JP4504628B2 - 基板装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の基板で構成される基板装置に関し、特に、複数の基板を接続するジャンパ線の改良に関し、また、基板支持機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、基板を折り曲げることにより形成される基板装置が知られている。典型的には、一枚の元基板が用意され、この元基板の折曲げ形成により、複数の基板が角度を成すように配置され、これら基板により基板装置が構成される。この種の基板装置は、例えば、グラフィックイコライザの操作基板および中継基板である。
【0003】
そして、基板装置における複数の基板の電気的接続は、一般にはコネクタで行われる。これに対して、ジャンパー線も適用でき、ジャンパー線は、省スペース等の観点で有利である。
【0004】
コネクタおよびジャンパー線による基板の接続は、例えば特許文献1に開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭60−67397号公報(第1、2ページ、第1、2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図13は、ジャンパー線が取り付けられる基板装置の例を示している。図13(a)に示すように、元基板200は第一基板202と第二基板204で構成され、第一基板202と第二基板204は、折曲げラインに沿うV溝206で仕切られる。ジャンパー線208は、一方の脚部が第一基板202に半田で固定され、他方の脚部が第二基板204に半田で固定される。そして、図13(b)に示すように元基板200が折曲げ形成されて、第一基板202と第二基板204が角度を成すように配置される。
【0007】
図13の例では、折曲げ形成に伴い、図13(b)の範囲Aに相当する長さだけ、ジャンパー線208の脚間の距離が長くなる。そのため、折曲げ形成によりジャンパー線208が両側に引っ張られ、その結果、両脚部を固定する半田部に負荷がかかる。半田部の負荷は、接続不良の原因になるので、極力低減することが望まれる。
【0008】
図14は、ジャンパー線が取り付けられる基板装置の別の例を示している。図14では、元基板200のV溝206部分に、ジャンパー線208に沿うようにスリット210が設けられる。この例では、折曲げ形成に伴い脚間距離が長くなったときに、ジャンパー線208がスリット210に進入できるので、図13と比較すると、脚部の半田への負荷が低いと考えられる。しかしながら、図14の例でも、屈曲に伴ってジャンパー線208に引張り方向の力が作用するので、やはり脚部の半田に負荷がかかる。図14の例のように、ジャンパー線208がスリット端部に接触すると、この接触点Bが支点となり、半田部へ大きな負荷が作用する。
【0009】
本発明は上記背景の下でなされたものであり、その目的は、折曲げ形成に伴いジャンパー線と基板の接続部にかかる負荷を低減できる基板装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の基板装置は、互いに角度を成すように元基板から折曲げ形成される複数の基板と、前記元基板に対して取り付けられて前記複数の基板を電気的に接続するジャンパー線とを備えた基板装置であって、前記ジャンパー線は、中央部に略直線状の短辺部と、該短辺部の両端に略半円状の凸曲線部と、脚部とを有し前記脚部の断面形状は略円形状であり、前記短辺部および凸曲線部の断面形状は略長方形状である。
【0011】
この構成により、ジャンパー線の中間連結部の長さが長くなり、そして、折曲げ形成に伴って中間連結部がより大きく変形するようになり、その結果、脚部と基板の接続部への負荷が軽減する。また、この構成により、元基板の折曲げ形成時にジャンパー線の短辺部とその両端の凸曲線部が適当なラインを描くように変形する。例えば、脚部間の連結部が一つの円弧である場合と比べて、基板からのジャンパー線の離れが小さい適当なラインが描かれる。さらに、この構成により、折曲げ形成に伴う引張り力に対する中間連結部の変形が大きくなり、脚部への負荷が軽減する。
【0016】
また、本発明の基板装置では、前記短辺部が前記凸曲線部間を滑らかに結ぶ、前記元基板から離れる方向に凹形状の凹曲線部である。
【0017】
この構成により、短辺部の両端の凸曲線部での変形の偏りが低減し、より適当なラインが折曲げ形成時に描かれる。
【0018】
また、本発明の基板装置は、前記ジャンパー線の略中央部に、前記元基板に向けて凸形状のノッチ部を有する。
【0019】
この構成により、折曲げ形成時に元基板にノッチ部が当接し、当接点で元基板が折れ曲がるので、折曲げがより確実に所定の箇所で行われる。
【0020】
また、本発明の基板装置は、前記複数の基板をそれぞれ支持する複数のホルダと、前記複数のホルダを回動可能に連結するホルダヒンジ部と、前記複数の基板が互いに角度を成した状態で前記複数のホルダの角度を固定するホルダ固定手段とを有する。
【0021】
この構成により、複数の基板が確実に保持されるので、ジャンパー線の脚部と基板の接続部の負荷を軽減できる。また、ホルダを適当な角度に固定すれば、基板の角度を適当な大きさで固定できるので、基板装置の組立を簡単にすることができる。
【0022】
また、本発明の基板装置では、前記ホルダ固定手段が、前記複数のホルダの角度を可変に固定する可変固定機構を有する。
【0023】
これにより、基板の角度を可変に設定できる。基板角度が異なる複数種類の基板装置にホルダ装置を適用することが可能になる。そして、複数種類の基板装置での部品共用化も可能になる。
【0024】
また、本発明の基板装置では、前記複数のホルダは、第一のホルダと、前記第一のホルダに前記ホルダヒンジ部で連結された第二のホルダを有し、前記ホルダ固定手段は、前記ホルダヒンジ部を中心とする円弧に沿って前記第一のホルダに設けられた複数のホルダ係合穴と、前記第二のホルダに設けられ、前記複数のホルダ係合穴の一つと係合するホルダ係合部とを含む。
【0025】
この構成によれば、複数のホルダ係合穴の各々に対応する角度で基板を固定できる。
【0026】
また、本発明の基板装置は、前記ホルダヒンジ部と異なる位置のストッパーヒンジ部で前記第一のホルダに連結されるストッパー部材と、前記ストッパー部材が前記ストッパーヒンジ部を中心に回動された所定のストッパー位置で前記ストッパーと前記第二のホルダを係合するストッパー係合手段とを有し、前記ストッパー係合手段は、前記ストッパー部材に設けられ、前記ストッパー位置にあるときに前記ホルダヒンジ部を中心とする円弧に沿う複数のストッパー係合穴と、前記第二のホルダに設けられ、前記複数のストッパー係合穴の一つと係合するストッパー係合部とを有する。
【0027】
この構成によれば、第一のホルダにヒンジ結合されたストッパー部材が第二のホルダに係合し、これにより、第一のホルダと第二のホルダの係合の解除が防止され、両ホルダが確実に固定される。ストッパー部材に複数のストッパー係合穴を設けたことで、第一のホルダの複数のホルダ係合穴の各々を使うときにストッパー部材を機能させることができる。
【0028】
また、本発明の別態様はジャンパー線であり、上述した基板装置に使用されるジャンパー線である。この構成によっても、上述した本発明の利点が得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0030】
図1〜図8は、本実施の形態の基板装置を示しており、図9〜図12は、本実施の形態の基板装置が設けられる機器の一例を示している。
【0031】
まず、図9を参照すると、図9は、グラフィックイコライザの分解組立図である。グラフィックイコライザ150は、ケース152、ケース152を覆うケースカバー154、ケース152の前面に取り付けられるフロントパネル156およびフロントパネル156の背後に取り付けられる操作装置158を有する。本実施の形態の基板装置は、操作装置158に設けられている。グラフィックイコライザ150の小部品類および他の詳細構成の説明は省略する。
【0032】
図10は、操作装置158の分解組立図を示している。操作装置158は、操作基板装置160と、操作基板固定板162と、LED固定板164で構成される。操作基板装置160は、操作基板固定板162へとねじ166で取り付けられる。また、LED固定板164は、操作基板装置160の前面に配列されるLEDを覆うように配置されて、ねじ168で操作基板固定板162へと取り付けられる。
【0033】
操作基板装置160は、本実施の形態の基板装置の一例である。操作基板装置160は、操作基板170と中継基板172で構成される。
【0034】
図11を参照すると、操作基板170および中継基板172は元基板174から作られる。元基板174では、操作基板170と中継基板172は一枚の板である。この状態は、図12にも想像線で示されている。そして、図11および図12に矢印で示されるように、元基板174が折り曲げられて、操作基板170と中継基板172が角度をなす。
【0035】
図12を参照すると、操作基板170と中継基板172は、所定の角度を成した状態で、操作基板固定板162へとねじ166で固定される。ねじ166の締付け位置は図10にも示されている。
【0036】
次に、図1を参照し、本実施の形態の特徴的構成を説明する。
【0037】
図1において、元基板10は第一基板12と第二基板14で構成される。例えば、第一基板12が操作基板であり、第二基板14が中継基板である。操作基板12と中継基板14は、元基板10の両面に設けられたV溝16で仕切られており、V溝16は、元基板10の折曲げラインに沿って延びる。
【0038】
ジャンパー線18は、第一基板12および第二基板を電気的に接続するように、元基板10に取り付けられる。また、スリット20は、ジャンパー線18に沿うように元基板10に設けられており、元基板10のV溝16を横切っている。
【0039】
ジャンパー線18は、直線状の第一脚部22、第二脚部24を有する。第一脚部22は、第一基板12の穴に挿入され、半田で固定されている。第二脚部24は、第二基板14の穴に挿入され、半田で固定されている。
【0040】
第一脚部22と第二脚部24の間は中間連結部26により連結される。従来のジャンパー線では、中間連結部は直線状であった。これに対して、本実施の形態のジャンパー線18では、図示のように、中間連結部26が、所定の外れラインOLを描く形状を有する。
【0041】
図2を用いて上記の外れラインをさらに説明する。図2は、元基板10に取り付けられる前の単独のジャンパー線18の正面図であり、図2のかたちの状態でジャンパー線18が元基板10に取り付けられる。図2に明示されるように、ジャンパー線18の中間連結部26の形状は外れラインOLを描いており、この外れラインOLは、第一脚部22および第二脚部24を結ぶ脚間直線SLから外れている。
【0042】
より詳細には、図2の例では、外れラインOLは、第一凸曲線部28および第二凸曲線部30を有する。第一凸曲線部28は中間連結部26の第一脚部22に近い半部に位置し、第二凸曲線部30は第二脚部24に近い半部に位置する。第一凸曲線部28および第二凸曲線部30は、元基板から離れる方向に凸の曲線を描く。本実施の形態では、凸の曲線の形状は円弧である。また、第一凸曲線部28および第二凸曲線部30は、脚間直線SLに沿う直線部32で結ばれている。
【0043】
図3は、ジャンパー線18の斜視図である。図示のように、第一脚部22および第二脚部24の断面形状は円である。この断面形状は、ジャンパー線18の素材である丸断面線材の形状である。これに対して、中間連結部26の断面形状は、丸断面素材を押しつぶした形状を有する。押しつぶし形状とは、丸断面を押すことで得られる形状であり、押しつぶし方向の長さが元の断面より短いので、その方向の断面係数が小さくなる。本実施の形態では、押しつぶし形状は図示のように略長方形であり、すなわち中間連結部26は板状である。板状部分は中間連結部26の一部でもよいが、本実施の形態では、中間連結部26の全体が板状である。
【0044】
ジャンパー線18は以下のようにして形成される。まず、丸断面の線材が用意され、その中間部分が平打ちにより押しつぶされる。それから、線材が屈曲されて、図2の形状がつくられる。
【0045】
図2のジャンパー線の線材および寸法の好適な例を挙げると、線材は、直径0.6mmの銀メッキりん青銅線である。脚部の長さは7〜10mmであり、両脚部の間隔は15mmである。第一凸曲線部28および第二凸曲線部30の高さ(脚端部からの高さ)は約3mmである。第一凸曲線部28および第二凸曲線部30の中間の直線部32の長さは4mmである。
【0046】
図1に戻り、本実施の形態の基板装置の製造方法を説明する。図1(a)に示すように、元基板10が平坦な状態で、すなわち、第一基板12および第二基板14が一枚の板を形成する状態で、ジャンパー線18が元基板10に取り付けられる。
【0047】
このとき、ジャンパー線18の第一脚部22、第二脚部24が第一基板12および第二基板14の穴に挿入され、両脚部22、24が基板12、14を貫通する。ジャンパー線18は、挿入方向に所定の位置に位置決めされ、両脚部22、24の貫通部分が両基板12、14に半田で固定される。
【0048】
次に、元基板10が、V溝16で折曲げられる。元基板10は割られて、曲げられる。第一基板12および第二基板14が所定の角度を成す状態まで元基板10が折り曲げられ、これにより基板装置が形成される。
【0049】
上記の折曲げ形成に伴い、ジャンパー線18には引張り方向の力が作用する。しかし、本実施の形態では、ジャンパー線18の中間連結部26が、図2を用いて説明したように、脚間直線SLから外れる所定の外れラインOLを描く形状を有する。したがって、中間連結部26の長さは、脚間直線OLより長い。外れラインOLと脚間直線SLの長さの差は余裕の長さとなる。この余裕の長さがあるので、折曲げ形成に伴い中間連結部26が大きく変形する。これにより、第一脚部22と第一基板12の接続部および第二脚部24と第二基板14の接続部では負荷が軽減する。
【0050】
このようにして、本実施の形態では、ジャンパー線の中間連結部を、脚間直線から外れる所定の外れラインを描く形状にしたので、ジャンパー線の脚部と基板の接続部への負荷を軽減できる。
【0051】
また、本実施の形態では、中間連結部の断面形状を、丸断面の線材を押しつぶした形状にしたので、折曲げ形成に伴う引張り力に対する中間連結部の変形が大きくなり、脚部への負荷が軽減する。
【0052】
より詳細には、ジャンパー線の剛性が脚部よりも中間連結部で小さくなるので、中間連結部がより大きく変形する。また、押しつぶし形状の始まる部分に比較的大きな応力が生じ、この部分に変形が生じる。これら変形により、脚部と基板の接続部での負荷が軽減される。
【0053】
また、本実施の形態では、中間連結部の外れラインが、第一の脚部に近い半部の第一凸曲線部と第二の脚部に近い半部の第二凸曲線部を含み、両曲線部が元基板から離れる方向に凸の曲線を描いている。このように折曲げ形成前のラインを設定したので、折曲げ過程から折曲げ後にも、ジャンパー線は、基板から大きく離れることもなく、適当なラインを描く。例えば、中間連結部が一つの円弧である場合と比べて、基板からのジャンパー線の離れが小さい適当なラインが描かれ、このことはスペースの節約にも寄与する。
【0054】
また、本実施の形態では、ジャンパー線が、鋭角を成すように折り曲げられた基板の外側を通るように設けられている。これにより、基板の半田面がメンテナンス作業の方向を向くようにジャンパー線が配置されている。例えば、図1の基板装置10がグラフィックイコライザに組み込まれたときに、第二基板14の半田面が上を向くように配置されるとする。第一基板12と第二基板14の半田面が、メンテナンス作業時に作業者から見える。メンテナンス時に基板を外したり、ジャンパー線を屈曲して基板を起こすといった作業が不要になり、または少なくなり、屈曲に伴う半田部分への負荷も軽減される。したがって、メンテナンスが容易になるとともに、信頼性も向上できる。
【0055】
次に、図4は、別の実施の形態を示している。以下、上述の実施の形態で説明した事項については、説明を省略する。
【0056】
図4に示されるように、本実施の形態のジャンパー線40は、上述の実施の形態のジャンパー線と同様、第一脚部42、第二脚部44および中間連結部46を有する。
【0057】
第一脚部42は、その一部に位置決め部48を有する。位置決め部48は、第一脚部42から外側(第二脚部44と反対方向)に突出した部分である。位置決め部48は、第一脚部42の根本付近、すなわち、中間連結部46に近い場所に設けられている。また、位置決め部48の幅は、第一基板12の厚さに近い大きさに設定されている。組立時、第一基板12が位置決め部48に係合し、これにより第一基板12が位置決めされる。
【0058】
第二脚部44も位置決め部50を有し、位置決め部50の構成は、図から明らかなように、第一脚部42の位置決め部48と同様である。
【0059】
中間連結部46は、上述の実施の形態のジャンパー線と同様、第一凸曲線部52および第二凸曲線部54を有する。ただし、上述の実施の形態との相違点として、第一凸曲線部52および第二凸曲線部54は、凹曲線部56で滑らかに結ばれる。凹曲線部56は、基板から離れる方向に凹の曲線であり、本実施の形態では円弧である。
【0060】
本実施の形態の利点を説明する。図3の実施の形態では、第一凸曲線部28と第二凸曲線部30が直線部32で接続される。したがって、第一凸曲線部28と直線部32の間に屈曲部があり、また、第二凸曲線部30と直線部32の間にも屈曲部がある。すなわち、直線部32の両端に屈曲部がある。この場合、元基板10の折曲げ時に、屈曲部に比較的大きな力がかかり、変形する。このとき、直線部32の両端の屈曲部の一方が大きく変形し、他方が殆ど変形しないことがある。また、どちらの屈曲部が大きく変形するかが、場合によって異なることもある。このように、図3の構成では、直線部32の両端で、すなわち第一凸曲線部52と第二凸曲線部54で、変形の偏りが生じ、ジャンパー線の屈曲形状が不規則になる場合がある。
【0061】
一方、図4に示すように、本実施の形態では、第一凸曲線部52と第二凸曲線部54が凹曲線部56で滑らかに結ばれる。上記のような屈曲部がないので、屈曲部に起因する変形の偏りや不規則性が低減する。
【0062】
図4のジャンパー線の線材および寸法の好適な例を挙げると、線材は、直径0.5mmの銀メッキりん青銅線である。脚部の長さは約10mmであり、そのうち、根本側の3.6mmが位置決め部である。脚部からの位置決め部の突出高さは0.5mmである。また両脚部の間隔は13.5mmである。第一凸曲線部52および第二凸曲線部54は、半径2mmの円弧であり、凹曲線部56は半径3mmの円弧である。
【0063】
以上に説明したように、本実施の形態によれば、中間連結部の第一凸曲線部と第二凸曲線部とを凹曲線部で滑らかに結んだことにより、第一の凸曲線部と第二の曲線部での変形の偏りが低減し、より適当なラインが折曲げ形成時に描かれる。
【0064】
なお、図4のジャンパー線の形状は本発明の範囲で変更されてよく、例えば、図4の第一凸曲線部52と凹曲線部56の間に直線部が挟まれてもよい。第二凸曲線部54と凹曲線部56も、それらの間に直線部が挟んでよい。これら直線部は好適には両側の円弧の共通接線である。このような構成も、第一凸曲線部および第二凸曲線部を凹曲線部で滑らかに結ぶ構成に含まれる。
【0065】
図5は、別の実施の形態を示している。以下、上述の実施の形態で説明した事項については、説明を省略する。
【0066】
図5に示されるように、本実施の形態のジャンパー線60は、全体として図2と同様の構成を有する。ただし、図2の構成との相違点として、ジャンパー線60はノッチ部62を有する。ノッチ部62は、中間連結部26の略中央、すなわち、第一凸曲線部28および第二凸曲線部30を結ぶ直線部32の略中央に設けられている。そして、ノッチ部62は、元基板に向けて凸形状を有する。より詳細には、直線部32で線材の狭い範囲が屈曲され、この屈曲により、元基板の方向に局所的な凸部が形成され、この凸部がノッチ部62に相当する。
【0067】
また、上述の実施の形態では、ジャンパー線に沿うように基板側にスリットが設けられていた。これに対し、図5には示されないが、本実施の形態ではスリットは廃止される。
【0068】
ノッチ部62は、ジャンパー線60を組み込んだ基板装置にて、以下のように機能する。元基板を折り曲げる過程で、ノッチ部62が元基板に当接する。ノッチ部62の位置は、第一基板と第二基板の境界である折曲げ線に対応して、折曲げ時にノッチ部62が折曲げ線に当たるように設定されている。したがって、ノッチ部62は、元基板に当接したとき、折曲げ線の溝に係合する。
【0069】
元基板は、ノッチ部62の当接後、さらに折り曲げられ、分割される。このとき、ノッチ部62が支点として機能するので、折曲げ線での折曲げが比較的小さな力で、より確実に行われる。
【0070】
以上に説明したように、本実施の形態によれば、ノッチ部を設けたことにより、折曲げがより確実に所定の箇所で行われる。
【0071】
次に、さらに別の実施の形態を説明する。本実施の形態では、既に説明したジャンパー線が設けられ、さらに、本実施の形態に特徴的なホルダ装置が設けられる。ジャンパー線は、上記各種のジャンパー線のいずれでもよいが、ここでは、図1のジャンパー線10を設けることとする。
【0072】
図6を参照すると、ホルダ装置70は、メインホルダ72、サブホルダ74およびストッパー76を有する。メインホルダ72、サブホルダ74およびストッパー76は、それぞれ本発明の第一のホルダ、第二のホルダおよびストッパー部材に対応する。これら部材は樹脂からなる。
【0073】
メインホルダ72とサブホルダ74は、ホルダヒンジ部78で回動可能に連結されている。また、メインホルダ72は、ホルダヒンジ部78と異なる位置のストッパーヒンジ部80でストッパー76と連結されている。
【0074】
ホルダ装置70は、以下に説明するように、メインホルダ72にて第一基板12(前述の例ではグラフィックイコライザーの操作基板)を支持し、サブホルダ74にて第二基板14(前述の例ではグラフィックイコライザーの中継基板)を支持し、かつ、これら基板12、14が角度を成した状態で両ホルダ72、74の角度を固定する機構を有する。しかも、固定機構は、ホルダ角度を可変に固定する可変固定機構である。
【0075】
図6に示されるように、メインホルダ72は、長方形の装着壁82と、1/4円に相当する扇形の側壁84(係合壁)を有する。装着壁82の一方の短辺にホルダヒンジ部78が設けられ、他方の短辺にストッパーヒンジ部80が設けられている。また、装着壁82の長辺が側壁84につながっており、装着壁82のホルダヒンジ部78が、側壁84の扇形の中心と一致している。装着壁82と側壁84の角度は直角である。
【0076】
装着壁82には、2つの突起86が間隔を開けて設けられている。一方、第一基板12の端部には、装着壁82の突起86と対応する位置に、2つの係合穴88が設けられている。係合穴88に突起86が挿入され、これにより第一基板12が装着壁82にてメインホルダ72に装着され、支持される。
【0077】
また、側壁84は、ホルダヒンジ部78を中心とする扇形であり、上述のように、1/4に相当する。扇形の縁部に沿って、すなわち、ホルダヒンジ部78を中心とする円弧に沿って、複数のホルダ係合穴90(図の例では5個)が等間隔に設けられている。
【0078】
一方、サブホルダ74も長方形の装着壁92および扇形の側壁94(係合壁)を有する。そして、装着壁92の短辺にホルダヒンジ部78が設けられ、長辺が側壁94につながっており、装着壁92と側壁94の角度は直角である。
【0079】
また、装着壁92には、2つの突起96が間隔を開けて設けられている。一方、第二基板14の端部には、装着壁92の突起96と対応する位置に、2つの係合穴98が設けられている。係合穴98に突起96が挿入され、これにより第二基板14が装着壁92にてサブホルダ74に装着され、支持される。
【0080】
また、側壁94は、上述のホルダヒンジ部78を中心とする扇形であり、扇形の半径は、メインホルダ72の側壁84と同等である。ただし、側壁94の扇形の中心角は、メインホルダ72の側壁84より小さい。
【0081】
サブホルダ74の側壁94とメインホルダ72の側壁84は、両ホルダ72、74を回動したときに両側壁84、94が小さい間隔をおいてスライドするように設けられている。
【0082】
側壁94には、メインホルダ72のホルダ係合穴90と係合すべきホルダ係合突起100が設けられている。ホルダ係合突起100は、ホルダヒンジ部78からは、ホルダ係合穴90と等距離にあり、かつ、メインホルダ74の側壁84に向けて突出している。
【0083】
さらに、サブホルダ74の側壁94は、ストッパー76と係合するためのストッパー係合突起102を有する。ストッパー係合突起102は、ホルダー係合突起100と反対方向を向けて設けられている。また、ストッパー係合突起102は、ホルダー係合突起100よりも、ホルダヒンジ部78から離れている。
【0084】
次に、ストッパー76の構成を説明する。ストッパー76は、外周部78と、その両側に円弧中心へ向けて立設される側壁106、108を有する。
【0085】
外周部104(外周カバー部)は円筒面の一部であり、その内周面の半径は、メインホルダ72およびサブホルダ74の扇形半径よりも少し大きく設定されている。したがって、ストッパー76が回動されたとき、外周部104がメインホルダ72およびサブホルダ74の外周面を覆う。
【0086】
さらに、一方の側壁106(サイドカバー壁)は、ストッパー76の回動によりメインホルダ72の側壁84と小さな隙間を開けて位置するように設けられている。また、他方の側壁108(係合壁)は、ストッパー76の回動によりサブホルダ74の側壁94と小さな隙間を開けて位置するように設けられている。したがって、メイルホルダ72およびサブホルダ74の外周近傍の外周と側面がストッパー76で覆われる。
【0087】
側壁108は、外周壁104の円弧に沿うように、複数のストッパー係合穴110を有する。ストッパー74が、ストッパー機能を発揮するストッパー位置に装着されたとき、複数のストッパー係合穴110は、ホルダヒンジ部78を中心とする円弧に沿って並ぶ。そして、各ストッパー係合穴110は、ホルダヒンジ部78の中心からは、サブホルダ74のストッパー係合突起102と同じ距離にある。
【0088】
また、ストッパー係合穴110の数は、メインホルダ72のホルダー係合穴100の数と等しく設定されている。さらに、隣合うストッパー係合穴110の間隔は、ホルダヒンジ部78を中心とする角度で見たときに、ホルダー係合穴100の間隔と等しく設定されている。
【0089】
次に、ホルダ装置70を設けた基板装置の組立方法を説明する。まず、元基板10が、以下のようにして、折曲げ前の状態でホルダ装置70に装着される。
【0090】
元基板10には予めジャンパー線18が取り付けられている。元基板10が折曲げ形成前なので、第一基板12と第二基板14は一枚の板状である。第一基板12の係合穴88にメインホルダ72の装着壁82の突起86が挿入され、同時に、第二基板14の係合穴98にサブホルダ74の装着壁92の突起96が挿入される。これにより、元基板10がホルダ装置70に装着され、第一基板12および第二基板14がそれぞれメインホルダ72およびサブホルダ74に支持される。
【0091】
そして、図6、図7に示すように、サブホルダ74がメインホルダ72に対して相対的に回動される。サブホルダ74のホルダ係合突起100が、メインホルダ72の複数のホルダ係合穴80の一つに挿入され、係合される。このとき、樹脂部材であるサブホルダ74およびメインホルダ72の弾性を利用して、ホルダ係合突起100が所望のホルダ係合穴80まで運ばれる。
【0092】
ホルダー係合穴90とホルダ係合突起100の係合により、メインホルダ72とサブホルダ74が固定され、これにより、第一基板12と第二基板14が、それらの角度が変わらないように保持される。両ホルダ72、74は、以下に述べるように、ストッパー76の装着によって、さらに確実に固定される。
【0093】
図7に矢印で示すように、ストッパー76は、ストッパーヒンジ部80を中心にメインホルダ72に対して相対的に回動される。ストッパー76は、所定のストッパー位置まで回動され、このストッパー位置では、ストッパー76がサブホルダ74と係合する。すなわち、ストッパー76の複数のストッパー係合穴110の一つに、サブホルダ74のストッパー係合突起102が挿入され、係合される。ストッパー係合突起102は、樹脂部材の弾性を利用してストッパー係合穴110に挿入される。
【0094】
このとき、使用されるストッパー係合穴110は、ホルダ係合穴90と対応する。図7の例では、3番目のホルダ係合穴90がホルダ係合突起100と係合しており、したがって、3番目のストッパー係合穴110がストッパー係合突起102と係合する。
【0095】
図8は、ストッパー76を装着した状態の模式的な断面図である。サブホルダ74の一方の面でホルダ係合突起100がメインホルダ72のホルダ係合穴90に係合するとともに、他方の面では、ストッパー係合突起102がストッパー76のストッパー係合穴110に係合する。したがって、サブホルダ74は、一の方向の突起でメインホルダ72と係合し、反対方向の突起でサブホルダ74と係合する。また、ストッパー76の外周壁104、側壁106、108により、メインホルダ72およびサブホルダ74の外周縁部が覆われる。このようなストッパー76を設けたことにより、メインホルダ72とサブホルダ74の解除が防止され、したがって、メインホルダ72とサブホルダ74がより確実に固定される。
【0096】
本実施の形態の基板装置を機器に取り付けるときには、ホルダ装置がねじ等を使って取り付けられてよい。例えば、基板装置が、前出のグラフィックイコライザの操作基板装置である場合、ホルダ装置が、操作基板固定板に固定され、操作基板固定板がケースに取り付けられてよい。ホルダ装置が直接ケースに取り付けられてもよい。
【0097】
以上のように、本実施の形態によれば、ヒンジ結合される複数の基板保持ホルダと、それらホルダの角度を固定する手段を設けたので、複数の基板が確実に保持され、ジャンパー線の脚部と基板の接続部の負荷を軽減できる。ホルダを適当な角度に固定すれば、基板の角度を適当な大きさで固定できるので、基板装置の組立を簡単にすることができる。
【0098】
また、ホルダ間の角度を可変に固定する可変固定機構を設けたので、基板の角度を可変に設定できる。基板角度が異なる複数種類の基板装置にホルダ装置を適用することが可能になる。そして、複数種類の基板装置での部品共用化も可能になる。
【0099】
また、上記の可変固定機構は、円弧に沿って配置される複数のホルダ係合穴とそれに係合する係合部で構成され、これにより、複数のホルダ係合穴の各々に対応する角度で基板を固定できる。
【0100】
また、第一のホルダにヒンジ結合されたストッパー部材が設けられ、ストッパー部材が第二のホルダに係合し、これにより、第一のホルダと第二のホルダの係合の解除が防止され、両ホルダが確実に固定される。また、ストッパー部材に複数のストッパー係合穴を設けたことで、第一のホルダの複数のホルダ係合穴の各々を使うときにストッパー部材を機能させることができる。
【0101】
以上、本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されず、上述の実施の形態が本発明の範囲内で変形可能なことはもちろんである。例えば、ジャンパー線の形状は上述の実施の形態に限定されず、本発明の範囲内で変形されてもよい。また、図1に示したV溝の変わりに他の形状の溝、例えばU型溝が設けられてもよく、また、溝は基板の片面に設けられてもよい。
【0102】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明は、ジャンパー線の中間連結部の長さが長くなり、そして、折曲げ形成に伴って中間連結部がより大きく変形するようになり、脚部と基板の接続部への負荷が軽減する。また、折曲げ形成に伴う引張り力に対する中間連結部の変形が大きくなり、脚部への負荷が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の基板装置を示す図
【図2】基板装置を構成するジャンパー線の正面図
【図3】基板装置を構成するジャンパー線の斜視図
【図4】別の実施の形態に係る、中間連結部が滑らかな曲線で構成されるジャンパー線の正面図
【図5】別の実施の形態に係る、ノッチ付きのジャンパー線の正面図
【図6】別の実施の形態に係る、基板装置に設けられるホルダ装置の斜視図
【図7】サブホルダがメインホルダに係合した状態のホルダ装置の斜視図
【図8】組立後のホルダ装置の断面図
【図9】基板装置が設けられるグラフィックイコライザの分解組立図
【図10】グラフィックイコライザの操作装置の分解組立図
【図11】グラフィックイコライザの操作装置を構成する基板装置の断面図
【図12】グラフィックイコライザの操作装置を構成する基板装置の斜視図
【図13】従来の基板装置の一例を示す断面図
【図14】従来の基板装置の別例を示す断面図
【符号の説明】
10 元基板
12 第一基板
14 第二基板
16 V溝
18 ジャンパー線
20 スリット
22 第一脚部
24 第二脚部
26 中間連結部
28 第一凸曲線部
30 第二凸曲線部
32 直線部
SL 脚間直線
OL 外れライン

Claims (8)

  1. 互いに角度を成すように元基板から折曲げ形成される複数の基板と、前記元基板に対して取り付けられて前記複数の基板を電気的に接続するジャンパー線とを備えた基板装置であって、
    前記ジャンパー線は、中央部に略直線状の短辺部と、該短辺部の両端に略半円状の凸曲線部と、前記複数の基板にそれぞれ固定される複数の脚部とを有し、
    前記凸曲線部は、元基板に前記ジャンパー線が取り付けられたときに前記複数の脚部を結ぶ脚間曲線から外れる所定の外れラインを描く形状であり、
    前記脚部の断面形状は略円形状であり、前記短辺部および凸曲線部の断面形状は略長方形状であることを特徴とする基板装置。
  2. 互いに角度を成すように元基板から折曲げ形成される複数の基板と、前記元基板に対して取り付けられて前記複数の基板を電気的に接続するジャンパー線とを備えた基板装置であって、
    前記ジャンパー線は、中央部に前記元基板から離れる方向に凹形状である凹曲線部と、該凹曲線部の両端に略半円状の凸曲線部と、前記複数の基板にそれぞれ固定される複数の脚部とを有し、
    前記凸曲線部は、元基板に前記ジャンパー線が取り付けられたときに前記複数の脚部を結ぶ脚間曲線から外れる所定の外れラインを描く形状であり、
    前記脚部の断面形状は略円形状であり、前記短辺部および凸曲線部の断面形状は略長方形状であることを特徴とする基板装置
  3. 前記ジャンパー線の短辺部または凹曲線部に、前記元基板に向けて凸形状のノッチ部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の基板装置。
  4. 前記複数の基板をそれぞれ支持する複数のホルダと、前記複数のホルダを回動可能に連結するホルダヒンジ部と、前記複数の基板が互いに角度を成した状態で前記複数のホルダの角度を固定するホルダ固定手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板装置。
  5. 前記ホルダ固定手段は、前記複数のホルダの角度を可変に固定する可変固定機構を有することを特徴とする請求項4に記載の基板装置。
  6. 前記複数のホルダは、第一のホルダと、前記第一のホルダに前記ホルダヒンジ部で連結された第二のホルダを有し、
    前記ホルダ固定手段は、前記ホルダヒンジ部を中心とする円弧に沿って前記第一のホルダに設けられた複数のホルダ係合穴と、前記第二のホルダに設けられ、前記複数のホルダ係合穴の一つと係合するホルダ係合部とを含むことを特徴とする請求項5に記載の基板装置。
  7. 前記ホルダヒンジ部と異なる位置のストッパーヒンジ部で前記第一のホルダに連結されるストッパー部材と、前記ストッパー部材が前記ストッパーヒンジ部を中心に回動された所定のストッパー位置で前記ストッパーと前記第二のホルダを係合するストッパー係合手段とを有し、
    前記ストッパー係合手段は、前記ストッパー部材に設けられ、前記ストッパー位置にあるときに前記ホルダヒンジ部を中心とする円弧に沿う複数のストッパー係合穴と、前記第二のホルダに設けられ、前記複数のストッパー係合穴の一つと係合するストッパー係合部とを有することを特徴とする請求項6に記載の基板装置。
  8. 請求項1乃至7項のいずれか1項に記載の基板装置に使用されるジャンパー線。
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