JP4505256B2 - コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、産業用あるいは医療用のコンピュータ断層撮影装置に関する。
近年、小型電子部品等を高分解能で検査するために、高分解能型の産業用のコンピュータ断層撮影装置(以下、CTスキャナ)が作られている。
例えば、特許文献1で記載される従来公知のCTスキャナでは、X線管から発生して被検体を透過したX線ビームを2次元のX線検出器で検出し、被検体の透過画像を収集している。断面像を撮影する場合、被検体を1回転させながら多数の透過画像を収集するスキャンを行う。このようなスキャンにより得られた多数の透過画像をデータ処理して被検体の断面像を得る。断面像の再構成は通常、フィルター補正逆投影法(FBP(Filtered Back Projection)法)が用いられている。FBP法で多数の断面像を得た場合、これを重ね合わせて3次元画像とすることができる。
格子点に画素値を配分した形式のボクセルデータとして得られた3次元画像は、点群データ、ポリゴンデータ及びSTL(Standard Trianglation Language)データ等の形式に変換することができる。また、変換されたデータは、デジタルエンジニアリングに応用することができる。
図14に示すのは、一般的なCTスキャナ100を説明する簡単な構成図である。図14(a)は平面図であり、図14(b)は正面図である。このCTスキャナ100は、X線管101、X線検出器102及び回転テーブル103を備える。X線管101から発生されるX線ビーム104は、回転自在な回転テーブル103に載置される被検体105を透過して、X線管101に対向するX線検出器102で検出される。
このCTスキャナ100は、X線幾何が自由に設定でき、様々な被検体105の測定に対応可能である点を特徴とする。被検体105を配置して回転テーブル103及びX線検出器102は、x方向について移動させることで、焦点Fを有するX線管101との距離を変更することが可能である。このように、撮影距離FCD(Focus to rotation Center Distance)と検出距離FDD(Focus to Detector Distance)とを、連続的に変更することができ、被検体105に応じて撮影倍率(拡大率)(=FDD/FCD)を自由に変更することが可能になる。
また、CTスキャナ100は、回転テーブル103をz方向(上下方向)に移動させることができる。このように、上下方向に被検体105を移動することで、被検体105の撮影部位を自由に変更することができる。
図14において、断面像視野であるスキャン領域Aは回転面上でX線ビーム104に包含される回転中心Cを中心とする円であり、撮影倍率が大きい程小さな円となる。なお、X線ビーム104は測定されるX線であり、X線ビーム104の外には測定されないX線が放出されている。このスキャン領域Aは無理なく再構成ができる十分なデータが収集される領域のことで、回転軸方向(z軸方向)に厚みを持った体積である。この厚みは、X線ビーム104に包含される厚みである。
ここで、X線検出器102の測定領域106が測定する空間を測定視野と定義すると、測定視野はX線ビーム104と一致する。被検体105が測定視野からはみ出させた状態で撮影した場合、通常は断面像が劣化するが、測定視野外のデータを外挿して求めてから再構成することで、画像を高品質にすることができる。これは例えば、特許文献2乃至6等に記載されている。
また、測定視野からはみ出る被検体105に対して回転中心を連続的にずらしながら何回転もさせて測定視野に収まらない大きな範囲の3次元画像を得ることが、例えば特許文献7及び8に記載されている。
従来の、被検体105が測定領域106からはみ出した際のデータの外挿処理は、特に2次元検出器を用いる場合、計算時間が係るという問題がある。
また、従来の測定視野に収まらない大きな3次元画像を得るスキャン方法は、再構成が複雑である。また、回転中心を回転と同期して精度良く移動させることが難しい。その為、実施が困難である。
上述した従来の技術によれば、大きな被検体の場合、測定視野に収まる範囲あるいはその近傍や測定範囲に収まらない範囲の高品質な3次元画像を簡単な処理で得ることができない。上記の問題を解決することができれば、高拡大率のスキャンを可能にし、高分解能な3次元画像を得ることが可能となる。
特開2002−62268号公報 特表2003−534856号公報 特開2002−336239号公報 特開2002−336238号公報 特開2000−308637号公報 特開平9−66051号公報 特開2002−219127号公報 特開平9−164133号公報
本発明では、測定視野に収まらない大きな被検体の3次元画像を、簡単な処理で得ることのできるCTスキャナを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明は、放射線源から照射され被検体を透過した放射線ビームを検出する放射線検出器と、前記被検体を載置する載置台と前記放射線ビームとに相対回転を与える回転手段、前記回転手段で与えられた所定角度の回転の間に多数の回転の位置において前記放射線検出器で検出した多数の透過データを収集するスキャンを実施するスキャン制御部と、前記スキャンにより収集された多数の透過データから前記被検体の前記スキャンのスキャン領域に対応する3次元画像を作成する再構成部を有するコンピュータ断層撮影装置において、
前記載置台を前記相対回転の回転軸に対して該回転軸と直交する方向に相対変位させて前記被検体を前記スキャン領域に対して移動させる移動機構部と、
前記移動機構部で変位する変位の量を制御する機構制御部と、
前記機構制御部で制御された複数の変位の位置それぞれで前記スキャン制御部が前記スキャンを実施してそれぞれで前記再構成部が作成した複数の前記スキャン領域に対応する3次元画像を前記制御された変位の量に基づき互いに合成して1つの合成3次元画像を作る画像合成部とを有することを要旨とする。
上記構成の本発明によれば、測定視野からはみ出る被検体に対し、変位位置を変えて得た複数の3次元画像を、この変位の量だけずらして合成している。これにより、簡易な合成処理を行うのみで測定視野に収まらない大きな範囲の断面像を得ることができる。
上記請求項に記載の本発明は、請求項1に記載のコンピュータ断層撮影装置において、前記再構成部は、前記各透過データに対し前記回転の面に沿った一端側に該一端のデータ値を持つ領域を拡張するとともに他端側に該他端のデータ値を持つ領域を拡張した拡張透過データを作成するデータ外挿手段と、前記拡張透過データに対し前記回転の面に沿った高周波強調フィルタリングを行うフィルタリング手段と、逆投影を行う逆投影手段とを有することを要旨とする。
上記構成の本発明によれば、測定視野をはみ出る被写体に対し、簡易な処理で3次元の周辺部の画質を高め、3次元画像を広げることができる。また、これにより、少ない合成枚数で広い範囲の3次元画像を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項又はに記載のコンピュータ断層撮影装置において、前記画像合成部は、前記複数の3次元画像の重なり部分を、滑らかに変化するウエイトを掛けて平均して合成することを要旨とする。
上記構成の本発明によれば、重なり部に若干の差異がある場合でも滑らかに繋がった合成画像を得ることができる。
請求項4に記載の本発明は、請求項乃至のいずれか1に記載のコンピュータ断層撮影装置において、前記画像合成部は前記複数の3次元画像の重なり部分の差異が最小になるよう互いにずらして合成することを要旨とする。
上記構成の本発明によれば、画像の繋がりが正確になされない場合でも、これが調整されて、正確に繋がる合成画像を得ることができる。
請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至4のいずれか1に記載のコンピュータ断層撮影装置において、前記スキャンとして、前記相対回転の回転軸を前記放射線ビームの中央からずらして設定してオフセットスキャンを行うことを要旨とする。
上記構成の本発明によれば、オフセットスキャン再構成により、3次元画像を大きくできる効果がある。これにより、少ない合成枚数で広い範囲の3次元画像を合成することができる。
請求項1における領域の拡張は、透過データを検出してからフィルタリングを行う前までの間に行うもので、フィルタリング前に行う他の処理との前後関係は任意に取ることができる。なお、以下の実施例でいう「透過画像」、「検出強度」及び「投影データ」は処理段階での名称であり、請求項における「透過データ」に含まれる。
以上、説明したように本発明によれば、測定視野に収まらない大きな被検体の3次元画像を簡易な処理で得ることのできるCTスキャナが可能になる。またこれにより、被検体をX線焦点Fに近づけて拡大率を上げ、高分解能な断面像を得ることが可能になる。
以下に、図面を用いて本発明について説明する。
[実施例1]
図1に示しているのは、本発明の実施例1に係るCTスキャナ1Aを説明する構成図である。図1において(a)は平面図であり、(b)は正面図である。
本発明に係るCTスキャナ1Aは、X線管2、X線検出器3、支持フレーム4,5、支持台6、XY移動機構7、回転・昇降機構8、y方向移動機構9、x方向シフト機構10、機構制御部11、データ処理部12A、入出力部13、X線制御部14及び高電圧発生器15を備えている。
X線管2は、X線ビーム20を発生する機能を有し、発生するX線ビーム20の焦点Fが数μmのマイクロフォーカスX線管を用いている。X線検出器3には、2次元半導体光センサにシンチレータを接着したX線フラットパネルディテクタ(FPD)を用いて、X線管2から発生されたX線ビーム20のX線強度を検出する機能を有している。X線管2及びX線検出器3は、対向してそれぞれ支持フレーム4,5により支持されている。
支持台6は、被検体21を載置するものであり、X線管2から発生されるX線ビーム20が支持台6上に載置される被検体21を透過して、X線検出器3により検出される。支持台6はXY移動機構7によりxy方向に移動(水平面内移動)可能である。
被検体21は回転・昇降機構8でX線ビーム20内で、断面像の撮影面22に沿って回転されるとともに、撮影面22に直角にz方向に移動(昇降)される。XY移動機構7及び回転・昇降機構8によりXYz方向に移動させることで、回転中心Cと被検体21との位置関係が調整される。
支持台6は、回転軸23とともに、y方向移動機構9の操作により、X線ビーム20を横切るように、図1中のy方向に移動される。また、x方向シフト機構10によりX線管2とX線検出器3の間をx方向に移動され、これにより、撮影距離FCDが変更される。
機構制御部11は、これらのXY移動機構7、回転・昇降機構8、y方向移動機構9及びx方向シフト機構10に対する操作を制御している。回転中心Cは、y方向の移動により、X線ビーム20の中央になるように調整される。
ここで、スキャン領域Aは、回転軸23を中心とし、回転中に測定されるX線ビーム20に包含される円筒領域であり、RR方式によるスキャンにおいて、無理なく再構成ができる十分なデータが収集される領域である。
データ処理部12Aは、X線検出器3で検出されたX線強度から、透過画像を構成するための処理を行う機能や、透過画像から3次元画像を再構成する機能を有し、また、スキャンのシーケンスや3次元画像(断面像)を再構成するソフトウェア等が記憶されている。このデータ処理部12Aからの操作指令により、機構制御部11で操作が行われる。データ処理部12Aはソフトウェアの機能ブロックとして、スキャンを制御するスキャン制御部12a、データ外挿を行うデータ外挿部12b、3次元画像(断面像)を作成する再構成部12cを有している。
入出力部13は、CTスキャナ1Aを操作するための様々な操作指示を入力する機能や、データ処理部12Aで処理された処理結果を出力する機能を有している。たとえば、マウスやキーボードにより入力が行われ、ディスプレイ等に対して出力される。
データ処理部12Aと入出力部13は通常のコンピュータであり、CPU、メモリ、ディスク、キーボード、インターフェース等で構成される。操作者は入出力部13を用いて、メニュー選択や条件設定、機構部手動操作、スキャンの開始、装置のステータス読み取りなどを行う。また、入出力部13では、操作により得られた3次元画像(断面像)の表示などを行う。
X線制御部14は、高電圧を発生する高電圧発生器15と接続され、X線管2の管電圧、管電流を制御する機能を有している。管電圧及び管電流は被検体21に合わせて自在に変えることができる。また、図示は省略しているが、X線管2、X線検出器3及び被検体21を含む部分を収納するX線の遮蔽箱がある。
x方向シフト機構10、y方向移動機構9等には、図示していないエンコーダが取付けられており、FCD値、FDD値、y値等が読み取られ、それぞれ機構制御部11を介してデータ処理部12Aに入力される。
本発明の実施例1に係るCTスキャナ1Aにおける、被検体21が測定視野に収まらない、所謂はみ出しスキャンの場合の断面像の再構成の処理について以下に説明する。ここでいうはみ出しは、X線ビーム20の回転軸23に近い縁からのはみ出しであり、スキャン領域Aからのはみ出しと一致する。この再構成は再構成部12cとデータ外挿部12bで行われる。ここでは、360°の回転で、撮影面22の断面像1枚を再構成する場合を考える。
<再構成処理>
図2に示すのは、実施例1に係る再構成の処理を説明するフローチャートである。図3に示すのは、本再構成処理におけるデータ外挿を説明する図である。
本発明の実施例1に係るCTスキャナ1Aで撮影が開始される場合、撮影面22上の360°に回転されて撮影されたデータすべてに通常のCTスキャナと同様に、前処理が行われる(S01)。前処理は、対数変換や検出チャンネルごとの感度補正等である。具体的には、対数変換と感度補正は、下記の式(1)で行われる。
P=Ln(I0/I)・・・(1)
この式で検出強度Iから投影データPが計算される。ここで、I0は、被検体21が載置されていない場合の検出強度である。
次に、データ外挿の処理がされる(S02)。図3を参照して具体的にデータ外挿の処理を説明する。ここでは、測定領域30を包含するように、予め設定された拡張領域31にデータを外挿する。すなわち、前処理後の各回転角ごとの投影データPそれぞれに対し、測定領域30の右側に右端のデータ値を外挿し、左側に左端のデータ値を外挿した拡張データが作成される。
ステップS02でデータ外挿がされると、拡張した各回転角の投影データPに対し、通常のCTスキャナと同様に、それぞれ|ω|に略比例する高周波フィルタリングを行う(S03)。フィルタリングはコンボリューションで行うか、あるいは、フーリエ変換、フィルター関数掛け及び逆フーリエ変換で行う。ここで行われているフィルタリングは従来からCTスキャナで一般的に行われている方法である。
ステップS03でフィルタリングされると、これにより得られた各投影データを、通常のCTスキャナと同様に逆投影して撮影面22の断面像を得る(S04)。
上述した実施例1に係るCTスキャナによれば、被検体21が測定視野からはみ出したスキャンを行っても測定視野の縁で段差ができないように投影データを端部のデータ値で左右に拡張している。このような拡張を行わない場合、端部に段差が生じ、フィルタリングでこの段差が強調され、逆投影した際にスキャン領域の周辺及びその外側が壊された断面像となる。
端部のデータ値で拡張することで、段差のない画像を得ることができる。また、スキャン領域の周辺及びその外側が高品質な画像を得ることができる。特に、スキャン領域の外側もデータが壊されず、データ方位の欠落による劣化のみとなる。その為、スキャン領域の境界から外に向けてなだらかに画質が低下するだけで、スキャン領域外でもある程度使用可能な断面像となる。よって、再構成領域をスキャン領域より広くすることもできる。また、端部のデータ値を代入するだけの簡単な処理で、このような効果が可能となる。
このように、本発明の実施例1に係るCTスキャナ1Aによれば、はみ出しスキャンの場合でも、簡単な処理でスキャン領域の境界付近及び隣接した外側部分の画質を高めることができる。また、これをもって、被検体21が測定視野からはみ出したスキャンを行うことができる為、被検体21をX線焦点Fに近づけて拡大率を上げて高分解能な断面像を得ることが可能になる。
[変形例1]
上述した実施例1では、1断面のみの再構成を行う場合を説明した。しかしながら、1回のスキャンで多数の断面を得るコーンビームスキャンに対しても、この再構成の方法を応用できる。即ち、コーンビームスキャンの場合、2次元のX線検出器3で得たデータ行列に対し、撮影面22から外れたデータにもそれぞれ撮影面22に沿って測定領域の左右に同様にデータを拡張すればよい。なお、コーンビームスキャンの再構成は良く知られているため(L.A.Feldkamp,L.C.Davis and J.W.Kress,“Practical cone−beam algorithm”,Optical Society of America,Vol.1,No.6 ,p.612−619,1984)、ここでは詳述しない。
上述した実施例1において、フィルタリングにフーリエ変換、フィルター関数掛け及び逆フーリエ変換を採用する場合、領域の拡張は様々な方法が考えられる。図4に示すのは、領域の拡張に関する変形例である。測定領域30に対する拡張領域31の設定は、図4(a)乃至図4(c)で示す何れの方法で設定してもよい。拡張領域31全体をフーリエ変換するとき、拡張領域31は左端と右端とが繋がった輪環のデータとみなされるからである。また、図4(b)及び図4(c)では、段差が一箇所できるが、測定領域30の端部から隔たっているので、影響は無視できる。
また、実施例1において、データ外挿を利用した領域拡張(S02)はフィルタリング(S03)の直前に行っている。しかしながら、このデータ外挿は、ステップS01の前処理と一緒に、または、前処理の前に行っても良い。このようにした場合にも後のステップS03フィルタリングの際には同じデータとなることは容易に理解できる。
実施例1におけるはみ出しスキャンの再構成は、通常スキャン(360°回転)でなくハーフスキャン(180°+ファン角回転)の場合にも対応させることができる。一例としては、従来のハーフスキャンのFBP法再構成において、フィルタリング直前に前述の領域拡張(データ外挿)を行った後に、フィルタリングと逆投影を行えば、本発明のはみ出しスキャン再構成となる。そして、通常スキャン同様の効果をあげることができる。
実施例1に係るはみ出しスキャンの再構成は、通常のスキャンのみではなく、オフセットスキャンにも適応できる。y方向移動機構9で回転中心Cをずらして設定してオフセットスキャンを行う。図5はオフセットスキャンを説明する図である。ここで、スキャン領域Aは、回転軸23を中心とした、X線ビーム20の遠いほうの縁に接し、回転軸方向がX線ビーム20に包含される円筒領域である。また、ここでいうはみ出しは、X線ビーム20の回転軸より遠い縁からのはみ出しであり、スキャン領域Aからのはみ出しと一致する。
オフセットスキャンは通常のスキャンと異なった再構成が必要である。具体的な再構成の方法については、例えば特開2000−298105号公報や、特開2004−45212号公報などでも使用されている公知の技術であるので説明を省略する。この再構成に対し、例えばフィルタリング直前に前述のデータ外挿である領域拡張を追加すると、本発明のはみ出しに対応する再構成となる。
<再構成処理>
図6乃至図8を用いて変形例1に係るCTスキャナのオフセットスキャンの場合の再構成の一例について説明する。図6に示すのは、変形例1に係るCTスキャナのオフセットスキャンの場合の再構成を説明するフローチャートである。
変形例1に係るオフセットスキャンを行う際も、図2及び3において説明した実施例1の場合と同様に、始めに前処理が行われる(S11)。前処理がされると、次に窓関数掛けがされる(S12)。
窓関数掛けは、図7に示す方法で行われる。図7では、前処理のされたデータ(a)に、回転中心ncの左右で傾きが対象な0から1に変化する窓関数(b)を掛けたデータ(c)を求めることで行われる。なお、窓関数掛けに関する具体的な説明は、例えば上述した特開2000−298105号公報でも記載される一般的な方法であるので省略する。
ステップS12で窓関数掛けがされると、データ外挿がされる(S13)。データ外挿については図8で示しているが、上述した実施例1の場合と同様に測定領域30を包含する拡張領域31に対し、測定領域30の右側に右端のデータ値を外挿し、左側に左端のデータ値を外挿して行われる。
ステップS13のデータ外挿に続いて、フィルタリングされ(S14)、その後、逆投影される(S15)ことで窓関数掛けが行われる。なお、ステップS13からS15のデータ外挿、フィルタリング及び逆投影は、図2及び図3で説明したステップS02からS04における処理と同様の方法である。
なお、特開2004−45212号公報で説明される方法で再構成を行う場合には、窓関数掛けの代わりに、リバース変換処理を行う。
オフセットスキャンの場合は、上述した実施例1と同様の効果を得ることができるとともに、スキャン領域Aが広がるので、再構成領域を大きくできる効果がある。
実施例1におけるはみ出しスキャンの再構成は、回転とZ移動を同時に行う、ヘリカルスキャンの場合にも適応できる。例えば、従来のヘリカルスキャンのFBP法再構成において、フィルタリング直前に前述のデータ外挿である領域拡張を行えば、本発明のはみ出しスキャン再構成となる。そして、通常のスキャンと同様の効果を得ることができる。
前述のハーフスキャン、オフセットスキャン、ヘリカルスキャンは、前述した通常のスキャンの変形と同様な変形が可能である。具体的には、多数の断面を一度で得るスキャンでも良く、データ外挿である領域拡張に任意性があり、領域拡張を行うステップの任意性がある。
[実施例2]
図9に示すのは実施例2に係るCTスキャナ1Bの構成を示す正面図である。実施例2に係るCTスキャナ1Bが実施例1に係るCTスキャナ1Aと異なる点は、データ処理部12Bにソフトウェアの機能ブロックである画像合成部12dを有する点である。
実施例2に係るCTスキャナ1Bは、XY移動機構7により、被検体21をスキャン領域Aに対して複数位置に移動させ、各位置でスキャンを行い、複数の断面像を得て、それらを合成して、広範囲の断面像を得るものである。
図10に示すのは、単一のスキャンによるスキャン領域Aと再構成領域Rを示す一例である。再構成領域Rは任意に設定できるが、図10では、スキャン領域Aに外接する正方形を若干縮小した正方形を例にして説明している。再構成領域Rの一部は、スキャン領域Aからはみ出ているが、再構成は実施例1で上述したはみ出し対応の再構成を用いるので、スキャン領域Aの外でも近接した部分であれば十分な画質が保たれた画像を得ることができる。
図11に示すのは、画像合成を説明する図である。被検体21の大きさにより、4枚合成、6枚合成、9枚合成等の合成枚数を選択してスキャンを開始させると、図11で示すように画像合成部12dにより合成された断面像が作られる。合成枚数は、通常、被検体21全体の断面像が得られるように設定するが、これに限られず、必要な範囲が入るように設定すればよい。
再構成領域Rの一辺の実空間での長さをLとすると、LはFCD値及びFDD値から求められ、XY移動機構7の移動距離が決められる。4枚合成の場合、例えば、被検体21の中央が回転軸23に合う位置を基準に、(X,Y)を順番に(−L/2,−L/2)、(L/2,−L/2)、(L/2,L/2)、(−L/2,L/2)と動かし、各位置でスキャンを行い、取得した各再構成領域の画像R1、R2、R3、R4を図11(a)で示すように合成する。この画像合成は、XY送り量ピッチであるL分で中心をずらして重ね合わせることで行われる。
本発明の実施例2によれば、測定視野をはみ出る被検体21に対し、複数スキャンで複数断面像を得て簡易な合成処理を行うのみで、測定視野に収まらない大きな範囲の断面像を得ることができる。また、測定視野に収まらない大きな範囲の断面像が得られるので、被検体21をX線焦点Fに近づけて拡大率を上げて高分解能な断面像を得ることが可能になる。
また、はみ出しスキャンの場合でも、簡易なデータ外挿である領域拡張処理で、スキャン領域の境界付近及び隣接した外側部分の画質を高めることができ、再構成領域Rを広げることができるので、少ない合成枚数で広い範囲の断面像を得ることができる。すなわち、少ないスキャン回数で広い範囲の断面像を得ることができる。
[変形例2]
実施例2の単位スキャンに関わる変形は、上述した実施例1のすべての変形が適応できる。具体的には、多数の断面を一度で得るスキャンでも良く、データ外挿である領域拡張に任意性があり、領域拡張を行うステップの任意性がある。また、スキャンの方法は、ハーフスキャン、オフセットスキャン及びヘリカルスキャンの何れを利用しても良い。
上述した実施例2で、各XY移動位置を再構成領域R同士が接続部で重なり合うように設定しても良い。重なるように設定した場合、重なった部分でウエイトを掛けて平均して画像を得る。
図12に示すのは、ウエイト掛けをした画像合成を説明する図である。重なり部で一方の画像R1 は1から0に変化するウエイトW1を掛け、他方の画像R2 は0から1に変化するウエイトW2 を掛ける。図12に示す例では、ウエイトW1,W2 は直線状に変化しているが、これに限られず、滑らかに変化し、W1+W2=1であればよい。このようにウエイト掛けすることにより、重なり部に若干の差異がある場合でも、滑らかに繋がった合成画像が生成される。
また、図12に示すような横方向合成だけでなく、縦横合成の場合も同様に、ウエイト掛け合成できる。すなわち、図11(c)の9枚の合成の場合、例えばまず始めに、横方向を帯状にウエイトがけ合成し、生成された3枚の帯状の画像を縦方向にウエイト掛け合成すればよい。また、これと等価な計算をR1、R2、…、R8、R9の順で合成することもできる。若しくは、任意の順番で合成することもできる。
さらに、ウエイト掛け合成する前に、重なり部の平均画素値を一致させるような係数を画像ごとに掛けて、その後、ウエイト掛け画像合成するとさらに滑らかに繋がる画像合成ができる。この係数は、画像毎に一定値でもよいが、より好ましくは、重なり部からその外に掛けてなだらかに変化するように設定する。
実施例2において、XY制御の位置決め停止精度が悪い場合、制御目標値でなく、実測の停止位置を用いて画像合成を行うようにしても良い。即ち、各画像の中心間の位置関係を、この実際に測定したXY位置に合わせるようにして合成する。
実施例2で、各XY移動位置を再構成領域R同士が接続部で重なり合うように設定して、合成時、重なり部分の数値の差異が最も少なくなるように縦横方向を調整して合成しても良い。これは例えば、機構制御位置を中心に、重ね合わせをxy方向にラスター状にステップ移動させ、重なり部の平均の絶対値の画素値差が、一番小さな移動位置を求めてこの位置で合成する。これにより、Lの数値等に誤差がある場合、この誤差が調整されて、正確に繋がる合成画像が生成される。また、Lの数値の誤差のみが予想される場合は、画素値差計算はラスター状でなく、画像中心を結ぶ方向にのみステップ移動させて行えばよい。
実施例2で被検体21をz方向にも複数位置に移動させ、各位置でスキャンをしてz方向にも画像合成することが可能である。またこのとき、z方向の再構成領域Rが重なるようにして、前述したウエイト掛け合成や移動調整合成を行うようにしても良い。
実施例2で、拡大率を変えた画像間の画像構成も可能である。図13に示すのは、画像の拡大率を変えた画像の画像合成を説明する図である。
たとえば実施例2で上述したように、XY方向に被検体21を移動させて各画像R1、R2、R3及びR4を得た後、さらに、被検体21の注目部位が回転軸23に合うように移動させ、FCDやFDDを変えて拡大率を上げてスキャンを行う。このXY移動位置を(X5,Y5)とし、得られた断面像の一辺をL5とすると、図のように、各画像中心位置を位置決めして画像合成を行う。
画像R5の領域は、分解能の高いR5を用いる。そして、全体の画素サイズ(被検体上での画素サイズ)は、最小の画像R5の画素サイズで統一するように、再編成する。このように再編成することで、注目部位で分解能が高く、範囲が広い合成画像を短時間で作ることができる。また、この拡大率を変えた画像合成は、L5を変えながら、R5と他画像の重なり部の平均画素値差を計算して画素値差が最も小さなL5を見つけて合成することで拡大率の誤差を補正した合成画像を得ることができる。ここで、注目部位は何箇所でも良く、拡大率もそれぞれ任意に設定できる。
実施例2で、画像合成は、ピクセルデータとして得られた2次元画像やボクセルデータとして得られた3次元画像で行っているが、ピクセルデータやボクセルデータを点群データ、ポリゴンデータ又はSTLデータ等の形式に変換してから合成することもできる。
また、上述した構成を組み合わせて変形することもできる。
[変形例3]
上述した各実施例では、放射線としてX線を用いたが、これに限られることはなく、他の透過性放射線でもよい。
また、上述した各実施例では、2次元のX線検出器としてFPDを用いたが、FPDに限られるものではない。なお、2次元の検出器ではなく、撮影面22に配置した1次元の検出器を用いても良い。
さらに、機構動作は相対的に等価であれば、他の機構方法に対しても適応することができる。例えば、回転は被検体21で行っているが、X線管2とX線検出器3を一体で回転させても同様である。この場合、XY移動についても、被検体21を移動させても、X線管2とX線検出器3を回転軸ごと移動させてもよい。また、z移動も同様である。
本発明によるCTスキャナは産業用であっても医療用また、他の用途であってもはみ出しスキャンの再構成を容易に可能とする。また、複数の3次元画像を得て簡単な合成処理を行うのみで、測定視野に収まらない大きな被検体または広い範囲の3次元画像を得ることができる。
本発明に係る実施例1のCTスキャナの構成図。 本発明に係る画像再構成処理の流れを説明する図。 本発明に係る画像再構成処理におけるデータ外挿を説明する図。 本発明の変形例1に係る画像再構成処理におけるデータ外挿を説明する図。 本発明の変形例1に係るオフセットスキャンを説明する図。 本発明の変形例1に係るオフセットスキャンの画像再構成処理の流れを説明する図。 本発明の変形例1に係るオフセットスキャンの画像再構成処理における窓関数掛けについて説明する図。 本発明の変形例1係るオフセットスキャンの画像再構成処理におけるデータ外挿を説明する図。 本発明に係る実施例2のCTスキャナの構成図。 本発明に係るスキャン領域Aと再構成領域Rを示す図。 本発明に係る画像合成を説明する図。 本発明に係るウエイト掛け画像合成を説明する図。 本発明に係る拡大率の異なる画像による画像合成を説明する図。 一般的なCTスキャナの簡単な構成図。
符号の説明
A…スキャン領域
C…回転中心
F…焦点
P…投影データ
R…再構成領域
1A,1B…CTスキャナ
2…X線管
3…X線検出器
4,5…支持フレーム
6…支持台
7…XY移動機構
8…回転・昇降機構
9…y方向移動機構
10…x方向シフト機構
11…機構制御部
12A,12B…データ処理部
12a…スキャン制御部
12b…データ外挿部
12c…再構成部
12d…画像合成部
13…入出力部
14…X線制御部
15…高電圧発生器
20…X線ビーム
21…被検体
22…撮影面
23…回転軸
30…測定領域
31…拡張領域
100…CTスキャナ
101…X線管
102…X線検出器
103…回転テーブル
104…X線ビーム
105…被検体
106…測定領域

Claims (5)

  1. 放射線源から照射され被検体を透過した放射線ビームを検出する放射線検出器と、前記被検体を載置する載置台と前記放射線ビームとに相対回転を与える回転手段、前記回転手段で与えられた所定角度の回転の間に多数の回転の位置において前記放射線検出器で検出した多数の透過データを収集するスキャンを実施するスキャン制御部と、前記スキャンにより収集された多数の透過データから前記被検体の前記スキャンのスキャン領域に対応する3次元画像を作成する再構成部を有するコンピュータ断層撮影装置において、
    前記載置台を前記相対回転の回転軸に対して該回転軸と直交する方向に相対変位させて前記被検体を前記スキャン領域に対して移動させる移動機構部と、
    前記移動機構部で変位する変位の量を制御する機構制御部と、
    前記機構制御部で制御された複数の変位の位置それぞれで前記スキャン制御部が前記スキャンを実施してそれぞれで前記再構成部が作成した複数の前記スキャン領域に対応する3次元画像を前記制御された変位の量に基づき互いに合成して1つの合成3次元画像を作る画像合成部と、
    を有することを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  2. 請求項1に記載のコンピュータ断層撮影装置において、
    前記再構成部は、前記各透過データに対し前記回転の面に沿った一端側に該一端のデータ値を持つ領域を拡張するとともに他端側に該他端のデータ値を持つ領域を拡張した拡張透過データを作成するデータ外挿手段と、前記拡張透過データに対し前記回転の面に沿った高周波強調フィルタリングを行うフィルタリング手段と、逆投影を行う逆投影手段とを有する
    ことを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  3. 請求項1又は2に記載のコンピュータ断層撮影装置において、前記画像合成部は、前記複数の3次元画像の重なり部分を、滑らかに変化するウエイトを掛けて平均して合成することを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載のコンピュータ断層撮影装置において、前記画像合成部は前記複数の3次元画像の重なり部分の差異が最小になるよう互いにずらして合成することを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載のコンピュータ断層撮影装置において、前記スキャンとして、前記相対回転の回転軸を前記放射線ビームの中央からずらして設定してオフセットスキャンを行うことを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
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