JP4505429B2 - 携帯電話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話装置に係り、特に、既に受信して記憶している受信メッセージを確認できるものに関する。
近年、携帯電話装置は、便利な移動体通信装置として、広く利用されるに至っている。ところが、携帯電話装置では、電車の中等の公衆の場あるいは会議中においては、着信時の呼出音が発生すると他人に迷惑をかけることになる。これを考慮し、キー操作により着信があっても呼出音が発生しないようにし、代わりに携帯電話装置の見やすい位置に配設されているLEDの点滅あるいは携帯電話装置自体の振動で携帯者に着信を知らせるようにしたものが実用に供されている。
なお、携帯電話装置は、一般に、使用者の登録により、呼出しに際してその携帯電話装置の電話番号を送信でき、一方受信側ではそれを受信して呼出側の電話番号を検出できるようになっている。
ところで、呼出音の発生に代えて、LEDの点滅等で着信を知らせるようにした上記のような携帯電話装置では、これをカバンの中に入れて携帯しているときには着信があっても携帯者はそれを認識できず、また会議中等には着信を認識し得ても通話を開始できず、いずれにしても、その呼出しに対して何ら応答できなかった。
この様な事情の下、いわゆる自動応答機能が付加された携帯電話装置が提案されている。この種の携帯電話装置では、当該携帯電話装置を呼出すと予想される電話装置の電話番号と、当該電話装置からの呼出が有ったときに当該電話装置へ送る送信メッセージとが予め設定される。そして、この様な設定がなされている上記携帯電話装置が、通常通話のモードではなく、上記自動応答機能を有効とするモードになっているときに、上記電話装置よりの呼出があると、前述の機能により受信信号から上記電話番号を検出して、上記電話装置よりの呼出であることを認識して、設定されている上記送信メッセージを当該電話装置に送信する。
ところで、上記のような自動応答機能が付加された上記携帯電話装置が、当該携帯電話装置を呼出した呼出側に対して、上記携帯電話装置が自動応答で対応した場合に、呼出側が、当該携帯電話装置に何らかのメッセージを残しておくことが出来れば極めて便利である(特に、呼出側が、緊急の連絡で呼出したとき等には、緊急連絡事項についてのメッセージを残しておき、後に、当該携帯電話装置の携帯者が、その緊急連絡事項を確認できるようになっていれば極めて便利である)。このような事情の下、上記のような自動応答機能が付加された上記携帯電話装置に、更に、受信メッセージの記憶機能をも付加し、携帯者が後にその受信メッセージの内容を確認できるようにした携帯電話装置が提案されている。
ところで、上記のような携帯電話装置即ち受信メッセージの記憶機能をも付加されている自動応答機能付き携帯電話装置では、記憶している受信メッセージが多数溜まってしまうことがある。そのような事態を考慮すると、上記のような携帯電話装置は、携帯者が当該記憶している受信メッセージを順次、効率的且つ的確に確認していけるような構成になっていることが肝要である。
本願発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、各呼出側から受信して記憶しておいた複数の受信メッセージを順次、効率的且つ的確に確認していくことが可能な自動応答機能付きの携帯電話装置の提供を目的としている。
着信があった場合、受信信号中に呼出側の電話番号に係る信号があったときは、この信号より呼出側の電話番号を検出する携帯電話装置を以下のように構成した。すなわち
送受信を行う無線通信手段と、
表示部と、
音声を出力するスピーカと、
呼出側へ送る送信メッセージを記憶する送信メッセージ記憶手段と、
無線通信手段により受信した受信メッセージを記憶する受信メッセージ記憶手段とを有し、
着信があった場合に、検出した呼出側の電話番号に応じて送信メッセージを送信メッセージ記憶手段から呼出して無線通信手段により送信させ、呼出側の電話番号が送信メッセージに対応付けられていないときは不特定を示す電話番号情報を、表示部に表示し、呼出側の電話番号情報と対応付けて無線通信手段により受信した受信メッセージを受信メッセージ記憶手段に記憶し、
受信メッセージ記憶手段に記憶した受信メッセージを確認する指示があった場合には、指定された受信メッセージの番号と共に対応する呼出側の電話番号を表示部に表示して受信メッセージ記憶手段に記憶した受信メッセージをスピーカから出力し、
受信メッセージ記憶手段に記憶した受信メッセージをスピーカから出力して一定時間経過前に次の受信メッセージを確認する指示が有った場合には、次の受信メッセージの番号と共に対応する呼出側の電話番号を表示部に表示して受信メッセージ記憶手段に記憶した受信メッセージをスピーカから出力し、
受信メッセージ確認処理を実行中に受信があった場合には、強制的に受信処理を行うように構成した。
以上詳述したように、本願発明は、各呼出側から受信して記憶しておいた複数の受信メッセージを順次、効率的且つ的確に確認していくことが可能な自動応答機能付きの携帯電話装置の提供を可能とする。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。図1は本発明の一実施例に係る送信メッセージ設定方法が採用される携帯電話装置の回路構成を示すものである。即ち本携帯電話装置は、CPU1を中心とし、他の回路部がこれに接続する構成となっている。CPU1は、送られてくるデータを処理加工して送出すると共に、接続する回路部に制御信号を送って、それらを制御する回路部である。表示部2はCPU1より送られてくるデータをディジタル表示する表示部である。マイクロホン3は音声を対応する電気信号に変換して送出する回路部である。送信メッセージデータ発生部4はマイクロホン3からの上記電気信号を入力し対応するメッセージデータに変換して、これを送信メッセージデータとしてCPU1に送出する回路部である。
アンテナ5を備える無線通信回路部6は、後述の通常応答時には、アンテナ5からの電気信号に処理を加えてスピーカー7に送出すると共にマイクロホン3からの電気信号を取込んで処理を加えアンテナ5より電波として送出し、更に後述の自動応答時には、アンテナ5よりの電気信号に処理を加えこれをCPU1に送出すると共にCPU1からのデータを対応する電気信号に変換してこれをアンテナ5より電波として送出する回路部である。スピーカー7は無線通信回路部6および音声信号発生部8よりの電気信号を得て対応する音声に変換する回路部である。また音声信号発生部8はCPU1よりのデータ信号を取込んで対応する音声電気信号に変換しスピーカー7に送出する回路部である。
ROM9は、この携帯電話装置の各種動作に係るプログラムを固定的に記憶し、CPU1の制御の下に、記憶しているプログラム等を、順次、CPU1に送出する回路部である。RAM10は、各種レジスタを備えているレジスタ部R、応答方法テーブル部TM、送信メッセージ部SM、および受信メッセージ部RMからなり、CPU1の制御の下に、CPU1からのデータを記憶すると共に、記憶しているデータをCPU1に送出する回路部である。レジスタ部Rにおいて、応答選択フラグFは、応答方法テーブル部TMの記憶データ等に基づいた自動応答が選択されているときに1がセットされ、他方、この携帯電話装置の携帯者が、マイクロホン3およびスピーカー7を利用して応答する通常応答が選択されているときに0がセットされるフラグレジスタである。番号レジスタBは、上記自動応答時において、後述のメッセージ番号等がセットされるワーキングレジスタである。メッセージレジスタMは、送信メッセージ部SMに予じめ送信メッセージを記憶させておく作業時に、送信メッセージデータ発生部4からCPU1に送られてきた送信メッセージが、一時的に、記憶されるレジスタである。電話番号レジスタTは、応答方法テーブル部TMに呼出してくると予想される相手側の電話番号を予じめセットする場合等に、一時的に、その電話番号がセットされるレジスタである。メッセージ指定レジスタDは、応答方法テーブル部TMに応答方法を記憶させるときに、送信メッセージ部SMのどの送信メッセージで応答するかの情報を、一時的に、記憶するレジスタである。また応答方法テーブル部TM、送信メッセージ部SMおよび受信メッセージ部RMの構成については後に詳述する。
キー入力部11は、ダイヤルキー、オフフックキー(通話キー)、オンフックキー(終話キー)の他、応答を前記自動応答にするのか通常応答にするのかを選択する際に操作する応答選択キーSW1、送信メッセージ部SMに送信メッセージを設定するモードを選択する際に操作される選択メッセージ設定キーSW2、応答方法テーブル部TMに応答方法を設定するモードを選択する際に操作される応答方法設定キーSW3、送信メッセージ部SMに予じめ設定しておいた送信メッセージを確認するモードを選択する際に操作される送信メッセージ確認キーSW4、受信メッセージ部RMに記憶されている受信メッセージを確認するモードを選択する際に操作される受信メッセージ確認キーSW5等のキースイッチが配設されており、いずれかのキースイッチが操作されたときに、対応するキー入力をCPU1に送出する回路部である。
図2は前記RAM10に設けられている前記応答方法テーブル部TMの構成を示すものである。即ち、応答方法テーブル部TMはそれぞれ行アドレス1から13が与えられている13の行からなり、各行は入力番号エリアBA1、電話番号エリアDA、送信メッセージ指定エリアMA、応答終了記憶エリアEAからなる。各行の入力番号エリアBA1には予じめ入力番号が記憶されているが、この入力番号は、行アドレス12の行までは行アドレスと一致しているが、行アドレス13の行では0となっている。また行アドレス1から12までの各行の電話番号エリアDAは、この携帯電話装置の携帯者に電話をかけてくることが予想される者の電話番号即ち呼出側電話番号が記憶されるエリアであり、行アドレス13の行の電話番号エリアDAは、*が3個記憶されるエリアであり、これは上記呼出側電話番号以外の全ての電話番号を表わしている。各行の送信メッセージ指定エリアMAには、自動応答時、その行の電話番号エリアDAの呼出側電話番号の電話から呼出しがあったときに、送信するメッセージを指定するデータ(即ち送信メッセージ部SMに予じめ設定されている送信メッセージにそれぞれ付されているメッセージ番号)が記憶されている。各行の応答終了記憶エリアEAには、原則として、その行の呼出側電話番号の電話への自動応答を既に終えているか否かが記憶されるが、行アドレス13の行の応答終了記憶エリアEAには、上記呼出側電話番号以外の電話への自動応答回数が記憶される。
図3は、前記RAM10に設けられている送信メッセージ部SMおよび受信メッセージ部RMの構成を示すものである。送信メッセージ部SMおよび受信メッセージ部RMは、いずれも行アドレス(相対行アドレス)20から32までの13行で構成されている。送信メッセージ部SMの各行は、メッセージ番号エリアBA2と送信メッセージ内容エリアSAとに分けられ、送信メッセージ内容エリアSAには、原則として、送信メッセージが設定され、メッセージ番号エリアBA2には、同一行の送信メッセージ内容エリアSAに設定される送信メッセージに与えられるメッセージ番号が予じめ設定されている。上記メッセージ番号は、行アドレス20の行では0、行アドレス21の行では1、行アドレス22の行では2といった具合になっていき、行アドレス32の行では12となっている。そして行アドレス20の行の送信メッセージ内容エリアSAには前記呼出側電話番号以外の電話番号の電話からの呼出しがあったときに送信するメッセージ即ち一般用送信メッセージが記憶されている(従って前記図2に示す応答方法テーブル部TMの行アドレス13の行の送信メッセージ指定エリアMAには、このメッセージ番号0が記憶されることになる)。また、この送信メッセージ部SMの行アドレス21から31までの行の送信メッセージ内容エリアSAには、それぞれ、前記呼出側電話番号の電話からの呼出しがあったときに、送信するメッセージ即ち送信メッセージ1から11が設定される。そして、行アドレス32の行の送信メッセージ内容エリアSAには、たとえ自動応答時であっても、この携帯電話装置の携帯者が直接に応答すべく、呼出音を発生させるためのコード即ち呼出コードが設定されている(即ち、図2に示す応答方法テーブル部TMの行アドレス12の行の送信メッセージ指定エリアMAには、上記呼出コードのメッセージ番号12が記憶されているので、この行の電話番号エリアDAに記憶されている呼出側電話番号の電話があったときには、たとえ自動応答中でも呼出音が鳴る)。
受信メッセージ部RMは、自動応答中に呼出側から送られてきたメッセージが記憶される記憶部であり、この受信メッセージ部RMの各行は、呼出番号エリアBA3、受信メッセージ内容エリアJAおよび電話番号エリアAAに分けられている。そして各行の呼出番号エリアBA3には、行アドレスの小さい方から、順次、1から13の呼出番号が、予じめ記憶されている。また、受信メッセージ内容エリアJAの各行には、同一行の呼出番号エリアBA3の呼出番号が与えられる受信メッセージが、受信順に記憶され、そして電話番号エリアAAの各行には、同一行の受信メッセージ内容エリアJAに記憶されている受信メッセージを送ってきた電話の電話番号(即ち、前記呼出側電話番号となる)が記憶される。
次に、以上の如くに構成されている本携帯電話装置の動作について説明する。図4は本携帯電話装置の動作の概要を示すジェネラルフローチャートである。即ち電源投入と共にステップS1に進み、このステップS1では、受信がありその旨を示す信号が無線通信回路部6から送られてきているかを判断し、受信があったと判断したときは、ステップS2に進み、後に詳述する受信処理を実行し、然る後、ステップS1に戻る。他方、ステップS1で受信はなかったと判断したときは、ステップS3に進み、キー入力部11のいずれかのキーが操作されキー入力が送られてきているかを判断し、キー入力が送られてきていないと判断したときはステップS1に戻る。また、ステップS3でキー入力が送られてきていると判断したときは、ステップS4に進み前記受信メッセージ確認キーSW5が操作されて受信メッセージの確認を求められているのか、前記送信メッセージ設定キーSW2、応答方法設定キーSW3、送信メッセージ確認キーSW4のいずれかが操作されて応答の設定が求められているのか、それともその他のキーが操作されて、その他のキー入力処理が求められているのかを判断する。そして、受信メッセージの確認が求められていると判断したときは、上記ステップS4からステップS5に進み、後に詳述する受信メッセージ確認処理を実行し、他方、応答の設定が求められていると判断したときは、上記ステップS4からステップS6に進み、後に詳述する応答設定処理を実行し、また、その他のキー入力処理が求められていると判断したときは、上記ステップS4からステップS7に進み、求められているキー入力処理を実行する。そして上記ステップS5,S6およびS7の処理のいずれかを実行した後にはステップS1に戻る。
図5は、前記図4のステップS6即ち応答設定処理を詳細に示したフローチャートであり、図6は前記図4のステップS2即ち受信処理を詳細に示したフローチャートであり、図7は前記図4のステップS5即ち受信メッセージ確認処理を詳細に示したフローチャートであり、図8は上記受信処理(図6)が実行されたときの表示部2の表示例を示すものである。
以下上記各図面を参照しながら本携帯電話装置の各種状態における動作を説明していく。
(イ)送信メッセージの設定
この携帯電話装置の携帯者は、この携帯電話装置の自動応答機能の利用に先立って、予じめ前記一般用送信メッセージおよび何通りかの定形的な送信メッセージを入力することになる。この場合、まずキー入力部11の前記送信メッセージ設定キーSW2を操作する。このときこの操作を図4のステップS3で検出し、ステップS4に進み、上記送信メッセージ設定キーSW2が設定されて応答設定が求められていることを判断し、ステップS6即ち図5の応答設定処理へと進む。
上記応答設定処理では、まずステップS11で上記のように送信メッセージ設定キーSW2が操作されて送信メッセージの設定が求められていることを判断してステップS12に進む。そしてステップS12では、送信メッセージの入力が求められており送信メッセージの確認が求められているのではないことを判断してステップS13に進む。ステップS13では、RAM10のレジスタ部Rに設けられている番号レジスタBに0をセットし、続くステップS14では、この番号レジスタBにセットした値、即ちメッセージ番号0を表示部2に表示して操作者に前記一般用送信メッセージの音声入力を促す。次いでステップS15では、操作者がマイクロホン3を利用して、上記メッセージの音声入力を行うのを待機する。上記音声入力があったときは、上記ステップS15からステップS16に進み、マイクロホン3から音声により入力されるメッセージに対応するメッセージデータを送信メッセージデータ発生部4より取込み、これを一旦、レジスタ部RのメッセージレジスタMに記憶しておく。然る後、ステップS17では、一定時間、例えば3秒間、表示部2に「メッセージOKか」という文字を表示して、上記の如くして音声で入力したデータを、前記一般用送信メッセージデータとして送信メッセージ部SMに設定するかを尋ねる。この場合、操作者が、今回の入力メッセージがあまり適切なものではないので、この入力メッセージを取消して、他のメッセージで入力し直そうと思ったときは、操作者は上記一定時間内に、キャンセルキーSW6を操作することになる。この操作があったときは、それをステップS18で検出しステップS15に戻り、上記同様の処理(ステップS15からS18)が繰返される。送信メッセージの設定が、上記のように入力し直しを容易にできるプロセスで行われるので、適切な送信メッセージを容易かつ迅速に設定できることになる。
他方、今回、入力したメッセージを取消さずに送信メッセージ部SMへ設定しようとする場合には、操作者は、上記一定時間内にキャンセルキーSW6を操作しないことになるが、このとき、その旨をステップS18で検出し、ステップS19に進む。ステップS19では、上記のようにしてメッセージレジスタMに記憶しておいたメッセージを、一般用送信メッセージとして送信メッセージ部SMのメッセージ番号0が設定されている行(即ち行アドレス20の行)の送信メッセージ内容エリアSAに記憶する。続くステップS20では一定時間例えば3秒間が経過する間にスクロールキーSW7の操作がないかを調べ、この操作があったときはステップS21に進み番号レジスタBに次のメッセージ番号即ちメッセージ番号1を設定する(即ちこのステップS21の処理では、順次、その時点まで番号レジスタBに設定されていたメッセージ番号より、原則として、1だけ大きいメッセージ番号を設定するが、しかしその時点まで番号レジスタBに設定されていたメッセージ番号が12であったときは0に戻す)。このステップS21の処理を終えたときはステップS14に戻り、表示部2へ番号レジスタBに設定されているメッセージ番号1を表示し、操作者へ送信メッセージ1の音声入力を促すことになる。以下、上記同様の処理(ステップS15からS21)が実行され、送信メッセージ部SMのメッセージ番号1が設定されている行の送信メッセージ内容エリアSAに送信メッセージ1が設定され、番号レジスタBのメッセージ番号は2となる。然る後、ステップS14に戻り、上記同様の処理(ステップS14からS21)が繰返され、送信メッセージ部SMの送信メッセージ内容エリアSAの各行には、順次、送信メッセージが設定されていくことになる。
以上のようにして、メッセージ番号11が設定されている行の送信メッセージ内容エリアSAに送信メッセージ11が設定された後には、ステップS21で番号レジスタBのメッセージ番号が12となり、これがステップS14で表示部2に表示される。ここで操作者が、メッセージ番号12の行の送信メッセージ内容エリアSAにはメッセージではなく、前記呼出コード(前述のように、自動応答時であっても重要な連絡故に通常応答時のように携帯者が直接応答を望む場合に対応するものである)を設定しておこうとする際には、マイクロホン3に向かって一定時間、例えば3秒間、単一音を連続発生する(例えば「アー」と発生する)。送信メッセージデータ発生部4は、上記音声に係る電気信号を受けて、CPU1に呼出コードを送出する。以後は前記同様にして(ステップS15からS19)、メッセージ番号12の行の送信メッセージ内容エリアSAに上記呼出コードが設定されることになる。
以上のようにして送信メッセージ部SMの全てまたは一部の行にメッセージ等を設定した後に、この送信メッセージ設定操作を終えるときは、前記ステップS20で、前記一定時間、スクロールキーSW7を操作せず放置しておくが、これにより、上記ステップS20からステップS22に進む。この時点で、一定時間内に、他の設定処理を指示するキー操作(例えば応答方法設定キーSW3の操作)が行われなかったときは、全設定が終了したものと判断して、この応答設定処理を終え図4のステップS1に戻ることになる。
(ロ)送信メッセージ部SMに設定した送信メッセージを確認する際の動作
送信メッセージ部SMへ設定した送信メッセージを後に確認するときは、まず送信メッセージ確認キーSW4を操作する。この場合、図4のステップS3でキー操作があったことを検出し、次のステップS4を経て、ステップS6即ち図5の応答設定処理に進み、ステップS11を経てステップS12で、操作されたのは送信メッセージ確認キーSW4であり、送信メッセージの確認が求められていることを判断してステップS25以降の処理へと進む。
ステップS25では、番号レジスタBにメッセージ番号0をセットし、次のステップS26では番号レジスタBにセットされているこのメッセージ番号0を表示部2に表示し、続くステップS27では、番号レジスタBで指定される(即ちメッセージ番号0が与えられている)送信メッセージ即ち送信メッセージ部SMの行アドレス20の行の送信メッセージ内容エリアSAに設定されている一般用送信メッセージを読み出して音声信号発生部8に与える。この場合、音声信号発生部8は与えられた上記一般用送信メッセージのデータ信号を対応する音声電気信号に変換してスピーカー7に与え、スピーカー7は一般用送信メッセージを音声にて出力することになる。これにより操作者は、既に送信メッセージ部SMに設定されている一般用送信メッセージを音声にて確認できることになる。
操作者は、以上のようにして一般送信メッセージを確認した後、更にメッセージ番号1が与えられている送信メッセージ1(即ち送信メッセージ部SMにおいて、上記一般用メッセージが設定されている行の次の行に設定されている送信メッセージ)をも確認しようとする場合は、上記一般用送信メッセージの音声での出力があった後、一定時間内にスクロールキーSW7を操作することになる。この操作があったときは、それをステップS28で検出してステップS29に進み、番号レジスタBに次の値即ちメッセージ番号1をセットし、然る後にステップS26に戻る。
以下、上記同様の処理(ステップS26からS29)を繰返して、順次、送信メッセージ部SMに設定されている各送信メッセージを音声にて確認できることになる。
この送信メッセージの確認時においても、前記送信メッセージの設定時と同様に、確認操作を終えるときは、前記ステップS28で検出されるスクロールキーSW7の操作を、前記一定時間が経過するまで行わずに放置する。これにより上記ステップS28からステップS22に進み、このステップS22で、前記同様に他の設定操作のためのキー操作が、一定時間内に、ないときは全設定は終了したと判断して、この応答設定処理を終え、図4のステップS1に戻る。
(ハ)応答方法を設定する際の動作
前記のようにして送信メッセージ部SMに送信メッセージ等を設定した後には、自動応答時にどのような応答をするかを応答方法テーブル部TMに設定する。この場合、まず、前記応答方法設定キーSW3を操作する。
上記応答方法設定キーSW3の操作を受けて図4のステップS3,S4を経てステップS6即ち図5の応答処理へと進む。そして、この応答処理では、ステップS11を経てステップS31に進み、番号レジスタBに入力番号1をセットし、然る後、ステップS22では番号レジスタBにセットした入力番号1を表示部2に表示し、その上でステップS33に進む。ステップS33では、操作者がダイヤルキーを操作して呼出側電話番号(前述のように自動応答の対象とする相手側即ち呼出側の電話の電話番号)を入力しだすのを待機する。そしてこの入力があったときは、ステップS34に進み、入力された呼出側電話番号の数値を1つずつ電話番号レジスタTにセットしていく。そして、1つの呼出側電話番号の全てを電話番号レジスタTにセットした後には、ステップS35に進み上記のようにして番号レジスタBにセットした入力番号と電話番号レジスタTにセットした呼出側電話番号を表示部2に表示する。次いでステップS36では、操作者が送信メッセージ指定(即ち自動応答時に、上記呼出側電話番号の電話から呼出しがあったときに、この呼出側へ送るメッセージを前記送信メッセージ部SMに予じめ設定しておいた送信メッセージのどれにするかの指定で、具体的には送信しようとする送信メッセージのメッセージ番号)を入力するのを待機する。そしてこの送信メッセージ指定の入力があったときは、ステップS37に進みこの送信メッセージ指定を、一旦、メッセージ指定レジスタDにセットする。然る後、ステップS38では、番号レジスタBにセットした入力番号と電話番号レジスタTにセットした呼出側電話番号とメッセージ指定レジスタDにセットした送信メッセージ指定を表示部2に表示し、これらの組合わせでの応答方法テーブル部TMへの記憶でよいのかの判断を操作者に求める。この場合、操作者は、この組合わせでは不都合であると考えたときは、一定時間内、例えば3秒間内にキャンセルキーSW6を操作することになる。ステップS39では、上記キャンセルキーSW6の操作が上記一定時間内にあったかを判断し、この操作があったときはステップS33に戻り、上記同様の動作を繰返すことになるが、この操作がなかったときはステップS40に進む。ステップS40では、電話番号レジスタTにセットしておいた呼出側電話番号を応答方法テーブル部TMの行アドレス1の行(入力番号エリアBA1に入力番号1が予じめ記憶されている行であり、以下、入力番号1の行という)の電話番号エリアDAに記憶し、番号レジスタBにセットしておいた上記送信メッセージ指定を入力番号1の行の送信メッセージ指定エリアMAに記憶し、更にこの行の応答終了記憶エリアEAに未だ応答を行っていない旨を示す「無」を記憶する(図2の行アドレス1の行を参照)。
操作者が、続いて、応答方法テーブル部TMの他の行にも応答方法を記憶していこうとするときには、一定時間内にスクロールキーSW7を操作することになる。この操作が上記一定時間内にあったときは、それをステップS41で検出し、ステップS42に進み番号レジスタBに次の入力番号2をセットし、ステップS32に戻る。
以下、上記同様の動作を繰返しながら、応答方法テーブル部TMの各入力番号の行に、呼出側電話番号およびその呼出側電話番号の電話からの呼出しに対して送信するメッセージを指定する送信メッセージ指定並びに上記「無」を記憶していく。なお、ステップS42では、番号レジスタBに既に入力番号12がセットされているときは、新たに入力番号0をセットし、既に入力番号0がセットされているときは、新たに入力番号1をセットする。このステップS42で番号レジスタBに新たに入力番号0がセットされたときは、ステップS32でこの入力番号0が表示され、操作者は、これを見てダイヤルキー中の*のキーを3回操作することになるが、これは、上記各呼出側電話番号以外の不特定の電話番号を示す。また、この場合、操作者は送信メッセージ指定として、不特定者への送信メッセージである一般用送信メッセージのメッセージ番号0(図3の送信メッセージ部SMの行アドレス20の行を参照)を選ぶので、応答方法テーブル部TMの入力番号0の行の電話番号エリアDAおよび送信メッセージ指定エリアMAの記憶状態は、図2の入力番号0の行に示すようになる。
操作者は、上記のようにして、応答方法テーブル部TMに応答方法を記憶させる作業を終えた後には、上記スクロールキーSW7を上記一定期間内に操作せず放置することになる。これによりステップS41からステップS22に進む。ステップS22では、一定時間が経過するまでに新たな設定処理を求めるキー処理がなく全設定が終了したのかを判断し、終了したと判断したときは、この応答設定処理を終え、図4のステップS1に戻る。しかし、一定時間内に新たな設定処理を求めるキー操作があり、全設定は終了していないと判断したときは、ステップS11に戻り、操作されたキーに応じて送信メッセージの入力動作(ステップS12,S13からS21)、送信メッセージの確認動作(ステップS12,S25からS29)または応答方法設定動作(ステップS31からS42)へと進む。これは、前記送信メッセージの確認動作後のステップS22の処理および前記送信メッセージの入力動作後のステップS22の処理において全設定が終了していないと判断した場合でも同様である。
(ニ)通常応答時の受信動作
受信があったときは、無線通信回路部6からのその旨の信号を図4のステップS1で検出しステップS2即ち図6の受信処理へと進む。そしてステップS50では一部回路にのみ電源供給が行われていた無線通信回路部6の全回路に電源を供給する制御信号を送出し送受信の全てを行えるようにする。次いでステップS51では、応答選択フラグFのセット値が0になっていることを確認し、ステップS75に進みスピーカー7より呼出音を発生させる。続くステップS76では携帯者がオフフックキーを操作するのを待機し、この操作があったときはステップS77に進む。ステップS77では上記呼出音の発生を停止させ、更に制御信号を発して、マイクロホン3、およびスピーカー7を用いての通常応答が可能な状態にする。これらにより携帯者は呼出側と通常の応答(会話)を行うことになる。上記ステップS77の処理を終えた後には、ステップS78に進み携帯者が応答を終えて、オンフックキーを操作するのを待機する。この操作があったときには、ステップS78からステップS62に進み、オンフック信号を無線通信回路部6に送り、受信があった前の状態に戻しておき、この受信処理を終え図4のステップS1に戻る。
(ホ)自動応答時の受信動作
この場合も、前記(ニ)の通常応答時と同様に、受信を受けて図6のステップS50までの処理が行われステップS51に進む。しかしこの場合は応答選択フラグFのセット値は1となっているから(なお、応答選択フラグFのセット値は、キー操作を受けて、図4のステップS7のその他のキー入力処理で0と1の間で反転する)、ステップS52に進み、無線通信回路部6を介して送られてくる信号から相手側の電話番号の検出を試みる。検出できなかったときは(相手側の電話装置が、そもそも自己の電話番号を送出するものではないときは)、前述のステップS75以降の処理へと進む。他方、ステップS52で相手側の電話番号を検出したときは、ステップS53でその電話番号を電話番号レジスタTにセットし、次のステップS54ではこの電話番号レジスタTにセットした電話番号が応答方法テーブル部TMの電話番号エリアDAに前記呼出側電話番号として記憶されているかを判断する。
上記ステップS54で電話番号レジスタTにセットした電話番号が電話番号エリアDAに呼出側電話番号として記憶されていると判断したときは、その呼出側電話番号の電話装置への送信メッセージが送信メッセージ部SMの送信メッセージ内容エリアSAに設定されているか(即ち、応答方法テーブル部TMにおいて、上記呼出側電話番号が記憶されている電話番号エリアDAと同一行の送信メッセージ指定エリアMAには送信メッセージ指定として12以外の1から11のメッセージ番号が設定されているか)を判断する。上記送信メッセージが設定されておらず、前記呼出コードが設定されているときは(即ち、送信メッセージ指定としてメッセージ番号12が記憶されているときは)、携帯者が、たとえ自動応答中でも自分で直接に応答することを望んでいる相手からの電話なので、前記ステップS75以降の処理へと進む。他方、上記送信メッセージが設定されているときは、ステップS55からステップS56に進み、その送信メッセージを送信メッセージ指定即ちメッセージ番号に基づき送信メッセージ部SMの送信メッセージ内容エリアSAより読み出して、それを無線通信回路部6を介して送出する。続くステップS57では一定時間内に相手側即ち呼出側からメッセージが送られてきているかを判断し、送られてきているときは、ステップS58に進み、受信メッセージ部RMの未記憶の行のうちで最も小さい呼出番号が記憶されている行の受信メッセージ内容エリアJAに、その送られてきたメッセージを受信メッセージとして記憶する。次いでステップS59では、電話番号レジスタTにセットしておいた相手側の電話番号を、上記受信メッセージを記憶した受信メッセージ内容エリアJAと同一行の電話番号エリアAAに記憶する。
上記ステップS59の処理を終えた場合または上記ステップS57で一定時間内に相手側からメッセージが送られてきてはいないと判断した場合は、いずれもステップS60に進み応答方法テーブル部TMの今回の受信に係る呼出側電話番号が記憶されている行の応答終了記憶エリアEAの「無」を「有」に変えて呼出しの終了を記憶する。次のステップS61では図8の(a)に示すような終了表示を表示部2に表示させるが、この場合、今回の受信に係る呼出側電話番号、その入力番号、メッセージ番号(送信メッセージ指定)および上記呼出しの終了(*)を下の表示行に表示し、上の表示行には、上記呼出側電話番号の入力番号より1だけ小さい(前の)入力番号に係る呼出側電話番号等(即ち、応答方法テーブル部TMにおいて、今回の呼出側電話番号等が記憶されている行より行アドレスが原則として1だけ小さい行に記憶されているデータ)が表示される。上記ステップS61の処理を終えた後には、前記ステップS62の処理を実行して、この受信処理を終えて図4のステップS1に戻る。
前記ステップS54で、今回の受信に係る相手側の電話番号(電話番号レジスタTにセットされている電話番号)は応答方法テーブル部TMの電話番号エリアDAには記憶されていないと判断したときにはステップS65に進み、応答方法テーブル部TMの入力番号0が記憶されている行(即ち電話番号エリアDAには不特定の電話番号を示す3個の*が記憶されている行)の送信メッセージ指定エリアMAの送信メッセージ指示0に基づいて、送信メッセージ部SMのメッセージ番号0の一般用送信メッセージを無線通信回路部6を介して送信する。次いでステップS66では、一定時間経過内に相手側からメッセージが送られてきたかを判断し、送られてきたときは受信メッセージ部RMの未記憶の行のうち、最も小さい呼出番号が記憶されている行の受信メッセージ内容エリアJAへ、送られてきたメッセージを受信メッセージとして記憶する。続くステップS68では、電話番号レジスタTにセットしておいた相手側の電話番号を上記受信メッセージを記憶した受信メッセージ部RMと同一の行の電話番号エリアAAに記憶する。然る後、ステップS69では応答方法テーブル部TMの入力番号0が記憶されている行の応答終了記憶エリアEAの一般応答数を1だけ大きいものとし(図2の行アドレス13の行を参照)、その後、ステップ70に進み図8の(b)に示すような終了表示を表示部2に表示させる。同図に示すように、この場合も今回の受信に係るデータは下の表示行に表示され上の表示行には上記応答方法テーブル部TMにおいて上記呼出番号0より1だけ前の呼出番号12が記憶されている行の記憶データが表示される。なお、今回の受信に係るデータとしては、前記呼出側電話番号以外の不特定の電話番号を示す「OTHER」、その入力番号、メッセージ番号および一般応答数(同図では3となっている)が表示される。また上記ステップS70の処理を終えた後には、前記ステップS62の処理を実行してこの受信処理を終了し図4のステップS1に戻る。
(ヘ)自動応答時の受信メッセージを確認する際の動作
自動応答時に受信メッセージ部RMに記憶した受信メッセージを確認するときには、前記受信メッセージ確認キーSW5を操作する。これを受けて、図4のステップS3,S4を経てステップS5即ち図7の受信メッセージ確認処理に進む。そしてステップS80で番号レジスタBに呼出番号1をセットし次のステップS81で呼出番号1の受信メッセージが受信メッセージ部RMに記憶されているかを判断し、記憶されていないときはこの受信メッセージ確認処理を終えるが、記憶されているときはステップS82に進む。ステップS82では番号レジスタBで指定されている呼出番号1と、受信メッセージ部RMにおいて呼出番号1が記憶されている行の電話番号エリアAAに記憶されている相手側の電話番号とを表示部2に表示し、次のステップS83では上記呼出番号1の受信メッセージ(受信メッセージ部RMにおいて、呼出番号1が記憶されている行の受信メッセージ内容エリアJAに記憶されている受信メッセージ)を音声信号発生部8に与え、スピーカー7よりこの受信メッセージを音声で出力させる。続くステップS84では、一定時間経過前にスクロールキーSW7の操作があったかを判断し、なかったときはこの受信メッセージ確認処理を終えて図4のステップS1に戻るが、上記操作があったときは、番号レジスタBの呼出番号を次のもの(この場合は呼出番号2)にしてステップS81に戻り、以下、上記同様の処理を繰返す。これにより、受信メッセージ部RMに記憶した各回の受信データは、表示部2での表示およびスピーカー7による音声出力で、順次、確認できることになる。
なお、本願発明は上記携帯電話装置で採用された送信メッセージ設定方法に限定されず、本願発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用が可能である。例えば、上記携帯電話装置は応答設定処理(ステップS6)、受信メッセージ確認処理(ステップS5)等を実行中において受信があっても何らこれに対応するものではないが、これを受信があった場合には、たとえ応答設定処理受信メッセージ確認処理等の実行中でも強制的に受信処理を行う携帯電話装置に採用されるものであってもよいことは勿論である。
また、上記携帯電話装置で採用された実施例は、呼出側電話番号と送信メッセージとを複数組設定できるものであったが、これに限定されず、1組だけのもの、呼出側電話番号は複数で送信メッセージは全て同一で1個のもの、或いは呼出側電話番号は設定されずに何れの呼出に対しても送信される送信メッセージが1個だけ設定されるのものでもよいことは無論である。
複数の受信メッセージを順次、スピーディに確認していくタイプの自動応答機能付きの携帯電話装置を製造する産業において利用できる。
本発明の一実施例の回路構成を示す図である。 図1に示すRAMに設けられている応答方法テーブル部の構成を示す図である。 図1に示すRAMに設けられている送信メッセージ部および受信メッセージ部の構成を示す図である。 上記実施例の動作の概要を示すジェネラルフローチャートである。 前記図4中の応答設定処理を詳細に示すフローチャートである。 前記図4中の受信処理を詳細に示すフローチャートである。 前記図4中の受信メッセージ確認処理を詳細に示すフローチャートである。 受信処理における終了表示の表示例を示すものである。
符号の説明
1 CPU
6 無線通信回路部
9 ROM
10 RAM
F 応答選択フラグ
B 番号レジスタ
M メッセージレジスタ
T 電話番号レジスタ
D メッセージ指定レジスタ
BA1 入力番号エリア
BA2 メッセージ番号エリア
BA3 呼出番号エリア
DA 電話番号エリア
MA 送信メッセージ指定エリア
EA 応答終了記憶エリア
SA 送信メッセージ内容エリア
JA 受信メッセージ内容エリア
AA 電話番号エリア

Claims (1)

  1. 着信があった場合、受信信号中に呼出側の電話番号に係る信号があったときは、この信号より呼出側の電話番号を検出する携帯電話装置であって、
    送受信を行う無線通信手段と、
    表示部と、
    音声を出力するスピーカと、
    呼出側へ送る送信メッセージを記憶する送信メッセージ記憶手段と、
    無線通信手段により受信した受信メッセージを記憶する受信メッセージ記憶手段とを有し、
    着信があった場合に、検出した呼出側の電話番号に応じて送信メッセージを送信メッセージ記憶手段から呼出して無線通信手段により送信させ、呼出側の電話番号が送信メッセージに対応付けられていないときは不特定を示す電話番号情報を、表示部に表示し、呼出側の電話番号情報と対応付けて無線通信手段により受信した受信メッセージを受信メッセージ記憶手段に記憶し、
    受信メッセージ記憶手段に記憶した受信メッセージを確認する指示があった場合には、指定された受信メッセージの番号と共に対応する呼出側の電話番号を表示部に表示して受信メッセージ記憶手段に記憶した受信メッセージをスピーカから出力し、
    受信メッセージ記憶手段に記憶した受信メッセージをスピーカから出力して一定時間経過前に次の受信メッセージを確認する指示が有った場合には、次の受信メッセージの番号と共に対応する呼出側の電話番号を表示部に表示して受信メッセージ記憶手段に記憶した受信メッセージをスピーカから出力し、
    受信メッセージ確認処理を実行中に受信があった場合には、強制的に受信処理を行うことを特徴とする携帯電話装置。
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