JP4510195B2 - ねじ蓋付き注出キャップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ねじ蓋付きの注出キャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
醤油や味醂等の液体調味料やサラダオイルなどの液体を包装する瓶(容器)の封止手段として、ねじ蓋付きの注出キャップが多用されている。
【0003】
このねじ蓋付き注出キャップは、瓶口に打栓によって強制嵌合される本体と、本体にねじ込まれるねじ蓋とからなっており、一般に、両者とも合成樹脂を素材として射出成形や加圧成形等によって製造されている。
【0004】
一般に、本体の内部は遮蔽板で仕切られており、プルタブを指で引っ張って遮蔽板に穴を開けることによって開封するようにしている(換言すると、プルオープン式とするため、瓶とは別体の本体を備えている。)。
【0005】
このねじ蓋付き注出キャップは、予め本体にねじ蓋をねじ込んだ状態で瓶口(容器の口部)に打栓される。本体にねじ蓋をねじ込むに当たっては、一般に、図16に示すように、本体31の下部に形成されている嵌合部31aを複数個の下クランプ体C1で掴み、その状態で、ねじ蓋32を上クランプ体C2で掴んで回転させている。
【0006】
ところが、図17(A) に示すように、ねじ蓋32を本体31の下端部まで被さる状態に形成していることがあり、この場合は本体31を下クランプ体C1でクランプすることができない。また、瓶(容器)のリサイクルを容易ならしめるために、本体31の嵌合部31aにタブを設けて、タブを引っ張ることによって嵌合部31aを引き裂くようにした場合も、タブが邪魔になるため本体31を外側からクランプできない場合がある。
【0007】
このように本体31を外側からクランプできない場合の対策として、従来は、図17(A) に示すように、嵌合部31aの内面に細かい凹凸のローレット加工を施す一方、嵌合部31aの内側に嵌まる下クランプ体C1の外周面にローレット加工を施して、下クランプ体C1で本体31を内側からクランプしたり、あるいは、図17(B) に示すように、注出筒部33の下端から円筒状の中足34を下向き突設し、この中足34の内周面に適宜間隔で突条35を形成し、この突条35を治具(図示せず)に係止したりしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図17(A) のように、本体31の嵌合部31の内周面にローレット加工を施した構成では、複数の下クランプ体C1を半径方向に拡開して本体31をクランプ・クランプ解除しなければならないため、作業能率が悪いという問題があった。また、本体31はねじ36から遠い部位を掴持するため、ねじ込み作業において本体31が非真円状にねじれ変形しやすく、このため、きっちりとねじ込まれていないねじ込み不良が発生し易いという点も問題であった。
【0009】
他方、図17(B) のように中足34の内周面に突条35を形成した構成では、中足34を治具に嵌め入れるだけで本体31を回転不能に保持できるため、作業能率の改善には寄与できる。しかし、中足34はねじ筒部37から遠い部位に形成されているため、図17(A) の場合以上に本体31がねじれ変形変形しやすく、このため、ねじ蓋32のねじ込み不良がより発生し易いという問題があった。
【0010】
更に、図17(B) の従来例では、中足34を設けると、中足34と嵌合部31aとの間に形成された環状の空間に溜まった内容物を排出することはできないため、瓶を大きく傾けても排出し切れずに瓶内に残る内容物の量が増える点も問題であった。
【0011】
本発明は、このような現状を改善することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】
請求項1の発明に係る注出キャップは、瓶口に嵌着する合成樹脂製本体と、前記本体の外周に形成されたねじ山にねじ込まれる合成樹脂製ねじ蓋とを備えており、前記本体は、瓶口に強制嵌合される嵌合部と、前記嵌合部の上端に一体に連設したねじ筒部と、前記ねじ筒部の内側に配置された注出筒部とを備えている。
【0014】
前記注出筒部は、前記ねじ筒部との間に下向き開口の環状空間が形成される状態で前記ねじ筒部に一体に連設されており、前記注出筒部にはプルタブの上向き引っ張りによって開封される遮蔽板が一体に設けられている。更に、前記本体における環状空間のうち1箇所又は円周方向に沿った複数箇所に、治具を使用して前記ねじ蓋を前記本体に装着するに際して前記治具の係止部に係合して本体と治具とを相対回転不能に保持するリブが、前記ねじ筒部と注出筒部とのうちいずれか一方又は両方に連設された状態に形成されている。
請求項2の発明では、請求項1において、前記リブはねじ筒部と注出筒部とに連接されている。
【0015】
【発明の作用・効果】
本願発明のように構成すると、ねじ蓋を本体にねじ込み装着する工程では、本体を治具に嵌め入れて、リブを治具の係止部に係合させるだけで、本体を回転不能に保持できる。このため、ねじ蓋のねじ込み装着を能率よく行うことができる。
【0016】
また、治具の係止部はねじ筒部と注出筒部との間の環状空間に形成されているため、ねじ蓋の装着に際してねじ筒部がねじれ変形することは殆どなく、このため、ねじ蓋のねじ込み不良率を著しく低減できる。更に、内容物を注ぎ出すに際してリブによって内容物がせき止められることはないため、排出できずに容器(瓶)内に残る内容物の量が増えることもない。
【0017】
更に、請求項2のようにリブをねじ筒部と注出筒部とに連設すると、本体の剛性が向上するため、瓶口への取付け強度を向上できる。
【0018】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
(1).第1実施形態(図1〜図8)
図1〜図8では第1実施形態を示しており、先ず、図1〜図7に基づいて注出キャップの構造を説明する。
【0020】
図1は分離正面図、図2は正面図、図3のうち (A)は左側面図、 (B)は右側面図、図4のうち (A)は図1のIVA-IVA 視平面図、 (B)は図2のIVB-IVB 視部分平面図、図5は瓶口Aから分離した状態での図4(B)のV−V視断面図、図6のうち (A)は図4(A)の VIA-VIA視部分断面図、 (B)は図4(A)の VIB-VIB視部分断面図、 (C)は (A)の C-C視断面図、図7は本体1の底面図である。
【0021】
≪注出キャップの構造≫
注出キャップは本体1とねじ蓋2とから成っており、本体1は、図5に示すように、瓶口Aに内外から嵌まるように外筒3と内筒4とを備えた下向き開口の嵌合部5と、嵌合部5の上端に連設したねじ筒部6と、ねじ筒部6の上端に連設した注出筒部7とを備えている。
【0022】
嵌合部5の外筒3には、瓶口Aの外周に形成した外向き環状突起A1に係合する内向き環状溝3aが形成されている。また、外筒3の上部は面取り状にカットされて傾斜面3bとなっている。なお、瓶口Aに環状溝を形成する一方、外筒3に内向き環状突起を形成するなど、他の嵌着構造でも良い。また、嵌合部5は外筒3のみ又は内筒4のみでも良い。
【0023】
言うまでもないが、ねじ筒部6の外周とねじ蓋2の内周にはそれぞれ2条のねじ山8,9 を形成している。
【0024】
注出筒部7の下端には遮蔽板(底板)10を一体に設けており、この遮蔽板10にループ状のスコアー(薄肉状弱化線)11で囲われた開封部を形成し、開封部のうちスコアー11に沿った縁部に、開封用のプルリング(プルタブ)12を一体に連設している。
【0025】
ねじ筒部6は、嵌合部5の内筒4をそのまま上方に延ばした状態に形成されており、ねじ筒部6と注出筒部7との間には下向きに開口した環状空間13が形成されている。注出筒部7を設けている理由は、注出口がねじ蓋2に接触しないようにするため(ねじ筒部6の上端を注出口となすと、注出口にねじ蓋2が接触する虞がある)、或いは、瓶口Aの口径よりも注出筒部7の口径を小さくするため等である。
【0026】
注出筒部7は、ねじ筒部6の上端に形成された平坦部6aに連設されており、このため、環状空間13はある程度の寸法の溝幅になっている。環状空間13を形成しているのは、樹脂の使用量を抑制した状態で注出筒部7を形成することと、肉厚をできるだけ均等化してヒケを防止することとが主たる理由である。
【0027】
図5及び図7に示すように、環状空間13のうち円周方向に沿って等間隔隔てた4箇所の部位に、ねじ筒部6と注出筒部7とに連設された板状又はブロック状のリブ14を設けている。なお、リブ14の数は少なくとも1個あれば足り、必ずしも4個である必要はない。
【0028】
本例では、瓶のリサイクルを容易にするため、本体1を瓶口Aから容易に取り外しできるようにしており、このため、嵌合部5の外筒3に、人が指で摘むことのできるタブ15を一体に設けている。タブ15は、その付け根15aが嵌合部5の高さの半分程度の上下幅寸法で、その他の部位は嵌合部5の高さとほぼ同じ上下幅に形成されている。このため、タブ15をしっかり摘んで強く引っ張ることができる。
【0029】
タブ15をより強く引っ張りできるように、その外面にはローレット加工を施している。タブ15の自由端部は、引き千切り可能なブリッジ16を介して外筒3に連設されている。
【0030】
図4や図6(A)(C) に示すように、外筒3のうちタブ15の付け根15aの内側の部位には、上向きに開口した幅狭の穴17が空いており、この穴17を始端として、薄肉状の上弱化線18aと下弱化線18bとがタブ15から離反する方向に延びている。上弱化線18aは嵌合部5の上端箇所に至って半周程度まで延びている。他方、下弱化線18bは斜め下向きに若干の寸法だけ延びている。
【0031】
敢えて説明するまでもないが、タブ15を引っ張って嵌合部5を引き裂くと、本体1を瓶口Aから容易に取り外すことができる。弱化線は薄肉状に形成することに代えてミシン線を形成しても良い。また、穴17に代えて、スリット又はミシン目又は薄肉状部を形成しても良い。
【0032】
≪ねじ蓋の装着工程≫
次に、図8に基づいて、ねじ蓋2を本体1にねじ込み装着する工程を説明する。 (A)は装着工程を説明するための分離正断面図、 (B)は平断面図である。
【0033】
ねじ蓋2の装着は、注出筒部7が被嵌する治具19を使用して行われる。治具19の上端には、本体1の環状空間13に嵌まる板状の突起(係止部)19aが形成されている。突起19aは、本体1のリブ14と同じ個数設けている。
【0034】
言うまでもないが、突起19aは、隣合ったリブ14の間に嵌まる幅寸法である。また、環状空間13への嵌め入れを容易ならしめるため、突起19aの上端をテーパ状に形成している。なお、図では治具19の本体部は筒状に形成しているが、中実であっても良い。また、本体部を備えずに、単に4枚の板を上向きに突出した形態でも良い。
【0035】
治具19は回転不能に保持されており、治具19の突起19aに本体1の環状空間13を嵌め入れることにより、本体1はリブ14が突起19aに係合して回転不能に保持され、その状態でねじ蓋2を本体1のねじ筒部6に被嵌し、クランプ体Cでねじ蓋2を回転させることにより、ねじ蓋2の装着が行われる。
【0036】
この装着工程において、リブ14がねじ筒部6に連設されているため、ねじ蓋2のねじ込み装着に際してねじ筒部6はねじれ変形することなく真円状に保持され、このため、ねじ込み不良の発生率を格段に低減できる(この場合、ねじ筒部6の各部位に生じる応力を均等化するためには、実施形態のように、リブ14と治具19の突起19aとは、複数でかつ等間隔を隔てて設けるのが好ましい。)。
【0037】
また、もともと存在している環状空間13にリブ14を形成するものであるため、瓶を大きく傾けても排出できない内容物の量が増えることはない。また、リブ14の存在によって本体1の剛性が向上するため、瓶口Aへの取付け強度も向上させ得る。
【0038】
なお、ねじ蓋2を回転不能に固定しておいて、治具19を回転させても良い。また、治具19に本体1を嵌め入れることに代えて、パーツフィーダを流れてきた本体1を停止させてから治具19を上昇させることにより、治具19にて本体1を回転不能に保持し、その状態でねじ蓋2をクランプ体Cでねじ込んでも良い。
【0039】
≪ねじ蓋の変形例≫
ねじ蓋2の口径や高さ寸法、構造等は必要に応じて任意に設定することができるのであり、例えば図5に一点差線で示すように、ねじ蓋2に、瓶の肩を覆う程度の大径の外カバー2aを一体に設けるなどしても良い。
【0040】
(2).第2〜第6実施形態(図9〜図10)
図9〜図10に示すのはキャップの外観の別例であり、これら各例とも、内部構造は第1実施形態と同じで、外観のみが異なっている。
【0041】
このうち図9(A1) 〜(A3)は第2実施形態を示しており、(A1)は正面図、(A2)は分離正面図、(A3)は本体1の平面図である。この例では、タブ15を2連瓢箪形に形成している。図9(B)に示す第3実施形態では、タブ15を団扇形に形成し、付け根15aを、嵌合部5の上下中途と高さ位置に連設している。
【0042】
図9(C)に示す第4実施形態では、タブ15は嵌合部5の外筒3の上下高さ寸法とほぼ同じ幅寸法に設定している。図9(D)に示す第5実施形態では、タブ15を上方に偏らせた状態で配置しているが、一点差線で示す形状に形成しても良い。
【0043】
図10では、嵌合部5の外観の別例である第6実施形態を示している。このうち (A)では、外筒3の傾斜面3bに横長のローレット加工を施しており、 (B)では外筒3の上部を外向き突の円弧状に形成しており、 (C)では外筒3の上部を外向き凹の円弧状に形成している。 (B)に一点差線で示すように、外筒3の外周面の全体を円弧状に形成しても良い。
【0044】
図10((D)では、嵌合部5の上部を傾斜状又は分図 (D)の形状もしくは分図 (C)の形状に形成した場合において、嵌合部5の上部に、縦横にクロスした状態のローレットを施している。
【0045】
図10(B) 〜 (D)ではねじ蓋2の外周面は平滑面として表示しているが、第1実施形態と同様のローレット加工を施しても良い。また、第1実施形態において、ねじ蓋2の外周を平滑面となしても良い。
【0046】
更に、本体1における外筒3の外周面の前端にねじ蓋2と同様のローレット加工を施しても良い。更に、第1〜第5実施形態に、図10の (A)〜 (D)のいずれかを任意に組み合わせても良い。すなわち、本例では、図面は省略しているが、タブ15の例数×嵌合部5の形状の例数×2(ねじ蓋におけるローレットの有無)の数の外観形態を開示している。
【0047】
(3).第7実施形態(図11〜図13)
図11〜図13では第7実施形態を示しており、図11は分離断面図、図12は本体の正面図、図13のうち (A)は図12の A-A視平面図、 (B)は図12の B-B視部分断面図である。
【0048】
この例では、本体1における外筒3の外周面に凹所20を形成し、この凹所20の下端部に、外筒3を引き裂くための円弧状のタブ15を配置している。外筒3の下端には、タブ15と同一外周面を構成する環状突起3cが形成されている。凹所20を形成しているのは、タブ15を成形するに際しての型抜きを容易ならしめるためである。この例では、弱化線18は1本だけである。
【0049】
ねじ蓋2は、本体1における外筒3の環状突起3cに重なるスカート部2bが一体に形成されている。スカート部2bの上部は面取り状に傾斜しているが、図11に一点差線で示すように、ねじ蓋2を二重筒とすることにより、ストレート状の外観形態に形成しても良い。図11に示すように、環状空間13に複数のリブ14を形成している。
【0050】
(4).第8〜第9実施形態(図14〜図15)
図14に示す第8実施形態では、リブ14が注出筒部7の下端まで伸びるように形成している。一点鎖線で示すように、リブ14は、嵌合部5における内筒4の下端まで延長させても良い。この図14から容易に推測できるように、リブ14の上下長さは任意に設定できる。
【0051】
図15に示す第9実施形態では、注出筒部7をねじ筒部6の上端部に一体に連設し、遮蔽板10が、ねじ筒部6の上端部に位置している。そして、注出筒部7のうち遮蔽板10の周縁部に下向き筒21を一体に設け、下向き筒21とねじ筒部6との間に形成された環状空間13に複数のリブ14を形成している。
【0052】
リブ14は下向き筒21のみに連設した形態にしても良い。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
(5).その他
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は更に様々の態様に具体化できる。
【0057】
例えば、リブは板状やブロック状に限らず、治具が係止し得る形状ならどのような形状でも良い。また、リブは、環状空間の上端面のみから突出した状態であっても良く、この形態も請求項に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の分離正面図である。
【図2】正面図である。
【図3】 (A)は左側面図、 (B)は右側面図である。
【図4】 (A)は図1のIVA-IVA 視平面図、 (B)は図1のIVB-IVB 視部分平面図である。
【図5】瓶口から分離した状態での図4(B)の V-V視断面図である。
【図6】 (A)は図4の VIA-VIA視部分断面図、 (B)は図4(A)の VIB-VIB視部分断面図、 (C)は (A)の C-C視断面図である。
【図7】本体の底面図である。
【図8】装着工程の説明図であり、 (A)は分離正断面図、 (B)は平断面図である。
【図9】第2〜第5実施形態を示す図である。
【図10】第6実施形態を示す図である。
【図11】第7実施形態の分離断面図である。
【図12】第7実施形態における本体の正面図である。
【図13】 (A)は図12の A-A視図、 (B)は図12の B-B視部分断面図である。
【図14】第8実施形態の断面図である。
【図15】第9実施形態の断面図である。
【図16】従来例を示す図である。
【図17】他の従来例を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1 本体
2 ねじ蓋
3 嵌合部を構成する外筒
4 嵌合部を構成する内筒
5 嵌合部
6 ねじ蓋
7 注出筒部
10 遮蔽板
12 プルリング(プルタブ)
13 環状空間
14 リブ
19 ねじ込み装着に使用する治具
21 下向き筒
Claims (2)
- 瓶口に嵌着する合成樹脂製本体と、前記本体の外周に形成されたねじ山にねじ込まれる合成樹脂製ねじ蓋とを備えており、
前記本体は、瓶口に強制嵌合される嵌合部と、前記嵌合部の上端に一体に連設したねじ筒部と、前記ねじ筒部の内側に配置された注出筒部とを備えており、
前記注出筒部は、前記ねじ筒部との間に下向き開口の環状空間が形成される状態で前記ねじ筒部に一体に連設されており、前記注出筒部にはプルタブの上向き引っ張りによって開封される遮蔽板が一体に設けられている、
という構成であって、更に、
前記本体における環状空間のうち1箇所又は円周方向に沿った複数箇所に、治具を使用して前記ねじ蓋を前記本体に装着するに際して前記治具の係止部に係合して本体と治具とを相対回転不能に保持するリブが、前記ねじ筒部と注出筒部とのうちいずれか一方又は両方に連設された状態に形成されている、
ねじ蓋付き注出キャップ。 - 前記リブはねじ筒部と注出筒部とに連接されている、
請求項1に記載したねじ蓋付き注出キャップ。
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- 1999-12-10 JP JP35134999A patent/JP4510195B2/ja not_active Expired - Fee Related
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