JP4506410B2 - 位置合わせ方法、位置合わせ装置、露光方法、及び露光装置。 - Google Patents

位置合わせ方法、位置合わせ装置、露光方法、及び露光装置。 Download PDF

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本発明は、基板とマスクの位置合わせ方法、位置合わせ装置、露光方法、露光装置、サーマルヘッドの製造方法、サーマルヘッド、印画装置に関する。
従来、マスクに設けられたパターンを基板に転写する際には、マスクのみに焦点を合わせ、マスクと基板との位置合わせを行っていた。
特開平5―69752号公報
しかしながら、従来技術には以下に掲げる問題点があった。
基板またはマスクの表面の状態等によって、マスクと基板の焦点距離はそれぞれ異なる場合がある。このような場合には、基板に焦点を合わせるとマスクの焦点がずれてしまい、マスクに焦点をあわせると基板の焦点がずれてしまう。したがって、上記した従来の技術では基板とマスクの双方の正確な位置を同時に把握できないため、相対位置を正確に合わせることが困難であった。
また、基板にグレーズガラスでアライメントマークを形成させる方法もあるが、グレーズガラス塗布後に高温でグレーズガラスを軟化させるため、高精度なアライメントマークの形成が困難であった。更に、基板にレーザー等で高精度なアライメントマークを形成させたとしても、グレーズガラス塗布時や高温での軟化時にグレーズガラスの頂部がばらついてしまい、高精度な位置合わせが困難であった。
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上記問題点を解決できる技術を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした
請求項1記載の発明の要旨は、略円弧状の横断面を有する凸型の隆起あるいは凹型の溝が形成された基板と、該基板に所定のパターンを転写するためのマスクとの相対位置を合わせる位置合わせ方法であって、前記マスクのアライメントマークに検出系の焦点を合わせる第1工程と、この状態での前記マスクの画像データを記録する記録工程と、前記隆起の頂部から前記隆起の曲率半径の1/2前記基板側にずらした点、又は、前記溝の底部から前記溝の曲率半径の1/2前記マスク側にずらした点に前記検出系の焦点を合わせるように前記検出系を光軸方向に移動する第2工程と、この状態での前記基板の画像データと、前記マスクの画像データとを重ねる重合工程とを有することを特徴とする位置合わせ方法に存する。
請求項2記載の発明の要旨は、略円弧状の横断面を有する凸型の隆起あるいは凹型の溝が形成された基板と、該基板に所定のパターンを転写するためのマスクとの相対位置を合わせる位置合わせ方法であって、前記隆起の頂部から前記隆起の曲率半径の1/2前記基板側にずらした点、又は、前記溝の底部から前記溝の曲率半径の1/2前記マスク側にずらした点に前記検出系の焦点を合わせる第1工程と、この状態での前記基板の画像データを記録する記録工程と、前記マスクのアライメントマークに焦点を合わせるように前記検出系を光軸方向に移動する第2工程と、この状態での前記マスクの画像データと、前記基板の画像データとを重ねる重合工程とを有することを特徴とする位置合わせ方法に存する。
請求項3記載の発明の要旨は、請求項1又は2に記載の位置合わせ方法により位置合わせを行った後、露光を行うことを特徴とするに存する。
請求項4記載の発明の要旨は、略円弧状の横断面を有する凸型の隆起あるいは凹型の溝が形成された基板と、該基板に所定のパターンを転写するためのマスクとの相対位置を合わせる位置合わせ装置であって、前記マスクのアライメントマークに焦点を合わせる第1焦点手段と、前記隆起の頂部から前記隆起の曲率半径の1/2前記基板側にずらした点、又は、前記溝の底部から前記溝の曲率半径の1/2前記マスク側にずらした点に焦点を合わせる第2焦点手段と、前記第1焦点手段及び前記第2焦点手段の何れか一方で焦点を合わせて得た画像データを記録する記録手段と、他方の前記第1焦点手段又は前記第2焦点手段で焦点を合わせて得た画像データに、前記記録手段が記録した画像データを重ねる重合手段とを有することを特徴とする位置合わせ装置に存する。
請求項5記載の発明の要旨は、請求項4記載の位置合わせ装置と、露光手段とを備えたことを特徴とする露光装置に存する。
請求項6記載の発明の要旨は、プロキシミティ露光装置又はコンタクト露光装置であることを特徴とする請求項5記載の露光装置に存する。
本発明は以上のように構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
マスクに焦点を合わせた画像と、基板に焦点を合わせた画像とを、重ね合わせることにより、同時に視認できるため、マスクと基板との位置合わせを精度よく行うことができる。
本実施の形態に係るビデオプリンタについて説明する。ビデオプリンタは、図1に示すように、六面体状のケーシングを備え、ケーシングの前面には、液晶の表示パネル、入力キーおよび排紙口が設けられている。ケーシング内にはロール状の感熱紙が収容されており、感熱紙の先端部は2本の搬送ローラに支持されて排紙口に位置合わせされている。さらに、ケーシング内にはサーマルヘッド1が感熱紙の上側に設けられ、サーマルヘッド1で感熱紙を加熱して発色させることにより、文字や画像などを感熱紙に印刷し、この感熱紙を排紙口から排出する。
次に、サーマルヘッド1について説明する。サーマルヘッド1は、図2及び図3に示すように、厚さ約1mmのアルミナセラミックスからなる絶縁性の基板11を有しており、基板11上には厚さ約50μmのガラス製のグレーズ12が形成されている。グレーズ12は、平面視においてライン状に隆起しており、横断面において外輪郭が略円弧状となる凸型に形成されている。このグレーズ12の曲面頂部には、厚さ約0.2μmのポリシリコン(Poly-Si)の薄膜からなる発熱体13が多数個、主走査方向に配列するように設けられている。各発熱体13の副走査方向における両側にはそれぞれ、厚さ約0.6μmのアルミニウムからなる個別電極14がグレーズ12上に成膜されている。
次に、このサーマルヘッド1の製造方法を図4に従って説明する。基板11上に、スクリーン印刷等により、グレーズ12を形成する(図4(b))。ついで、グレーズ12の曲面頂部に、ポリシリコン(Poly-Si)等の発熱体をCVD法やスパッタリング法や真空蒸着法等によって被着・形成する(図4(c))。ついで、CVD法やスパッタリング法や蒸着法により、発熱体13の両側にそれぞれ個別電極14を形成する。この時、発熱体13が頂部中心に、もしくは頂部から所定の長さだけずらしたところに、所定の長さを有するように微細加工を施す(図4(d))。ついで、発熱体13および個別電極14を覆うように保護膜15を成膜する(図4(e))。以上の工程によりサーマルヘッド1が形成される。
上記の発熱体13の位置及び長さを決定する微細加工について説明する。微細加工は、グレーズ12が形成された基板11上に感光性樹脂のフォトレジスト(図示せず)を塗布するレジスト塗布工程と、基板11とフォトマスク30との相対位置を合わせる位置合わせ工程と、紫外線を照射する露光工程と、露光した部分のフォトレジスト(図示せず)を現像液で溶かす現像工程と、所定の部分を必要な厚さだけ食刻するエッチング工程とにより行われる。
位置合わせ工程(方法)及び露光工程(方法)について、以下に詳しく説明する。その前に、露光装置について説明し、その後、位置合わせ工程(方法)及び露光工程(方法)について説明する。図5は本実施の形態にかかる露光装置の正面図である。図6は本実施の形態にかかる露光装置の側面図である。なお、図5及び図6において、説明のためアライメント検出系22、マスクホルダ23、基板ステージ24のみ実線で表している。
露光装置20は、基板11とフォトマスク30を近接させて(10〜300μm離して位置させて)露光する所謂プロキシミティ型の露光装置20である。露光装置20はランプハウス21、フォトマスク30上のアライメントマーク31の位置を検出する2つのアライメント検出系22、検出したデータを記録する記録部(図示せず)、フォトマスク30を載置するマスクホルダ23、基板11を載置する基板ステージ24、アライメントマーク観察モニタ25、操作パネル26、コントローラ27、ランプ電源28とを備えている。
マスクホルダ23は3軸方向に移動可能に構成されている。基板ステージ24はマスクホルダ23の下に設けられ、3軸方向及びθ方向に移動可能に構成されており、コントローラ27の操作にて移動する。
マスクホルダ23上方には光軸方向に移動可能なアライメント検出系22が設けられている。アライメント検出系22は、アライメントスコープと、アライメントスコープを介した画像を読み取りデータに変換するCCDカメラを備えている。また、アライメント検出系22で読み取られた画像はアライメント観察モニタ25に映し出される。
さらに、アライメントスコープの上方には、露光を行いフォトマスク30のパターンを感光基板11に転写するランプハウス21が設けられている。ランプハウス21内には紫外線を照射する光源としての水銀ランプ211と、集光鏡212、露光に不要な光を取り除く第1ミラー213、インテグレータ214、光を照射面に導く第2ミラー215、コリメータレンズ216とが収容されている。
位置合わせ工程(方法)は次のようにして行う。
まず、図7(第1焦点工程)に示すように、フォトマスク30上のアライメントマーク(図示せず)に焦点を合わせるようにアライメント検出系22を配置し、アライメント検出系22により画像を読み取る。(各工程での画像を図8に示す。なお、図8において、焦点が合いはっきりと視認できるラインを実線で示し、焦点がずれてぼやけているラインを点線で示している。また、右図は左図を拡大したものである。)
このときの画像は、図8(a)に示すように、アライメントマーク31は焦点が合っているため、はっきりとしているが、基板11のグレーズ12は焦点がずれているためぼやけている。
ついで、アライメント検出系22内に設けられたCCDカメラ(図示せず)により、フォトマスク(図示せず)上のアライメントマーク31に焦点を合わせた状態の画像について、2値化等の処理を行いデータに変換し、記録部(図示せず)に記録する。
ついで、基板11上に
設けられたグレーズ12に焦点を合わせる。具体的には、図7(第2焦点工程)に示すように、フォトマスク30上のアライメントマーク(図示せず)に焦点を合わせた状態からアライメント検出系22の位置を、光軸方向へ移動させることにより、基板11上のグレーズ12頂部からR/2ずらした点に焦点をあてる。グレーズが凸型の場合は、アライメント検出系と基板の距離が小さくなる方向に移動させる。
ついで、基板11に焦点を合わせた状態の画像をアライメント観察モニタ25に映し出す。このとき、図8(b)に示すように、基板11上のグレーズ12がはっきりと視認できるようになるが、アライメントマーク31は焦点がずれるためにぼやけて見える。
ついで、この画像に記録部に記録したアライメントマーク31の画像データを重ねて映し出す。重ねて映すことにより、図8(c)に示されるように、アライメントマーク31と基板11上のグレーズ12の位置とがはっきりと映る。
ついで、上記のように重ね合わされた画像を見ながら、図5に示すコントローラ27を手動で調整し、基板11を固定している基板ステージ24の位置を調節してフォトマスク30と基板11との位置合わせを行う。以上により位置合わせが完了する。
ついで、露光を行う。図5に示したランプ電源28を操作することにより、図6に示す水銀ランプ211から紫外線を発生させる。水銀ランプ211から発生した紫外線が水銀ランプ211と、集光鏡212、第1ミラー213、インテグレータ214、第2ミラー215コリメータレンズ216とを介してフォトマスク30に照射され、露光工程が完了する。
上記した本実施の形態に係る位置合わせ方法は、以下に掲げる効果を奏する。
従来、サーマルヘッドに蓄熱や印字圧力向上のために、グレーズを設けた場合、基板とフォトマスクとの最適視認位置が異なるため、グレーズ12頂部に発熱体を設けることが困難であった。したがって、図9に示すように、大きな位置ずれが発生していた。
本実施の形態によれば、フォトマスク30に焦点を合わせた画像と、基板11に焦点を合わせた画像とを、重ね合わせることにより、同時に視認できるため、フォトマスク30と基板11との位置合わせを精度よく行うことができるため、サーマルヘッド1のグレーズ12の頂部に精度良く発熱体13を形成することができる。したがって、適当な印字圧力が得られ、良好な印字濃度を得ることができる。(図10に本実施の形態によって発熱体13を形成したサーマルヘッド1と従来の方法により形成したサーマルヘッド1との位置ずれを比較したものを示す。なお、図中Xより左側が従来例、右側が本実施の形態に係る方法によるものである。)
なお、本実施の形態においては、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
実施例では発熱体をパターニングにより形成した場合について説明したが、発熱体がグレーズ上全面に形成されている場合にも適用可能である。この場合、発熱体として実際に機能するのは電極間にある部分となるが、上記方法を適用することにより電極間の中心とグレーズ頂部とのずれを小さくすることができる。
また、基板11にグレーズ12又は発熱体が形成されるラインが複数ラインある場合にも適用可能である。このとき、グレーズガラス形成時にグレーズのラインのピッチ精度が低下する場合は(例えば±20μm以上)、ライン毎に上記方法を適用させることによって、高精度な位置合わせが可能である。
本実施の形態においては焦点を合わせる際にアライメント検出系22を移動させて調節する場合について説明したが、基板ステージ24、マスクホルダ23を移動させるものであってもよい。
また、サーマルヘッド1のグレーズ12の一部に発熱体13を形成する場合について説明したが、全面に発熱体13層を形成し、個別電極14を成膜した後に、微細加工してもよい。
また、本実施の形態においてはフォトマスク30を固定し、基板11を水平面に移動させることにより位置合わせを行う場合について説明したが、逆に基板11を固定し、フォトマスク30を移動させて位置合わせをおこなってもよい。更には、本実施の形態においては先にフォトマスク30の画像を読み取り、記録して基板11の画像に重ね合わせる方法について説明したが、フォトマスク30と基板11逆であってもよい。すなわち、基板11の画像を読み取りその画像データを記録し、フォトマスク30の画像に重ね合わせてもよい。
本実施の形態においては、フォトマスク30と基板11を重ねて位置させた状態でフォトマスク30の画像を読み取る場合について説明したが、フォトマスク30のみマスクホルダ23に設置させて画像を記録してから、基板11を基板ステージ24に設置してもよい。そうすると、フォトマスク30の画像に基板11のぼやけた画像が重ならないため、よりはっきりした画像を得ることが出来る。
また、基板11に凸型のグレーズ12が形成されている場合について説明したが、基板11表面に溝(凹)型のグレーズがある場合にも適用できる。この場合は、アライメント検出系22を上方に移動させ、アライメント検出系22と基板11との距離を広げ、溝の底部から光軸方向に曲面のR/2の距離ずらした点に焦点をあてることにより溝をはっきりと視認することができる。
露光方法は基板11とフォトマスク30を近接させて露光するプロキシミティ露光について説明したが、その他にも、基板11とフォトマスク30を接触させて露光するコンタクト型等の露光方法、装置にも適用可能である。
また、本実施の形態においてはフォトマスク30のアライメントマーク31のみをデータ化し、基板11の画像に重ね、手動によりコントローラ27を調節する方法について説明したが、露光装置20にさらに演算部及び制御部を設け、自動で位置合わせ及び露光を行うようにしても良い。
具体的には、まず、アライメント検出系22が第1焦点工程にて読み取ったアライメントマーク31の画像データと第2焦点工程にて読み取ったグレーズの画像データとの位置の差を演算部により演算する。演算によって得られた結果に基づき制御部により基板ステージを駆動させる。位置の差が許容範囲以内であれば、制御部によりランプ電源28をオンにし、露光を行う。このような自動露光方法においては、基板11にはアライメントマークを設ける必要が無く、グレーズ12をアライメントマークとして位置あわせを行うことができるため、作業効率の向上を図ることができる。
また、サーマルヘッド1において蓄熱、印字圧力向上のために設けられたグレーズであれば、通常曲面の曲率半径Rが既知であるため、第2焦点工程を容易に行うことができる。
本実施の形態にかかるビデオプリンタの斜視図である。 本実施の形態にかかるサーマルヘッドの平面図である。 図2のAA断面図である。 本実施の形態にかかるサーマルヘッドの製造工程図である。 本実施の形態にかかる露光装置の正面図である。 本実施の形態にかかる露光装置の側面図である。 本実施の形態にかかる第1焦点工程及び第2焦点工程の説明図である。 本実施の形態にかかる各工程における画像の説明図である。 従来方法により形成されたサーマルヘッドの平面図である。 従来方法による位置ずれと本実施の形態にかかる位置合わせ方法による位置ずれの比較図である。
符号の説明
1 サーマルヘッド
11 基板
12 グレーズ
13 発熱体
14 個別電極
15 保護膜
16 共通電極
20 露光装置
21 ランプハウス
211 水銀ランプ
212 集光鏡
213 第1ミラー
214 インテグレータ
215 第2ミラー
216 コリメータレンズ
22 アライメント検出系
23 マスクホルダ
24 基板ステージ
25 アライメント観察モニタ
26 操作パネル
27 コントローラ
28 ランプ電源
30 フォトマスク(マスク)
31 アライメントマーク

Claims (6)

  1. 略円弧状の横断面を有する凸型の隆起あるいは凹型の溝が形成された基板と、該基板に所定のパターンを転写するためのマスクとの相対位置を合わせる位置合わせ方法であって、
    前記マスクのアライメントマークに検出系の焦点を合わせる第1工程と、
    この状態での前記マスクの画像データを記録する記録工程と、
    前記隆起の頂部から前記隆起の曲率半径の1/2前記基板側にずらした点、又は、前記溝の底部から前記溝の曲率半径の1/2前記マスク側にずらした点に前記検出系の焦点を合わせるように前記検出系を光軸方向に移動する第2工程と、
    この状態での前記基板の画像データと、前記マスクの画像データとを重ねる重合工程と
    を有することを特徴とする位置合わせ方法。
  2. 略円弧状の横断面を有する凸型の隆起あるいは凹型の溝が形成された基板と、該基板に所定のパターンを転写するためのマスクとの相対位置を合わせる位置合わせ方法であって、
    前記隆起の頂部から前記隆起の曲率半径の1/2前記基板側にずらした点、又は、前記溝の底部から前記溝の曲率半径の1/2前記マスク側にずらした点に前記検出系の焦点を合わせる第1工程と、
    この状態での前記基板の画像データを記録する記録工程と、
    前記マスクのアライメントマークに焦点を合わせるように前記検出系を光軸方向に移動する第2工程と、
    この状態での前記マスクの画像データと、前記基板の画像データとを重ねる重合工程と
    を有することを特徴とする位置合わせ方法。
  3. 請求項1又は2に記載の位置合わせ方法により位置合わせを行った後、露光を行うことを特徴とする露光方法。
  4. 略円弧状の横断面を有する凸型の隆起あるいは凹型の溝が形成された基板と、該基板に所定のパターンを転写するためのマスクとの相対位置を合わせる位置合わせ装置であって、
    前記マスクのアライメントマークに焦点を合わせる第1焦点手段と、
    前記隆起の頂部から前記隆起の曲率半径の1/2前記基板側にずらした点、又は、前記溝の底部から前記溝の曲率半径の1/2前記マスク側にずらした点に焦点を合わせる第2焦点手段と、
    前記第1焦点手段及び前記第2焦点手段の何れか一方で焦点を合わせて得た画像データを記録する記録手段と、
    他方の前記第1焦点手段又は前記第2焦点手段で焦点を合わせて得た画像データに、前記記録手段が記録した画像データを重ねる重合手段とを有することを特徴とする位置合わせ装置。
  5. 請求項4記載の位置合わせ装置と、露光手段とを備えたことを特徴とする露光装置。
  6. プロキシミティ露光装置又はコンタクト露光装置であることを特徴とする請求項5記載の露光装置。
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