題ヒアリング」を報告書ID9911の報告書の計画欄
に記録する。
【0126】その後、査読者が報告書選択手段410を
通じて報告書ID「9910」の報告書を選択し、報告
内容に対して「良」の評価を含む新たなコメントを与え
たとすれば、コメント作成手段421は評価「良」を含
むコメントをコメントID「5514」のコメントとし
て報告書ID「9910」の報告書に対応付けて電子報
告書連鎖装置100に格納する。以上の処理が行われる
ことにより、電子報告書連鎖装置100の内容は、図2
8に示すものとなる。
【0127】尚、第1〜第5の実施の形態では説明しな
かったが、図19に示した計画手段600を、図13に
示した電子報告書装置001や、図17に示した電子報
告書装置002に組み込むようにしても良い。更に、図
25に示した計画手段601を、図13に示した電子報
告書装置001や、図17に示した電子報告書装置00
2に組み込むようにしても良い。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、報告書
から該報告書に対して作成されたコメントへのつながり
を示す情報、及びコメントから該コメントに基づいてな
された活動に関する報告書へのつながりを示す情報が格
納された電子報告書連鎖装置と、電子報告書連鎖装置の
内容を利用者に提示する参照手段とを備えているので、
報告書に記載されている活動の経緯や原因を容易に追跡
することが可能になる。
【0129】更に、本発明は、利用者によって指定され
た報告書或いはコメントとつながりを有する報告書群お
よびコメント群を電子報告書連鎖装置から連鎖的に取り
出す連鎖参照手段を備えているので、報告書に記載され
ている活動の経緯や原因を更に容易に追跡することが可
能になる。
【0130】また、本発明は、報告書作成時に、活動の
候補を提示する報告書手段を備えているので、多数の報
告者が作成する報告書に統一性を持たせることができ
る。
【0131】また、本発明は、コメント作成時、コメン
トに記載する推奨活動の候補を提示するコメント手段を
備えているので、作成されるコメントに統一性を持たせ
ることができる。
【0132】また、本発明は、予測連鎖パターンと活動
の推移の出現頻度とを提示する計画手段を備えているの
で、今後行う活動に役に立つ有効な情報を容易に抽出で
きる。
【0133】また、本発明は、予測連鎖パターンと、予
測連鎖パターンの末尾に記載されている活動の成否を示
す情報を利用者に提示する計画手段を備えているので、
今後行う活動に役に立つ有効な情報を容易に抽出でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】電子報告書連鎖装置100の内容を説明するた
めの図である。
【図3】電子報告書連鎖装置100の内容例を示す図で
ある。
【図4】報告書格納手段110の内容例を示す図であ
る。
【図5】コメント格納手段120の内容例を示す図であ
る。
【図6】報告書手段300の処理例を示す流れ図であ
る。
【図7】コメント手段400の処理例を示す流れ図であ
る。
【図8】連鎖参照手段200の処理例を示す流れ図であ
る。
【図9】連鎖参照手段200の処理例を示す流れ図であ
る。
【図10】電子報告書連鎖装置100の内容例を示す図
である。
【図11】電子報告書連鎖装置100の内容例を示す図
である。
【図12】電子報告書連鎖装置100の内容例を示す図
である。
【図13】本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。
【図14】業務知識手段500の内容を説明する図であ
る。
【図15】業務知識手段500の内容例を示す図であ
る。
【図16】報告書手段301の処理例を示す流れ図であ
る。
【図17】本発明の第3の実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。
【図18】電子報告書連鎖装置100の内容例を示す図
である。
【図19】本発明の第4の実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。
【図20】活動パターン手段700の構成例を示すブロ
ック図である。
【図21】電子報告書連鎖装置100の内容例を示す図
である。
【図22】電子報告書連鎖装置100に格納されている
連鎖パターンを示す図である。
【図23】計数表手段740の内容例を示す図である。
【図24】電子報告書連鎖装置100の内容例を示す図
である。
【図25】本発明の第5の実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。
【図26】活動パターン手段701の構成例を示すブロ
ック図である。
【図27】電子報告書連鎖装置100の内容例を示す図
である。
【図28】電子報告書連鎖装置100の内容例を示す図
である。
【符号の説明】
000,001,002,003,004…電子報告書
装置 100…電子報告書連鎖装置 110…報告書格納手段 120…コメント格納手段 130…コメント連鎖格納手段 140…報告書連鎖格納手段 200…連鎖参照手段 300,301,302…報告書手段 310…コメント選択手段 320…報告書作成手段 330…報告書側連鎖参照手段 340…実行済活動検査手段 350…業務段階判定手段 360…報告書下書き手段 370…報告書作成手段 400…コメント手段 410…報告書選択手段 420…コメント作成手段 460…コメント下書き手段 470…コメント側連鎖参照手段 500…業務知識手段 510…業務フロー手段 520…活動リスト手段 600,601…計画手段 610,611…計画下書き手段 620…計画作成手段 630…計画側連鎖参照手段 700,701…活動パターン手段 710…パターン計数手段 720…類似パターン判定手段 730…予測連鎖パターン抽出手段 740…計数表手段 750…連鎖結末判定手段 K1,K2,K3,K4,K5…記録媒体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−272771(JP,A) 特開 平5−2584(JP,A) 特開 平9−6838(JP,A) 特開 平10−124584(JP,A) 特開 平7−311764(JP,A) 特開 平10−198659(JP,A) 特開 平10−162090(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/00 G06F 17/21 - 17/22 G06F 17/60

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 報告書を作成する報告書作成手段を含む
    報告書手段と、 コメントを作成するコメント作成手段を含むコメント手
    段と、 前記報告書作成手段で作成された報告書、前記コメント
    作成手段で作成されたコメント、報告書から該報告書に
    対して作成されたコメントへのつがりを示す情報、およ
    びコメントから該コメントに基づいてなされた活動に関
    する報告書へのつながりを示す情報が格納された電子報
    告書連鎖装置と、 該電子報告書連鎖装置の内容を利用者に提示する参照手
    段とを含んで構成されることを特徴とする電子報告書装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電子報告書連鎖装置は、 前記報告書作成手段で作成された報告書が格納される報
    告書格納手段と、 前記コメント作成手段で作成されたコメントが格納され
    るコメント格納手段と、 前記報告書格納手段に格納されている報告書から該報告
    書に対する前記コメント作成手段で作成されたコメント
    へのつながりを示す情報が格納されるコメント連鎖格納
    手段と、 前記コメント格納手段に格納されているコメントから該
    コメントに基づいてなされた活動に関する前記報告書作
    成手段で作成された報告書へのつながりを示す情報が格
    納される報告書連鎖格納手段とを含んで構成されること
    を特徴とする請求項1記載の電子報告書装置。
  3. 【請求項3】 前記報告書手段は、前記電子報告書連鎖
    装置に格納されているコメントの中から利用者に任意の
    コメントを選択させるためのコメント選択手段を含んで
    構成され、 前記コメント手段は、前記電子報告書連鎖装置に格納さ
    れている報告書の中から利用者に任意の報告書を選択さ
    せるための報告書選択手段を含んで構成され、 前記報告書作成手段は、自手段で作成した報告書を前記
    電子報告書連鎖装置に格納すると共に、前記コメント選
    択手段で選択されたコメントから自手段で作成した報告
    書へのつながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に
    格納する構成を有し、 前記コメント作成手段は、自手段で作成したコメントを
    前記電子報告書連鎖装置に格納すると共に、前記報告書
    選択手段で選択された報告書から自手段で作成したコメ
    ントへのつながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置
    に格納する構成を有することを特徴とする請求項1記載
    の電子報告書装置。
  4. 【請求項4】 前記参照手段の代わりに、前記電子報告
    書連鎖装置に格納されている報告書からコメントへのつ
    ながりを示す情報、およびコメントから報告書へのつな
    がりを示す情報を利用して、利用者によって指定された
    報告書或いはコメントとつながりを有する報告書群およ
    びコメント群を前記電子報告書連鎖装置から連鎖的に取
    り出して利用者に提示する連鎖参照手段を含んで構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の電子報告書装置。
  5. 【請求項5】 報告書、コメント、報告書から該報告書
    に対して作成されたコメントへのつながりを示す情報、
    およびコメントから該コメントに基づいてなされた活動
    に関する報告書へのつながりを示す情報が格納された電
    子報告書連鎖装置と、 時間の経過に沿って進行する業務の各段階それぞれに対
    して、その段階で実行可能な活動が記録された業務知識
    手段と、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている報告書からコ
    メントへのつながりを示す情報、およびコメントから報
    告書へのつながりを示す情報を利用して、利用者によっ
    て指定された報告書或いはコメントとつながりを有する
    報告書群およびコメント群を前記電子報告書連鎖装置か
    ら連鎖的に取り出して利用者に提示する連鎖参照手段
    と、 利用者の操作に従って作成したコメントを前記電子報告
    書連鎖装置に格納すると共に、前記電子報告書連鎖装置
    に格納されている報告書の内の利用者によって選択され
    た報告書から自手段が作成した前記コメントへのつなが
    りを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に格納するコメ
    ント手段と、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている報告書の内
    の、利用者によって選択されたコメントにつながる報告
    書群の内容と前記業務知識手段の内容とに基づいて求め
    た実行中の業務段階における未実行の活動を新たに作成
    する報告書に記載する活動の候補として提示し、前記利
    用者の操作に従って作成した報告書を前記電子報告書連
    鎖装置に格納し、更に、前記利用者が選択したコメント
    から自手段が作成した前記報告書へのつながりを示す情
    報を前記電子報告書連鎖装置に格納する報告書手段とを
    含んで構成されることを特徴とする電子報告書装置。
  6. 【請求項6】 前記コメント手段は、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている報告書の中か
    ら利用者に任意の報告書を選択させるための報告書選択
    手段と、 利用者の操作に従ってコメントを作成して前記電子報告
    書連鎖装置に格納すると共に、前記報告書選択手段によ
    って選択された報告書から自手段で作成したコメントへ
    のつながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に格納
    するコメント作成手段とを含んで構成され、 前記報告書手段は、 前記電子報告書連鎖装置に格納されているコメントの中
    から利用者に任意のコメントを選択させるためのコメン
    ト選択手段と、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている報告書からコ
    メントへのつながりを示す情報およびコメントから報告
    書へのつながりを示す情報を利用して、前記コメント選
    択手段によって選択されたコメントにつながる報告書群
    およびコメント群を前記電子報告書連鎖装置から連鎖的
    に取り出す報告書側連鎖参照手段と、 該報告書側連鎖参照手段が取り出した報告書群に基づい
    て実行済みの活動を求めると共に、前記報告書側連鎖参
    照手段が取り出してコメント群に基づいて禁止された活
    動を求める実行済活動検査手段と、 該実行済活動検査手段で求められた実行済みの活動と前
    記業務知識手段の内容とに基づいて現在の業務段階を判
    定する業務段階判定手段と、 該業務段階判定手段で判定された業務段階と、前記実行
    済活動検査手段で求められた実行済みの活動と、前記実
    行済活動検査手段で求められた禁止された活動と、前記
    業務知識手段の内容とに基づいて求めた、前記業務段階
    判定手段で判定された業務段階における未実行で且つ禁
    止されていない活動を、利用者が新たに作成する報告書
    に記載する活動の候補として提示する報告書下書き手段
    と、 利用者の操作に従って報告書を作成して前記電子報告書
    連鎖装置に格納すると共に、前記コメント選択手段で選
    択されたコメントから自手段で作成した前記報告書への
    つながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に格納す
    る報告書作成手段とを含んで構成されることを特徴とす
    る請求項5記載の電子報告書装置。
  7. 【請求項7】 前記電子報告書連鎖装置は、 前記報告書作成手段で作成された報告書が格納される報
    告書格納手段と、 前記コメント作成手段で作成されたコメントが格納され
    るコメント格納手段と、 前記報告書格納手段に格納されている報告書から該報告
    書に対する前記コメント作成手段で作成されたコメント
    へのつながりを示す情報が格納されるコメント連鎖格納
    手段と、 前記コメント格納手段に格納されているコメントから該
    コメントに基づいてなされた活動に関する前記報告書作
    成手段で作成された報告書へのつながりを示す情報が格
    納される報告書連鎖格納手段とを含んで構成され、 前記業務知識手段は、 時間の経過に沿って進行する業務の各段階を示す情報が
    格納された業務フロー手段と、 該業務フロー手段に格納されている情報によって示され
    る各業務段階に対応付けて、その業務段階で実行可能な
    活動を示す情報が格納された活動リスト手段とを含んで
    構成されることを特徴とする請求項6記載の電子報告書
    装置。
  8. 【請求項8】 前記報告書手段の代わりに、利用者の操
    作に従って作成した報告書を前記電子報告書連鎖装置に
    格納すると共に、前記電子報告書連鎖装置に格納されて
    いるコメントの内の利用者によって選択されたコメント
    から自手段が作成した前記報告書へのつながりを示す情
    報を前記電子報告書連鎖装置に格納する報告書手段を含
    んで構成され、且つ、 前記コメント手段の代わりに、前記電子報告書連鎖装置
    に格納されている報告書の内の、利用者によって選択さ
    れた報告書につながる報告書群の内容と前記業務知識手
    段の内容とに基づいて求めた実行中の業務段階における
    未実行の活動を新たに作成するコメントに記載する推奨
    活動の候補として提示し、前記利用者の操作に従って作
    成したコメントを前記電子報告書連鎖装置に格納し、更
    に、前記利用者が選択した報告書から自手段が作成した
    前記コメントへのつながりを示す情報を前記電子報告書
    連鎖装置に格納するコメント手段を含んで構成されたこ
    とを特徴と請求項5記載の電子報告書装置。
  9. 【請求項9】 前記報告書手段は、 前記電子報告書連鎖装置に格納されているコメントの中
    から利用者に任意のコメントを選択させるためのコメン
    ト選択手段と、 利用者の操作に従って報告書を作成して前記電子報告書
    連鎖装置に格納すると共に、前記コメント選択手段によ
    って選択されたコメントから自手段で作成した報告書へ
    のつながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に格納
    する報告書作成手段とを含んで構成され、 前記コメント手段は、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている報告書の中か
    らユーザに任意の報告書を選択させるための報告書選択
    手段と、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている報告書からコ
    メントへのつながりを示す情報およびコメントから報告
    書へのつながりを示す情報を利用して、前記報告書選択
    手段によって選択された報告書につながるコメント群お
    よび報告書群を前記電子報告書連鎖装置から連鎖的に取
    り出すコメント側連鎖参照手段と、 該コメント側連鎖参照手段が取り出した報告書群に基づ
    いて実行済みの活動を求めると共に、前記コメント側連
    鎖参照手段が取り出したコメント群に基づいて禁止され
    た活動を求める実行済活動検査手段と、 該実行済活動検査手段で求められた実行済みの活動と前
    記業務知識手段の内容とに基づいて現在の業務段階を判
    定する業務段階判定手段と、 該業務段階判定手段で判定された業務段階と、前記実行
    済活動検査手段で求められた実行済みの活動と、実行済
    活動検査手段で求められた禁止された活動と、前記業務
    知識手段の内容とに基づいて求めた、前記業務段階判定
    手段で判定された業務段階における未実行で且つ禁止さ
    れていない活動を新たに作成するコメントに記載する推
    奨活動の候補として利用者に提示するコメント下書き手
    段と、 利用者の操作に従ってコメントを作成して前記電子報告
    書連鎖装置に格納すると共に、前記報告書選択手段で選
    択された報告書から自手段で作成した前記コメントへの
    つながりを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に格納す
    るコメント作成手段とを含んで構成されることを特徴と
    する請求項8記載の電子報告書装置。
  10. 【請求項10】 前記電子報告書連鎖装置は、 前記報告書作成手段で作成された報告書が格納される報
    告書格納手段と、 前記コメント作成手段で作成されたコメントが格納され
    るコメント格納手段と、 前記報告書格納手段に格納されている報告書から該報告
    書に対する前記コメント作成手段で作成されたコメント
    へのつながりを示す情報が格納されるコメント連鎖格納
    手段と、 前記コメント格納手段に格納されているコメントから該
    コメントに基づいてなされた活動に関する前記報告書作
    成手段で作成された報告書へのつながりを示す情報が格
    納される報告書連鎖格納手段とを含んで構成され、 前記業務知識手段は、 時間の経過に沿って進行する業務の各段階を示す情報が
    格納された業務フロー手段と、 該業務フロー手段に格納されている情報によって示され
    る各業務段階に対応付けて、その業務段階で実行可能な
    活動を示す情報が格納された活動リスト手段とを含んで
    構成されることを特徴とする請求項9記載の電子報告書
    装置。
  11. 【請求項11】 前記電子報告書連鎖装置に格納されて
    いるつながりを有する報告書群及びコメント群からなる
    連鎖パターンの中から、利用者によって指定された報告
    書を含む対象連鎖パターンと類似する類似連鎖パターン
    を抽出し、該抽出した類似連鎖パターンから前記対象連
    鎖パターン以降に継続し得る予測連鎖パターンを抽出し
    て利用者に提示すると共に、予測連鎖パターンに現れる
    活動への推移毎の、前記対象連鎖パターン以外の連鎖パ
    ターンに現れる同種類の活動の推移の出現頻度を利用者
    に提示する計画手段を含んで構成されることを特徴とす
    る請求項1,5または8記載の電子報告書装置。
  12. 【請求項12】 前記計画手段は、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている連鎖パターン
    の内の、利用者によって指定された報告書を含む連鎖パ
    ターンを対象連鎖パターンとして取り出す計画側連鎖参
    照手段と、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている連鎖パターン
    の内の前記対象連鎖パターン以外の連鎖パターンを対象
    にして、活動の推移の出現頻度を推移の種類毎に計数す
    ると共に、前記電子報告書連鎖装置に格納されている連
    鎖パターンから前記対象連鎖パターンと類似する類似連
    鎖パターンを抽出し、更に、抽出した類似連鎖パターン
    から前記対象連鎖パターン以降に継続し得る予測連鎖パ
    ターンを抽出する活動パターン手段と、 該活動パターン抽出手段が抽出した予測連鎖パターン
    と、該予測連鎖パターン中に現れる活動の推移に対応す
    る種類の出現頻度とを利用者に提示する計画下書き手段
    と、 該計画下書き手段が提示する情報を参考に利用者が決定
    した計画を、前記利用者が指定した報告書の計画欄に記
    録する計画作成手段とを含んで構成されることを特徴と
    する請求項11記載の電子報告書装置。
  13. 【請求項13】 前記活動パターン手段は、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている連鎖パターン
    の内の前記対象連鎖パターン以外の連鎖パターンを対象
    にして、活動の推移の出現頻度を推移の種類毎に計数す
    るパターン計数手段と、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている連鎖パターン
    から前記対象連鎖パターンと類似する類似連鎖パターン
    を抽出する類似パターン判定手段と、 該類似パターン判定手段で抽出した類似連鎖パターンか
    ら前記対象連鎖パターン以降に継続し得る予測連鎖パタ
    ーンを抽出する予測連鎖パターン抽出手段とを含んで構
    成されることを特徴とする請求項12記載の電子報告書
    装置。
  14. 【請求項14】 前記電子報告書連鎖装置に格納されて
    いるつながりを有する報告書群及びコメント群からなる
    連鎖パターンの中から、利用者によって指定された報告
    書を含む対象連鎖パターンと類似する類似連鎖パターン
    を抽出し、該類似連鎖パターンから前記対象連鎖パター
    ン以降に継続し得る予測連鎖パターンを抽出して利用者
    に提示すると共に、予測連鎖パターンの末尾に記載され
    ている活動の成否を利用者に提示する計画手段を含んで
    構成されることを特徴とする請求項1,5または8記載
    の電子報告書装置。
  15. 【請求項15】 前記計画手段は、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている連鎖パターン
    の内の、利用者によって指定された報告書を含む連鎖パ
    ターンを対象連鎖パターンとして取り出す計画側連鎖参
    照手段と、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている連鎖パターン
    から前記対象連鎖パターンと類似する類似連鎖パターン
    を抽出すると共に該抽出した類似連鎖パターンから前記
    対象連鎖パターン以降に継続し得る予測連鎖パターンを
    抽出し、更に該抽出した予測連鎖パターンの終端まで探
    索して活動の成否を判定する活動パターン手段と、 該活動パターン抽出手段が抽出した予測連鎖パターン
    と、活動の成否の判定結果とをユーザに提示する計画下
    書き手段と、 該計画下書き手段が提示する情報を参考に利用者が決定
    した計画を、前記利用者が指定した報告書の計画欄に記
    録する計画作成手段とを含んで構成されることを特徴と
    する請求項14記載の電子報告書装置。
  16. 【請求項16】 前記活動パターン手段は、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている連鎖パターン
    から前記対象連鎖パターンと類似する類似連鎖パターン
    を抽出する類似パターン判定手段と、 該類似パターン判定手段で抽出した類似連鎖パターンか
    ら前記対象連鎖パターン以降に継続し得る予測連鎖パタ
    ーンを抽出する予測連鎖パターン抽出手段と、 予測連鎖パターン抽出手段で抽出した予測連鎖パターン
    の終端まで探索して活動の成否を判定する連鎖結末判定
    手段とを含んで構成されることを特徴とする請求項15
    記載の電子報告書装置。
  17. 【請求項17】 報告書作成手段で作成された報告書、
    コメント作成手段で作成されたコメント、報告書から該
    報告書に対して作成されたコメントへのつがりを示す情
    報、およびコメントから該コメントに基づいてなされた
    活動に関する報告書へのつながりを示す情報が格納され
    た電子報告書連鎖装置を有するコンピュータを、 報告書を作成する報告書作成手段を含む報告書手段、 コメントを作成するコメント作成手段を含むコメント手
    段、 該電子報告書連鎖装置の内容を利用者に提示する参照手
    段、として機能させるためのプログラムを記録した機械
    読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 報告書作成手段で作成された報告書、
    コメント作成手段で作成されたコメント、報告書から該
    報告書に対して作成されたコメントへのつがりを示す情
    報、およびコメントから該コメントに基づいてなされた
    活動に関する報告書へのつながりを示す情報が格納され
    た電子報告書連鎖装置と、時間の経過に沿って進行する
    業務の各段階それぞれに対して、その段階で実行可能な
    活動が記録された業務知識手段とを有するコンピュータ
    を、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている報告書からコ
    メントへのつながりを示す情報、およびコメントから報
    告書へのつながりを示す情報を利用して、利用者によっ
    て指定された報告書或いはコメントとつながりを有する
    報告書群およびコメント群を前記電子報告書連鎖装置か
    ら連鎖的に取り出して利用者に提示する連鎖参照手段、 利用者の操作に従って作成したコメントを前記電子報告
    書連鎖装置に格納すると共に、前記電子報告書連鎖装置
    に格納されている報告書の内の利用者によって選択され
    た報告書から自手段が作成した前記コメントへのつなが
    りを示す情報を前記電子報告書連鎖装置に格納するコメ
    ント手段、 前記電子報告書連鎖装置に格納されている報告書の内
    の、利用者によって選択されたコメントにつながる報告
    書群の内容と前記業務知識手段の内容とに基づいて求め
    た実行中の業務段階における未実行の活動を新たに作成
    する報告書に記載する活動の候補として提示し、前記利
    用者の操作に従って作成した報告書を前記電子報告書連
    鎖装置に格納し、更に、前記利用者が選択したコメント
    から自手段が作成した前記報告書へのつながりを示す情
    報を前記電子報告書連鎖装置に格納する報告書手段、と
    して機能させるためのプログラムを記録した機械読み取
    り可能な記録媒体。
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