JP4509529B2 - 弁冷却のための方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1の発明思想によれば、軸線方向の往復行程運動を行い、好ましくは同時に回転もし、その中を冷媒液が通される少なくとも1つの弁、特に2サイクル大型ディーゼルエンジン用排出弁を冷却する方法に関する。
もう1つの発明思想は、対応する弁箱内において、それ自体の軸線で誘導され、また順流分管及び逆流分管を包含する軸線方向に延びる、冷媒液の供給可能な冷却導管を有する、この種類の弁を冷却するための装置に関する。なお、順流分管は放射状流入口を通じて、逆流分管は放射状流出口を通じて、弁軸線を取り巻くそれぞれ対応する給液チャンバまたは戻り液チャンバと連結することができる。
この種類の装置で公知タイプの場合、弁に間断なく冷媒が供給される。加えて、給液チャンバ及び戻り液チャンバの軸線方向の幅が、弁の往復行程に流入口または流出口の直径を加えた長さに相当することから、往復行程の全体を通して冷媒流動が行われる。給液チャンバ及び戻り液チャンバの幅が大きく、そのため構造体の高さも比較的高くなるので、船舶エンジンの場合では船倉空間が侵略されかねず、したがって好ましくない。この場合構造体の高さを低くすれば、必然的に誘導長も短縮されて、信頼性を損ないかねない。それとは別に、もう1つ非常に大きな欠点が認められる。それは、弁が絶えず冷媒に接触する結果として、弁表面では露点以下の温度になるほど弁が強く冷却されるという事態が起こり得ることである。それが、腐食原因になりかねない酸の発生を誘発する場合がある。
上記の状況を出発点として、本発明は上記種類の方法を簡単で、コスト的に有利な手段により、弁の過剰冷却が回避されるように改良することを課題とする。
本発明のもう1つの課題は、本発明による方法の実施に適しているだけでなく、コンパクトな構造様式及び同時に高い信頼性をも保証する、上記の種類の装置を創出することにある。
方法に関する課題は、本発明によれば、弁の各往復運動毎に冷媒の弁内通過を往復行程の途中で中断させることによって解消される。
装置に関する課題は、本発明によれば、流入口と給液チャンバの連結及び/又は流出口と戻り液チャンバの連結を、弁のなす軸線方向往復行程の途中で中断させることによって解消される。
以上の対策により、上に挙げた現状技術の欠点は、簡単でコスト的に有利な方法により完全に回避される。
上位概念である基本対策に対する有利な実施形態及び合目的的な改良については従属請求項に記載されている。例えば、給液チャンバ及び/又は戻り液チャンバの軸線方向の幅をそれぞれ対応する流入口、流出口の直径に少なくとも接近させることができる。この対策は、一種のすべり弁構造様式を生み出すことになる。この場合弁軸線は軸線方向に移動可能な制御スライダとして機能し、それによって流入口又は流出口の開閉制御作用をすることができる。弁軸線を制御スライダとして使用すれば、有利には、簡単でコスト的に有利な自己制御が可能である。流入口と流出口の間、したがってまた給液チャンバと戻り液チャンバの間の軸線方向距離は、有利には、この場合では弁の行程よりもはるかに短くすることができる。したがって、比較的大きな誘導長さが設定され、それでいて構造体の高さは比較的低く抑えることができる。
また別な有利な対策として、給液チャンバと戻り液チャンバの間の軸線方向距離を流入口の直径より小さくすることもできる。この対策により、有利なことに、流入口の閉鎖制御終了時及び開放制御開始時に給液チャンバと排液チャンバの間で短時間間隔の連結が達成される。したがって、冷却導管の冷媒誘導においては、それにより液流の衝撃的終了および衝撃的開始が回避される。
上位概念である基本対策に対する、また別な有利な実施形態及び合目的的な改良がその他の従属請求項に記載されているが、その内容は図面を参照して以下に記載する例から知ることができる。
以下では図面について説明する。
本発明の主要適用領域は、例えば船舶原動機として使用されるような2サイクル大型ディーゼルエンジンの排出弁である。この種類のエンジンの構造および作用態様についてはそれ自体公知であり、したがって本発明の関係ではそれ以上詳しく説明する必要はない。
図1の基礎となるシリンダは、その上部境界がシリンダライナ2の上に配置されたシリンダカバー3によって形成される燃焼室1を有している。この燃焼室には中央廃ガス排出口4があって、それには弁座5と協働作用する排出弁6が付属しているが、これは廃ガス排出口4の開閉制御のために軸線方向で上下運動ができるようになっている。図1の排出弁6は、弁受盤7の密組織面が弁座5の対応する密組織面に接しているときの閉位置で描かれている。
排出弁6は、弁受盤7から上向きに同軸な関係にある方向に延び、またシリンダカバー3に設置された弁箱9と組み合う軸線8を有している。弁箱9には、廃ガス排出口4に接続する排出路10があり、その中を弁軸線8が通っている。弁軸線8は、排出路10の上部では弁箱9内で軸線方向に移動可能に案内される。そのため、弁箱には排出路10の上部領域に、弁軸線8と組み合わされる筒型案内装置11が備えられ、弁軸線8の上端は弁箱9から突き出ていて、弁6の軸線方向での往復行程運動を行う、弁箱9に設置された操縦装置12と協働作用をする。
弁6の回転運動を実施するために回転装置が装備されている。図示例では、その目的で弁軸線8の排出路10を通る部分に、放射方向に突き出たプロペラ羽根13が取り付けられていて、これが通過流動する廃ガスの作用下で回転運動を発生させる。
弁6は、弁6内を通過させることのできる、好ましくは冷却水の形態を取る冷媒液によって冷却される。そのため、図2から最も良く分かるように、軸線8には軸線方向に冷却用中空部が設けられているが、それは筒状の隔壁14によりシリンダ状の中央領域とそれを取り巻くリング状領域とに区分されている。弁受盤7には、中央領域下端とそれを取り巻く領域の下端との間に液流連結部が設けられている。
隔壁14を形成する管の下端は、図3に見られるように、弁受盤7の領域に設けられた、リングにより冷却用中空部から分離されているチャンバ30に入り込んでいる。弁受盤7には、その外部周辺領域に、つまり弁座近くに環状冷却路31が設けられており、それは一方では、放射状導入管を介して、隔壁14を形成する管の内部空間と連通するチャンバ30と、他方ではまた別な導入管を介して、隔壁14を形成する管の外部にある環状領域と結合している。隔壁14を形成する管の下端はチャンバ30の底部と距離を置いて終端することができる。図示の例では、この管はチャンバ30の底部に設置されており、放射状の流出口32が設けられている。
この場合、隔壁14内部の中央領域は液流が上部から下部へ通過できる順流分管15として、外側環状領域は液流が下部から上部へ通過できる逆流分管16として機能する。順流分管15の上端領域には、軸線8周辺部から、軸線8と組み合う径方向の流入管路17を通じて入り込めるようになっている。逆流分管16からは、軸線8と組み合う径方向の流出管路18が分岐している。
特に好ましいものとして描かれたこの実施形態では、冷媒の弁6への供給又はそこからの排出のための手段は、弁箱9又はその筒型誘導装置11に組み込まれており、その結果、非常にコンパクトな構造様式になっている。その場合筒型誘導装置11には、弁軸線8を環状に取り巻く給液チャンバ19が付いているが、これが、弁箱9と組み合う導入管20を通じて冷媒供給装置に接続できるようになっており、弁6の閉鎖位置に対応する流入管路17の位置でこれと連通するようになっている。流出管路18は、筒型誘導装置11内に設けられた、弁軸線8をリング状に取り巻く戻り液チャンバ21に繋がっている。また、この戻り液チャンバは連結管22を通じて、弁箱9内に設けられた、排出路10を取り巻く冷却チャンバ23と連結しており、この冷却チャンバからは放出管24が分岐している。給液チャンバ19及び戻り液チャンバ21は、筒型誘導装置11の内側放射方向に開放された溝として構成されている。
冷媒は、流入矢印から分かるように、導入管20を通じて供給される。冷媒は、流出矢印から分かるように、放出管24を通じて送出される。弁6および弁箱9に充てられた冷却装置は、導入管20および放出管24を介して冷媒循環装置に接続している。
図1及び図2の基礎となる弁6位置では、冷媒は給液チャンバ19から流入管路17を経由して順流分管15に達する。冷媒は順流分管15の下端から、弁受盤7に設けられた管路系を経由して逆流分管16に入り、そこから冷媒は排出管路18を経由して戻り液チャンバ21に到り、そこから連結管22を通じて冷却チャンバ23に到達し、さらに放出管24を通じて送出される。弁6及び弁箱9を通過する冷媒の循環は上で概説した通りであるが、図2ではそれを液流矢印で明示した。
弁軸線8を環状に取り巻く給液チャンバ19の軸線方向の幅が、公知装置に比べて大きく縮小されており、流入管路17の直径に近似している。図1及び図2の基礎となる実施形態では、給液チャンバ19の軸線方向の幅は流入管路17の直径に一致している。それにより、流入管路17と対応する給液チャンバ19の接合部が完全に、または部分的に一致している場合に限り、冷媒の弁6内における上記通過流動が維持される。この場合給液チャンバは、既述の通り、図1及び図2の基礎となる弁6の閉位置では、流入管路17と連通するように位置設定されている。弁6が流入管路17の直径分だけ下向きに移動すると、給液チャンバ19は流入管路17から切り離され、それによって、弁6を通る冷媒循環が中断される。
戻り液チャンバ21の軸線方向の幅は、図示例では弁6の行程に流出管路18の直径を加えた長さに相当するので、流出管路は弁の全往復行程を通じて対応する戻り液チャンバ21と連通している。しかし他方では、給液チャンバ19と流入管路17の間の結合は遮断されているので、弁6内での冷媒循環は起こらない。
上記冷媒循環の中断には、戻り液チャンバ21が弁6の軸線方向往復行程運動における選択領域でしか流出管路18と連通しないように、戻り液チャンバを配置及び構成するという方法も考えられよう。さらにまた両チャンバ、すなわち給液チャンバ19及び戻り液チャンバ21が弁6の軸線方向往復行程運動における選択領域でしか対応する流入管路17又は流出管路18と通過せず、それ以外の場合では閉じるように、両チャンバを配置及び構成するという方法も考えられる。
弁箱9の構造体の高さをできる限り低く抑えるために、給液チャンバ19と戻り液チャンバ21を、両者間の軸線方向距離aが弁6の行程より短くなるところまで相互に接近させる。図1及び図2の基礎であるこの例では、この距離aは流入管路17の直径に僅かなパッキング幅を加えた長さに一致する。給液チャンバ19と戻り液チャンバ21の間の距離が短いこと、および給液チャンバ19及び/又は戻り液チャンバ21の軸線方向の幅が狭いことから、弁箱9の構造体の高さが比較的低くても、図2から分かるように、筒型誘導装置11の誘導領域25の長さは比較的大きく取ることができる。この場合誘導領域25は、この誘導領域25の上部位置に戻り液チャンバ21、さらにその上方に給液チャンバ19およびこれら両チャンバに充てられるパッキング装置を持つ筒型誘導装置11の実際上ほぼ半分以上の長さに及んでいる。
給液チャンバ19および戻り液チャンバ21は、チャンバ相互間の、および給液チャンバ19の上部、戻り液チャンバ21の下部の確実なパッキングを保証する、弁軸線8にはめ込まれたパッキンリング26で両側が固定されている。両チャンバの軸線方向距離が短いので、両チャンバ間の領域では両チャンバ共通のパッキンリング26が1つあれば十分である。さらに図2に示すように、誘導領域25が長く、下方のパッキンリング26が排出路10から比較的離れた位置にあるため、このパッキンリングにかかる温度負荷は僅かである。連結管22は、筒型誘導装置11の外側周辺部を取り巻くパッキンリング27により上下方向が固定されている。
パッキンリング27によって形成されるパッキング空間への異物の侵入を防止するために、弁軸線8と誘導領域25の間の隙間をオイルシールすることができる。この場合、オイルへの温度負荷も比較的僅かである。弁軸線8周囲の隙間に対するこの種類のオイルシールは、図2の非明示的供給管から推察されるように、パッキング空間の上端領域でも可能である。
図4に基づく装置は、基本構造面では図1及び図2の基礎となる装置に一致している。したがって、同部分には同じ符号を使用している。
図4の基礎になる例の場合、図1及び図2に基づく装置とは異なり、給液チャンバ19と戻り液チャンバ21の間の軸線方向距離a′は流入管路17の直径より小さい。それにより、図4から分かるように、弁6の下降運動開始時及び上昇運動終了時には、流入管路17は給液チャンバ19とも戻り液チャンバ21とも連通する状況が生れる。このようにして、弁6内通過冷媒の循環における衝撃的な開閉制御は防止される。
両実施形態いずれの場合も給液チャンバ19及び戻り液チャンバ21は環状に形成されているので、流入管路17又は流出管路18は弁の回転位置に関係なく対応チャンバと連通するようになっている。このように、適切な回転装置による弁6の回転運動が弁6内通過冷媒の循環に影響を及ぼすことはない。
図示例では、給液チャンバ19及び戻り液チャンバ21は、弁箱9に収容されている筒型誘導装置11内に組み込まれている。しかし、給液チャンバ19及び戻り液チャンバ21は弁箱9の上に配置することも考えられよう。そのためには、例えば、弁箱9と弁操縦装置12の間の位置に、両チャンバを収容するケーシングブロックを設けることができよう。その場合、給液チャンバと戻り液チャンバの軸線方向の幅は、上記例における幅に一致させることが可能であろう。もちろん、このような場合では弁サイドの流入口および流出口もそれに応じてより高い位置に配置しなければならなくなるであろう。
本発明は、自明の通り、描かれた実施形態に限定されるものではない。
付属の排出弁を備える2サイクル大型ディーゼルエンジンのシリンダ上部領域における断面図である。 弁箱の上部領域を含む、図1の部分拡大断面図である。 弁下部領域の断面図である。 短時間間隔の液流を実現する流入口についての実施形態を図2に準じて描いた図である。
符号の説明
6 弁
8 弁軸線
9 弁箱
11 筒型誘導装置
14 隔壁
15 順流分管
16 逆流分管
17 放射状流入口
18 放射状流出口
19 給液チャンバ
21 戻り液チャンバ
25 誘導領域
26 環状パッキンリング

Claims (16)

  1. 軸線方向に沿った往復行程運動を行い、好ましくは同時に回転もし、その中を冷媒液が通る少なくとも1つの弁(6)、特に2サイクル大型ディーゼルエンジン用排出弁を冷却する方法であって、弁(6)の各往復行程運動毎に、前記弁(6)が前記往復工程中の特定の位置にあるときのみ冷媒の弁体内の通過が可能となること特徴とする方法。
  2. 弁(6)の往復行程運動による冷媒の通過が、往復行程の途中で中断されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 弁(6)の閉鎖位置に対応する往復行程運動の出発位置で冷媒の弁(6)内通過が起こり、これが往復行程運動の経過中に中断されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. シリンダカバー(3)に設置された弁箱(9)内において、それ自体の軸線(8)で誘導され、また順流分管(15)及び逆流分管(16)を包含しかつ軸線方向に延びる、冷媒液の供給可能な冷却導管を有しており、順流分管(15)が放射状流入口(17)を通じて、逆流分管(16)が放射状流出口(18)を通じて、弁軸線(8)を取り巻くそれぞれ対応する給液チャンバ(19)又は戻り液チャンバ(21)と連結することができる、軸線方向に沿った往復行程運動を行い、好ましくは同時に回転もし、その中を冷媒液が通される少なくとも1つの弁(6)、特に2サイクル大型ディーゼルエンジン用排出弁を冷却するための装置であって、流入口(17)と給液チャンバ(19)の連結及び/又は流出口(18)と戻り液チャンバ(21)の連結が、弁(6)によってなされる軸線方向に沿った往復行程の途中で中断されることを特徴とする内燃機関。
  5. 流入口(17)及び/又は流出口(18)が、弁(6)の往復行程運動により、給液チャンバ(19)又は戻り液チャンバ(21)に対して往復行程の途中で閉鎖されることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  6. 給液チャンバ(19)及び/又は戻り液チャンバ(21)の軸線方向に沿った幅が、それぞれ対応する流入口(17)又は流出口(18)の直径に少なくとも近似していることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  7. 給液チャンバ(19)と戻り液チャンバ(21)の間の軸線方向に沿った距離が弁(6)の軸線方向に沿った運動行程よりも短いことを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  8. チャンバの軸線方向に沿った幅が対応する出入口の直径に、好ましくは給液チャンバ(19)の軸線方向に沿った幅が対応する流入口(17)の直径に一致していることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  9. チャンバ、好ましくは戻り液チャンバ(21)の軸線方向に沿った幅が、弁(6)の行程に対応する出入口の直径を加えた幅に一致していることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  10. 弁(6)が閉鎖位置にあるとき、給液チャンバ(19)が、軸線方向に沿った流入口(17)の領域に配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  11. 給液チャンバ(19)と戻り液チャンバ(21)の間の軸線方向に沿った距離が流入口(17)の直径より小さいことを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  12. 給液チャンバ(19)と戻り液チャンバ(21)の両方の、弁(6)の外側部位に環状パッキンリング(26)が固定されており、両チャンバ間の軸線方向に沿った領域に位置する環状パッキンリング(26)は給液チャンバ(19)と戻り液チャンバ(21)の両方に使用されることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  13. 給液チャンバ(19)及び戻り液チャンバ(21)が冷媒循環装置に接続されていることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  14. 軸線(8)の中央に冷却用中空部が設けられており、それが筒状の隔壁(14)により、順流分管(15)を形成する中央領域と、それを取り巻き逆流分管(16)を形成する領域と、に区分されていることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  15. 給液チャンバ(19)及び戻り液チャンバ(21)が弁箱(9)の筒型誘導装置(11)内で誘導領域(25)に隣接する領域に配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関。
  16. 戻り液チャンバ(21)が誘導領域(25)に隣接していることを特徴とする、請求項15に記載の内燃機関。
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