JPH1115390A - モニター取付装置 - Google Patents

モニター取付装置

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JPH1115390A
JPH1115390A JP9167139A JP16713997A JPH1115390A JP H1115390 A JPH1115390 A JP H1115390A JP 9167139 A JP9167139 A JP 9167139A JP 16713997 A JP16713997 A JP 16713997A JP H1115390 A JPH1115390 A JP H1115390A
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JP
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shaft
monitor
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JP9167139A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakamoto
幸一 中本
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NAKAMOTO KOGAKU KOGYO KK
Original Assignee
NAKAMOTO KOGAKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの所望の角度に対応することができる
とともに、比較的狭いモニターの取付場所を有効に使用
することができるモニター取付装置を得る。 【解決手段】 モニター100を支持する支持部材1
と、一端が支持部材1に取り付けられ、支持部材1に対
して任意の向きに傾くことができる複数の軸部材4と、
取付対象200に固定され、それぞれに軸部材4が貫通
し、軸部材4が任意の向きに傾くことを許容することが
できると共に、軸部材4を長さ方向の任意の位置で保持
することができる軸支持部材3とを有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーダ、衛生測位
システム(以下「GPS」という)、魚群探知機、テレ
ビ等のモニターの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在では、家庭やオフィスはもちろん、
車両、船舶、飛行機などの移動体にも画像情報その他各
種の情報を表示するモニターが備え付けられている。モ
ニターが接続される機器としては、テレビ、レーダ、魚
群探知機、GPS誘導装置等の様々な種類がある。ま
た、移動体において用いられるモニターとしては、フル
カラー表示が可能であること、サイズにフレキシビリテ
ィがあること、軽量・薄型化が可能であること、製作が
比較的簡易であること等から、一般に液晶パネルが広く
使用されている。
【0003】液晶パネルは、上述のような利点がある
が、その一方、光の透過度の変化を利用するために視野
角が狭いという欠点がある。そこで、モニターの取付角
度を変化させることができるモニター取付装置が用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
モニター取付装置は、モニターの上下の角度あるいは左
右の角度のどちらか一方しか変化することかできないた
め、ユーザの所望の角度にモニターを対応させることが
できないという問題がある。例えば、モニターの左右両
側を狭持することができるデスクトップ型のモニター取
付装置があるが、この装置においては、モニターの上下
の角度は変化させることができるが、モニターの左右の
角度を変化させることはできないため、ユーザの所望の
角度にモニター対応させることができない。
【0005】また、車両、船舶、飛行機などの移動体に
おいては、モニターが備え付けられる場所が比較的狭い
ため、壁等にモニターを嵌め込むことができるモニター
取付装置が考えられている。しかし、この埋め込み型の
モニター取付装置はモニターの角度を変化させることが
できないため、ユーザの所望の角度にモニター対応させ
ることができない。
【0006】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたものであり、ユーザの所望の角
度に対応させることができるとともに、比較的狭いモニ
ターの取付場所を有効に使用することができるモニター
取付装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
モニターを支持する支持部材と、一端が上記支持部材に
取り付けられ、上記支持部材に対して任意の向きに傾く
ことができる複数の軸部材と、取付対象に固定され、そ
れぞれに上記軸部材が貫通し、上記軸部材が任意の向き
に傾くことを許容することができると共に、上記軸部材
を長さ方向の任意の位置で保持することができる軸支持
部材とを有することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、取付対象に取り付
けられるベース枠と、モニターを支持する支持部材と、
一端が上記支持部材に取り付けられ、上記支持部材に対
して任意の向きに傾くことができる複数の軸部材と、上
記ベース枠に固定され、それぞれに上記軸部材が貫通
し、上記軸部材が任意の向きに傾くことを許容すること
ができると共に、上記軸部材を長さ方向の任意の位置で
保持することができる軸支持部材とを有することを特徴
とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、上記軸部材と上記軸支持部材はユ
ニット化されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかるモニター取付装置の実施の形態について説明す
る。図1および図2において、符号1、1は、テレビ、
レーダ、魚群探知機、GPS誘導装置等のモニター10
0を支持する支持部材を示している。図に示すように、
この支持部材1、1は、モニター100を両側から挟
み、ねじなどで支持部材1、1とモニター100とを連
結することにより、モニター100を支持するようにな
っている。また、図5に示すように、支持部材1には、
後述する軸部材4の球部4dと一体のネジ部4d’がね
じ込まれるネジ孔1aが形成されている。
【0011】図2において、符号2は、取付対象、例え
ば船舶の操舵室の壁に取り付けられるベース枠を示して
いる。このベース枠2は一体枠で形成された四角形の窓
枠状の部材、あるいは左右一対の枠体と上下一対の枠体
とを連結した四角形の窓枠状の部材で、その枠組みは、
モニター100のサイズに合わせて設定することができ
るようになっている。また、このベース枠2には、後述
するように、軸支持部材3が取り付けられる。
【0012】図3に示すように、上記ベース枠2には、
後述する軸部材4のシャフト4aが貫通する貫通孔2b
が複数形成されている。この貫通孔2bは、シャフト4
aが支持部材1に対して任意の向きに傾くことができる
大きさに形成されている。また、ベース枠2の四隅に
は、ネジ300がねじ込まれるネジ孔2cがそれぞれ形
成されている。ネジ孔2cにねじ込まれたネジ300の
後端側は、ベース枠2の背面側から突出し、このネジ3
00の突出長さは、基板200の厚さよりも充分大きい
長さとなっている。
【0013】図2に示すように、取付対象である基板2
00には、モニター100の外周よりも多少大きい嵌合
穴200aが形成されている。この嵌合穴200aに
は、モニター100がその後部からはめ込まれる。この
基板200には、嵌合穴200aの大きさよりも一回り
大きい上記ベース枠2が嵌合孔200aの外縁に沿って
取り付けられる。
【0014】図2に示すように、ベース枠2が接する基
板200には嵌合孔200aの四隅の近くに孔200c
が4つ形成されており、この各孔200cには、ベース
枠2のネジ孔2c(図3参照)がそれぞれ重なり合うよ
うになっている。このベース枠2の各ネジ孔2cには前
述のようにネジ300がそれぞれねじ込まれ、ベース枠
2の背面から突出した各ネジ300はさらに基板200
の各孔200cを貫通し、基板200の背面側に突出し
たネジ300にそれぞれ座金300a、スプリングワッ
シャー300bが嵌められ、さらにナット300cがね
じ込まれることによってネジ300がそれぞれ締結され
ることによって、ベース枠2が基板200に取り付けら
れる。
【0015】また、基板200には、ベース枠2の各貫
通孔2bに対向する位置に、貫通孔2bよりも大径の貫
通孔200bがそれぞれ形成されている。この各貫通孔
200bも、貫通孔2bと同様に、シャフト4aが支持
部材1に対して任意の向きに傾くことができる大きさに
形成されている。
【0016】前記各支持部材1、1には、二つの軸部材
4の一端がそれぞれ上下に取り付けられている。従っ
て、軸部材4は合計4個取り付けられている。この軸部
材4は、支持部材1に対して任意の向きに傾くことがで
きるものであり、その具体的な構成は後述する。
【0017】軸支持部材3は、上述のように、上記ベー
ス枠2に取り付けられている。この軸支持部材3には、
軸部材4が貫通し、軸部材4が任意に傾くことを許容す
ることができるものであり、また、軸部材4をその長さ
方向の任意の位置で保持することができるものである。
【0018】次に、上記軸支持部材3の具体的な構成を
説明する。図4及び図5に示すように、上記軸支持部材
3は、複数の部材が組み合わされて構成されている。軸
支持部材3の母体であるケース部3aは直方体に近い形
のものであり、ケース部3aにはこれを前後方向に貫通
する貫通孔3a’が形成されている。この貫通孔3a’
は、軸部材4が支持部材1に対して任意の向きに傾くこ
とを許容することができる大きさに形成されている。ケ
ース部3aにはまた一側面側から上記貫通孔3a’に至
るネジ孔3a”が形成されている。このケース部3a
は、図3、図5に示すように、ベース枠2の貫通孔2b
と貫通孔3a’とが重なるように上記ベース枠2にネジ
15によって取り付けられる。
【0019】上記ケース部3a内には、樹脂等の弾性部
材からなる球3bが嵌められている。この球3bには、
上記シャフト4aの径よりも僅かに大きい径の貫通孔3
b’が形成されている。この球3bは、図5に示すよう
に、貫通孔3b’が上記貫通孔3a’と連通するように
ケース部3a内に嵌められている。ケース部3a内には
部分球面状の壁面が形成され、この壁面によって球3b
が受けられている。球3bの貫通孔3b’とケース部3
aの貫通孔3a’を軸部材4のシャフト4aが貫通して
いる。
【0020】図4、図5において、符号3cは、ケース
部3aに取り付けられる筒状の嵌合部材を示しており、
この嵌合部材3cの内周には、雌ネジ3c’が形成され
ているとともに、嵌合部材3cの一端側外周には雄ねじ
が形成されている。この雄ねじがケース部3aのネジ孔
3a”にねじ込まれることによって、嵌合部材3cがケ
ース部3aに取り付けられている。
【0021】符号3dは、ロックノブを示しており、こ
のロックノブ3dの一端側には雄ネジ3d’が形成され
ている。この雄ネジ3d’は、上記嵌合部材3cの雌ネ
ジ3c’にねじ込まれている。また、ロックノブ3dの
後端には、パッド3d”が取り付けられている。このパ
ッド3d”は、上記球3bと接触するものである。
【0022】図5に示すように、ロックノブ3dを嵌合
部材3cにねじ込むと、パッド3d”が球3bを押圧す
る。球3bは、上述のように樹脂等の弾性部材であるた
め、この押圧によって、貫通孔3b’を貫通している軸
部材4のシャフト4aを押圧して固定する。また、この
状態からロックノブ3dを緩めると、パッド3d”が球
3bから離れ、球3bの貫通孔3b’を貫通している軸
部材4のシャフト4aに対する押圧力が解除され、軸部
材4をその長さ方向に移動させることができ、かつ、軸
部材4をその長さ方向の任意の位置で保持することがで
きるようになっている。
【0023】次に、上記軸部材4の具体的な構成につい
て説明する。図3及び図5に示すように、上記軸部材4
は、複数の部材が組み合わされた構成になっている。そ
の一つであるシャフト4aの前端側には、雄ネジ4a’
が形成されている。シャフト4aの後端部には、シャフ
ト4aがケース部3aから抜け落ちるのを防止するため
のフランジが形成されている。このフランジの代わりに
ストップリングの類を嵌めてもよい。
【0024】シャフト4aの上記雄ネジ4a’には、円
筒部4bが結合されている。この円筒部4bのシャフト
4aと結合する側には、内周面に雌ネジが形成されてお
り、上記シャフト4aの雄ネジ4a’をこの雌ネジにね
じ込むことによってシャフト4aと円筒部4bとが結合
されている。
【0025】上記円筒部4bの前端部外周には、雄ネジ
が形成されていて、この雄ネジは、後述するハウジング
4eに形成された雌ネジにねじ込まれている。また、こ
の円筒部4bの筒中には、コイルばね4cが挿入されて
いる。このコイルばね4cは、図5に示すように、シャ
フト4aの前端と後述する球部4dとの間でこれらを反
発する向きに付勢した状態で円筒部4b内に挿入されて
いる。
【0026】球部4dは、その一部が突出した形をして
おり、この突出部にフランジが形成され、さらに、フラ
ンジよりも先端側に雄ネジ4d’が形成され、上記フラ
ンジと球部4dの本体との間にくびれが形成されてい
る。上記雄ネジ4d’は、上記支持部材1に形成された
ネジ孔1aにねじ込まれ、これによって、球部4dは支
持部材1に固着されている。また、球部4dの先端側に
は、雌ネジ4d”が形成されている。
【0027】図5に示すように、球部4dのくびれ部分
は支持部材1のネジ孔1a内に入り込み、ネジ孔1aと
上記くびれとによって隙間1a’が形成されている。こ
の隙間1a’は、円筒部4bを介してハウジング4eが
結合されたシャフト4aが、球部4dに対して任意の向
きに傾くことができるようにするために形成されている
ものである。
【0028】上記ハウジング4eの後端には、雌ネジが
形成されていて、この雌ネジに上記円筒部4bの一端に
形成された雄ネジをねじ込むことにより、ハウジング4
eと円筒部4bとが結合されている。また、このハウジ
ング4eには、上記球部4d本体が嵌入されていて、ハ
ウジング4eの内壁面は、球部4d本体の外周に沿うよ
うに部分球形に形成されている。
【0029】従って、円筒部4bを介してハウジング4
eが結合されたシャフト4aは、球部4dに対して、換
言すれば、球部4dが固着された支持部材1に対して任
意の向きに傾くことができる。また、コイルばね4c
は、上述のように、シャフト4aの前端と球部4dとの
間で付勢された状態で円筒部4bの筒中に介在されてい
るため、球部4d本体がハウジング4eの内壁に押し付
けられて適度の摩擦抵抗が生じ、シャフト4aを所望の
向きに傾けた場合、この状態が動かないように固定され
るようになっている。また、シャフト4aを繰り返し任
意の向きに傾けることによって摺動面が磨耗しても、上
記コイルばね4cの付勢力によって磨耗分の誤差を吸収
することができる。
【0030】符号4fは、皿ネジを示している。図5に
示すように、この皿ネジ4fは、支持部材1の前面側か
らネジ孔1aに挿入されるとともに、球部4dのネジ部
4d’に形成された雌ネジ4d”にねじ込まれている。
これによって、球部4dの緩み止めとなっており、ま
た、より強固に球部4dを支持部材1に固着することが
できる。
【0031】以上、要するに、複数の軸部材4は、それ
ぞれモニター100を支持する支持部材1に対して任意
の向きに傾くことができるように連結され、また、軸支
持部材3に対して任意の向きに傾くことができるよう
に、かつ、軸部材4の長さ方向の任意の位置で保持する
ことができるように連結されている。
【0032】次に、上記実施の形態にかかるモニター取
付装置の動作について図6および図7を併せて参照しな
がら説明する。図6(a)は、基板200にモニター1
00の大部分を収納した状態を示している。この状態の
とき、各軸支持部材3のロックノブ3dが嵌合部材3c
にねじ込まれている。従って、パッド3dが球3bを押
圧し、この押圧によって球3bがシャフト4aを押圧し
ているため、各軸部材4は各軸支持部材3によって保持
されている。
【0033】図6(b)は、図6(a)に示す状態から
モニター100を前方に引き出した状態を示す。このよ
うにモニター100を引き出す場合、まず、各軸支持部
材3のロックノブ3dを緩め、球3bによるシャフト4
aの押圧を解除して、軸部材4の保持を解除する。これ
によって、軸部材4はその長さ方向に動くことができ、
図6(b)に示すように、基板200からモニター10
0を前方に引き出すことができる。図6(b)は、モニ
ター100を基板200に対して平行に引き出した状態
を示している。所望の位置にモニター100を引き出し
たら、各軸支持部材3のロックノブ3dをねじ回して、
パッド3dの押圧による球3bの押圧によって各軸部材
4を保持して、モニター100を固定する。
【0034】なお、軸部材4のシャフト4aの後端側に
は、前述のように、大きいフランジが形成されてケース
部3aからの抜け止めがなされているため、モニター1
00が基板200から脱落することはない。
【0035】次に、左右のいずれか一方の各軸部材4を
引き出してモニター100を水平面内で傾ける場合につ
いて説明する。図6(c)は、右側の各軸部材4を引き
出してモニター100を水平面内で傾けた状態を示して
いる。この状態にする場合、まず、各軸支持部材3のロ
ックノブ3dを緩め、球3bとシャフト4aとを離し
て、軸部材4の保持を解除する。これによって、軸部材
4はその長さ方向に動くことができる。
【0036】そこで、右側の各軸部材4のみを引き出し
てモニター100を所望の角度に傾くように引き出す。
これに伴って左側の各軸部材4も傾く。上述のように、
シャフト4aは、球部4dに対して任意の向きに傾くこ
とができ、また、貫通孔2b、3a’、200bは、軸
部材4が任意の向きに傾くことを許容することができる
大きさに形成されているため、このような状態にするこ
とができる。モニター100の傾斜角度を大きく、ある
いは小さくするためには、各貫通孔の大きさを変えれば
よい。
【0037】モニター100が所望の角度になったら、
左右の各軸支持部材3のロックノブ3dをねじ込んで、
パッド3dの押圧による球3bの押圧によって各軸部材
4を保持して、モニター100を固定する。
【0038】図6(c)では、右側の各軸部材4を引き
出してモニター100を傾ける場合を示しているが、左
側の各軸部材4を引き出してモニター100を逆向きに
傾けることもできる。また、上下のいずれか一方の各軸
部材4を引き出してモニター100を垂直面内において
傾けることもできる。図7には、下側の各軸部材4を引
き出してモニター100を垂直面内において傾けた状態
を示している。この状態にする場合、まず、各軸支持部
材3のロックノブ3dを緩め、球3bとシャフト4aと
を離して、軸部材4の保持を解除する。これによって、
軸部材4はその長さ方向に動くことができる。
【0039】そこで、下側の各軸部材4のみを引き出し
てモニター100が所望の角度に傾くように引き出す。
モニター100が所望の角度になったら、上下の各軸支
持部材3のロックノブ3dをねじ込んで、パッド3dの
押圧による球3bの押圧によって各軸部材4を保持し
て、モニター100を固定する。図7に示す状態では、
モニター100の画面が斜め上を向いているが、これと
は逆に、モニター100の画面が斜め下を向くようにす
ることもできる。
【0040】このように、図示の実施の形態によれば、
任意の所望の角度にモニター100を傾けることができ
るため、特に、モニターに視野角の狭い液晶パネルを使
用した場合には有効である。また、モニター100を取
付対象である基板200に形成された嵌合穴200aに
収納することができるため、比較的狭いモニター100
の取付場所を有効に使用することができる。特に、車両
や船舶など空間が限定されているものにおいては、上記
の実施の形態のように埋め込み型にすることによって、
狭い空間を占有することを防止することができるととも
に、車両や船舶などの本来の操作、歩行などに対して障
害になることもなく、加えて、角度も自由に設定するこ
とができるという利点もある。さらに、ユーザが見難い
場所にモニター100を取り付けた場合でもモニター1
00をユーザの視線に合わせることができるし、ユーザ
のあらゆる姿勢に応じてモニター100をユーザの視線
に合わせることができるという利点もある。
【0041】以上説明した例は、ベース枠2が基板20
0に取り付けられるようになっていたが、このベース枠
2は必ずしも必要としない。つまり、軸支持部材3と軸
部材4とをユニット化し、このユニット化したものの上
記軸支持部材3を直接取付対象である基板200に取り
付けることもできる。この場合、ベース枠2を必要とし
ないため、コストを削減することができるとともに、取
付作業時間を短くすることができる。また、各軸部材4
はその長さ方向の2箇所でそれぞれ支持部材1とベース
枠2又は軸支持部材3にジョイントされていて任意の向
きに傾くことができるため、支持部材1はモニター10
0とともに上下左右に自由に平行移動することもでき
る。
【0042】なお、軸支持部材3および軸部材4を必ず
しもモニター100の四隅に設けなくても本発明の目的
は達成することができる。例えば、3箇所に軸支持部材
3および軸部材4を設けてもよい。具体的には、左右の
片方は上下に、他方は上下方向中央部に軸部材4を設
け、あるいは、上下の片方は左右に、他方は左右方向中
央部に軸部材4を設けてもよいし、その他適宜の配置に
してもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、モニター
を支持する支持部材と、一端が上記支持部材に取り付け
られ、上記支持部材に対して任意の向きに傾くことがで
きる複数の軸部材と、取付対象に固定され、それぞれに
上記軸部材が貫通し、上記軸部材が任意の向きに傾くこ
とを許容することができると共に、上記軸部材を長さ方
向の任意の位置で保持することができる軸支持部材とを
有しているため、任意の所望の角度にモニターを傾ける
ことができ、特に、モニターに視野角の狭い液晶パネル
を使用した場合には有効である。また、モニターを取付
対象に埋め込むことができるため、モニターの取付場所
の空間を制限される場合でも、空間を有効に使用するこ
とができる。さらに、ユーザが見難い場所にモニターを
取り付けた場合でもモニターをユーザの視線に合わせる
ことができるし、ユーザのあらゆる姿勢に応じてモニタ
ーをユーザの視線に合わせることができるという利点も
ある。
【0044】請求項2記載の発明によれば、取付対象に
取り付けられるベース枠と、モニターを支持する支持部
材と、一端が上記支持部材に取り付けられ、上記支持部
材に対して任意の向きに傾くことができる複数の軸部材
と、上記ベース枠に固定され、それぞれに上記軸部材が
貫通し、上記軸部材が任意の向きに傾くことを許容する
ことができると共に、上記軸部材を長さ方向の任意の位
置で保持することができる軸支持部材とを有しているた
め、請求項1記載の発明と同様に、任意の所望の角度に
モニターを傾けることができ、特に、モニターに視野角
の狭い液晶パネルを使用した場合には有効である。ま
た、モニターを取付対象に埋め込むことができるため、
モニターの取付場所の空間を制限される場合でも、空間
を有効に使用することができる。さらに、ユーザが見難
い場所にモニターを取り付けた場合でもモニターをユー
ザの視線に合わせることができるし、ユーザのあらゆる
姿勢に応じてモニターをユーザの視線に合わせることが
できるという利点もある。
【0045】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明において、上記軸部材と上記軸支持部材
がユニット化されているため、コストを削減することが
できるとともに、取付作業時間を短くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるモニター取付装置の実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】上記モニター取付装置の取付状態を示す分解斜
視図である。
【図3】本発明に適用される軸部材を示す分解斜視図で
ある。
【図4】本発明に適用される軸支持部材を示す分解斜視
図である。
【図5】本発明に適用される軸部材および軸支持部材を
示す断面図である。
【図6】本発明にかかるモニター取付装置の動作を示す
平面図である。
【図7】本発明にかかるモニター取付装置の動作を示す
側面図である。
【符号の説明】
1 支持部材 2 ベース枠 3 軸支持部材 3a ケース部 3b 球 3c 嵌合部材 3d ロックノブ 3d” パッド 4 軸部材 4a シャフト 4b 円筒部 4c コイルばね 4d 球部 4e ハウジング 4f 皿ネジ 100 モニター 200 基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニターを支持する支持部材と、 一端が上記支持部材に取り付けられ、上記支持部材に対
    して任意の向きに傾くことができる複数の軸部材と、 取付対象に固定され、それぞれに上記軸部材が貫通し、
    上記軸部材が任意の向きに傾くことを許容することがで
    きると共に、上記軸部材を長さ方向の任意の位置で保持
    することができる軸支持部材とを有することを特徴とす
    るモニター取付装置。
  2. 【請求項2】 取付対象に取り付けられるベース枠と、 モニターを支持する支持部材と、 一端が上記支持部材に取り付けられ、上記支持部材に対
    して任意の向きに傾くことができる複数の軸部材と、 上記ベース枠に固定され、それぞれに上記軸部材が貫通
    し、上記軸部材が任意の向きに傾くことを許容すること
    ができると共に、上記軸部材を長さ方向の任意の位置で
    保持することができる軸支持部材とを有することを特徴
    とするモニター取付装置。
  3. 【請求項3】 上記軸部材と上記軸支持部材はユニット
    化されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    モニター取付装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121720A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Thk Co Ltd 姿勢調整装置
JP2006179650A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Roland Corp 電子機器

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