JP4503973B2 - 姿勢調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、薄型テレビやスピーカー等の電子機器等を装着すると共に、その電子機器等の姿勢を調整する姿勢調整装置に関するものである。
薄型テレビは、ブラウン管式のテレビよりも薄いことに大きな特徴があり、代表例としては、液晶テレビ、プラズマテレビ、プロジェクションテレビ等が知られている。こうした薄型テレビは、通常、専用のベース部材で支持されて壁際に置かれたり、壁に直接取り付けられる等して設置されている。
そうした設置態様のうち、例えばプラズマテレビ等を壁に直接取り付けた設置態様においては、窓からの自然外光や蛍光灯からの外光等により画像が見難くても、一度取り付けられると容易には移動できないという難点がある。また、公共施設やテーマパーク等においては、傾斜した壁や天井等に取り付けられる場合があり、必ずしも観察者が観やすい位置に取り付けられているとは言えない場合がある。
こうした状況下において、下記特許文献1には、平面型テレビ(薄型テレビと同義。以下同じ。)を壁等に取り付けるための装置であって、その角度調整を可能とする姿勢調整装置が提案されている。図11は、その姿勢調整装置を示す説明図である。姿勢調整装置は、壁面101に第1金具102で固定され、薄型テレビ103は、その姿勢調整装置が備える第2金具104で固定されている。第2金具104は、第1金具102に対向配置されており、その下端に取り付けられた蝶番105で第1金具102の突出部に連結されている。装着された薄型テレビ103は、長穴108を有するアーム106で傾斜角度が調整されている。この角度調整は、薄型テレビ103を所定の角度に傾斜させた状態で、長穴108内をスライドするねじ109を第2金具104に締め付けて行われる。なお、アーム106の一端は、第1金具102の上部にねじ107で取り付けられている。
特開平11−272196号公報(図1)
しかしながら、上述した姿勢調整装置による薄型テレビの角度調整は、蝶番を軸にした回動により行われるので、薄型テレビを手前側又は奥行側に傾ける角度調整は可能であるが、薄型テレビを左右に振り分ける方向の角度調整は行えないという問題があり、必ずしも上述した従来の問題を解決することができるものではなかった。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであって、その目的は、薄型テレビやスピーカー等の電子機器等を装着すると共に、その電子機器等の姿勢を調整することができる姿勢調整装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の姿勢調整装置は、固定部材と、前記固定部材に対向配置され、電子機器又は音響機器等の物体を装着して揺動する可動部材と、前記可動部材を当該可動部材の中央又は略中央の一支点で支持すると共に、前記固定部材と前記可動部材を連結する連結手段と、前記可動部材を前記固定部材と離間又は近接する方向に個別に押し引きする少なくとも一対の駆動手段と、前記可動部材の前記揺動を前記一支点を通る直交2軸の回動に規制する運動方向規制手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、可動部材をその中央又は略中央の一支点で支持する連結手段により固定部材と可動部材とが連結されているので、少なくとも一対の駆動手段により固定部材と離間又は近接する方向に可動部材を個別に押し引きすると、可動部材は、前記一支点を通る直交する2つの仮想軸を軸とする回動のみが可能となるように規制される。こうした回動は、その仮想軸が例えば上下方向の軸線である場合には可動部材に装着される物体の向きを左右に調整することを可能とし、その仮想軸が例えば左右方向の軸線である場合には可動部材に装着される物体の向きを上下方向に調整することを可能とする。こうした本発明の姿勢調整装置によれば、可動部材に薄型テレビを装着したとき、薄型テレビを手前側又は奥行側に振り向ける調整、及び、薄型テレビを左右に振り向ける調整を容易に行うことができる。
本発明は、上記の姿勢調整装置において、前記連結手段が球面軸受からなり、当該球面軸受が前記可動部材を支持する一支点をなしていることを特徴とする。
この発明によれば、連結手段を球面軸受とし、その球面軸受が可動部材を支持する一支点として作用するので、可動部材を回動させる支点として簡単且つ確実なものとなる。
本発明は、上記の姿勢調整装置において、前記駆動手段が、前記固定部材及び前記可動部材の底部側に球面軸受を介して傾斜配設されていることを特徴とする。
この発明によれば、例えばアクチュエータ等の駆動手段を、固定部材及び可動部材の底部側に球面軸受を介して傾斜配設するので、その傾斜態様により、例えば薄型テレビを観る側から目立たない位置に駆動手段を配設することができる。
本発明は、上記の姿勢調整装置において、前記運動方向規制手段が、前記固定部材及び前記可動部材の頂部側の一方に設けられる第1係合手段と、前記可動部材及び前記固定部材の頂部側の他の一方に設けられる第2係合手段とからなり、前記第1係合手段が、前記固定部材と前記可動部材の対向方向に延びる長穴であり、前記第2係合手段が、当該長穴に係合する係合ピンであることを特徴とする。
この発明によれば、上記第1係合手段と第2係合手段とにより、可動部材を一支点を通る仮想軸を軸とする回動及びその軸と直交する仮想軸を軸とする回動のみを可能とするように規制することができるので、その仮想軸を所定の方向に設定することにより、可動部材に装着した薄型テレビ等の物体の向きをその所定の方向に設定された仮想軸及びその所定の方向と直交する仮想軸を軸とした回動のみを可能とするように規制して調整することができる。
以上のように、本発明の姿勢調整装置によれば、可動部材を所望の方向に回動させることができるので、例えばその可動部材に薄型テレビを装着した場合に、薄型テレビの角度調整を容易に行うことができる。その結果、例えばプラズマテレビ等を壁に直接取り付けた設置態様において、窓からの自然外光や蛍光灯からの外光等により画像が見難い状況になった場合でも、容易に角度を変えて観やすくすることができる。また、公共施設やテーマパーク等において、傾斜した壁や天井等に取り付けられる場合であっても、観察者が観やすい方向に容易且つ確実に角度調整することができる。なお、可動部材に装着される物体としては、薄型テレビの他、スピーカー等であってもよく、その場合には、聴衆者に聞きやすい向きに容易且つ確実に調整することができる。
以下、本発明の姿勢調整装置について、添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図4は、それぞれ本発明の姿勢調整装置の一例を示す斜視図、側面配置図、正面図及び平面図である。
本発明の姿勢調整装置は、図1〜図4に示すように、固定部材2と、その固定部材2に対向配置され、例えばプラズマテレビ7等の物体を装着して揺動する可動部材3と、可動部材3をその可動部材3の中央又は略中央の一支点で支持すると共に固定部材2と可動部材3を連結する連結手段4と、可動部材3を固定部材2と離間又は近接する方向に個別に押し引きする少なくとも一対の駆動手段5、5と、可動部材3を前記一支点を通る仮想軸(相互に直交する仮想軸A,B)を軸として回動させると共に、可動部材3を駆動手段5による押し引き方向のみに回動させる運動方向規制手段6と、を備えている。
以下、本発明の主な構成部材を順に説明する。以下の説明では、本発明の姿勢調整装置の正面図である図3を正面視した場合において、その上方を頂部又は上部といい、図3の下方を底部又は下部ということとする。
(固定部材)
固定部材2は、本発明の姿勢調整装置において、例えば液晶テレビやプラズマテレビ等の物体が装着される可動部材3を、建築物の壁等の被取付体に取り付けるように機能する部材である。
固定部材2は、上記機能を有する限りにおいて種々の態様で構成できる。一実施形態としては、図1〜図4示すように、例えば、被取付体に取り付けられる固定部11と、その固定部11の上下方向に移動可能な移動部12とから構成される。
こうした実施形態において、固定部11は、図1と図4に示すように、背面部13と一対の側部14,14とからなる略コ字状の鋼板等により形成され、その背面部13が複数のボルト等で被取付体に取り付けられている。一対の側部14,14の対向方向に直交する方向を「長手方向」(本願において、同様の方向を「長手方向」という。)とするとき、固定部11の長手方向の長さ(高さ)及びその長手方向に直交する長さ(幅)、及び側部14の長手方向の長さ(高さ)及びはその長手方向に直交する長さ(幅)は、特に限定されず、移動部12及び可動部材3を支持することができる寸法で形成されている。
移動部12は、図1と図4に示すように、固定部11を覆い隠すと共に固定部11の上下方向に移動可能な態様となるように、案内部20を介して固定部11に取り付けられる。移動部12は、例えば鋼板等により形成され、固定部12を収容する横断面コ字状の収容部15(収容前面部16と一対の収容側面部17,17とからなる)を有している。このとき、一対の収容側部16,16の先端部は外側に90°折り曲げられ、フランジ18,18を構成している。移動部12の長手方向の長さ(高さ)は特に限定されないが、例えば固定部11の長手方向の長さ(高さ)の略2倍の寸法に形成されている。移動部12の収容部15の長さ(高さ)は、固定部11の側部14の長さより長い寸法に形成されている。なお、十分な剛性を有する場合には、任意の箇所を切り欠いてもよい。
図1と図4に示すように、フランジ18の略中央から下方のフランジは、上方のフランジ幅よりも広く形成されており、その幅広く形成された部分のフランジが駆動手段取付部19として作用する。
案内部20は、図4に示すように、移動部12を上下方向に移動可能に支持するものであり、例えば、固定部11の側部14,14の外表面にボルト23等で固定されたガイド凸部21と、移動部12の収容部15の側部17,17の内表面にボルト24等で固定されたガイド凹部22とを上下方向に係合することにより構成されている。こうした係合態様により、移動部12を上下方向に移動させることができる。
移動部12の上下は、図2と図3に示すように、固定部11と移動部12との間に設けられた駆動部30により行われる。こうした駆動部30は、手動で駆動させる機構でも自動で駆動させる機構でもよい。
駆動部30としては、例えば、軸受31,38に回転可能に軸着されている送りねじ32と、その送りねじ32を回転させる回転駆動源としてのハンドル33とで構成することができ、ハンドル33を回転させることにより、上下方向に延びる送りねじ32に沿って移動部12を上下させることができる。この駆動部30において、送りねじ32の略中央は、軸受31に回転可能に軸着され、その軸受31は、固定部11に固定された固定ブラケット35(図2と図3参照)に取り付けられている。軸受31としては、送りねじ32の軸受として一般的に知られているものを適用できる。また、送りねじ32の代わりにボールねじを適用してもよい。
送りねじ32の上部は、回転可能に軸着する軸受(図示しない)で支持してもよいし、貫通穴を有する支持部材(図示しない)に遊挿させて支持してもよい。また、送りねじ32の下部は、収容部15の下部に固定された移動ブラケット36(図2と図3参照)の軸受38に、回転可能に軸着されている。この移動ブラケット36は、図2に示すように、収容部15に面接触して固定される基部39と、その基部39の下端に所定幅で略直角に延びる延出部40とにより、例えば鋼板等で、略L字状に形成されている。このとき、延出部40の上面には軸受38が設けられ、その下面にはハンドル取付部42が設けられている。ハンドル取付部42は、軸受41を介してハンドル33を回転可能に支持する。移動部12は、ハンドル33の回転駆動により送りねじ32が回転し、上下方向に移動する。
(可動部材)
可動部材3は、本発明の姿勢調整装置において、上記の固定部材2に対向配置され、例えば液晶テレビやプラズマテレビ等の物体を装着して揺動する部材である。
可動部材3は、そうした部材である限りにおいて種々の態様で構成できる。一実施形態としては、図1〜図4示すように、例えば鋼板等で板状に形成された可動板とすることができる。また、十分な剛性を有する場合には、物体の取付に影響しない箇所を切り欠いてもよい。
可動部材3の形状は、図示するように、矩形状でもその他の形状でもよく、その上下方向の長さ(高さ)は、取り付けるプラズマテレビ7等の大きさに応じて任意に決めることができる。例えば、観察者側から見たときに、プラズマテレビ7等の上部から可動部材3が露出しない長さ(高さ)にすることが好ましい。
また、可動部材3の左右方向の長さ(幅)も可動部材3の高さと同様に、観察者側から見たときに、プラズマテレビ7等の左右から可動部材3が露出しない長さ(幅)であると共に、上述したフランジ18,18の駆動手段取付部19、19と同程度の長さにすることが好ましい。なお、図1中の符号45は、プラズマテレビ7等を取り付けるために使用される取付部を示している。
可動部材3に取り付けられる物体としては、液晶テレビ、プラズマテレビ、プロジェクションテレビ等の薄型テレビが挙げられるが、これに限定されるものではなく、スピーカー等の音響機器、その他の電子機器等であってもよい。
(連結手段)
連結手段4は、可動部材3をその中央又は略中央の一支点で支持すると共に、固定部材2と可動部材3とを連結する機能を有する部材である。
連結部材4は、上記機能を有する限りにおいて種々の態様で構成できる。一実施形態としては、図1及び図2示すように、例えば、球面軸受50を用いることができる。
球面軸受50は、詳しくは図5〜図7に示すように、貫通穴51及び摺動凸球面52を有する内輪(内部部材)53と、内輪53を回転及び/又は揺動可能に保持する内輪受部54を有するホルダー(外部部材)56とで主に構成されている。
こうした球面軸受50において、内輪(内部部材)53は、例えば、高炭素軸受鋼製の球状に形成され、その内輪53には、その中心が軸線上になるように貫通穴51が設けられている。内輪53の外側面は摺動凸球面52として形成されている。また、ホルダー(外部部材)56は、例えば、アルミニウム合金(JIS ADC 12)のダイカスト鋳造により形成され、そのホルダー56には、内輪53を回転及び/又は揺動可能に保持する内輪受部54が設けられている。こうしたホルダー56は、上述した収容部15の内表面に複数のボルト55等により固定されている。
この球面軸受50は、図2と図5に示すように、その内輪53の中心が可動部材3の中央又は略中央の一支点となり、可動部材3の回動軸となる仮想軸A,Bは、この一支点を通過する。球面軸受50は、ホルダー56を固定部材2の移動部12に固定することにより取り付けられる。なお、摺動凸球面52と内輪受部54との間には、内輪53を円滑に回転及び/又は揺動可能に保持するための、例えば快削黄銅製の薄肉金属ブッシュやシート等を設けてもよい。
図6と図7に示すように、内輪53の貫通穴51には、円柱状の取付部材57が嵌着固定されている。その取付部材57の両端は、連結ブラケット59の取付片60,60にボルト58等で固定されている。その連結ブラケット59は、例えば鋼板等で形成され、底部61と、その底部61の表面に所定の間隔で配設された取付片60,60とから構成されている。連結ブラケット59の底部61は、ボルト62等により可動ブラケット64に固定されている。可動ブラケット64は、例えば鋼板等からなり、可動部材3の裏面に固定されている。可動部材3は、その中央又は略中央の一支点である球面軸受50に支持される。
可動ブラケット64は、図2と図5に示すように、可動部材3に固定する基部65と、球面軸受50が固定されている延出部66と、その延出部66の折れ曲がりや変形を防ぐように補強する補強片67とから構成されている。この基部65と延出部66とはL字状をなして一体化している。基部65は、図5〜図7に示すように、可動部材3側に平面を有した矩形状をなしており、その平面が可動部材3に面接触して固定されている。延出部66は、基部65の上端部と略直角に設けられている。延出部66の先端部は、移動部12(収容部15)内に延び、その先端部では、連結ブラケット59の底部61が複数のボルト62等により固定されている。
(運動方向規制手段)
運動方向規制手段6は、可動部材3が所定の方向のみに動くように規制する手段であり、図1〜図4に示すように、可動部材3と、固定部材2の移動部12との間に配置され、可動部材3の中央又は略中央の一支点を含む仮想軸A上に設けられている。
運動方向規制手段6は、この仮想軸A及びその仮想軸Aに直交する仮想軸Bを軸として可動部材3を回動させる作用と、駆動手段5による押し引き方向のみに可動部材3を回動させる作用とを有するものである。なお、この個別に押し引きする方向とは、後述する駆動手段5により、可動部材3を固定部材2の移動部12と離間又は近接する方向(すなわち、移動部12から離れる方向又はその移動部12に近づく方向)をいう。
運動方向規制手段6は、駆動手段5の取付位置に応じて前記の仮想軸A上に配置されるが、好ましくは、図3を正面視した際の上下方向を仮想軸Aとした場合に、その仮想軸A上に配置されることが好ましい。
運動方向規制手段6は、上記作用を奏する構成であれば特に制限されないが、図1、図2、図4、図8〜図10に示すように、固定部材2及び可動部材3の頂部側の一方に設けられる第1係合手段71と、その可動部材3及び固定部材2の頂部側の他の一方に設けられる第2係合手段73とからなり、その第1係合手段71が、固定部材2と可動部材3の対向方向に延びる長穴70であり、その第2係合手段73が、長穴70に係合する係合ピン72であるように構成されていることが好ましい。ここで、頂部側とは、図3を正面視したときの上側を指し、底部側とは、図3を正面視したときの下側を指し、固定部材2と可動部材3の対向方向とは、固定部材2の移動部12(具体的には収容部15の外表面)と、その固定部材2に対向配置されている可動部材3とが対向する方向のことである。
第1係合手段71は、可動部材3及び移動部12の頂部側のいずれか一方であればどちらに設けてもよく、例えば、図示するように移動部12に設けることができる。この第1係合手段71を移動部12に設ける場合、図8〜図10に示すように、第1係合手段71である長穴70は、移動部12の上方に複数のボルト74等で固定された第1係合ブラケット75の一部として形成されている。
第1係合手段71において、上記の第1係合ブラケット75は、例えば矩形箱状に形成され、図4に示すように、収容部15の外表面からやや突出した状態から、収容部15内の略中央にまで延びた態様で配置されている。また、その第1係合ブラケット75の一部を構成する長穴70は、第1係合ブラケット75の略中央に形成された貫通穴であり、前記の対向方向に所定の長さで形成されている。その長穴70の長さは、可動部材3の対向方向に移動する範囲(移動部12から離れる方向又は移動部12に近づく方向の移動範囲)に応じて任意に決められる。
第2係合手段73は、可動部材3及び移動部12の上部のうち、第1係合手段71が設けられていない側の可動部材3及び移動部12の上部に設けられる。上記のように、第1係合手段71が移動部12に設けられる場合には、第2係合手段73は、図4に示すように、可動部材3に設けられる。この第2係合手段73が可動部材3に設けられている場合、図8〜図10に示すように、第2係合手段73である係合ピン72は、可動部材3の上方に固定された第2係合ブラケット76の一部として形成されている。
第2係合手段73において、上記の第2係合ブラケット76は、例えば可動部材3に固定される基部77と、延出部78と、その延出部78の折れ曲がりや変形を防ぐように補強する補強片79とから構成されている。この基部77と延出部78とはL字状をなして一体化している。基部77は、図8〜図10に示すように、可動部材3側に平面を有した矩形状をなしており、その平面が可動部材3に面接触して固定されている。延出部78は、基部77の上端部に略直角に設けられている。延出部78の先端部は、移動部12(収容部15)内の長穴70の下方にまで延びるように形成されている。
第2係合ブラケット76を構成する延出部78の上面の先端部には、係合ピン72が上下方向に延びるように設けられている。この係合ピン72は、第1係合手段71である長穴70に挿入され、両者は係合する。第1係合手段71と第2係合手段73とが係合してなる運動方向規制手段6によれば、例えば一支点を含み左右方向に延びた仮想軸Bを軸にして、可動部材3の回動を許容することができると共に、可動部材3と固定部材2の移動部12とが対向方向に前後する移動を案内することができる。
係合ピン72の径は、長穴70の幅(長穴70の長手方向に対して直交する方向の長さ)と略同じか若干小さな寸法に形成され、係合ピン72の長さは、例えば長穴70を貫通し、係合ピン72の先端が長穴70から露出する程度の寸法であることが好ましい。また、長穴70に対する係合ピン72の位置は、特に限定されず、長穴70の中央又は略中央から可動部材3側の端部までの間であることが好ましい。具体的には例えば、長穴70に対する係合ピン72の位置は、可動部材3が上下方向に平行又は略平行に配置されているときに、長穴70の中央又は略中央でもよいし(図10参照)、長穴70の可動部材3寄りの端部近傍でもよい(図示しない)。
(駆動手段)
駆動手段5は、可動部材3を固定部材2と離間又は近接する方向に個別に押し引きするように少なくとも一対設けられている。その一実施形態としては、図1〜4に示すように、固定部材2及び可動部材3の底部側に球面軸受を介して、傾斜した態様で配設されている。
この駆動手段5は、前記した一支点を含む仮想軸A,Bを線対称軸とする位置に少なくとも一対配置される。仮想軸A,Bは、一支点を中心にして所定の方向に延びる軸A及びその軸Aに直交する方向に延びる軸Bの二つ存在し、さらに、その仮想軸Aの所定方向が上下方向である場合には、仮想軸A,Bの方向は、上下方向及びそれに直交する左右方向の二方向となる。したがって、本発明においては、駆動手段が、直交する2つの仮想軸A,Bを境界にして区画される4つの領域のうち、少なくとも隣接する2つの領域に取り付けられる。こうした駆動手段5としては、例えばアクチュエータ85等が挙げられる。
駆動手段5は、そうした4つの各領域にそれぞれ設けられていてもよいし、図1〜図4に示すように、一つの仮想軸Aを線対称軸とする左右方向の対向領域に各一つ設けられていてもよい。具体的には、図1〜図4に示すように、固定部材2及び可動部材3の底部側に球面軸受82,83を介したアクチュエータ85,86が配設されている。
駆動手段5の両端は、可動部材3の下部における左右方向の両端近傍と、移動部12の駆動手段取付部19とに取り付けられている。駆動手段5は、駆動手段5の動作より可動部材3が移動する場合、その駆動手段5の両端が少なくとも上下方向及び左右方向に移動し得るように取り付けられていることが好ましい。例えば、駆動手段5は、可動部材3と移動部12とに球面軸受81,82を用いて取り付けられていることが好ましい。球面軸受81,82としては、例えば前記の連結手段4に用いた球面軸受50と同じ構成のもの等が挙げられる。そうした球面軸受81,82は、可動部材3の裏面及び駆動手段取付部19にそれぞれ取付片83,84を介して取り付けられる。
アクチュエータ85,86を駆動手段5とした場合、球面軸受81,82を介して取り付けられたアクチュエータ85,86は、その伸縮により可動部材3の姿勢を変化させるとき、そのアクチュエータ5には軸力のみが作用するようになっている。
以下、アクチュエータについて詳しく説明する。アクチュエータ85は、第1部材(本体87)に対して第2部材(例えばロッド86)を相対的に運動させるものであり、この運動によりロッド86に取り付けられた可動部材3を移動させるものである。言い換えれば、ロッド86をその軸方向に往復移動させる本体87を有するものである。アクチュエータ85の駆動機構としては、例えば、送りねじとその駆動源としてのモータとからなるものが採用されている。但し、特にこの構成に限定されず、リニアモータ等、種々の駆動機構が適用可能である。
アクチュエータ85は、可動部材3と移動部12(駆動手段取付部19)との間に左右方向に延びるように配設されてもよいが、左右方向に対して傾斜して配設することが好ましい。例えば、図1〜図4に示すように、アクチュエータ85を構成するロッド86の先端部が、球面軸受81を介して可動部材3の裏面下部の取付片83に取り付けられていると共に、ロッド86の先端部と反対側の本体87の端部が、その位置より上方の駆動手段取付部19に、取付片84と球面軸受81とを介して取り付けられている。こうした取り付け態様により、アクチュエータは傾斜配置されている。
すなわち、駆動手段5であるアクチュエータ85は、可動部材3を表面(図3においては正面)から目視したとき、可動部材3の裏面に配置され、その可動部材3の端部から突出することがないように傾斜状態で配設されていることが好ましい。
(姿勢調整装置の角度調整)
次に、こうした構成からなる本発明の姿勢調整装置の角度調整について、図1〜図4に基づいて説明する。
本発明の姿勢調整装置1を用いてプラズマテレビ7等の角度を調整するには、先ず、ハンドル33を何れか一方の方向に回転させて、可動部材3の上下方向の位置を調整する。すなわち、ハンドル33を回転させると、送りねじ32が回転する。送りねじ32の回転により、移動部12は案内部20で案内されて上方又は下方に移動する。こうした移動により、可動部材3は、上方又は下方に移動して位置決めされることになる。位置決めされた可動部材3には、プラズマテレビ7等が取り付けられる。なお、上下方向の位置決めは、可動部材3にプラズマテレビ7等を取り付けた後に行ってもよい。
プラズマテレビ7等の角度を調整する第1の態様としては、2個のアクチュエータ85をそれぞれのロッド86の長さ(露出長)が同じ寸法だけ短くなるように駆動させる。こうした駆動態様により、可動部材3は、一支点である球面軸受50を含む左右方向の仮想線Bを軸にして、可動部材3の下部が移動部12に近づくように移動したり、可動部材3の上部が移動部12から離れるように移動したりする。こうした回動動作については、2個のアクチュエータ85を、それぞれのロッド86の長さが同じ寸法だけ長くなるように駆動させることにより、達成できる。これにより、可動部材3は、球面軸受50の中心を含む左右方向の仮想軸Bを軸にして、下部が移動部12から離れると共に上部が移動部12に近づくように移動(回動)することになる。このように、可動部材3に取り付けられたプラズマテレビ7等の上下方向における傾斜角度の調整は、アクチュエータ85のロッド86の同じ長さの伸縮により達成できる。
プラズマテレビ7等の角度を調整する第2の態様としては、一方のアクチュエータ85をそのロッド86の長さが短くなるように駆動させると共に、他方のアクチュエータ85をそのロッド86の長さが前記一方のアクチュエータ85のロッド86の短くなった長さと同じ寸法だけ長くなるように駆動させる。こうした駆動態様により、可動部材3は、一支点である球面軸受50の中心を含む上下方向の仮想軸Aを軸として、一方のアクチュエータ85の接続側が移動部12に近づくと共に、他方のアクチュエータ85の接続側が移動部12から離れるように移動(回動)する。こうした回動動作は、一方のアクチュエータ85をそのロッド86の長さが長くなるように駆動させると共に、他方のアクチュエータ85をそのロッド86の長さが一方のアクチュエータ85のロッド86の長くなった長さと同じ寸法だけ短くなるように駆動させることにより、達成できる。これにより、可動部材3は、球面軸受50の中心を含む上下方向の仮想軸Aを軸にして、一方のアクチュエータ85の接続側が移動部12から離れると共に、他方のアクチュエータ85の接続側が移動部12に近づくこととなる。このように、可動部材3に取り付けられたプラズマテレビ7等の左右方向における傾斜角度の調整は、アクチュエータ85のロッド86の相反する伸縮動作により達成できる。
以上説明したように、本発明の姿勢調整装置1は、仮想軸A,Bが上下方向及び左右方向における2方向の角度調整が可能であり、プラズマテレビ7等を取り付けた後でもプラズマテレビ7を見易い方向に容易に調整することができる。
また、本発明の姿勢調整装置1は、可動部材3の中央又は略中央が連結手段4(球面軸受50)で支持されているので、アクチュエータ85のロッド86の移動幅を小さくすることができ、その結果、装置全体の薄型化を図れることになる。すなわち、アクチュエータ85が可動部材3の下部に取り付けられた態様の姿勢調整装置1において、連結手段4が可動部材3の中央又は略中央を支持する場合と、連結手段4が可動部材3の上部を支持する場合とを比較すると、本発明に係る前者の場合は、例えばプラズマテレビ7等の傾斜角度を10°調整するのに、アクチュエータ85のロッド86の移動幅が後者の場合の半分で済み、プラズマテレビ7等の傾斜角度を、ロッド86の移動幅を少なくした状態で調整することができる。このため、アクチュエータ85の長手方向の長さを短くすることができ、その結果、装置全体の薄型化を図れることになるのである。
本発明の姿勢調整装置によれば、このように薄型化を図れるので、薄型プラズマテレビ7等の特徴を損なうことがない。すなわち、姿勢調整装置の厚さが厚いとプラズマテレビ7が薄型であっても意味がなくなるが、本発明の姿勢調整装置1は薄型化を図れるので、プラズマテレビ7等の薄型の特徴を損なうことなくプラズマテレビ7等の角度調節を容易に行うことができる。
また、本発明の姿勢調整装置によれば、連結手段4として球面軸受50を適用したので、簡単な構造で容易にしかも確実に可動部材3を支持することが可能となる。
また、本発明の姿勢調整装置によれば、運動方向規制手段6により、可動部材3を上下方向及び左右方向等、相互に直交する所定方向の仮想軸を軸とした回動のみを可能とすることができる。さらに、運動方向規制手段6により、移動部12から離間する方向又は移動部12に近接する方向の移動だけが行われるように可動部材3の動きを規制できるので、可動部材3に取り付けたプラズマテレビ7等がそうした仮想軸A,Bに対して斜め傾斜することがない。その結果、相互に直交する所定方向の仮想軸A,Bを軸とした回動のみを可能とするように規制できる。
また、本発明の姿勢調整装置によれば、運動方向規制手段6を、例えば長穴70である第1係合手段71と、その長穴70に係合する例えば係合ピン72である第2係合手段73とから構成するので、簡単な構成で可動部材3をガイドすることができる。
また、本発明の姿勢調整装置によれば、可動部材3の下部にアクチュエータ85を取付しているので、可動部材3及びその可動部材3に取り付けたプラズマテレビ7等の重量の一部をアクチュエータ85で支持することができる。その結果、可動部材3及びプラズマテレビ7がガタつくことがない。このとき、可動部材3の上部を運動方向規制手段6で支持した場合には、より一層可動部材3のガタつきを防ぐことができる。
また、本発明の姿勢調整装置によれば、アクチュエータ85を、固定部材2と可動部材3との対向方向に対して傾斜配置しているので、アクチュエータ85をその対向方向に傾斜させないで配置した場合に比して、可動部材3と固定部材2(移動部12)との間隔を小さくすることができ、より薄型化を図れることになる。また、アクチュエータ85を、可動部材3を表面から目視したとき、可動部材3の裏面に位置されて可動部材3の端部から突出することがないように傾斜した状態で配設されるので、見栄えがよくなる。
本発明の姿勢調整装置の一例を示す斜視図である。 本発明の姿勢調整装置の一例を示す側面配置図である。 本発明の姿勢調整装置の一例を示す正面図である。 本発明の姿勢調整装置の一例を示す平面図である。 本発明の連結手段の一例を示す側面図である。 本発明の連結手段の一例を示す正面図である。 本発明の連結手段の一例を示す平面図である。 本発明の運動方向規制手段の一例を示す側面図である。 本発明の運動方向規制手段の一例を示す正面図である。 本発明の運動方向規制手段の一例を示す平面図である。 従来の姿勢調整装置を示す側面図である。
符号の説明
1 姿勢調整装置
2 固定部材
3 可動部材
4 連結手段
5 駆動手段
6 運動方向規制手段
7 プラズマテレビ(薄型テレビ)
11 固定部
12 移動部
13 背面部
14 側部
15 収容部
16 前面収容部
17 収容側面部
18 フランジ
19 駆動手段取付部
20 案内部
21 ガイド凸部
22 ガイド凹部
23,24 ボルト
30 駆動部
31 軸受
32 送りねじ
33 ハンドル
35 固定ブラケット
36 移動ブラケット
38 軸受
39 基部
40 延出部
41 軸受
42 ハンドル取付部
45 取付部
50 球面軸受
51 貫通穴
52 摺動凸球面
53 内輪
54 内輪受部
55 ボルト
56 ホルダー
57 取付部材
58 ボルト
59 連結ブラケット
61 連結ブラケットの底部
62 ボルト
64 可動ブラケット
65 基部
66 延出部
67 補強板
70 長穴
71 第1係合手段
72 係合ピン
73 第2係合手段
74 ボルト
75 第1係合ブラケット
76 第2係合ブラケット
77 基部
78 延出部
79 補強片
81 球面軸受
82 球面軸受
85 アクチュエータ
86 ロッド
87 本体
A,B 仮想軸

Claims (4)

  1. 固定部材と、
    前記固定部材に対向配置され、電子機器又は音響機器等の物体を装着して揺動する可動部材と、
    前記可動部材を当該可動部材の中央又は略中央の一支点で支持すると共に、前記固定部材と前記可動部材を連結する連結手段と、
    前記可動部材を前記固定部材と離間又は近接する方向に個別に押し引きする少なくとも一対の駆動手段と、
    前記可動部材の前記揺動を前記一支点を通る直交2軸の回動に規制する運動方向規制手段と、を備えることを特徴とする姿勢調整装置。
  2. 前記連結手段が球面軸受からなり、当該球面軸受が前記可動部材を支持する一支点をなしていることを特徴とする請求項1に記載の姿勢調整装置。
  3. 前記駆動手段が、前記固定部材及び前記可動部材の底部側に球面軸受を介して傾斜配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の姿勢調整装置。
  4. 前記運動方向規制手段が、前記固定部材及び前記可動部材の頂部側の一方に設けられる第1係合手段と、前記可動部材及び前記固定部材の頂部側の他の一方に設けられる第2係合手段とからなり、
    前記第1係合手段が、前記固定部材と前記可動部材の対向方向に延びる長穴であり、前記第2係合手段が、当該長穴に係合する係合ピンであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の姿勢調整装置。
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