JP5225142B2 - ディスプレイ支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイ装置を姿勢変更可能に支持するディスプレイ支持装置に関する。
従来、テレビジョンやパーソナルコンピュータ用ディスプレイ等のディスプレイ装置を姿勢変更可能に支持する装置であって、建物の床等に載置する形式の装置は公知となっている。そして、このようなディスプレイ装置を支持する装置において、ディスプレイ装置の画像表示面の角度を変更可能とする技術は、例えば特許文献1により開示されている。
叙上の特許文献1に記載のディスプレイ支持装置(テレビスタンド)は、ディスプレイ装置(テレビ)を下部で支持するものであり、建物の床等に載置されるベース部材(台部)と、このベース部材に取り付けられる柱部材(ベースブラケット)と、この柱部材に対してチルト方向に傾動可能に取り付けられると共に、前記ディスプレイ装置が取り付けられる傾動プレートと、前記柱部材に対する前記傾動プレートのチルト方向における支持位置を調節するチルトアジャスト機構を含んで構成されている。
このディスプレイ支持装置の技術によれば、ディスプレイ装置の画像表示面の角度を手動により変更し、ディスプレイ装置を任意の傾動位置に停止させておくことが可能である。しかし、ディスプレイ装置の画像表示面の角度を変更した場合、姿勢を変更する前後でディスプレイ装置の重心が水平方向に大きくずれてしまうという問題があった。そのため、ベース部材を柱部材の取付位置から水平方向に充分に延設した設計として、ディスプレイ装置の転倒を防止する必要があった。
ところが、近年のディスプレイ装置の薄型化に伴って、ディスプレイ装置を支持する装置もまた、薄型のディスプレイ装置の有する省スペース性を損なわないコンパクトなものであることが望まれている。
特開2008−136160号公報
本発明は叙上の事情に鑑みてなされたものであり、ディスプレイ装置の画像表示面の角度を変更可能に支持する装置であって、水平方向の寸法をコンパクトに設計することが可能なディスプレイ支持装置を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、
ディスプレイ装置を姿勢変更可能に支持するディスプレイ支持装置であって、
ベース部材と、
前記ベース部材の前後方向中央部より後方に固定される柱部材と、
前記ディスプレイ装置に固定されるディスプレイ固定部材と、
前記柱部材に第一回動軸を中心として回動可能に連結されるとともに、前記ディスプレイ固定部材に第二回動軸を中心として回動可能に連結される連結部材と、を備え、
前記第二回動軸は、前記第一回動軸に対して前方に傾いているものである。
請求項2においては、
前記柱部材に対する前記連結部材の回動を所定範囲内で許容しつつそれ以上の回動は規制する回動規制機構を備えるものである。
請求項3においては、
前記ディスプレイ固定部材に固定したディスプレイ装置の画像表示面が前方を向く正対位置または前記ディスプレイ固定部材に固定したディスプレイ装置の画像表示面が後方かつ前記正対位置よりも上方を向く反対位置のいずれかの位置で前記連結部材に対する前記ディスプレイ固定部材の回動を制止可能とする回動制止機構を備えるものである。
請求項4においては、
前記回動規制機構は、
前記柱部材または前記連結部材の一方に形成される切込みと、
前記柱部材または前記連結部材の他方から突出され、前記切り込みと係合可能な第一ストッパと、
を有するものである。
請求項5においては、
前記回動制止機構は、
前記連結部材に形成される複数の連結部材側係合部と、
前記ディスプレイ固定部材に形成されて前記連結部材側係合部と連通可能なディスプレイ固定部材側係合部と、
前記連結部材側係合部およびディスプレイ固定部材側係合部に係合可能な第二ストッパと、
を有するものである。
請求項6においては、
前記第二ストッパは、前記第一ストッパを兼ねるものである。
請求項7においては、
前記柱部材の上面は前記第一回動軸に垂直な面である柱部材側第一回動面を成し、
前記連結部材の下面は前記柱部材側第一回動面に回動可能に当接する連結部材側第一回動面を成し、
前記連結部材の上面は前記第二回動軸に垂直な面である連結部材側第二回動面を成し、
前記ディスプレイ固定部材の下面は前記連結部材側第二回動面に回動可能に当接するディスプレイ固定部材側第二回動面を成し、
一端部が前記柱部材または前記ディスプレイ固定部材の一方に係止されるとともに前記柱部材側第一回動面、前記連結部材側第一回動面、前記連結部材側第二回動面および前記ディスプレイ固定部材側第二回動面を貫通し、前記連結部材側第一回動面が前記柱部材側第一回動面に当接した状態で前記連結部材を前記柱部材に対して回動可能に軸支するとともに、前記ディスプレイ固定部材側第二回動面が前記連結部材側第二回動面に当接した状態で前記ディスプレイ固定部材を前記連結部材に対して回動可能に軸支する軸部材と、
前記軸部材の他端部に固定され、前記柱部材または前記ディスプレイ固定部材の他方に弾性的に係止される弾性係止部材と、
を備えるものである。
本発明は、水平方向の寸法をコンパクトに設計することが可能である、という効果を奏する。
本発明の第一実施形態に係るディスプレイ支持装置の全体的な構成を示す斜視図である。 ディスプレイ支持装置に備えられる柱部材の構成を示す斜視図である。 ディスプレイ支持装置に備えられる柱部材および連結部材の構成を示す斜視図である。 第一回動軸および第二回動軸の構成を示す図であり、ディスプレイ支持装置の正対姿勢を示す右側面断面図である。 回動規制機構の構成を示す平面図であり、(a)は連結部材を初期の位置から柱部材に対して平面視で時計回りに回動したときの様子を示す図、(b)は連結部材を初期の位置から柱部材に対して平面視で反時計回りに回動したときの様子を示す図である。図中の二点鎖線は連結部材の初期の位置を示す。 回動制止機構の構成を示す平面図であり、(a)はディスプレイ支持装置の正対姿勢を示す図、(b)はディスプレイ支持装置の反対姿勢を示す図である。ディスプレイ支持装置を構成する部材のうちベース部材を省略している。 ディスプレイ支持装置の反対姿勢を示す右側面断面図である。 本発明の第二実施形態に係るディスプレイ支持装置の正対姿勢を示す右側面断面図である。 同じく、ディスプレイ支持装置の反対姿勢を示す右側面断面図である。
以下では、本発明に係るディスプレイ支持装置の第一実施形態であるディスプレイ支持装置100について、図1から図6を参照して説明する。
ディスプレイ支持装置100は、ディスプレイ装置10を姿勢変更可能に支持する装置であり、建物の床や家具の上等に載置する形式のものである。
「ディスプレイ装置」は、画像を表示可能な装置を指す。ディスプレイ装置の具体例としては、ブラウン管方式、プラズマ方式、あるいは液晶方式等の種々の方式のテレビジョン、パーソナルコンピュータ用のディスプレイが挙げられる。
以下では便宜上、重力が作用する方向を「上下方向」、上下方向に垂直な方向を「前後方向」、上下方向に垂直かつ前後方向に垂直な方向を「左右方向」と定義し、これらの方向を用いて説明を行うものとする。
ディスプレイ支持装置100は、ベース部材1、柱部材2、ディスプレイ固定部材3、連結部材4、回動規制機構5、および回動制止機構6等を備える。
図1に示すように、ベース部材1、柱部材2、ディスプレイ固定部材3、および連結部材4は、ディスプレイ支持装置100の主たる構造体を成す。柱部材2に対する連結部材4の回動位置は、回動規制機構5により所定の範囲内に規制(制限)される(図5参照)。連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の回動位置は、回動制止機構6により所定の位置に制止(保持)される(図6参照)。
ベース部材1は、本発明に係るベース部材の実施の一形態である。
ベース部材1は、板状の部材であり、その前後中央部より後方に複数のネジ孔が形成される。ネジ孔の内周面には雌ネジが形成される。ベース部材1は、建物の床や、家具の上等に載置される。
柱部材2は、本発明に係る柱部材の実施の一形態である。
図2および図4に示すように、柱部材2は前面部20(図4参照)、後面部21、右側面部22、左側面部23(図4参照)、上面部24、およびフランジ部25等を有している。
本実施形態の柱部材2は、1枚の金属製の板材を折り曲げて、下面が開口した略直方体形状の箱状に成形される。
前面部20、後面部21、右側面部22および左側面部23の下端部には、外側に張り出したフランジ部25が形成される。フランジ部25には、ネジを貫装するための貫装孔25hが形成される。貫装孔25hは、ベース部材1のネジ孔と重ね合わせることが可能な位置に形成される。
上面部24の上側の面(上面)は本発明に係る柱部材側第一回動面の実施の一形態である。
上面部24は、連結部材4との合わせ面を成すものである。上面部24の中央部には、柱部材2を連結部材4に軸支するための孔26が形成される。
なお、本実施形態の柱部材2は、1枚の金属製の板材を折り曲げて形成されるものとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、柱部材は、例えば前面部、後面部、右側面部、左側面部、上面部、およびフランジ部を個別の板材として設けて、それぞれの板材をネジ等により固定して形成するものとしても良い。
また、十分な強度を確保することが可能であれば、柱部材を樹脂材料等により一体成形しても良い。
こうして、柱部材2の前面部21を前方に配置した状態で、フランジ部25の貫装孔25hをベース部材1のネジ孔と重ね合わせて、各々の貫装孔25hにネジを貫装しネジ孔に締め付けることにより、図1に示すように、柱部材2がベース部材1の前後方向中央部より後方となる位置に固定される。
なお、本実施形態においては、ベース部材1と柱部材2とを個別の部材として備えるものとしたが、本発明はこれに限らず、例えばベース部材と柱部材とを1枚の金属板により一体成形しても良い。
ディスプレイ固定部材3は、本発明に係るディスプレイ固定部材の実施の一形態である。
図1に示すように、ディスプレイ固定部材3は、ディスプレイ装置10に固定される部材である。ディスプレイ固定部材3は、取付ステー30および箱部33を有する。
取付ステー30はディスプレイ装置10が固定される(取り付けられる)部分を成す。取付ステー30は、主面部31および下面部32からなる。
本実施形態の取付ステー30は、1枚の金属製の板材を折り曲げて成形される部材である。具体的には、主面部31の下端部から前方に向かって主面部31に対して下面部32が垂直に突出するように成形される。主面部31の長手方向両端部には、ネジを貫装するための複数の貫装孔が形成される。貫装孔は、主面部31の内側寄りと、外側寄り(貫装孔31h)とにそれぞれ複数設けられる。
ディスプレイ装置10は、その背面(画像表示面の反対側)を主面部31と当接させて、かつ、その下端面を下面部32と当接させた状態で、取付ステー30に固定される。具体的には、取付ステー30を挟んでディスプレイ装置10の反対側から、主面部31の外側寄りの貫装孔31hにネジを貫装し、ディスプレイ装置10の背面に締め付けることにより、ディスプレイ装置10を取付ステー30に固定することが可能となっている。
箱部33は連結部材4に支持される(取り付けられる)部分を成す。図1に示すように、箱部33は、主面部34、底面部35、側面部36、鍔部37、およびステー38を含む。
本実施形態の箱部33は、1枚の金属製の板材を折り曲げて成形される箱状の部材である。具体的には、主面部34の下端部から前方に向かって主面部34に対して底面部35が垂直よりも僅かに大きい角度で(換言すれば、やや前下方に向かって)突出し、主面部34の両端部から前方に向かって主面部34に対して側面部36が垂直に突出し、さらに側面部36の前端部から左右方向内側に向かって側面部36に対して鍔部37が垂直に突出するように成形される。さらに、側面部36の下端部からは左右方向内側に向かって側面部36に対してステー38が垂直に突出するように設けられ、このステー38を介して底面部35と側面部36とが固設される。
底面部35は、連結部材4との合わせ面を成すものであり、底面部35の下側の面(下面)は本発明に係るディスプレイ固定部材側第二回動面の実施の一形態である。
前述の如く形成された底面部35は、主面部34に垂直な方向よりも僅かに大きく傾いた方向に設けられる。主面部34と底面部35とが成す角度は、90°に後述の連結部材4の上面41と下面40とが成す角度を足した値と略同じである。底面部35の中央部には、ディスプレイ固定部材3(箱部33)を連結部材4に軸支するための孔39(図4参照)が形成される。孔39は、柱部材2の上面部24の孔26の輪郭を完全に取り囲むことが可能な大きさに形成される。
鍔部37には、複数のネジ孔が形成される。ネジ孔の内周面には雌ネジが形成される。ネジ孔は、取付ステー30の内側寄りの貫装孔と重ね合わせることが可能な位置に形成される。
こうして、取付ステー30の下面部32が突出される側の反対側から、内側寄りの貫装孔に鍔部37のネジ孔を重ね合わせた状態で、貫装孔にネジを貫装しネジ孔に締め付けることにより、取付ステー30が箱部33の鍔部37に固定される。
連結部材4は、本発明に係る連結部材の実施の一形態である。
連結部材4は、柱部材2に回動可能に連結(軸支)されるとともに、ディスプレイ固定部材3に回動可能に連結(軸支)される部材である。図3に示すように、連結部材4は、平面視略長方形状のプレート状の部材であり、下面40と、下面40に対して前方に傾いている(下面40に対して平行な状態から前下がりとなる)上面41とを有している。
下面40は、柱部材2との合わせ面を成すものであり、本発明に係る連結部材側第一回動面の実施の一形態である。
上面41は、連結部材4との合わせ面を成すものであり、本発明に係る連結部材側第二回動面の実施の一形態である。
連結部材4の平面視における長手方向および短手方向の寸法は、柱部材2の上面部24の長手方向および短手方向の寸法と略同じである。
連結部材4の中央部には、連結部材4を柱部材2およびディスプレイ固定部材3に軸支するための孔42が形成される。孔42は、下面40に対して垂直な方向に形成され、上面41から下面40に貫通する。孔42は、柱部材2の上面部24の孔26(図2参照)と略同じ大きさに形成される。
図4に示すように、連結部材4の上面41が前低後高となる状態で、連結部材4の下面40を柱部材2の上面部24に重ね合わせたとき、連結部材4の孔42と柱部材2の上面部24の孔26とを重ね合わせることが可能である。さらに、柱部材2の上に取り付けた連結部材4の上面41に、取付ステー30が前側(柱部材2の前面部20が配置される側)または後側(柱部材2の後面部21が配置される側)となる状態で、ディスプレイ固定部材3(箱部33)の底面部35を重ね合わせたとき、連結部材4の孔42とディスプレイ固定部材3の底面部35の孔39とを重ね合わせることが可能である。そして、この状態でディスプレイ固定部材3の底面部35の孔39、連結部材4の孔42、および柱部材2の上面部24の孔26に、軸部材7が貫装される。
以下では、第一回動軸および第二回動軸について、図4を参照して説明する。
第一回動軸は、本発明に係る第一回動軸の実施の一形態である。
第一回動軸は、柱部材2に対する連結部材4の回動軸を成すものである。本実施形態の第一回動軸は仮想的なものであり、ディスプレイ固定部材3の回動方向等によっては軸部材7の軸線方向と第一回動軸の長手方向(軸線方向)が必ずしも平行となるわけではない。
第二回動軸は、本発明に係る第二回動軸の実施の一形態である。
第二回動軸は、連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の回動軸を成すものである。本実施形態の第二回動軸は仮想的なものであり、ディスプレイ固定部材3の回動方向等によっては軸部材7の軸線方向と第二回動軸の長手方向(軸線方向)が必ずしも平行となるわけではない。
軸部材7は、本発明に係る軸部材の実施の一形態である。
軸部材7は、頭部70と軸部71とにより一体的に形成される部材である。頭部70は、略円柱形状の部分である。頭部70の中央部からは、軸部71が突出される。軸部71は、円柱形状の部材の表面の一部を面取りして形成される部材であり、その軸線が頭部70の軸線と一直線となるように設けられる。軸部71の半径は、頭部70の半径に対して縮径されている。軸部71の半径はディスプレイ固定部材3の底面部35の孔39、連結部材4の孔42、および柱部材2の上面部24の孔26の半径よりも小さくなるように設計されており、軸部71の外周面と孔39との内周面との間、軸部71の外周面と孔42の内周面との間、および軸部71の外周面と孔26の内周面との間にはある程度の隙間が形成される。このように構成することにより、軸部材7の軸線方向を、(1)第一回動軸に対しては平行であるが第二回動軸に対しては平行でない状態、(2)第二回動軸に対しては平行であるが第一回動軸に対しては平行でない状態、あるいは(3)第一回動軸および第二回動軸のいずれに対しても平行でない状態の、いずれかにすることが可能である。
軸部71の頭部70と反対側の端部には、後述のナット75を螺装するための雄ネジが形成される。
弾性係止部材76は本発明に係る弾性係止部材の実施の一形態である。
弾性係止部材76は弾性変形可能な材料(例えば、ゴム、樹脂材料等)からなる。弾性係止部材76は、図1および図4に示すように、平面視略円形状のプレート状の部材であり、上面77と、上面77に対して傾いている(上面77と平行でない)下面78とを有する。上面77に対する下面78の傾斜角度は、連結部材4の下面40に対する上面41の傾斜角度と、略同じである。弾性係止部材76の上面77の半径は、軸部材7の頭部70の半径よりも大きく、かつディスプレイ固定部材3の底面部35の孔39、連結部材4の孔42、および柱部材2の上面部24の孔26の半径よりも大きく設計される。
弾性係止部材76の中央部には、図4に示すように、弾性係止部材76を軸部材7の軸部71に嵌装するための孔79が形成される。孔79は、上面77に対して垂直な方向に形成され、上面77から下面78に貫通する。孔79の内径は、軸部材7の半径と略同じであり、弾性係止部材76は軸部材7の軸部71にほとんど隙間が生じない状態で嵌装可能である。こうして、弾性係止部材76は、軸部材7の軸部71に相対回転不能な状態で嵌装することが可能となっている。
軸部材7は、頭部70を上側に向けて軸線方向を上下方向とした状態で、ディスプレイ固定部材3の上方からディスプレイ固定部材3の底面部35の孔39、連結部材4の孔42、および柱部材2の上面部24の孔26に貫装される。このとき、ディスプレイ固定部材3と、軸部材7の頭部70との間には弾性係止部材76が挟まれる。具体的には、弾性係止部材76は、上面77を軸部材7の頭部70側(上側)に向け、下面78をディスプレイ固定部材3(箱部33)の底面部35(下側)に向けた状態で、かつ、下面78が前低後高となる状態で軸部材7に貫装される。
そして、軸部材7の先端部(下端部)にナット75が螺装されることにより、弾性係止部材76、ディスプレイ固定部材3(箱部33)、連結部材4、および柱部材2が、軸部材7から脱落不能とされるとともに、弾性係止部材76は弾性変形しつつ底面部35の上面および軸部材7の頭部70に当接する。このように、弾性係止部材76はディスプレイ固定部材3に弾性的に係止される。
柱部材2に対して連結部材4が回動したとき、軸部材7の軸線方向に対する第一回動軸の成す角度および向きは変化し得るが、弾性係止部材76は弾性変形可能な材料からなるため、弾性係止部材76の弾性力(元の形状に戻ろうとする力)により連結部材4は柱部材2に向かって押される形となり、連結部材4の下面40が柱部材2の上面部24の上側の面(上面)に当接した状態が保持される。
また、ディスプレイ固定部材3が連結部材4に対して回動したとき、軸部材7の軸線方向に対する第二回動軸の成す角度および向きは変化し得るが、弾性係止部材76は弾性変形可能な材料からなるため、弾性係止部材76の弾性力(元の形状に戻ろうとする力)によりディスプレイ固定部材3は連結部材4に向かって押される形となり、底面部35の下側の面(下面)が連結部材4の上面41に当接した状態が保持される。
このように、軸部材7(軸部71)はその軸線が真っ直ぐな略円柱形状の部材であるにも関わらず、弾性係止部材76と組み合わされることにより、互いに平行でない仮想的な軸である第一回動軸および第二回動軸を兼ねる如き挙動を示すことが可能である。
なお、本実施形態では軸部材7がナット75を介して柱部材2に係止され、軸部材7に貫装されることにより軸部材7に固定された弾性係止部材76がディスプレイ固定部材3に係止される構成としたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、例えば、軸部材7、ナット75および弾性係止部材76を上下逆に用いる構成(軸部材7がナット75を介してディスプレイ固定部材3に係止され、弾性係止部材76が柱部材2に係止される構成)としても良い。
本実施形態においては、軸部材7が仮想的な第一回動軸および第二回動軸を兼ねるため、第一回動軸および第二回動軸をそれぞれ実体を有する別部材とする構成に比べてディスプレイ支持装置100の部品点数を削減できるという点で、有利である。
ただし、本発明はこれに限るものではなく、部品点数の増加を許容するならば、第一回動軸および第二回動軸をそれぞれ実体を有する軸として設けることも可能である。例えば、略円柱形状の第一回動軸を連結部材の下面に固設するように構成し、略円柱形状の第二回動軸を連結部材の上面に固設するように構成しても良い。
次に、ディスプレイ支持装置100に備えられる回動規制機構5の構成について、図3から図5を参照して説明する。
なお、以下の説明においては、ディスプレイ支持装置100に取り付けたディスプレイ装置10(の画像表示面)が前方(正面)を向く状態を「正対する」(基本的な姿勢をとる)というものとし、ディスプレイ装置10が正対する状態におけるディスプレイ支持装置100を構成する各部材の位置を、初期の位置と想定して説明する。
回動規制機構5は、本発明に係る回動規制機構の実施の一形態である。
図3および図5に示すように、回動規制機構5は、切込み50と、第一ストッパ51とを有している。
切込み50は、本発明に係る切込みの実施の一形態である。
切込み50は、連結部材4における柱部材2との合わせ面(連結部材4の下面40)に形成される。本実施形態の切込み50は、連結部材4の前端部に形成される。切込み50は、連結部材4の孔42の中央部(第一回動軸の軸線が下面40を通過する地点)を中心として下面40の周縁部を通過する円を描いたときの円弧に沿って、連結部材4の前端中央部を切り欠いたものである。本実施形態においては、略65°の円弧に亘って切込み50が形成される。
なお、本実施形態の切込み50は、連結部材4の上面41から下面40に貫通するものとしたが、本発明はこれに限らず、後述する第一ストッパ51が干渉しない場合には切込み50の上面41側を閉塞するように形成しても良い。
第一ストッパ51は、本発明に係る第一ストッパの実施の一形態である。
第一ストッパ51は、柱部材2における連結部材4との合わせ面(柱部材2の上面部24)に形成される。本実施形態の第一ストッパ51は、上面部24の前端部の一部を上方に向かって垂直に折り曲げて成形される。第一ストッパ51の形状は、上面部24の上方に突出した略直方体形状である。連結部材4を柱部材2の上に取り付けたとき、第一ストッパ51は平面視で切込み50に収容される位置に配置される。第一ストッパ51の平面視における左右方向の寸法は、切込み50の平面視における左右方向の寸法と比べて小さくなるように構成されている。
なお、本実施形態の第一ストッパ51は、柱部材2の上面部24と一体的に成形されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、例えば、第一ストッパを柱部材の上面部に溶接等の方法により固設する(第一ストッパが柱部材と別部材である)ものとしても良い。
図5(a)に示すように、連結部材4を柱部材2に対して初期の位置から平面視で時計回りに回動させると、所定量回動させたところで第一ストッパ51と切込み50の左側面50aとが当接する。これにより、それ以上(所定量以上)の連結部材4の柱部材2に対する平面視で時計回りへの回動は規制される。
一方、図5(b)に示すように、連結部材4を柱部材2に対して初期の位置から平面視で反時計回りに回動させると、所定量回動させたところで第一ストッパ51と切込み50の右側面50bとが当接する。これにより、それ以上(所定量以上)の連結部材4の柱部材2に対する平面視で反時計回りへの回動は規制される。
このように、第一ストッパ51が切込み50の左側面50aに当接するときの回動位置から、第一ストッパ51が切込み50の右側面50bに当接するときの回動位置までの範囲内に限って、連結部材4は柱部材2に対して回動可能となっている。すなわち、このような回動規制機構5を備えることで、ディスプレイ支持装置100では、柱部材2に対する連結部材4の回動を所定範囲内で許容しつつ、それ以上の回動は規制している。
結果として、ディスプレイ支持装置100により支持されるディスプレイ装置10は、柱部材2に対して許容される連結部材4の回動角度の範囲内で左右に首振りを行う(上下方向の軸を中心として回動する)ことが可能である。
なお、本実施形態の切込み50は、略65°の円弧に亘って形成されるものとしたが、本発明はこれに限らず、例えば、略20°の円弧に亘って形成されるものとしても良い。このように、切込みを形成する円弧の角度を適宜に変更することにより、所望の範囲内の回動を許容する回動規制機構を実現することが可能である。
また、本実施形態の切込み50は、連結部材4の前端部に形成されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、例えば、切込みを連結部材の左端部、右端部あるいは後端部に形成するものとしても良い。
本実施形態では切込み50が連結部材4に形成され、第一ストッパ51が柱部材2から突出される構成としたが、本発明はこれに限るものではなく、切込みが柱部材に形成され、第一ストッパが連結部材から突出される構成としても良い。
次に、ディスプレイ支持装置100に備えられる回動制止機構6の構成について、図3、図4、図6および図7を参照して説明する。
回動制止機構6は、本発明に係る回動制止機構の実施の一形態である。
図4および図6に示すように、回動制止機構6は、正対係合部60、反対係合部61、係合部62、第二ストッパ63、および係止部64を有している。
正対係合部60および反対係合部61は、本発明に係る連結部材側係合部の実施の一形態である。
図3に示すように、正対係合部60および反対係合部61は、連結部材4のディスプレイ固定部材3との合わせ面(連結部材4の上面41)に形成される。本実施形態においては、正対係合部60は上面41の後端中央部に形成され、反対係合部61は上端面41の前端中央部に形成される。
正対係合部60および反対係合部61は、連結部材4の上面41から下方に向かって窪ませて丸穴形状に形成される。反対係合部61は、孔42の中央部(第二回動軸が上面41を通過する地点)を中心として正対係合部60と点対称となる位置に設けられる。
連結部材4を柱部材2に対して初期の位置から180°回動させたとき、正対係合部60の位置は反対係合部61の初期の位置と一致し、反対係合部61の位置は正対係合部60の初期の位置と一致する。
なお、本実施形態の正対係合部60および反対係合部61は、丸穴形状に形成されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、例えば、正対係合部および反対係合部を三角錐を逆さにした形状の穴として形成するものとしても良いし、四角形状の穴として形成しても良い。
係合部62は、本発明に係るディスプレイ固定部材側係合部の実施の一形態である。
図4および図6に示すように、係合部62は、箱部33の底面部35に形成される。本実施形態の係合部62は、箱部33の鍔部37が設けられる側と孔39を挟んで反対側となる位置に形成される。係合部62は、略四角形状の孔として形成される。係合部62の平面視における大きさは、正対係合部60および反対係合部61の平面視における大きさと略同じである。
なお、本実施形態の係合部62は略四角形状の孔として形成されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、例えば係合部を円形状の孔として形成しても良い。
第二ストッパ63は、本発明に係る第二ストッパの実施の一形態である。
図4に示すように、第二ストッパ63は、長辺63aと短辺63bからなる略L字形状の部材である。
本実施形態の第二ストッパ63は、金属製の四角柱形状の棒を直角に折り曲げて成形される。
長辺63aの先端部の、軸線方向に垂直な方向における輪郭は、平面視における係合部62の輪郭により完全に取り囲むことが可能な寸法となっている。すなわち、第二ストッパ63の長辺63aの先端部(下端部)は、係合部62に貫装可能となっている。
係止部64は、第二ストッパ63を所定の位置に係止するものである。図4および図6に示すように、係止部64は、箱部33の主面部34に形成される。係止部64は、上下方向に長い長方形状の孔として形成される。
短辺63bの先端部の、軸線方向に垂直な方向における寸法は、係止部64の正面視における輪郭により完全に取り囲むことが可能な寸法となっている。すなわち、第二ストッパの短辺63b(後端部)は、箱部33の主面部34の係止部64に貫装可能となっている。
連結部材4の切込み50の下端面から係止部64の下面40までの距離は、長辺63aの長さよりも短くなるように設計される。底面部35(箱部33)の上面から係止部64の上面までの距離は、長辺63aの長さよりも長くなるように設計される。
このように構成することで、第二ストッパ63では、以下の動作が可能となる。
すなわち、長辺63aを係合部62に貫装し、かつ長辺63aを正対係合部60もしくは反対係合部61に係合し、かつ短辺63bを係止部64に貫装している状態の第二ストッパ63を、手動で係止部64に沿って上方に持ち上げることにより、短辺63bが係止部64に貫装されている状態を保持しつつ、長辺63aの先端部(下端部)をディスプレイ固定部材3(箱部33)の底面部35の下端面よりも上方に移動させることが可能である。
ディスプレイ固定部材3および連結部材4の初期の位置においては、図4に示すように、第二ストッパ63が係止部64に沿って下方に移動した状態であり、短辺63bは主面部34の係止部64に貫装され、第二ストッパ63の長辺63aは係合部62に上方から貫装され、長辺63aの先端部(下端部)が正対係合部60に係合される。
この状態では、第二ストッパ63により連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の回動が制止され、連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の位置(回動角度)が第二ストッパ63により初期の位置(回動角度)に保持される(図6(a)参照)。
一方、前記の状態から第二ストッパ63を手動で係止部64に沿って上方に移動させる(短辺63bを指に引っかけて上方に持ち上げる)と、長辺63aの先端部(下端部)が正対係合部60に係合された状態が解除される。
次に、ディスプレイ固定部材3を連結部材4に対して初期の位置から上面41と垂直な方向から視て180°回動させると、図7に示すように、ディスプレイ固定部材3の係合部62と、連結部材4の反対係合部61とが重なり合う。
続いて、第二ストッパ63を手動により係止部64に沿って下方に移動させて、第二ストッパ63の長辺63aを係合部62に上方から貫装するとともに、長辺63aの先端部(下端部)を反対係合部61に係合することで、連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の回動が制止され、連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の位置(回動角度)が第二ストッパ63により初期の位置から180°回動された位置(回動角度)に保持される(図6(b)参照)。
なお、本実施形態の第二ストッパ63は、短辺63bを係止部64に貫装することで、ディスプレイ固定部材3の係合部62と、連結部材側係合部(正対係合部60または反対係合部61)とに貫装した状態を保持できるものとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、第二ストッパは、ディスプレイ固定部材の係合部と、連結部材側係合部(正対係合部または反対係合部)とに貫装した状態を保持できるとともに、この状態を手動で簡単に解除できるものであれば良い。
したがって、例えば第二ストッパを、頭部と軸部とを有するピン状に形成し、頭部を上側に向けて、ディスプレイ固定部材の係合部と、連結部材の係合部(正対係合部または反対係合部)とに貫装するように構成しても良い。
また、第二ストッパがディスプレイ固定部材の係合部と、連結部材の係合部(正対係合部または反対係合部)とから脱落し難くするために、第二ストッパを付勢する付勢手段を設けることも可能である。具体例としては、例えば、第二ストッパの短辺と、箱部の底面部の上面とをバネで繋いで、第二ストッパを下方に常時付勢する構成等が挙げられる。
このように、ディスプレイ支持装置100では、係合部62と正対係合部60とが重なり合うときの回動位置(図4および図6(a)参照)と、係合部62と反対係合部61とが重なり合うときの回動位置(図6(b)および図7参照)との2つの回動位置に限って、選択的に、ディスプレイ固定部材3の連結部材4に対する回動を制止することが可能となっている。
なお、本実施形態においては、正対係合部60を上面41の後端中央部に形成し、反対係合部61を上端面41の前端中央部に形成するものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、連結部材を柱部材に対して初期の位置から180°回動させたときに、正対係合部の位置が反対係合部の初期の位置と一致し、反対係合部の位置が正対係合部の初期の位置と一致するような構成であればよく、例えば、正対係合部を連結部材の上面の左端中央部に形成し、反対係合部を連結部材の上面の右端中央部に形成しても良い。
ここで、ディスプレイ固定部材3の係合部62と、連結部材4の正対係合部60とが重なり合うときの回動位置では、図4に示すように、取付ステー30が前側に配置され、取付ステー30に取り付けた(ディスプレイ固定部材3に固定した)ディスプレイ装置10の画像表示面が前方(正面)を向く(正対する)こととなる。本実施形態においては、連結部材4の上面41が下面40に対して傾いていることによって生じる第二回動軸の垂直方向(第一回動軸)に対する傾きが、ディスプレイ固定部材3(箱部33)の底面部35の主面部34に対する傾きによって相殺されて、ディスプレイ支持装置100に取り付けたディスプレイ装置10の画像表示面が真正面を向くこととなる。
以下、ディスプレイ装置10の画像表示面がディスプレイ支持装置100の前方を向いた姿勢を、本実施形態におけるディスプレイ支持装置100の「正対姿勢」というものとする。
一方、ディスプレイ固定部材3の係合部62と、連結部材4の反対係合部61とが重なり合うときの回動位置では、図7に示すように、取付ステー30が後側に配置され、取付ステー30に取り付けた(ディスプレイ固定部材3に固定した)ディスプレイ装置10の画像表示面が前方を向いていたときよりも後方かつ上方を向く(反対する)ことととなる。
この状態のとき、ディスプレイ装置10の画像表示面の傾斜角度は、正対姿勢における画像表示面の水平面(水平方向)に対する傾斜角度よりも大きくなる。以下、ディスプレイ装置10の画像表示面がディスプレイ支持装置100の前方を向いていたとき(正対姿勢)よりも後方かつ上方を向いた姿勢を、本実施形態におけるディスプレイ支持装置100の「反対姿勢」というものとする。
なお、本実施形態においては、ディスプレイ支持装置100が正対姿勢をとるとき、このディスプレイ支持装置100に取り付けたディスプレイ装置10の画像表示面は真正面を向くものとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、反対姿勢における画像表示面の水平面に対する傾斜角度(チルト角度)が、正対姿勢における画像表示面の水平面に対する傾斜角度(チルト角度)よりも大きくなるものであれば良く、正対姿勢における画像表示面の向きである「前方」は水平面に平行な方向だけではなく多少(例えば5°程度)上下方向に振れた角度をも含む。例えば、取付ステーの主面部を、箱部の底面部に対して垂直に設計することにより、正対姿勢のときの画像表示面が前上方あるいは前下方を向くものとすることも可能である。
ディスプレイ支持装置100が正対姿勢にあるとき、回動規制機構5により連結部材4を柱部材2に対して所定の範囲に限って回動可能である。したがって、ディスプレイ装置10の画像表示面の水平面に対する傾動角度を略保持した状態で、画像表示面の水平方向への回動位置を適宜に調整することが可能である。
同様に、ディスプレイ支持装置100が反対姿勢にあるとき、回動規制機構5により連結部材4を柱部材2に対して所定の範囲に限って回動可能である。したがって、ディスプレイ装置10の画像表示面の水平面に対する傾動角度を略保持した状態で、画像表示面の水平方向への回動位置を適宜に調整することが可能である。
このように構成することにより、ディスプレイ支持装置100は以下のような利点を奏する。
すなわち、図4に示す如く、ディスプレイ支持装置100の姿勢が正対姿勢であるときにはディスプレイ装置10は柱部材2よりも前方に配置されるため、ディスプレイ装置10の自重に起因して柱部材2に作用する力(モーメント)は、柱部材2を前方に向かって倒そうとする方向に作用することとなる。したがって、水平方向におけるディスプレイ装置10の重心の位置がベース部材1の前側寄りとなる。
また、ディスプレイ支持装置100の姿勢が反対姿勢であるときにはディスプレイ装置10の上端部がディスプレイ装置10の下端部よりも前方かつ柱部材2よりも前方に配置されるため、ディスプレイ装置10の自重に起因して柱部材2に作用する力(モーメント)は、同じく柱部材2を前方に向かって倒そうとする方向に作用することとなる。したがって、水平方向におけるディスプレイ装置10の重心の位置がベース部材1の前側寄りとなる。
したがって、正対姿勢および反対姿勢のいずれの場合においても、ディスプレイ装置10の自重に起因して柱部材2に作用する力を支えるためにはベース部材1を柱部材2の前方に向かってある程度伸びた形状とすれば良く、柱部材2の後方に伸びた形状としなくてもディスプレイ支持装置100およびこれに支持されたディスプレイ装置10が転倒することは無いので、全体としてはベース部材1の前後方向の長さを短く設定することが可能である。
以上の如く、本実施形態に係るディスプレイ支持装置100は、
ディスプレイ装置10を姿勢変更可能に支持するディスプレイ支持装置100であって、
ベース部材1と、
ベース部材1の前後方向中央部より後方に固定される柱部材2と、
ディスプレイ装置10に固定されるディスプレイ固定部材3と、
柱部材2に第一回動軸を中心として回動可能に連結されるとともに、ディスプレイ固定部材3に第二回動軸を中心として回動可能に連結される連結部材4と、を備え、
前記第二回動軸は、前記第一回動軸に対して前方に傾いているものである。
このように構成することにより、ディスプレイ装置10を取り付けたディスプレイ支持装置100の姿勢を変更しても、ディスプレイ装置10の自重に起因して柱部材2に作用する力(モーメント)は、柱部材2を前方に向かって倒そうとする方向に作用するので、ベース部材1は柱部材2の後方に長く伸びた形状とせずとも転倒を防止することが可能であり、ディスプレイ支持装置100の水平方向の寸法(特に、前後方向の寸法)をコンパクトに設計することが可能となる。
また、本実施形態に係るディスプレイ支持装置100は、
柱部材2に対する連結部材4の回動を所定範囲内で許容しつつそれ以上の回動は規制する回動規制機構5を備えるものである。
このように構成することにより、ディスプレイ支持装置100に取り付けたディスプレイ装置10の水平方向(左右方向)への回動を、所定範囲内で許容しつつ、それ以上の回動は規制することが可能となる。
また、本実施形態に係るディスプレイ支持装置100は、
ディスプレイ固定部材3に固定したディスプレイ装置10の画像表示面が前方を向く正対位置または前記ディスプレイ固定部材3に固定したディスプレイ装置10の画像表示面が後方かつ前記正対位置よりも上方を向く反対位置のいずれかの位置で連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の回動を制止可能とする回動制止機構6を備えるものである。
このように構成することにより、ディスプレイ装置10を取り付けたディスプレイ支持装置100の姿勢を、ディスプレイ装置10の画像表示面が前方を向く正対姿勢と、ディスプレイ装置10の画像表示面が後方かつ正対姿勢のときよりも上方を向く反対姿勢とに制止可能となる。したがって、ディスプレイ装置10の画像表示面の水平面に対する傾倒角度(チルト角度)を2つの姿勢に選択的に変更することが可能となる。
また、本実施形態に係るディスプレイ支持装置100は、
回動規制機構5は、
柱部材2または連結部材4の一方に形成される切込み50と、
柱部材2または連結部材4の他方から突出され、切り込み50と係合可能な第一ストッパ51と、
を有するものである。
このように構成することにより、ディスプレイ支持装置100に取り付けたディスプレイ装置10を、第一回動軸を中心として手動で回動させることにより、ディスプレイ装置10の水平方向(左右方向)の回動位置を簡単に調整することが可能となる。また、このような回動規制機構5を簡単な構成で実現することが可能となる。
また、本実施形態に係るディスプレイ支持装置100は、
回動制止機構6は、
連結部材4に形成される複数の連結部材側係合部である正対係合部60ならびに反対係合部61と、
ディスプレイ固定部材3に形成されて正対係合部60ならびに反対側係合部61と連通可能な係合部62と、
正対係合部60ならびに反対係合部61、および係合部62に係合可能な第二ストッパ63と、
を有するものである。
このように構成することにより、第二ストッパ63を係止部64に沿って上下方向に移動するだけの簡単な操作で、ディスプレイ装置10を取り付けたディスプレイ支持装置100の姿勢を、画像表示面が前方を向く正対姿勢と、画像表示面が後方かつ正対姿勢のときよりも上方を向く反対姿勢とに制止可能となる。
さらに、本実施形態に係るディスプレイ支持装置100は、
柱部材2の上面部24の上面は第一回動軸に垂直な面である柱部材側第一回動面を成し、
連結部材4の下面40は柱部材側第一回動面に回動可能に当接する連結部材側第一回動面を成し、
連結部材4の上面41は第二回動軸に垂直な面である連結部材側第二回動面を成し、
ディスプレイ固定部材3の底面部35の下面は連結部材側第二回動面に回動可能に当接するディスプレイ固定部材側第二回動面を成し、
一端部が柱部材2またはディスプレイ固定部材3の一方に係止されるとともに柱部材側第一回動面、連結部材側第一回動面、連結部材側第二回動面およびディスプレイ固定部材側第二回動面を貫通し、連結部材側第一回動面が柱部材側第一回動面に当接した状態で連結部材4を柱部材2に対して回動可能に軸支するとともに、ディスプレイ固定部材側第二回動面が連結部材側第二回動面に当接した状態でディスプレイ固定部材3を連結部材4に対して回動可能に軸支する軸部材7と、
軸部材7の他端部に固定され、柱部材2またはディスプレイ固定部材3の他方に弾性的に係止される弾性係止部材76と、
を備えるものである。
このように構成することにより、柱部材2に対する連結部材4の回動軸である第一回動軸と、連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の回動軸である第二回動軸とを、個別に設ける必要がなくなる。したがって、ディスプレイ支持装置100の部品点数を削減することが可能となる。
以下では、本発明に係るディスプレイ支持装置の第二実施形態であるディスプレイ支持装置200について、図8および図9を参照して説明する。
ディスプレイ支持装置200は、(1)第一ストッパ51を備えていない点、(2)連結部材4に代えて柱部材2に切込み80・81が形成されている点、(3)連結部材側係合部が孔として形成されている点、および(4)第二ストッパ63に代えて第二ストッパ83を備えている点で、第一実施形態に係るディスプレイ支持装置100と主として相違する。
なお、以下の説明においては、第一実施形態に係るディスプレイ支持装置100と略同一の構成の部材については、同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
切込み80・81は、本発明に係る切込みの実施の一形態である。
図8に示すように、切込み80・81は、柱部材2における連結部材4との合わせ面(柱部材2の上面部24)に形成される。本実施形態においては、切込み80は柱部材2の前端部に形成され、切込み81は柱部材2の後端部に形成される。切込み80・81は、柱部材2の孔26の中央部(第一回動軸の軸線が上面部24を通過する地点)を中心として上面部24の周縁部を通過する円を描いたときの円弧に沿って、上面部24の前端中央部および後端中央部を切り欠いたものである。本実施形態においては、略65°の円弧に亘って切込み80・81が形成される。切込み80・81の下面側は、閉塞されている。
正対係合部90および反対係合部91は、本発明に係る連結部材側係合部の実施の一形態である。
図8に示すように、正対係合部90および反対係合部91は、連結部材4に形成される。本実施形態においては、正対係合部90は連結部材4の後端中央部に形成され、反対係合部91は連結部材4の前端中央部に形成される。
正対係合部90および反対係合部91は、連結部材4の上面41から下面40に貫通するように、円形状の孔として形成される。反対係合部91は、孔42の中央部(第二回動軸が上面41を通過する地点)を中心として正対係合部90と点対称となる位置に設けられる。
連結部材4を柱部材2に対して初期の位置から180°回動させたとき、正対係合部90の位置は反対係合部91の初期の位置と一致し、反対係合部91の位置は正対係合部90の初期の位置と一致する。
なお、本実施形態の正対係合部90および反対係合部91は、円形状の孔として形成されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、例えば四角形状の孔として形成しても良く、連結部材の上面から下面に貫通するように設けるものであれば良い。
第二ストッパ83は、本発明に係る第二ストッパの実施の一形態である。
図8に示すように、第二ストッパ83は、長辺83aと短辺83bからなる略L字形状の部材である。
本実施形態の第二ストッパ83は、金属製の四角柱形状の棒を直角に折り曲げて成形される。
長辺83aの先端部の、軸線方向に垂直な方向における輪郭は、平面視における係合部62の輪郭、正対係合部90の輪郭、および反対係合部91の輪郭により完全に取り囲むことが可能な寸法となっている。すなわち、第二ストッパ83の長辺83aの先端部(下端部)は、係合部62、正対係合部90、および反対係合部91に貫装可能となっている。
係止部84は、図8に示すように、第一実施形態の係止部64と同様に、箱部33の主面部34に形成される。係止部84は、係止部64よりも上下方向に長い長方形状の孔として形成される。
第二ストッパ83の短辺83bは、箱部33の主面部34の係止部84に貫装可能となっている。
柱部材2(上面部24)の切込み80・81の下端面から係止部84の下面までの距離は、長辺83aの寸法よりも短くなるように設計される。底面部35(箱部33)の下面から係止部84の上面までの距離は、長辺83aの寸法よりも長くなるように設計される。
このように構成することで、第二ストッパ83では、以下の動作が可能となる。
すなわち、長辺83aを係合部62に貫装し、かつ長辺83aを正対係合部90もしくは反対係合部91に貫装し、かつ長辺83aを切込み80もしくは切込み81に収容し(到達させ)、かつ短辺83bを係止部84に貫装している状態の第二ストッパ83を、手動で係止部84に沿って上方に持ち上げることにより、短辺83bが係止部84に貫装されている状態を保持しつつ、長辺83aの先端部(下端部)を底面部35の下面よりも上方に移動させることが可能である。
ディスプレイ固定部材3および連結部材4の初期の位置においては、図8に示すように、
第二ストッパ83が係止部84に沿って下方に移動した状態であり、短辺83bは主面部34の係止部84に貫装され、第二ストッパ83の長辺83aは係合部62に上方から貫装されるとともに正対係合部90に貫装され、長辺83aの先端部(下端部)が後端部側の切込み81に収容される(到達する)。
この状態では、第二ストッパ83により連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の回動が制止され、連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の位置(回動角度)が第二ストッパ83により初期の位置(回動角度)に保持される。
一方、前記の状態から第二ストッパ83を手動で係止部84に沿って上方に移動させる(短辺83bを指に引っかけて上方に持ち上げる)と、長辺83aの先端部(下端部)が正対係合部90に係合された状態が解除される。
次に、ディスプレイ固定部材3を連結部材4に対して初期の位置から上面41と垂直な方向から視て180°回動させると、図9に示すように、ディスプレイ固定部材3の係合部62と、連結部材4の反対係合部91と、柱部材2の前端部側の切込み80とが重なり合う。
続いて、第二ストッパ83を手動で係止部84に沿って下方に移動させて、第二ストッパ83の長辺83aを係合部62に上方から貫装するとともに、反対係合部91に貫装し、さらに長辺83aの先端部(下端部)を前端部側の切込み80に収容する(到達させる)ことで、連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の回動が制止され、連結部材4に対するディスプレイ固定部材3の位置(回動角度)が第二ストッパ83により初期の位置から180°回動された位置(回動角度)に保持される。
ディスプレイ支持装置200では、回動制止機構6に備えられる第二ストッパ83が、回動規制機構5における第一ストッパ51を兼ねる。
すなわち、ディスプレイ支持装置200が正対姿勢にあるときに、連結部材4を柱部材2に対して平面視で時計周りに回動させると、所定量回動させたところで第二ストッパ83と後端部側の切込み81の左側面とが当接する。これにより、それ以上(所定量以上)の連結部材4の柱部材2に対する平面視で時計回りへの回動は規制される。
一方、ディスプレイ支持装置200が正対姿勢にあるときに、連結部材4を柱部材2に対して平面視で反時計回りに回動させると、所定量回動させたところで第二ストッパ83と後端部側の切込み81の右側面とが当接する。これにより、それ以上(所定量以上)の連結部材4の柱部材2に対する平面視で反時計周りへの回動は規制される。
また、ディスプレイ支持装置200が反対姿勢にあるときに、連結部材4を柱部材2に対して平面視で時計周りに回動させると、所定量回動させたところで第二ストッパ83と前端部側の切込み80の右側面とが当接する。これにより、それ以上(所定量以上)の連結部材4の柱部材2に対する平面視で時計回りへの回動は規制される。
一方、ディスプレイ支持装置200が反対姿勢にあるときに、連結部材4を柱部材2に対して平面視で反時計回りに回動させると、所定量回動させたところで第二ストッパ83と前端部側の切込み80の左側面とが当接する。これにより、それ以上(所定量以上)の連結部材4の柱部材2に対する平面視で反時計回りへの回動は規制される。
以上の如く、本実施形態に係るディスプレイ支持装置200は、
第二ストッパ83は、第一ストッパ51を兼ねるものである。
このように構成することにより、ディスプレイ支持装置200の回動制止機構6に備えられる第二ストッパ83が、回動規制機構5における第一ストッパ51を兼ねることとなる。したがって、第一ストッパ51が不要となる。
1 ベース部材
2 柱部材
3 ディスプレイ固定部材
4 連結部材
5 回動規制機構
6 回動制止機構
7 軸部材
10 ディスプレイ装置
24 上面部(柱部材側第一回動面)
35 底面部(ディスプレイ固定部材側第二回動面)
40 下面(連結部材側第一回動面)
41 上面(連結部材側第二回動面)
50 切込み
51 第一ストッパ
60 正対係合部(連結部材側係合部)
61 反対係合部(連結部材側係合部)
62 係合部(ディスプレイ固定部材側係合部)
63 第二ストッパ
76 弾性係止部材
100 ディスプレイ支持装置

Claims (7)

  1. ディスプレイ装置を姿勢変更可能に支持するディスプレイ支持装置であって、
    ベース部材と、
    前記ベース部材の前後方向中央部より後方に固定される柱部材と、
    前記ディスプレイ装置に固定されるディスプレイ固定部材と、
    前記柱部材に第一回動軸を中心として回動可能に連結されるとともに、前記ディスプレイ固定部材に第二回動軸を中心として回動可能に連結される連結部材と、を備え、
    前記第二回動軸は、前記第一回動軸に対して前方に傾いている、ディスプレイ支持装置。
  2. 前記柱部材に対する前記連結部材の回動を所定範囲内で許容しつつそれ以上の回動は規制する回動規制機構を備える、請求項1に記載のディスプレイ支持装置。
  3. 前記ディスプレイ固定部材に固定したディスプレイ装置の画像表示面が前方を向く正対位置または前記ディスプレイ固定部材に固定したディスプレイ装置の画像表示面が後方かつ前記正対位置よりも上方を向く反対位置のいずれかの位置で前記連結部材に対する前記ディスプレイ固定部材の回動を制止可能とする回動制止機構を備える、請求項1または請求項2に記載のディスプレイ支持装置。
  4. 前記回動規制機構は、
    前記柱部材または前記連結部材の一方に形成される切込みと、
    前記柱部材または前記連結部材の他方から突出され、前記切り込みと係合可能な第一ストッパと、
    を有する、請求項2に記載のディスプレイ支持装置。
  5. 前記回動制止機構は、
    前記連結部材に形成される複数の連結部材側係合部と、
    前記ディスプレイ固定部材に形成されて前記連結部材側係合部と連通可能なディスプレイ固定部材側係合部と、
    前記連結部材側係合部およびディスプレイ固定部材側係合部に係合可能な第二ストッパと、
    を有する、請求項3に記載のディスプレイ支持装置。
  6. 前記第二ストッパは、前記第一ストッパを兼ねる、請求項5に記載のディスプレイ支持装置。
  7. 前記柱部材の上面は前記第一回動軸に垂直な面である柱部材側第一回動面を成し、
    前記連結部材の下面は前記柱部材側第一回動面に回動可能に当接する連結部材側第一回動面を成し、
    前記連結部材の上面は前記第二回動軸に垂直な面である連結部材側第二回動面を成し、
    前記ディスプレイ固定部材の下面は前記連結部材側第二回動面に回動可能に当接するディスプレイ固定部材側第二回動面を成し、
    一端部が前記柱部材または前記ディスプレイ固定部材の一方に係止されるとともに前記柱部材側第一回動面、前記連結部材側第一回動面、前記連結部材側第二回動面および前記ディスプレイ固定部材側第二回動面を貫通し、前記連結部材側第一回動面が前記柱部材側第一回動面に当接した状態で前記連結部材を前記柱部材に対して回動可能に軸支するとともに、前記ディスプレイ固定部材側第二回動面が前記連結部材側第二回動面に当接した状態で前記ディスプレイ固定部材を前記連結部材に対して回動可能に軸支する軸部材と、
    前記軸部材の他端部に固定され、前記柱部材または前記ディスプレイ固定部材の他方に弾性的に係止される弾性係止部材と、
    を備える、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のディスプレイ支持装置。
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