JP4508844B2 - 水平回転釜 - Google Patents

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Description

本発明は、合成樹脂製の内釜と、剣先等を有し内釜を摺動可能に収容する外釜とを有する水平回転釜に関し、特に外釜の外周壁部のうちの開口部に臨む端部の強度アップを図るようにしたものに関する。
従来、各種の縫製装置にはボビン交換が簡単な水平回転釜が使用される場合が多く、全回転釜タイプが一般的に採用されている。この種の水平回転釜は、ボビンを収容する内釜と、この内釜をレース面を介して相対回転可能に保持した状態でミシンモータ等により所定回転方向に回転駆動される外釜等からなっている。
ところで、外釜の外周壁部には、縫針の上糸を捕捉する剣先が設けられるとともに、その剣先で捕捉した上糸を通過可能な開口部が形成されている。それ故、上糸通過用開口部が形成された外周壁部のうちの、上糸通過用開口部の周方向端部における強度が著しく低下するため、外周壁部の肉厚を大きくし、外周壁部の端部における強度を高めるようにしてある。
例えば、実開昭60−149388号に記載のミシンの釜においては、剣先部を有し、駆動軸によって回転駆動され或いは揺動するミシンの釜において、釜本体を合成樹脂で一体形成するととに、剣先部を金属製の保護板等の金属製材料で構成し、剣先部を外釜本体の外周壁部の端部に内側からビス止めにより固定し、外釜の外周壁部に形成された開口部に臨み剣先部が設けられる端部を補強するようにしてある(例えば、特許文献1)。
更に、特開昭58−97390号公報に記載のミシンの糸輪取器には、本体に形成した円形リム(外周壁部)の一部に溝穴を設け、その溝穴に別体のフックピーク及び針受け部分をビス等により着脱可能に固定するようにしてある(例えば、特許文献2)。但し、この糸輪取器においては、円形リムに設けた溝穴に臨む両端部の半径拡大方向の肉厚を、その他の均等な肉厚よりも夫々大きくしてある。
実開昭60−149388号公報 (第1頁、図1,図2) 特開昭58−97390号公報 (第2頁、図1,図2)
前述したように、実開昭60−149388号に記載のミシンの釜においては、金属製の剣先部を外周壁部の端部に内側から固定してあるため、剣先部の耐久性は向上するが、剣先部を固定した外周壁部は合成樹脂製であるため、剣先部を設けた外周壁部の端部の強度が向上することはなく、強度アップのためには外周壁部の肉厚を大きくせざるを得なくなり、釜全体が大型化すること、製造コストが高くなること、等の問題がある。
特開昭58−97390号公報に記載のミシンの糸輪取器においては、円形リムに設けた溝穴に臨む両端部の半径拡大方向の肉厚を極端に大きくしてあるため、糸輪取器全体が大型化すること、製造コストが高くなること、等の問題がある。
そこで、これら剣先部やフックピーク及び針受け部分を別体で構成し、外周壁部を切欠いた拡大開口部に、外周壁部の延長として配置するようにし、固定ビス等により外釜の底壁部に着脱可能に取付けることで、外周壁部の肉厚を薄くし、外釜自体の小型化を図ることも考えられる。
しかし、このように、剣先部やフックピーク及び針受け部分を薄板状に形成し、外周壁部の肉厚を薄くして外釜の小型化を図った場合に、外周壁部には上糸通用開口部及び拡大開口部が連続して形成されるため、外周壁部の上糸通用開口部及び拡大開口部の周方向端部の強度が低くなり、特に縫製中に、縫糸が内釜と外釜のレース面に絡む、所謂糸絡みが発生した場合、これら外周壁部の開口部の周方向端部に対して外方に向かう大きな外部応力が瞬間的に作用するため、外周壁部の端部が外部に曲げ変形されたり、破損する等の問題が起こる。
請求項1の水平回転釜は、ボビンを収容する合成樹脂製の内釜と、上糸通過用開口部を有する外周壁部と底壁部と内釜を支持するレース面とを有し所定回転方向へ回転駆動される合成樹脂製の外釜とを備えた水平回転釜において、上糸通過用開口部の周方向端部の近傍部において、外周壁部の内面側に立向きの補強リブを設けたものである。
外釜を構成する外周壁部に上糸通過用開口部が形成されているため、外周壁部の肉厚が全体的に薄い場合、外周壁部のうちの上糸通過用開口部の周方向端部における強度が特に弱くなる。しかし、その周方向端部の近傍部における外周壁部の内面側に、立向きの補強リブが形成されているため、その補強リブにより周方向端部における強度が向上し、剛性が高まる。
請求項2の水平回転釜は、ボビンを収容する合成樹脂製の内釜と、上糸通過用開口部を有する外周壁部と底壁部と内釜を支持するレース面とを有し所定回転方向へ回転駆動される合成樹脂製の外釜とを備えた水平回転釜において、剣先周壁部と剣先本体部とを含み且つ外釜に取外し可能に取付けられる別体の独立部品に形成された剣先部材と、剣先部材を取付けるために上糸通過用開口部に連なるように外釜の前記外周壁部に形成された拡大開口部とを設け、外周壁部のうちの上糸通過用開口部の周方向端部及び拡大開口部の周方向端部の近傍部において、外周壁部の内面側に立向きの補強リブを設けたものである。
外釜を構成する外周壁部には、上糸通過用開口部が形成されるとともに、上糸通過用開口部に連なる拡大開口部が形成されているため、外周壁部の肉厚が全体的に薄い場合、外周壁部のうちの上糸通過用開口部の周方向端部の近傍部、拡大開口部の周方向端部における強度が特に弱くなる。しかし、これら開口部の周方向端部の近傍部における外周壁部の内面側に、立向きの補強リブが形成されているため、その補強リブにより周方向端部における強度が向上し、剛性が高まる。
ここで、補強リブが、外周壁部と底壁部の外周部とを連結する為に上方程外周壁部に接近する略三角形状のテーパ状に形成された場合(請求項1又は2に従属の請求項3)には、上糸通過用開口部や拡大開口部の周方向端部は、略三角形状の小型のテーパ状で小型の補強リブにより、外周壁部と底壁部の外周部とが効果的に強固に連結され、その周方向端部における強度が増大する。
ここで、前記補強リブは開口部の両側に設けられ、補強リブのうち縫針が最下点に下降する時に縫針の近傍に位置する一方の補強リブの外周壁部から内側への突出寸法は、縫針と干渉しないように他方の補強リブの突出寸法より小さく形成され、縫針との間に隙間を設けた場合(請求項3に従属の請求項4)には、上糸通過用開口部と拡大開口部の周方向端部の何れにおいてもその強度が増大するとともに、縫製時に縫針が上下動するに際して、縫針が最下点に下降する時に縫針の近傍に位置する一方の補強リブの外周壁部から内側へ突出する突出寸法が、他方補強リブの突出寸法よりも小さく形成されているため、縫針との間に隙間が設けられ、縫針と一方の補強リブとが干渉することがない。
ここで、前記剣先部材が合成樹脂材料で構成された場合(請求項2に従属の請求項5)には、剣先部材を合成樹脂材料により成形品として容易に作製でき、しかも金属製と比べて剣先部材の製造コストを削減できる。
請求項1の発明によれば、内釜と外釜とを備え、上糸通過用開口部の周方向端部の近傍部において、外周壁部の内面側に立向きの補強リブを設けたので、外周壁部の肉厚を全体的に薄くした場合であって、外周壁部のうちの上糸通過用開口部の周方向端部における強度が弱くなっても、立向きの補強リブにより周方向端部における強度が大幅に向上するため、外釜の小型化を図りつつ、外周壁部の剛性を高めることができるとともに、生産コストの低減化も図ることができる。
請求項2の発明によれば、内釜と外釜とを備え、剣先周壁部と剣先本体部とを含み且つ外釜に取外し可能に取付けられる別体の独立部品に形成された剣先部材と、剣先部材を取付けるために上糸通過用開口部に連なるように外釜の前記外周壁部に形成された拡大開口部とを設け、外周壁部のうちの上糸通過用開口部の周方向端部及び拡大開口部の周方向端部の近傍部において、外周壁部の内面側に立向きの補強リブを設けたので、外周壁部の肉厚を全体的に薄くした場合であって、外周壁部のうちの上糸通過用開口部の周方向端部や大開口部の周方向端部における強度が弱くなっても、立向きの補強リブにより周方向端部における強度が大幅に向上するため、外釜の小型化を図りつつ、外周壁部の剛性を高めることができるとともに、生産コストの低減化も図ることができる。
請求項3の発明によれば、前記補強リブは、外周壁部と底壁部の外周部とを連結する為に上方程外周壁部に接近する略三角形状のテーパ状に形成されたので、上糸通過用開口部や拡大開口部の周方向端部は、略三角形状で小型のテーパ状の補強リブにより、外周壁部と底壁部の外周部とを効果的に強固に連結することができ、外釜の小型化を図りつつ、その周方向端部における強度を大幅に増大させることができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、前記補強リブは開口部の両側に設けられ、補強リブのうち縫針が最下点に下降する時に縫針の近傍に位置する一方の補強リブの外周壁部から内側への突出寸法は、縫針と干渉しないように他方の補強リブの突出寸法より小さく形成され、縫針との間に隙間を設けたので、上糸通過用開口部と拡大開口部の周方向端部の何れにおいてもその強度が増大する。更に、一方の補強リブと縫針との間に隙間を設けて縫針と一方の補強リブとの干渉を回避しつつ、開口部の両側に設けられ補強リブによる補強機能を十分に発揮させることができる。その他請求項3と同様の効果を奏する。
請求項5の発明によれば、前記剣先部材が合成樹脂材料で構成されたので、剣先部材を合成樹脂材料により成形品として容易に作製することができるため、金属製と比べて剣先部材の製造コストの低減及び生産性の向上を図ることができる。更に、合成樹脂製の剣先部材を単独で交換可能になるため、剣先部材の交換作業が簡単化し、保守費用を安価にすることができる。その他請求項2と同様の効果を奏する。
本実施形態の水平全回転釜は、外釜本体と、これと別体に設けられた剣先部材とが共に合成樹脂材料にて構成され、外釜の外周壁部に形成された上糸通過用開口部及び拡大開口部の周方向端部の近傍部に、夫々立向きの補強リブが形成され、外周壁部の端部における強度を向上させるようにしてある。
図1に示す水平回転釜としての水平全回転釜1は、図2に示す内釜2と、図3に示す外釜3とからなり、これら内釜2と外釜3が夫々合成樹脂材料で構成されている。外釜3は、外釜本体4と、この外釜本体4に取外し可能に取付けられる剣先部材5と、駆動軸部6等からなっている。この場合、外釜本体4と駆動軸部6とは一体にて射出成形により作製され、内釜2と剣先部材5とは夫々射出成形により作製されたものであり、剣先部材5を外釜本体4に組付けて外釜3が構成されている。
内釜2は、図1、図2に示すように、一般的に用いられるものと同様であり、縫針の通過を許容する切欠き部10を有する平面視ほぼ円形に形成され、ボビンを収容する凹状のボビン収容部11と、図示しないミシン側の回転規制部材と係合して回転規制される回転規制部12が設けられている。
内釜2の切欠き部10の一端部には、突出形状の糸ガイド部13が形成され、剣先30で捕捉した上糸ループにその糸ガイド部13が係合した状態で外釜3の図1における反時計方向(これが所定回転方向に相当し、以降、外釜回転方向Aとする)への回転により、上糸を糸ガイド部13に係合させた状態で内釜2の下側に案内するようになっている。
外釜本体4は、図1、図3〜図5に示すように、円筒状の外周壁部20と、円形の底壁部21とを一体形成した上方開放状に形成され、外周壁部20の一部に、上糸の通過を許容する上糸通過用開口部22Aが形成されている。外周壁部20には、更に、上糸通過用開口部22Aの外釜回転方向A後退側に隣接して拡大開口部22B(図4参照)が形成され、この拡大開口部22Bに後述する剣先部材5が取外し可能に取付けられる。
外釜3の外周壁部20の上端部のうちの上糸通過用開口部22Aと拡大開口部22Bを除く全長に亙って、段落ちした環状のレース面23が形成されており、内釜2の外周部がそのレース面23上を摺動可能に支持されている。
図3,図5〜図6に示すように、外周壁部20のうちの拡大開口部22Bの周方向端部(以下、外釜回転方向Aにおける前進側端部20Aという)の近傍部において、外周壁部20の内面側に、外周壁部20と底壁部21の外周部とを連結する為に、上方程外周壁部20に接近する略三角形状のテーパ状(図7参照)に形成された立向きの第1補強リブ24(これが他方の補強リブに相当する)が形成されている。
更に、外周壁部20のうちの上糸通過用開口部22Aの周方向端部(以下、外釜回転方向Aにおける後退側端部20Bという)の近傍部において、外周壁部20の内面側に、外周壁部20と底壁部21の外周部とを連結する為に、上方程外周壁部20に接近する略三角形状のテーパ状(図8参照)に形成された立向きの第2補強リブ25(これが一方の補強リブに相当する)が形成されている。
即ち、補強リブ24,25は、上糸通過用開口部22Aと拡大開口部22Bの両側に設けられている。但し、図3,図5に示すように、外釜3に対する縫針の移動軌跡Nにおいて、縫針が最下点に下降する時に縫針の近傍に位置する第2補強リブ25は、図8に示すように、縫針Nと干渉しないように外周壁部20から内側への突出寸法L2が、他方の第1補強リブ24の突出寸法L1より小さく形成され、縫針Nとの間に隙間Sが設けられている。それ故、縫製時に縫針Nが第2補強リブ25に最接近した場合でも、縫針Nが第2補強リブ25と干渉することはない。
外釜3の底壁部21の中央部の下面に、外周面にギヤ部が形成された駆動軸部6が一体成形され、図示外の釜駆動機構の駆動ギヤが駆動軸部6のギヤ部に噛合され、外釜3はこれら駆動ギヤ及び駆動軸部6を介して釜駆動機構により外釜回転方向Aに回転駆動されるようになっている。
次に、剣先周壁部32と剣先本体部33とを有し、別体の独立部品に形成された剣先部材5について、図4,図5,図9,図10に基づいて説明する。
剣先部材5は、拡大開口部22Bを塞いで外周壁部20を延長させるように機能するもので、その略下半部分に形成された平面視湾曲状の支持壁部31と、その支持壁部31の略上半部分に形成された剣先周壁部32と、その剣先周壁部32の内面側に形成された剣先本体部33と、支持壁部31の下端部に設けられた固定ブロック部34と、支持壁部31の下側に設けられた1対の位置決めピン37等が一体形成されている。
剣先周壁部32は、図5,図9に示すように、レース面23の外周側に位置するように、支持壁部31の上側部分に一体形成され、その剣先周壁部32の外釜回転方向A後退側の上端部には、後述する剣先30により捕捉された上糸ループの位置を停止させる糸係合段部32cが形成されている。
剣先周壁部32の外釜回転方向A前進側の上面には、外釜回転方向A前進側ほど下側に傾斜するガイド面32dが形成されている。剣先本体部33は、薄板状であって、レース面23の下側近傍に位置するようにその剣先周壁部32と一体に形成されている。ここで、剣先周壁部32と剣先本体部33等から剣先30が構成されている。
剣先本体部33の外釜回転方向A前進側端部は、剣先周壁部32から外釜回転方向A前進側に所定寸法だけ延長され且つ内側に突出し、最下位置から上昇し始めた縫針の目孔から延びる上糸ループを効果的且つ確実に捕捉可能になっている。
支持壁部31に設けられた固定ブロック部34は、内側ほど下側に傾斜した左右1対の側壁35と、これら1対の側壁35を連結する矩形状の底壁36とを有している。底壁36には、剣先部材5を後述する嵌合保持部に固定する固定用ビス38の為のビス穴36aが形成されている。1対の位置決めピン37は、図4,図9に示すように、支持壁部31の下側から下方に所定寸法だけ突出する円筒状のピンであり、後述する補強底壁部40に形成されたピン穴40b及びピン長穴40cに挿入可能になっている。
次に、拡大開口部22Bを塞ぐように剣先部材5を外釜に取付けるために、剣先部材5の下部を上方から嵌合させて保持可能で、しかも外釜3に設けられた嵌合保持部について、図6,図7に基づいて説明する。
嵌合保持部は、外釜本体4の外周壁部20から外側へ突出するように形成されている。即ち、拡大開口部22Bに対応する底壁部21の一端部に連なるように、底壁部21と一体的に且つ底壁部21より僅かに低い平面視略T字状の補強底壁部40が、外周壁部20より外方突出状に形成されている。更に、その補強底壁部40の外周に沿うように、所定高さ(例えば、外周壁部20の高さの約1/3)を有する補強周壁部41が略コ字状に形成され、その補強周壁部41の両端部が外周壁部20に連結されている。
ここで、補強底壁部40と補強周壁部41等から嵌合保持部が構成されている。更に、図6に示すように、補強周壁部41の一端部に連続する内側補強壁部42が、補強周壁部41と平行して部分的に折り返すように形成されている。即ち、補強周壁部41と内側補強壁部42との間に剣先部材5を鉛直姿勢に保持可能になっており、これら補強周壁部41と内側補強壁部42とは、剣先部材5を取付けるに際して、所定の取付け位置に案内する案内機能を有している。
ここで、補強周壁部41の外釜回転方向A前進側の角部に、剣先部材5の外釜回転方向A前進側部分の後端角部に当接する角状のコーナ支持部41aが補強底壁部40側に突出状に形成されている。
補強底壁部40の所定の部位には剣先部材5を固定する固定用ビス38の為のビス穴40aが形成されるとともに、そのビス穴40aよりも外側には、剣先部材5の1対の位置決めピン37を挿入させるピン穴40bと、そのピン穴40bよりも外釜回転方向Aに長いピン長穴40cとが形成されている。それ故、剣先部材5の下端部に、補強底壁部40の下方から挿通される固定用ビス38で固定されるビス締結部が設けられている。
次に、剣先部材5は射出成形により合成樹脂材料で作製されており、内釜2をレース面23にてスムーズに摺動可能に支持できるように、射出成形時に形成された複数のテーパ面32a,33a,20a,20bについて説明する。
図10に示すように、剣先周壁部32のうちの外釜回転方向A前進側の端部に、前進側ほど外側に傾斜した第1テーパ面32aが形成されている。更に、剣先本体部33の外釜回転方向A前進側の端部の上面に、前進側ほど下側に傾斜した第2テーパ面33aが形成されている。
一方、外周壁部20の前進側端部20Aに、外釜回転方向A前進側ほど外側に傾斜した第3テーパ面20aが形成され、更にその前進側端部20Aにおけるレース面23に、外釜回転方向A前進側ほど下側に傾斜した第4テーパ面20bが形成されている。
次に、このように構成された水平全回転釜1の作用及び効果について説明する。
射出成形により別体部品として作製された合成樹脂製の剣先部材5(図9参照)が、図4,図6に示すように、外釜本体4の底壁部21に設けられた補強底壁部40上に配設され、剣先部材5を下方に移動させて、外釜本体4の嵌合保持部に嵌合される。
即ち、剣先部材5は補強周壁部41と内側補強壁部42に案内されながら所定の嵌合位置が決定され、剣先部材5の下端部に形成された1対の位置決めピン37が補強底壁部40に形成された1対のピン穴40b,40cに挿入される。このとき、補強底壁部40に形成された1対のピン穴40b,40cのうち、一方が円形のピン穴40bであり、他方はピン長穴40cである。
そのため、剣先部材5の下端部に形成された1対の位置決めピン37の間隔に寸法誤差が生じている場合であっても、ピン長穴40cによりその誤差を解消でき、1対の位置決めピン37をピン穴40bとピン長穴40cに夫々挿入させて確実に且つ精度よく取付けることができる。最後に、固定用ビス38を下側から2つのビス穴40a,36aに挿通させて締め込むことにより、固定ブロック部34を介して剣先部材5を外釜本体4に固定させる。
前述したように、剣先部材5を外釜本体4に組付けた外釜3のレース面23に内釜2をセットした状態で、図11に示すように、縫製に際して釜駆動機構により外釜3が外釜回転方向Aに回転駆動された場合、内釜2は外釜3に対してレース面23で支持された状態で相対回転する。
この場合、内釜2の糸ガイド部13が剣先30の上側を通過するに際して、剣先周壁部32のうちの外釜回転方向A前進側の端部に第1テーパ面32aが形成され、剣先本体部33の外釜回転方向A前進側の端部の上面に第2テーパ面33aが形成されているため、糸ガイド部13はこれら第1及び第2テーパ面32a,33aにガイドされ、剣先周壁部32や剣先本体部33に何ら衝突することなく、スムーズに通過することができる。
更に、内釜2の糸ガイド部13が、外周壁部20のうちの前進側縁部20Aを通過するに際して、その前進側縁部20Aに第3テーパ面20aが形成され、前進側縁部20Aにおけるレース面23に第4テーパ面20bが形成されているため、糸ガイド部13はこれら第3及び第4テーパ面20bにガイドされ、前進側縁部20Aに何ら衝突することなく、スムーズに通過することができる。
このように、剣先部材5が外釜本体4に組付けて固定されて外釜3が構成された場合、外周壁部20のうちの拡大開口部22Bの周方向端部である前進側端部20Aの近傍の外周壁部20の内面に、略三角形状でテーパ状の第1補強リブ24が形成されるとともに、外周壁部20のうちの上糸通過用開口部22Aの周方向端部である後退側端部20Bの近傍の外周壁部20の内面に、略三角形状でテーパ状の第2補強リブ25が形成されているため、外周壁部20の前進側端部20Aにおける強度と、外周壁部20の後退側端部20Bにおける強度を、外周壁部20の肉厚を大きくすることなく、小型の第1補強リブ24及び第2補強リブ25により確実に補強することができる。
それ故、外周壁部20の肉厚を大きくする場合に比べて、外釜3を射出成形する合成樹脂材料が少なくなり、製造コストを低減できるとともに、外釜3の軽量化及び小型化を図ることができる。しかも、縫針Nが最下点に下降する時に縫針の近傍に位置する第2補強リブ25の外周壁部20からの突出寸法L2は、縫針Nと干渉しないように他の第1補強リブ24の突出寸法L1より小さく形成されている。それ故、縫針Nの移動軌跡Nとの間に縫針Nの移動を許容する隙間Sが設けらており、縫針Nの移動時に、第2補強リブ25の縫針Nとの干渉を回避しつつ、補強機能を発揮させることができる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。
1〕剣先部材5は金属製材料で構成されたものでもよい。
2〕図11に示すように、前述した剣先部材5を外釜本体4に一体的に射出成形して、外釜3Aを一体部品として構成した水平全回転釜1Aであってもよい。この場合、剣先周壁部32が外周壁部20と一体形成される。即ち、外釜3Aは、剣先部材5の支持壁部31と外周壁部20とを一体形成したもので構成されている。
この場合、外周壁部20には、上糸通過用開口部22Aだけが形成された状態であるが、第1補強リブ24と第2補強リブ25を、剣先部材5が別体の場合と同じ位置に設けてもよく、第1補強リブ24Aだけを、剣先本体部33の下側の外周壁部20の端部の内側に移動させて形成(図11に2点鎖線で図示)するようにしてもよい。
3〕これら第1及び第2補強リブ24,25は、テーパ状でなくてもよく、断面が矩形状の角柱状、或いは断面が円形又は楕円形の円柱状等、各種の立向きに形成された補強リブであってもよい。
4〕本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、半回転釜等の各種の水平回転釜に適用する等して、剣先30を外釜3に対して一体形成され、或いは別体に形成された種々の水平回転釜に本発明を適用し得ることは勿論である。
本発明の実施形態に係る水平全回転釜の外釜の平面図である。 水平全回転釜の内釜の平面図である。 別体の剣先部材を有する外釜の平面図である。 剣先部材を取外した外釜の斜視図である。 剣先部材を取付けた外釜の斜視図である。 剣先部材を取外した外釜の平面図である。 図6のG−G線縦断側面図である。 図6のH−H線縦断側面図である。 剣先部材の内側の斜視図である。 外釜の要部部分拡大平面図である。 変更形態に係る図5相当図である。
1 水平全回転釜
2 内釜
3 外釜
4 外釜本体
5 剣先部材
20 外周壁部
20A 前進側端部
20B 後退側端部
21 底壁部
22A 上糸通過用開口部
22B 拡大開口部
23 レース面
24 第1補強リブ
25 第2補強リブ
30 剣先
32 剣先周壁部
33 剣先本体部

Claims (5)

  1. ボビンを収容する合成樹脂製の内釜と、上糸通過用開口部を有する外周壁部と底壁部と内釜を支持するレース面とを有し所定回転方向へ回転駆動される合成樹脂製の外釜とを備えた水平回転釜において、
    前記上糸通過用開口部の周方向端部の近傍部において、前記外周壁部の内面側に立向きの補強リブを設けたことを特徴とする水平回転釜。
  2. ボビンを収容する合成樹脂製の内釜と、上糸通過用開口部を有する外周壁部と底壁部と内釜を支持するレース面とを有し所定回転方向へ回転駆動される合成樹脂製の外釜とを備えた水平回転釜において、
    剣先周壁部と剣先本体部とを含み且つ外釜に取外し可能に取付けられる別体の独立部品に形成された剣先部材と、
    前記剣先部材を取付けるために前記上糸通過用開口部に連なるように前記外釜の前記外周壁部に形成された拡大開口部とを設け、
    前記外周壁部のうちの前記上糸通過用開口部の周方向端部及び前記拡大開口部の周方向端部の近傍部において、前記外周壁部の内面側に立向きの補強リブを設けたことを特徴とする水平回転釜。
  3. 前記補強リブは、外周壁部と底壁部の外周部とを連結する為に上方程外周壁部に接近する略三角形状のテーパ状に形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の水平回転釜。
  4. 前記補強リブは前記開口部の両側に設けられ、前記補強リブのうち縫針が最下点に下降する時に縫針の近傍に位置する一方の補強リブの外周壁部から内側への突出寸法は、縫針と干渉しないように他方の補強リブの突出寸法より小さく形成され、前記縫針との間に隙間を設けたことを特徴とする請求項3に記載の水平回転釜。
  5. 前記剣先部材が合成樹脂材料で構成されたことを特徴とする請求項2に記載の水平回転釜。
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