JP3335979B2 - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP3335979B2
JP3335979B2 JP2000061139A JP2000061139A JP3335979B2 JP 3335979 B2 JP3335979 B2 JP 3335979B2 JP 2000061139 A JP2000061139 A JP 2000061139A JP 2000061139 A JP2000061139 A JP 2000061139A JP 3335979 B2 JP3335979 B2 JP 3335979B2
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transmission message
transmission
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は着信があった場合、
受信信号中に呼出側の電話番号に係る信号があったとき
は、この信号より呼出側の電話番号を検出するタイプの
携帯電話装置に係り、特に自動選択応答に好適なものに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話装置は、便利な移動体通
信装置として、広く利用されるに至っている。ところ
が、携帯電話装置では、電車の中等の公衆の場あるいは
会議中においては、着信時の呼出音が発生すると他人に
迷惑をかけることになる。これを考慮し、キー操作によ
り着信があっても呼出音が発生しないようにし、代わり
に携帯電話装置の見やすい位置に配設されているLED
の点滅あるいは携帯電話装置自体の振動で携帯者に着信
を知らせるようにしたものが実用に供されている。なお
携帯電話装置には、アナログ式とディジタル式のものが
あり、ディジタル式のものでは、使用者の登録により、
呼出しに際してその携帯電話装置の電話番号を送信で
き、一方受信側ではそれを受信して呼出側の電話番号を
検出できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、呼出音の発
生に代えて、LEDの点滅等で着信を知らせるようにし
た上記のような携帯電話装置では、これをカバンの中に
入れて携帯しているときには着信があっても携帯者はそ
れを認識できず、また会議中等には着信を認識し得ても
通話を開始できず、いずれにしても、その呼出しに何ら
応答できなかった。本願発明は、いずれも上記の如き事
情に鑑みてなされたものであり、他人の迷惑等を考慮し
て、着信があっても呼出音を発生しないようにした状態
において、着信があったときには、呼出側に応じた適切
な応答を自動的に行う携帯電話装置の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、いずれも、
前記の如く受信者側で呼出側の電話番号を検出できる携
帯電話装置システムが存在していることに着目したもの
であり、請求項1の発明では、このような携帯電話装置
に、アンテナを備えて送受信を行う無線通信手段と、表
示部と、自動応答時において着信があった場合に呼出側
へ送る複数の送信メッセージを記憶する送信メッセージ
記憶手段と、呼出側の電話番号と、前記送信メッセージ
記憶手段に記憶されている送信メッセージとを、対応づ
けて記憶する応答方法記憶手段と、前記応答方法記憶手
段に前記呼出側の電話番号に対する応答方法を指定する
際に、前記送信メッセージを特定するためのメッセージ
番号を前記表示部に表示する手段と、自動応答時に着信
があり、呼出側の電話番号が前記無線通信手段から送ら
れてきた場合に、前記応答方法記憶手段によりこの呼出
側の電話番号に対応づけられている送信メッセージを前
記送信メッセージ記憶手段から呼出して当該送信メッセ
ージを前記無線通信手段より送信させる自動応答制御手
段と、更に、メッセージ番号セット手段と音声出力手段
とを備え、前記応答方法記憶手段に記憶されている複数
の送信メッセージを確認する際には、前記メッセージ番
号セット手段によりセットされたメッセージ番号を前記
表示部に表示し、当該表示されたメッセージ番号で特定
される送信メッセージを前記音声出力手段から出力する
ように構成した。
【0005】請求項2の発明では、自動応答時において
着信があった場合に呼出側へ送る送信メッセージを確認
する応答メッセージ確認方法を以下のように構成した。
即ち、送信メッセージ番号をセットするステップと、前
記ステップでセットされた送信メッセージ番号を表示す
るステップと、前記表示された送信メッセージ番号に対
応付けられている送信メッセージを呼出すステップと、
前記呼出された送信メッセージを出力するステップとを
含む構成にした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例により本
発明を具体的に説明する。図1は本発明の一実施例の回
路構成を示すものである。即ち本実施例は、CPU1を
中心とし、他の回路部がこれに接続する構成となってい
る。CPU1は、送られてくるデータを処理加工して送
出すると共に、接続する回路部に制御信号を送って、そ
れらを制御する回路部である。表示部2はCPU1より
送られてくるデータをディジタル表示する表示部であ
る。マイクロホン3は音声を対応する電気信号に変換し
て送出する回路部である。送信メッセージデータ発生部
4はマイクロホン3からの上記電気信号を入力し対応す
るメッセージデータに変換して、これを送信メッセージ
データとしてCPU1に送出する回路部である。
【0007】アンテナ5を備える無線通信回路部6は、
後述の通常応答時には、アンテナ5からの電気信号に処
理を加えてスピーカー7に送出すると共にマイクロホン
3からの電気信号を取込んで処理を加えアンテナ5より
電波として送出し、更に後述の自動応答時には、アンテ
ナ5よりの電気信号に処理を加えこれをCPU1に送出
すると共にCPU1からのデータを対応する電気信号に
変換してこれをアンテナ5より電波として送出する回路
部である。スピーカー7は無線通信回路部6および音声
信号発生部8よりの電気信号を得て対応する音声に変換
する回路部である。また音声信号発生部8はCPU1よ
りのデータ信号を取込んで対応する音声電気信号に変換
しスピーカー7に送出する回路部である。
【0008】ROM9は、この携帯電話装置の各種動作
に係るプログラムを固定的に記憶し、CPU1の制御の
下に、記憶しているプログラム等を、順次、CPU1に
送出する回路部である。RAM10は、各種レジスタを
備えているレジスタ部R、応答方法テーブル部TM、送
信メッセージ部SM、および受信メッセージ部RMから
なり、CPU1の制御の下に、CPU1からのデータを
記憶すると共に、記憶しているデータをCPU1に送出
する回路部である。レジスタ部Rにおいて、応答選択フ
ラグFは、応答方法テーブル部TMの記憶データ等に基
づいた自動応答が選択されているときに1がセットさ
れ、他方、この携帯電話装置の携帯者が、マイクロホン
3およびスピーカー7を利用して応答する通常応答が選
択されているときに0がセットされるフラグレジスタで
ある。番号レジスタBは、上記自動応答時において、後
述のメッセージ番号等がセットされるワーキングレジス
タである。メッセージレジスタMは、送信メッセージ部
SMに予じめ送信メッセージを記憶させておく作業時
に、送信メッセージデータ発生部4からCPU1に送ら
れてきた送信メッセージが、一時的に、記憶されるレジ
スタである。電話番号レジスタTは、応答方法テーブル
部TMに呼出してくると予想される相手側の電話番号を
予じめセットする場合等に、一時的に、その電話番号が
セットされるレジスタである。メッセージ指定レジスタ
Dは、応答方法テーブル部TMに応答方法を記憶させる
ときに、送信メッセージ部SMのどの送信メッセージで
応答するかの情報を、一時的に、記憶するレジスタであ
る。また応答方法テーブル部TM、送信メッセージ部S
Mおよび受信メッセージ部RMの構成については後に詳
述する。
【0009】キー入力部11は、ダイヤルキー、オフフ
ックキー(通話キー)、オンフックキー(終話キー)の
他、応答を前記自動応答にするのか通常応答にするのか
を選択する際に操作する応答選択キーSW1、送信メッ
セージ部SMに送信メッセージを設定するモードを選択
する際に操作される選択メッセージ設定キーSW2、応
答方法テーブル部TMに応答方法を設定するモードを選
択する際に操作される応答方法設定キーSW3、送信メ
ッセージ部SMに予じめ設定しておいた送信メッセージ
を確認するモードを選択する際に操作される送信メッセ
ージ確認キーSW4、受信メッセージ部RMに記憶され
ている受信メッセージを確認するモードを選択する際に
操作される受信メッセージ確認キーSW5等のキースイ
ッチが配設されており、いずれかのキースイッチが操作
されたときに、対応するキー入力をCPU1に送出する
回路部である。
【0010】図2は前記RAM10に設けられている前
記応答方法テーブル部TMの構成を示すものである。即
ち、応答方法テーブル部TMはそれぞれ行アドレス1か
ら13が与えられている13の行からなり、各行は入力
番号エリアBA1、電話番号エリアDA、送信メッセー
ジ指定エリアMA、応答終了記憶エリアEAからなる。
各行の入力番号エリアBA1には予じめ入力番号が記憶
されているが、この入力番号は、行アドレス12の行ま
では行アドレスと一致しているが、行アドレス13の行
では0となっている。また行アドレス1から12までの
各行の電話番号エリアDAは、この携帯電話装置の携帯
者に電話をかけてくることが予想される者の電話番号即
ち呼出側電話番号が記憶されるエリアであり、行アドレ
ス13の行の電話番号エリアDAは、*が3個記憶され
るエリアであり、これは上記呼出側電話番号以外の全て
の電話番号を表わしている。各行の送信メッセージ指定
エリアMAには、自動応答時、その行の電話番号エリア
DAの呼出側電話番号の電話から呼出しがあったとき
に、送信するメッセージを指定するデータ(即ち送信メ
ッセージ部SMに予じめ設定されている送信メッセージ
にそれぞれ付されているメッセージ番号)が記憶されて
いる。各行の応答終了記憶エリアEAには、原則とし
て、その行の呼出側電話番号の電話への自動応答を既に
終えているか否かが記憶されるが、行アドレス13の行
の応答終了記憶エリアEAには、上記呼出側電話番号以
外の電話への自動応答回数が記憶される。
【0011】図3は、前記RAM10に設けられている
送信メッセージ部SMおよび受信メッセージ部RMの構
成を示すものである。送信メッセージ部SMおよび受信
メッセージ部RMは、いずれも行アドレス(相対行アド
レス)20から32までの13行で構成されている。送
信メッセージ部SMの各行は、メッセージ番号エリアB
A2と送信メッセージ内容エリアSAとに分けられ、送
信メッセージ内容エリアSAには、原則として、送信メ
ッセージが設定され、メッセージ番号エリアBA2に
は、同一行の送信メッセージ内容エリアSAに設定され
る送信メッセージに与えられるメッセージ番号が予じめ
設定されている。上記メッセージ番号は、行アドレス2
0の行では0、行アドレス21の行では1、行アドレス
22の行では2といった具合になっていき、行アドレス
32の行では12となっている。そして行アドレス20
の行の送信メッセージ内容エリアSAには前記呼出側電
話番号以外の電話番号の電話からの呼出しがあったとき
に送信するメッセージ即ち一般用送信メッセージが記憶
されている(従って前記図2に示す応答方法テーブル部
TMの行アドレス13の行の送信メッセージ指定エリア
MAには、このメッセージ番号0が記憶されることにな
る)。また、この送信メッセージ部SMの行アドレス2
1から31までの行の送信メッセージ内容エリアSAに
は、それぞれ、前記呼出側電話番号の電話からの呼出し
があったときに、送信するメッセージ即ち送信メッセー
ジ1から11が設定される。そして、行アドレス32の
行の送信メッセージ内容エリアSAには、たとえ自動応
答時であっても、この携帯電話装置の携帯者が直接に応
答すべく、呼出音を発生させるためのコード即ち呼出コ
ードが設定されている(即ち、図2に示す応答方法テー
ブル部TMの行アドレス12の行の送信メッセージ指定
エリアMAには、上記呼出コードのメッセージ番号12
が記憶されているので、この行の電話番号エリアDAに
記憶されている呼出側電話番号の電話があったときに
は、たとえ自動応答中でも呼出音が鳴る)。
【0012】受信メッセージ部RMは、自動応答中に呼
出側から送られてきたメッセージが記憶される記憶部で
あり、この受信メッセージ部RMの各行は、呼出番号エ
リアBA3、受信メッセージ内容エリアJAおよび電話
番号エリアAAに分けられている。そして各行の呼出番
号エリアBA3には、行アドレスの小さい方から、順
次、1から13の呼出番号が、予じめ記憶されている。
また、受信メッセージ内容エリアJAの各行には、同一
行の呼出番号エリアBA3の呼出番号が与えられる受信
メッセージが、受信順に記憶され、そして電話番号エリ
アAAの各行には、同一行の受信メッセージ内容エリア
JAに記憶されている受信メッセージを送ってきた電話
の電話番号(即ち、前記呼出側電話番号となる)が記憶
される。
【0013】次に、以上の如くに構成されている本実施
例の動作について説明する。図4は本実施例の動作の概
要を示すジェネラルフローチャートである。即ち電源投
入と共にステップS1に進み、このステップS1では、
受信がありその旨を示す信号が無線通信回路部6から送
られてきているかを判断し、受信があったと判断したと
きは、ステップS2に進み、後に詳述する受信処理を実
行し、然る後、ステップS1に戻る。他方、ステップS
1で受信はなかったと判断したときは、ステップS3に
進み、キー入力部11のいずれかのキーが操作されキー
入力が送られてきているかを判断し、キー入力が送られ
てきていないと判断したときはステップS1に戻る。ま
た、ステップS3でキー入力が送られてきていると判断
したときは、ステップS4に進み前記受信メッセージ確
認キーSW5が操作されて受信メッセージの確認を求め
られているのか、前記送信メッセージ設定キーSW2、
応答方法設定キーSW3、送信メッセージ確認キーSW
4のいずれかが操作されて応答の設定が求められている
のか、それともその他のキーが操作されて、その他のキ
ー入力処理が求められているのかを判断する。そして、
受信メッセージの確認が求められていると判断したとき
は、上記ステップS4からステップS5に進み、後に詳
述する受信メッセージ確認処理を実行し、他方、応答の
設定が求められていると判断したときは、上記ステップ
S4からステップS6に進み、後に詳述する応答設定処
理を実行し、また、その他のキー入力処理が求められて
いると判断したときは、上記ステップS4からステップ
S7に進み、求められているキー入力処理を実行する。
そして上記ステップS5,S6およびS7の処理のいず
れかを実行した後にはステップS1に戻る。
【0014】図5は、前記図4のステップS6即ち応答
設定処理を詳細に示したフローチャートであり、図6は
前記図4のステップS2即ち受信処理を詳細に示したフ
ローチャートであり、図7は前記図4のステップS5即
ち受信メッセージ確認処理を詳細に示したフローチャー
トであり、図8は上記受信処理(図6)が実行されたと
きの表示部2の表示例を示すものである。以下上記各図
面を参照しながら本実施例の各種状態における動作を説
明していく。
【0015】(イ)送信メッセージの設定 この携帯電話装置の携帯者は、この携帯電話装置の自動
応答機能の利用に先立って、予じめ前記一般用送信メッ
セージおよび何通りかの定形的な送信メッセージを入力
することになる。この場合、まずキー入力部11の前記
送信メッセージ設定キーSW2を操作する。このときこ
の操作を図4のステップS3で検出し、ステップS4に
進み、上記送信メッセージ設定キーSW2が設定されて
応答設定が求められていることを判断し、ステップS6
即ち図5の応答設定処理へと進む。
【0016】上記応答設定処理では、まずステップS1
1で上記のように送信メッセージ設定キーSW2が操作
されて送信メッセージの設定が求められていることを判
断してステップS12に進む。そしてステップS12で
は、送信メッセージの入力が求められており送信メッセ
ージの確認が求められているのではないことを判断して
ステップS13に進む。ステップS13では、RAM1
0のレジスタ部Rに設けられている番号レジスタBに0
をセットし、続くステップS14では、この番号レジス
タBにセットした値、即ちメッセージ番号0を表示部2
に表示して操作者に前記一般用送信メッセージの音声入
力を促す。次いでステップS15では、操作者がマイク
ロホン3を利用して、上記メッセージの音声入力を行う
のを待機する。上記音声入力があったときは、上記ステ
ップS15からステップS16に進み、マイクロホン3
から音声により入力されるメッセージに対応するメッセ
ージデータを送信メッセージデータ発生部4より取込
み、これを一旦、レジスタ部RのメッセージレジスタM
に記憶しておく。然る後、ステップS17では、一定時
間、例えば3秒間、表示部2に「メッセージOKか」と
いう文字を表示して、上記の如くして音声で入力したデ
ータを、前記一般用送信メッセージデータとして送信メ
ッセージ部SMに設定するかを尋ねる。この場合、操作
者が、今回の入力メッセージがあまり適切なものではな
いので、この入力メッセージを取消して、他のメッセー
ジで入力し直そうと思ったときは、操作者は上記一定時
間内に、キャンセルキーSW6を操作することになる。
この操作があったときは、それをステップS18で検出
しステップS15に戻り、上記同様の処理(ステップS
15からS18)が繰返される。
【0017】他方、今回、入力したメッセージを取消さ
ずに送信メッセージ部SMへ設定しようとする場合に
は、操作者は、上記一定時間内にキャンセルキーSW6
を操作しないことになるが、このとき、その旨をステッ
プS18で検出し、ステップS19に進む。ステップS
19では、上記のようにしてメッセージレジスタMに記
憶しておいたメッセージを、一般用送信メッセージとし
て送信メッセージ部SMのメッセージ番号0が設定され
ている行(即ち行アドレス20の行)の送信メッセージ
内容エリアSAに記憶する。続くステップS20では一
定時間例えば3秒間が経過する間にスクロールキーSW
7の操作がないかを調べ、この操作があったときはステ
ップS21に進み番号レジスタBに次のメッセージ番号
即ちメッセージ番号1を設定する(即ちこのステップS
21の処理では、順次、その時点まで番号レジスタBに
設定されていたメッセージ番号より、原則として、1だ
け大きいメッセージ番号を設定するが、しかしその時点
まで番号レジスタBに設定されていたメッセージ番号が
12であったときは0に戻す)。このステップS21の
処理を終えたときはステップS14に戻り、表示部2へ
番号レジスタBに設定されているメッセージ番号1を表
示し、操作者へ送信メッセージ1の音声入力を促すこと
になる。以下、上記同様の処理(ステップS15からS
21)が実行され、送信メッセージ部SMのメッセージ
番号1が設定されている行の送信メッセージ内容エリア
SAに送信メッセージ1が設定され、番号レジスタBの
メッセージ番号は2となる。然る後、ステップS14に
戻り、上記同様の処理(ステップS14からS21)が
繰返され、送信メッセージ部SMの送信メッセージ内容
エリアSAの各行には、順次、送信メッセージが設定さ
れていくことになる。
【0018】以上のようにして、メッセージ番号11が
設定されている行の送信メッセージ内容エリアSAに送
信メッセージ11が設定された後には、ステップS21
で番号レジスタBのメッセージ番号が12となり、これ
がステップS14で表示部2に表示される。ここで操作
者が、メッセージ番号12の行の送信メッセージ内容エ
リアSAにはメッセージではなく、前記呼出コード(前
述のように、自動応答時であっても重要な連絡故に通常
応答時のように携帯者が直接応答を望む場合に対応する
ものである)を設定しておこうとする際には、マイクロ
ホン3に向かって一定時間、例えば3秒間、単一音を連
続発生する(例えば「アー」と発生する)。送信メッセ
ージデータ発生部4は、上記音声に係る電気信号を受け
て、CPU1に呼出コードを送出する。以後は前記同様
にして(ステップS15からS19)、メッセージ番号
12の行の送信メッセージ内容エリアSAに上記呼出コ
ードが設定されることになる。以上のようにして送信メ
ッセージ部SMの全てまたは一部の行にメッセージ等を
設定した後に、この送信メッセージ設定操作を終えると
きは、前記ステップS20で、前記一定時間、スクロー
ルキーSW7を操作せず放置しておくが、これにより、
上記ステップS20からステップS22に進む。この時
点で、一定時間内に、他の設定処理を指示するキー操作
(例えば応答方法設定キーSW3の操作)が行われなか
ったときは、全設定が終了したものと判断して、この応
答設定処理を終え図4のステップS1に戻ることにな
る。
【0019】(ロ)送信メッセージ部SMに設定した送
信メッセージを確認する際の動作 送信メッセージ部SMへ設定した送信メッセージを後に
確認するときは、まず送信メッセージ確認キーSW4を
操作する。この場合、図4のステップS3でキー操作が
あったことを検出し、次のステップS4を経て、ステッ
プS6即ち図5の応答設定処理に進み、ステップS11
を経てステップS12で、操作されたのは送信メッセー
ジ確認キーSW4であり、送信メッセージの確認が求め
られていることを判断してステップS25以降の処理へ
と進む。
【0020】ステップS25では、番号レジスタBにメ
ッセージ番号0をセットし、次のステップS26では番
号レジスタBにセットされているこのメッセージ番号0
を表示部2に表示し、続くステップS27では、番号レ
ジスタBで指定される(即ちメッセージ番号0が与えら
れている)送信メッセージ即ち送信メッセージ部SMの
行アドレス20の行の送信メッセージ内容エリアSAに
設定されている一般用送信メッセージを読み出して音声
信号発生部8に与える。この場合、音声信号発生部8は
与えられた上記一般用送信メッセージのデータ信号を対
応する音声電気信号に変換してスピーカー7に与え、ス
ピーカー7は一般用送信メッセージを音声にて出力する
ことになる。これにより操作者は、既に送信メッセージ
部SMに設定されている一般用送信メッセージを音声に
て確認できることになる。
【0021】操作者は、以上のようにして一般送信メッ
セージを確認した後、更にメッセージ番号1が与えられ
ている送信メッセージ1(即ち送信メッセージ部SMに
おいて、上記一般用メッセージが設定されている行の次
の行に設定されている送信メッセージ)をも確認しよう
とする場合は、上記一般用送信メッセージの音声での出
力があった後、一定時間内にスクロールキーSW7を操
作することになる。この操作があったときは、それをス
テップS28で検出してステップS29に進み、番号レ
ジスタBに次の値即ちメッセージ番号1をセットし、然
る後にステップS26に戻る。以下、上記同様の処理
(ステップS26からS29)を繰返して、順次、送信
メッセージ部SMに設定されている各送信メッセージを
音声にて確認できることになる。
【0022】この送信メッセージの確認時においても、
前記送信メッセージの設定時と同様に、確認操作を終え
るときは、前記ステップS28で検出されるスクロール
キーSW7の操作を、前記一定時間が経過するまで行わ
ずに放置する。これにより上記ステップS28からステ
ップS22に進み、このステップS22で、前記同様に
他の設定操作のためのキー操作が、一定時間内に、ない
ときは全設定は終了したと判断して、この応答設定処理
を終え、図4のステップS1に戻る。
【0023】(ハ)応答方法を設定する際の動作 前記のようにして送信メッセージ部SMに送信メッセー
ジ等を設定した後には、自動応答時にどのような応答を
するかを応答方法テーブル部TMに設定する。この場
合、まず、前記応答方法設定キーSW3を操作する。
【0024】上記応答方法設定キーSW3の操作を受け
て図4のステップS3,S4を経てステップS6即ち図
5の応答処理へと進む。そして、この応答処理では、ス
テップS11を経てステップS31に進み、番号レジス
タBに入力番号1をセットし、然る後、ステップS22
では番号レジスタBにセットした入力番号1を表示部2
に表示し、その上でステップS33に進む。ステップS
33では、操作者がダイヤルキーを操作して呼出側電話
番号(前述のように自動応答の対象とする相手側即ち呼
出側の電話の電話番号)を入力しだすのを待機する。そ
してこの入力があったときは、ステップS34に進み、
入力された呼出側電話番号の数値を1つずつ電話番号レ
ジスタTにセットしていく。そして、1つの呼出側電話
番号の全てを電話番号レジスタTにセットした後には、
ステップS35に進み上記のようにして番号レジスタB
にセットした入力番号と電話番号レジスタTにセットし
た呼出側電話番号を表示部2に表示する。次いでステッ
プS36では、操作者が送信メッセージ指定(即ち自動
応答時に、上記呼出側電話番号の電話から呼出しがあっ
たときに、この呼出側へ送るメッセージを前記送信メッ
セージ部SMに予じめ設定しておいた送信メッセージの
どれにするかの指定で、具体的には送信しようとする送
信メッセージのメッセージ番号)を入力するのを待機す
る。そしてこの送信メッセージ指定の入力があったとき
は、ステップS37に進みこの送信メッセージ指定を、
一旦、メッセージ指定レジスタDにセットする。然る
後、ステップS38では、番号レジスタBにセットした
入力番号と電話番号レジスタTにセットした呼出側電話
番号とメッセージ指定レジスタDにセットした送信メッ
セージ指定を表示部2に表示し、これらの組合わせでの
応答方法テーブル部TMへの記憶でよいのかの判断を操
作者に求める。この場合、操作者は、この組合わせでは
不都合であると考えたときは、一定時間内、例えば3秒
間内にキャンセルキーSW6を操作することになる。ス
テップS39では、上記キャンセルキーSW6の操作が
上記一定時間内にあったかを判断し、この操作があった
ときはステップS33に戻り、上記同様の動作を繰返す
ことになるが、この操作がなかったときはステップS4
0に進む。ステップS40では、電話番号レジスタTに
セットしておいた呼出側電話番号を応答方法テーブル部
TMの行アドレス1の行(入力番号エリアBA1に入力
番号1が予じめ記憶されている行であり、以下、入力番
号1の行という)の電話番号エリアDAに記憶し、番号
レジスタBにセットしておいた上記送信メッセージ指定
を入力番号1の行の送信メッセージ指定エリアMAに記
憶し、更にこの行の応答終了記憶エリアEAに未だ応答
を行っていない旨を示す「無」を記憶する(図2の行ア
ドレス1の行を参照)。操作者が、続いて、応答方法テ
ーブル部TMの他の行にも応答方法を記憶していこうと
するときには、一定時間内にスクロールキーSW7を操
作することになる。この操作が上記一定時間内にあった
ときは、それをステップS41で検出し、ステップS4
2に進み番号レジスタBに次の入力番号2をセットし、
ステップS32に戻る。
【0025】以下、上記同様の動作を繰返しながら、応
答方法テーブル部TMの各入力番号の行に、呼出側電話
番号およびその呼出側電話番号の電話からの呼出しに対
して送信するメッセージを指定する送信メッセージ指定
並びに上記「無」を記憶していく。なお、ステップS4
2では、番号レジスタBに既に入力番号12がセットさ
れているときは、新たに入力番号0をセットし、既に入
力番号0がセットされているときは、新たに入力番号1
をセットする。このステップS42で番号レジスタBに
新たに入力番号0がセットされたときは、ステップS3
2でこの入力番号0が表示され、操作者は、これを見て
ダイヤルキー中の*のキーを3回操作することになる
が、これは、上記各呼出側電話番号以外の不特定の電話
番号を示す。また、この場合、操作者は送信メッセージ
指定として、不特定者への送信メッセージである一般用
送信メッセージのメッセージ番号0(図3の送信メッセ
ージ部SMの行アドレス20の行を参照)を選ぶので、
応答方法テーブル部TMの入力番号0の行の電話番号エ
リアDAおよび送信メッセージ指定エリアMAの記憶状
態は、図2の入力番号0の行に示すようになる。
【0026】操作者は、上記のようにして、応答方法テ
ーブル部TMに応答方法を記憶させる作業を終えた後に
は、上記スクロールキーSW7を上記一定期間内に操作
せず放置することになる。これによりステップS41か
らステップS22に進む。ステップS22では、一定時
間が経過するまでに新たな設定処理を求めるキー処理が
なく全設定が終了したのかを判断し、終了したと判断し
たときは、この応答設定処理を終え、図4のステップS
1に戻る。しかし、一定時間内に新たな設定処理を求め
るキー操作があり、全設定は終了していないと判断した
ときは、ステップS11に戻り、操作されたキーに応じ
て送信メッセージの入力動作(ステップS12,S13
からS21)、送信メッセージの確認動作(ステップS
12,S25からS29)または応答方法設定動作(ス
テップS31からS42)へと進む。これは、前記送信
メッセージの確認動作後のステップS22の処理および
前記送信メッセージの入力動作後のステップS22の処
理において全設定が終了していないと判断した場合でも
同様である。
【0027】(ニ)通常応答時の受信動作 受信があったときは、無線通信回路部6からのその旨の
信号を図4のステップS1で検出しステップS2即ち図
6の受信処理へと進む。そしてステップS50では一部
回路にのみ電源供給が行われていた無線通信回路部6の
全回路に電源を供給する制御信号を送出し送受信の全て
を行えるようにする。次いでステップS51では、応答
選択フラグFのセット値が0になっていることを確認
し、ステップS75に進みスピーカー7より呼出音を発
生させる。続くステップS76では携帯者がオフフック
キーを操作するのを待機し、この操作があったときはス
テップS77に進む。ステップS77では上記呼出音の
発生を停止させ、更に制御信号を発して、マイクロホン
3、およびスピーカー7を用いての通常応答が可能な状
態にする。これらにより携帯者は呼出側と通常の応答
(会話)を行うことになる。上記ステップS77の処理
を終えた後には、ステップS78に進み携帯者が応答を
終えて、オンフックキーを操作するのを待機する。この
操作があったときには、ステップS78からステップS
62に進み、オンフック信号を無線通信回路部6に送
り、受信があった前の状態に戻しておき、この受信処理
を終え図4のステップS1に戻る。
【0028】(ホ)自動応答時の受信動作 この場合も、前記(ニ)の通常応答時と同様に、受信を
受けて図6のステップS50までの処理が行われステッ
プS51に進む。しかしこの場合は応答選択フラグFの
セット値は1となっているから(なお、応答選択フラグ
Fのセット値は、キー操作を受けて、図4のステップS
7のその他のキー入力処理で0と1の間で反転する)、
ステップS52に進み、無線通信回路部6を介して送ら
れてくる信号から相手側の電話番号の検出を試みる。検
出できなかったときは(相手側の電話装置が、そもそも
自己の電話番号を送出するものではないときは)、前述
のステップS75以降の処理へと進む。他方、ステップ
S52で相手側の電話番号を検出したときは、ステップ
S53でその電話番号を電話番号レジスタTにセット
し、次のステップS54ではこの電話番号レジスタTに
セットした電話番号が応答方法テーブル部TMの電話番
号エリアDAに前記呼出側電話番号として記憶されてい
るかを判断する。
【0029】上記ステップS54で電話番号レジスタT
にセットした電話番号が電話番号エリアDAに呼出側電
話番号として記憶されていると判断したときは、その呼
出側電話番号の電話装置への送信メッセージが送信メッ
セージ部SMの送信メッセージ内容エリアSAに設定さ
れているか(即ち、応答方法テーブル部TMにおいて、
上記呼出側電話番号が記憶されている電話番号エリアD
Aと同一行の送信メッセージ指定エリアMAには送信メ
ッセージ指定として12以外の1から11のメッセージ
番号が設定されているか)を判断する。上記送信メッセ
ージが設定されておらず、前記呼出コードが設定されて
いるときは(即ち、送信メッセージ指定としてメッセー
ジ番号12が記憶されているときは)、携帯者が、たと
え自動応答中でも自分で直接に応答することを望んでい
る相手からの電話なので、前記ステップS75以降の処
理へと進む。他方、上記送信メッセージが設定されてい
るときは、ステップS55からステップS56に進み、
その送信メッセージを送信メッセージ指定即ちメッセー
ジ番号に基づき送信メッセージ部SMの送信メッセージ
内容エリアSAより読み出して、それを無線通信回路部
6を介して送出する。続くステップS57では一定時間
内に相手側即ち呼出側からメッセージが送られてきてい
るかを判断し、送られてきているときは、ステップS5
8に進み、受信メッセージ部RMの未記憶の行のうちで
最も小さい呼出番号が記憶されている行の受信メッセー
ジ内容エリアJAに、その送られてきたメッセージを受
信メッセージとして記憶する。次いでステップS59で
は、電話番号レジスタTにセットしておいた相手側の電
話番号を、上記受信メッセージを記憶した受信メッセー
ジ内容エリアJAと同一行の電話番号エリアAAに記憶
する。
【0030】上記ステップS59の処理を終えた場合ま
たは上記ステップS57で一定時間内に相手側からメッ
セージが送られてきてはいないと判断した場合は、いず
れもステップS60に進み応答方法テーブル部TMの今
回の受信に係る呼出側電話番号が記憶されている行の応
答終了記憶エリアEAの「無」を「有」に変えて呼出し
の終了を記憶する。次のステップS61では図8の
(a)に示すような終了表示を表示部2に表示させる
が、この場合、今回の受信に係る呼出側電話番号、その
入力番号、メッセージ番号(送信メッセージ指定)およ
び上記呼出しの終了(*)を下の表示行に表示し、上の
表示行には、上記呼出側電話番号の入力番号より1だけ
小さい(前の)入力番号に係る呼出側電話番号等(即
ち、応答方法テーブル部TMにおいて、今回の呼出側電
話番号等が記憶されている行より行アドレスが原則とし
て1だけ小さい行に記憶されているデータ)が表示され
る。上記ステップS61の処理を終えた後には、前記ス
テップS62の処理を実行して、この受信処理を終えて
図4のステップS1に戻る。
【0031】前記ステップS54で、今回の受信に係る
相手側の電話番号(電話番号レジスタTにセットされて
いる電話番号)は応答方法テーブル部TMの電話番号エ
リアDAには記憶されていないと判断したときにはステ
ップS65に進み、応答方法テーブル部TMの入力番号
0が記憶されている行(即ち電話番号エリアDAには不
特定の電話番号を示す3個の*が記憶されている行)の
送信メッセージ指定エリアMAの送信メッセージ指示0
に基づいて、送信メッセージ部SMのメッセージ番号0
の一般用送信メッセージを無線通信回路部6を介して送
信する。次いでステップS66では、一定時間経過内に
相手側からメッセージが送られてきたかを判断し、送ら
れてきたときは受信メッセージ部RMの未記憶の行のう
ち、最も小さい呼出番号が記憶されている行の受信メッ
セージ内容エリアJAへ、送られてきたメッセージを受
信メッセージとして記憶する。続くステップS68で
は、電話番号レジスタTにセットしておいた相手側の電
話番号を上記受信メッセージを記憶した受信メッセージ
部RMと同一の行の電話番号エリアAAに記憶する。然
る後、ステップS69では応答方法テーブル部TMの入
力番号0が記憶されている行の応答終了記憶エリアEA
の一般応答数を1だけ大きいものとし(図2の行アドレ
ス13の行を参照)、その後、ステップ70に進み図8
の(b)に示すような終了表示を表示部2に表示させ
る。同図に示すように、この場合も今回の受信に係るデ
ータは下の表示行に表示され上の表示行には上記応答方
法テーブル部TMにおいて上記呼出番号0より1だけ前
の呼出番号12が記憶されている行の記憶データが表示
される。なお、今回の受信に係るデータとしては、前記
呼出側電話番号以外の不特定の電話番号を示す「OTH
ER」、その入力番号、メッセージ番号および一般応答
数(同図では3となっている)が表示される。また上記
ステップS70の処理を終えた後には、前記ステップS
62の処理を実行してこの受信処理を終了し図4のステ
ップS1に戻る。
【0032】(ヘ)自動応答時の受信メッセージを確認
する際の動作 自動応答時に受信メッセージ部RMに記憶した受信メッ
セージを確認するときには、前記受信メッセージ確認キ
ーSW5を操作する。これを受けて、図4のステップS
3,S4を経てステップS5即ち図7の受信メッセージ
確認処理に進む。そしてステップS80で番号レジスタ
Bに呼出番号1をセットし次のステップS81で呼出番
号1の受信メッセージが受信メッセージ部RMに記憶さ
れているかを判断し、記憶されていないときはこの受信
メッセージ確認処理を終えるが、記憶されているときは
ステップS82に進む。ステップS82では番号レジス
タBで指定されている呼出番号1と、受信メッセージ部
RMにおいて呼出番号1が記憶されている行の電話番号
エリアAAに記憶されている相手側の電話番号とを表示
部2に表示し、次のステップS83では上記呼出番号1
の受信メッセージ(受信メッセージ部RMにおいて、呼
出番号1が記憶されている行の受信メッセージ内容エリ
アJAに記憶されている受信メッセージ)を音声信号発
生部8に与え、スピーカー7よりこの受信メッセージを
音声で出力させる。続くステップS84では、一定時間
経過前にスクロールキーSW7の操作があったかを判断
し、なかったときはこの受信メッセージ確認処理を終え
て図4のステップS1に戻るが、上記操作があったとき
は、番号レジスタBの呼出番号を次のもの(この場合は
呼出番号2)にしてステップS81に戻り、以下、上記
同様の処理を繰返す。これにより、受信メッセージ部R
Mに記憶した各回の受信データは、表示部2での表示お
よびスピーカー7による音声出力で、順次、確認できる
ことになる。
【0033】なお、本願発明は上記実施例に限定され
ず、本願発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
が可能である。例えば、上記実施例は応答設定処理(ス
テップS6)、受信メッセージ確認処理(ステップS
5)等を実行中において受信があっても何らこれに対応
するものではないが、これを受信があった場合には、た
とえ応答設定処理受信メッセージ確認処理等の実行中で
も強制的に受信処理を行わせるようにしてもよいことは
勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本願発明によれ
ば、他人の迷惑等を考慮して、着信があっても呼出音を
発生しないようにした状態において、着信があったとき
には呼出側に応じた適切な応答を自動的に行う携帯電話
装置での自動応答時の送信メッセージを極めて容易に確
認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図2】図1に示すRAMに設けられている応答方法テ
ーブル部の構成を示す図である。
【図3】図1に示すRAMに設けられている送信メッセ
ージ部および受信メッセージ部の構成を示す図である。
【図4】上記実施例の動作の概要を示すジェネラルフロ
ーチャートである。
【図5】前記図4中の応答設定処理を詳細に示すフロー
チャートである。
【図6】前記図4中の受信処理を詳細に示すフローチャ
ートである。
【図7】前記図4中の受信メッセージ確認処理を詳細に
示すフローチャートである。
【図8】受信処理における終了表示の表示例を示すもの
である。
【符号の説明】 1 CPU 6 無線通信回路部 9 ROM 10 RAM F 応答選択フラグ B 番号レジスタ M メッセージレジスタ T 電話番号レジスタ D メッセージ指定レジスタ BA1 入力番号エリア BA2 メッセージ番号エリア BA3 呼出番号エリア DA 電話番号エリア MA 送信メッセージ指定エリア EA 応答終了記憶エリア SA 送信メッセージ内容エリア JA 受信メッセージ内容エリア AA 電話番号エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信があった場合、受信信号中に呼出側
    の電話番号に係る信号があったときは、この信号より呼
    出側の電話番号を検出する携帯電話装置において、 アンテナを備えて送受信を行う無線通信手段と、 表示部と、 自動応答時において着信があった場合に呼出側へ送る複
    数の送信メッセージを記憶する送信メッセージ記憶手段
    と、 呼出側の電話番号と、前記送信メッセージ記憶手段に記
    憶されている送信メッセージとを、対応づけて記憶する
    応答方法記憶手段と、 前記応答方法記憶手段に前記呼出側の電話番号に対する
    応答方法を指定する際に、前記送信メッセージを特定す
    るためのメッセージ番号を前記表示部に表示する手段
    と、 自動応答時に着信があり、呼出側の電話番号が前記無線
    通信手段から送られてきた場合に、前記応答方法記憶手
    段によりこの呼出側の電話番号に対応づけられている送
    信メッセージを前記送信メッセージ記憶手段から呼出し
    て当該送信メッセージを前記無線通信手段より送信させ
    る自動応答制御手段と 更に、メッセージ番号セット手段と音声出力手段とを備
    え、 前記応答方法記憶手段に記憶されている複数の送信メッ
    セージを確認する際には、前記メッセージ番号セット手
    段によりセットされたメッセージ番号を前記表示部に表
    示し、当該表示されたメッセージ番号で特定される送信
    メッセージを前記音声出力手段から出力する ことを特徴
    とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 自動応答時において着信があった場合に
    呼出側へ送る送信メッセージを確認する応答メッセージ
    確認方法であって、 送信メッセージ番号をセットするステップと、 前記ステップでセットされた送信メッセージ番号を表示
    するステップと、 前記表示された送信メッセージ番号に対応付けられてい
    る送信メッセージを呼出すステップと、 前記呼出された送信メッセージを出力するステップとを
    含む応答メッセージ確 認方法。
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