JP3011344U - 移動電話システム - Google Patents

移動電話システム

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JP3011344U
JP3011344U JP1994012375U JP1237594U JP3011344U JP 3011344 U JP3011344 U JP 3011344U JP 1994012375 U JP1994012375 U JP 1994012375U JP 1237594 U JP1237594 U JP 1237594U JP 3011344 U JP3011344 U JP 3011344U
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正孝 石井
英樹 水上
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正孝 石井
英樹 水上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加入者自身の選択により携帯電話モード及び
ポケットベルモードを選択できる携帯電話システムを提
供する。 【構成】 携帯電話システムには、携帯電話モードとポ
ケットベルモードの何れかを選択する選択スイッチ36
が設けられる。携帯電話モードでは通常の通話が行なわ
れ、ポケットベルモードでは、呼出し信号に応答して音
声出力用IC38から所定の音声が出力されるので、呼
出し者は必要なメッセージを伝達することができ、加入
者は必要なときにこのメッセージを読み取る。音声出力
用IC38は、通話用のマイクロホン37との切替えで
使用される。加入者は、自身の現在の状況に応じてモー
ドを選択することで、電話に出ることなく重要なメッセ
ージを受け取ることが出来る。携帯電話及びポケットベ
ルの両方を携帯する必要性を除いて、加入者の負担を軽
減する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、移動電話システムに関し、更に詳しくは、加入者が電話に出られな い状況にあっても着信する電話に適切に対処できる移動電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ポケットベルや移動電話システムが広範囲に用いられるようになってい る。ポケットベルシステムでは、プッシュホン等によりポケットベルの電話番号 が入力されると、この信号は電話交換局に送られ、電話交換機の内部でポケット ベルへの電話である旨が検出される。
【0003】 次いで、電話交換機に接続されている音声用ICにより呼出し者に待機の旨の 連絡が行なわれ、加入者による電話料支払の遅滞がないかどうか等、加入者のチ ェックが行なわれる。加入者に問題がない場合には、呼出し者に対して加入者に メッセージを送るようにとの案内がなされ、呼出し者はこれに従って、必要なメ ッセージをキー入力する。このメッセージは、例えば呼出し者の電話番号であっ たり、或いは、氏名の略号であったりする。メッセージは、交換機及び無線基地 局を経由してポケットベルに送られ、ポケットベルの表示装置に表示される。
【0004】 一方、移動電話システムでは、送信者側から加入者の電話番号が入力されると 、この入力に基づいて交換機において移動電話への通話であることが検出され、 次いで直ちに交換機の切替えが行なわれ、送信者の回線が加入者側の移動電話機 の回線につながれる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ポケットベルや移動電話機においては、加入者が、重要な打合せ中 である、車の運転中である、或いは、音楽や演劇の鑑賞中である等の、加入者の 現在の状況に関わりなく呼出しがしばしば発生し、その呼出し音の発生自体が、 或いは、特に移動電話機の場合には呼出し音に従って実際に電話に出ることが加 入者を困惑させる。
【0006】 上記に鑑み、ポケットベルや移動電話システムでは、加入者の状況に従って加 入者自身がポケットベルや移動電話システムの電源をオフとして、その呼出し音 の発生を避けることができる。しかし、この場合には、加入者には、自身にとっ て極めて重要であったかも知れない連絡を受ける機会を逃すという問題が残る。
【0007】 本考案は、上記に鑑み、加入者が連絡を受けることができない状況下において も、必要な連絡を受ける機会を逃すことがないように改良された移動電話システ ムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の移動電話システムは、電話モード又はポケ ットベルモードを選択するためのモード選択スイッチを備え、電話モード及びポ ケットベルモードで作動可能な移動電話システムであって、 前記ポケットベルモードにおいて外部からの呼出し信号に応答して所定の音声 信号を出力する音声出力用ICと、 前記ポケットベルモードにおいて外部から入力されるメッセージを記憶するメ ッセージ記憶部とを備えることを特徴とする。
【0009】 本考案で使用される用語「移動電話システム」は、従来、携帯電話機或いは車 載電話機等と呼ばれている、いかなる移動電話機をも含む概念である。
【0010】 本考案の移動電話システムは、音声出力用ICからの出力を外部に出力するた めに、通話のためのマイクロホンからの入力と、この音声出力用ICからの入力 とを選択して出力する切替えスイッチを備える構成が好ましく、この場合、移動 電話システムの構成が特に簡素となる。
【0011】 更に、本考案の移動電話システムは、メッセージ記憶部の出力を視覚的に表示 する表示部を更に備えることが好ましく、この場合、加入者は必要に応じて、ま た、自身の状況に合わせてメッセージを読み取ることが出来る。なお、視覚的な 表示部に代えて音声出力部を設けることも出来る。
【0012】 更に、本考案の移動電話システムは、外部からの呼出し信号に応答し、モード 選択手段による選択に対応して、移動電話モードに対応する第1の呼出し音、及 び、ポケットベルモードに対応する第2の呼出し音を出力可能な呼出し音出力部 を更に備えることが好ましい。また、これに加えて、ポケットベルモードにおい ては、更に、第2の呼出し音の出力モードと、呼出し音を出力しないモードとを 選択する呼出し音切替え部を備えることが好ましい。かかる構成を採用すること により、加入者は、外部からの呼出し信号の入力に対して、加入者自身の状況に 応じて適切なモードを選択することが出来る。
【0013】
【作用】
本考案の移動電話システムでは、加入者により電話モードが選択されると通常 の移動電話機として使用可能であり、一方、ポケットベルモードが選択されると 、音声出力用ICの作動により外部からの呼出し信号に応答して外部からのメッ セージ入力を促し、また、これに応答して外部からメッセージが入力されると、 メッセージ記憶部がこのメッセージを記憶して保持するので、加入者は必要に応 じてそのメッセージにアクセスすることができる。
【0014】
【実施例】
図面を参照して本考案を更に詳しく説明する。図1は、本考案の一実施例の移 動電話システムを成す携帯電話システムの構成を示すブロック図である。この携 帯電話システムは、全体を制御する計算機部10、外部(移動電話システムの基 地局)からの信号を受け取ると共に外部に信号を出力する入出力部20、音声信 号の入力及び出力を制御する音声制御部30、通話音声以外の出力を加入者に与 える補助出力部40、電話番号等の必要な入力を行なうためのキー入力部50、 及び、これら相互を連結するバス60から構成されている。
【0015】 計算機部10は、CPU11、ROM12及びRAM13から成り、この携帯 電話電話システム全体の制御を行なう。ROM12には携帯電話システムの制御 のためのプログラムが格納されており、RAM13には主として携帯電話システ ム外部からの信号が一時的に格納される。
【0016】 入出力部20は、I/O装置21、22、受信部23、送信部24、共用器2 5及びアンテナ26から構成される。移動電話システムの無線基地局からの信号 は、アンテナ26、共用器25、受信部23及びI/O装置21、バス60を経 由して計算機部10に送られ、或いは、送られた信号が音声信号の場合には、計 算機部10の制御に基づいて音声制御部30に送られる。一方、計算機部10か らの出力及びその制御に基づいた音声制御部30からの出力は、バス60、I/ O装置22、送信部24、共用器25及びアンテナ26を経由して無線基地局に 送信される。
【0017】 音声制御部30は、I/O装置31、32、D/A変換器33、スピーカ34 、A/D変換器35、音声入力切換器36、マイクロホン37、及び、音声出力 用IC38から構成される。音声入力切換器36は、携帯電話モードでマイクロ ホン37側を選択し、ポケットベルモードで音声出力用IC38を選択する。入 出力部20からバス60を経由して音声制御部30に送られるディジタル音声信 号は、I/O装置31を経由してD/A変換器に送られ、アナログ信号に変換さ れてスピーカから出力される。また、通話時のマイクロホン37からの音声信号 は、音声入力切換器36を経由してA/D変換器35に送られ、ディジタル信号 に変換されて、I/O装置32及びバス60を経由して入出力部20に送られ、 入出力部20から送信される。
【0018】 音声出力用IC38は、この携帯電話システムのポケットベルモードで必要な 複数のメッセージを格納しており、ポケットベルモードにおいて計算機部10の 制御により作動する。音声出力用IC38の出力は、音声入力切換器36を経由 してA/D変換器35に送られ、同様にディジタル信号に変換されて、I/O装 置32、バス60及び入出力部20を経由して移動電話システムの無線基地局に 送られる。
【0019】 補助出力部40は、I/O装置41、43、ディスプレイ(表示部)42及び 呼出し音発生部44から構成される。表示部42は、携帯電話モードにおいて携 帯電話システム自体で入力される電話番号等の表示を行なうと共に、ポケットベ ルモードにおいて送信元から入力される電話番号等のメッセージを表示する。呼 出し音発生部44は、2種類の音響を発生することができ、その1つは携帯電話 モードにおける第1の呼出し音であり、他の1つはポケットベルモードにおける 第2の呼出し音である。呼出し音発生部は、加入者による切替えに基づいてその 呼出し音が切り替えられ、或いは、呼出し音の停止モードを選択することもでき る。キー入力部50は、I/O装置51及びキーボード52から成る。
【0020】 図2は、図1の実施例の携帯電話システムにおけるフローチャートである。こ の携帯電話システムは、加入者の選択により、携帯電話モード(移動電話モード )及びポケットベルモードで作動することができ、また、ポケットベルモードで は呼出し音のオン又はオフを選択することが出来る。
【0021】 携帯電話システムは、呼出し信号を受信すると、まず必要な制御チャンネル及 び通話チャンネル等の割当て制御を行ない、移動電話システムの無線基地局との 間で信号の授受を可能にする。次いで、携帯電話システムのモードが携帯電話モ ードであるか、ポケットベルモードであるかを判定する(ステップS1)。携帯 電話モードであれば、携帯電話モードに対応する第1の呼出し音を鳴らし(ステ ップS10)、通話が選択されると携帯電話モードの制御に移行し通話が行なわ れる(ステップS11、S12)。通話が終了するとフローは終了し、新たな信 号の受信を待つ。
【0022】 携帯電話システムがポケットベルモードの選択であれば(ステップS1)、更 に、ポケットベルモードで呼出し音を鳴らすかどうかの選択に従って(ステップ S2)必要ならば呼出し音を鳴らし(ステップS3)、ステップS4に移行する 。ステップS4では、音声出力用ICが作動し、音声出力用ICで第1のメッセ ージが選択される。この選択に従って、メッセージ「現在ポケットベルモードで す。メッセージを入力願います。」が出力され、送信元に対してキー入力の要請 が行なわれる(ステップS5)。
【0023】 送信元から必要なメッセージの入力があり、これが完了すると(ステップS6 )、このデータがメモリに格納される(ステップS7)。引き続き、音声出力用 ICが再び作動し、第2のメッセージが選択される(ステップS8)。この選択 に従って、メッセージ「メッセージを受け取りました。電話を切ってお待ち下さ い」が出力される(ステップS9)。これにより、一連のフローは終了し、次の 信号受信を待つこととなる。
【0024】 加入者は、従来、移動電話システムが使用できない状況にあることを考慮し て、移動電話機の他にポケットベルを携帯する例があったが、本考案の移動電話 システムによると、そのモードを選択することにより、移動電話機及びポケット ベルの両方を携帯する必要はなくなる。この場合、移動電話システムの無線基地 局及び電話交換局の交換機設備については、何等手を加えないで済むので、加入 者は自由に本考案の移動電話システムを採用することが出来る。
【0025】 即ち、電話交換局では、前述の如く、移動電話機のシステムとポケットベルの システムとでは別の取扱いがなされている。しかし、本考案では、従来のポケッ トベルシステムにおいて電話交換機が行なっていた操作をそのまま移動電話シス テム側で行なうことにより、電話交換局では、従来の移動電話機と同じ取扱いが 可能となる。この場合、電話交換局の設備に何等手を加えることなく、加入者側 の移動電話システムにおいて移動電話機及びポケットベルの双方のシステムを統 合することが出来たものである。
【0026】 なお、上記実施例の構成は単に例示であり、上記実施例の構成から種々の修正 及び変更を加えた移動電話システムも本考案の移動電話システムに含まれる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の移動電話システムによると、加入者の状況に応 じて移動電話モード又はポケットベルモードを選択することが出来るので、加入 者は、特に電話に出られない状況下にあっても重要な連絡を受ける機会を逃がす ことがない。従って、本考案は、加入者側のシステムの特定の構成により移動電 話機及びポケットベルの両方を携帯する必要性を除いて、加入者の負担を軽減し た顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の移動電話システムのブロッ
ク図。
【図2】図1の移動電話システムにおけるフローチャー
ト。
【符号の説明】
10 計算機部 11 CPU 12 ROM 13 RAM 20 入出力部 21、22 I/O装置 23 受信部 24 送信部 30 音声制御部 31、32 I/O装置 33 D/A変換器 34 スピーカ 35 A/D変換器 36 音声入力切替え器 40 補助出力部 41、43 I/O装置 42 表示部 44 呼出し音 50 キー入力部 51 I/O装置 52 キーボード 60 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/14 7304−5K H04B 7/26 103 F 7304−5K 109 L

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話モード又はポケットベルモードを選
    択するためのモード選択スイッチを備え、電話モード及
    びポケットベルモードで作動可能な移動電話システムで
    あって、 前記ポケットベルモードにおいて外部からの呼出し信号
    に応答して所定の音声信号を出力する音声出力用IC
    と、 前記ポケットベルモードにおいて外部から入力されるメ
    ッセージを記憶するメッセージ記憶部とを備えることを
    特徴とする移動電話システム。
  2. 【請求項2】 マイクロホンからの入力と前記音声出力
    用ICからの入力とを選択して出力する切替えスイッチ
    を更に備える、請求項1に記載の移動電話システム。
  3. 【請求項3】 前記メッセージ記憶部の出力を視覚的に
    表示する表示部を更に備える、請求項2に記載の移動電
    話システム。
  4. 【請求項4】 外部からの呼出し信号に応答し、前記モ
    ード選択スイッチの選択に対応して、前記電話モードに
    対応する第1の呼出し音、及び、前記ポケットベルモー
    ドに対応する第2の呼出し音を出力可能な呼出し音出力
    部を更に備える、請求項3に記載の移動電話システム。
  5. 【請求項5】 前記ポケットベルモードにおいて、第2
    の呼出し音の出力モードと、呼出し音を出力しないモー
    ドとを選択するための呼出し音切替えスイッチを更に備
    える、請求項4に記載の移動電話システム。
JP1994012375U 1994-09-12 1994-09-12 移動電話システム Expired - Lifetime JP3011344U (ja)

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