JP4506373B2 - サンバイザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗員の前方等に配置される遮光用のサンバイザ本体を備えたサンバイザ装置に関する。
サンバイザ装置においては、操作の容易化を図るために、スライドによりサンバイザ本体を引き出し可能としている場合がある(例えば、特許文献1参照)。このようなスライド引出し式では、サンバイザ本体のスライドする長さがそのまま遮光部分の長さとなる構成としている。このため、この従来のサンバイザ装置では、遮光範囲を広くするためには、サンバイザ本体のスライド領域を長くする必要がある。
特開平8−2251号公報
本発明は、上記事実を考慮して、サンバイザ本体のスライド領域が短くても大きい遮光範囲を確保できるサンバイザ装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明のサンバイザ装置は、格納位置と引出位置との間で出し入れ可能な遮光用のサンバイザ本体と、前記サンバイザ本体を前記格納位置と前記引出位置との間でスライド移動可能に案内する案内手段と、前記サンバイザ本体の先端部に回転移動可能に連結され、前記サンバイザ本体が前記引出位置にあるときは前記サンバイザ本体の延長位置へ配置され、前記サンバイザ本体が前記格納位置へ移動するときに前記サンバイザ本体との連結側とは反対側となる先端側が持ち上げられる方向に回転移動することにより、前記サンバイザ本体が前記格納位置にあるときは前記サンバイザ本体に対して車両側面視で傾斜する方向に沿った収納位置へ配置される延長部材と、を有する。
ここで、「スライド移動」とは、サンバイザ本体の板面に沿って滑りながら移動することをいい、例えば、サンバイザ本体が直接滑りながら移動する場合の他、サンバイザ本体が他部材(例えば、小型車輪、リンク機構等)を介してサンバイザ本体の板面に沿って滑りながら移動する場合をも含む。
請求項1に記載する本発明のサンバイザ装置によれば、遮光用のサンバイザ本体は、格納位置と引出位置との間で出し入れ可能であり、案内手段に案内されて格納位置と引出位置との間をスライド移動する。延長部材は、サンバイザ本体の先端部に回転移動可能に連結され、サンバイザ本体が引出位置にあるときはサンバイザ本体の延長位置へ配置され、サンバイザ本体が格納位置へ移動するときにサンバイザ本体との連結側とは反対側となる先端側が持ち上げられる方向に回転移動することにより、サンバイザ本体が格納位置にあるときはサンバイザ本体に対して車両側面視で傾斜する方向に沿った収納位置へ配置される。このように、延長部材の先端側を持ち上げる方向で延長部材をサンバイザ本体に対して回転移動させ、延長部材をサンバイザ本体に対して車両側面視で傾斜する方向に沿った収納位置へ配置させることで、サンバイザ本体のスライド領域が短くても大きい遮光範囲を確保できる。
請求項に記載する本発明のサンバイザ装置は、請求項記載の構成において、前記サンバイザ本体は、内装天井部材に形成される貫通孔から出し入れ可能であり、前記案内手段は、前記貫通孔側にストッパ部を備えると共に、前記ストッパ部の前方端面が車体下方へ向けて車両後方側に傾斜した面とされ、前記延長部材は、前記サンバイザ本体が前記格納位置へ移動するときに前記ストッパ部の前方端面と接触する接触端部を備えると共に、前記接触端部が車両側面視で円弧状とされ、前記延長部材が前記サンバイザ本体の延長位置へ配置された状態でかつ前記接触端部が前記ストッパ部の前方端面と接触した状態では、前記ストッパ部の前方端面における下部側と前記延長部材との成す車両側面視の角度Aと、前記ストッパ部の前方端面における上部側と前記延長部材との成す車両側面視の角度Bとの関係が、A>Bとなるように設定されており、前記サンバイザ本体が前記格納位置へ移動するときに前記延長部材の前記接触端部が前記ストッパ部の前方端面と接触して前記延長部材が前記収納位置へ回転移動すると共に前記収納位置で前記貫通孔を塞ぐことを特徴とする。
請求項に記載する本発明のサンバイザ装置によれば、案内手段において貫通孔側に設けられたストッパ部は、その前方端面が車体下方へ向けて車両後方側に傾斜した面となっている。これに対して、延長部材の接触端部は、車両側面視で円弧状となっており、サンバイザ本体が格納位置へ移動するときにストッパ部の前方端面と接触する。ここで、延長部材がサンバイザ本体の延長位置へ配置された状態でかつ接触端部がストッパ部の前方端面と接触した状態では、ストッパ部の前方端面における下部側と延長部材との成す車両側面視の角度Aと、ストッパ部の前方端面における上部側と延長部材との成す車両側面視の角度Bとの関係が、A>Bとなるように設定されている。サンバイザ本体が格納位置へ移動するときに延長部材の接触端部がストッパ部の前方端面と接触して延長部材が収納位置へ回転移動すると共に収納位置で内装天井部材の貫通孔を塞ぐ。これにより、サンバイザ本体が格納位置に配置されたときに、延長部材は、スライド領域以外である貫通孔を塞ぐ収納位置に自動的に配置される。
請求項3に記載する本発明のサンバイザ装置は、請求項2記載の構成において、前記サンバイザ本体の先端部と前記延長部材とを回転移動可能に連結し、回転軸心が車幅方向に延びる回転軸と、前記サンバイザ本体における前記延長部材との対向部に形成された第1の凹部に取り付けられ、車幅方向に延びる第1の軸と、前記延長部材における前記第1の凹部との対向部に形成された第2の凹部に取り付けられ、車幅方向に延びる第2の軸と、前記第1の軸と前記第2の軸とを繋ぐと共に、前記第1の軸と前記第2の軸とを互いに引っ張る方向へ付勢する付勢手段と、を有し、前記第2の軸は、車両側面視において、前記延長部材が前記収納位置にある状態では前記第1の軸、前記第2の軸及び前記回転軸心が一直線になる場合の当該第2の軸の位置よりも車両上方側に位置し、前記延長部材が前記サンバイザ本体の延長位置にある状態では前記第1の軸、前記第2の軸及び前記回転軸心が一直線になる場合の当該第2の軸の位置よりも車両下方側に位置するように設定されている。
請求項3に記載する本発明のサンバイザ装置によれば、サンバイザ本体の先端部と延長部材とは、回転軸心が車幅方向に延びる回転軸によって回転移動可能に連結されている。また、サンバイザ本体は、延長部材との対向部に第1の凹部が形成され、この第1の凹部に取り付けられた第1の軸は、車幅方向に延びている。これに対して、延長部材は、第1の凹部との対向部に第2の凹部が形成され、この第2の凹部に取り付けられた第2の軸は、車幅方向に延びている。また、第1の軸と第2の軸とは、付勢手段によって繋がれると共に、この付勢手段によって互いに引っ張られる方向へ付勢されている。ここで、第2の軸は、車両側面視において、延長部材が収納位置にある状態では第1の軸、第2の軸及び回転軸心が一直線になる場合の当該第2の軸の位置よりも車両上方側に位置し、延長部材がサンバイザ本体の延長位置にある状態では第1の軸、第2の軸及び回転軸心が一直線になる場合の当該第2の軸の位置よりも車両下方側に位置するように設定されている。このため、第2の軸の位置に応じて車両側面視での付勢手段による付勢方向が変わる。
以上説明したように、本発明のサンバイザ装置によれば、サンバイザ本体のスライド領域が短くても大きい遮光範囲を確保できるという優れた効果を有する。
本発明におけるサンバイザ装置の第1の実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは車両の上方向、矢印FRは車両の前方向、矢印Wは車幅方向を示す。
図1は、運転席上方における車両天井部10の概略垂直断面図であり、サンバイザ本体が引出位置にある状態を示している。ここでは、図中の下側が乗員室100側である。図1に示されるように、車両のルーフ部は、ルーフパネル12を備えている。
ルーフパネル12の前端部(車両の前方部)には、ルーフフロントクロスメンバ14がルーフパネル12の車両幅方向(紙面に垂直な方向)に沿って配置されている。ルーフパネル12の前端部に設けられた段部12Aには、フロントウインドガラス16が接着されている。また、ルーフパネル12における図1の車両後方側には、サンルーフ開口部12Bが形成され、サンルーフハウジング18が配設されている。
ルーフパネル12及びルーフフロントクロスメンバ14の乗員室100側には、内装天井部を構成する内装天井部材20が設けられている。内装天井部材20は、比較的硬質の合成樹脂材を成形することで形成されており、ルーフパネル12やルーフフロントクロスメンバ14等の車体構造部材に装着されている。
内装天井部材20とルーフパネル12との間には、中空の収容室22が形成されている。収容室22内には、サンバイザ装置30が配設されており、このサンバイザ装置30は、遮光用のサンバイザ本体32を備えている。サンバイザ本体32は、側面視で円弧状に湾曲しており、格納位置32X(図2(A)参照)と引出位置32Y(図2(C)参照)との間で出し入れ可能であり、内装天井部材20の前方(矢印FR方向)側に貫通形成された貫通孔20Aから出し入れされる。
図3には、サンバイザ装置30の分解斜視図が示されている。図3に示されるように、サンバイザ本体32の先端部32A側には、車幅方向(矢印W方向)の両側に略直角に切り欠かれた切欠部33が形成されている。サンバイザ本体32の基端部32B側には、車幅方向(矢印W方向)の両側に一対のスライダ34が設けられており、スライダ34は、サンバイザ本体32の表裏両側にあって、平面視で矩形状とされ、車幅方向に対して直角な方向に延びている。
サンバイザ本体32の車室外側に向く表面132(図3に示される面)には、スライダ34に対して車幅方向(矢印W方向)の内側に一対のラック36が形成されている。各ラック36は、サンバイザ本体32の基端部32B側から先端部32A側に向けて車幅方向に対して直角な方向に延びている。ラック36に対して車幅方向(矢印W方向)の内側には、サンバイザ本体32の基端部32B側に一対の板バネ38がねじ39によって取り付けられている。板バネ38は、基端部32B寄りの先端部が開放されて撓み可能とされる。一対の板バネ38の間には、円柱状の突起部40が突出形成されている。
図1に示されるように、サンバイザ装置30には、レール42が固定配置されている。図3に示されるように、レール42は、サンバイザ本体32に比べてやや幅広であり、レール42の車幅方向(矢印W方向)の中央部が薄板状とされてサンバイザ本体32と同じ曲率半径の円弧状とされる。
レール42の車幅方向(矢印W方向)の両側は、下方に張り出しており、互いに対向する凹状の案内溝としてのガイド部44が一対形成されている。ガイド部44は、図1に示されるように、断面視で円弧状に湾曲しており、サンバイザ本体32と同じ曲率半径とされる。このガイド部44には、図3に示されるサンバイザ本体32のスライダ34が摺動可能とされている。
サンバイザ本体32は、スライダ34がレール42のガイド部44に案内され、図2(A)に示される内装天井部材20の上方の格納位置32Xと、格納位置32Xから引き出された引出位置32Y(図2(C)参照)との間でスライド移動できるようになっている。
図3に示されるように、車幅方向(矢印W方向)の左右のガイド部44がレール42の一部として繋がれることで、左右ガイド部44の相対位置精度が向上し、これによって、サンバイザ本体32のスライド時における摺動性も向上する。
レール42の車幅方向(矢印W方向)の両側は、車両前方寄りの端部が前下方に張り出してストッパ部46となっている。このストッパ部46には、ガイド部44は形成されていない。図1に示されるように、ストッパ部46は、レール42における貫通孔20A側に配置され、ストッパ部46の前方端面46Aは、収容室22内にあって内装天井部材20の前方部20Bにほぼ平行となっており、摩擦係数の小さい滑り面となっている。ストッパ部46の下端は、前方端面46Aの形成方向に沿って突き出す突出部46Bとされている。
図3に示されるように、レール42の車幅方向(矢印W方向)の中央部には、貫通溝48が形成され、貫通溝48は、車幅方向に対して直角な方向に延びている。図5及び図7に示されるように、貫通溝48には、突起部40が嵌るようになっており、図3に示されるガイド部44と共にサンバイザ本体32の移動方向を案内する。
レール42の上面142には、レール42の車両前方(矢印FR方向)側に、車幅方向(矢印W方向)に沿って配設される複数(本実施形態では4個)の軸受50が突出形成されている。ここで、車幅方向両側の軸受50は、車幅方向の両端部から突出形成されている。複数の軸受50と車両前後方向において同じ位置にあって、レール42の左右対称位置には、矩形の貫通部52が貫通形成されている。貫通部52は、車幅方向両側の軸受50よりもやや内側に配設される。
図5に示されるように、軸受50には、シャフト54が挿通される。シャフト54の一端側(図5の左側)は、モータ56に接続されており、モータ56が駆動することによってシャフト54が回転するようになっている。モータ56は、図示しない回路に接続され、図示しないスイッチによって正転、逆転可能とされる。シャフト54には、貫通部52に対向する位置にピニオン58が取り付けられている。図5及び図7に示されるように、ピニオン58は、貫通部52の下方でラック36と噛み合うようになっている。
図4に示されるように、サンバイザ本体32の先端部32Aには、車幅方向(矢印W方向)に延びる回転軸60によって延長部材62が回転移動可能に連結されている。(回転軸60の回転軸心を60Aで示す。)図3に示されるように、延長部材62は、車幅方向(矢印W方向)がサンバイザ本体32よりやや幅広とされた平板状部材であり、基部62B側(図3の上側)には、車幅方向両側が回転軸心60Aの半径方向に延長された張出部64を備え、この張出部64がサンバイザ本体32の切欠部33に入り込み可能となっている。延長部材62の板厚は、サンバイザ本体32と略等しい。
張出部64の端部64A(接触端部)は、側面視で円弧状とされる円弧面を備える。サンバイザ本体32が引出位置32Y(図2(C)参照)から格納位置32X(図2(A)参照)へ移動する途中(図2(B)の状態)においては、図8(C)に示されるように、張出部64の端部64Aがストッパ部46の前方端面46Aに接触するようになっている。このとき、延長部材62とストッパ部46の前方端面46Aの下端(突出部46B)側との成す角度Aは、延長部材62とストッパ部46の前方端面46Aの上部側との成す角度Bに比べて大きい。
このため、サンバイザ本体32を格納位置32X(図2(A)参照)の方向へ移動させると、図8(B)に示されるように、張出部64の端部64Aがストッパ部46の前方端面46Aを滑り、延長部材62が回転軸60を回転中心として、延長部材62の先端側62Aが持ち上げられる方向(図8(A)の収納位置62Xへ)に回転移動するようになっている。
サンバイザ本体32の格納位置32X(図2(A)参照)では、図8(A)に示されるように、張出部64を含む延長部材62の表面162の一部が、ストッパ部46の前方端面46Aと面接触し、延長部材62の大部分がサンバイザ本体32の延長位置からずれる収納位置62X(本実施形態では、サンバイザ本体32に対して傾斜する方向に沿った位置)へ配置される。このとき、本実施形態では、延長部材62と内装天井部材20との間に若干の隙間がある。
図2(A)、図5及び図6は、延長部材62が収納位置62Xに配置された状態を示す。図2(A)に示されるように、サンバイザ本体32が格納位置32Xにあるとき、延長部材62は、収納位置62Xにあって内装天井部材20の貫通孔20Aを塞ぐ蓋として機能する。この状態を車室内から見ると、図11において、インナミラー70の左側に示されるようになる。
なお、図9(A)〜図9(C)は、それぞれ図8(A)〜図8(C)の状態にある場合における、サンバイザ本体32と延長部材62との車幅方向(矢印W方向)の中央付近の切断端面を示している。
図3に示されるように、延長部材62には、サンバイザ本体32との対向部にあって、張出部64よりやや内側部分に凹部66(第2の凹部)が左右1箇所ずつ形成されており、サンバイザ本体32にも、この凹部66に対向して凹部35(第1の凹部)が形成されている。図4に示されるように、延長部材62の凹部66とサンバイザ本体32の凹部35とには、それぞれ車幅方向(矢印W方向)に延びる軸37、67(第1の軸、第2の軸、図10参照)が取り付けられており、これらの軸37、67を繋げるように、弾性体の付勢手段としてのC字状のスプリング68が取り付けられる。スプリング68は、軸37、67に取り付けられた状態では、軸37(第1の軸)と軸67(第2の軸)とを互いに引張る方向に付勢するようになっている。図10に示されるように、軸37と軸67との軸心を互いに連結する直線は、格納位置(図10(A)参照)と引出位置(図10(C)参照)とで、回転軸心60Aの反対側に位置する配置とされている。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
図2に示されるように、遮光用のサンバイザ本体32は、レール42に案内されて内装天井部材20の上方の格納位置32X(図2(A)参照)と格納位置32Xから引き出された引出位置32Y(図2(C)参照)との間をスライド移動する。
図2(A)に示されるように、サンバイザ本体32が格納位置32Xにある場合、サンバイザ本体32の先端部32Aに連結された延長部材62は、大部分がサンバイザ本体32の延長位置からずれており、収納位置62Xへ配置される。
サンバイザ本体32の格納位置32Xから図2(C)に示される引出位置32Yへ移動させる際には、図示しないスイッチによって図5に示されるモータ56を正転方向に回転駆動させる。これにより、シャフト54を介してピニオン58に回転力が伝わり、ピニオン58がサンバイザ本体32のラック36(図1及び図3参照)と噛み合いながら正転方向に回転することで、サンバイザ本体32が円弧状の軌跡を描きながら、引出位置32Y(図2(C)参照)方向へ移動する。
このとき、図8(B)に示されるように、内装天井部材20の貫通孔20Aの縁部が延長部材62の張出部端部64A付近に当ることで、延長部材62は、先端側62Aが下がる方向に回転する。これにより、図10(B)に示される軸37、67の軸心及び回転軸心60Aが一直線になる位置(思案点の位置)よりも軸67が下方にずれる。このため、スプリング68によって、図10(C)に示されるように、延長部材62が図10(C)の反時計回り方向(矢印68B方向)に付勢する。(付勢方向が切り替わる。)
この結果、延長部材62は、延長位置62Yの方向へ回転移動して展開し、図2(C)に示されるサンバイザ本体32の引出位置32Yでは、延長部材62は、サンバイザ本体32の延長位置62Yへ配置される。ここで、サンバイザ本体32に対する延長部材62の配置位置は、スプリング68(図10(C)参照)によって保持される。なお、延長部材62には、延長位置62Yよりも図1の反時計回り方向へ回転しないためのストッパ(図示省略)が設けられている。
このように、サンバイザ本体32のみで遮光するのではなく、サンバイザ本体32及び延長部材62によって遮光すると共に、サンバイザ本体32が格納位置32X(図2(A)参照)にあるときにこの延長部材62が収納位置62Xに配置される構成とすることで、図1及び図2(C)に示されるように、サンバイザ本体32のスライド領域が短くても、スライド量に延長部材62の長さを加えた大きい遮光範囲Sを確保できる。この状態を車室内から見ると、図11において、インナミラー70の右側に示されるようになる。
一方、サンバイザ本体32の引出位置32Y(図2(C)参照)から格納位置32X(図2(A))へ移動させる際には、図示しないスイッチによってモータ56(図7参照)を逆転方向に回転駆動させる。
サンバイザ本体32が格納位置32Xへ移動する際に、図2(B)及び図8(C)に示されるように、延長部材62は、レール42のストッパ部46と接触し、図8(B)に示されるように、張出部64の端部64Aがストッパ部46の前方端面46Aを滑る。これによって、延長部材62が回転軸60を回転中心として、延長部材62の先端側62Aが持ち上げられる方向(図8(B)の時計回り方向)に回転する。
これによって、図10(B)に示される軸37、67及び回転軸心60Aが一直線になる位置(思案点の位置)よりも軸67が上方へずれるので、スプリング68は、図10(A)に示されるように、延長部材62を図10(A)の時計回り方向(矢印68A方向)に付勢する。(付勢方向が切り替わる。)
延長部材62は、スプリング68の付勢力によって回転移動し、サンバイザ本体32が格納位置32X(図2(A)参照)へ至った状態では、図8(A)に示されるように、張出部64を含む延長部材62の表面162の一部が、ストッパ部46の前方端面46Aと面接触して、延長部材62が収納位置62Xへ配置される。ここで、サンバイザ本体32に対する延長部材62の配置位置は、スプリング68(図10(A)参照)によって保持される。また、このとき、図2(A)に示されるように、延長部材62は、内装天井部材20の貫通孔20Aを塞ぐ。
これにより、サンバイザ本体32が格納位置32Xに配置されたときに、延長部材62は、スライド領域以外である貫通孔20Aを塞ぐ収納位置62Xに自動的に配置される。このように、延長部材62が貫通孔20Aを塞ぐ収納位置62Xに配置されることで、見栄えが良くなると共に、サンバイザ装置30の格納スペースを小さくすることができる。この状態を車室内から見ると、図11において、インナミラー70の左側に示されるようになる。
なお、図1に示されるように、サンバイザ本体32のスライド領域が短くてもよいため、サンバイザ装置30を小型化することが可能となり、これに加えてサンバイザ本体32のスライド軌跡を円弧状にしたことで、サンバイザ装置30付近における種々部材の配置の自由度が大きくなった。例えば、図12に示されるように、サンバイザ装置30の前方に前方カメラ72を設置することができ、内装天井部材20の天井面を下げなくても、レール42の下方に小物入れ74のスペースを確保することができる。また、サンルーフ開口部12Bが一般的な位置にある場合、サンバイザ装置30と干渉することがなくなるので、サンルーフ開口部12Bの位置を車両後方に下げる必要もない。
次に、本発明におけるサンバイザ装置の第2の実施形態を図13に基づき説明する。第2の実施形態は、手動によりサンバイザ本体32をスライドさせる形態であり、以下に説明する点を除き、第1の実施形態とほぼ同様の構成である。なお、第1の実施形態に係る部材と同一の部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図13(A)に示されるシャフト54の一端側(図13(A)の左側)は、第1の実施形態のようなモータ56(図5参照)ではなく、ダンパ78に接続されており、このダンパ78によってサンバイザ本体32のスライド時に抵抗を付与して振動を抑える。図13(A)及び図13(B)に示されるように、延長部材62の先端側は、車幅方向(矢印W方向)のほぼ中央部に切欠部63が形成されており、切欠部63により延長部材62が凹状とされている。このように、切欠部63を設けることで、乗員が指102で延長部材62の姿勢を変えることができるので、サンバイザ本体32を簡単に引き出すことが可能となる。
なお、上記の第1、第2の実施形態では、延長部材62を付勢させるために、図10に示されるように、サンバイザ本体32と延長部材62との間にC字状のスプリング68を配設していたが、付勢手段はこれに限定されない。例えば、C字状のスプリング68の代わりに、図14に示されるように、コイルバネ80を付勢手段としてサンバイザ本体32と延長部材62との間に配設してもよい。コイルバネ80(付勢手段)は、軸37、67に取り付けられた状態では、軸37と軸67とを互いに引張る方向へ付勢するようになっている。なお、図14(A)〜図14(C)の状態変化は、図10(A)〜図10(C)の状態変化に対応している。
さらにまた、サンバイザ本体32には、透明スモークガラスにより構成されるものやメッシュタイプのものを適用してもよい。
本発明の第1実施形態に係るサンバイザ装置が配置される運転席上方における車両天井部を示す概略垂直断面図である。 本発明の第1実施形態に係るサンバイザ装置において、サンバイザ本体が引き出される過程を示す車両天井部の概略垂直断面図である。図2(A)は、サンバイザ本体が格納位置にある状態を示す。図2(B)は、サンバイザ本体がやや引き出された状態を示す。図2(C)は、サンバイザ本体が使用位置にある状態を示す。 本発明の第1実施形態に係るサンバイザ装置を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるサンバイザ本体と延長部材との連結部分を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるサンバイザ本体が格納位置にあるときのサンバイザ装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるサンバイザ本体が格納位置にある状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるサンバイザ本体が使用位置にあるときのサンバイザ装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるサンバイザ本体と延長部材との接続部分を示す断面図である。(図7の8−8線断面に相当する。)図8(A)は、サンバイザ本体が格納位置にある状態を示す。図8(B)は、延長部材が姿勢変化する中間過程の状態を示す。図8(C)は、延長部材がサンバイザ本体の延長位置へ配置された状態を示す。 本発明の第1実施形態におけるサンバイザ本体と延長部材との接続部分を示す端面図である。(図7の9−9線切断端面に相当する。)図9(A)は、サンバイザ本体が格納位置にある状態を示す。図9(B)は、延長部材が姿勢変化する中間過程の状態を示す。図9(C)は、延長部材がサンバイザ本体の延長位置へ配置された状態を示す。 本発明の第1実施形態におけるサンバイザ本体と延長部材との接続部分を示す端面図である。(図7の10−10線切断端面に相当する。)図10(A)は、サンバイザ本体が格納位置にある状態を示す。図10(B)は、延長部材が姿勢変化する中間過程の状態を示す。図10(C)は、延長部材がサンバイザ本体の延長位置へ配置された状態を示す。 本発明の第1実施形態に係るサンバイザ装置を車室内から見た外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るサンバイザ装置の周辺に種々部材を配置した状態を示す概略垂直断面図である。 本発明の第2実施形態に係るサンバイザ装置を示す斜視図である。図13(A)は、サンバイザ本体が格納位置にある状態を示す。図13(B)は、サンバイザ本体が引出位置にあるときのサンバイザ本体および延長部材を示す。 コイルバネを付勢手段としてサンバイザ本体と延長部材との間に配設した状態を示す端面図である。図14(A)は、サンバイザ本体が格納位置にある状態を示す。図14(B)は、延長部材が姿勢変化する中間過程の状態を示す。図14(C)は、延長部材がサンバイザ本体の延長位置へ配置された状態を示す。
符号の説明
20 内装天井部材
20A 貫通孔
30 サンバイザ装置
32 サンバイザ本体
32A 先端部
32X 格納位置
32Y 引出位置
35 凹部(第1の凹部)
37 軸(第1の軸)
42 レール(案内手段)
46 ストッパ部
46A 前方端面
60 回転軸
60A 回転軸心
62 延長部材
62X 収納位置
62Y 延長位置
64A 端部(接触端部)
66 凹部(第2の凹部)
67 軸(第2の軸)
68 スプリング(付勢手段)
80 コイルバネ(付勢手段)
A 延長部材とストッパ部の前方端面の下部側との成す角度
B 延長部材とストッパ部の前方端面の上部側との成す角度

Claims (3)

  1. 格納位置と引出位置との間で出し入れ可能な遮光用のサンバイザ本体と、
    前記サンバイザ本体を前記格納位置と前記引出位置との間でスライド移動可能に案内する案内手段と、
    前記サンバイザ本体の先端部に回転移動可能に連結され、前記サンバイザ本体が前記引出位置にあるときは前記サンバイザ本体の延長位置へ配置され、前記サンバイザ本体が前記格納位置へ移動するときに前記サンバイザ本体との連結側とは反対側となる先端側が持ち上げられる方向に回転移動することにより、前記サンバイザ本体が前記格納位置にあるときは前記サンバイザ本体に対して車両側面視で傾斜する方向に沿った収納位置へ配置される延長部材と、
    を有することを特徴とするサンバイザ装置。
  2. 前記サンバイザ本体は、内装天井部材に形成される貫通孔から出し入れ可能であり、
    前記案内手段は、前記貫通孔側にストッパ部を備えると共に、前記ストッパ部の前方端面が車体下方へ向けて車両後方側に傾斜した面とされ、
    前記延長部材は、前記サンバイザ本体が前記格納位置へ移動するときに前記ストッパ部の前方端面と接触する接触端部を備えると共に、前記接触端部が車両側面視で円弧状とされ、
    前記延長部材が前記サンバイザ本体の延長位置へ配置された状態でかつ前記接触端部が前記ストッパ部の前方端面と接触した状態では、前記ストッパ部の前方端面における下部側と前記延長部材との成す車両側面視の角度Aと、前記ストッパ部の前方端面における上部側と前記延長部材との成す車両側面視の角度Bとの関係が、A>Bとなるように設定されており、
    前記サンバイザ本体が前記格納位置へ移動するときに前記延長部材の前記接触端部が前記ストッパ部の前方端面と接触して前記延長部材が前記収納位置へ回転移動すると共に前記収納位置で前記貫通孔を塞ぐことを特徴とする請求項記載のサンバイザ装置。
  3. 前記サンバイザ本体の先端部と前記延長部材とを回転移動可能に連結し、回転軸心が車幅方向に延びる回転軸と、
    前記サンバイザ本体における前記延長部材との対向部に形成された第1の凹部に取り付けられ、車幅方向に延びる第1の軸と、
    前記延長部材における前記第1の凹部との対向部に形成された第2の凹部に取り付けられ、車幅方向に延びる第2の軸と、
    前記第1の軸と前記第2の軸とを繋ぐと共に、前記第1の軸と前記第2の軸とを互いに引っ張る方向へ付勢する付勢手段と、
    を有し、前記第2の軸は、車両側面視において、前記延長部材が前記収納位置にある状態では前記第1の軸、前記第2の軸及び前記回転軸心が一直線になる場合の当該第2の軸の位置よりも車両上方側に位置し、前記延長部材が前記サンバイザ本体の延長位置にある状態では前記第1の軸、前記第2の軸及び前記回転軸心が一直線になる場合の当該第2の軸の位置よりも車両下方側に位置するように設定されている請求項2記載のサンバイザ装置。
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