JP4507533B2 - 周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法 - Google Patents

周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4507533B2
JP4507533B2 JP2003306164A JP2003306164A JP4507533B2 JP 4507533 B2 JP4507533 B2 JP 4507533B2 JP 2003306164 A JP2003306164 A JP 2003306164A JP 2003306164 A JP2003306164 A JP 2003306164A JP 4507533 B2 JP4507533 B2 JP 4507533B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
moving average
integrated
calculating
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003306164A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005077181A (ja
Inventor
恵一 谷澤
純一 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2003306164A priority Critical patent/JP4507533B2/ja
Publication of JP2005077181A publication Critical patent/JP2005077181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4507533B2 publication Critical patent/JP4507533B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

本発明は、周期性パターンを有する製品におけるスジ状ムラの検査方法に関するものである。
従来、ムラ検査方法として、原画像と平滑化画像との差分をとり、その差分画像を求め、閾値によりムラ部を判定する方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、原画像に2次微分処理を施し、ムラ部を強調することによって、閾値によりムラ部を判定する方法がある(例えば、特許文献2参照。)。
以下に上記先行技術文献を示す。
特開2000−292311号公報 特開2000−111492号公報
しかし、上記従来技術においては、2次元画像上での処理であるため、ノイズ成分が残り易く、特にスジ状ムラの検査としては、最適な検査とは言えないものであった。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、ノイズ成分の軽減を計り、ムラ部のみを安定的、高精度に検出可能な、周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法を提供することにある。
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、撮像装置により撮像された周期性パターン上のスジ状ムラの検査方法であって、前記周期性パターンの2次元撮像画像を縦、横方向に別個に輝度データを積算し、積算データを算出する過程と、前記積算データの移動平均を計算し、積算移動平均データを算出する過程と、前記積算データと積算移動平均データとの差分を計算し、差分データを算出する過程と、前記差分データに閾値を設け、その閾値以上のデータをスジ状ムラと判定する過程とを有し、上記積算移動平均データを算出する際に、対象点を中心とする移動平均を計算することとし、積算移動平均データの計算が不可能となる両端部の範囲については、積算移動平均データの計算が可能な範囲の隣接する端部の積算移動平均データをもとに、最小2乗法によって予測値を求め、その値を積算移動平均データの計算が不可能となる範囲の積算移動平均データとして代用し、前記積算移動平均データの計算が不可能となる両端部の範囲において、その差分データから閾値によりスジ状ムラと判定する場合に、その閾値として、前記の積算移動平均データの計算が可能な範囲とは別の値を用いる手段を有することを特徴とする周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法、としたものである。
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記本発明によれば、周期性パターンの2次元撮像画像を縦、横方向に別個に輝度データとして積算することによって、ノイズ成分の軽減を計り、さらにこの積算データから積算移動平均データを求め、この積算データと積算移動平均データとの差分データを求めることによって、照明のシェージングやレンズの収差等の画的な変動が起因となるノイズ成分を軽減し、スジ状ムラのみを安定的、高精度に検出することができる。
また、移動平均計算不可能な範囲については、隣接する移動平均計算可能範囲の端部のデータをもとに最小2乗法により予測値を求め、その値を移動平均計算不可能な範囲における積算移動平均データとして代用しているので、より正確で最適な周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法とすることができる。
さらにこのスジ状ムラの検査方法によれば、通常、検査後に行われている検査NG品のレビュー(再検査、再確認)の負荷が大幅に軽減されるという利点を有する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面にて詳細に説明する。
上記本発明の周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法は、まず図1に示すような検査対象物11の場合には、周期的パターンエリア13のみを切り出し、図2に示すようにこの切り出した2次元画像データに対して積算データ21を計算する。(ここでは、図1の縦方向への積算のみを説明するが、同様な処理過程を横方向にも実施する。)
次に、この図2に示す積算データ21から注目点を対象とする積算移動平均データ22を計算する。ここで、移動平均計算範囲は変更可能となっている。しかし、この積算移動平均データ22はその両端で計算が不可能なため(注目点を中心とする移動平均を計算しているため)、移動平均計算不可能な範囲23については、隣接する移動平均計算可能範囲24の端部のデータをもとに、最小2乗法により範囲23における予測値を求め、その値を範囲23における積算移動平均データとする。
次に、上記積算データ21と積算移動平均データ22との差分を計算し、図3に示すように差分データ31を得る。この差分データ31に閾値32を設けスジ状ムラ部の判定を行う。
但し、最小2乗法により移動平均の代用値を求めた範囲23については、あくまでも範囲24の隣接する端部の値から最小2乗法により予測した値を積算移動平均データ22としているため、誤差が生じることが予想される。これに対応するために、最小2乗法により求めた値を、積算移動平均データ22として代用している範囲23については、移動平均計算可能範囲24の閾値32とは別個の値33を設定可能とした。
この様に、スジ状ムラに特化した検査方法を提供することで、スジ状ムラに限っては高精度に検査可能となる。
上記本発明の周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法の活用例として、例えば、カラーテレビ用ブラウン管に用いるシャドウマスク、液晶表示パネル用のカラーフィルタ、フォトマスク、フレンネルレンズなどのスジ状ムラの検査方法が挙げられ、優れた実用上の効果を発揮する。
本発明の周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法を適用する検査対象物のイメージ図である。 本発明の周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法で得られる積算データ及び積算移動平均データの一事例を示す説明図である。 本発明の周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法で得られる差分データ及び閾値の一事例を示す説明図である。
符号の説明
11‥‥検査対象物
12‥‥スジ状ムラ
13‥‥周期的パターンエリア
21‥‥積算データ
22‥‥積算移動平均データ
23‥‥最小2乗法による移動平均計算範囲
24‥‥移動平均計算可能範囲
31‥‥差分データ
32‥‥移動平均計算可能範囲の閾値
33‥‥最小2乗法による移動平均計算範囲の閾値

Claims (1)

  1. 撮像装置により撮像された周期性パターン上のスジ状ムラの検査方法であって、前記周期性パターンの2次元撮像画像を縦、横方向に別個に輝度データを積算し、積算データを算出する過程と、前記積算データの移動平均を計算し、積算移動平均データを算出する過程と、前記積算データと積算移動平均データとの差分を計算し、差分データを算出する過程と、前記差分データに閾値を設け、その閾値以上のデータをスジ状ムラと判定する過程とを有し、上記積算移動平均データを算出する際に、対象点を中心とする移動平均を計算することとし、積算移動平均データの計算が不可能となる両端部の範囲については、積算移動平均データの計算が可能な範囲の隣接する端部の積算移動平均データをもとに、最小2乗法によって予測値を求め、その値を積算移動平均データの計算が不可能となる範囲の積算移動平均データとして代用し、前記積算移動平均データの計算が不可能となる両端部の範囲において、その差分データから閾値によりスジ状ムラと判定する場合に、その閾値として、前記の積算移動平均データの計算が可能な範囲とは別の値を用いる手段を有することを特徴とする周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法。
JP2003306164A 2003-08-29 2003-08-29 周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法 Expired - Fee Related JP4507533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003306164A JP4507533B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003306164A JP4507533B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005077181A JP2005077181A (ja) 2005-03-24
JP4507533B2 true JP4507533B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=34409317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003306164A Expired - Fee Related JP4507533B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4507533B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4720287B2 (ja) * 2005-05-20 2011-07-13 凸版印刷株式会社 塗布ムラ検査方法およびそのプログラム
CN101427127A (zh) 2006-04-26 2009-05-06 夏普株式会社 滤色器检测方法、滤色器制造方法和滤色器检测装置
JP2009250653A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Nikon Corp 表面検査方法および装置
JP5619348B2 (ja) * 2008-11-21 2014-11-05 住友化学株式会社 成形シートの欠陥検査装置
JP5531405B2 (ja) * 2008-12-24 2014-06-25 凸版印刷株式会社 周期性パターンのムラ検査方法及び検査装置
JP6247191B2 (ja) * 2014-10-03 2017-12-13 Jfeテクノリサーチ株式会社 透視歪の測定装置および透視歪の測定方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09145638A (ja) * 1995-11-24 1997-06-06 Kawasaki Steel Corp 表面欠陥検査方法及び装置
JPH09159622A (ja) * 1995-12-05 1997-06-20 Kawasaki Steel Corp 表面欠陥検査装置
JP2001091642A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Toyota Central Res & Dev Lab Inc レーダの信号処理回路
JP2003168103A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Seiko Epson Corp 画面の線欠陥検出方法及び装置並びに画像データの補正方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09145638A (ja) * 1995-11-24 1997-06-06 Kawasaki Steel Corp 表面欠陥検査方法及び装置
JPH09159622A (ja) * 1995-12-05 1997-06-20 Kawasaki Steel Corp 表面欠陥検査装置
JP2001091642A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Toyota Central Res & Dev Lab Inc レーダの信号処理回路
JP2003168103A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Seiko Epson Corp 画面の線欠陥検出方法及び装置並びに画像データの補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005077181A (ja) 2005-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100846633B1 (ko) 패턴 결함 검출 방법 및 장치
US7561751B2 (en) Image processing method
JP4160991B2 (ja) 線状の欠陥の検出装置および半導体基板の製造装置、線状の欠陥の検出方法および半導体基板の製造方法、コンピュータを当該検出装置または…
JP2007285754A (ja) 欠陥検出方法および欠陥検出装置
CN114445402B (zh) 半导体芯片用掩模版贴膜精度检测方法及检测装置
JP2007172397A (ja) エッジ勾配検出方法、シミ欠陥検出方法、エッジ勾配検出装置、シミ欠陥検出装置
JP6823486B2 (ja) ひび割れ検出方法
JP4507533B2 (ja) 周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法
JP2005172559A (ja) パネルの線欠陥検出方法及び装置
US8818089B2 (en) Device and method of removing chromatic aberration in image
JP4244046B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP2008267943A (ja) ひび割れ検出方法
JP2005345290A (ja) 筋状欠陥検出方法及び装置
JP6199799B2 (ja) 自発光材料画像処理装置及び自発光材料画像処理方法
JP2002310618A (ja) 寸法計測装置、寸法計測方法および電子部品の検査装置
JP2018072115A (ja) 線幅測定方法、線幅測定プログラム、記憶媒体及び情報処理装置
JP2007024669A (ja) 検査装置、検査方法
JP2006226837A (ja) しみ検査方法及びしみ検査装置
JP2005140655A (ja) シミ欠陥の検出方法及びその検出装置
JP4882204B2 (ja) 周期性パターンにおけるスジ状ムラの検査方法
JP2008171142A (ja) シミ欠陥検出方法及び装置
US20100027871A1 (en) Method and system for inspection of tube width of heat exchanger
KR102141352B1 (ko) 영상 처리 기법을 이용한 콘크리트 구조물 균열 폭 평가 방법
JP6909090B2 (ja) コンクリート表面上の損傷部の定量評価方法、定量評価装置、定量評価システム及びプログラム
JP4563183B2 (ja) スジ状ムラ欠陥の検査方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100426

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees